JP2015025872A - 画像投影装置および画像投影装置の制御方法 - Google Patents

画像投影装置および画像投影装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1箇所の測定点における温度測定により、外部空気を取り込む能力の低下を監視すること。
【解決手段】本発明にかかる画像投影装置は、筐体内部を冷却するための外部空気を取り込む吸気口と、吸気口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱器と、発熱器に隣接して設けられた温度センサーと、温度センサーの温度測定値に基づいて、吸気口から取り込まれる外部空気の流速低下を監視する制御部を備えることを特徴とする。
【選択図】図15

Description

本発明は、画像投影装置および画像投影装置の制御方法に関する。
パソコンやビデオカメラ等からの画像データを基に光源から射出される光線を変調し、変調された光線をスクリーン等に投射して画像表示をする画像投影装置が知られている。
画像投影装置の光源としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどが用いられており、これらの光源は、最高1000℃前後の高温になる。よって、画像投影装置では、ブロワやファンなどの送風手段により外部から空気を取り込み、光源に空気を送風して光源を冷却している。
ところで、冷却に用いる空気に埃が含まれると、画像投影装置内部の光学部品および光源の光路部に埃が付着してしまう。そして、光学部品および光源の光路部に付着した埃は、スクリーンに画像を投影するための光線を遮り、投影画像の明るさを低減させたり、画質を劣化させたりする。そこで、画像投影装置内部に空気を取り込む取り吸気口に防塵フィルターを設ける対策が一般に採られている。
しかしながら、防塵フィルターによる埃の除去を行う過程において、防塵フィルターが目詰まりを起こし、画像投影装置内部の外側から空気を取り入れることが困難な状況が発生してしまうことがある。画像投影装置における光学部品、光源、および電気回路は、筐体の外側から空気を取り入れて冷却することにより装置の信頼性および寿命を確保しているので、防塵フィルターの目詰まりが発生した状況下では、装置本来の信頼性および寿命を確保することができない。
そこで、画像投影装置の内部と外部との温度差を測定して、防塵フィルターの目詰まりを検出する方法などが知られているが(特許文献1参照)、画像投影装置の内部と外部との温度差を測定する場合には、少なくとも2箇所の温度センサーにより温度測定をする必要があり、温度センサーの読取誤差が2倍となることによる誤検知の問題、および温度センサーおよびワイヤーハーネスなどの部品点数の増大の問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、1箇所の測定点における温度測定により、外部空気を取り込む能力の低下を監視することができる画像投影装置および画像投影装置の制御方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像投影装置は、筐体内部を冷却するための外部空気を取り込むための、該筐体に設けられた吸気口と、前記吸気口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱手段と、前記発熱手段に隣接して設けられた温度検出手段と、前記温度センサーの温度測定値に基づいて、前記吸気口から取り込まれる外部空気の流速低下を監視する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、1箇所の測定点における温度測定により、外部空気を取り込む能力の低下を監視することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかるプロジェクタを示す斜視図である。 図2は、プロジェクタから投影面までの概略光路図である。 図3Aは、プロジェクタの外装カバーを外した状態の斜視図である。 図3Bは、プロジェクタの外装カバーを外した状態の斜視図である。 図4は、光学エンジン部および光源ユニットの斜視図である。 図5は、光学エンジン部の斜視図である。 図6は、照明ユニット内における光路を説明する図である。 図7は、画像形成ユニットの斜視図である。 図8は、第1光学ユニットのケーシングおよび第2光学ユニットを取り外した光学エンジン部の斜視図である。 図9は、第1光学ユニットおよび第2光学ユニットのケーシングを取り外した光学エンジン部の斜視図である。 図10は、第1光学系から投影面までの光路を示す概略光路図である。 図11は、吸気口の構成を示すプロジェクタの斜視図である。 図12は、プロジェクタの筐体内部の空気の流れを説明するプロジェクタの断面図である。 図13は、温度検出装置の表面の構成を示す斜視図である。 図14は、温度検出装置の裏面の構成を示す斜視図である。 図15は、プロジェクタの保護動作を行う主回路ユニットのブロック図である。
