JP2015025878A - 画像投影装置および画像投影装置の制御方法 - Google Patents

画像投影装置および画像投影装置の制御方法 Download PDF

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Hideo Kanai
秀雄 金井
藤岡 哲弥
Tetsuya Fujioka
哲弥 藤岡
正道 山田
Masamichi Yamada
正道 山田
聡 土屋
Satoshi Tsuchiya
聡 土屋
直行 石川
Naoyuki Ishikawa
直行 石川
晃尚 三川
Akinao Mikawa
晃尚 三川
御沓 泰成
Yasunari Mikutsu
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Abstract

【課題】筐体内を巡回する空気を光源に送入するための送風器の送風能力の低下を監視すること。【解決手段】本発明にかかる画像投影装置は、筐体内部を巡回する空気を光源に送入する遠心力ファンと、遠心力ファンの噴出口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱器と、発熱器に隣接して設けられた温度センサーと、温度センサーの温度測定値に基づいて、遠心力ファンから送入される空気の流速低下を監視する制御部とを備えることを特徴とする。【選択図】図12

Description

本発明は、画像投影装置および画像投影装置の制御方法に関する。
パソコンやビデオカメラ等からの画像データを基に光源から射出される光線を変調し、変調された光線をスクリーン等に投射して画像表示をする画像投影装置が知られている。
画像投影装置の光源としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどが用いられており、これらの光源は、最高1000℃前後の高温になる。よって、画像投影装置では、ブロワやファンなどの送風手段により外部から空気を取り込み、画像投影装置内に空気を巡回させて画像投影装置内を冷却している。また、画像投影装置の構成の中でも、光源は特に高温になるので、筐体内を巡回中の空気を光源に送入するための遠心力ファンを別途備えることがある。
ところで、遠心力ファンは、空気を送り出す羽の枚数が軸流ファンと比較して多く、羽の間隔が狭いことにより流路も狭い。したがって、遠心力ファンは、埃塵が付着しやすく、送風能力が低下しやすい。
しかしながら、筐体内を巡回中の空気を光源に送入するための遠心力ファンは、従来の方法では送風能力の低下を検出することができなかった。遠心力ファンの回転が停止するなどの極端に冷却能力が落ちた場合や、温度プロテクターが動作するような安全性が確保できない場合などに対する異常検知方法はあったが、そのような異常検知方法では遠心力ファンの送風能力が低下する段階での検知をすることはできない。
また、画像投影装置の内部と外部との温度差を測定して、防塵フィルターの目詰まりを検出する方法などが知られているが(特許文献1参照)、画像投影装置の内部と外部との温度差を測定しても、問題の発生場所が筐体内の遠心力ファンであることを特定することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、筐体内を巡回中の空気を光源に送入するための送風器の送風能力の低下を監視することができる画像投影装置および画像投影装置の制御方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像投影装置は、筐体内部を巡回する空気を光源に送入する送風手段と、前記送風手段の噴出口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱手段と、前記発熱手段に隣接して設けられた温度検出手段と、前記発熱手段への電力の供給を切換える切換手段と、前記切換手段を切換えると共に前記温度検出手段の測定値を取得して、前記送風手段から送入される空気の流速低下を監視する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、筐体内を巡回中の空気を光源に送入するための送風器の送風能力の低下を監視することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかるプロジェクタを示す斜視図である。 図2は、プロジェクタから上部カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図3は、プロジェクタから上部カバーを取り外した状態の分解斜視図である。 図4は、光学エンジンユニットを後方から示した斜視図である。 図5は、流入側視点の光源ユニットを示す側面図である。 図6は、排出側視点の光源ユニットを示す側面図である。 図7は、光学エンジンユニットおよび光源ユニットの内部構成を示す断面図である。 図8は、プロジェクタの筐体内部の気流の流れを説明するプロジェクタの断面図である。 図9は、光源ユニットの近傍におけるの気流の流れを説明するプロジェクタの断面図である。 図10は、温度検出装置の表面の構成を示す斜視図である。 図11は、温度検出装置の裏面の構成を示す斜視図である。 図12は、プロジェクタの保護動作を行う主回路ユニットのブロック図である。
