JP2015023608A - Ac/dcコンバータおよびその制御回路、電源アダプタおよび電子機器 - Google Patents

Ac/dcコンバータおよびその制御回路、電源アダプタおよび電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】外付け抵抗を削減する。
【解決手段】制御回路10の入力検出端子VINには、交流電圧VACを整流した第1整流電圧VRECT1が入力される。デプレッション型高耐圧素子である第1NMOSトランジスタMN1のドレインは入力検出端子VINと接続され、そのゲートがそのソースと接続される。交流電圧検出回路50bは、第1NMOSトランジスタMN1に流れる電流Idにもとづいて、交流電圧VACの振幅を検出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、AC/DCコンバータに関する。
テレビや冷蔵庫をはじめとするさまざまな家電製品は、外部からの商用交流電力を受けて動作する。ラップトップ型コンピュータ、携帯電話端末やタブレットPCをはじめとする電子機器も、商用交流電力によって動作可能であり、あるいは商用交流電力によって、機器に内蔵の電池を充電可能となっている。こうした家電製品や電子機器(以下、電子機器と総称する)には、商用交流電圧をAC/DC(交流/直流)変換する電源装置(インバータ)が内蔵され、あるいはインバータは、電子機器の外部の電源アダプタ(ACアダプタ)に内蔵される。
図1は、本発明者が検討したAC/DCコンバータ1rのブロック図である。AC/DCコンバータ1rは主としてヒューズ2、入力キャパシタCi、フィルタ3、第1整流回路4、平滑キャパシタCsおよびDC/DCコンバータ6rを備える。
商用交流電圧VACは、ヒューズ2および入力キャパシタCiを介してフィルタ3に入力される。フィルタ3は、商用交流電圧VACのノイズを除去する。第1整流回路4は、商用交流電圧VACを全波整流するダイオードブリッジ回路である。第1整流回路4の出力電圧は、平滑キャパシタCsによって平滑化され、直流電圧VDCに変換される。
絶縁型のDC/DCコンバータ6rは、入力端子P1に直流電圧VDCを受け、それを降圧して、目標値に安定化された出力電圧VOUTを出力端子P2に接続される負荷(不図示)に供給する。
DC/DCコンバータ6rは、制御回路10r、出力回路7、フィードバック回路8を備える。出力回路7は、トランスT1、第1ダイオードD1、第1出力キャパシタCo1を含む。フィードバック回路8は、出力電圧VOUTに応じたフィードバック電圧VFBを生成し、制御回路10rのフィードバック端子(FB端子)に供給する。
制御回路10rは、スイッチングトランジスタM1、駆動回路20、スタータ回路30、クランプ回路40、交流電圧検出回路50を備える。
制御回路10rのドレイン(DRAIN)端子は、1次巻線W1と接続される。制御回路10rのソース(SOURCE)端子は、外付けの検出抵抗Rsと接続される。スイッチングトランジスタM1は、DRAIN端子とSOURCE端子の間に設けられる。駆動回路20は、フィードバック電圧VFBにもとづいてスイッチングトランジスタM1をスイッチングする。
スイッチングトランジスタM1がスイッチングすることにより、入力電圧VDCが降圧され、出力電圧VOUTが生成される。そして制御回路10rは、スイッチングトランジスタM1のスイッチングのデューティ比を調節することにより、出力電圧VOUTを目標値に安定化させるとともに、トランスT1の1次巻線W1に流れるコイル電流Ipを制御する。
検出抵抗Rは、トランスT1の1次巻線W1およびスイッチングトランジスタM1と直列に設けられる。検出抵抗Rには、1次巻線W1およびスイッチングトランジスタM1に流れる電流Ipに比例した電圧降下(検出電圧)VCSが発生する。制御回路10rは、検出電圧VCSにもとづいて、1次巻線W1に流れる電流Ipを制御する。
トランスT1の補助巻線W3には、第2ダイオードD2および第2出力キャパシタCo2が接続される。スイッチングトランジスタM1のスイッチングに応じて、第2出力キャパシタCo2には、直流電圧VCCが発生する。この直流電圧VCCは、制御回路10rの電源(VCC)端子に供給される。
駆動回路20をはじめとする制御回路10rの内部回路は、VCC端子に生ずる電源電圧VCCを受けて動作する。DC/DCコンバータ6rの起動前は、電源電圧VCCはゼロであるから、制御回路10rを起動させることができない。そこで制御回路10rは、DRAIN端子とVCC端子の間に設けられたスタータ回路30を備える。スタータ回路30は、DC/DCコンバータ6rの起動時において、DC/DCコンバータ6rのスイッチングトランジスタM1のスイッチングが開始する前に、1次巻線W1を介して供給される入力電圧VDCによってVCC端子に接続される第2出力キャパシタCo2を充電する。これにより、スイッチングトランジスタM1のスイッチングが開始する前に、電源電圧VCCを制御回路10rが動作可能な電圧レベルまで上昇させることができる。
スタータ回路30による充電によって、VCC端子の電圧VCCは非常に高くなる場合がある。クランプ回路40は、VCC端子の電圧VCCを所定の上限電圧(たとえば12V)以下にクランプし、駆動回路20をはじめとする内部回路に供給する。
AC/DCコンバータ1rはさまざまな環境で使用され、それに入力される交流電圧VACは、定格値より大きかったり、小さかったりする場合がある。交流電圧VACが定格外の状況でDC/DCコンバータ6rを動作させると不具合が生ずるおそれがある。
そこで制御回路10rには、交流電圧VACを監視する機能が搭載される。第2整流回路9は、交流電圧VACを全波整流する。第2整流回路9により生成される第1整流電圧VRECTは、数百Vを超える場合があり、そのまま制御回路10rに入力することはできない。そこで抵抗R11、R12により第1整流電圧VRECTが分圧され、分圧後の電圧VINが、制御回路10rの入力(VIN)端子に入力される。
