JP2015022918A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極端子に回転方向の力が作用したときにおける同電極端子とケースとの相対回転を好適に抑えることができる蓄電装置を提供すること。【解決手段】電極端子の極柱部44は、一端に、ケース12の蓋体14の挿通孔14bの開口面積よりも大きい断面積を有する鍔部43が設けられている。電極端子は挿通孔14bに極柱部44を挿通した状態でケース12に設けられている。極柱部44にナット55を締結することにより、ナット55と電極端子の鍔部43との間に絶縁部材19と蓋側絶縁板51とを挟持させた状態で、ケース12と電極端子とを締結固定する。蓋体14と絶縁部材19との接触部分においてナット55の締結方向に突出して絶縁部材19に食い込んでいる凸部70を有する。凸部70は、その突端に凹部71を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、締結部材の電極端子への締結を通じて同電極端子がケースの壁部に締結固定されている蓄電装置に関するものである。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、原動機となる電動機への供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン電池などの二次電池が搭載されている。
二次電池としては、特許文献1に記載のものが知られている。この二次電池の電極端子は、周方向に突出する形状の鍔部が一端に設けられた極柱部を有する。電極端子は、極柱部がケースの挿通孔に挿通した状態で同ケースに設けられている。また、この二次電池は、ケースと電極端子との間を絶縁するための絶縁部材を有する。絶縁部材は、電気絶縁性を有する材料(例えばポリプロピレン)により形成されている。更に、この二次電池は、電極端子をケースに固定するべく極柱部に締結される締結部材を有する。この締結部材の締結を通じて、同締結部材と電極端子の鍔部との間にケース及び絶縁部材が挟持された状態で、電極端子がケースに締結固定されている。
ここで、二次電池では、電極端子がケースに対して相対回転するようなことがあると、ケース内に設けられた電極と電極端子との接続部分の破断を招くなど、種々の不都合を招くおそれがある。
特許文献2に記載の二次電池では、締結部材の締結方向において絶縁部材に向けて突出する形状の凸部をケースが有しており、その凸部が絶縁部材に食い込んだ状態になっている。これにより、ケースと絶縁部材とが係合してそれらの相対回転が抑えられ、ケースと電極端子との相対回転が抑えられている。
特開2000−215880号公報 特開2005−56649号公報
特許文献2の二次電池では、電極端子の固定を、軸部の先端の外側へのかしめによる為、絶縁部材に大きな回転方向の力は作用しない。一方で、特許文献1の如く、ナットやボルトを螺合させる固定構造は、ケースの凸部にその突出方向と直交する方向の力が作用する構造であるため、凸部の不要な変形を招き易い構造であると云える。そうした凸部の不要な変形は、凸部による回り止め効果の低下を招く一因になるために好ましくない。
この発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、電極端子に回転方向の力が作用したときにおける同電極端子とケースとの相対回転を好適に抑えることができる蓄電装置を提供することにある。
以下、上記課題を達成するための蓄電装置は、内部と外部とを連通する挿通孔が形成されたケースと、極柱部を有し、前記挿通孔に前記極柱部を挿通した状態で前記ケースに設けられた電極端子と、前記極柱部に締結された締結部材と、前記締結部材と前記ケースとに挟持された状態で配置されて、前記ケースと前記電極端子との間を絶縁する絶縁部材と、前記ケースにおける前記絶縁部材との接触部分において前記締結部材の締結方向に突出して、前記絶縁部材に食い込んでいる凸部と、を有する蓄電装置であって、前記凸部は、その突端に凹部を有する。
