JP2005057954A - 昇降圧自動切換え回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 昇圧動作と降圧動作が同時に発生する事や、昇圧動作及び降圧動作の両方が停止してしまう事を防ぎ、出力電圧の過度特性を劣化させる事なく、昇降圧自動切換えを行なうスイッチング電源回路。
【解決手段】 誤差増幅器の出力をレベルシフト回路を用いて、三角波発振波形の振幅電圧に等しい電圧分、レベルを下げて昇圧用PWMコンパレータへ入力する。また誤差増幅器の出力をそのまま降圧用PWMコンパレータへ入力する。二つのPWMコンパレータには同じ三角波電圧を入力し、またそれぞれのPWMコンパレータには、三角波電圧の振幅分レベルの異なった、誤差増幅器の出力電圧を入力する。抵抗値を調整することで微調整が可能であり、昇圧動作と降圧動作が円滑に切り換わる為の前記レベルシフト量を、経験値的に簡単に求める事が可能となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動的に昇降圧動作を切換えるスイッチングレギュレータICに関するものである。
自動的に昇圧、降圧を切換える構成のスイッチングレギュレータにおいて、従来の回路方式を説明する。図1は従来の自動昇降圧型スイッチングレギュレータの回路である。
このスイッチングレギュレータ回路は、スイッチング素子Q1と、Q1のスイッチング動作により、エネルギーを蓄積し放出するコイルL1とL1のエネルギー放出時のみにおいて、負側電源との電流経路を形成する為のダイオードD1とから構成される降圧スイッチングレギュレータ回路と、Q1と同様にスイッチング動作を行うQ2と、Q2のスイッチング動作によりエネルギーを蓄積し放電するコイルL1と、コイルL1がエネルギー放出時のみにおいて正側電源との電流経路を確保する為のダイオードD2から構成される昇圧スイッチングレギュレータ回路を駆動する事を目的とし、出力電圧をR1とR2により抵抗分圧した電位と基準電圧との差を増幅する誤差増幅器1と、前記誤差増幅器1の出力により第1の三角波をスライスして、降圧型スイッチングレギュレータへ供給するPWM波形を発生させるコンパレータ1と、前記第1の三角波を発生させる三角波発振回路1と、第1の三角波発振回路1とは異なった出力電圧帯を持つ第2の三角波発振回路2と、三角波発振回路2の出力を誤差増幅器1の出力でスライスして、昇圧型スイッチングレギュレータへ供給するPWM波形を発生させるコンパレータ2を有する。
図2に第1及び第2の三角波と誤差増幅器1の出力との関係を示す。第2の三角波は第1の三角波よりも高電位に設定されており、また第1の三角波の上限電圧と第2の三角波の下限電圧は、互いに重なり合うことが無く、また離れ過ぎる事も無いように設定されている。
VDD電圧がVO1の設定電圧値よりも充分に高い場合において、誤差増幅器の出力は第1の三角波の振幅範囲にあり、コンパレータ1による誤差増幅器出力と三角波1の比較が、降圧用スイッチング信号としてQ1へ供給される。この時、第2の三角波と誤差増幅器出力との大小関係は常に一定に保たれる為、Q2に供給される昇圧用PWM出力は常に一定値となり、この場合においてはLレベルが供給され、Q2は常に非道通状態となる。この結果、降圧スイッチングレギュレータ回路のみが動作し、昇圧スイッチングレギュレータ回路は停止状態となる。
次にVDD電圧がVO1の設定電位よりも低い場合を考える。VO1を設定電位に保つ為、誤差増幅器の出力は、高電位側へシフトを続け、第2の三角波の振幅範囲内に達する。この結果、コンパレータ2による、誤差増幅器出力と第2の三角波による比較結果が昇圧用スイッチング出力としてQ2へ供給される。この時第1の三角波と誤差増幅器の大小関係は一定に保たれる為、Q1に供給される降圧用PWM出力は常に一定値となり、この場合においてはLレベルが供給され、Q1は常に導通状態となり、正側電源VDDからコイルL1へのエネルギー供給経路が確保される。
この結果、昇圧スイッチングレギュレータ回路のみが動作し、降圧スイッチングレギュレータ回路は停止状態となる。
上記のように、従来の自動昇降圧切換え型スイッチングレギュレータ回路においては電源電圧VDDとVO1の設定電圧との関係で誤差増幅器の出力電圧値が変化し、昇圧動作と降圧動作が切り換わる仕組みとなっている。
特開2002−233138号公報
しかしながら、前記、従来型の昇降圧自動切換え型スイッチングスイッチングレギュレータ回路においては、次に上げる2つの問題点がある。
