JP2015022830A - 組電池 - Google Patents

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季之 本橋
Toshiyuki Motohashi
季之 本橋
大塚 隆
Takashi Otsuka
隆 大塚
哲 佐久間
Satoru Sakuma
哲 佐久間
達生 川口
Tatsuo Kawaguchi
達生 川口
下野園 均
Hitoshi Shimonosono
均 下野園
花田 知之
Tomoyuki Hanada
知之 花田
義人 園生
Yoshihito Sonoo
義人 園生
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】組電池を大型化することなく、熱伝導効率を低下させることがない組電池を提供する。【解決手段】ケース(30)に収装された電池ユニット(20)をケース(30)の底面側から支持すると共に電池ユニット(20)を冷却可能な冷却プレート(40)と、ケース(30)に連結されることで冷却プレート(40)をケース(30)に固定する第1ブラケット(51)と、ケース(30)に連結されることで、冷却プレート(40)を、冷却プレート(40)の底面側からケース(30)側に押圧する第2ブラケット(52)と、を備え、第2ブラケット(52)の押圧力は、冷却プレート(40)の周辺部分よりも中央部分が大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の電池セルを筐体に収容して構成される組電池に関するものである。
単電池(電池セル)を複数組み合わせた組電池が知られている。各電池セルは充電および放電により熱を発生するが、充放電特性の維持のため電池セルの温度を適切に制御する必要がある。
このような組電池として、組電池の冷却面に内部で冷媒を流動させた冷却プレートを当接し、組電池を冷却面の反対の面から押圧して冷却プレートに対して圧接する押圧装置を備えたものが知られている(特許文献1参照)。
また、電池セルが絶縁層を介して金属製の熱伝外缶に収納され、電池セルの熱を絶縁層と熱伝外缶とを介して、冷却プレートに伝熱する組電池が知られている(特許文献2参照)。
特開2011−171029号公報 特開2012−119158号公報
特許文献1には、冷却プレートを電池セルに密着させて熱対策を行う組電池が記載されている。
組電池全体のエネルギ効率を高めるために、これら冷却プレートを含めた全体の構成を小型化することが望まれている。そのため、冷却プレートは薄型に形成される。
冷却プレートは、例えばボルト等により組電池へと取付けられるが、ボルトが存在する部分(例えば周辺部)としない部分(例えば中央部)とで、冷却プレートが押付けられる力に偏りが生じる。
このため、冷却プレートが薄型である場合は、力の偏りによって冷却プレートが撓む可能性がある。この撓みによって冷却プレートと電池セルとの密着性が低くなると、熱伝導効率が低下して、組電池の冷却効率が低下する可能性がある。
また、特許文献2には、電池セルそれぞれを金属製の熱伝外缶に収納して熱伝導効率を高める構成であるが、熱伝外缶により電池セルそれぞれが大型化するため、ケースを含めた構造が大型化することが避けられない。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、組電池を大型化することなく、熱伝導効率を低下させることがない組電池を提供することを目的とする。
本発明の実施形態によると、電池セルを積層した電池ユニットと、電池ユニットを収装するケースと、ケースに収装された電池ユニットをケースの底面側から支持すると共に電池ユニットを冷却可能な板状の冷却プレートと、ケースに連結されることで冷却プレートをケースに固定する第1ブラケットと、ケースに連結されることで、冷却プレートを、冷却プレートの底面側からケース側に押圧する第2ブラケットと、を備え、第2ブラケットの押圧力は、冷却プレートの周辺部分よりも中央部分が大きいことを特徴とする。
本発明によると、第2ブラケットが板状の冷却プレートの底面側からケース側に押圧するとともに、冷却プレートの中央部分の押圧力を大きくしたので、ケースや冷却プレートの構造が大型化することなく、板状の冷却プレートが撓むことを防止できる。これにより、冷却プレートの中央部分の密着性が低くなることを防止でき、組電池を大型化することなく、熱伝導効率の低下を防止できる。
