JP2012181941A - 二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の積層体間における劣化のばらつきを抑え、リチウム二次電池の寿命を長くすることのできる二次電池を提供することを目的とする。
【解決手段】リチウム二次電池の電池容器本体内に多数枚の正極板、負極板を積層し、さらにこれら多数枚の正極板、負極板を、所定枚数ごとに束とし、それぞれの束において、正極板、負極板を、1枚の帯状の集電リード22A、22Bに接合し、この集電リード22A、22Bを正電極端子、負電極端子に接続するようにした。そして、各束の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるようにし、各束間において、積層体の集電抵抗の均一化を図るようにした。
【選択図】図6
【解決手段】リチウム二次電池の電池容器本体内に多数枚の正極板、負極板を積層し、さらにこれら多数枚の正極板、負極板を、所定枚数ごとに束とし、それぞれの束において、正極板、負極板を、1枚の帯状の集電リード22A、22Bに接合し、この集電リード22A、22Bを正電極端子、負電極端子に接続するようにした。そして、各束の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるようにし、各束間において、積層体の集電抵抗の均一化を図るようにした。
【選択図】図6
Description
本発明は、リチウム二次電池等の二次電池に関する。
近年、各種の電子機器の電源として、充放電可能な二次電池が多用されている。特に、小型化、大容量化、高出力化が可能なものとしてリチウム二次電池があり、このリチウム二次電池は電気自動車用の電源としても注目されている。
このようなリチウム二次電池は、電池容器内に、複数枚の正負の極板が、互いに対向した状態で交互に収められている。そして、電池容器の内外を連通するよう、正負の電極が設けられている。複数枚の極板は所定枚数ごとに束ねられ、各束に帯状の集電リードが接続され、この帯状の集電リードが正負の集電リードに接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、電池容器内には複数の極板の束(以下、これを積層体と適宜称する)が収容されているが、電極までの距離に応じ、それぞれの積層体から電極端子に至る集電リードの長さが異なる。すると、各積層体から複数の集電リードを介し電極端子に至るまでの電気抵抗(集電抵抗)が異なる。
リチウム二次電池から一定の電流を取り出す場合、抵抗の低い積層体、すなわち最も短い集電リードが接続された積層体から電流を多く取り出すことになる。その結果、その積層体の劣化が他の積層体よりも早く進行することになり、リチウム二次電池全体としての寿命の低下が懸念される。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、複数の積層体間における劣化のばらつきを抑え、二次電池を長寿命化することのできる二次電池を提供することを目的とする。
リチウム二次電池から一定の電流を取り出す場合、抵抗の低い積層体、すなわち最も短い集電リードが接続された積層体から電流を多く取り出すことになる。その結果、その積層体の劣化が他の積層体よりも早く進行することになり、リチウム二次電池全体としての寿命の低下が懸念される。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、複数の積層体間における劣化のばらつきを抑え、二次電池を長寿命化することのできる二次電池を提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明の二次電池は、電池容器内に、複数枚の正負の極板が交互に積層されてなる複数の積層体と、電池容器の内外を連通するよう設けられた正負の電極端子と、正負それぞれにおいて、複数枚の極板と電極端子を電気的に接続する帯状の集電リードと、を備え、複数の積層体間において、積層体に接続された集電リードの長さに応じ、当該集電リードの幅および厚さの少なくとも一方が異なっていることを特徴とする。
このようにすることで、複数の積層体間で、集電リードの長さに関わらず、その電気抵抗を均一化することができる。
ここで、具体的には、複数の積層体間において、当該積層体のそれぞれの集電抵抗値が実質的に均一となるように、該集電リードの幅および厚さの少なくとも一方が異なっている。
このようにすることで、複数の積層体間で、集電リードの長さに関わらず、その電気抵抗を均一化することができる。
ここで、具体的には、複数の積層体間において、当該積層体のそれぞれの集電抵抗値が実質的に均一となるように、該集電リードの幅および厚さの少なくとも一方が異なっている。
また、電池容器内に、複数枚の正負の極板が交互に積層されてなる複数の積層体と、電池容器の内外を連通するよう設けられた正負の電極端子と、正負それぞれにおいて、複数枚の極板と電極端子を電気的に接続する帯状の集電リードと、を備え、極板と集電リードは、極板のそれぞれに形成されたタブと集電リードの一端とが接合されることで電気的に接続され、その接合面積が、積層体に接続された集電リードの長さと幅と厚さに応じて、当該積層体のそれぞれの集電抵抗値が実質的に均一となるように設定された構成とすることもできる。