以下、本発明が適用される画像投影装置としてのプロジェクタの実施形態について説明する。
〔画像投影装置〕
図1は、本実施形態にかかるプロジェクタ100を示す斜視図である。プロジェクタ100は、パソコンまたはビデオカメラなどから入力される画像データまたは映像データを基に、画像または映像(以下、単に画像等という)を投影面Sに投影する装置である。図1に示されるように、プロジェクタ100の上面には、透過ガラス101が設けられており、透過ガラス101から射出した光線が画像等を投影面Sに映し出す。また、プロジェクタ100の筐体には、吸気口102が設けられており、吸気口102から外部の空気を取り込み、プロジェクタ100の筐体内部が空冷される。
なお、プロジェクタの種類には、液晶パネルを用いたプロジェクタやDMD(Digital Micro−mirror Device)を用いたプロジェクタなどがある。液晶を用いたプロジェクタは、近年、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、および低価格化などが進んでいる。一方、DMDを用いたプロジェクタは、小型かつ計量であり、オフィスや学校のみならず家庭においても広く利用されるようになっている。
特に、フロントタイプのプロジェクタは、携帯性が向上し、数人規模の小会議にも使われるようになっている。また、プロジェクタには、大画面の画像等を投射できること(投射面の大画面化)と共にプロジェクタ外に必要とされる投影空間をできるだけ小さくできることが要請されている。
以下で説明するプロジェクタ100は、DMDを用いたフロントタイプのプロジェクタであるが、本実施形態に適用し得るプロジェクタの種類は、これに限らず、液晶パネルを用いたプロジェクタなどにおいても適切に適用可能である。また、以下の説明では、投影面Sの法線方向をX方向、投影面の短軸方向(上下方向)をY方向、投影面Sの長軸方向(水平方向)をZ方向とする。
図2は、プロジェクタ100から投影面Sまでの概略光路図である。図2に示されるように、プロジェクタ100の筐体内部の光学系は、光源からの光を用いて画像を形成する画像形成部Aと、形成された画像を投影面Sに投影する投影光学系Bと、を備える。
画像形成部Aは、画像形成素子としてのDMD12を備えた画像形成ユニット10と、光源からの光を折り返してDMD12に照射して光像を生成する照明ユニット20と、により構成される。投影光学系Bは、正のパワーを有する共軸系の第1光学系31を備えた第1光学ユニット30と、折り返しミラー41と正のパワーを有する自由曲面ミラー42とを備えた第2光学ユニット40とにより構成される。
DMD12は、後に詳述される照明ユニット20内の光源から光線が照射され、この光線を変調することで画像を生成する。DMD12によって生成された画像は、第1光学ユニット30の第1光学系31と第2光学ユニット40の折り返しミラー41と自由曲面ミラー42とを順次経由して、投影面Sに投影される。
図3Aおよび図3Bは、プロジェクタ100の外装カバーを外した状態の斜視図である。図3Aは、図1と同一視点による斜視図であり、図3Bは、図1における矢印b方向の視点による斜視図である。
図3Aおよび図3Bに示されるように、プロジェクタ100は、画像形成部Aと投影光学系Bとを内部に含む光学エンジン部Cを縦(図中Y方向)に備える。光学エンジン部Cは、DMD12を備えた画像形成ユニット10と、正のパワーを有する共軸系の第1光学系31とを、図2に示したように縦方向に内部に備えている。さらに、光学エンジン部Cは、第1光学系31から垂直方向に射出された光線を反射する折り返しミラー41と、折り返しミラー41により反射された光線を投影面Sへ集光させる自由曲面ミラー42とを、図2に示したように対向させて内部に備える。
光学エンジン部Cが、上記のように、これらDMD12、第1光学系31、折り返しミラー41、および自由曲面ミラー42を内部に配置することにより、プロジェクタ100は、画像形成手段であるDMD12から投影面Sまでの光路を効率よく配置し、プロジェクタ100をコンパクトな構成としている。
ここから、プロジェクタ100の光学系について、照明光学系と投影光学系とに分けて説明を行う。
〔照明光学系〕
