JP2000014140A - 負荷駆動回路の保護装置 - Google Patents
負荷駆動回路の保護装置Info
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Abstract
スの1次側巻線と2次側巻線とが電気的に絶縁されてい
ても、地絡に対して有効な保護を行う。 【解決手段】 スピーカ21を駆動するパワーアンプ2
2では、バッテリ24から供給される電力をDC−DC
コンバータ26で変換し、電力増幅器25に与える。ス
イッチングトランス28は、1次巻線31と2次巻線3
2とが電気的に絶縁される。電力増幅器25は、小信号
用の接地配線30の電位を基準として信号入力端子33
に入力される信号を電力増幅し、スピーカ21を駆動す
る。接地配線30は、接地端子34を介して信号を発生
するヘッドユニット23のアース点35に接続される。
接地配線32には電流検知回路42が設けられ、スピー
カ21への出力コードなどに地絡が発生するときの過大
な電流を検知し、スイッチング回路25の動作を停止さ
せるような保護を行う。
Description
を駆動する負荷駆動回路で、天絡や地絡に対して保護を
行う保護装置に関する。
用のオーディオ装置が用いられている。スピーカ1を駆
動するパワーアンプ2は、ヘッドユニット3からの信号
を、バッテリ4を含む電源から供給される電力を基に増
幅する電力増幅器5を有する。ヘッドユニット3は、チ
ューナやCDプレーヤなどを含み、再生すべきプログラ
ムソースを発生する。車載用のバッテリ4は、出力電圧
がたとえば12V程度で比較的低く、電力増幅器5がス
ピーカ1を大電力で駆動するためには電圧が不足する。
このため、DC−DCコンバータ6が設けられ、バッテ
リ4の出力電圧を昇圧する。
直流出力電圧をより高い電圧に昇圧するため、スイッチ
ング回路7、スイッチングトランス8および整流平滑回
路9有する。パワーアンプ2内で、電力増幅器5および
整流平滑回路9は、接地配線10の電位をを基準とする
電圧で動作する。スイッチングトランス8には相互に電
気的に絶縁される1次巻線11および2次巻線12が設
けられ、1次巻線11はスイッチング回路7に、2次巻
線12は整流平滑回路9にそれぞれ接続される。電力増
幅器5には、ヘッドユニット3からの信号が信号入力端
子13を介して入力される。接地配線10は、接地端子
14に接続される。信号入力端子13に入力される信号
は、接地電位を基準とする。このため、ヘッドユニット
3にはアース点15が設けられ、自動車の車体に接地さ
れる。車載用のバッテリ4では、正電極または負電極の
うちの一方がアース点16で車体に接地される。車体に
対する接地箇所が多くなると、アースループが形成され
て、アースループ内に雑音電圧が誘起しやすくなるの
で、スピーカ1を駆動するための信号を発生するヘッド
ユニット3の付近のみにアース点15を設け、信号系で
は一点接地を行っている。すなわち、パワーアンプ2
で、スイッチングトランス8の2次側巻線12、整流平
滑回路9および電力増幅器5は、接地電位から浮いてお
り、接地端子14を介してアース点15に電気的に接続
を行うことによって、接地電位を基準とする信号の増幅
および負荷であるスピーカ1の駆動が行われている。
動する負荷駆動回路で、信号出力端子17,18とスピ
ーカ1とを接続する信号コードなどの絶縁性が悪くなる
と、電源コードもしくは車体アースと接触して天絡や地
絡が生じる可能性がある。このような天絡や地絡につい
て、電力増幅器5などの保護を行う考え方は、本件出願
人がたとえば特願平9−343981で提案している。
天絡や地絡が生じると、大きな電流が流れて、回路部分
が損傷を受けたりするおそれがあるからである。
1では、DC−DCコンバータ6で、スイッチングトラ
ンス8の1次巻線11と2次巻線13とが電気的に接続
されている場合に、接続部分に流れる電流に着目し、こ
の電流を検知して保護を行っている。しかしながら、D
C−DCコンバータ6でスイッチングトランス8を用い
る利点として、1次巻線11と2次巻線12との間を電
気的に絶縁することができるという利点を有効に利用す
ることができなくなってしまう。1次側巻線11および
2次側巻線12を電気的に絶縁することができれば、ス
イッチング回路7としてより電力変換効率の高い回路を
用いたり、ノイズの発生などを抑えることも可能にな
る。しかしながら、1次巻線11と2次巻線12との間
