JP2015024144A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が視認できる画像と視認できない画像とを切り換えられるときに、視認できない画像から視認できる画像へと切り換えることで遊技者に強い印象を与えることができるようにした遊技機を提供する。【解決手段】第1の遊技状態から第2の遊技状態への移行指示が行われると、光源から照射された照射光における偏光が透過する偏光板が有する第1の透過軸とは異なる第2の透過軸を有する偏光部材によって液晶表示装置を被覆し、この状態で、第2の遊技状態において提供する遊技に関する第2遊技演出画像を形成する照射光を光源から照射して第2の透過軸とは異なる第3の透過軸に切り換える。そして、偏光板が有する第1の透過軸と同一である第3の透過軸に切り換えた後において、液晶表示板に前記第2遊技演出画像が表示された後に、偏光部材を排除して液晶表示装置に被覆する前の状態にする。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関する。
遊技機の遊技領域の略中央部分には提供する遊技における演出画像を表示する液晶表示装置等の表示装置が搭載されており、この表示装置には遊技に関するさまざまな情報、画像を表示している。
この表示装置に表示する、遊技に用いる演出画像として、例えば、大当たり抽選の抽選演出画像や大当たりに当選したときの大当たり演出画像がある。このように、表示装置にはさまざまな演出画像を表示するが、特に、遊技状態が移行する場合等では移行前の遊技状態および移行後の遊技状態における演出画像を切り換える処理が必要となる。
特許文献1に開示された従来技術では、液晶発光体から照射された直線偏光を液晶層の電圧印加状態を制御することによって照射状態を調整可能にするとともに、その直線偏光を可視画像として透過させる偏光板を液晶画面の表示領域内に配置した構成が示されている。さらに、この特許文献1では、偏光板を液晶層の照射面の前面側で上下左右に移動させることにより遊技者からの直線偏光の視認状態を変化させることができるようにした偏光可動体をも備えた構成が記載されている。
これによって、この偏光可動体を遊技の進行を制御するメイン制御からの信号に基づいて移動させることで、遊技者からみた可視画像の視認できる視認部分を変化させることを可能としている。
特開2010−000365号公報
しかしながら、上記に示す従来技術では、切り換えた演出画像を視認できないとした後に偏光可動体をその演出画像を表示する表示装置の前面を移動させることによってその偏光可動体と可視画像とが重なる部分(可視画像の一部)を遊技者に視認できるようにすることによって遊技性を高めているが、演出画像を視認できる状態したことによって遊技者に強い印象を与えることができるものではない。
そこで、本発明は、遊技者が視認できる画像と視認できない画像とを切り換えられるときに、視認できない画像から視認できる画像へと切り換えることで遊技者に強い印象を与えることができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、第1の透過軸を有する偏光板を備えた液晶表示装置と、遊技の進行に伴って、前記液晶表示装置に少なくとも特定演出画像を含む複数の遊技演出画像のうち一の遊技演出画像を表示する制御を行う表示制御手段と、所定条件の成立に伴い、前記第1の透過軸とは異なる第2の透過軸を有する偏光部材によって前記液晶表示装置を被覆する被覆手段と、前記被覆手段によって前記液晶表示装置を被覆した前記偏光部材の前記第2の透過軸を、前記第1の透過軸と同一である第3の透過軸に切り換える透過軸切換手段と、前記偏光部材を排除して前記被覆手段によって前記液晶表示装置に被覆する前の状態にする偏光部材排除手段とを具備し、前記表示制御手段は、前記透過軸切換手段によって前記第2の透過軸から前記第3の透過軸に切り換える前に、前記液晶表示装置に前記特定演出画像を表示し、前記偏光部材排除手段は、前記透過軸切換手段により前記第3の透過軸に切り換えが行われた後、前記偏光部材を排除して前記被覆手段によって前記液晶表示装置に被覆する前の状態にすることを特徴とする。
本発明によれば、遊技者が視認できる画像と視認できない画像とを切り換えられるときに、視認できない画像から視認できる画像へと切り換えることで遊技者に強い印象を与えることができるようになる。
本発明の実施の形態における遊技機の装置構成を示す図の一例。 図1に示す遊技機の裏面からみた構成を示した斜視図。 本発明の実施の形態における遊技機の機能構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態における遊技機が具備する表示制御部の詳細な構成を示すブロック図。 図4に示す役物制御部の詳細な構成を示すブロック図。 本発明の遊技機を構成する液晶表示装置の構成を示す図。 本発明の実施の形態における遊技機の液晶表示装置に表示する画像の状態を示す図。 本発明の実施の形態における遊技機の液晶表示装置に表示する画像を示す図。 本発明の実施の形態における遊技機によって行われる処理の流れを示すフローチャート。
以下、本発明に係わる遊技機の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における遊技機を適用して構成した装置構成を示す図の一例である。
この遊技機1の側面には台間機が設置され、台間機に投入された有価貨幣に応じた数量の遊技媒体、例えば遊技玉が貸与され、操作ハンドル3を遊技者により回動されると、操作ハンドル3内部に設けられたタッチセンサ3bがこれを検知し、発射制御基板106にタッチ信号を送信する。
この発射制御基板106は、タッチセンサ3bからタッチ信号を受信すると、発射用ソレノイド4aの通電を許可する。
そして、操作ハンドル3が回動された回転角度に応じた電圧が、遊技球発射機構に設けられた発射用ソレノイド4aに印加される。電圧が印加された発射用ソレノイド4aでは、印加電圧に応じて操作ハンドル3に直結しているギアを回転させ、ギアに連結した発射ボリューム3aのつまみが回転する。
これによって、貸与された遊技玉が遊技領域6に向けて発射される。