まず、図4から図7を参照しながら、照明光学系についての説明を行う。図4は、光学エンジン部Cおよび光源ユニット50の斜視図である。図4に示されるように、画像形成ユニット10と、照明ユニット20と、第1光学ユニット30と、第2光学ユニット40とは、図中Y方向に並んで配置されている。一方、照明ユニット20と光源ユニット50とは、図中Z方向に並んで配置されている。すなわち、照明ユニット20と光源ユニット50とが内部に備える照明光学系は、プロジェクタ100内において底面近くに横方向(図中Z方向)に配置されている。
光源ユニット50は、後に詳述するように、内部に光源を備え、光学エンジン部Cの照明ユニット20に照明光を射出する。また、光源ユニット50の側面には、光源を冷却するための空気が流入する光源用流入口51が設けられている。さらに、光源ユニット50の上面には、光源の熱により加熱された空気が排気される光源用排気口52が設けられている。
図5は、光学エンジン部Cの斜視図である。図5に示されるように、光学エンジン部Cの照明ユニット20には、光源ユニット50から射出された照明光の光路Lを導入するための入射口21が設けられている。
図6は、照明ユニット20内における光路を説明する図である。図6に示されるように、照明ユニット20は、カラーホイール22、ライトトンネル23、リレーレンズ24、シリンダミラー25、および凹面ミラー26を内部に備える。光源ユニット50から入射された照明光の光路Lは、カラーホイール22、ライトトンネル23、リレーレンズ24、シリンダミラー25、および凹面ミラー26を順次経由し、画像形成ユニット10のDMD12へ到達する。
カラーホイール22は、モータ軸に固定された円盤形状のフィルターホイールである。カラーホイール22には、回転方向にR(レッド),G(グリーン),B(ブルー)など、照明光を色分解するためのフィルターが設けられており、カラーホイール22が回転することにより、カラーホイール22を透過する照明光をR,G,Bの光に時分割する。
カラーホイール22により色分解された光は、ライトトンネル23へ入射する。ライトトンネル23は、その内周面が鏡面となっている。したがって、ライトトンネル23に入射した光は、ライトトンネル23内周面で複数回反射しながら、均質化されてリレーレンズ24へ射出される。
ライトトンネル23を抜けた光は、2枚のリレーレンズ24を透過し、シリンダミラー25および凹面ミラー26により反射され、DMD12の画像生成面上に集光される。
DMD12は、後に詳述する画像形成ユニット10の一構成要素である。DMD12は、画像生成面上の各マイクロミラー素子を傾斜することにより、照射された照明光を第1光学系31への光路L1とOFF光板27(図8に図示)への光路L2とに切換えて反射する。画像生成面上のマイクロミラー素子は、格子状に配列されおり、1つのマイクロミラー素子が、投影画像における1つの画素に対応している。したがって、マイクロミラー素子の各々を制御することにより、DMD12は、照射された照明光を投影画像の情報を含んだ投影光へ変換することができる。
図7は、画像形成ユニット10の斜視図である。図7に示されるように、画像形成ユニット10は、DMD基板11に装着されたDMD12と、DMD基板11に装着されたヒートシンク13とを備える。図7に示されるように、DMD12とヒートシンク13とは、DMD基板11に関して反対の面に装着されている。また、DMD基板11におけるDMD12が装着される箇所は、貫通孔が設けられており、DMD12の裏面(画像生成面と反対側の面)とヒートシンク13とが熱伝導部材を介して当接されている。これにより、DMD12から発生した熱はヒートシンク13に熱伝導し、ヒートシンク13が冷却されることにより、DMD12も冷却作用を受ける。
〔投影光学系〕
次に、図8から図10を参照しながら、投影光学系について説明する。図8は、第1光学ユニット30のケーシングおよび第2光学ユニット40を取り外した光学エンジン部Cの斜視図である。図8に示すように、第1光学ユニット30は、照明ユニット20の上方に配置されており、複数のレンズで構成された第1光学系31を保持した投影レンズユニット32を有している。
投影レンズユニット32には、フォーカスギヤ33が設けられており、フォーカスギヤ33を回転させることにより、投影レンズユニット32内の第1光学系31の焦点を調節することができる。
