JP2015023178A - ソレノイド制御装置 - Google Patents

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静雄 松村
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久人 内藤
強 沖田
Tsuyoshi Okita
強 沖田
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Abstract

【課題】ソレノイドが誤作動することを防止可能なソレノイド制御装置を提供する。
【解決手段】ソレノイド制御装置5は、電源22とソレノイド16、18との通電状態を切り換えるソレノイド制御部30と、オペレータの操作に応じて抵抗値が可変する可変抵抗器211を有し、可変抵抗器211に供給される電圧を分圧して信号電圧を出力する操作信号出力部21と、を備える。ソレノイド制御部30は、抵抗器343、344に供給される電圧を抵抗器343、344で分圧して基準電圧を生成する基準電圧生成部34と、信号電圧と基準電圧とを比較し、比較結果に基づいて電源22とソレノイド16、18との通電状態を切り換える信号を出力するコンパレータ331、332と、を有する。抵抗器343、344に接続される第一のグランドライン342とソレノイド16、18に接続される第二のグランドライン32とはそれぞれ異なる位置に接地される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ソレノイド制御装置に関する。
特許文献1には、作業機のアームを開閉動作する油圧シリンダが記載されている。油圧シリンダは、電動モータによって駆動される油圧ポンプから切換弁を介して供給される圧油に応じて伸縮動作する。切換弁は、ソレノイドの駆動状態に応じて油圧ポンプと油圧シリンダとの間を遮断又は連通する。
特開2008−80222号公報
ソレノイドの駆動は、ソレノイド制御回路によって制御される。ソレノイド制御回路には、信号回路からソレノイドへの通電を切り換える信号電圧が出力される。ソレノイド制御回路は、電源から供給される電力を信号回路から入力される信号電圧に基づいてソレノイドへ通電させる。
信号回路は、コンパレータと、コンパレータの基準電圧を規定する可変抵抗を有する基準電圧生成回路と、を有する。コンパレータには、オペレータの操作信号に応じた電圧と基準電圧とが入力される。操作信号に応じた電圧は、オペレータがジョイスティックを操作することにより生成される。コンパレータは、オペレータの操作信号に応じた電圧と基準電圧とを比較して比較結果に基づいて出力信号を出力する。この出力信号により、電源とソレノイドとの通電を切り換え、電源電圧がソレノイドに供給される。この基準電圧生成回路のグランドラインは、ソレノイド制御回路のグランドラインに接続される。
ここで、ソレノイドに通電すると大電流が流れるので、ソレノイド制御回路のグランドラインの抵抗によってソレノイド制御回路のグランドラインに電圧が生じる。これにより、当該グランドラインに接続される基準電圧生成回路のグランドラインの電圧も同様に上昇するので、コンパレータに供給される基準電圧が変動してソレノイドが誤作動する可能性がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、ソレノイドが誤作動することを防止可能なソレノイド制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、作業機のソレノイドを制御するソレノイド制御装置であって、ソレノイドの一端側に電圧を供給する電源とソレノイドとの通電状態を切り換え制御するソレノイド制御部と、作業機のオペレータの操作に応じて抵抗値が可変する可変抵抗器を有し、可変抵抗器に供給される電圧を分圧して信号電圧を出力する操作信号出力部と、を備え、ソレノイド制御部は、抵抗器から構成されて、抵抗器の一端側に供給される電圧を抵抗器で分圧して基準電圧を生成する基準電圧生成部と、信号電圧と基準電圧とを比較し、比較結果に基づいて電源とソレノイドとの通電状態を切り換える信号を出力するコンパレータと、を有し、抵抗器の他端側に接続される第一のグランドラインとソレノイドの他端側に接続される第二のグランドラインとはそれぞれ異なる位置に接地される、ことを特徴とする。