遊技玉が発射されて送られた遊技領域6は、遊技盤2に設けられており、この遊技盤2の遊技領域6の外周部分には、ガラス枠110が備えられている。
遊技領域6に発射された遊技玉は、レール5a、5b間の搬送路を上昇移動して遊技盤2の上部位置に達した後、遊技領域6内を落下する。このとき、遊技領域6には、複数の釘や風車が設けられており、遊技玉はこれらの障害物に当たりながら予測不能に落下することとなる。
また、この遊技領域6には、複数の一般入賞口7が設けられている。
各一般入賞口7には、一般入賞口検出スイッチ7aがそれぞれ設けられており、この一般入賞口検出スイッチ7aが遊技玉の入球を検出すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が追加貸与される。
さらに、遊技領域6内の一般入賞口7の上方には、普通図柄ゲート8が遊技玉を通過可能に設けられている。普通図柄ゲート8には、遊技球の通過を検出するゲート検出スイッチ8aが設けられており、このゲート検出スイッチ8aが遊技球の通過を検出すると、後述する普通図柄の抽選が行われる。
また、第1始動口9の真下には、第2始動口10が設けられている。
この第2始動口10の入り口部分には、一対の可動片10bが設けられており、これら一対の可動片10bが第2始動口10を塞いでいる閉状態にある第1の態様と、この一対の可動片10bが第2始動口10への遊技玉の流入をガイドする開状態にある第2の態様となるように可動制御されている。
なお、第2始動口10が第1の態様にあるときには、当該第2始動口10の真上に位置する第1始動口9が障害物となって、遊技球の受入れを不可能または困難としている。その一方で、第2始動口10が第2の態様にあるときには、一対の可動片10bが受け皿として機能し、第2始動口10への遊技球の入球が容易となる。
この第1始動口9および第2始動口10には、遊技玉の入球を検出する第1始動口検出スイッチ9aおよび第2始動口検出スイッチ10aがそれぞれ設けられており、これらの検出スイッチが遊技玉の入球を検出すると、後述する特別遊技(当たり遊技)を実行する権利獲得の抽選(以下、「当たりの抽選」ともいう)が行われるほか、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が追加貸与される。
さらに、第2始動口10のさらに下方には、大入賞口11が設けられている。
この大入賞口11は、通常は大入賞口開閉扉11bによって閉状態に維持されており、遊技玉の入球を不可能としている。これに対して、後述する特別遊技が開始されると、大入賞口開閉扉11bが開放されて開状態に維持されるとともに、この大入賞口開閉扉11bが遊技玉を大入賞口11内に導く受け皿として機能し、遊技球が大入賞口11に入球可能となる。
この大入賞口11には、第1大入賞口検出スイッチ11aが設けられており、大入賞口開閉扉11bにガイドされて遊技玉が入球するとこれを検知し、あらかじめ設定されている賞球(例えば9個の遊技玉)が追加貸与される。
この大入賞口11のさらに下方、すなわち、遊技領域6の最下部には、一般入賞口7、第1始動口9、第2始動口10、および大入賞口11のいずれにも入球しなかった遊技玉を遊技領域6から排出するための排出口12が設けられている。
また、遊技盤2には、さまざまな演出を行う演出装置が設けられている。
具体的には、遊技領域6の略中央部分には、液晶表示器(LCD)等からなる液晶表示装置13が設けられており、この液晶表示装置13の右側面には、演出用役物装置14、15が設けられている。さらに、遊技盤2の上部位置および下部位置の双方には、演出用照明装置16が設けられており、操作ハンドル3の左側には、演出ボタン17が設けられている。
液晶表示装置13は、遊技が行われていない待機中に当該遊技を紹介する画像を表示したり、遊技中には遊技の進行に応じた演出画像を表示したりする。この液晶表示装置13は、これらの画像を形成する照射光を照射する光源、この光源からの照射光により画像を表示する液晶表示パネル、光源からの照射光のうち特定の方向のみの照射光を液晶表示パネルに表示する第1の透過軸を有する偏光板とその第1の透過軸に直交する第2の透過軸を有する偏光板とを備えており、この液晶表示装置13の詳細な構成を図6に示す。
なかでも、第1始動口9または第2始動口10に遊技玉が入球したときには、上記に示すような権利獲得の抽選が行われて得た抽選結果を遊技者に報知する「演出図柄30」を演出画像として変動表示する。
この演出図柄30は、例えば3つの数字若しくは文字からなる図柄をそれぞれ上下方向にスクロール回転させて表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロール回転を停止させて図柄を配列表示するものである。これにより、図柄のスクロール中には、あたかも現在抽選が行われているような印象を遊技者に与えるとともに、スクロールの停止時に表示される図柄の組み合わせによる抽選結果が遊技者に報知する。
この演出図柄30の変動表示中には、さまざまな画像やキャラクター画像等の演出画像を表示すること若しくは演出用役物装置14、15により所定の演出を行うことによって大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えている。
この演出用役物装置14、15は、降下型若しくは観音開き型の偏光部材によって構成され、特別遊技状態(「大当たり遊技状態」ともいう)から確変遊技状態への移行指示や大当たり遊技状態から通常遊技状態への移行指示のほか、特別遊技抽選遊技状態(以下、「リーチ遊技状態」ともいう)から大当たり遊技状態への移行指示やリーチ遊技状態から通常遊技状態への移行指示が行われること等の演出実行条件を満たす移行指示が行われることによって、偏光部材が液晶表示装置13を被覆することとなる。
この偏光部材は、複数の細かな透過軸(「スリット」)を有し、その透過軸と同方向(透過方向)の光のみを透過するものであって、透過軸と直交する方向(吸収方向)の光を吸収する部材である。この他、偏光部材は、透過軸に代えてその透過軸と直交する吸収軸(「スリット」)を有し、その吸収軸と同方向(吸収方向)の光を吸収するものであって、吸収軸と直交する方向(透過方向)の光のみを透過する部材であってもよい。