交流電圧検出回路50は、VIN端子の第2整流電圧VINにもとづき、交流電圧VACの振幅AACが所定の範囲に含まれるかを検出する。より具体的には、交流電圧検出回路50は、交流電圧VACの振幅AACがしきい値振幅ABOより低い場合、DC/DCコンバータ6rを停止する。これを低AC入力電圧保護(ブラウンアウト)機能ともいう。また、交流電圧VACの振幅がしきい値振幅ABOより高くなると、DC/DCコンバータ6rの動作を再開する(ブラウンイン)。
交流電圧VACが入力される+極端子と−極端子の間には、キャパシタCiをはじめとする容量成分が存在する。この容量成分にはコンセントプラグを抜いた後にも電荷が残留し、その結果、直流電圧VDCが直ちにゼロにはならない。電源アダプタや電子機器に使用されるAC/DCコンバータ1rには、コンセントプラグを抜いた後、所定時間内に、+極端子と−極端子の電圧が、ある電圧以下に低下するよう要求される。そこで図1のAC/DCコンバータ1rには、+極端子と−極端子の間に、放電用の抵抗Rdisが挿入されている。
本発明者は、図1のAC/DCコンバータ1rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
図1のAC/DCコンバータ1rでは、交流電圧VACを監視するために、制御回路10rに外付けされる高耐圧の抵抗R11、R12が必要となる。このような外付けの抵抗素子は高価であり、また余計な実装面積が必要となる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、外付け抵抗を削減可能なAC/DCコンバータおよびその制御回路の提供にある。
本発明のある態様は、交流電圧を第1直流電圧に変換するAC/DCコンバータに使用される制御回路に関する。AC/DCコンバータは、交流電圧を整流、平滑化し、第2直流電圧に変換する第1整流回路と、第2直流電圧を昇圧または降圧する、絶縁型のDC/DCコンバータと、第1直流電圧に応じたフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、を備える。制御回路は、交流電圧を全波整流した第1整流電圧が入力される入力検出端子と、DC/DCコンバータの動作状態において、DC/DCコンバータのトランスの1次側にて生成される第3直流電圧が入力され、外部のコンデンサが接続される電源端子と、フィードバック電圧を受けるフィードバック端子と、そのドレインが入力検出端子と接続され、そのゲートがそのソースと接続されたデプレッション型高耐圧の第1NMOSトランジスタと、第1NMOSトランジスタに流れる電流にもとづいて、交流電圧の振幅を検出する交流電圧検出回路と、入力検出端子と電源端子の間に設けられ、AC/DCコンバータの起動時において、第1整流電圧により電源端子に接続されたコンデンサを充電する経路を含むスタータ回路と、電源端子の電圧を受けて動作し、フィードバック電圧に応じてDC/DCコンバータのスイッチングトランジスタを駆動する駆動回路と、を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化される。
入力検出端子には、数百Vもの高電圧が印加されうる。入力検出端子に高耐圧のデプレッション型の第1NMOSトランジスタを接続することにより、第1NMOSトランジスタから交流電圧検出回路に流れる電流は、所定の最大電流IMAX付近に制限される。この最大電流IMAXを小さく抑えることにより、交流電圧検出回路に過電圧が発生するのを防止できる。この態様によれば、外付け抵抗を減らすことができる。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
制御回路を1つのIC(Integrated Circuit)として集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
交流電圧検出回路は、第1NMOSトランジスタに流れる電流を電圧に変換し、当該電圧にもとづいて、交流電圧の振幅を検出してもよい。
交流電圧検出回路は、第1NMOSトランジスタのソースと接地ラインの間に設けられた第3トランジスタと、第3トランジスタに流れる電流の所定係数倍の電流が流れる第4トランジスタを含むカレントミラー回路と、一端の電位が固定され、第4トランジスタに流れる電流の経路上に設けられた変換抵抗と、を含んでもよい。交流電圧検出回路は、変換抵抗の他端に生ずる反転整流電圧にもとづいて、交流電圧の振幅を検出してもよい。
ある態様の制御回路は、第1NMOSトランジスタのソースと交流電圧検出回路の間に挿入された第3抵抗をさらに備えてもよい。第1NMOSトランジスタのゲートは、ソースと交流電圧検出回路の接続ノードと結線されてもよい。
この態様によれば、第3抵抗によって、第1NMOSトランジスタの温度特性をキャンセルし、第1NMOSトランジスタのソース電圧を安定化することができる。
ある態様の制御回路は、電源端子と接地ラインの間に設けられた放電トランジスタをさらに備えてもよい。
この態様によれば、コンセントプラグが抜かれた後に、放電トランジスタをオンすることにより、+極と−極の間の容量を放電することができるため、外付けの放電用抵抗が不要となり、コストを下げることができる。
スタータ回路は、高耐圧の第2NMOSトランジスタと、第2NMOSトランジスタのゲートを制御するゲート制御回路と、を含んでもよい。第2NMOSトランジスタは、デプレッション型であり、ソースとバックゲートが共通に接続されてもよい。