本発明によれば、集電リードの長さに応じ、当該集電リードの幅および厚さの少なくとも一方が異なっているので、複数の積層体間で、集電リードの長さに関わらず、その電気抵抗を均一化することができる。これにより、各積層体間における集電抵抗を均一化し、特定の積層体から電流を多く取り出すのを抑え、各積層体の劣化を均等にすることができる。その結果、二次電池の寿命を長くすることが可能となる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1および図2は、本実施の形態におけるリチウム二次電池の概略構成を説明するための図である。
図1に示すように、リチウム二次電池(二次電池)10は、電池容器11が、一面が開口した有底筒状の電池容器本体12と、電池容器本体12の開口部を塞ぐ蓋13とから形成されている。これら電池容器本体12と蓋13は、例えばアルミニウム系の材料によって形成され、その合わせ面で溶接されることで、電池容器11内が密封されるようになっている。
図1および図2は、本実施の形態におけるリチウム二次電池の概略構成を説明するための図である。
図1に示すように、リチウム二次電池(二次電池)10は、電池容器11が、一面が開口した有底筒状の電池容器本体12と、電池容器本体12の開口部を塞ぐ蓋13とから形成されている。これら電池容器本体12と蓋13は、例えばアルミニウム系の材料によって形成され、その合わせ面で溶接されることで、電池容器11内が密封されるようになっている。
蓋13には、電池容器11の内外を連通する正電極端子30A、負電極端子30Bが設けられている。正電極端子30Aは、例えばアルミニウム系の材料により形成され、負電極端子30Bは、例えば銅系の材料により形成されている。
また、この蓋13には、何らかの要因で電池容器11内の温度が上昇した場合の安全機構として、電池容器11の内圧が所定以上となった時に開放される安全弁14が設けられている。
また、この蓋13には、何らかの要因で電池容器11内の温度が上昇した場合の安全機構として、電池容器11の内圧が所定以上となった時に開放される安全弁14が設けられている。
図2に示すように、電池容器本体12内には、所定枚数(例えば30枚)の極板20が収容されている。図3に示すように、これら極板20には、正極板20Aと負極板20Bとがあり、これら正極板20Aと負極板20Bとが、例えば15枚ずつ、短絡しないように図示しないセパレータフィルムを介して交互に積層されている。正極板20A、負極板20Bは、それぞれ略長方形状で所定の厚さ、例えば0.05〜2mm、好ましくは0.2mmを有しており、電池容器本体12内で蓋13側となる端部に、タブ21が突出形成されている。
電池容器本体12内で、正極板20Aのタブ21と、負極板20Bのタブ21は互いに重ならないよう、間隔を隔てて形成されている。
電池容器本体12内で、正極板20Aのタブ21と、負極板20Bのタブ21は互いに重ならないよう、間隔を隔てて形成されている。
そして、正極板20A、負極板20Bのタブ21は、所定枚数、例えば5枚ごとに、帯状の集電リード22A、22Bの一端に、例えば超音波溶接等の接合手段により接合されている。そして、この集電リード22A、22Bの他端が、蓋13に設けられた正電極端子30A、負電極端子30Bに接合されている。言い換えれば、正電極端子30Aに接続された1枚の集電リード22Aに、5枚の正極板20Aのタブ21が接続され、負電極端子30Bに接続された1枚の集電リード22Bには、5枚の負極板20Bのタブ21が接合されている。
正電極端子30Aに接続される正極用の集電リード22Aは、高い導電性と柔軟性(可撓性)を有した材料、例えばアルミニウム系の材料により形成され、負電極端子30Bに接続される負極用の集電リード22Bは、同じく高い導電性と柔軟性(可撓性)を有した材料、例えば銅系の材料により形成される。これら集電リード22A、22Bは、例えば0.05〜2mm、好ましくは0.1mmの厚さを有している。
正極板20Aと負極板20Bは、前記したように交互に配置されているため、それぞれ5枚ずつのタブ21を正電極端子30A用の集電リード22Aと負電極端子30B用の集電リード22Bに接続することで、合わせて10枚の正極板20A、負極板20Bが一束にまとめられ、束100が形成されたような形態となる。
正電極端子30Aに接続される正極用の集電リード22Aは、高い導電性と柔軟性(可撓性)を有した材料、例えばアルミニウム系の材料により形成され、負電極端子30Bに接続される負極用の集電リード22Bは、同じく高い導電性と柔軟性(可撓性)を有した材料、例えば銅系の材料により形成される。これら集電リード22A、22Bは、例えば0.05〜2mm、好ましくは0.1mmの厚さを有している。
正極板20Aと負極板20Bは、前記したように交互に配置されているため、それぞれ5枚ずつのタブ21を正電極端子30A用の集電リード22Aと負電極端子30B用の集電リード22Bに接続することで、合わせて10枚の正極板20A、負極板20Bが一束にまとめられ、束100が形成されたような形態となる。
