JP2015185295A - 電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】電池セルの放熱性の向上しつつ、電池モジュールの小型化や軽量化を図る。【解決手段】複数の円筒電池セル10をその径方向に一直線状に並べた複数の電池セル10列と、複数の電池セル10列間に配置された第1のスペーサ21と、複数の円筒電池セル10の一方極と電気的にそれぞれ接続される複数の第1のリード22と、を備え、複数の電池セル10列は、電池セル10列の直交方向に積み重ねて配置され、第1のスペーサ21は、金属材料であり、複数の第1のリード22は、第1のスペーサ21を介して、複数の円筒電池セルの一方極のそれぞれと並列接続させる電池モジュール。【選択図】図2
Description
本発明は、複数の電池を電池ケース内に収容した電池モジュールに関する。
複数の電池を収容した電池モジュールは、種々の機器や車両等の電源として広く使用され、小型化や軽量化が図られている。また、電池モジュールは放電時等で電池が発熱し、電池モジュール内部で熱がこもりやすい。電池モジュール内部に熱がこもると、電池はさらに発熱して充放電特性が低下するとともに充放電サイクル寿命が劣化する。
特許文献1は、複数個の電池からなる複数の電池セル列の間に放熱板を配置して、電池の熱こもりを解消している。しかしながら、放熱板は電池の熱こもりを解消することだけに設けられており、電池モジュールの更なる小型化や軽量化のための工夫の余地がある。
本発明に係る電池モジュールは複数の円筒電池セルをその径方向に一直線状に並べた複数の電池セル列と、複数の電池セル列間に配置された第1のスペーサと、複数の円筒電池セルの一方極と電気的にそれぞれ接続される複数の第1のリードと、を備え、複数の電池セル列は、電池セル列の直交方向に積み重ねて配置され、第1のスペーサは、金属材料であり、複数の第1のリードは、前記第1のスペーサを介して、前記複数の円筒電池セルの一方極のそれぞれと並列接続させる。
本発明に係る電池モジュールは、電池セルの放熱性の向上と電池モジュールの小型化や軽量化を図ることができる。
以下に図面を用いて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる材質、寸法、形状、電池セルの数等は説明のための例示であって、電池モジュールの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電池モジュールの構造を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電池モジュールの構造を示す分解図である。
図1は、実施形態1に係る電池モジュールの構造を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電池モジュールの構造を示す分解図である。
図1、図2、及び後述する図面の一部では、互いに直交する3軸方向として、高さ方向H、長さ方向L、幅方向Wが示されている。高さ方向Hは、電池モジュール100が水平面上に設置された場合の上下方向または直交方向である。長さ方向L及び幅方向Wは水平面で互いに直交する方向である。ここでは電池モジュール100の寸法が長い方向を長さ方向Lとし、短い方を幅方向Wとする。
電池モジュール100は千鳥配置された複数の電池セル10と第1の電池ホルダー30とを含み、収容する複数の電池セル10の配列に沿った形状に形成される。
電池モジュール100は複数の電池セル10を並列もしくは直列接続して所定の電池容量が得られるように構成される。
複数の電池セル10は負極側を一方側に揃え、正極側を他方側に揃えて整列配置させ、複数の電池セル10を径方向に一直線状に並べた電池セル列が形成される。
電池モジュール100は複数の電池セル列を高さ方向Hの方向に積み重ねて構成される。
電池モジュール100は複数の電池セル列の正負極の向きを同一方向に揃えることで、複数の電池セル10を並列接続させる。また、電池モジュール100は複数の電池セル列の正負極の向きを互い違いに配置することで、複数の電池セル列を直列接続させる。
複数の電池セル10は充放電可能な二次電池である。二次電池としては、リチウムイオン電池が用いられる。これ以外に、ニッケル水素電池、アルカリ電池等を用いてもよい。また、複数の電池セル10はそれぞれの側面の樹脂フィルム11により絶縁性が維持されている。