本発明によれば、コンパレータの基準電圧を生成する基準電圧生成部のグランドラインとソレノイド制御部のグランドラインとは異なる位置に接地されるので、ソレノイドに通電した際にソレノイド制御部のグランドラインの電圧が0Vより高くなっても、基準電圧生成部のグランドラインの電圧は変化しない。よって、基準電圧の変動を抑制してソレノイドの誤作動を防止することができる。
本発明の実施形態に係るソレノイド制御装置を搭載した昇降装置を示す構成図である。 本発明の第1実施形態に係るソレノイド制御装置を示す電気回路図である。 本発明の第2実施形態に係るソレノイド制御装置を示す電気回路図である。 比較例におけるソレノイド制御装置を示す電気回路図である。
図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるソレノイド制御装置を搭載した昇降装置100を示す構成図である。
作業機としての昇降装置100は、作動流体の給排に応じて伸縮作動するリフトシリンダ1と、リフトシリンダ1へ供給する流体圧を発生させる流体圧ポンプ2と、流体圧ポンプ2を駆動する電動モータ3と、流体圧ポンプ2とリフトシリンダ1との間に介装され作動流体の供給路を切り換え可能な切換弁4と、オペレータの操作に応じて切換弁4及び電動モータ3に信号を出力するコントローラ5と、を備える。
リフトシリンダ1は、軸方向が鉛直方向に沿う向きで配置され、ピストン6より下方に区画されるピストン側室1aとピストン6より上方に区画されるロッド側室1bとを有する。リフトシリンダ1は複動型であり、ピストン側室1a及びロッド側室1bに作動流体を給排する配管11、12がそれぞれ接続される。なお、リフトシリンダ1は軸方向が鉛直方向に沿う向きに限らず、その他の向きで配置されてもよい。
リフトシリンダ1のピストンロッド7の上端にはテーブル8が設けられる。テーブル8はリフトシリンダ1の伸縮に応じて上下に昇降する。
昇降装置100はさらに、流体圧ポンプ2から切換弁4へと作動流体を供給する供給配管9と、切換弁4から作動流体を排出するドレン配管10と、切換弁4とピストン側室1aとを接続する下側配管11と、切換弁4とロッド側室1bとを接続する上側配管12と、を備える。
流体圧ポンプ2は電動モータ3によって駆動され、作動流体圧を供給配管9を介して切換弁4へ供給する。供給配管9は、作動流体圧の逆流を防止するチェック弁13と、供給配管9の圧力を所定圧以下に保つリリーフ弁14と、を有する。
下側配管11には、切換弁4からロッド側室1bへの作動流体の流れのみを許容するオペレートチェック弁15が介装される。オペレートチェック弁15は、上側配管12からパイロット圧を導いており、パイロット圧が所定圧を超えると開弁し、ピストン側室1aから切換弁4への作動流体の流れが許容される。
切換弁4は、スプール23が軸方向に移動することで作動流体の流れを切り換えることが可能である。スプール23の軸方向一端には第1ソレノイド16及び第1スプリング17が設けられ、軸方向他端には第2ソレノイド18及び第2スプリング19が設けられる。切換弁4は、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18の駆動状態に応じて、閉鎖ポジションa、上昇ポジションb、又は下降ポジションc、に切り換えられる。
第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18が駆動されていない場合、切換弁4は第1スプリング17及び第2スプリング19の付勢力が釣り合う位置である図示した閉鎖ポジションaに保持される。この場合、切換弁4は、流体圧ポンプ2から供給される作動流体をドレン配管10に導くとともに下側配管11及び上側配管12を閉塞状態に保持する。これにより、リフトシリンダ1の昇降動作は停止状態で保持され、テーブル8の上下方向の位置が保持される。
第1ソレノイド16が駆動されると、切換弁4は図1の右側ポジションである上昇ポジションbに切り換わる。この場合、切換弁4は、流体圧ポンプ2から供給される作動流体を下側配管11を介してピストン側室1aに供給するとともにロッド側室1bの作動流体を上側配管12を介してドレン配管10へ導く。これにより、リフトシリンダ1が伸長作動してテーブル8が上昇する。
第2ソレノイド18が駆動されると、切換弁4は図1の左側ポジションである下降ポジションcに切り換わる。この場合、切換弁4は、流体圧ポンプ2から供給される作動流体を上側配管12を介してロッド側室1bに供給するとともに下側配管11を絞りを通じてドレン配管10に導く。このとき、上側配管12から導かれるパイロット圧が所定圧を超え、オペレートチェック弁15が開弁し、ロッド側室1bの作動流体がオペレートチェック弁15及び切換弁4を介してドレン配管10に導かれる。これにより、リフトシリンダ1が収縮作動してテーブル8が下降する。