すなわち、光はさまざまな方向の成分からなるが、これら全ての光は透過軸の方向(透過方向)とその方向(透過方向)に直交する方向(吸収方向)との2方向成分(透過方向、吸収方向)に分離することができることから、偏光部材は、このうちの透過軸の方向(透過方向)のみの光を透過し、その方向(透過方向)と直交する方向(吸収方向)の光を吸収する。
また、演出用照明装置16は、複数の照明装置であるライト16aを備えており、各ライト16aの光の照射方向や発光色、濃淡を変更しながらさまざまな演出を行う。
演出ボタン17には、遊技者による押下操作を検知する演出ボタン検出スイッチ17aが設けられており、遊技者が当該演出ボタン17を押下すると、さらなる演出が実行され得る。
さらに、遊技機1にはスピーカからなる音声出力装置18(図3参照)が設けられており、各演出装置に加えて、音声による演出も行うようにしている。
そして、遊技領域6の下方には、第1特別図柄表示装置19、第2特別図柄表示装置20、普通図柄表示装置21、第1特別図柄保留表示器22、第2特別図柄保留表示器23、普通図柄保留表示器24が設けられている。
第1特別図柄表示装置19は、第1始動口9に遊技玉が入球したことを契機として行われた当たりの抽選結果を報知するものであり、7セグメントのLEDで構成されている。つまり、当たりの抽選結果に対応する特別の図柄(以下、「特別図柄」という)が複数設けられており、この第1特別図柄表示装置19に当たりの抽選結果に対応する特別図柄を表示することによって抽選結果を遊技者に報知するようにしている。
例えば、大当たりに当選した場合には「7」が表示され、ハズレであった場合には「−」が表示される。このようにして表示される「7」や「−」が特別図柄となるが、この特別図柄はすぐに表示されるわけではなく、所定時間変動表示された後に、停止表示されるようにしている。
より詳細には、第1始動口9に遊技玉が入球すると、大当たりの抽選が行われることとなるが、この大当たりの抽選結果は即座に遊技者に報知されるわけではなく、所定時間を経過したところで遊技者に報知される。そして、所定時間が経過したところで、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。
なお、第2特別図柄表示装置20は、第2始動口10に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するためのもので、その表示態様は、第1特別図柄表示装置19における特別図柄の表示態様と同一である。
また、普通図柄表示装置21は、普通図柄ゲート8を遊技玉が通過したことを契機として行われる普通図柄の抽選結果を報知するためのものである。この普通図柄の抽選によって当たりに当選すると普通図柄表示装置21が点灯し、その後、第2始動口10が所定時間、第2の態様に制御される。
なお、この普通図柄についても、普通図柄ゲート8を遊技球が通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、所定時間が経過するまで、普通図柄表示装置21を点滅させる等、普通図柄が変動表示するようにしている。
さらに、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中等、第1始動口9または第2始動口10に遊技玉が入球して、即座に大当たりの抽選が行えない場合には、一定の条件のもとで大当たりの抽選の権利が留保される。
すなわち、第1始動口9に遊技球が入球して留保される大当たりの抽選の権利は「第1保留」として留保され、第2始動口10に遊技球が入球して保留される大当たりの抽選の権利は「第2保留」として留保される。
これら「第1保留」、「第2保留」は、それぞれ上限留保個数を4個に設定されており、その留保個数は、第1保留として保留された権利は第1特別図柄保留表示器22に表示され、第2保留として保留された権利は第2特別図柄保留表示器23に表示される。
なお、第1保留が1つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の左側のLEDが点灯し、第1保留が2つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の2つのLEDが点灯する。また、第1保留が3つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の左側のLEDが点滅するとともに右側のLEDが点灯し、第1保留が4つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の2つのLEDが点滅する。また、第2特別図柄保留表示器23においても、上記と同様に第2保留の留保個数が表示される。
そして、普通図柄の上限留保個数も4個に設定されており、その留保個数が、第1特別図柄保留表示器22および第2特別図柄保留表示器23と同様の態様によって、普通図柄保留表示器24において表示される。
ガラス枠110は、遊技盤2の前方(遊技者側)において遊技領域6を視認可能に覆うガラス板(図示せず)を支持している。ガラス板は、ガラス枠110に対して着脱可能に固定されている。
図2は、図1に示す遊技機1の裏面からみた構成を示した斜視図を示している。
この図2に示すように、ガラス枠110は、左右方向の一端側(例えば遊技機に正対して左側)においてヒンジ機構部111を介して外枠(前枠)100に連結されており、ヒンジ機構部111を支点として左右方向の他端側(例えば遊技機に正対して右側)を外枠(前枠)100から開放させる方向に回動可能とされている。
ガラス枠110は、ガラス板とともに遊技盤2を覆い、ヒンジ機構部111を支点として扉のように回動することによって、遊技盤2を含む外枠(前枠)100の内側部分を開放することができる。ガラス枠110の他端側には、ガラス枠110の他端側を外枠(前枠)100に固定するロック機構が設けられている。ロック機構による固定は、専用の鍵によって解除することが可能とされている。