が電気的に絶縁されていれば、特願平8−343981
を適用することができない。
内蔵する車載用パワーアンプなどの負荷駆動回路で、ス
イッチングトランスの1次巻線と2次巻線との間が電気
的に絶縁されている場合でも、地絡電流などから負荷駆
動回路を適切に保護することができる負荷駆動回路の保
護装置を提供することである。
準として電力供給を行う電源と、電源から供給される電
力を直流電力に変換するスイッチング電源回路であっ
て、1次側巻線および2次側巻線が電気的に絶縁される
スイッチングトランスと、該電源から供給される電力を
基に、スイッチングトランスの1次側巻線をスイッチン
グ駆動するスイッチング回路と、スイッチングトランス
の2次側巻線に発生するスイッチング出力を、接地電位
を基準として整流し、平滑して直流電力を出力する整流
平滑回路とを備えるスイッチング電源回路と、該スイッ
チング電源回路の整流平滑回路から出力される直流電力
で、電気的に駆動される負荷と、該負荷を駆動するため
の信号を、接地電位を基準として発生する信号源と、該
信号源から発生される信号が入力され、該整流平滑回路
から出力される直流電力を基に、該信号に応じて該負荷
を駆動する負荷駆動回路と、該スイッチング電源回路の
整流平滑回路の基準電位側と該信号源の基準電位側出力
との間の接地経路に流れる電流を検知する電流検知素子
と、該電流検知素子が検知する電流が予め定める基準を
超えるとき、該負荷駆動回路が該負荷を駆動する出力電
流を抑制する保護手段とを含むことを特徴とする負荷駆
動回路の保護装置である。
として供給される電力を基に、スイッチング電源回路の
スイッチング回路がスイッチングトランスの1次側巻線
をスイッチング駆動する。スイッチングトランスの2次
側巻線に発生するスイッチング出力は、整流平滑回路で
接地電位を基準として整流して平滑される。負荷は、整
流平滑回路が出力する直流電力で、信号源からの信号に
応じて負荷駆動回路が駆動する。信号源から発生される
信号の基準となる接地電位側の基準電位側出力とスイッ
チング電源回路の整流平滑回路の基準電位側との間の接
地経路には電流検知素子が設けられる。負荷駆動回路か
ら負荷を駆動する際に地絡等が生じていなければ、電流
検知素子が設けられている接地経路には、小さな電流し
か流れない。地絡などが生じると、信号源のアース点と
地絡位置との間で大きな電流が流れる。この電流は、電
流検知素子によって検知され、電流が予め設定される基
準値を超えて流れれば、保護手段が動作して出力電流の
抑制が行われる。これによって地絡に伴い過大な電流が
流れることを防ぎ、負荷駆動回路が損傷を受けないよう
に保護することができる。
チング電源回路のスイッチング回路の動作を停止させ
て、前記出力電流の抑制を行うことを特徴とする。
伴って過大な電流が負荷に流れることを防ぐために、ス
イッチング回路の動作を停止させて負荷駆動回路から負
荷を駆動する際の出力電流の抑制を行う。スイッチング
回路を、外部入力に応じてスイッチング出力が停止する
ように構成しておけば、出力電流の抑制を容易に行うこ
とができる。
動回路の出力側と前記負荷との間に設けられるスイッチ
ング素子を有し、該スイッチング素子が該出力側と該負
荷との間を遮断して前記出力電流の抑制を行うことを特
徴とする。
負荷との間にスイッチング素子を設けて、スイッチング
素子が遮断して出力電流の抑制を行う。負荷駆動回路か
ら負荷を駆動する信号経路を直接スイッチング素子で遮
断することができるので、負荷に流れる過大電流を確実
に遮断して、有効な保護を与えることができる。
保護手段は、前記予め定める電流を超えるときに溶断す
る電流ヒューズであることを特徴とする。
負荷との間には電流ヒューズが設けられる。電流ヒュー
ズは、過大な電流が流れると発熱し、溶断して負荷を過
大な電流から保護することができる。
地経路の一部に、電流容量が小さくされているヒューズ
パターンとして形成されることを特徴とする。
経路の一部に電流容量が小さくなるように形成されるヒ
ューズパターンを利用するので、電気回路の一部を直接
電流検知用と保護用とに利用することができる。
保護手段は、電流が前記予め定める基準を超えるときに
発熱して抵抗値が急激に増大し、冷却すると抵抗値が低
い値に復帰する正温度係数サーミスタであることを特徴
とする。
手段として、抵抗値が正温度係数を有するサーミスタを
用いる。正温度係数を有するサーミスタに流れる電流が
大きくなると、発熱によって抵抗値が増大する。抵抗値