本発明の実施形態の組電池の斜視図である。 本発明の実施形態の組電池の分解斜視図である。 本発明の実施形態の組電池の側面図および第2ブラケットの形状の他の例を示す説明図である。 本発明の実施形態の組電池の側面図および第2ブラケットの形状の他の例を示す説明図である。
以下に、本発明の実施形態の組電池10の構造について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態の組電池10の説明図である。図2は、組電池10の分解斜視図である。
図1において、図1(A)は、組電池10の斜視図を示し、図1(B)は、組電池10の側面図を示し、図1(A)における矢視Sを示す。
組電池10は、直方体形状のケース30に電池ユニット20(図2)が収装され、電池ユニット20を冷却する冷却プレート40と、冷却プレート40をケース30に固定するブラケット(第1ブラケット51および第2ブラケット52)とを備える。
電池ユニット20は、複数の電池セル21が積層されて構成される。電池セル21は、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の充放電可能な二次電池である。各電池セル21は、それぞれに電極22を有し、薄型の矩形形状を有する。この電池セル21が直列方向に複数積層されることで電池ユニット20が構成される。
ケース30は、電池セル21を積層して構成した電池ユニット20を収装する。電池セル21はそれぞれ電極22を備えており、ケース30は、その内部で各電池セル21の電極22を、正極端子31および負極端子32にそれぞれ直列および/または並列に電気的に接続する構造を有している。
ケース30は、内部が空洞であって底を有しない略直方体形状を有する。ケース30は、その底部側から電池ユニット20が挿入される。ケース30の側面には、第1ブラケット51および第2ブラケット52が連結される複数の固定ブラケット33が備えられる。
冷却プレート40は、ケース30の底面側から電池ユニット20を支持する。冷却プレート40は、内部に媒体が流通する構造となっており、媒体により電池ユニット20の熱を奪うことで電池ユニット20の温度が必要以上に上昇しないように冷却する。または、冷却プレート40は、媒体により電池ユニット20に熱を与えることで電池ユニット20の温度が必要以上に低下しないように加温する。
冷却プレート40と電池ユニット20との間には、伝熱シート60が挟持される。伝熱シート60は、熱伝導性が高く弾力が大きな材質で構成されており、冷却プレート40と電池ユニット20とにそれぞれ密着して、これらの間の熱伝導効率を高める作用を有する。
伝熱シート60は、その厚さが、ケース30に冷却プレート40を固定したとき、電池ユニット20と冷却プレート40との間に形成される隙間よりも若干大きく構成される。このような構成により、伝熱シート60は、電池ユニット20と冷却プレート40との間で潰されてこれらの隙間を埋め、熱伝導効率を高くすることができる。
伝熱シート60は、例えば、シリコーン等の弾性を有する樹脂と、熱伝導を高めるための金属等のフィラーにより構成され、対象物に密着することで空気層を排除して、素材の熱伝導率の高さにより熱伝導性を高めるものである。なお、伝熱シート60は、シート状ではなく、ペースト状のものを冷却プレート40に予め塗布するものであってもよい。
冷却プレート40は、薄板状でかつケース30の底面部の開口形状に適った長方形形状を有する。冷却プレート40は、例えば金属板を折り曲げ加工して内部に媒体の流路が形成された2枚の金属板を用いて、その外周に対して、ろう付け加工を施すことにより形成される。
冷却プレート40の四隅付近には、冷却プレート40をケース30に固定するための第1ブラケット51が備えられている。第1ブラケット51は、冷却プレート40の四隅付近に対して、かしめ等により固定される。
冷却プレート40は、組電池10の外形が大型化しないように、薄板状に形成される。また、冷却効率を高めるため、できるだけ媒体の流通面積が大きくなるように形成される。このために、第1ブラケット51を取付ける部位を別に形成することが難しいので、冷却プレート40の周囲のかしめ部分に、第1ブラケット51をかしめ付ける。
第1ブラケット51は、ケース30側へと上方に立設する立設部511と、立設部511の上端部分で、ケース30の固定ブラケット33に対応するように外方向に折り曲げられた固定部512とから構成される。固定部512には、締結ボルト34および締結ナット35が貫通する。
このような構造により、第1ブラケット51が固定ブラケット33に対して締結ボルト34および締結ナット35により連結される。