〔画像投影装置〕
以下、本発明が適用される画像投影装置としてのプロジェクタの実施形態について説明する。プロジェクタとは、パソコンまたはビデオカメラなどから入力される画像データまたは映像データを基に、画像または映像(以下、単に画像等という)を投影面に投影する装置である。プロジェクタの種類には、液晶パネルを用いたプロジェクタやDMD(Digital Micro−mirror Device)を用いたプロジェクタがある。
液晶を用いたプロジェクタは、近年、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、および低価格化などが進んでいる。一方、DMDを用いたプロジェクタは、小型かつ計量であり、オフィスや学校のみならず家庭においても広く利用されるようになっている。以下で説明するプロジェクタは、DMDを用いたフロントタイプのプロジェクタであるが、本実施形態に適用し得るプロジェクタの種類は、これに限らず、液晶パネルを用いたプロジェクタなどにおいても適切に適用可能である。
図1は、本実施形態にかかるプロジェクタ100を示す斜視図である。図2は、プロジェクタ100から上部カバー101を取り外した状態を示す斜視図である。図3は、プロジェクタ100から上部カバー101を取り外した状態の分解斜視図である。図1から図3に示されるように、プロジェクタ100は、光学エンジンユニット20、光源ユニット30、スピーカユニット40、吸気口50、投影レンズ60、および排気口70を備えている。
光学エンジンユニット20は、投影レンズ60を介して画像等を投影面に投影するための主構成要素である。投影レンズ60は、最終的に投影面に投影される画像等の拡大倍率を変更することができる。光源ユニット30は、光学エンジンユニット20に照明光を導入するためのユニットである。スピーカユニット40は、特に映像を投影面に投影する場合などに、音声を画像等に合わせて出力するためのものである。
吸気口50は、プロジェクタ100の筐体内部を空冷するための外部空気を取り込むためのものである。排気口70は、プロジェクタ100の筐体内部で発生する発熱を、プロジェクタ100の筐体内部を巡回させた外部空気と共に排気するためのものである。吸気口50から取り込まれた外部空気は、光学エンジンユニット20および光源ユニット30等の発熱部を巡回し、最終的に排気口70へ至る。
図3に示されるように、光学エンジンユニット20および光源ユニット30等のプロジェクタ100の構成要素は、ベース筐体102の上面(すなわち、ベース筐体102と上部カバー101との間)に固定されている。一方、プロジェクタ100の主回路ユニットを備える主基板103は、ベース筐体102の下面に固定されている。主基板103は、RGB端子、ビデオ端子、音声端子、USB、RS232C等、外部機器と接続する際に使用する外部端子を備えている。
図4は、光学エンジンユニット20を後方から示した斜視図である。図4に示されるように、光学エンジンユニット20は、ヒートシンク21を備える。ヒートシンク21は、後に詳述する光学エンジンユニット20の内部に設けられたDMDから発する発熱を冷却するためのものである。ヒートシンク21は、DMD基板22の裏面に固定されており、DMD基板22の表面には、DMDが設けられている。DMDとヒートシンク21との間は、熱伝導部材を介して当接するよう構成されており、DMDから発する発熱を効率良くヒートシンク21へ熱伝導する。
図5は、流入側視点の光源ユニット30を示す側面図であり、図6は、排出側視点の光源ユニット30を示す側面図である。図5および図6に示されるように、光源ユニット30は、光源31に空冷用外部空気の気流を規制する光源用カバー32を被せた構成となっている。
図5および図6に示されるように、光源用カバー32の流入側の側面には、光源用吸気口33が設けられ、光源用カバー32の排出側の側面には、光源用排出口34が設けられている。後に詳述するように、光源用吸気口33には、送風器(図8に図示される遠心力ファン52)が設けられる。光源用吸気口33から送入された外部空気は、光源ユニット30内の発光管を空冷し、光源用排出口34から排出される。
図7は、光学エンジンユニット20および光源ユニット30の内部構成を示す断面図である。
図7に示されるように、光源ユニット30の内部には、発光管35が設けられている。発光管35は、光源31における発光部であり、発光管35から放射された照明光は、光学エンジンユニット20へ導入される。