が増大すれば、さらに電流によって発熱し、急激に抵抗
値が増大して出力電流の抑制が行われる。正温度係数サ
ーミスタは、出力電流が遮断されると冷却され、低い抵
抗値に復帰するので、何回でも有効な保護を行うことが
できる。
概略的な電気的構成を示す。本実施形態で、負荷である
スピーカ21は、パワーアンプ22がヘッドユニット2
3を信号源として増幅する信号に応じて駆動される。車
載用のオーディオ装置では、スピーカ21は車室内で所
定の位置に設置され、パワーアンプ22は床やトランク
ルームなどに設置され、ヘッドユニット23は運転席付
近のコンソールボックスなどに設置される。ヘッドユニ
ット23には、CDやDVD、MDカセットテープなど
の記録媒体を再生するプレーヤとしての機能や、FMや
AMの放送を受信するチューナとしての機能が設けられ
ている。パワーアンプ22およびヘッドユニット23
は、車載のバッテリ24を含む電源から電力の供給を受
ける。車両では、エンジンが動作中であれば、発電機か
らも電力の供給が行われる。
駆動する負荷駆動回路である電力増幅器25と、スイッ
チング電源回路であるDC−DCコンバータ26とが含
まれる。パワーアンプ22内では、接地配線30の電位
を基準として信号増幅などを行う。接地配線30は、ス
イッチングトランク28の1次巻線31と2次巻線32
とが電気的に絶縁されているので、1次巻線31側のス
イッチング回路27には接続されない。
3からの信号を、信号入力端子33および接地端子34
から受け入れる。接地端子34には、パワーアンプ22
内の接地配線30が接続される。ヘッドユニット23か
ら出力される信号のレベルは小さいので、雑の混入を防
止するため、ヘッドユニット23にアース点35を設け
て、パワーアンプ22内の接地配線30も接地端子34
を介してアース点35に接続されるようにしておく。D
C−DCコンバータ26のスイッチング回路27は、バ
ッテリ24から出力される電力に基づいてパルス信号を
発振するスイッチング動作を行う。バッテリ24の出力
端子の一方、たとえばマイナス側出力端子は、アース点
36で車体に接地されている。パワーアンプ22の信号
出力端子37,38にはスピーカ21が接続され、電力
増幅器25で増幅されたヘッドユニット23からの信号
に従って駆動される。
正負の2極性化した直流出力電圧を電力増幅器25に供
給する。電力増幅器25では、正負の電源電圧に応じ
て、0Vを基準として出力電力を導出し、スピーカ21
を駆動する。すなわち、スピーカ21は、電力増幅器2
5の出力端子と、整流平滑回路29の接地端子39との
間に接続される。整流平滑回路29の正出力端子40か
らの正出力電圧+Vccと、負出力端子41からの負出
力電圧−Vccとは、電力増幅器25に与えられる。電
力増幅器25の正常な動作状態では、正出力端子40お
よび負出力端子41と、接地端子39との間で流れる電
流が、信号入力端子33を介して与えられる入力信号に
応じて変化し、スピーカ21を駆動して音響出力が得ら
れる。
入力側の接地端子34に接続される接地経路となる接地
配線30に、電流検知回路42を設ける。またスイッチ
ング回路27は、電流検知回路42からの制御信号に応
じて、スイッチング動作を停止することが可能なように
構成しておく。
力端子37,38に接続される信号線が、自動車の車体
などに電気的に接触する地絡が生じているときに、大電
流が流れる経路を示す。整流平滑回路29の正出力端子
40から供給される+側電流だけを考えると、正出力
端子40から電力増幅器25に流れ、電力増幅器25
の出力ラインを流れ、信号出力端子37に接続される
スピーカコードを通って地絡箇所43に流れ、地絡箇
所43からヘッドユニット23のアース点35に流れ、
ヘッドユニット23内のアース点35から、信号線ケ
ーブルを通って接地端子34に流れ、パワーアンプ2
2内の小信号用GNDである接地配線30を経由して、
整流平滑回路29の接地端子39に戻るというルートが
考えられる。
線30の部分は、通常は小信号用の接地経路として使用
されるので、数mA〜数十mA程度の電流しか流れない
けれども、天絡や地絡の異常時は、数A〜数十Aの大電
流が流れることになる。したがって、通常時と異常時と
の電流は大きく異なり、電流検知回路42は敏感に異常
を検出することができる。
る構成を示す。電流検知回路42は、接地配線30に挿
入している検知抵抗44の両端に発生する電圧から流れ
る電流を検知する。検知抵抗としては、1Ω以下の低い