図9は、第1光学ユニット30および第2光学ユニット40のケーシングを取り外した光学エンジン部Cの斜視図である。図9に示されるように、第2光学ユニット40は、第2光学系を構成する折り返しミラー41と凹面状の自由曲面ミラー42とを備えている。折り返しミラー41は、投影レンズユニット32の射出口上方(図中Y方向)に配置され、投影レンズユニット32内の第1光学系31から射出された光線を自由曲面ミラー42の方向へ反射する。自由曲面ミラー42は、折り返しミラー41の反射面に対向してほぼ平行に配置され、自由曲面ミラー42により反射された光線をプロジェクタ100の外部へ反射する。
図10は、第1光学系31から投影面Sまでの光路を示す概略光路図である。投影レンズユニット32内の第1光学系31から射出された光線は、折り返しミラー41と自由曲面ミラー42との間で中間像を形成する。そして、自由曲面ミラー42は、この中間像をさらに拡大した画像にして投影面Sに投影結像する。
このように、プロジェクタ100は、折り返しミラー41と自由曲面ミラー42との間で中間像を形成し、自由曲面ミラー42により中間像を拡大することにより、投影距離を短くすることができ、狭い会議室などでも使用することができる。
〔空冷方式〕
次に、図11および図12を参照しながらプロジェクタ100の空冷方式について説明する。
図11は、吸気口102の構成を示すプロジェクタ100の斜視図である。図11に示されるように、プロジェクタ100の吸気口102は、プロジェクタ100の外装カバーに設けられた孔に、吸気口カバー61と防塵フィルター62と吸気格子63とを嵌め込んで構成される。プロジェクタ100外の空気は、吸気口カバー61、防塵フィルター62、および吸気格子63を順に透過し、埃塵が除去された状態でプロジェクタ100内に取り込まれる。
プロジェクタ100内における吸気口102の近傍には、後に詳述する温度検出装置64が設けられている。しかしながら、温度検出装置64の設置位置は、図11に示された位置に限らない。吸気口102から送入されるプロジェクタ100外部の空気が適切に当たる位置であれば本実施形態を適切に実施することができる。
図12は、プロジェクタ100の筐体内部の空気の流れを説明するプロジェクタ100の断面図である。図12に示されるように、吸気口102から送入された外部の空気は、プロジェクタ100内を直進する流路と、プロジェクタ100の下部へ引き込まれる流路とへ分かれる。
プロジェクタ100内を直進する流路は、主にプロジェクタ100内全体および電子回路等を空冷するための流路である。プロジェクタ100の下部へ引き込まれる流路は、DMD12および光源ユニット50等の大きな発熱源を空冷するための流路である。以下では、大きな発熱源を空冷するための流路であるプロジェクタ100の下部へ引き込まれる流路について説明する。
吸気口102から送入された外部空気は、垂直ダクト65へ引き込まれる。垂直ダクト65を伝ってプロジェクタ100の下部へ引き込まれた外部空気は、水平ダクト66により光源ユニット50の方向へ導かれる。
水平ダクト66内には、先述したDMD12を冷却するためのヒートシンク13が露出されており、プロジェクタ100外から送入されてきた外部空気は、ヒートシンク13を空冷することにより、DMD12を空冷する。
ヒートシンク13を空冷したのち、水平ダクト66内を流れる外部空気は、光源ユニット50の空冷に用いられる。水平ダクト66内を流れる空気は、光源用ブロワ53(図3Bに図示)を介して、光源用流入口51に送入される。光源用流入口51から送入された空気は内部から光源ユニット50を空冷する。光源ユニット50内の空気は光源用排気口52から光源ユニット50外へ排出される。
一方、水平ダクト66内を流れる空気は、外部から光源ユニット50を空冷するためにも用いられる。水平ダクト66内を流れる空気の一部は、光源外周導入ダクト67により光源ユニット50の外周部へ導かれ、外部から光源ユニット50を空冷する。その後、光源外周排出ダクト68を経由して、光源用排気口52から光源ユニット50外へ排出される空気と合流する。
光源ユニット50を空冷した後の空気は、流路ガイド69に沿って排気ファン70の方向へ導かれる。排気ファン70は、プロジェクタ100内の空気を吸引することにより、排気口71を介して空気を排出する。
なお、プロジェクタ100内を直進する流路は、プロジェクタ100の筐体内部の電源回路(図15に示される電源部86等)および電子基板(図15に示される主回路ユニット80等)を空冷している。また、流路ガイド69は、光源ユニット50を空冷したことにより加熱された空気が電気基板等のプロジェクタ100内の他の機器を加熱してしまわない機能を担っている。
〔温度検出装置〕
次に、図13および図14を参照しながら、温度検出装置64の構成例の説明を行う。図13は、温度検出装置64の表面の構成を示す斜視図であり、図14は、温度検出装置64の裏面の構成を示す斜視図である。