冷却プレート40とケース30とは、第1ブラケット51とは別に、複数の第2ブラケット52によっても固定される。
第2ブラケット52は、冷却プレート40を底面側から支持する底部521と、底部521の両端部からケース30の両側面に沿ってそれぞれ上方側へと立設して設けられる腕部522と、を備えるコの字形状を有する。また、腕部522の上端部分で、ケース30の固定ブラケット33に対応するように外方向に折り曲げられた固定部523を備える。
第2ブラケット52は冷却プレート40には直接固定されず、底部521が冷却プレート40の底面側から支持しながら、第1ブラケット51と同様に、固定部523とケース30の固定ブラケット33とが、締結ボルト34および締結ナット35により連結される。なお、第1ブラケット51および第2ブラケット52は、例えば、弾性を有する鋼板等の薄板状の金属板により構成される。
これら第1ブラケット51および第2ブラケット52は、次に説明するような構造により、冷却プレート40を電池ユニット20に対して押圧することで、電池ユニット20の熱伝導特性を高めることができる。
第1ブラケット51は、ケース30の固定ブラケット33に固定されることで、冷却プレート40をケース30に対して支持および固定する。第1ブラケット51は冷却プレート40の四隅付近に固定されているので、これにより、冷却プレート40とケース30および電池ユニット20との位置決めが行われる。
図1(B)に示すように、第2ブラケット52は、冷却プレート40の中央部分で、底面側から冷却プレート40を支持しながら、冷却プレート40をケース30側へと押圧する。
第2ブラケット52の底部521は湾曲した構造となっている。具体的には、第2ブラケット52の底部521は、冷却プレート40の底面側において、冷却プレート40の周辺部には接せず、冷却プレート40の短手方向の中央部分に向かって緩やかに湾曲しながら、この中央部分付近で冷却プレート40に接する形状を有している。
この湾曲部分は、冷却プレート40の底面側からケース30側(電池ユニット20側)に向かって押圧するバネ形状となっている。第2ブラケット52の底部521がバネの作用をすることにより、冷却プレート40がケース30側へと押圧される。
冷却プレート40は、第1ブラケット51により四隅付近で固定される。冷却プレート40が薄板状であり、また、冷却プレート40と電池ユニット20との間には弾性を有する伝熱シート60が挟持されている。このような構造のため、第2ブラケット52を有しない場合は、冷却プレート40の四隅付近のみが電池ユニット20に押圧され、伝熱シート60の逃げ場がなくなり、伝熱シート60が偏って潰されることにより冷却プレート40の中央部分(長手方向および短手方向の中央部分)が撓む可能性がある。
特に、冷却プレート40の中央部分では、電池ユニット20から離反する側へと撓む量が大きくなるため、冷却プレート40と電池ユニット20との間に隙間が発生する可能性がある。隙間が発生した場合には、冷却プレート40と電池ユニット20との間の熱伝導特性が低下し、電池ユニット20の冷却が十分でなくなる可能性がある。
そこで本実施形態では、この撓みやすい冷却プレート40の短手方向の中央部分を、前述のようなバネ形状を有する第2ブラケット52により弾性的に押圧するように構成した。このような構成により、冷却プレート40の撓みを防ぎ、冷却プレート40を電池ユニット20へと密着させた。
図1(A)に示すように、組電池10は、長手方向の一方の辺に備えられる一組の第1ブラケット51と他方の辺に備えられる一組の第1ブラケット51との間に、4つの第2ブラケット52を備えている。これら4つの第2ブラケット52は、それぞれ前述のように底部521がバネ形状を有している。これら4つの第2ブラケット52は、所定の間隔(例えば第1ブラケット51を含めた等間隔)に配置され、冷却プレート40の向かい合う長辺の中央部付近において、冷却プレート40の中央部を電池ユニット20側に押圧する。
このように、複数の第2ブラケット52を配置することによって、冷却プレート40の撓みを防ぐことができる。そして、冷却プレート40を全体にわたって電池ユニット20側に押圧することができ、伝熱シート60が偏って潰れることによる冷却プレート40と電池ユニット20との間に隙間が発生することを防止できる。
なお、第2ブラケット52は、腕部522の長さによって底部521のバネ形状の押圧力を調節することができる。すなわち、腕部522の長さを短くするに従って、固定部523が固定ブラケット33に連結されたときに、底部521の押圧力が、より大きくなる。