負極集電板20は複数の電池セル列間に配置されて、整列配置された複数の電池セル10の負極側の端部をそれぞれ電気的に接続する接続部材である。負極集電板20は導電性のよい金属材料であればよく、例えばアルミニウム、銅、ニッケル等を材料として所定の形状としたものを用いることができる。また、負極集電板20は第1のスペーサ21と複数の第1のリード22を含む。
第1のスペーサ21は複数の電池セル10の負極側の側面の一部が接するように配置される金属薄板である。
第1のスペーサ21は電池セル10の側面の一部が接しやすいように長さ方向Lに沿って、波型の形状に形成される。
第1のリード22は電池セル10の負極側の端部と第1のスペーサ21の端側部とを電気的に接続させる接続部材である。
第1のリード22はヒューズとしての機能を有する。第1のリード22は過電流が流れた際に溶断され、過電流が流れた電池セル10と第1のスペーサ21を遮断させる。ひとつの第1のリード22が溶断してもそのほかの電池セル10と第1のリード22の電気的接続の状態は維持されるため、電池モジュール100は充放電できる。
第1のリード22の一方端は、電池セル10の負極側の端部に接続され、第1のリード22の他方端は、第1のスペーサ21の端側部に接続される。なお、第1のスペーサ21と第1のリード22とは、プレス等で打ち抜いて、一体形成されてもよい。
第1の電池ホルダー30は複数の電池セル10それぞれの負極側の端部と負極側の側面の一部とを覆うように固定する固定部材である。第1の電池ホルダー30は電池セル10の軸方向に延設して複数の電池セル10のそれぞれを固定し、隣接する複数の電池セル10が接触することを防止するリブ(図示せず)を有する。第1の電池ホルダー30は所定の耐熱性と電気絶縁性を有する材料、例えばプラスチックや樹脂等を所定の形状に加工したものが用いられる。
電池モジュール100の正極側の電気的接続に関する構造は、限定されず、例えば複数の電池セル10のそれぞれと電気的に接続される複数の接続端子を有する電極板を用いてもよい。
図3は、本発明の実施形態1に係る集電板の構造を示す斜視図である。
第1のスペーサ21Aは、複数の第1のスペーサ21のうち、高さ方向Hの上方に位置する。第1のスペーサ21Bは、複数の第1のスペーサのうち、高さ方向Hの下方に位置する。
第1のスペーサ21Aは高さ方向Hの上方側に複数の第1のリード22a1と下方側に複数の第1リード22a2とが当接される。
第1のスペーサ21Bは高さ方向Hの上方側に複数の第1のリード22b1と下方側に複数の第1リード22b2とが当接される。
第1のスペーサ21Aに当接する第1のリード22a1は、第1のスペーサ21Aの高さ方向Hの上方に配置される電池セル列に接続され、第1のスペーサ21Aに当接する第1のリード22a2は、第1のスペーサ21Aの高さ方向Hの下方に配置される電池セル列に接続される。
第1のスペーサ21Bに当接する第1のリード22b1は、第1のスペーサ21Aの高さ方向Hの上方に配置される電池セル列に接続され、第1のスペーサ21Bに当接する第1のリード22b2は、第1のスペーサ21Bの高さ方向Hの下方に配置される電池セル列に接続される。
第1のスペーサ21Aと第1のスペーサ21Bとの間に配置される複数の電池セル10の負極側の端部は、第1のスペーサ21Aに当接する第1のリード22a2と第1のスペーサ21Bに当接する第1のリード22b1とが接続される。
第1のスペーサ21Aと第1のスペーサ21Bとの間に配置される複数の電池セル10は、ひとつの電池セル10に対して第1のリード22a2と第1のリード22b1とが接続される。そのため、第1のスペーサ21Aと第1のスペーサ21Bとの間に配置される複数の電池セル10は、第1のリード22a2と第1のリード22b1を溶着させてひとつの第1のリード22としてもよい。もしくは、第1のスペーサ21A、第1のスペーサ21B、第1のリード22a2及び第1リード22b1をプレス等で打ち抜いて一体形成してもよい。
電池モジュール100は複数の電池セル10のそれぞれの負極側の端部に接続された複数の第1のリード22のそれぞれから第1のスペーサ21を介して電気的に接続がされる。
図1に戻り、電池モジュール100の負極側の入出力端子は、第1のスペーサ21の幅方向Wの端部を用いることができる。また、最外列の電池セル列に接続される複数の第1のリード22を電池モジュール100の外部方向に延出させて、電池モジュール100の負極側の入出力端子としてもよい。
負極集電板20は、複数の電池セル10の軸方向に沿った側面の一部が接することで、複数の電池セル10のそれぞれから放出される熱を電池セル10に接する箇所から伝導させて、電池セル列間の温度を均一にすることができる。また、第1のスペーサ21を複数有する場合、第1のスペーサ21に接続された複数の第1のリード22を介して、複数の第1のスペーサ21の間で熱を伝導させて、複数の電池セル10全体の熱を均一にすることができる。なお、複数の電池セル10の軸方向に沿った側面のそれぞれに接する第1のスペーサ21の面積は、電池セル列間の温度を均一にできればよく、複数の電池セル10の個数や実験等で決定される。