まず問題点1は、昇圧スイッチングレギュレータ回路と降圧スイッチングレギュレータ回路のスイッチング動作が同時に起こる事である。問題点1について図3を用いて説明する。この問題は図3に示すように第1の三角波の上限電圧よりも第2の三角波の下限電圧が下回る時に発生する。
第1の三角波の上限電圧以下で且つ、第2の三角波の下限電圧以上の電圧範囲に誤差増幅器の出力がある場合において、この誤差増幅器の出力は、第1の三角波並びに第2の三角波の電圧範囲を横切る事になる。その結果、降圧用スイッチング出力と昇圧用スイッチング出力が同時に出力される事になる。
よって図3に示すように、スイッチング素子Q1、Q2が同時に導通状態となる期間が発生し、この期間においては、スイッチング素子Q1、Q2を通して、正側電源と負側電源が短絡する事となり、電力変換効率が低下する。
問題点2は昇圧スイッチングレギュレータと降圧スイッチングレギュレータのいずれもが、動作を停止する事である。問題点2を、図4を用いて説明する。
この問題は図4に示すように、第1の三角波の上限電圧よりも、第2の三角波の下限電圧が高い場合に発生する。図4に示すとおり、この条件においては、第1の三角波と第2の三角波は電位的に重なり合わない。
例えば誤差増幅器の出力が電位的に上昇を続け、第1の三角波の上限を超えた時に、直ちに第2の三角波の振幅範囲に入る事が理想的である。この理想状態において、間断なく昇圧と降圧のスイッチング動作切換えが達成される。
しかし、図4の例においては、第1の三角波と第2の三角波との間にオフセット領域が存在する為、オフセット領域内に誤差増幅器の出力がある時は、昇圧用、降圧用のいずれのスイッチング出力も出力されない。よって、スイッチング素子は、Q1が常に導通状態、Q2が常に非導通状態となって、スイッチングによる出力電圧の安定化動作は行われない。この非制御期間においては、負荷電流変動や電源電圧変動などが発生した場合、出力電圧が著しく影響を受ける事になり、安定化電源装置としての、信頼性が低下する。
本願発明の構成は、PWM制御により出力電圧を安定化させているスイッチング電源回路に於いて、誤差増幅器と、三角波発振回路と、一方の入力に前記三角波発振回路出力が入力され、残る一方の入力に前記誤差増幅器の出力電圧が接続されたコンパレータと、一方の入力に前記三角波発振回路出力が入力され、残る一方の入力に前記誤差増幅器の出力電圧を三角波発振出力の振幅電圧分レベルシフトさせた電圧が接続されたコンパレータとを備え、いずれか一方のコンパレータしかPWM出力を出力させる事がないような構成とする。
それぞれのコンパレータを昇圧用、降圧用に割り振ることで、誤差増幅器の出力電圧変動により、自動的に昇圧動作と降圧動作を切換える事を特徴としたスイッチング電源回路である。
1つの三角波に対して2つの誤差増幅器出力を用いて、昇圧動作と降圧動作の切換えを行う為、三角波の電位には依存する事なく、間断なく昇圧動作と降圧動作を切り換える事が可能である。また2つの誤差増幅器出力は、元となる1つの誤差増幅器出力から、ある一定電位降圧させる事で発生させ、その降圧値を1つの抵抗値を変化させる事で簡単に調整する事が可能な事から、最適な降圧値を経験値的に求める事が容易となる。
さらに、第3の誤差増幅器出力を用いる事で、デューティーの異なったスイッチング出力を発生させ、このヂューティーが相互に異なるスイッチング出力をそれぞれのスイッチング素子に供給する事で、両スイッチング素子が同時に導通状態を防止する事が可能となる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図5は本発明の昇降圧自動切換え回路の一例である。
本回路は基準電圧と出力電圧とを比較する誤差増幅器1と、三角波発振回路1と、誤差増幅器の出力と三角波とを比較しPWM波形を出力させるコンパレータ1、2、3と、コンパレータの出力をバッファリングする駆動回路1、2、3と出力電圧を分圧し誤差増幅器へ出力電圧を帰還するブリーダー抵抗とエネルギーを蓄積及び放出する為のコイルL1とコイルL1の一方の端子と正側電源との間にあり、スイッチングによってL1へのエネルギー蓄積、放出を制御する為のスイッチング素子Q1とQ1が非導通期間において、負側電源とL1の間に電流経路を確保する為のダイオードD1と、L1の一方の端子と負側電源との間にあり、スイッチングによってL1へのエネルギー蓄積、放出を制御する為のQ2とQ2が非導通期間において導通状態となり、L1のエネルギー放出経路を確保する為のスイッチング素子Q3と、Q3が非導通期間において電流経路を確保する為のダイオードD2を有する。