本実施形態では、冷却プレート40において、長手方向の中心付近に近い側の第2ブラケット52の押圧力が、長手方向の端部に近い側の第2ブラケット52よりも大きくなるように腕部522の長さを調節した。
このような構成により、撓みが大きくなる冷却プレート40の長手方向の中心部分の押圧力を大きくできるので、冷却プレート40の長手方向の撓みを防ぐことができる。なお、第2ブラケット52の位置、数、間隔および押圧力の大きさは、冷却プレート40の形状やケース30の形状に合わせて、適宜変更することが好適である。
本実施形態の第2ブラケット52は、前述の図1および図2に示す構造以外に、次の図3および図4のような構造をとることができる。
図3および図4は、本発明の実施形態の組電池10の側面図および第2ブラケット52の形状の他の例を示す説明図である。
図3(A)および図3(B)は、底部521のバネ形状を底部521の中央部分ではなく、中央部分を跨いだ二ヶ所で冷却プレート40を押圧するように構成した第2ブラケット52の構成例である。
この図3(B)に示すように第2ブラケット52を構成することにより、冷却プレート40の中央部分だけでなく、中央部付近の複数の箇所を押圧することができる。例えば、冷却プレート40の内部の媒体流路の形状等により、冷却プレート40の撓み強度が高い部分と低い部分がある場合に、撓み強度の弱い部分を積極的に押圧するように構成することが可能となり、また、プレート幅が大きく、撓みが大きい場合には、中央部付近一箇所のみ押圧した結果、中央部付近両端がまた撓むことになるため、複数の箇所を押圧することで、冷却プレート40を均一に押圧することができるようになる。
図4(A)および図4(B)は、第2ブラケット52の腕部522側にバネ形状を形成し、腕部522の弾性力によって、底部521が冷却プレート40を押圧するように構成した例である。
図4(B)に示す例では、腕部522と固定部523との間を折り返し形状として、これをバネとして作用させたものである。
図4(B)に示すように第2ブラケット52を構成することにより、底部521にバネ形状を持たせる必要がなく、第2ブラケット52が底部側へと突出することがない。したがって、前述のように冷却プレート40を押圧する作用を行いながらも、組電池10の高さ方向を拡大することがない。なお、底部521の上面側に若干の凹凸や湾曲を形成することにより、冷却プレート40の中央部や所望の場所を押圧するように構成することもできる。
また、図4(C)および(D)に示すように、腕部522の折り返し形状を変更して、さらに多重に形成することにより、腕部522のバネ力を変更することもできる。このように形状を変更することにより冷却プレート40の押圧力を調整することで、例えば前述のように、撓みが大きくなる冷却プレート40の長手方向の中心部分の押圧力を大きくして、冷却プレート40の長手方向の撓みを防ぐことができる。
以上のように本発明の実施形態は、電池セル21を複数積層して構成された電池ユニット20と、電池ユニット20を収装するケース30と、ケース30に収装された電池ユニット20をケース30の底面側から支持すると共に電池ユニット20の温度を冷却または加温可能な板状の冷却プレート40と、からなる組電池10に適用されるものである。
この組電池10は、冷却プレート40に固定され、ケース30に連結されることで冷却プレート40をケース30に固定する第1ブラケット51と、ケース30に連結されることで冷却プレート40を冷却プレート40の底面側からケース30側へと押圧する第2ブラケット52と、を備え、第2ブラケット52の押圧力は、冷却プレート40の周辺部よりも中央部が大きくなるように構成されている。
本発明の実施形態では、このように構成することによって、第2ブラケット52が板状の冷却プレート40の底面側からケース30側に押圧すると共に、冷却プレート40の中央部の押圧力を大きくしたので、ケース30や冷却プレート40の構造が大型化することなく、板状の冷却プレート40が撓むことを防止できる。これにより、冷却プレート40の中央部の密着性が低くなることを防止でき、組電池10を大型化することなく、熱伝導効率を低下させず、電池ユニット20の冷却効率を低下させることがない。
冷却プレート40は、薄型の板状構造を有し、冷却プレート40を支持する第1ブラケット51および第2ブラケット52についても薄型の構造であるので、組電池10を大型化することなく、前述のように熱伝導効率を保つことができる。