交流電圧検出回路は、反転整流電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果を示す比較信号を生成するコンパレータと、比較信号にもとづいて、交流電圧の振幅としきい値電圧に対応したしきい値振幅の大小関係を判定するロジック部と、を含んでもよい。
ロジック部は、比較信号が交流電圧の所定サイクル数にわたり連続して一定レベルを維持するとき、交流電圧の振幅がしきい値振幅より大きいものと判定してもよい。
交流電圧検出回路は、交流電圧の振幅が、定格振幅より低く定められたしきい値振幅より小さいとき、DC/DCコンバータを停止してもよい。
第1NMOSトランジスタ、第3トランジスタのサイズは、交流電圧の振幅が検出範囲に含まれるときに、第1NMOSトランジスタが飽和領域で動作するよう定められてもよい。
しきい値電圧はヒステリシスを有してもよい。
本発明の別の態様は、交流電圧を第1直流電圧に変換するAC/DCコンバータに関する。AC/DCコンバータは、交流電圧を整流、平滑化し、第2直流電圧に変換する第1整流回路と、第2直流電圧を昇圧または降圧する、絶縁型のDC/DCコンバータと、交流電圧を整流し、第1整流電圧を生成する第2整流回路と、1次側に設けられた1次巻線、補助巻線および2次側に設けられた2次巻線を有するトランスと、トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、アノードが2次巻線と接続される第1ダイオードと、一端が接地され、他端が第1ダイオードのカソードと接続された第1出力キャパシタと、アノードが補助巻線と接続される第2ダイオードと、一端が接地され、他端が第2ダイオードのカソードと接続された第2出力キャパシタと、第1出力キャパシタに生ずる第1直流電圧に応じたフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、上述のいずれかの制御回路と、を備える。制御回路の入力検出端子には、第2直流電圧が入力され、その電源端子には、第2出力キャパシタに生ずる第2直流電圧が供給され、そのフィードバック端子には、フィードバック電圧が入力される。
フィードバック回路は、第1直流電圧を分圧した電圧と所定の目標値の誤差がゼロとなるようにレベルが調節されるフィードバック信号を生成するシャントレギュレータと、その1次側の発光素子がフィードバック信号によって制御されるフォトカプラと、を含み、フォトカプラの2次側の受光素子に生ずる信号が、フィードバック電圧として制御回路に供給されてもよい。
AC/DCコンバータは、交流電圧をフィルタリングするフィルタをさらに備えてもよい。第2整流回路は、フィルタを経た後の交流電圧を整流してもよい。
本発明の別の態様は電子機器に関する。この電子機器は、負荷と、負荷に第1直流電圧を供給する上述のAC/DCコンバータと、を備える。
本発明の別の態様は、電源アダプタに関する。電源アダプタは、上述のAC/DCコンバータを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、外付け抵抗を削減することができる。
本発明者が検討したAC/DCコンバータのブロック図である。 第1の実施の形態に係る制御回路を備えたAC/DCコンバータを示す回路図である。 デプレッション型NMOSトランジスタの電流電圧特性を示す図である。 図4(a)、(b)は、図2のAC/DCコンバータの動作波形図である。 第1の変形例に係る制御回路の一部を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る制御回路を備えるAC/DCコンバータを示す回路図である。 デプレッション型NMOSトランジスタの電流電圧特性を示す図である。 図6のAC/DCコンバータの動作波形図である。 第5の変形例に係る制御回路の一部を示す回路図である。 AC/DCコンバータを備えるACアダプタを示す図である。 図11(a)、(b)は、AC/DCコンバータを備える電子機器を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係る制御回路10を備えたAC/DCコンバータ1を示す回路図である。AC/DCコンバータ1は、交流電圧VACを第1直流電圧VOUTに変換する。AC/DCコンバータ1の基本構成は、図1のAC/DCコンバータ1rと同様であるため、以下、相違点のみを重点的に説明する。
フィードバック回路8は、第1直流電圧VOUTに応じたフィードバック電圧VFBを生成する。たとえばフィードバック回路8は、シャントレギュレータ81およびフォトカプラ82を含む。シャントレギュレータ81は、第1直流電圧VOUTを分圧した電圧と所定の目標値VREFの誤差がゼロとなるようにレベルが調節されるフィードバック信号S1を生成する。
フォトカプラ82は、その1次側の発光素子がフィードバック信号S1によって制御され、フォトカプラ82の2次側の受光素子に生ずる信号が、フィードバック電圧VFBとして制御回路10のFB端子に入力される。
以下、制御回路10の具体的な構成を説明する。
第2整流回路9は、交流電圧VAC、より具体的にはフィルタ3を経由した交流電圧VACを整流し、第1整流電圧VRECT1を生成する。制御回路10の入力検出端子VINには、第1整流電圧VRECT1が入力される。
VCC端子には、外部の第2出力キャパシタCo2が接続されており、DC/DCコンバータ6の動作状態においては、DC/DCコンバータ6のトランスT1の1次側にて生成される第3直流電圧(電源電圧ともいう)VCCが供給される。
制御回路10は、スイッチングトランジスタM1、駆動回路20、スタータ回路30、クランプ回路40、第1NMOSトランジスタMN1、交流電圧検出回路50、放電トランジスタMN3、放電制御部60を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化される。