抵抗値を用いることができる。たとえば1Ωを用いる
と、流れる電流の電流値Aに応じて両端に出力電圧が発
生し、過大な電流と判断する基準として、予め閾値を定
めておき、閾値を超えたときに保護回路45がDC−D
Cコンバータ26のスイッチング動作を停止させて、保
護を行う。保護回路45は、DC−DCコンバータ26
の発振を停止させないで、発振を弱めるような制御を行
うこともできる。また、信号出力端子37,38とスピ
ーカ21との間にリレーなどを保護回路45として設
け、電流検知回路42が過大な電流を検知するときに、
リレーを遮断するように構成することもできる。
して、図3の電流検知回路42と保護回路45とを合わ
せて、ヒューズ50に置き換えている構成を示す。ヒュ
ーズ50は、大電流が流れるときに溶断し、出力電流を
抑制して負荷の保護を行うことができる。ヒューズ50
が溶断してしまうと、パワーアンプ22の電力増幅器2
5、整流平滑回路29などが接地電位から浮いてしまう
ので、誤動作防止抵抗51をヒューズ50と並列に接続
しておく。図4(b)は、図4(a)のヒューズ50の
代わりに、配線パターン52に細い部分をヒューズパタ
ーン53として形成している形態を示す。この形態で
は、配線パターン自体を電流検知と保護とに利用してい
る。
して、図4のヒューズ50やヒューズパターン53に代
えて、正温度特性サーミスタ60を用いる構成を示す。
小信号用の接地配線30に大電流が流れると、正温度特
性サーミスタ60が発熱し、抵抗値が増大する。発熱量
は、正温度特性サーミスタ60の抵抗値をRとし、電流
をIとすると、消費電力であるR×I2に比例する。し
たがって、電流Iが一定であれば、抵抗値Rが増大すれ
ば益々発熱量が大きくなり、正帰還的に抵抗値Rが増大
し、正温度特性サーミスタ60の抵抗値は非常に大きく
なってオープン状態に近くなる。抵抗値Rが非常に大き
くなると、流れる電流Iは抑制され、正温度特性サーミ
スタ60の発熱は停止して冷却される。正温度特性サー
ミスタ60がオープン状態となっているときの誤動作を
避けるために、図4の実施形態と同様に、誤動作防止用
抵抗51を接続する。正温度特性サーミスタ60は、電
流が小さくなって冷却されれば、抵抗値も低い抵抗値に
自然復帰するので、何回でも繰返して電流検知と保護と
を行うことができる。
しているけれども、モータや各種アクチュエータなどの
負荷の駆動にも本発明を同様に適用することができる。
ングトランスの1次側巻線と2次側巻線との間が電気的
に絶縁されていても、地絡などが生じたときの出力電流
の増加を確実に検知して、負荷駆動回路および負荷を確
実に保護し、回路を構成する部品などの損傷等を防ぐこ
とができる。
動作が停止するように制御して負荷駆動回路から負荷に
出力される電流を抑制するので、地絡などが生じたとき
の保護を容易に行うことができる。
出力電流をスイッチング素子で遮断して確実に保護を行
うことができる。
側から負荷に流れる出力電流が過大になることを、電流
ヒューズ自身が検知して同時に溶断するので、確実に保
護を行うことができる。
大な電流が流れる信号伝達経路の一部にヒューズパター
ンを形成しておくので、ヒューズパターンが溶断して、
過大な電流からの保護を確実に行うことができる。
る電流が過大になると、正温度係数サーミスタの抵抗値
が急激に大きくなって、電流の抑制を行うことができ
る。
示すブロック図である。
ピーカコードに地絡が発生するときに、大電流が流れる
経路を示す部分的なブロック図である。
を示すブロック図である。
を行う構成を示す部分的な電気回路図および部分的な回
路基板パターンを示す図である。
護とを行う構成を示す部分的な電気回路図である。
気的構成を示すブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 接地電位を基準として電力供給を行う電
源と、 電源から供給される電力を直流電力に変換するスイッチ
ング電源回路であって、 1次側巻線および2次側巻線が電気的に絶縁されるスイ
ッチングトランスと、 該電源から供給される電力を基に、スイッチングトラン
スの1次側巻線をスイッチング駆動するスイッチング回
路と、 スイッチングトランスの2次側巻線に発生するスイッチ
ング出力を、接地電位を基準として整流し、平滑して直
流電力を出力する整流平滑回路とを備えるスイッチング
電源回路と、 該スイッチング電源回路の整流平滑回路から出力される