第2ブラケット52は、冷却プレート40を底部側から支持する底部521と、底部521からケース30の両側面に沿ってそれぞれ立設される腕部522と、を備えるコの字形状を有する。腕部522の上端部はケース30の固定ブラケット33に連結される。この第2ブラケット52は、ケース30の長手方向に整列して複数配置されると共に、ケース30の長手方向の中心側に配置される腕部522の長さが、ケース30の端部側に配置される腕部522の長さよりも短くなるように構成されている。
このように第2ブラケット52を配置することにより、冷却プレート40の長手方向の中心部分の押圧力を大きくして、冷却プレート40の長手方向の撓みを防ぐことができる。
第2ブラケット52の底部521は、冷却プレート40の中央部を底面側から押圧するように弾性を有するバネ形状として構成した。より具体的には、湾曲した構造により中央部分を押圧する構成としたので、簡易な構成により、冷却プレート40の撓みを防止することができる。
第2ブラケット52の腕部522には、底部521をケース30側に付勢する弾性を有するバネ形状として構成した。より具体的には、腕部522に折り返し構造を設けて、底部521を引っ張り上げる方向に弾性を有する構成としたので、簡易な構成により、冷却プレート40の撓みを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記実施形態では、電池ユニット20をケース30に収装する構成を示したがこれに限られず、単一のバッテリをケースに収装したバッテリユニットにおいて冷却プレート40を有するものにおいても同様に適用することができる。
また、第1ブラケット51、第2ブラケット52は、金属ではなく、弾性を有する樹脂等の他の素材で構成されたものでもよい。また、図1および2に示す形状の第2ブラケット52と、図3(B)、図4(B)または図4(D)に示す形状の第2のブラケット52とを、それぞれ組み合わせて用いてもよい。
10 組電池
20 電池ユニット
21 電池セル
30 ケース
31 正極端子
32 負極端子
33 固定ブラケット
40 冷却プレート
51 第1ブラケット
52 第2ブラケット
60 伝熱シート
511 立設部
512 固定部
521 底部
522 腕部
523 固定部

Claims (6)

  1. 電池セルを積層した電池ユニットと、
    前記電池ユニットを収装するケースと、
    前記ケースに収装された電池ユニットを前記ケースの底面側から支持すると共に前記電池ユニットを冷却可能な板状の冷却プレートと、
    前記ケースに連結されることで前記冷却プレートを前記ケースに固定する第1ブラケットと、
    前記ケースに連結されることで、前記冷却プレートを、前記冷却プレートの底面側から前記ケース側に押圧する第2ブラケットと、
    を備え、
    前記第2ブラケットの押圧力は、前記冷却プレートの周辺部分よりも中央部分が大きいことを特徴とする組電池。
  2. 前記ケースは直方体形状を有し、
    前記冷却プレートは、前記ケースの底面形状に適った形状を有し、
    前記第2ブラケットは、前記冷却プレートを底面側から支持する底部と、前記ケースの両側面に沿って前記底部の両端部分にそれぞれ立設する腕部と、を備え、前記腕部の上端部が前記ケースに連結され、
    前記第2ブラケットは、前記ケースの長手方向に整列して複数配置されると共に、前記ケースの長手方向の中心側に配置される腕部の長さが、前記ケースの長手方向の端部側に配置される前記腕部の長さよりも短いことを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 前記第2ブラケットの前記底部は、前記冷却プレートを、前記冷却プレートの中央部分の底面側から前記ケース側に押圧するバネ形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の組電池。
  4. 前記第2ブラケットの前記底部は、板バネ形状を備えることを特徴とする請求項3に記載の組電池。
  5. 前記第2ブラケットの前記腕部は、前記底部を前記ケース側に付勢する弾性を有するバネ形状を有し、前記腕部によって、前記底部が前記冷却プレートを、前記冷却プレートの中央部分を底面側から前記ケース側に押圧されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の組電池。
  6. 前記第2ブラケットの前記腕部は、前記ケースの側面よりも外側で、折り返し形状を有するバネ形状を備えることを特徴とする請求項5に記載の組電池。
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