ソレノイド制御装置としてのコントローラ5は、電動モータ3を制御するモータ制御部20と、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18を制御するソレノイド制御部30と、オペレータの操作に応じた信号をソレノイド制御部30に出力する操作信号出力部としてのジョイスティック21と、を有する。昇降装置100はさらに、モータ制御部20及びソレノイド制御部30に電力を供給する電源としてのバッテリ22を備える。
ジョイスティック21は、モータ制御部20から給電され、オペレータの操作量に応じて信号電圧をモータ制御部20及びソレノイド制御部30へ入力する。ジョイスティック21は、オペレータが上側に操作することでリフトシリンダ1の上昇を指示する信号を出力し、下側に操作することでリフトシリンダ1の下降を指示する信号を出力する。なお、ジョイスティック21は、その他のレバーやスイッチ類であってもよい。
モータ制御部20は、ジョイスティック21から入力された信号に基づいて電動モータ3を駆動制御する。リフトシリンダ1を駆動する場合には上昇及び下降の双方の場合に流体圧ポンプ2を駆動させる必要があるので、オペレータがジョイスティック21を操作した場合には上昇及び下降にかかわらず電動モータ3を駆動させる。電動モータ3の回転速度は、ジョイスティック21の操作量に応じて比例制御される。オペレータは、ジョイスティック21を操作することで、テーブル8の上昇又は下降速度を調整することができる。
ソレノイド制御部30は、ジョイスティック21から入力された信号に基づいて第1ソレノイド16又は第2ソレノイド18に駆動電圧を供給する。なお、本実施形態では、モータ制御部20とソレノイド制御部30は、異なるプリント基板上に設けられるが、それぞれ同一の基板に設けてもよい。
以下、ソレノイド制御部30について説明する。図2は、ソレノイド制御部30を示す電気回路図であり、二点破線内が図1のソレノイド制御部30に相当する。
ソレノイド制御部30は、バッテリ22のプラス側に端子T1を介して接続される電源ライン31と、端子T2を介してバッテリ22のマイナス側又は昇降装置100の機体に接続されるグランドライン32と、ジョイスティック21から信号電圧V1が入力されるコンパレータ33と、コンパレータ33の基準電圧V2、V3を生成する基準電圧生成部34と、コンパレータ33から出力される信号電圧V4、V5が抵抗35を介してベース電流として入力されるトランジスタ36と、トランジスタ36のコレクタ端子に接続されるリレースイッチ37と、を備える。トランジスタ36のエミッタ端子は、グランドライン32に接続される。
バッテリ22の電圧は24Vであり、電源ライン31の電圧は24V、グランドライン32の電圧は0Vである。なお、バッテリ22の電圧は24Vに限らず、昇降装置100に搭載されるバッテリ22の電圧に合わせて適宜変更可能である。
ジョイスティック21は、モータ制御部20から給電され、オペレータの操作量に応じて変化する可変抵抗器211の抵抗値に応じて信号電圧V1をモータ制御部20及びソレノイド制御部30へ入力する。モータ制御部20はバッテリ22から給電されており、バッテリ電圧をDC−DCコンバータなどで降圧し、ジョイスティック21に対して4.6Vの電圧を供給している。これにより、ジョイスティック21の電源ライン212の電圧は4.6Vであり、グランドライン213の電圧は0Vである。なお、ジョイスティック21へ給電される電圧値は4.6Vに限らず、その他の電圧値であってもよい。
可変抵抗器211は、三端子の可変抵抗器であり、端子T3に4.6Vが印加され、端子T4に0Vが印加され、端子T5がコンパレータ33に接続される。オペレータがジョイスティック21を操作すると各端子間の抵抗値が変化し、端子T4と端子T5との間の電圧がコンパレータ33に入力される。すなわち、ジョイスティック21を上側に操作すると端子T4と端子T5との間の抵抗値が大きくなるので信号電圧V1が上昇し、ジョイスティック21を下側に操作すると端子T4と端子T5との間の抵抗値が小さくなるので信号電圧V1が低下する。ジョイスティック21を操作しない状態では、抵抗値が中間の値となり、信号電圧V1は4.6Vの半分である2.3Vに保たれる。