このように、第1のスペーサ21と複数の第1のリード22を有する負極集電板20を用いることで、負極集電板20は複数の電池セル10の電気的接続と熱伝導性の機能を両立することができる。したがって、それぞれの機能によって個別の部材を用いることなく、電池モジュール100は電池セル10の放熱性の向上と電池モジュール100の小型化や軽量化を図ることができる。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係る電池モジュールの構造を示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態2に係る電池モジュールの構造を示す分解図である。
図4は、本発明の実施形態2に係る電池モジュールの構造を示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態2に係る電池モジュールの構造を示す分解図である。
実施形態1では複数の電池セル10の一方側に負極集電板20を有したが、実施形態2は一方側と同じ形状の集電板を他方側に有する電池モジュール100を説明する。
電池モジュール100は正極側に正極集電板40を有すること以外は実施形態1の構成と同じである。したがって、以下では正極側の正極集電板40を中心に説明する。
正極集電板40は複数の電池セル列間に、複数の電池セル10の軸方向に沿って配置されて、整列配置された複数の電池セル10の正極側の端部をそれぞれ電気的に接続する接続部材である。正極集電板40は導電性のよい金属材料であればよく、例えばアルミニウム、銅、ニッケル等を材料として所定の形状としたものを用いることができる。正極集電板40は第2のスペーサ41と複数の第2のリード42を含む。
第2のスペーサ41は複数の電池セル10の正極側の側面の一部が接するように配置される金属薄板である。
第1のスペーサ21と第2のスペーサ41は、互いに分離してそれぞれ複数の電池セルの側面の一部が接している。第1のスペーサ21と第2のスペーサ41とを分離する距離は、絶縁距離が保たれていればよく、電池セル10の端子間電圧や実験等で決定される。
第2のリード42は電池セル10の正極側の端部と第2のスペーサ41の端側部とを電気的に接続させる接続部材である。第2のリード42の一方端は電池セル10の正極側の端部に接続され、第2のリード42の他方端は第2のスペーサ41の端側部に接続される
。なお、第2のスペーサ41と第2のリード42とは、プレス等で打ち抜いて、一体形成されていてもよい。
。なお、第2のスペーサ41と第2のリード42とは、プレス等で打ち抜いて、一体形成されていてもよい。
第2のリード42はヒューズとしての機能を有する。第2のリード42は過電流が流れた際に溶断され、過電流が流れた電池セル10と第2のスペーサ41を遮断させる。
ひとつの第2のリード42が溶断してもそのほかの電池セル10と第2のリード42の電気的接続の状態は維持されるため、電池モジュール100は充放電できる。
第2の電池ホルダー50は複数の電池セル10の正極側の端部と正極側の側面の一部とを覆うように固定する固定部材である。第2の電池ホルダー40は電池セル10の軸方向に延設して複数の電池セル10のそれぞれを固定して、隣接する複数の電池セル10の接触を防止するリブ51を有する。第2の電池ホルダー50は所定の耐熱性と電気絶縁性を有する材料、例えばプラスチックを所定の形状に加工したものが用いられる。
図6は本発明の実施形態2に係る集電板の構造を示す斜視図である。
第2のスペーサ41Aは、高さ方向Hの上方側に複数の第2リード42a1と下方側に複数の第2リード42a2とが当接される。
第2のスペーサ41Bは、高さ方向Hの上方側に複数の第2のリード42b1と下方側に複数の第2のリード42b2とが当接される。
第2のスペーサ41Aに当接する第2のリード42a1は、第2のスペーサ41Aの高さ方向Hの上方に配置される電池セル列に接続され、第2のスペーサ41Aに当接する第2のリード42a2は、第2のスペーサ41Aの高さ方向Hの下方に配置される電池セル列に接続される。
第2のスペーサ41Bに当接する第2のリード42b1は、第2のスペーサ41Aの高さ方向Hの上方に配置される電池セル列に接続され、第2のスペーサ41Bに当接する第2のリード42b2は、第2のスペーサ41Bの高さ方向Hの下方に配置される電池セル列に接続される。