スイッチングトランジスタM1、駆動回路20およびクランプ回路40についてはすでに説明した。なお、駆動回路20およびクランプ回路40の構成は特に限定されず、公知の回路を用いればよい。駆動回路20は、ピーク電流モードあるいは平均電流モードの変調器を含んでもよい。
第1NMOSトランジスタMN1は高耐圧トランジスタであり、デプレッション型で構成される。「高耐圧」とは入力検出端子VINに印加されうる最大電圧に耐えうる耐圧を有することを意味する。入力検出端子VINには、定格100Vの交流電圧VACにおいて140V程度のピーク電圧が印加されるが、交流電圧VACの一時的な変動により、入力検出端子VINには、700V程度の高電圧が印加されうる。この場合、第1NMOSトランジスタMN1は、700V耐圧の素子で構成する。高耐圧トランジスタ素子のデバイス構造は公知の技術を用いればよいため、説明は省略する。
第1NMOSトランジスタMN1のドレインは入力検出端子VINと接続され、そのゲートは、そのソースと接続される。また第1NMOSトランジスタMN1のバックゲートもソースと接続される。
交流電圧検出回路50は、第1NMOSトランジスタMN1のソースと接地ラインの間に直列に設けられた第1抵抗R1および第2抵抗R2を含む。第1抵抗R1および第2抵抗R2によって、第1NMOSトランジスタMN1のソース電圧Vsが分圧される。交流電圧検出回路50は、第1抵抗R1および第2抵抗R2の接続ノードN1に生ずる第2整流電圧VRECT2にもとづいて交流電圧VACの振幅AACを検出する。
本実施の形態において、交流電圧検出回路50は、ブラウンアウト/ブラウンイン機能に使用される。交流電圧検出回路50は、第2整流電圧VRECT2にもとづいて、交流電圧VACの振幅AACと所定のしきい値振幅ABOとの大小関係を判定し、AAC<ABOのときブラウンアウトし、AAC>ABOのときブラウンインする。ブラウンアウトのしきい値を、交流電圧VACの実効値72Vに設定したい場合、ブラウンアウト用のしきい値振幅ABOは、72x√2=101V程度となる。
チャタリング防止のため、しきい値振幅ABOはヒステリシスを有することが好ましい。具体的は、交流電圧VACの実効値が72Vより低くなりブラウンアウトした状態で、その実効値が80Vより高くなると、ブラウンインしてもよい。この場合、しきい値振幅ABOを、101Vと113V程度の2値で遷移させればよい。
交流電圧検出回路50は、たとえばコンパレータ51およびロジック部52を含む。コンパレータ51は、第2整流電圧VRECT2を、しきい値振幅ABOに対応して定められた所定のしきい値電圧VTHと比較し、比較結果を示す比較信号S2を生成する。ロジック部52は、比較信号S2にもとづいて交流電圧VACの振幅AACとしきい値振幅ABOの大小関係を判定する。
図3は、デプレッション型NMOSトランジスタの電流電圧特性を示す図である。横軸はドレインソース間電圧Vdsを、縦軸はドレイン電流Idを示す。ドレイン電流Idは、ドレインソース間電圧Vdsが大きくなると、所定の最大電流値IMAX付近にてクランプされる。
制御回路10は、交流電圧VACの振幅AACが定格振幅およびしきい値振幅ABOをカバーする範囲(交流電圧VACの実効値が101V〜141V)に含まれるとき、つまり交流電圧VACの振幅AACが検出範囲に含まれるときに、第1NMOSトランジスタMN1が線形領域で動作するように、回路の動作点が定められる。この動作点は、具体的には、第1NMOSトランジスタMN1のサイズ、第1抵抗R1および第2抵抗R2の抵抗値に応じて設定可能である。
交流電圧VACの振幅AACが定格振幅(141V)より小さいときに、第1NMOSトランジスタMN1が線形領域で動作する。ドレイン電流Idは、交流電圧の振幅AACを引数とする関数f(AAC)を用いて式(1)で表される。
Id=f(AAC) …(1)
また第2整流電圧VRECT2は、式(2)で与えられる。
RECT2=Id×R2 …(2)
式(1)、(2)から式(3)を得る。
RECT2=f(AAC)×R2 …(3)
つまり線形領域において、第2整流電圧VRECT2は振幅AACと1対1で対応する。
しきい値電圧VTHは、式(4)で設定される。
TH=f(ABO)×R2 …(4)
第1NMOSトランジスタMN1が飽和領域に入ると、ドレイン電流Idはほぼ一定値IMAXをとる。つまりドレイン電流Idは、最大電流値IMAX付近に制限される。交流電圧VACの振幅AACが、線形領域と飽和領域の境界に対応する電圧(以下、クランプ電圧VCLという)を超えると、第1抵抗R1と第2抵抗R2の両端間の電圧、言い換えれば第1NMOSトランジスタMN1のソース電圧Vsは、VMAX=(R1+R2)×IMAX付近にてクランプされる。
図2に戻る。たとえばロジック部52は、交流電圧VACの所定サイクル数にわたり連続して、比較信号S2が一定レベル(たとえばローレベル)を維持するとき、AAC<ABOと判定し、駆動回路20を停止する。
スタータ回路30は、入力検出端子VINとVCC端子の間に設けられ、AC/DCコンバータ1の起動時において、第1整流電圧VRECT1によりVCC端子に接続された第2出力キャパシタCo2を充電する経路を含む。好ましくは、スタータ回路30は、700V耐圧を有する高耐圧トランジスタの第2NMOSトランジスタMN2と、第2NMOSトランジスタMN2のオン、オフを制御するゲート制御回路32と、を含む。たとえば第2NMOSトランジスタMN2は、第1NMOSトランジスタMN1と同じデプレッション型であり、ソースおよびバックゲートが共通に接続されてもよい。
放電トランジスタMN3は、VCC端子と接地ラインの間に設けられる。放電制御部60は、コンセントプラグが引き抜かれると、放電トランジスタMN3をオンする。コンセントプラグが引き抜かれた状態は、第2整流電圧VRECT2が実質的にゼロとなることから、交流電圧検出回路50により検出可能である。