直流電力で、電気的に駆動される負荷と、 該負荷を駆動するための信号を、接地電位を基準として
発生する信号源と、 該信号源から発生される信号が入力され、該整流平滑回
路から出力される直流電力を基に、該信号に応じて該負
荷を駆動する負荷駆動回路と、 該スイッチング電源回路の整流平滑回路の基準電位側と
該信号源の基準電位側出力との間の接地経路に流れる電
流を検知する電流検知素子と、 該電流検知素子が検知する電流が予め定める基準を超え
るとき、該負荷駆動回路が該負荷を駆動する出力電流を
抑制する保護手段とを含むことを特徴とする負荷駆動回
路の保護装置。 - 【請求項2】 前記保護手段は、前記スイッチング電源
回路のスイッチング回路の動作を停止させて、前記出力
電流の抑制を行うことを特徴とする請求項1記載の負荷
駆動回路の保護装置。 - 【請求項3】 前記保護手段は、前記負荷駆動回路の出
力側と前記負荷との間に設けられるスイッチング素子を
有し、該スイッチング素子が該出力側と該負荷との間を
遮断して前記出力電流の抑制を行うことを特徴とする請
求項1記載の負荷駆動回路の保護装置。 - 【請求項4】 前記電流検知素子および前記保護手段
は、前記予め定める電流を超えるときに溶断する電流ヒ
ューズであることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動
回路の保護装置。 - 【請求項5】 前記電流ヒューズは、前記接地経路の一
部に、電流容量が小さいヒューズパターンとして形成さ
れることを特徴とする請求項4記載の負荷駆動回路の保
護装置。 - 【請求項6】 前記電流検知素子および前記保護手段
は、電流が前記予め定める基準を超えるときに発熱して
抵抗値が急激に増大し、冷却すると抵抗値が低い値に復
帰する正温度係数サーミスタであることを特徴とする請
求項1記載の負荷駆動回路の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17608498A JP3761122B2 (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 負荷駆動回路の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014140A true JP2000014140A (ja) | 2000-01-14 |
JP2000014140A5 JP2000014140A5 (ja) | 2005-04-07 |
JP3761122B2 JP3761122B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=16007446
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---|---|---|---|
JP17608498A Expired - Fee Related JP3761122B2 (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 負荷駆動回路の保護装置 |
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2006157409A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Sharp Corp | オーディオ増幅装置 |
WO2012023209A1 (ja) * | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 接地装置 |
JP2015023178A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | Kybエンジニアリングアンドサービス株式会社 | ソレノイド制御装置 |
-
1998
- 1998-06-23 JP JP17608498A patent/JP3761122B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015023178A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | Kybエンジニアリングアンドサービス株式会社 | ソレノイド制御装置 |
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