上記蓄電装置では、絶縁部材における上記ケースの凸部が突き刺さった部分が、同凸部の外面に沿った形状になる。同部分は、詳しくは、ケースの凸部の外面に沿う形状の窪み部と、同ケースの凸部の突端の凹部の内面に沿う形状の突部とを有する形状になる。そのため、電極端子にナットやボルトが螺合される等して同電極端子に回転方向の力が作用したときに、ケースの凸部にその突出方向と交差する方向の力が作用するとはいえ、ケースの凸部の外面と絶縁部材の窪み部の内面とが係合することに加えて、同ケースの凹部と絶縁部材の突部とが係合する。これにより、ケースの凸部の突端に凹部が形成されない蓄電装置と比較して、ケースと絶縁部材とが係合する部分の数が多くなるために、各係合部分に作用する力が小さくなる。そのため、ケースの凸部の不要な変形を抑えることができ、ケースと絶縁部材とを適正に係合させてそれらケース及び絶縁部材の相対回転を好適に抑えることができる。したがって上記蓄電装置によれば、電極端子に回転方向の力が作用したときにおける同電極端子とケースとの相対回転を好適に抑えることができる。
上記蓄電装置において、前記凸部及び前記凹部を、前記締結方向において断面多角形状で延びる形状にすることができる。
上記蓄電装置によれば、上記凹部を有するケースの凸部が単純な形状になるため、同ケースを容易に製造することができる。
上記蓄電装置において、前記凹部を、前記極柱部の外面と交差する方向に延びる溝にすることができる。
上記蓄電装置によれば、ケースの凹部が上記電極端子の極柱部を回転させる力と交差する方向に延びる形状になり、絶縁部材の突部が同溝と係合する形状になる。そのため、ケースの凹部と絶縁部材の突部とが係合する部分を、それらケースと絶縁部材との相対回転を的確に抑えることの可能な方向に延びる形状にできる。
上記蓄電装置において、前記ケースは、前記凸部を複数有することが好ましい。
上記蓄電装置によれば、絶縁部材の組み付け過程において同絶縁部材がケースに対して傾いた状態になることを抑えることができるため、その組付けを容易に行うことができる。
上記蓄電装置において、前記極柱部は、その外面に雄ねじを有し、前記締結部材は、前記ケースとの間に前記絶縁部材の一部を挟持した状態で前記雄ねじに螺合されているといった構成にすることができる。
上記蓄電装置では、締結部材と絶縁部材とが接触しているために、同締結部材を極柱部の雄ねじに螺合させる際に、絶縁部材をケースに対して相対回転させる力が作用してしまう。そして、締結部材の螺合に際して、そうした回転力によってケースと絶縁部材とが相対回転すると、その分だけケースの凸部が絶縁部材に食い込む過程において同凸部の不要な変形を招き易くなる。
上記蓄電装置によれば、ケースと絶縁部材との相対回転を適正に抑えつつ、締結部材を極柱部の雄ねじに螺合することができる。そのため、締結部材の螺合に際してケースの凸部の不要な変形を抑えることができ、これによりケースと電極端子との相対回転を好適に抑えることができる。
上記蓄電装置として、二次電池を採用することができる。
本発明によれば、電極端子に回転方向の力が作用したときにおける同電極端子とケースとの相対回転を好適に抑えることができる。
実施形態の二次電池を示す分解斜視図。 二次電池の外観を示す斜視図。 電極組立体の構成要素を示す斜視図。 電極端子の極柱部周辺を示す断面図。 (a)及び(b)カバーの蓋体の平面図。 (a)及び(b)図5の6−6線に沿ったカバーの蓋体の断面図。 (a)及び(b)蓋体の凸部及びその周辺を示す断面図。 (a)及び(b)他の実施形態の蓋体の平面図。 (a)及び(b)他の実施形態の蓋体の平面図。 (a)及び(b)他の実施形態の蓋体の底面図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態について説明する。
図1または図2に示すように、二次電池10において、金属製のケース12には電極組立体20が収容されている。ケース12は、開口部13dを有する直方体状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13dを閉塞する矩形平板状の蓋体14とからなる。ケース本体13と蓋体14は、何れも金属(例えば、ステンレス鋼やアルミニウム合金)製であり、ケース本体13と蓋体14はレーザー溶接によって接合されている。ケース本体13は、長方形状の底板13aと、底板13aの対向する一対の短側縁から立設された短側壁13bと、底板13aの対向する一対の長側縁から立設された長側壁13cとを備える。蓋体14は、所定の間隔をあけて並設された一対の挿通孔14bを有し、本実施形態では、蓋体14がケース12の壁部を構成している。また、本実施形態の二次電池10は、その外周が角型をなす角型電池である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