以上が制御回路10およびそれを備えるAC/DCコンバータ1の構成である。続いてその動作を説明する。
図4(a)、(b)は、図2のAC/DCコンバータ1の動作波形図である。図4(a)には、交流電圧VACの振幅AACが定格振幅141Vのときの動作(実線)、交流振幅AACがしきい値振幅ABOより小さいとき(一点鎖線)の動作が示される。
交流電圧VACが定格付近のとき、第1NMOSトランジスタMN1は、図3の電圧電流特性において、線形領域で動作する。このとき第2整流電圧VRECT2は、交流電圧VACのサイクルごとに、しきい値VTHより高くなり、比較信号S2は、毎サイクル、ハイレベルとなる。
交流電圧VACの振幅AACがしきい値振幅ABOより小さくなると、第2整流電圧VRECT2の振幅が小さくなり、しきい値電圧VTHより低くなる。その結果、比較信号S2は、ローレベルを維持する。ロジック部52は、比較信号S2が数サイクルにわたりローレベルを持続したことを検出すると、交流電圧VACの振幅AACがしきい値振幅ABOより小さいものと判定する。この場合、ロジック部52は駆動回路20を停止する。
図4(b)には、交流電圧VACの振幅AACが非常に大きくなったときの動作が示される。交流電圧VACの振幅が大きくなり、クランプ電圧VCLを超えた範囲では、図3の電流電圧特性から、ドレイン電流Idは所定値IMAX付近にて制限され、第1NMOSトランジスタMN1のソース電圧Vsは、所定の電圧VMAX=IMAX×(R1+R2)付近でクランプされる。
以上がAC/DCコンバータ1の動作である。
このAC/DCコンバータ1において、最大電流値IMAXは、第1NMOSトランジスタMN1のトランジスタサイズに応じて設計可能である。したがって、第1NMOSトランジスタMN1のトランジスタサイズと、抵抗R1、R2に応じて、電圧VMAXは任意の値、たとえば100V程度に設定することができる。
これにより、第1抵抗R1と第2抵抗R2に、数百V(〜700V)もの高電圧が印加されるのを防止でき、第1抵抗R1および第2抵抗R2を100V耐圧を有する半導体基板上の素子で形成することができる。つまり、図1において必要であった外付け抵抗R11、R22を減らすことができ、コストを下げることができる。
また、コンセントプラグが引き抜かれた際には、放電トランジスタMN3がオンする。これにより、+電極と−電極間の容量の電荷を、第2整流回路9、スタータ回路30、放電トランジスタMN3の経路で引き抜くことができる。したがって、図1のAC/DCコンバータ1rにおいて必要であった放電用の抵抗Rdisを減らすことができ、コストを下げることができる。
(第1の実施の形態の変形例)
以上、本発明のひとつの側面について、第1の実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1の変形例)
図5は、第1の変形例に係る制御回路10aの一部を示す回路図である。この制御回路10aは、第1NMOSトランジスタMN1のソースと第1抵抗R1の間に挿入された第3抵抗R3をさらに備える。そして第1NMOSトランジスタMN1のゲートは、ソースと第1抵抗R1の接続ノードN2と結線される。
第1NMOSトランジスタMN1に流れる電流Idは、ゲートソース間電圧のみでなく温度にも依存する。この変形例によれば、温度変動にともなって第1NMOSトランジスタMN1の電流Idが増加しようとすると、第3抵抗R3の電圧降下VR3が増大し、第1NMOSトランジスタMN1のゲートソース間のバイアス電圧が、電流Idが小さく成る方向にシフトする。つまり第3抵抗R3によって、第1NMOSトランジスタMN1の温度特性をキャンセルすることができ、第1NMOSトランジスタMN1のソース電圧Vsを安定化することができる。
(第2の変形例)
実施の形態では、交流電圧検出回路50において、しきい値振幅をバーンアウト用しきい値に設定する場合を説明したが本発明はそれには限定されない。たとえばしきい値振幅は定格振幅141Vより高い過電圧検出用の電圧レベルに設定してもよい。
また交流電圧検出回路50は、振幅AACを、複数のしきい値と比較してもよい。
(第3の変形例)
実施の形態では、シャントレギュレータ(誤差増幅器)212がトランスT1の2次側に設けられる場合を説明したが、この誤差増幅器は、1次側に設けてもよく、さらには制御回路10に内蔵してもよい。
(第4の変形例)
DC/DCコンバータ6は降圧型には限定されず、昇圧型、あるいは昇降圧型であってもよい。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態に係る制御回路10bを備えるAC/DCコンバータ1bを示す回路図である。
第2の実施の形態(図6の制御回路10b)と第1の実施の形態(図2の制御回路10)とでは、デプレッション型の第1NMOSトランジスタMN1が設けられる点、そのドレイン電流Idにもとづいて、交流電圧VACの振幅AACを検出する点、さらに言えば、第1NMOSトランジスタMN1に流れる電流Idを電圧VRECT3に変換し、当該電圧にもとづいて、交流電圧の振幅を検出する点で共通するが、その構成が異なっている。
交流電圧検出回路50は、カレントミラー回路54および変換抵抗Rcを備える。
カレントミラー回路54は、第1NMOSトランジスタMN1のソースと接地ラインの間に設けられた第3トランジスタM3と、第3トランジスタM3に流れる電流Idの所定係数倍の電流Id’が流れる第4トランジスタM4を含む。
変換抵抗Rcは、一端の電位が固定され、第4トランジスタM4に流れる電流Id’の経路上に設けられる。たとえば変換抵抗Rcの一端は電源ラインと接続され、その電位は電源電圧VCCに固定される。
交流電圧検出回路50bは、変換抵抗Rcの他端N3に生ずる反転整流電圧VRECT3にもとづいて、交流電圧VACの振幅AACを検出する。