図7に示されるように、光学エンジンユニット20は、カラーホイール61、ライトトンネル62、リレーレンズ63、シリンダミラー64、および凹面ミラー65を内部に備える。光源ユニット30から入射された照明光の光路は、カラーホイール61、ライトトンネル62、リレーレンズ63、シリンダミラー64、および凹面ミラー65を順次経由し、DMD66へ到達する。
カラーホイール61は、モータ軸に固定された円盤形状のフィルターホイールである。カラーホイール61には、回転方向にR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)など、照明光を色分解するためのフィルターが設けられており、カラーホイール61が回転することにより、カラーホイール61を透過する照明光をR、G,Bの光に時分割する。
カラーホイール61により色分解された光は、ライトトンネル62へ入射する。ライトトンネル62は、その内周面が鏡面となっている。したがって、ライトトンネル62に入射した光は、ライトトンネル62の内周面で複数回反射しながら、均質化されてリレーレンズ63へ射出される。
ライトトンネル62を抜けた光は、2枚のリレーレンズ63を透過し、シリンダミラー64および凹面ミラー65により反射され、DMD66の画像生成面上に集光される。
DMD66は、先述したように、DMD基板22の表面に設けられている。DMD66は、画像生成面上の各マイクロミラー素子を傾斜することにより、照射された照明光を投影レンズ60への光路とOFF光板への光路とに切換えて反射する。なお、OFF光板は、画像投影に使用しない光線を終端させるための無反射部材により構成されている。
DMD66の画像生成面上のマイクロミラー素子は、格子状に配列されおり、1つのマイクロミラー素子が、投影画像における1つの画素に対応している。したがって、マイクロミラー素子の各々を制御することにより、DMD66は、照射された照明光を投影画像の情報を含んだ投影光へ変調することができる。
〔空冷方式〕
次に、図8および図9を参照しながらプロジェクタ100の空冷方式について説明する。
図8は、プロジェクタ100の筐体内部の気流の流れを説明するプロジェクタ100の断面図である。図8に示されるように、プロジェクタ100に設けられた吸気口50の内側近傍には、吸引ファン51が設けられている。
吸引ファン51により吸気口50からプロジェクタ100内へ取り込まれた気流F1は、DMD66を冷却するためのヒートシンク21を空冷し、その後、第1排気ファン71により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気される。
また、吸引ファン51により吸気口50からプロジェクタ100内へ取り込まれた気流F2は、光源ユニット30の光源用吸気口33に接続されている遠心力ファン52により、光源ユニット30内に送入される。
遠心力ファン52により光源ユニット30内に送入された気流F2は、光源ユニット30内の発光管35を空冷し、光源用排出口34から排出される。その後、気流F2は、気流F3と気流F4とに分かれ、気流F3は、第1排気ファン71により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気され、気流F4は、第2排気ファン72により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気される。
プロジェクタ100のうち発光管35は、最も温度が高くなっている部位であり、発光管35を空冷した気流の温度は200〜250度の高温になっている。したがって、高温な気流が一方の第1排気ファン71または第2排気ファン72に集中すると、熱による第1排気ファン71および第2排気ファン72の損傷の原因となってしまう。そのため、第1排気ファン71と第2排気ファン72とへ気流F2を分散させている。
さらに、吸引ファン51により吸気口50からプロジェクタ100内へ取り込まれた気流F5は、電源回路41および光源ユニット30を外側から空冷し、その後、第2排気ファン72により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気される。
図9は、光源ユニット30の近傍におけるの気流の流れを説明するプロジェクタ100の断面図である。図9に示されるように、遠心力ファン52により、光源用吸気口33から光源31内へ送入された気流F6,F7は、発光管35を空冷し、光源用排出口34から排出される。光源用排出口34の近傍は、導風路が二手に分かれており、光源用排出口34から排出された気流F6,F7は、気流F3と気流F4とに分かれる。その後、先述のように、気流F3は、第1排気ファン71により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気され、気流F4は、第2排気ファン72により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気される。