図3に示すように、電極組立体20は、正極電極21と負極電極22とを備えるとともに、正極電極21と負極電極22の間を絶縁するセパレータ23を介在させて層状をなす積層体とされている。正極電極21は、矩形状の正極用金属箔(本実施形態ではアルミニウム箔)21aと、その正極用金属箔21aの両面に形成された正極活物質層21bとを有する。負極電極22は、矩形状の負極用金属箔(本実施形態では銅箔)22aと、その負極用金属箔22aの両面に形成された負極活物質層22bとを有する。
正極電極21の一辺方向(長辺方向)の一部には、正極用金属箔21aを延出させて形成された正極集電タブ31が設けられている。正極集電タブ31は、電極組立体20を構成する各正極電極21において同位置に同一形状で形成されている。負極電極22の一辺方向(長辺方向)の一部には、負極用金属箔22aを延出させて形成された負極集電タブ32が設けられている。負極集電タブ32は、電極組立体20を構成する各負極電極22において同位置に同一形状で形成されている。
電極組立体20を構成する正極電極21は、それぞれの正極集電タブ31が積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。同様に、電極組立体20を構成する負極電極22は、それぞれの負極集電タブ32が、正極集電タブ31と重ならないように積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。そして、複数の正極集電タブ31は、電極組立体20における積層方向の一端から他端までの範囲に集められる。また、複数の負極集電タブ32も同様に、電極組立体20における積層方向の一端から他端までの範囲に集められる。
図1に示すように、電極組立体20は、正極集電タブ31を集めてなる正極タブ群45を備える。この正極タブ群45はスポット溶接により正極導電部材33に固定され、少なくとも最外の正極集電タブ31が、正極導電部材33に溶接されている。また、電極組立体20は、負極集電タブ32を集めてなる負極タブ群46を備える。この負極タブ群46はスポット溶接により負極導電部材37に固定され、少なくとも最外の負極集電タブ32が負極導電部材37に溶接されている。
また、図1または図4に示すように、正極導電部材33及び負極導電部材37は、四角板状をなす端子接続部34を有する。端子接続部34において、後述の電極端子としての正極端子41または負極端子42が溶接される面を第1面34aとし、第1面34aと反対側の面を第2面34bとする。正極導電部材33及び負極導電部材37は、第2面34bから第1面34aに向けて立ち上がる立上げ部35を有するとともに、端子接続部34から離れる方向に向けて立上げ部35から延びるタブ溶接部36を有している。なお、このタブ溶接部36は矩形板状である。
正極導電部材33の端子接続部34には正極端子41が溶接されるとともに、負極導電部材37の端子接続部34には負極端子42が溶接されている。正極端子41及び負極端子42は、それぞれ八角板状をなす鍔部43を有する。この鍔部43の平面形状は、各端子接続部34における第1面34aの平面形状とほぼ同じである。そして、鍔部43において、蓋体14の内面14aに対向する面を座面43aとするとともに、鍔部43の厚み方向に座面43aと反対側の面を組立体側端面43bとする。
鍔部43の中央からは円筒状の極柱部44が立設され、座面43aは極柱部44を取り囲んでいる。極柱部44は、外周面に雄ねじ44aを有するとともに、内周面にねじ溝としての雌ねじ44bを有する。雄ねじ44aと雌ねじ44bは逆ねじになっている。