コンパレータ51は、反転整流電圧VRECT3を所定のしきい値電圧VTHと比較し、比較結果を示す比較信号S2を生成する。ロジック部52は、比較信号S2にもとづいて、交流電圧VACの振幅AACとしきい値電圧VTHに対応したしきい値振幅ABOの大小関係を判定する。
図7は、デプレッション型NMOSトランジスタの電流電圧特性を示す図である。横軸はドレインソース間電圧Vdsを、縦軸はドレイン電流Idを示す。第1の実施の形態では、線形領域の急峻な電圧−電流特性を利用したのに対して、第2の実施の形態では、飽和領域の緩やかな電圧−電流特性を利用するものである。
制御回路10bは、交流電圧VACの振幅AACが定格振幅およびしきい値振幅ABOをカバーする範囲(交流電圧VACの実効値が101V〜141V)に含まれるとき、つまり交流電圧VACの振幅AACが検出範囲に含まれるとき、第1NMOSトランジスタMN1が飽和領域で動作するように、回路の動作点が定められる。この動作点は、具体的には、第1NMOSトランジスタMN1および第3トランジスタM3のサイズに応じて設定可能である。
交流電圧VACの振幅AACが定格振幅(141V)より小さいときに、第1NMOSトランジスタMN1が飽和領域で動作する。ドレイン電流Idは、交流電圧の振幅AACを引数とする関数g(AAC)を用いて式(5)で表される。
Id=g(AAC) …(5)
カレントミラー回路54のミラー比をKとするとき、反転整流電圧VRECT3は、式(6)で与えられる。
RECT3=VCC−Rc×(K×Id) …(6)
K×Idは、第4トランジスタM4に流れる電流である。
式(5)、(6)から式(7)を得る。
RECT2=VCC−Rc×(K×g(AAC)) …(8)
つまり飽和領域において、反転整流電圧VRECT3は振幅AACと1対1で対応する。
またしきい値電圧VTHは、式(9)で設定される。
TH=VCC−Rc×(K×g(ABO)) …(0)
第2の実施の形態においても、第1NMOSトランジスタMN1のドレインソース間電圧Vdsによらずに、ドレイン電流Idは最大電流IMAX付近の一定値をとる。つまり、第3トランジスタM3に流れる電流Idの最大値も電流IMAX付近であるため、第3トランジスタM3のドレインソース間電圧VM3は、ある最大電圧VMAX以下にクランプされる。第3トランジスタM3のサイズは、そのドレイン電圧VM3の最大電圧VMAXが、第3トランジスタM3の耐圧を超えないように設計される。
図6に戻る。たとえばロジック部52bは、交流電圧VACの所定サイクル数にわたり連続して、比較信号S2が一定レベル(たとえばハイレベル)を維持するとき、AAC<ABOと判定し、駆動回路20を停止する。
以上が制御回路10bおよびそれを備えるAC/DCコンバータ1bの構成である。続いてその動作を説明する。
図8は、図6のAC/DCコンバータ1bの動作波形図である。図8には、交流電圧VACの振幅AACが定格振幅141Vのときの動作(実線)、交流振幅AACがしきい値振幅ABOより小さいとき(一点鎖線)の動作が示される。
交流電圧VACが定格付近のとき、第1NMOSトランジスタMN1は、図7の電圧電流特性において、飽和領域で動作する。このとき反転整流電圧VRECT3は、交流電圧VACのサイクルごとに、しきい値VTHより低くなり、比較信号S2は、毎サイクル、ハイレベルとローレベルを繰り返す。
交流電圧VACの振幅AACがしきい値振幅ABOより小さくなると、第1NMOSトランジスタMN1の電流Idの振幅が小さくなり、したがって反転整流電圧VRECT3の振幅が小さくなり、しきい値電圧VTHより高い状態が持続し、比較信号S2はハイレベルを維持する。ロジック部52bは、比較信号S2が数サイクルにわたりハイレベルを持続したことを検出すると、交流電圧VACの振幅AACがしきい値振幅ABOより小さいものと判定する。この場合、ロジック部52bは駆動回路20を停止する。
以上がAC/DCコンバータ1bの動作である。
すでに説明したように、AC/DCコンバータ1bにおいて、最大電流値IMAXは、第1NMOSトランジスタMN1と第3トランジスタM3のサイズに応じて任意に設定可能であり、したがって第3トランジスタM3のドレイン電圧VM3の最大値も、任意に設定可能である。第3トランジスタM3のドレイン電圧VM3の最大値は、第3トランジスタM3の耐圧を超えないよう定められるため、制御回路10bは、過電圧に対する耐性が確保されている。
これにより図1において必要であった外付け抵抗R11、R22を減らすことができ、コストを下げることができる。
また、第1の実施の形態と同様に、図1のAC/DCコンバータ1rにおいて必要であった放電用の抵抗Rdisを減らすことができ、コストを下げることができる。
(第2の実施の形態の変形例)
以上、本発明のひとつの側面について、第2の実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第5の変形例)
図9は、第5の変形例に係る制御回路10cの一部を示す回路図である。この制御回路10cは、第1NMOSトランジスタMN1のソースと交流電圧検出回路50bの間に挿入された、より具体的には、第1NMOSトランジスタMN1のソースと第3トランジスタM3のドレインの間に挿入された第3抵抗R3をさらに備える。そして第1NMOSトランジスタMN1のゲートは、ソースと交流電圧検出回路50bの接続ノードN2と結線される。
この変形例によれば、つまり第3抵抗R3によって、第1NMOSトランジスタMN1の温度特性をキャンセルすることができ、第1NMOSトランジスタMN1のソース電圧Vsを安定化することができる。
(第6の変形例)
実施の形態では、交流電圧検出回路50bにおいて、しきい値振幅をバーンアウト用しきい値に設定する場合を説明したが本発明はそれには限定されない。たとえばしきい値振幅は定格振幅141Vより高い過電圧検出用の電圧レベルに設定してもよい。