また、ガラス枠110には、ガラス枠110が外枠(前枠)100から開放されているか否かを検出する扉開放スイッチ33(図3参照)も設けられている。
遊技機1の裏面には、主制御基板101、演出制御基板102、払出制御基板103、電源基板107、情報出力端子板108などが設けられている。また、電源基板107に電力を給電するための電源プラグ50や、図示しない電源スイッチが設けられている。
図3は、本発明の実施の形態における遊技機機能構成を示すブロック図である。
図3において、主制御基板101は遊技の基本動作を制御する装置である。この主制御基板101は、メインCPU101a、メインROM101b、メインRAM101cを備えている。
メインCPU101aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号にもとづいて、メインROM101bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM101cは、メインCPU101aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
主制御基板101には、一般入賞口検出スイッチ7a、ゲート検出スイッチ8a、第1始動口検出スイッチ9a、第2始動口検出スイッチ10a、第1大入賞口検出スイッチ11a、第2大入賞口検出スイッチ90aが接続されており、遊技玉の検出信号が入力される。
また、この主制御基板101には、第2始動口10の一対の可動片10bを開閉動作させる始動口開閉ソレノイド10cと、大入賞口開閉扉11bを開閉動作させる大入賞口開閉ソレノイド11cとが接続されているほか、図柄表示装置を構成する第1特別図柄表示装置19と第2特別図柄表示装置20と普通図柄表示装置21と、保留表示器を構成する第1特別図柄保留表示器22と第2特別図柄保留表示器23と普通図柄保留表示器24とが接続されており、これらに対して各種信号を出力する。
さらに、この主制御基板101は、複数の遊技機を1グループとして「島」を形成した各「島」をコントロールする島コントローラ装置や各「島」の島コントローラ装置を管理するターミナルコントローラ装置に対して自遊技機の管理をするために必要となる外部情報信号を情報出力端子板108に出力する。
主制御基板101のメインROM101bには、遊技制御用のプログラムや各種の遊技に決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、メインROM101bには、特別図柄変動の停止結果を大当りとするか否かを判定する際に参照される大当り判定テーブル、普通図柄変動の停止結果を当りとするか否かを判定する際に参照される当り判定テーブル、高確率遊技状態を終了するか否かを判定するための転落判定テーブル特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブル、特別図柄にもとづいて遊技状態変更フラグを決定する決定テーブル、遊技状態変更フラグと遊技状態バッファにあるデータとにもとづいて遊技状態を決定するための大当たり終了時設定データテーブル、大入賞口開閉扉11bの開閉条件を決定する特別電動役物作動態様決定テーブル、長当たり用開放態様決定テーブル、短当たり用開放態様決定テーブル、小当たり用の開放態様決定テーブル、特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブル等が記憶されている。
なお、上述したテーブルは、本実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
主制御基板101のメインRAM101cは、複数の記憶領域を有している。例えば、メインRAM101cには、普通図柄保留数記憶領域、普通図柄保留記憶領域、第1特別図柄保留数記憶領域、第2特別図柄保留数記憶領域、判定記憶領域、第1特別図柄記憶領域、第2特別図柄記憶領域、高確率遊技状態の残り変動回数記憶領域、時短遊技状態の残り変動回数記憶領域、ラウンド遊技回数記憶領域、開放回数記憶領域、大入賞口入球数記憶領域、遊技状態記憶領域、遊技状態バッファ、停止図柄データ記憶領域、遊技状態変更フラグ記憶領域、演出用伝送データ格納領域、各種のタイマカウンタが設けられている。
そして、遊技状態記憶領域は、時短遊技フラグ記憶領域、高確率遊技フラグ記憶領域、特図特電処理データ記憶領域、普図普電処理データ記憶領域を備えている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
情報出力端子板108は、主制御基板101において生成された外部情報信号を遊技店のホールコンピュータ等に出力するための基板である。情報出力端子板108は、主制御基板101と配線接続され、外部情報を遊技店のホールコンピュータ等と接続をするためのコネクタが設けられている。
電源基板107は、電源プラグ50を介して遊技機に電力を給電するものであり、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており、遊技機に供給する電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板101に出力する。より具体的には、電断検知信号がハイレベルになるとメインCPU101aは動作可能状態になり、電断検知信号がローレベルになるとメインCPU101aは動作停止状態になる。バックアップ電源はコンデンサに限らず、例えば電池でもよく、コンデンサと電池とを併用して用いてもよい。
演出制御基板102は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この演出制御基板102は、サブCPU102a、サブROM102b、サブRAM102cを備えており、主制御基板101に対して、当該主制御基板101から演出制御基板102への一方向に通信可能に接続されている。
サブCPU102aは、主制御基板101から送信されたコマンド、又は、上記演出ボタン検出スイッチ17a、タイマからの入力信号に基づいて、サブROM102bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理にもとづいて、対応するデータをランプ制御基板104又は画像制御基板105に送信する。