鍔部43には、合成樹脂(例えば、ポリフェニレンサルファイド[PPS]、ポリプロピレン[PP])製の端子カバー50が装着されている。端子カバー50は、鍔部43の座面43aと蓋体14の内面14aとの間に配置される蓋側絶縁板51を備える。蓋側絶縁板51は、極柱部44が挿入される挿入部51aを有し、蓋側絶縁板51の内周縁は円弧状である。また、蓋側絶縁板51は、挿入部51aを蓋側絶縁板51の一側方に開口させる切れ込み状の連通部51bを有し、挿入部51aと連通部51bによって蓋側絶縁板51は平面視U字状となっている。蓋側絶縁板51は、その内側縁に、連通部51bを挟んで対向し、かつ連通部51bに向けて突出する突部51cを有する。
蓋側絶縁板51は、その端縁のうち、挿入部51aを挟んだ連通部51bと反対側に位置する端縁にケース側絶縁板52を備え、このケース側絶縁板52は蓋体14から離れる方向に向けて延びている。ケース側絶縁板52は矩形板状であり、蓋側絶縁板51に対し垂直に延びている。ケース側絶縁板52において、蓋体14から離れた側の先端には、組立体側絶縁板53が蓋側絶縁板51と同じ方向に向けて、かつ組立体側端面43bに沿って延設されている。ケース側絶縁板52は矩形板状に形成されている。上記構成の端子カバー50は、正極端子41及び負極端子42に対し、ケース本体13の短側壁13b側から装着されている。
蓋側絶縁板51の挿入部51aには極柱部44が挿入され、蓋側絶縁板51が極柱部44のほぼ全周を取り囲んでいる。また、蓋側絶縁板51は鍔部43の座面43a上に支持されている。鍔部43の座面43a上には、Oリング56が極柱部44を取り囲む状態で設けられている。Oリング56は、蓋側絶縁板51の挿入部51a内に配置されるとともに、ほぼ全周が蓋側絶縁板51によって取り囲まれている。組立体側絶縁板53は、鍔部43の組立体側端面43bより電極組立体20側に配置されるとともに、座面43aと反対側の組立体側端面43bに沿って延びている。また、組立体側絶縁板53は、鍔部43と電極組立体20との間に介装されている。
そして、端子カバー50における蓋側絶縁板51により、蓋体14と正極端子41及び負極端子42が電気的に絶縁されている。また、ケース側絶縁板52により、ケース本体13と、正極端子41及び負極端子42とが電気的に絶縁されている。さらに、組立体側絶縁板53により、電極組立体20と正極端子41及び負極端子42とが電気的に絶縁されている。
蓋側絶縁板51の挿入部51aに挿入された極柱部44は、蓋体14の挿通孔14bからケース12の外部に突出(露出)している。そして、正極端子41及び負極端子42の鍔部43は、極柱部44の両端のうちケース本体13内側に位置する一端に設けられている。また、鍔部43は、蓋体14と平行な断面積が、挿通孔14bの開口面積よりも大きく設定されている。このため、鍔部43は、ケース本体13の内側で挿通孔14bから抜け出し不能になっている。蓋体14の挿通孔14bの内周面と、極柱部44の外周面とは、絶縁部材19によって絶縁されている。
絶縁部材19は、円環状の筒状部24と、この筒状部24の軸方向の一端から径方向外方へ延設されたフランジ部25とを有する。筒状部24は、挿通孔14bの内周面と、極柱部44の外周面との間に介装されている。フランジ部25は、蓋体14の外面14cにおいて挿通孔14bの周囲に設けられている。
極柱部44の雄ねじ44aにはケース12の外方から締結部材としてのナット55が螺合(締結)されて、極柱部44にナット55が取着されている。
蓋体14の外面14cにおける挿通孔14bの周縁とナット55の蓋体14側の端面との間には絶縁部材19のフランジ部25が挟圧されており、フランジ部25によってナット55と蓋体14が絶縁されている。ナット55が極柱部44に螺合されることによって、ナット55と鍔部43との間に、フランジ部25、蓋体14、Oリング56及び蓋側絶縁板51が狭圧されるとともに極柱部44が蓋体14に締結固定されている。この締結状態では、Oリング56は、圧縮状態で蓋体14の内面14a及び鍔部43の座面43aに密接し、挿通孔14bの周囲をシールしている。