一方、図9に示されるように、遠心力ファン52により、制風ダスト53を通じて光源ユニット30へ送入された気流F8は、光源31を外側から空冷し、その後、第2排気ファン72により、排気口70を通じてプロジェクタ100外へ排気される。制風ダスト53の途中には、温度検出装置54が設けられ、遠心力ファン52により送入された外部空気により空冷される配置となっている。温度検出装置54の設置位置は、図9に示された位置に限らない。遠心力ファン52の噴出口の近傍であり、送入される外部空気が適切に当たる位置であれば本実施形態を適切に実施することができる。
〔温度検出装置〕
次に、図10および図11を参照しながら、温度検出装置54の構成例の説明を行う。図10は、温度検出装置54の表面の構成を示す斜視図であり、図11は、温度検出装置54の裏面の構成を示す斜視図である。
図10および図11に示されるように、温度検出装置54は、基板の表面に温度センサー54aを備え、同一基板の裏面に発熱器54bを備える。発熱器54bは、コネクタ54cを介して供給される電力により加熱される発熱部材を内部に備える。発熱器54bにより発熱された熱は、基板を介して温度センサー54aへ熱伝導される。温度センサー54aは、発熱器54bにより発熱された熱を、熱伝導を介して計測する。
なお、温度センサー64aと発熱器64bとの配置は、発熱器64bにより発熱された熱を、温度センサー64aが熱伝導を介して計測するように隣接して設けられていればよい。温度センサー64aと発熱器64bとの間は、適切な熱伝導物質が設けられ、この熱伝導物質が空冷されるように構成されていれば本実施形態を適切に実施することが可能である。
先述のように、温度検出装置54は、遠心力ファン52の噴出し近傍に配置され、遠心力ファン52から送入された外部空気により空冷される。温度センサー54aは、熱伝導を経た後の熱を計測するので、温度検出装置54が適切に冷却されている状態では、温度センサー54aの測定値は所定の低い値に保たれる。一方、遠心力ファン52の目詰まり等が発生し、温度検出装置54が適切に冷却されていない状態では、温度センサー54aの測定値は異常値を示すことになる。
図12は、プロジェクタ100の保護動作を行う主回路ユニット80のブロック図である。図12に示されるように、主回路ユニット80は、温度検出装置54の出力に基づいて、遠心力ファン52から送入される空気の流速低下を監視し、プロジェクタ100の保護動作を行う。
温度検出装置54の発熱器54bは、主回路ユニット80の制御部82の制御により開閉される切換器81を介して、電源部86より電力が供給される。すなわち、主回路ユニット80は、発熱器54bが発熱している状況下での温度センサー54aの温度測定値、および発熱器54bが発熱していない状況下での温度センサー54aの温度測定値の両方を取得することが可能である。
発熱器54bが発熱していない状況下での温度センサー54aの温度測定値は、遠心力ファン52の目詰まりが発生しているか否かに拘らず、遠心力ファン52の外部の温度を測定した値と同等である。一方、発熱器54bが発熱している状況下での温度センサー54aの温度測定値は、遠心力ファン52のから送入される外部空気の流速に依存して変化する。遠心力ファン52の目詰まり等に起因して送風能力が低下した場合、発熱器54bの発熱が空冷されずに温度センサー54aへ熱伝導する割合が増加するので、温度センサー54aの温度測定値は増加する。
そこで、発熱器54bの発熱がある状態における温度センサー54aの温度測定値は、遠心力ファン52の外部の温度と同等なので、基準となる温度として利用することができる。つまり、発熱器54bの発熱がない状態における温度センサー54aの温度測定値を基準とし、発熱器54bの発熱がある状態における温度センサー54aの温度測定値を求めると、このこの2つの測定値の差は、遠心力ファン52の目詰まり等に起因する送風能力の低下を示す指標となっている。
主回路ユニット80の制御部82は、上記性質を用いて、フィルターの目詰まり等に起因する外部空気を取り込む能力の低下を監視する。具体的には、まず主回路ユニット80の制御部82は、切換器81を制御して発熱器54bへの電力を供給した状態で、温度センサー54aの温度測定値を取得し、この温度測定値を第1の温度測定値とする。そして、主回路ユニット80の制御部82は、切換器81を制御して発熱器54bへの電力を供給しない状態で、温度センサー54aの温度測定値を取得し、この温度測定値を第2の温度測定値とする。すると、第1の温度測定値と第2の温度測定値との差は、遠心力ファン52の送風能力の低下を示す指標となっているので、主回路ユニット80の制御部82は、第1の温度測定値と第2の温度測定値との差が所定値以上と成っている場合に、プロジェクタ100の保護動作を行う。
例えばプロジェクタ100の保護動作として、プロジェクタ100が備える画像表示機能により、遠心力ファン52の不具合が発生している旨の表示が行われる。具体的には、制御部82は、画像処理回路部83を介して、不具合の発生の表示を投影画像に含ませるように光学エンジンユニット20を制御する。