サブRAM102cは、サブCPU102aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
演出制御基板102のサブROM102bには、演出制御用のプログラムや各種の遊技の決定に必要なデータ、テーブル等が記憶されている。
例えば、サブROM102bには、主制御基板101から受信した変動パターン指定コマンドにもとづいて演出パターンを決定するための変動演出パターン決定テーブル等が記憶されている。なお、当該変動演出パターン決定テーブルは、本実施形態のテーブルのうち特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
演出制御基板102のサブRAM102cは、複数の記憶領域を有している。例えば、サブRAM102cには、コマンド受信バッファ、遊技状態記憶領域、演出モード記憶領域等が設けられている。なお、これらの記憶領域は、本実施形態の記憶領域のうち特徴的な記憶領域を一例として列挙しているに過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
また、本実施形態では、演出制御基板102には、現在時刻を出力するRTC(リアルタイムクロック)102dが搭載されている。サブCPU102aは、RTC102dから現在の日付を示す日付信号や現在の時刻を示す時刻信号を入力し、現在の日時にもとづいて各種処理を実行する。RTC102dは、通常、遊技機1に電源が供給されているときには遊技機1からの電源によって動作し、遊技機1の電源が切られているときには、電源基板107に搭載されたバックアップ電源から供給される電源によって動作する。したがって、RTC102dは、遊技機1の電源が切られている場合であっても現在の日時を計時することができる。なお、RTC102dは、演出制御基板102上に電池を設けて、かかる電池によって動作するようにしてもよい。
また、RTC102dを設けずに、バックアップRAMとしての機能を有するサブRAM102cに設けたカウンタを、所定時間ごと(例えば2ms毎)にカウントアップすることによって時間を計時してもよい。
払出制御基板103は、遊技球の発射制御と賞球の払い出し制御を行う。
この払出制御基板103は、払出CPU103a、払出ROM103b、払出RAM103cを備えており、主制御基板101に対して、双方向に通信可能に接続されている。払出CPU103aは、遊技球が払い出されたか否かを検知する払出球計数検知スイッチ32、扉開放スイッチ33、タイマからの入力信号にもとづいて、払出ROM103bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理にもとづいて、対応するデータを主制御基板101に送信する。
また、払出制御基板103の出力側には、遊技球の貯留部から所定数の賞球を遊技者に払い出すための賞球払出装置の払出モータ31が接続されている。払出CPU103aは、主制御基板101から送信された払出個数指定コマンドにもとづいて、払出ROM103bから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、賞球払出装置の払出モータ31を制御して所定の賞球を遊技者に払い出す。このとき、払出RAM103cは、払出CPU103aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
また、図示しない遊技球貸出装置(カードユニット)が払出制御基板103に接続されているかを確認し、遊技球貸出装置(カードユニット)が接続されていれば、発射制御基板106に遊技球を発射させることを許可する発射制御データを送信する。
発射制御基板106は、払出制御基板103から発射制御データを受信すると発射の許可を行う。そして、タッチセンサ3bからのタッチ信号及び発射ボリューム3aからの入力信号を読み出し、発射用ソレノイド4aを通電制御し、遊技球を発射させる。
ここで、発射用ソレノイド4aの回転速度は、発射制御基板106に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射ソレノイドが1回転する毎に1個発射されるので約99.9(個/分)となる。すなわち、遊技球は約0.6秒毎に発射されることになる。
ランプ制御基板104は、図示しないCPU、ランプROM、ランプRAMを備え、これらを用いて遊技盤2に設けられた演出用照明装置16を点灯制御したり、光の照射方向を変更するためのモータに対する駆動制御をしたりする。このランプ制御基板104は、演出制御基板102に接続されており、演出制御基板102から送信されたデータにもとづいて、上記各制御を行うこととなる。
画像制御基板105は、演出制御基板102に双方向通信可能に接続されており、その出力側に液晶表示装置13を接続している。
この画像制御基板105では、液晶表示装置13に表示される演出図柄や背景画像等の演出画像のほか、識別画像を画像ROMに格納し、演出制御基板102から送信されたコマンドに基づいて画像CPUが所定のプログラムを読み出すとともに、所定の演出画像を画像ROMからVRAMに読み出して液晶表示装置13における表示制御をする。
なお、画像CPUは、液晶表示装置13に対して、背景画像表示処理、演出図柄表示処理、キャラクター画像表示処理などの各種画像処理を実行し、これらの処理による背景画像、演出図柄画像、キャラクター画像からなる演出画像は、液晶表示装置13の表示画面上において重畳表示される。
すなわち、演出図柄画像やキャラクター画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。
このとき、同一位置に背景画像、図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各演出画像のZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAMに記憶させる。