基準電圧生成部34は、電源ライン341がジョイスティック21の電源ライン212に接続され、グランドライン342がジョイスティック21のグランドライン213に接続される。電源ライン341には、3つの可変抵抗器343〜345が直列に接続される。
高電圧側に設けられる第1可変抵抗器343は、抵抗値に応じた電圧を基準電圧V2として出力する。この基準電圧V2は例えば2.4Vに設定される。低電圧側に設けられる第2可変抵抗器344は、抵抗値に応じた電圧を基準電圧V3として出力する。この基準電圧V3は例えば2.2Vに設定される。中間に設けられる第3可変抵抗器345は、第1可変抵抗器及び第2可変抵抗器のアンバランスを修正する際に抵抗値を変化させる。なお、第1〜第3可変抵抗器343、344、345の代わりに単なる抵抗器を直列に接続し、各抵抗器で分圧した電圧を基準電圧としてもよい。
コンパレータ33は、ジョイスティック21からの信号電圧V1が非反転入力端子に入力され基準電圧生成部34からの基準電圧V2が反転入力端子に入力される第1コンパレータ331と、ジョイスティック21からの信号電圧V1が反転入力端子に入力され基準電圧生成部34からの基準電圧V3が非反転入力端子に入力される第2コンパレータ332と、を有する。第1コンパレータ331及び第2コンパレータ332の電源は、ソレノイド制御部30の電源ライン31及びグランドライン32に接続される。基準電圧V2は基準電圧V3より高く設定され、ジョイスティック21が中立位置にあるときの信号電圧V1は基準電圧V3より高く、基準電圧V2より低くなるようにする。
第1コンパレータ331は、信号電圧V1が基準電圧V2を超えた場合に信号電圧V4を出力端子から出力する。すなわち、ジョイスティック21が上側に操作された場合、ジョイスティック21からの信号電圧V1が2.3Vより高くなり、第1コンパレータ331の基準電圧V2である2.4Vを超えた時、第1コンパレータ331から信号電圧V4が出力される。
これにより、トランジスタ361にベース電流が入力され、コレクタからエミッタへと電流が流れるので、リレースイッチ371がオン状態に切り換わり、電源ライン31から第1ソレノイド16に電流が流れる。第1ソレノイド16が駆動されると、図1に示すように、作動流体圧がリフトシリンダ1のピストン側室1aに供給され、リフトシリンダ1が伸長作動してテーブル8が上昇する。
図2に示すように、第2コンパレータ332は、信号電圧V1が基準電圧V3を下回った場合に信号電圧V5を出力端子から出力する。すなわち、ジョイスティック21が下側に操作された場合、ジョイスティック21からの信号電圧V1が2.3Vより低くなり、第2コンパレータ332の基準電圧V3である2.2Vを下回った時、第2コンパレータ332から信号電圧V5が出力される。
これにより、トランジスタ362にベース電流が入力され、コレクタからエミッタへと電流が流れるので、リレースイッチ372がオン状態に切り換わり、電源ライン31から第2ソレノイド18に電流が流れる。第2ソレノイド18が駆動されると、図1に示すように、作動流体圧がリフトシリンダ1のロッド側室1bに供給され、リフトシリンダ1が収縮作動してテーブル8が下降する。
ここで、図4を参照して比較例におけるソレノイド制御部90について説明する。
図4に示すように、基準電圧生成部94は、電源ライン941が専用の電源入力端子に接続され、グランドライン942がソレノイド制御部90のグランドライン92に接続される。電源入力端子の電圧は例えば5Vに設定される。
基準電圧生成部94は、並列に接続された2つの可変抵抗器943、944を有し、それぞれの可変抵抗器943、944の抵抗値に応じた基準電圧が第1コンパレータ931及び第2コンパレータ932に入力される。基準電圧は、第1コンパレータ931に入力される側の可変抵抗器943において2.4Vに設定され、第2コンパレータ932に入力される側の可変抵抗器944において2.2Vに設定される。
ジョイスティック21が下側に操作された場合、ジョイスティック21からの信号電圧が2.3Vより低くなり、第2コンパレータ932の基準電圧である2.2Vを下回った時、第2コンパレータ932から信号電圧が出力される。
これにより、トランジスタ962にベース電流が入力され、コレクタからエミッタへと電流が流れるので、リレースイッチ972がオン状態に切り換わり、電源ライン91から第2ソレノイド18に電流が流れる。このとき、第2ソレノイド18に流れる電流によってソレノイド制御部90のグランドライン92の電圧が上昇し、例えば0.2Vになる。