また交流電圧検出回路50bは、振幅AACを、複数のしきい値と比較してもよい。
(第7の変形例)
実施の形態では、シャントレギュレータ(誤差増幅器)212がトランスT1の2次側に設けられる場合を説明したが、この誤差増幅器は、1次側に設けてもよく、さらには制御回路10に内蔵してもよい。
(第8の変形例)
DC/DCコンバータ6は降圧型には限定されず、昇圧型、あるいは昇降圧型であってもよい。
(用途)
最後に、第1あるいは第2の実施の形態で説明したAC/DCコンバータ1の用途を説明する。AC/DCコンバータ1は、ACアダプタや電子機器の電源ブロックに好適に利用される。
図10は、AC/DCコンバータを備えるACアダプタ800を示す図である。ACアダプタ800は、プラグ802、筐体804、コネクタ806を備える。プラグ802は、図示しないコンセントから商用交流電圧VACを受ける。AC/DCコンバータは、筐体804内に実装される。AC/DCコンバータにより生成された直流出力電圧VOUTは、コネクタ806から電子機器810に供給される。電子機器810は、ノートPC、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、携帯オーディオプレイヤなどが例示される。
図11(a)、(b)は、AC/DCコンバータを備える電子機器900を示す図である。図11(a)、(b)の電子機器900はディスプレイ装置であるが、電子機器900の種類は特に限定されず、オーディオ機器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機など、電源装置を内蔵する機器であればよい。
プラグ902、図示しないコンセントから商用交流電圧VACを受ける。AC/DCコンバータは、筐体804内に実装される。AC/DCコンバータにより生成された直流出力電圧VOUTは、同じ筐体904内に搭載される、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)、電源回路、照明機器、アナログ回路、デジタル回路などの負荷に供給される。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
P1…入力端子、P2…出力端子、Co1…第1出力キャパシタ、Co2…第2出力キャパシタ、D1…第1ダイオード、D2…第2ダイオード、T1…トランス、W1…1次巻線、W2…2次巻線、W3…補助巻線、M1…スイッチングトランジスタ、RS…検出抵抗、1…AC/DCコンバータ、2…ヒューズ、Ci…入力キャパシタ、3…フィルタ、4…第1整流回路、Cs…平滑キャパシタ、6…DC/DCコンバータ、7…出力回路、8…フィードバック回路、9…第2整流回路、10…制御回路、20…駆動回路、30…スタータ回路、32…ゲート制御回路、40…クランプ回路、50…交流電圧検出回路、51…コンパレータ、52…ロジック部、54…カレントミラー回路、60…放電制御部、81…シャントレギュレータ、82…フォトカプラ、VCC…電源端子、VIN…入力検出端子、VAC…交流電圧、VOUT…第1直流電圧、VDC…第2直流電圧、VCC…電源電圧、VRECT1…第1整流電圧、VRECT2…第2整流電圧、VRECT3…反転整流電圧、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、R3…第3抵抗、MN1…第1NMOSトランジスタ、MN2…第2NMOSトランジスタ、MN3…放電トランジスタ、M3…第3トランジスタ、M4…第4トランジスタ、Rc…変換抵抗、800…ACアダプタ、802…プラグ、804…筐体、806…コネクタ、810,900…電子機器、902…プラグ、904…筐体。

Claims (17)

  1. 交流電圧を第1直流電圧に変換するAC/DCコンバータに使用される制御回路であって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記交流電圧を整流、平滑化し、第2直流電圧に変換する第1整流回路と、
    前記第2直流電圧を昇圧または降圧する、絶縁型のDC/DCコンバータと、
    前記第1直流電圧に応じたフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記交流電圧を全波整流した第1整流電圧が入力される入力検出端子と、
    前記DC/DCコンバータの動作状態において、前記DC/DCコンバータのトランスの1次側にて生成される第3直流電圧が入力され、外部のコンデンサが接続される電源端子と、
    前記フィードバック電圧を受けるフィードバック端子と、
    そのドレインが前記入力検出端子と接続され、そのゲートがそのソースと接続されたデプレッション型高耐圧の第1NMOSトランジスタと、
    前記第1NMOSトランジスタに流れる電流にもとづいて、前記交流電圧の振幅を検出する交流電圧検出回路と、
    前記入力検出端子と前記電源端子の間に設けられ、前記AC/DCコンバータの起動時において、前記第1整流電圧により前記電源端子に接続されたコンデンサを充電する経路を含むスタータ回路と、
    前記電源端子の電圧を受けて動作し、前記フィードバック電圧に応じて前記DC/DCコンバータのスイッチングトランジスタを駆動する駆動回路と、
    を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする制御回路。
  2. 前記交流電圧検出回路は、前記第1NMOSトランジスタに流れる電流を電圧に変換し、当該電圧にもとづいて、前記交流電圧の振幅を検出することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記交流電圧検出回路は、