図1に示すように、二次電池10同士を電気的に接続するバスバー60は、矩形板状であり、一対の挿通部60aを有する。バスバー60は、極柱部44の先端面に支持されている。極柱部44の雌ねじ44bには、ボルト61が螺合されている。よって、極柱部44の雌ねじ44bは、鍔部43とは反対側の端部に設けられており、この雌ねじ44bには、バスバー60を極柱部44に固定するボルト61が螺合される。ボルト61は、雌ねじ44bに螺合するボルトねじ部61aと、ボルトねじ部61aの軸方向一端の頭部61bとを有する。ボルト61の頭部61bによってバスバー60が極柱部44の先端面に押し当てられるとともに、極柱部44とバスバー60が導通している。
次に、ケース12と電極端子(正極端子41または負極端子42)との相対回転を抑えるための構造について説明する。
図5(a)及び(b)並びに図6(a)及び(b)に示すように、ケース12の蓋体14は凸部70を有する。この凸部70は、蓋体14の外面14cにおける各挿通孔14bの周縁に設けられており、ナット55(図4参照)の回転中心Lの周囲において等角度間隔で複数(本実施形態では、90°間隔で4つ)設けられている。各凸部70はナット55が螺合される方向(図5の紙面に垂直な方向[締結方向])において断面四角形状で延びる形状であり、各凸部70の突端はナット55の締結方向において窪んだ形状の凹部71を有している。この凹部71は、ナット55の締結方向において断面四角形状で延び、且つ凸部70の突端に向かうほど断面積が大きくなる形状で延びている。
なお二次電池10では、絶縁部材19(図4)のフランジ部25における上記ケース12との接触面25aが、その組み付け前において凹部を有しない平面形状になっている。
そして本実施形態では、二次電池10の製造に際して、ナット55の下面55aと電極端子の鍔部43の座面43aとの間に、絶縁部材19のフランジ部25とケース12の蓋体14における挿通孔14bの周縁と端子カバー50の蓋側絶縁板51とを配置した状態で、ナット55が電極端子の雄ねじ44aに螺合される。これにより、ケース12と電極端子とが締結固定される。
次に、二次電池10の作用について説明する。
二次電池10では、電極端子の雄ねじ44aにナット55を螺合してケース12の蓋体14と電極端子とを締結固定するときに、ナット55の下面55aと蓋体14の外面14cとの間で絶縁部材19のフランジ部25が挟圧される。このとき蓋体14の外面14cの凸部70が、絶縁部材19のフランジ部25に押し付けられて突き刺さることにより、同フランジ部25に食い込んだ状態になる。
図7(a)及び(b)に示すように、絶縁部材19のフランジ部25における上記蓋体14の凸部70が突き刺さった部分は、同凸部70の外面に沿った形状になる。詳しくは、同部分が、蓋体14の凸部70の外面に沿う形状(略直方体形状)の窪み部72と、同蓋体14の凸部70の突端の凹部71の内面に沿う形状(略四角錐形状)の突部73とを有する形状になる。そのため、電極端子にナット55やボルト61が螺合される等して同電極端子に回転方向の力が作用したときに、蓋体14の凸部70にその突出方向と交差する方向(図7の紙面に略垂直な方向)の力が作用するとはいえ、同蓋体14の凸部70の外面と絶縁部材19の窪み部72の内面とが係合することに加えて、同蓋体14の凹部71と絶縁部材19の突部73とが係合する。
上記実施形態によれば、以下に記載する効果を得ることができる。
(1)蓋体14の凸部70は、その突端に凹部71を有している。そのため、蓋体14の凸部70の外面と絶縁部材19の窪み部72の内面とが係合することに加えて、同蓋体14の凹部71と絶縁部材19の突部73とが係合する。これにより、蓋体14の凸部70の突端に凹部71が形成されない蓄電装置と比較して、蓋体14と絶縁部材19とが係合する部分の数が多くなるために、各係合部分に作用する力が小さくなる。そのため、蓋体14の凸部70の不要な変形を抑えることができ、蓋体14と絶縁部材19とを好適に係合させてそれら蓋体14及び絶縁部材19の相対回転を好適に抑えることができる。したがって、電極端子に回転方向の力が作用したときにおける同電極端子とケース12との相対回転を好適に抑えることができる。
(2)蓋体14は、各挿通孔14bの周縁に凸部70を4つずつ有している。これにより、絶縁部材19の組み付け過程において、絶縁部材19のフランジ部25の下面(前記接触面25a)を蓋体14の凸部70の突端によってバランス良く支持することができるため、同絶縁部材19が蓋体14に対して傾いた状態になることを抑えることができる。そのため、絶縁部材19の組付けを容易に行うことができる。