図13および図14に示されるように、温度検出装置64は、基板の表面に温度センサー64aを備え、同一基板の裏面に発熱器64bを備える。発熱器64bは、コネクタ64cを介して供給される電力により加熱される発熱部材を内部に備える。発熱器64bにより発熱された熱は、基板を介して温度センサー64aへ熱伝導される。温度センサー64aは、発熱器64bにより発熱された熱を、熱伝導を介して計測する。
なお、温度センサー64aと発熱器64bとの配置は、発熱器64bにより発熱された熱を、温度センサー64aが熱伝導を介して計測するように隣接して設けられていればよい。温度センサー64aと発熱器64bとの間は、適切な熱伝導物質が設けられ、この熱伝導物質が空冷されるように構成されていれば本実施形態を適切に実施することが可能である。
先述のように、温度検出装置64は、プロジェクタ100内の吸気口102の近傍に配置され、吸気口102から取り込まれたプロジェクタ100外の空気により空冷される。温度センサー64aは、熱伝導を経た後の熱を計測するので、温度検出装置64が適切に冷却されている状態では、温度センサー64aの測定値は所定の低い値に保たれる。一方、吸気口102の目詰まり等が発生し、温度検出装置64が適切に冷却されていない状態では、温度センサー64aの測定値は異常値を示すことになる。
図15は、プロジェクタ100の保護動作を行う主回路ユニット80のブロック図である。図15に示されるように、主回路ユニット80は、温度検出装置64の出力に基づいて、吸気口102から取り込まれる外部空気の流速低下を監視し、プロジェクタ100の保護動作を行う。
温度検出装置64の発熱器64bは、主回路ユニット80の制御部82の制御により開閉される切換器81を介して、電源部86より電力が供給される。すなわち、主回路ユニット80は、発熱器64bが発熱している状況下での温度センサー64aの温度測定値、および発熱器64bが発熱していない状況下での温度センサー64aの温度測定値の両方を取得することが可能である。
発熱器64bが発熱していない状況下での温度センサー64aの温度測定値は、フィルターの目詰まりが発生しているか否かに拘らず、プロジェクタ100外部の温度を測定した値と同等である。一方、発熱器64bが発熱している状況下での温度センサー64aの温度測定値は、吸気口102から取り込まれる外部空気の流速に依存して変化する。フィルターの目詰まり等に起因して外部空気の取り込まれる流速が低下した場合、発熱器64bの発熱が空冷されずに温度センサー64aへ熱伝導する割合が増加するので、温度センサー64aの温度測定値は増加する。
そこで、発熱器64bの発熱がない状態における温度センサー64aの温度測定値は、プロジェクタ100外部の温度と同等なので、基準となる温度として利用することができる。つまり、発熱器64bの発熱がない状態における温度センサー64aの温度測定値を基準とし、発熱器64bの発熱がある状態における温度センサー64aの温度測定値を求めると、この2つの温度測定値の差は、フィルターの目詰まり等に起因する外部空気の取り込まれる流速の低下を示す指標となっている。
主回路ユニット80の制御部82は、上記性質を用いて、フィルターの目詰まり等に起因する外部空気を取り込む能力の低下を監視する。具体的には、まず主回路ユニット80の制御部82は、切換器81を制御して発熱器64bへの電力を供給した状態で、温度センサー64aの温度測定値を取得し、この温度測定値を第1の温度測定値とする。そして、主回路ユニット80の制御部82は、切換器81を制御して発熱器64bへの電力を供給しない状態で、温度センサー64aの温度測定値を取得し、この温度測定値を第2の温度測定値とする。すると、第1の温度測定値と第2の温度測定値との差は、外部空気の取り込まれる流速の低下を示す指標となっているので、主回路ユニット80の制御部82は、第1の温度測定値と第2の温度測定値との差が所定値以上と成っている場合に、プロジェクタ100の保護動作を行う。
例えばプロジェクタ100の保護動作として、プロジェクタ100が備える画像表示機能により、吸気口102の不具合が発生している旨の表示が行われる。具体的には、制御部82は、画像処理回路部83を介して、不具合の発生の表示を投影画像に含ませるように画像形成ユニット10を制御する。
また、例えばプロジェクタ100の保護動作として、光源の発光量が抑制される。具体的には、制御部82は、光源制御部84を介して、光源ユニット50の光源に供給される電力量を抑制する。
また、例えばプロジェクタ100の保護動作として、冷却ファンの回転数が増加される。ここで、冷却ファンとは、例えば、排気ファン70がある。具体的には、制御部82は、冷却ファン制御部85を介して、排気ファン70に供給される電力量を増加する。