第2のスペーサ41Aと第2のスペーサ41Bとの間に配置される複数の電池セル10の正極側の端部は、ひとつの電池セル10に対して第2のリード42a2と第2のリード42b1とが接続される。そのため、第2のスペーサ41Aと第2のスペーサ41Bとの間に配置される複数の電池セル10は、第2のリード42a1と第2のリード42b2を溶着させてひとつの第2のリード42としてもよい。もしくは、第2のスペーサ41A、第2のスペーサ41B、第2のリード42a2及び第2のリード42b1をプレス等で打ち抜いて一体形成してもよい。
電池モジュール100は複数の電池セル10のそれぞれの正極側の端部に接続された複数の第2のリード42のそれぞれから第2のスペーサ41を介して電気的に接続がされる。
電池モジュール100の正極側の入出力端子は、第2のスペーサ41の幅方向Wの端部を用いることができる。また、電池モジュール100の外部に第2のリード42を延出させて、電池モジュール100の正極側の入出力端子としてもよい。
複数の電池セル10の軸方向に沿った周面の一部が接している。複数の電池セル10の
それぞれから放出される熱を電池セル10に接する箇所から伝導して電池セル列間の温度を均一にすることができる。また、第2のスペーサ41を複数有する場合、第2のスペーサ41に接続された複数の第2のリード42を介して、複数の第2のスペーサ41の間で熱を伝導させて、複数の電池セル10全体の熱を均一にすることができる。なお、複数の電池セル10の側面のそれぞれに接する第2のスペーサ41の面積は、電池セル列間の温度を均一にできればよく、複数の電池セル10の個数や実験等で決定される。
それぞれから放出される熱を電池セル10に接する箇所から伝導して電池セル列間の温度を均一にすることができる。また、第2のスペーサ41を複数有する場合、第2のスペーサ41に接続された複数の第2のリード42を介して、複数の第2のスペーサ41の間で熱を伝導させて、複数の電池セル10全体の熱を均一にすることができる。なお、複数の電池セル10の側面のそれぞれに接する第2のスペーサ41の面積は、電池セル列間の温度を均一にできればよく、複数の電池セル10の個数や実験等で決定される。
このように、第2のスペーサ41と複数の第2のリード42を有する正極側集電板40を用いることで、正極側集電板40は複数の電池セル10の電気的接続と熱伝導性の機能を両立されることができる。したがって、それぞれの機能によって個別の部材を用いることなく、電池モジュール100は電池セル10の放熱性と電池モジュール100の小型化や軽量化をことができる。
(実施形態2の変形例)
図7は本発明の実施形態3に係る電池モジュールの構造を示す斜視図である。図8は本発明の実施形態3に係る電池モジュールの構造を示す分解図である。
図7は本発明の実施形態3に係る電池モジュールの構造を示す斜視図である。図8は本発明の実施形態3に係る電池モジュールの構造を示す分解図である。
実施形態2の電池モジュールからさらに熱伝導性を高めた実施形態2の変形例を説明する。
電池モジュール100は複数の電池セル列のうち、最外側に位置する電池セル列に、上方プレート60と下方プレート70を有すること以外は実施形態2の構成と同じである。したがって、以下では上方プレート60と下方プレート70を中心に説明する。ここで、図8の紙面において、上側を電池モジュール100の上方として、下側を電池モジュール100の下方とする。
上方プレート60は最上列の電池セル列に電池セル10の配列に沿って配置される薄板である。
上方プレート60の幅方向Wの長さは電池セル10の軸方向の長さと同じ、もしくはその長さよりも短く形成される。
上方プレート60は放熱性の高い金属材料であればよく、例えばアルミニウム等で構成される。
上方プレート60は最上列に配置される複数の電池セル10のそれぞれから放出される熱を伝導して最上列の電池セル列間の温度を均一にすることができ、最上列の複数の電池セル10から放出される熱をより均一にすることができる。また、最上列の複数の電池セル10のそれぞれに接続される第1のリード22もしくは第2のリード42を延出させて、上方プレート60と、第1のリード22もしくは第2のリード42と接続させることで、上方プレートを入出力端子として用いることができる。
下方プレート70は最外側の電池セル列に電池セル10の配列に沿って配置される薄板である。
下方プレート70の幅方向Wの長さは電池セル10の軸方向の長さと同じ、もしくはその長さよりも短く形成される。
下方プレート70は放熱性の高い金属材料であればよく、例えばアルミニウム等で構成される。