したがって、基準電圧生成部94のグランドライン92の電圧が0.2V上昇するので、第2コンパレータ932に入力される側の可変抵抗器944において設定される基準電圧は2.2V+0.2V=2.4Vになる。
オペレータがジョイスティック21を元の位置に戻し、ジョイスティック21からの信号電圧が2.3Vとなっても、第2コンパレータ932において信号電圧(2.3V)は基準電圧(2.4V)を下回っているので、第2ソレノイド18への通電が継続される。
よって、オペレータがジョイスティック21を下側に操作してリフトシリンダ1を下降させている場合にジョイスティック21から手を離す等してジョイスティック21が元の位置に戻っても、第2ソレノイド18に通電が継続されるので、リフトシリンダ1はさらに下降してしまう。
一方、ジョイスティック21が上側に操作された場合、ジョイスティック21からの信号電圧が2.3Vより高くなり、第1コンパレータ931の基準電圧である2.4Vを超えた時、第1コンパレータ931から信号電圧が出力される。
これにより、トランジスタ961にベース電流が入力され、コレクタからエミッタへと電流が流れるので、リレースイッチ971がオン状態に切り換わり、電源ライン91から第1ソレノイド16に電流が流れる。このとき、第1ソレノイド16に流れる電流によってソレノイド制御部90のグランドライン92の電圧が上昇し、例えば0.2Vになる。
したがって、基準電圧生成部94のグランドラインの電圧が0.2V上昇するので、第1コンパレータ931に入力される側の可変抵抗器943において設定される基準電圧は2.4V+0.2V=2.6Vになる。
これにより、第1コンパレータ931の基準電圧がジョイスティック21からの信号電圧より高くなるので、第1ソレノイド16への通電が遮断される。
よって、オペレータがジョイスティック21を上側に少し操作した状態、つまり基準電圧V1が第1ソレノイド16に電流を流していないときの第1コンパレータ931の基準電圧より大きく、第1ソレノイド16に電流を流したときの第1コンパレータ931の基準電圧より小さいときは、リフトシリンダ1を上昇させようとしても、第1ソレノイド16に通電されるとすぐに通電が遮断されるので、リフトシリンダ1を上昇させることができなくなる。
オペレータがジョイスティック21をさらに上側に操作して信号電圧V1が2.6Vより大きくなると、第1ソレノイド16の通電状態が維持される。第1ソレノイド16が通電している状態でジョイスティック21を中立位置に戻すとき、第1コンパレータ931の基準電圧は2.6Vに上昇しているため、第1ソレノイド16の通電が設定より早く遮断されてしまう。
このように、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18に流れる電流の影響によってソレノイド制御部90が誤作動を起こす可能性がある。ソレノイド制御部90が誤作動を起こすと、上記のようにリフトシリンダ1が正常に機能しなくなる。
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、基準電圧生成部34の電源ライン341をジョイスティック21の電源ライン212に接続し、基準電圧生成部34のグランドライン342をジョイスティック21のグランドライン213に接続した。
したがって、基準電圧生成部34のグランドライン342の電圧は、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18に流れる電流の影響を受けて変動することがないので、第1コンパレータ331及び第2コンパレータ332に入力される基準電圧V2、V3の変動を防止することができる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
基準電圧生成部34のグランドライン342がソレノイド制御部30のグランドライン32とは異なるラインに接続されるので、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18に流れる電流によってソレノイド制御部30のグランドライン32の電圧が0Vより高くなっても、基準電圧生成部34のグランドライン342の電圧は変化しない。よって、基準電圧V2、V3の変動を抑制して第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18の誤作動を防止することができる。