    前記第1NMOSトランジスタのソースと接地ラインの間に設けられた第3トランジスタと、前記第3トランジスタに流れる電流の所定係数倍の電流を生成する第4トランジスタを含むカレントミラー回路と、
    一端の電位が固定され、前記第4トランジスタに流れる電流の経路上に設けられた変換抵抗と、
    を含み、
    前記変換抵抗の他端に生ずる反転整流電圧にもとづいて、前記交流電圧の振幅を検出することを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 前記第1NMOSトランジスタのソースと前記交流電圧検出回路の間に挿入された第3抵抗をさらに備え、
    前記第1NMOSトランジスタのゲートは、前記ソースと前記交流電圧検出回路の接続ノードと結線されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の制御回路。
  5. 前記電源端子と接地ラインの間に設けられた放電トランジスタをさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の制御回路。
  6. 前記スタータ回路は、高耐圧の第2NMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の制御回路。
  7. 前記第2NMOSトランジスタは、デプレッション型であり、ソースとバックゲートが共通に接続されることを特徴とする請求項6に記載の制御回路。
  8. 前記交流電圧検出回路は、
    前記反転整流電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果を示す比較信号を生成するコンパレータと、
    前記比較信号にもとづいて、前記交流電圧の振幅と前記しきい値電圧に対応したしきい値振幅の大小関係を判定するロジック部と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  9. 前記ロジック部は、前記比較信号が前記交流電圧の所定サイクル数にわたり連続して一定レベルを維持するとき、前記交流電圧の振幅が前記しきい値振幅より大きいものと判定することを特徴とする請求項8に記載の制御回路。
  10. 前記交流電圧検出回路は、前記交流電圧の振幅が、定格振幅より低く定められたしきい値振幅より小さいとき、前記DC/DCコンバータを停止することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の制御回路。
  11. 前記第1NMOSトランジスタ、前記第3トランジスタのサイズは、前記交流電圧の振幅が検出範囲に含まれるときに、前記第1NMOSトランジスタが飽和領域で動作するよう定められることを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  12. 前記しきい値電圧はヒステリシスを有することを特徴とする請求項10または11に記載の制御回路。
  13. 交流電圧を第1直流電圧に変換するAC/DCコンバータであって、
    前記交流電圧を整流、平滑化し、第2直流電圧に変換する第1整流回路と、
    前記第2直流電圧を昇圧または降圧する、絶縁型のDC/DCコンバータと、
    前記交流電圧を整流し、第1整流電圧を生成する第2整流回路と、
    1次側に設けられた1次巻線、補助巻線および2次側に設けられた2次巻線を有するトランスと、
    前記トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、
    アノードが前記2次巻線と接続される第1ダイオードと、
    一端が接地され、他端が前記第1ダイオードのカソードと接続された第1出力キャパシタと、
    アノードが前記補助巻線と接続される第2ダイオードと、
    一端が接地され、他端が前記第2ダイオードのカソードと接続された第2出力キャパシタと、
    前記第1出力キャパシタに生ずる前記第1直流電圧に応じたフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、
    その入力検出端子には、前記第2直流電圧が入力され、その電源端子には、前記第2出力キャパシタに生ずる前記第2直流電圧が供給され、そのフィードバック端子には、前記フィードバック電圧が入力される請求項1から12のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とするAC/DCコンバータ。
  14. 前記フィードバック回路は、
    前記第1直流電圧を分圧した電圧と所定の目標値の誤差がゼロとなるようにレベルが調節されるフィードバック信号を生成するシャントレギュレータと、
    その1次側の発光素子が前記フィードバック信号によって制御されるフォトカプラと、
    を含み、前記フォトカプラの2次側の受光素子に生ずる信号が、前記フィードバック電圧として前記制御回路に供給されることを特徴とする請求項13に記載のAC/DCコンバータ。
  15. 前記交流電圧をフィルタリングするフィルタをさらに備え、
    前記第2整流回路は、前記フィルタを経た後の前記交流電圧を整流することを特徴とする請求項13または14に記載のAC/DCコンバータ。
  16. 負荷と、
    前記負荷に前記第1直流電圧を供給する請求項13から15のいずれかに記載のAC/DCコンバータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  17. 請求項13から15のいずれかに記載のAC/DCコンバータを備えることを特徴とする電源アダプタ。
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