次に本発明の詳細な説明を、図6を用いて行う。図6において、誤差増幅器出力1は誤差増幅器の出力である。この誤差増幅器出力1の電圧変化に平行して変化している誤差増幅器出力2は、前記誤差増幅器1を一定電位低電位側にレベルシフトさせる事で得られる信号電圧である。誤差増幅器出力2は第2の誤差増幅器出力とも考えられる。誤差増幅器出力2を発生させる手段から誤差増幅器出力1及び誤差増幅器出力2の大小関係は、常に誤差増幅器出力1が大きくなり、またそれぞれの電位差は一定電圧となる。図5に示す実施例において,誤差増幅器出力1はコンパレータ1に入力され、三角波と比較動作が行われる。
誤差増幅器出力1が三角波1の振幅範囲のある時は、コンパレータ1によりスイッチング出力が出力され、Q1へ供給される。
ここで誤差増幅器出力2と誤差増幅器出力1の電位差を三角波の振幅に等しい電圧値に設定する事で、誤差増幅器出力1が三角波の振幅範囲内にある時、誤差増幅器出力2は必ず三角波の振幅以下となる。また、図5において誤差増幅器出力2はコンパレータ2に入力されており、三角波との比較動作が行われるのだが、前記に示すとおり、コンパレータ1からスイッチング出力が出力されている期間においては、常にコンパレータ2の出力はLレベルとなる。コンパレータ2の出力はQ2へ供給されている。
Q1は降圧動作用のスイッチング素子であり、Q2は昇圧用のスイッチング素子である。以上の説明から明らかな通り、Q1がスイッチング動作を行う降圧スイッチング動作期間において、昇圧スイッチング動作を行う為のQ2は常に非導通状態となり、昇圧動作及び降圧動作が同時に起動する事は無い。
次に、誤差増幅器出力1が三角波の上限電圧以上になった場合を考える。誤差増幅器出力1が三角波の上限電圧以上且つ、三角波1の上限電圧+三角波の振幅電圧以下の範囲にある時、誤差増幅器出力2は三角波の振幅範囲内にある。
って、前記の通りコンパレータ2により三角波と誤差増幅器出力2の比較動作が行われて、コンパレータ2の出力からスイッチング出力がQ2へ供給される。
この時、誤差増幅器出力1と三角波の電位的な大小関係は、常に誤差増幅器出力1が高くなる為、コンパレータ1の出力は、常にLレベルとなる。よってQ1は常に導通状態となり、L1とQ2とD2で構成される昇圧スイッチングレギュレータ回路と正側電源との間で電流経路が確保される。
またQ2がスイッチング動作を行う為、この状態にあっては昇圧スイッチングレギュレータ回路のみが動作する事となり、昇圧及び降圧のスイッチングレギュレータ回路が同時に起動する事はない。
次に誤差増幅器出力1を誤差増幅器出力2とは別に、ある一定電圧、低電位側にシフトさせた電圧を発生させる。これは第3の誤差増幅器出力と考えられる為、誤差増幅器出力3として以下説明を行う。
図5に示す通り、誤差増幅器出力3はコンパレータ3へ入力され、三角波との比較動作を行い、スイッチング出力をQ3へ供給する。誤差増幅器出力2が三角波振幅範囲にある場合を考える。前記の説明の通り、この状態においては、コンパレータ2によってスイッチング出力がQ2へ供給され、昇圧動作が行われている。図6に示す通り、誤差増幅器出力2に対して誤差増幅器出力3の電位を若干高く設定してあったとする。この設定電位差は数mV〜数10mVの範囲に設定される事が大半であると考えられる。
誤差増幅器出力3は誤差増幅器出力2と同様に三角波を横切るが、前記の通り誤差増幅器出力3は誤差増幅器出力2に比べて若干高い電位である為、コンパレータ2とコンパレータ3の出力は、図6に示すようなデューティーの異なった波形となる。
本実施例において、Q1はP型MOSトランジスター、Q2はN型MOSトランジスターであるとする。
この場合、昇圧用PWM出力がHレベルの期間においてQ2は導通状態となり、デットタイム設定出力がLレベルの期間において、Q3が導通状態となる。この時、図6から明らかな通り、Q2とQ3の導通領域が時間的に重なる事は無い。
そもそもQ3は、Q2がスイッチング動作を行う昇圧スイッチング動作において、Q2が非導通となり、L1に蓄積されたエネルギーが放出を開始した時に、ダイオードD2の両端を短絡して、D2の順方向電圧に起因する電力変換効率の低下を防止するものである。この同期整流動作において、Q2が非導通状態に遷移する時間とQ3が導通状態に遷移する時間が重なった場合、出力と負側電源との間で短絡状態が一時的に発生し、電力変換効率が著しく低下する事が考えられる。こ の問題点を回避する手段として、本発明にあっては、前記のような誤差増幅器出力3を用いて、Q2とQ3の導通領域の間に両トランジスターの非導通領域を設ける。