また、例えばプロジェクタ100の保護動作として、光源31の発光量が抑制される。具体的には、制御部82は、光源制御部84を介して、光源ユニット30の光源31に供給される電力量を抑制する。
また、例えばプロジェクタ100の保護動作として、冷却ファンの回転数が増加される。ここで、冷却ファンとは、遠心力ファン52以外にプロジェクタ100が備えているファンであり、例えば、吸引ファン51、第1排気ファン71、または第2排気ファン72等がある。具体的には、制御部82は、冷却ファン制御部85を介して、第1排気ファン71または第2排気ファン72等に供給される電力量を増加する。
さらに、例えばプロジェクタ100の保護動作として、プロジェクタ100が備えるインジケーターが点等または点滅される。プロジェクタ100は、上部カバーにインジケーター104が設けられており(図1参照)、制御部82は、インジケーター104を用いて、警告表示としての点等または点滅を実行する。
以上のように、本実施形態では、発熱器54bと発熱器54bに隣接して設けられた温度センサー54aとを遠心力ファン52の噴出口の近傍に設けたので、温度センサー54aの温度測定値に基づいて、遠心力ファン52の送風能力の低下を監視することができる。
100 プロジェクタ
101 上部カバー
102 ベース筐体
103 主基板
104 インジケーター
20 光学エンジンユニット
21 ヒートシンク
22 DMD基板
30 光源ユニット
31 光源
32 光源用カバー
33 光源用吸気口
34 光源用排出口
35 発光管
40 スピーカユニット
41 電源回路
50 吸気口
51 吸引ファン
52 遠心力ファン
53 制風ダスト
54 温度検出装置
54a 温度センサー
54b 発熱器
54c コネクタ
60 投影レンズ
61 カラーホイール
62 ライトトンネル
63 リレーレンズ
64 シリンダミラー
65 凹面ミラー
66 DMD
70 排気口
71 第1排気ファン
72 第2排気ファン
80 主回路ユニット
81 切換器
82 制御部
83 画像処理回路部
84 光源制御部
85 冷却ファン制御部
86 電源部
特開2012−32583号公報

Claims (8)

  1. 筐体内部を巡回する空気を光源に送入する送風手段と、
    前記送風手段の噴出口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱手段と、
    前記発熱手段に隣接して設けられた温度検出手段と、
    前記温度検出手段の温度測定値に基づいて、前記送風手段から送入される空気の流速低下を監視する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記制御手段は、前記発熱手段への電力の供給を制御することにより、前記発熱手段が発熱している状態における前記温度検出手段の温度測定値を第1の温度測定として取得し、前記発熱手段が発熱していない状態における前記温度検出手段の温度測定値を第2の温度測定値として取得し、前記第1の温度測定値と前記第2の温度測定値との差に基づいて、前記送風手段から送入される空気の流速低下を監視することを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の温度測定値と前記第2の温度測定値との差が所定の値以上となった場合に、前記画像投影装置の保護動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備える画像表示機能により、前記送風手段の不具合が発生している旨を表示する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備える光源の発光量を抑制する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  6. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備える冷却ファンの回転数を増加する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  7. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備えるインジケーターを点等または点滅する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  8. 筐体内部を巡回する空気を光源に送入する送風手段と、前記送風手段の噴出口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱手段と、前記発熱手段に隣接して設けられた温度検出手段と、を備える画像投影装置の制御方法であって、
    前記温度検出手段の温度測定値に基づいて、前記送風手段から送入される空気の流速低下を監視することを特徴とする画像投影装置の制御方法。
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