電池容器本体12内に収められた全て(上記の例では30枚)の正極板20A、負極板20Bが、上記のように集電リード22A、22Bに5枚ずつ接続されることで、10枚の正極板20A、負極板20Bの束100が、合計3束形成される。そして、正電極端子30A、負電極端子30Bには、それぞれ計3枚の集電リード22A、22Bが重なった状態で接続される。
蓋13に設けられた正電極端子30A、負電極端子30Bと、複数枚(上記の例では3枚)が重ねられた状態の集電リード22A、22Bの接続は、端部に形成された孔22hを通してリベット40でかしめることにより固定されている。(例えばボルトを用いてもよい。)
正電極端子30Aに取り付けられるものは、例えばアルミニウム系の材料により形成し、負電極端子30Bに取り付けられるものは、例えば銅系の材料により形成するのが好ましい。
正電極端子30Aに取り付けられるものは、例えばアルミニウム系の材料により形成し、負電極端子30Bに取り付けられるものは、例えば銅系の材料により形成するのが好ましい。
さて、上記に示したようなリチウム二次電池10においては、1つのリチウム二次電池10に組み込むそれぞれの束100の集電リード22A、22Bは、最終的に電池容器本体12内に収めた状態で図4に示すように折り曲げられて先端部が正電極端子30A、負電極端子30Bに接続されるため、電池容器本体12内における束100の位置に応じ、その長さが異なることになる。
このため、各束100の集電リード22A、22Bの長さLを図5に示したように予め調整して異ならせておく。
このため、各束100の集電リード22A、22Bの長さLを図5に示したように予め調整して異ならせておく。
さらに、図6に示すように、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせる。具体的には、各束100の集電リード22A、22Bの長さLが大きいほど、幅Wを大きくする。より詳しくは、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに関わらず、それぞれの電気抵抗が同一となるように幅Wを設定するのが好ましい。したがって、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるだけではなく、厚さTを異ならせるようにしても良い。
上述したように、リチウム二次電池10の電池容器本体12内に多数枚の正極板20A、負極板20Bを積層し、さらにこれら多数枚の正極板20A、負極板20Bを、所定枚数ごとに束100とし、それぞれの束100において、正極板20A、負極板20Bを、1枚の帯状の集電リード22A、22Bに接合し、この集電リード22A、22Bを正電極端子30A、負電極端子30Bに接続するようにした。
そして、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるようにしたので、各束100間において、集電リード22A、22Bの抵抗の均一化を図ることができる。これにより、リチウム二次電池10から一定の電流を取り出す場合において、各束100間における抵抗を均一化し、特定の束100から電流を多く取り出すのを抑え、各束100の劣化を均等にすることができる。その結果、リチウム二次電池10の長寿命化を図ることが可能となる。
そして、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるようにしたので、各束100間において、集電リード22A、22Bの抵抗の均一化を図ることができる。これにより、リチウム二次電池10から一定の電流を取り出す場合において、各束100間における抵抗を均一化し、特定の束100から電流を多く取り出すのを抑え、各束100の劣化を均等にすることができる。その結果、リチウム二次電池10の長寿命化を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるようにしたが、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bと正極板20A、負極板20Bのタブ21との接合面積を異ならせるようにしても良い。
これは、図7に示すように、集電リード22A、22Bと正極板20A、負極板20Bのタブ21とを例えば超音波溶接により接合する場合、各束100の集電リード22A、22Bの長さLが大きいほど、集電リード22A、22Bと正極板20A、負極板20Bのタブ21とを超音波溶接により接合する面積Aを大きくする。
なお、上記実施形態では、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるようにしたが、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bと正極板20A、負極板20Bのタブ21との接合面積を異ならせるようにしても良い。
これは、図7に示すように、集電リード22A、22Bと正極板20A、負極板20Bのタブ21とを例えば超音波溶接により接合する場合、各束100の集電リード22A、22Bの長さLが大きいほど、集電リード22A、22Bと正極板20A、負極板20Bのタブ21とを超音波溶接により接合する面積Aを大きくする。