さらに、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18の誤作動を防止することで、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18によって駆動される切換弁4の誤作動を防止して、リフトシリンダ1の誤作動を防止することができる。
さらに、基準電圧生成部34のグランドライン342がジョイスティック21のグランドライン213に接続されるので、基準電圧生成部34のグランドライン342がソレノイド制御部30とは独立したモータ制御部20に接続される。よって、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18の通電状態にかかわらず基準電圧V2、V3の変動を抑制して第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18の誤作動を防止することができる。これにより、ジョイスティック21の操作量に応じた電動モータ3の制御と切換弁4の切り換え制御とを適切なタイミングで行うことができるので、作業機100の操作性及び効率を向上させることができる。
さらに、基準電圧生成部34の電源ライン341がジョイスティック21の電源ライン212に接続されるので、基準電圧生成部34はモータ制御部20から給電される電圧に基づいて第1コンパレータ331及び第2コンパレータ332に入力する基準電圧V2、V3を生成することができる。よって、外部から電力を取り込む基準電圧生成部34のための電源ラインを新たに設ける必要がないので、回路構成を簡略化することができる。
次に、第2実施形態について説明する。
図3は、本実施形態におけるソレノイド制御部50を示す電気回路図である。
本実施形態では、基準電圧生成部44の構成のみが第1実施形態と異なる。したがって、同一の構成には同一の符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
基準電圧生成部44は、DC−DCコンバータ40の出力端子(5V)に端子T6を介して接続される電源ライン442と、DC−DCコンバータ40の接地端子(0V)に端子T7を介して接続されるグランドライン443と、を有する。端子T6の電圧は例えば5Vに設定される。なお、端子T6の電圧は5V以外の電圧値に設定されていてもよい。一例として、DC−DCコンバータ40はソレノイド制御部50と同一基板上に設けられ、バッテリ2の電圧を降圧して5Vの電圧を出力する。
基準電圧生成部44の電源ライン442には、並列に接続された2つの可変抵抗器444、445が設けられ、それぞれの可変抵抗器444、445の抵抗値に応じた基準電圧V2、V3が第1コンパレータ331及び第2コンパレータ332に入力される。基準電圧V2は、第1コンパレータ331に入力される側の可変抵抗器において2.4Vに設定され、基準電圧V3は、第2コンパレータ332に入力される側の可変抵抗器において2.2Vに設定される。なお、可変抵抗器444、445の代わりに単なる抵抗器を用いて、この抵抗器で分圧した電圧を基準電圧としてもよい。
このように本実施形態では、基準電圧生成部44が専用の電源入力用の端子T6、T7を有しており、基準電圧生成部44は、ジョイスティック21及びソレノイド制御部50とは独立して給電される。
基準電圧生成部44のグランドライン443はソレノイド制御部50のグランドライン32とは異なるラインに接続されるので、第1実施形態と同様に、基準電圧V2、V3が第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18に流れる電流によってグランドライン443に電圧が生じるのを防止することができる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
基準電圧生成部44のグランドライン443がソレノイド制御部50のグランドライン32とは異なるラインに接続されるので、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18に流れる電流によってソレノイド制御部50のグランドライン32の電圧が0Vより高くなっても、基準電圧生成部44のグランドライン443の電圧は変化しない。よって、基準電圧V2、V3の変動を抑制して第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18の誤作動を防止することができる。また、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18によって駆動される切換弁4の誤作動を防止して、リフトシリンダ1の誤作動を防止することができる。