(3)二次電池10では、ナット55の下面55aと絶縁部材19のフランジ部25とが接触しているために、同ナット55を極柱部44の雄ねじに螺合させる際に、絶縁部材19を蓋体14に対して相対回転させる力が作用してしまう。そして、ナット55の螺合に際して、そうした回転力によって絶縁部材19が蓋体14に対して相対回転すると、その分だけ蓋体14の凸部70が絶縁部材19のフランジ部25に食い込む過程において同凸部70の不要な変形を招き易くなる。上記二次電池10では、突端に凹部71を有する凸部70が蓋体14の外面14cに設けられている。そのため、同凸部70と絶縁部材19との係合を通じて蓋体14と絶縁部材19との相対回転を適正に抑えつつ、ナット55を極柱部44の雄ねじに螺合することができる。したがって、そうしたナット55の螺合に際して蓋体14の凸部70の不要な変形を抑えることができ、これによりケース12と電極端子との相対回転を好適に抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
○ 蓋体14の凸部70に設けられる凹部71の形状は、蓋体14と絶縁部材19との相対回転が好適に抑えられる態様で同凹部と絶縁部材19とが係合するようになる形状であれば、任意の形状に変更してもよい。具体的には、凹部を断面が円形で延びる形状にしたり、四角形以外の多角形(例えば三角形)で延びる形状にしたり、或いは星形で延びる形状にしたりすることができる。
図8(a)及び(b)に示すように、凸部80の突端に、ナット55の回転中心Lと直交する方向に延びる溝を凹部81として設けることもできる。これにより、蓋体14の凹部81が前述した電極端子の極柱部44を回転させる力と直交する方向に延びる形状になり、絶縁部材19の突部が同凹部81と係合する突部になる。そのため蓋体14の凹部81と絶縁部材19の突部とが係合する部分を、極柱部44を回転させる力と直交する方向、すなわち蓋体14に対する絶縁部材19の相対回転を的確に抑えることの可能な方向に延びる形状にすることができる。なお上記凹部81の延設方向が、ナット55の回転中心Lと直交する方向である二次電池に限らず、極柱部44の外面と交差する方向になる二次電池であれば、蓋体14の凹部と絶縁部材19の突部とが係合する部分が、蓋体14に対する絶縁部材19の相対回転を的確に抑えることの可能な方向に延びる形状になる。
○ 蓋体14の凸部70,80に代えて、図9(a)及び(b)に示すように、断面の外形が円形状で延びる形状の凸部90を設けてもよい。図9に示す例では、凸部90の突端に断面円形状で延びる凹部91を有する。その他、断面の外形が四角形以外の多角形(例えば三角形)で延びる形状の凸部を、蓋体14の凸部70,80に代えて設けてもよい。蓋体14の凸部の形状は、蓋体14と絶縁部材19との相対回転が好適に抑えられる形状であれば、任意の形状に変更することができる。
○ 蓋体14の各挿通孔14bの周縁に、1つ〜3つの凸部を設けたり、5つ以上の凸部を設けたりしてもよい。ケース12の蓋体14に設ける凸部の数は任意に変更することができる。
○ 蓋体14の凸部70,80,90の配設位置は、同蓋体14において上記絶縁部材19と接触する部分であれば、任意に変更することができる。
○ 図10(a)及び(b)に示すように、蓋体14の内面14aにおける絶縁部材としての蓋側絶縁板51と接触する部分に、ナット55の締結方向(図10の紙面に垂直な方向)において蓋側絶縁板51に向けて突出する形状の凸部100を設けてもよい。こうした二次電池では、ナット55の螺合を通じてケース12に電極端子を締結固定する際に、蓋側絶縁板51に蓋体14の凸部100が突き刺さって食い込んだ状態になる。そして、そのようにして凸部100が食い込んだ部分は、同凸部100の外面に沿った形状、詳しくは、蓋体14の凸部100の外面に沿う形状の窪み部と、同蓋体14の凸部100の突端の凹部101の内面に沿う形状の突部とを有する形状になる。