これにより、上記と同様、各束100間において、集電リード22A、22Bの抵抗の均一化を図ることができる。これにより、リチウム二次電池10から一定の電流を取り出す場合において、各束100間における抵抗を均一化し、特定の束100から電流を多く取り出すのを抑え、各束100の劣化を均等にすることができる。その結果、リチウム二次電池10の寿命を長くすることが可能となる。
このとき、上記と同様、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに応じ、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるのが好ましいが、各束100の集電リード22A、22Bの長さLに関わらず、集電リード22A、22Bの幅Wを一定とする形態を排除するものではない。
ただし、リチウム二次電池10が大型のものであり、各束100間において、集電リード22A、22Bの長さLの差が大きくなる場合、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるのみでは、集電リード22A、22Bの幅Wが大きくなりすぎることがある。そのような場合に、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせることと、接合面積Aを異ならせることを組み合わせれば、集電リード22A、22Bの幅Wを抑えることが可能となる。
ただし、リチウム二次電池10が大型のものであり、各束100間において、集電リード22A、22Bの長さLの差が大きくなる場合、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせるのみでは、集電リード22A、22Bの幅Wが大きくなりすぎることがある。そのような場合に、集電リード22A、22Bの幅Wを異ならせることと、接合面積Aを異ならせることを組み合わせれば、集電リード22A、22Bの幅Wを抑えることが可能となる。
なお、上記実施の形態では、集電リード22A、22Bの正電極端子30A、負電極端子30Bに対する固定構造を例示したが、その構造は上記リベット40やボルトに限らず、他の固定部材を用いたり、各種固定部材を用いず、集電リード22A、22Bを正電極端子30A、負電極端子30Bに対し、スポット溶接、プロジェクション溶接、超音波溶接等の溶接手段で直接溶接する構成とすることも可能である。
さらに、上記実施の形態では、二次電池としてリチウム二次電池10を例に挙げたが、電池容器11内に多数枚の極板20が収められる同様の構成を備えるのであれば、他の種類の二次電池にも本発明を適用できるのは言うまでもない。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
さらに、上記実施の形態では、二次電池としてリチウム二次電池10を例に挙げたが、電池容器11内に多数枚の極板20が収められる同様の構成を備えるのであれば、他の種類の二次電池にも本発明を適用できるのは言うまでもない。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10 リチウム二次電池
11 電池容器
12 電池容器本体
13 蓋
14 安全弁
20 極板
20A 正極板
20B 負極板
21 タブ
22A 集電リード
22B 集電リード
22h 孔
30A 正電極端子
30B 負電極端子
100 束
11 電池容器
12 電池容器本体
13 蓋
14 安全弁
20 極板
20A 正極板
20B 負極板
21 タブ
22A 集電リード
22B 集電リード
22h 孔
30A 正電極端子
30B 負電極端子
100 束
Claims (3)
- 電池容器内に、複数枚の正負の極板が交互に積層されてなる複数の積層体と、
前記電池容器の内外を連通するよう設けられた正負の電極端子と、
正負それぞれにおいて、複数枚の前記極板と前記電極端子を電気的に接続する帯状の集電リードと、を備え、
複数の前記積層体間において、前記積層体に接続された前記集電リードの長さに応じ、当該集電リードの幅および厚さの少なくとも一方が異なっていることを特徴とする二次電池。 - 複数の前記積層体間において、当該積層体のそれぞれの集電抵抗値が実質的に均一となるように、該集電リードの幅および厚さの少なくとも一方が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
- 電池容器内に、複数枚の正負の極板が交互に積層されてなる複数の積層体と、
前記電池容器の内外を連通するよう設けられた正負の電極端子と、
正負それぞれにおいて、複数枚の前記極板と前記電極端子を電気的に接続する帯状の集電リードと、を備え、
前記極板と前記集電リードは、前記極板のそれぞれに形成されたタブと前記集電リードの一端とが接合されることで電気的に接続され、その接合面積が、前記積層体に接続された前記集電リードの長さと幅と厚さに応じて、当該積層体のそれぞれの集電抵抗値が実質的に均一となるように設定されていることを特徴とする二次電池。
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