なお、識別画像とは、第四図柄とも称され、演出図柄である数字(飾り図柄や色図柄)(第一特別図柄、第二特別図柄、第三特別図柄)等が変動した状態にあることを表示する画像(図柄)であって、その変動状態に応じて可変表示される。例えば、変動状態に応じて色分けして表示される。
この識別画像は、演出図柄等の演出画像を表示することができない場合においても遊技者に対して変動中であることを示しており、演出画像より上位階層の最前面に表示し、遊技者は演出図柄が表示されていない状態でもこの識別画像を参照することにより常に変動中であることを認識することができる。
また、この画像制御基板105は、画像CPU、画像ROM、VRAMなどを用いて実現される図示しない表示制御部を具備し、この表示制御部において行われる表示制御処理の詳細な機能構成を図4を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態における遊技機具備する表示制御部の詳細な構成を示すブロック図である。
図4において、表示制御部は、受信部401、条件判断部402、条件保存部403、画像読出し部404、画像記憶部405、画像表示制御部406、役物制御部407、演出制御部408を具備して構成される。
図3に示す演出制御基板102から画像表示指示が行われると、これを受信部401で受信し、受信部401は、条件判断部402へと画像表示指示を送出する。この画像表示指示が所定の演出画像の表示を指示するものである場合には条件判断部402はこれを演出制御部408へと転送する。
このとき、演出制御部408は、表示指示された演出画像を画像記憶部405から取得してその演出画像を液晶表示装置13へと表示させている。この演出画像の表示にあたり、液晶表示装置13の後述する液晶表示パネルには後述する光源から当該演出画像を形成する照射光を「第1の透過軸」を有する偏光板を介して照射している。
また、受信部401を介して遊技状態の移行指示を受信すると、条件判断部402は、条件保存部403で保存する「演出実行条件」を取得する。この演出実行条件は、画像表示制御部406および役物制御部407によって行われる特別演出を行う条件を示すものであって、移行前の遊技状態と移行後の遊技状態によって示されている。
演出実行条件として、例えば、特別遊技状態(「大当たり遊技状態」ともいう)から確変遊技状態への移行指示や大当たり遊技状態から通常遊技状態への移行指示のほか、特別遊技抽選遊技状態(以下、「リーチ遊技状態」ともいう)から大当たり遊技状態への移行指示やリーチ遊技状態から通常遊技状態への移行指示が設定され、条件保存部403に保存されている。
移行指示によってこれらの演出実行条件を満たす場合、条件判断部402は、遊技状態の移行指示が行われたことを役物制御部407および画像読出し部404へと送出する。
役物制御部407は、条件判断部402から遊技状態の移行指示が行われたことが通知されると、初期設定として液晶表示パネルに表示された演出画像を形成する偏光を透過する透過軸とは異なる「第2の透過軸」を有する偏光部材からなる役物を図3等に示す液晶表示装置13の前面に降下させることによって液晶表示装置13を被覆する制御処理を行う。
このときの「第2の透過軸」は、偏光板が有している「第1の透過軸」と同一の透過軸であるほか、その「第1の透過軸」と直交する偏光軸である。これは、図6に示す液晶表示パネルの構成に依存するものである。すなわち、図6(a)に示すような、液晶分子をねじれた状態とする液晶表示パネルによって構成される場合には「第2の透過軸」と「第1の透過軸」とが同一の透過軸とするのに対して、図6(b)に示すような、液晶分子をねじれた状態としない液晶表示パネルによって構成される場合には「第2の透過軸」と「第1の透過軸」とが異なる透過軸とする。
なお、後者の場合において、「第2の透過軸」は「第1の透過軸」と直交するものであってもよい。
また、役物制御部407では、偏光部材の降下が完了した場合には画像表示制御部406へとその旨を通知する。
この制御処理が行われる役物制御部407の詳細な構成を図5に示しており、その図5を用いて役物制御部407の詳細を後述する。
また、画像読出し部404は、特別演出を行うための演出画像を画像記憶部405から読み出す。この画像記憶部405では、遊技状態において液晶表示装置13に表示する演出画像を記憶している。
この演出画像は、移行指示された移行後の遊技状態を表す画像であって、演出実行条件を満たす移行指示が大当たり遊技状態から確変遊技状態への移行指示である場合には確変遊技状態へと移行した旨の内容を示す画像である。また、演出実行条件を満たす移行指示が大当たり遊技状態から通常遊技状態への移行指示である場合には通常遊技状態へと移行した旨の内容を示す画像であって、演出実行条件を満たす移行指示が大当たり抽選遊技状態(「リーチ遊技状態」ともいう)から大当たり遊技状態への移行指示である場合には大当たり遊技状態へと移行した旨の内容を示す画像である。さらに、演出実行条件を満たす移行指示がリーチ遊技状態から通常遊技状態への移行指示である場合には通常遊技状態へと移行した旨の内容を示す画像である。
画像記憶部405から演出画像を読み出した画像読出し部404は、画像表示制御部406へとその演出画像を送出する。このとき、画像表示制御部406は、役物制御部407から偏光シャッターが完全に降下することによって液晶表示装置13の被覆が完了したことを受信していること若しくは受信したことによって、画像読出し部404から受信した演出画像を形成する照射光を液晶表示装置13の光源から照射させて同装置の液晶表示パネルに表示させる表示制御を行う。
このとき、液晶表示装置13では、その演出画像を形成する照射光を、第1の透過軸を有する偏光板を透過させて液晶表示パネルに照射する。このときの液晶表示装置13の詳細な構成を図6に示す。
図6は、本発明の実施の形態における遊技機を構成する液晶表示装置13の構成を示す図である。
液晶表示装置13は、遊技者が視認できる画像を表示する液晶表示板601(「液晶表示パネル601」ともいう)と、その液晶表示パネル601に表示する画像の光(以下、「照射光」ともいう)を照射する光源603と、第1透過軸を有する偏光板602とから構成されている。