そのため、電極端子にナット55やボルト61が螺合される等して同電極端子に回転方向の力が作用したときに、蓋体14の凸部100にその突出方向と交差する方向の力が作用するとはいえ、同蓋体14の凸部100の内面と蓋側絶縁板51の窪み部の内面とが係合することに加えて、同蓋体14の凹部101と蓋側絶縁板51の突部とが係合する。これにより、蓋体14の凸部100の突端に凹部が形成されない蓄電装置と比較して、蓋体14と蓋側絶縁板51とが係合する部分の数が多くなるために、各係合部分に作用する力が小さくなる。そのため、蓋体14の凸部100の不要な変形を抑えることができ、蓋体14と蓋側絶縁板51との相対回転を好適に抑えることができる。したがって、電極端子に回転方向の力が作用したときにおける同電極端子とケース12との相対回転を好適に抑えることができる。
○ 凸部70,80,90,100を、蓋体14の二つの挿通孔14bのうちの一方の周縁のみに設けてもよい。
○ 凸部70,80,90,100を有する蓋体14は、電極端子をケース12に締結固定するために、極柱部44にナット55を螺合する二次電池10に限らず、電極端子の極柱部にかしめ部材をかしめ固定する二次電池にも適用することができる。
○ 上記実施形態では、ナット55と鍔部43との間に、フランジ部25、蓋体14、Oリング56及び蓋側絶縁板51を狭圧する構造としたが、フランジ部25等が狭圧可能であれば、鍔部43に代えて、ケース内側にその他の構造を用いてもよい。例えば、極柱部が直接導電部材に溶接されている構造、または、鍔部に代えナットを用いる構造など、公知の構造を用いることも出来る。
○ 電極組立体20を構成する正極電極21、及び負極電極22の枚数は適宜変更してもよい。
○ 電極組立体20は、帯状の正極電極21と負極電極22との間に帯状のセパレータ23を介在させて、これらを捲回軸周りに渦捲き状に捲回して構成された捲回型としてもよい。
○ ケース12の形状は、円柱状や、楕円柱状に形成してもよい。
○ 蓄電装置はニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタとして具体化してもよい。
10…蓄電装置としての二次電池、12…ケース、14…蓋体、14b…挿通孔、19…絶縁部材、25…フランジ部、41…電極端子としての正極端子、42…電極端子としての負極端子、43…鍔部、44…極柱部、44a…雄ねじ、50…絶縁部材としての端子カバー、55…締結部材としてのナット、70,80,90,100…凸部、71,81,91,101…凹部、72…窪み部、73…突部。

Claims (6)

  1. 内部と外部とを連通する挿通孔が形成されたケースと、
    極柱部を有し、前記挿通孔に前記極柱部を挿通した状態で前記ケースに設けられた電極端子と、
    前記極柱部に締結された締結部材と、
    前記締結部材と前記ケースとに挟持された状態で配置されて、前記ケースと前記電極端子との間を絶縁する絶縁部材と、
    前記ケースにおける前記絶縁部材との接触部分において前記締結部材の締結方向に突出して、前記絶縁部材に食い込んでいる凸部と、を有する蓄電装置であって、
    前記凸部は、その突端に凹部を有することを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記凸部及び前記凹部は、前記締結方向において断面多角形状で延びている請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記凹部は、前記極柱部の外面と交差する方向に延びる溝である請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 前記ケースは、前記凸部を複数有する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記極柱部は、その外面に雄ねじを有し、
    前記締結部材は、前記ケースとの間に前記絶縁部材の一部を挟持した状態で前記雄ねじに螺合されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  6. 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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