下方プレート70は最下列に配置される複数の電池セル10のそれぞれから放出される熱を伝導して電池セル列間の温度を均一にすることができ、最下列の複数の電池セル10から放出される熱をより均一にすることができる。また、最下列の複数の電池セル10のそれぞれに接続される第1のリード22もしくは第2のリード42を延出させて、下方プレート60と第1のリード22もしくは第2のリード42と接続させることで、下方プレートを入出力端子として用いてもよい。
このように、電池モジュール100は複数の電池セル列の最も外側に位置する列に、上方プレート60と下方プレート70を有することで、電池モジュール100の熱をより均一にすることができる。また、上方プレート60と下方プレート70を入出力端子として用いることで、複数の電池セル10の熱伝導性の機能をより向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、本発明の実施形態1において、電池セル10は側面に樹脂フィルム11を有していなくても良い。
電池セル10は内部構造上、底面と側面とが負極電位を帯びている。一方、本発明の実施形態1は、複数の電池セル10の負極側を第1のスペーサ21と複数の第1のリード22とで電気的に接続させる。そのため、複数の電池セル10の側面に接する第1のスペーサ21は、複数の電池セル10の底面および側面と同様に負極電位を帯びている。従って、樹脂フィルム11で側面を覆っていない電池セル10であっても、電池モジュール100の負極側を第1のスペーサ21と複数の第1のリード22を介して電気的に接続させることができる。電池セル10の側面が樹脂フィルム11で覆っていないことで、電池モジュール100の低コスト化が実現できる。また、第1のスペーサ21とそれぞれの電池セル10の側面とを溶接させてもよい。第1のスペーサ21とそれぞれの電池セル10の側面とを溶接することで、第1のスペーサ21と電池セル10との固定がより強固になる。
10 電池セル、20 負極集電板、21,21A,21B 第1のスペーサ、 22,22a,22b 第1のリード、30 第1の電池ホルダー、40 正極集電板、41,41A,41B 第2のスペーサ、42,42a1,42a2,42b1,42b2 第2のリード、50 第2の電池ホルダー、51 リブ、60 上方プレート、70 下方プレート。
Claims (7)
- 複数の円筒電池セルをその径方向に一直線状に並べた複数の電池セル列と、
前記複数の電池セル列間に配置された第1のスペーサと、
前記複数の円筒電池セルの一方極と電気的にそれぞれ接続される複数の第1のリードと、
を備え、
前記複数の電池セル列は、前記電池セル列の直交方向に積み重ねて配置され、
前記第1のスペーサは、金属材料であり、
前記複数の第1のリードは、前記第1のスペーサを介して、前記複数の円筒電池セルの一方極のそれぞれと並列接続させる電池モジュール。 - 前記複数の円筒電池セルのそれぞれは、前記複数の円筒電池セルの側面に絶縁フィルムで覆われており、
前記複数の電池セル列間に配置された第2のスペーサと、
前記複数の円筒電池セルの他方極と電気的にそれぞれ接続される複数の第2のリードと、
をさらに備え、
前記第1のスペーサと前記第2のスペーサとは、互いに分離して複数の円筒電池セルの側面の一部に接しており、
前記第2のリードは、前記第2のスペーサを介して、前記複数の円筒電池セルの他方極のそれぞれと並列接続される請求項1に記載の電池モジュール。 - 前記複数の電池セル列は、千鳥配置されている請求項1または2に記載の電池モジュール。
- 前記第1のスペーサは、波型形状をしている請求項1から3のいずれかに記載の電池モジュール。
- 前記第2のスペーサは、波型形状をしている請求項1から4のいずれかに記載の電池モジュール。
- 前記第1のスペーサと前記複数の第1のリードとは、一体形成され、
前記第2のスペーサと前記複数の第2のリードとは、一体形成されている、
請求項2から4のいずれかに記載の電池モジュール。 - 前記複数の電池セル列の最上列の外側面に配置される第1の外板と、
前記複数の電池セル列の最下列の外側面に配置される第2の外板と、
をさらに備え、
前記第1の外板は、前記複数の電池セル列の最上列に接続される第1のリードを介して電気的に接続され、
前記第2の外板は、前記複数の電池セル列の最下列に接続される第2のリードを介して電気的に接続される、
請求項2から6のいずれかに記載の電池モジュール。
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