光源603は、バックライトとも称され、液晶表示パネル601の全体に照射光を照射することでその液晶表示パネル601に演出画像を表示させるものである。この光源603は、液晶表示パネル601のサイズに対応するサイズによって構成されるほか、液晶表示パネル601にモノクロ表示を行う場合には反射板を用いて自然光で見えるようにした構成でも可能である。
演出実行条件を満たす移行指示が行われて偏光部材である偏光シャッターが液晶表示パネル601を被覆すると、光源603は、移行指示された移行後の遊技状態(第2遊技状態)における演出画像(第2遊技状態演出画像)を形成する照射光を偏光板602を介して液晶表示パネル601に照射する。
すなわち、液晶表示パネル601に表示される画像は、図7(a)に示している、画像読出し部404によって画像記憶部405から読み出した演出画像である。
図6(a)に示す液晶表示パネル601は、例えばTN型液晶等に用いられる構成であって、光源側偏光フィルター60を透過した偏光を配光膜62でねじって非光源側偏光フィルター61を透過させて表示するパネルであり、この場合、偏光板は光源側偏光フィルター60が有する透過軸と同じ透過軸である。
また、この液晶表示パネル601を構成する液晶表示装置13を被覆する偏光部材の初期設定された透過軸もこの偏光板と同じ透過軸を有するものとする。
それに対して、図6(b)に示す液晶表示パネル601は、光源側偏光フィルター60を透過した偏光を配光膜62でねじらずに非光源側偏光フィルター61を透過させて表示するパネルであり、この場合、偏光板は光源側偏光フィルター60が有する透過軸と同じ透過軸である。
また、この液晶表示パネル601を構成する液晶表示装置13を被覆する偏光部材の初期設定された透過軸は、この偏光板と異なる透過軸であって、例えば直交する透過軸とする。
役物制御部407では、第1の透過軸を有する偏光部材で液晶表示装置13を被覆する制御を行う。この役物制御部407の詳細な構成を図5に示しており、その詳細を後述する。
また、画像表示制御部406では、役物制御部407からの役物の制御状態を表す状態情報を受信すると、その状態情報に基づく役物の状態によって演出制御部408に対して、受信部401が受信した移行指示された移行後の遊技状態における演出画像の表示指示を行う。
さらに、この画像表示制御部406では、図5に示す計時処理部502から所定時間を計時したことが通知されると、初期設定された透過軸とは異なる透過軸へと切り換える。
これによって、演出制御部408は、表示指示された移行後の遊技状態における演出画像を画像記憶部405から取得し、その演出画像を液晶表示装置13に表示する。
図5は、図4に示す役物制御部407の詳細な構成を示すブロック図である。
図5において、役物制御部407は、偏光部材被覆制御部501、計時処理部502、時間情報記憶部503、透過軸切換制御部505、偏光部材排除部506を具備して構成される。
図4に示す画像表示制御部406から役物の動作指示が行われると、偏光部材被覆制御部501がこれを受信する。この偏光部材被覆制御部501は、偏光部材からなる演出用役物装置14、15に被覆指示を行うことでその偏光部材で液晶表示装置13を被覆する。
また同時に、偏光部材被覆制御部501では、計時処理部502に計時を要求する。
この計時処理部502は、時間情報記憶部503で記憶する所定時間の情報を取得してその所定時間の計時を開始し、その所定時間を計時すると、偏光部材被覆制御部501および透過軸切換制御部505へと所定時間を計時したことを通知する。
さらに、計時処理部502から所定時間を計時した偏光部材被覆制御部501は、図4に示す画像表示制御部406に対して所定時間を計時したことを通知することによって、画像表示制御部406は移行指示された移行後の遊技状態における演出画像を表示する制御処理を行う。
また、透過軸切換制御部505は、計時処理部502から所定時間を経過したことが通知されることによって、偏光部材の透過軸を他の透過軸に切り換える。例えば、被覆した偏光シャッターの透過軸が第1透過軸である場合にはその第1透過軸と直交する第2透過軸に切り換え、第2透過軸である場合にはその第2透過軸と直交する第1透過軸へと切り換える。
このようにして、偏光シャッターの透過軸が他の透過軸へと切り換えられると、第2の透過軸を有する偏光板を透過させて液晶表示パネルに表示された移行後の遊技状態における演出画像が視認できる状態となる。
そして、この透過軸切換制御部505で予め設定された所定回数の切り換え処理が行われると、透過軸切換制御部505は、偏光部材排除部506に対して偏光部材の排除を要求する。これによって、偏光部材排除部506は、偏光部材を液晶表示装置13に被覆する前の状態にして液晶表示装置13の前面から排除する。
図7は、図6に示す液晶表示パネルに表示される演出画像および偏光部材によって被覆されたときの状態を示す図である。
図7(a)には、光源から照射された照射光により形成される演出画像を示しており、図7(b)には、偏光板を介したときの演出画像を示している。この図7(b)に示す演出画像は偏光板が有する第1の透過軸を透過した偏光によって構成される。
また、図7(c)には、図7(b)に示す第1の透過軸を有する偏光板を透過した偏光によって形成される演出画像を表示した液晶表示パネルを有する液晶表示装置の前面にその第1の透過軸と直交する第2の透過軸を有する偏光部材で被覆した状態を示している。すなわち、演出画像は遊技者が視認できない状態となっている。
さらに、図7(d)には、図7(c)の偏光部材が有する第2の透過軸を第1の透過軸へと切り換えた状態を示している。これによって、視認できなかった演出画像が遊技者によって視認できる状態となっている。
図8は、図7において用いる偏光板および偏光部材を半分の大きさとして、正面からみて右半分を偏光板および偏光部材を用いて演出画像を表示させたものである。
図9は、本発明の実施の形態における遊技機を適用して構成した遊技機によって行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図9において、遊技が開始されて所定の遊技状態における演出画像を表示制御することによって遊技を提供しているとき(S901)に、遊技状態の移行指示が行われたかを判断する(S902)。遊技状態の移行指示が行われるまでは(S902でNO)その所定の遊技状態における演出画像の表示制御を継続する。