さらに、基準電圧生成部44がジョイスティック21、第1ソレノイド及び第2ソレノイドとは独立して給電されて、それぞれ異なる位置に接地されるので、基準電圧生成部44がモータ制御部20やジョイスティック21における電圧変動の影響を受けることなく、より確実に基準電圧V2、V3の変動を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18を制御するソレノイド制御部30、50を例示したが、単一のソレノイド又は3つ以上のソレノイドを制御するソレノイド制御部にも適用可能である。
さらに、上記実施形態では、第1ソレノイド16及び第2ソレノイド18によって駆動される切換弁4の切換位置に応じて伸縮作動するリフトシリンダ1を備える昇降装置を例示したが、ソレノイドを用いるその他の作業機にも適用可能である。
1 リフトシリンダ
2 流体圧ポンプ
3 電動モータ(モータ)
4 切換弁
5 コントローラ(ソレノイド制御装置)
16 第1ソレノイド
18 第2ソレノイド
20 モータ制御部
21 ジョイスティック(操作信号出力部)
22 バッテリ(電源)
30 ソレノイド制御部
32 グランドライン(第二のグランドライン)
34 基準電圧生成部
100 作業機
211 可変抵抗器
213 グランドライン(第三のグランドライン)
331 コンパレータ
332 コンパレータ
342 グランドライン(第一のグランドライン)
343〜345 可変抵抗器(抵抗器)

Claims (5)

  1. 作業機のソレノイドを制御するソレノイド制御装置であって、
    前記ソレノイドの一端側に電圧を供給する電源と前記ソレノイドとの通電状態を切り換え制御するソレノイド制御部と、
    前記作業機のオペレータの操作に応じて抵抗値が可変する可変抵抗器を有し、前記可変抵抗器に供給される電圧を分圧して信号電圧を出力する操作信号出力部と、
    を備え、
    前記ソレノイド制御部は、
    抵抗器から構成されて、前記抵抗器の一端側に供給される電圧を前記抵抗器で分圧して基準電圧を生成する基準電圧生成部と、
    前記信号電圧と前記基準電圧とを比較し、比較結果に基づいて前記電源と前記ソレノイドとの通電状態を切り換える信号を出力するコンパレータと、を有し、
    前記抵抗器の他端側に接続される第一のグランドラインと前記ソレノイドの他端側に接続される第二のグランドラインとはそれぞれ異なる位置に接地される、
    ことを特徴とするソレノイド制御装置。
  2. 前記作業機に搭載されるモータを制御するモータ制御部をさらに備え、
    前記モータ制御部は、前記可変抵抗器の一端側に電圧を供給するとともに、前記信号電圧に応じて前記モータの出力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のソレノイド制御装置。
  3. 前記抵抗器は、前記モータ制御部から給電され、
    前記第一のグランドラインは、前記可変抵抗器の他端側に接続される第三のグランドラインと同じ位置に接地される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のソレノイド制御装置。
  4. 前記抵抗器は、前記電源及び前記モータ制御部から供給される電源とは異なる電源から給電され、
    前記第一のグランドラインは、前記可変抵抗器の他端側に接続される第三のグランドラインとは異なる位置に接地される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のソレノイド制御装置。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載のソレノイド制御装置と、
    前記モータによって駆動される流体圧ポンプと、
    前記流体圧ポンプから供給される作動流体によって伸長作動するリフトシリンダと、
    前記流体圧ポンプから供給される作動流体を前記リフトシリンダに供給する供給路に介装されるとともに、前記ソレノイドによって駆動されて前記供給路の連通を切り換える切換弁と、
    を備える作業機。
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