次に、誤差増幅器出力1をレベルシフトさせる具体例を図7を用いて説明する。図7は、本発明に関わるレベルシフト回路の一例である。この回路はボルテージフォロア結線をされたオペアンプ1とMOSトランジスターM1と定電流値を決定する為の抵抗R1とからなる定電流回路と、MOSトランジスターM2、M3、M4とからなる為のカレントミラー回路と、カレントミラー回路によって伝達された定電流を流し、実際に所望の電圧降下を発生させる為のR2を有する。
このレベルシフト回路の動作は、VIN端子に印加した電圧と同電位が、オペアンプ1により、ノード1に出力される。よって、ノード1と負側電源に接続された抵抗R1により定電流Iが発生する。
この時Iは数式1で表される
I=VIN/R1[A](数式1)
この定電流IはM2、M3、M4からなるカレントミラー回路を通じて抵抗R2へ流れ込む。この時抵抗R2の両端に発生する電位差Vshiftは
数式2の通りである。
Vshift=I×R2=(R2/R1)VIN[V](数式2)
抵抗R2の一方の端子を誤差増幅器の出力に接続する事で、誤差増幅器の出力を、任意の電圧値レベルシフトさせた電圧を得る事ができる。
ここで、数式2から明らかな通り、シフトさせる電圧値は定電流を発生させる為の基準電圧VINと、R1及びR2の比によって決定される事がわかる。
この為、VINの温度特性を解消すれば、R1及びR2の温度特性を揃える事で、シフトする電圧値の温度特性を非常に小さなものとする事が可能となる。
本回路を採用する利点は抵抗R1もしくはR2によって、シフトする電圧値を調節可能な点である。本発明による自動昇降圧切り換え動作は、前記の誤差増幅器1及び誤差増幅器2の出力が三角波の出力に等しい電位差で変動する必要がある。三角波の振幅範囲は周波数によっても変動すると考えられ、外部から調整可能とする事が望ましい。
図7に示すレベルシフト回路に置いては、得にR1を半導体集積回路の外部に配置する事で、電圧シフト量を自由に変更する事ができる。
よって、昇圧スイッチング動作と降圧スイッチング動作の切り換えを円滑に行う事が可能となる。
従来の回路図である。 従来の回路図例における動作タイミングチャートである。 従来の回路図例において三角波の電圧振幅が重なった場合の例である。 従来の回路図例において三角波の電圧振幅が重ならない場合の例である。 本発明の実施例を示す回路図である。 本発明の実施例における動作タイミングチャートである。 本発明の実施例におけるレベルシフト回路である。
符号の説明
1 正側電源電圧
2 誤差増幅器
3 基準電圧回路
4 ブリーダー抵抗
5 コンパレータ回路1
6 コンパレータ回路2
7 コンパレータ回路3
8 レベルシフト回路
9 レベルシフト回路
10 スイッチング素子駆動回路
11 スイッチング素子駆動回路
12 スイッチング素子駆動回路
13 三角波発振回路

Claims (3)

  1. PWM制御により出力電圧を安定化させているスイッチング電源回路に於いて、誤差増幅器と、三角波発振回路と、一方の入力に前記三角波発振回路出力が入力され、残る一方の入力に前記誤差増幅器の出力電圧が接続されたコンパレータと、一方の入力に前記三角波発振回路出力が入力され、残る一方の入力に前記誤差増幅器の出力電圧を三角波発振出力の振幅電圧分レベルシフトさせた電圧が接続されたコンパレータとを備え、いずれか一方のコンパレータしかPWM出力を出力させる事がないような構成とし、それぞれのコンパレータを昇圧用、降圧用に割り振ることで、誤差増幅器の出力電圧変動により、自動的に昇圧動作と降圧動作を切換える事を特徴としたスイッチング電源回路。
  2. 誤差増幅器の出力をレベルシフトさせる電圧値を抵抗値によって決定させる事でレベルシフト量の微調整を行い、昇圧動作と降圧動作が切換わる瞬間において昇圧動作と降圧動作の同時起動または、同時停止が発生する事を抑止し、出力電圧のアンダーシュート及びオーバーシュートの発生を抑制する請求項1記載のスイッチング電源回路。
  3. 前記三角波発振出力を一方の入力とし、前記誤差増幅器の出力をさらにある一定レベル、シフトさせた電圧をもう一方の入力とした第3のコンパレータを設け、昇圧動作時において同期整流動作を行なう請求項1記載のスイッチング電源回路。
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