また、遊技状態の移行指示が行われると(S902でYES)、その移行指示により移行する前の遊技状態および移行後の遊技状態が、特別な演出を行うか否かを決定する演出実行条件を満たす移行指示であるかを判断する(S903)。
この判断によって演出実行条件を満たす移行指示であると判断しない場合(S903でNO)には、移行指示された移行後の遊技状態における演出を行う(S904)。
それに対して、演出実行条件を満たす移行指示であると判断する場合(S903でYES)、例えば演出実行条件として、大当たり遊技状態から確変遊技状態若しくは通常遊技状態への移行指示および大当たり抽選遊技状態(「リーチ遊技状態」ともいう)から大当たり遊技状態若しくは通常遊技状態への移行指示が設定されており、判断処理によって移行指示が、大当たり遊技状態から確変遊技状態若しくは通常遊技状態への移行指示およびリーチ遊技状態から大当たり遊技状態若しくは通常遊技状態への移行指示のいずれかである場合には、透過軸の切り換えが可能であって、液晶表示パネルに表示された演出画像を形成する偏光を透過しない(吸収する)透過軸(例えば、第2透過軸)が初期設定されている偏光シャッターからなる役物によって液晶表示装置を被覆する(S905)。
そして、移行指示された移行後の遊技状態において提供する遊技の演出画像を、画像記憶領域から読み出す(S906)。
この演出画像は、上記にも示すように、演出実行条件を満たす移行指示が大当たり遊技状態から確変遊技状態への移行指示である場合には確変遊技状態へと移行した旨の内容を示す画像であって、また、演出実行条件を満たす移行指示が大当たり遊技状態から通常遊技状態への移行指示である場合には通常遊技状態へと移行した旨の内容を示す画像である。
前者の場合にはその内容とともに「おめでとう」という情報を表示し、後者の場合にはその内容とともに「残念でした」という情報を表示することも可能である。
この演出画像が読み出されると、偏光シャッターの被覆が完了したかを判断して(S907)、被覆が完了するまでは待機し(S907でNO)、被覆が完了すると(S907でYES)、その演出画像を形成する照射光を、第1の透過軸を有する偏光板を介して液晶表示板(「液晶表示パネル」ともいう)に照射して透過させる(S908)。
そして、所定時間を計時したかを判断する(S909)。
この判断によって、所定時間を計時するまで(S909でNO)は、待機状態とし、また、所定時間を計時すると(S909でYES)、被覆している偏光シャッターの透過軸を初期設定された透過軸から他の透過軸へ切り換える(S910)。
続いて、透過軸の切り換えが所定回数切り換えられたかを判断して(S911)、所定回数切り換えられた場合(S911でYES)には、偏光シャッターを上昇させて液晶表示パネルの前面から排除する(S913)。そして、移行指示された移行後の遊技状態における演出を行う(S904)。
また、所定回数切り換えられていない場合(S911でNO)には、計時している所定時間を初期化(リセット)して(S912)、再度所定時間を経過したか若しくは遊技者によって操作されたかを判断する処理(S909)以降の処理を行う。
以上に示す実施の形態は、本発明の実施の一形態であって、これらの実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
なお、本発明は、上述の手段を構成させるためのプログラムを格納した記録媒体(CD−ROM、DVD−ROM等)から該プログラムをコンピュータにインストールし、これを実行させることにより、上述の処理を実行するコンピュータを構成することも可能である。このときのコンピュータには、システムバスを介してCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクが接続され、CPUは、ROMまたはハードディスクに記憶されているプログラムに従い、RAMを作業領域にして処理を行う。
また、プログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信システムのように一時的または流動的にプログラムを保持する媒体)でもよい。例えば、通信ネットワークの電子掲示板(BBS:Bulletin Board Service)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して配信するようにしてもよい。
401 受信部
402 条件判断部
403 条件保存部
404 画像読出し部
405 画像記憶部
406 画像表示制御部
407 役物制御部
501 偏光部材被覆制御部
502 計時処理部
503 時間情報記憶部
505 透過軸切換制御部
506 偏光部材排除部

Claims (1)

  1. 第1の透過軸を有する偏光板を備えた液晶表示装置と、
    遊技の進行に伴って、前記液晶表示装置に少なくとも特定演出画像を含む複数の遊技演出画像のうち一の遊技演出画像を表示する制御を行う表示制御手段と、
    所定条件の成立に伴い、前記第1の透過軸とは異なる第2の透過軸を有する偏光部材によって前記液晶表示装置を被覆する被覆手段と、
    前記被覆手段によって前記液晶表示装置を被覆した前記偏光部材の前記第2の透過軸を、前記第1の透過軸と同一である第3の透過軸に切り換える透過軸切換手段と、
    前記偏光部材を排除して前記被覆手段によって前記液晶表示装置に被覆する前の状態にする偏光部材排除手段と
    を具備し、
    前記表示制御手段は、
    前記透過軸切換手段によって前記第2の透過軸から前記第3の透過軸に切り換える前に、前記液晶表示装置に前記特定演出画像を表示し、
    前記偏光部材排除手段は、
    前記透過軸切換手段により前記第3の透過軸に切り換えが行われた後、前記偏光部材を排除して前記被覆手段によって前記液晶表示装置に被覆する前の状態にすることを特徴とする遊技機。
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