さらに、例えばプロジェクタ100の保護動作として、プロジェクタ100が備えるインジケーター103が点灯または点滅される。プロジェクタ100は、上部カバーにインジケーター103が設けられており(図1参照)、制御部82は、インジケーター103を用いて、警告表示としての点灯または点滅を実行する。
以上のように、本実施形態では、発熱器64bの発熱がない状態における温度センサー64aの測定値を基準としているので、プロジェクタ100外部の温度を測定する必要がなく、1つの温度センサー64aによる温度測定値により、フィルターの目詰まり等に起因する外部空気を取り込む能力の低下を監視することができる。
100 プロジェクタ
101 透過ガラス
102 吸気口
103 インジケーター
10 画像形成ユニット
11 DMD基板
12 DMD
13 ヒートシンク
20 照明ユニット
21 入射口
22 カラーホイール
23 ライトトンネル
24 リレーレンズ
25 シリンダミラー
26 凹面ミラー
27 OFF光板
30 第1光学ユニット
31 第1光学系
32 投影レンズユニット
33 フォーカスギヤ
40 第2光学ユニット
41 折り返しミラー
42 自由曲面ミラー
50 光源ユニット
51 光源用流入口
52 光源用排気口
53 光源用ブロワ
61 吸気口カバー
62 防塵フィルター
63 吸気格子
64 温度検出装置
64a 温度センサー
64b 発熱器
64c コネクタ
65 垂直ダクト
66 水平ダクト
67 光源外周導入ダクト
68 光源外周排出ダクト
69 流路ガイド
70 排気ファン
71 排気口
80 主回路ユニット
81 切換器
82 制御部
83 画像処理回路部
84 光源制御部
85 冷却ファン制御部
86 電源部
特開2012−32583号公報

Claims (8)

  1. 筐体内部を冷却する外部空気を取り込むための、該筐体に設けられた吸気口と、
    前記吸気口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱手段と、
    前記発熱手段に隣接して設けられた温度検出手段と、
    前記温度検出手段の温度測定値に基づいて、前記吸気口から取り込まれる外部空気の流速低下を監視する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記制御手段は、前記発熱手段への電力の供給を制御することにより、前記発熱手段が発熱している状態における前記温度検出手段の温度測定値を第1の温度測定値として取得し、前記発熱手段が発熱していない状態における前記温度検出手段の温度測定値を第2の温度測定値として取得し、前記第1の温度測定値と前記第2の温度測定値との差に基づいて、前記吸気口から取り込まれる外部空気の流速低下を監視することを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の温度測定値と前記第2の温度測定値との差が所定の値以上となった場合に、前記画像投影装置の保護動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備える画像表示機能により、前記吸気口の不具合が発生している旨の表示をする動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備える光源の発光量を抑制する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  6. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備える冷却ファンの回転数を増加する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  7. 前記保護動作は、前記画像投影装置が備えるインジケーターを点灯または点滅する動作であることを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  8. 筐体内部の発熱を空冷するための外部空気を取り込むための、該筐体に設けられた吸気口と、前記吸気口の近傍に設けられ、電力の供給により発熱する発熱手段と、前記発熱手段に隣接して設けられた温度検出手段と、を備える画像投影装置の制御方法であって、
    前記温度検出手段の温度測定値に基づいて、前記吸気口から取り込まれる外部空気の流速低下を監視することを特徴とする画像投影装置の制御方法。
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