JP2015022055A - 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】光沢のムラおよび濃度のムラを抑制した、良好な印刷を行うことが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、転写部材にトナー像を形成する現像手段と(図5、504)、記録紙に前記トナー像を転写する転写手段と(図5、505)、前記トナー像が転写された記録紙に熱印加する定着手段と(図5、506)、前記定着手段によりトナー像が定着された記録紙の光沢分布を取得する光沢分布取得手段と(図5、507)、前記光沢分布から、前記定着手段を制御する定着補正量と、前記現像手段において形成されるトナー像のトナー量を補正するトナー補正量とを決定する補正量決定手段と(図5、509)を備えたことを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、転写部材にトナー像を形成する現像手段と(図5、504)、記録紙に前記トナー像を転写する転写手段と(図5、505)、前記トナー像が転写された記録紙に熱印加する定着手段と(図5、506)、前記定着手段によりトナー像が定着された記録紙の光沢分布を取得する光沢分布取得手段と(図5、507)、前記光沢分布から、前記定着手段を制御する定着補正量と、前記現像手段において形成されるトナー像のトナー量を補正するトナー補正量とを決定する補正量決定手段と(図5、509)を備えたことを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムに関する。具体的には、本発明は、電子写真方式の画像形成装置における印字制御量を決定するための技術を適用した、画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムに関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置における定着後の画像を改善するための制御量を決定する方法として、特許文献1および特許文献2に示す技術が知られている。特許文献1に記載の技術では、定着後のトナー濃度を測定し、濃度に応じて定着温度を変更する。特許文献2に記載の技術では、印字部と、非印字部との光沢を測定し、それらを一致させるよう定着を制御する。
しかしながら、従来技術は、定着後の画像に発生する光沢のムラに着目したものではなく、光沢のムラを改善できないという課題がある。本発明は、この課題を鑑みてなされたものである。本発明は、光沢のムラおよび濃度のムラを抑制した良好な印刷画像を獲得するために、電子写真方式の画像形成装置の制御量を決定するための技術を適用した、画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、転写部材にトナー像を形成する現像手段と、記録紙に前記トナー像を転写する転写手段と、前記トナー像が転写された記録紙に熱印加する定着手段と、前記定着手段によりトナー像が定着された記録紙の光沢分布を取得する光沢分布取得手段と、前記光沢分布から、前記定着手段を制御する定着補正量と、前記現像手段において形成されるトナー像のトナー量を補正するトナー補正量とを決定する補正量決定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
本発明により、光沢のムラおよび濃度のムラを抑制した、良好な印刷を行うことが可能となる。
[実施例1]
図1は、本実施例におけるカラーレーザープリンタの構成例を示すブロック図である。カラーレーザープリンタは、像担持体としての感光ドラム101、帯電ローラ102、露光装置103、現像装置104、中間転写体105、定着装置108、2次転写体としての2次転写ベルト106、および給紙カセット107を備えている。感光ドラム101は、帯電ローラ102によって所定の電位に一様に帯電される。露光装置103は、印刷する画像データの画像信号が0の場合はレーザーを照射させず、画像信号が1の場合はレーザーを照射させることにより、画像信号の0、1に応じた静電現像を感光ドラム101上に形成する。現像装置104は、マゼンタ現像部と、シアン現像部と、イエロ現像部と、ブラック現像部とより構成され、4つの現像部が交互に感光ドラム101に接し、感光ドラム上に形成された静電現像をトナーで現像する。ここではレーザーを照射した画素にはトナーが付着し、レーザーを照射しなかった画素にはトナーが付着しないので、ドラム上に書き込まれた2値画像データに対応したトナー像が形成される。形成されたトナー像は、転写部材である中間転写体105に転写され、給紙カセット107から送られてきた2次転写ベルト106上の記録紙に転写される。定着装置108は、トナー像が転写された記録紙を、昇温した定着ローラ等で加圧し熱印加することでトナー像を定着させる。本実施例のカラーレーザープリンタは、上記電子写真の基本プロセスを担う装置群以外に、さらに光沢分布取得装置109および濃度分布取得装置110を備えている。
図1は、本実施例におけるカラーレーザープリンタの構成例を示すブロック図である。カラーレーザープリンタは、像担持体としての感光ドラム101、帯電ローラ102、露光装置103、現像装置104、中間転写体105、定着装置108、2次転写体としての2次転写ベルト106、および給紙カセット107を備えている。感光ドラム101は、帯電ローラ102によって所定の電位に一様に帯電される。露光装置103は、印刷する画像データの画像信号が0の場合はレーザーを照射させず、画像信号が1の場合はレーザーを照射させることにより、画像信号の0、1に応じた静電現像を感光ドラム101上に形成する。現像装置104は、マゼンタ現像部と、シアン現像部と、イエロ現像部と、ブラック現像部とより構成され、4つの現像部が交互に感光ドラム101に接し、感光ドラム上に形成された静電現像をトナーで現像する。ここではレーザーを照射した画素にはトナーが付着し、レーザーを照射しなかった画素にはトナーが付着しないので、ドラム上に書き込まれた2値画像データに対応したトナー像が形成される。形成されたトナー像は、転写部材である中間転写体105に転写され、給紙カセット107から送られてきた2次転写ベルト106上の記録紙に転写される。定着装置108は、トナー像が転写された記録紙を、昇温した定着ローラ等で加圧し熱印加することでトナー像を定着させる。本実施例のカラーレーザープリンタは、上記電子写真の基本プロセスを担う装置群以外に、さらに光沢分布取得装置109および濃度分布取得装置110を備えている。
図2は、光沢分布取得装置109の構成例を説明する図である。光沢分布取得装置109は、CCD、CMOS方式等のラインセンサ201、レンズ202、LEDや冷極陰蛍光管等の光源203、およびハーフミラー204を備えている。なお、図2中の符号205は、定着装置108にてトナーが定着された記録紙である。光源203から放射された光は、ハーフミラー204で反射し、記録紙205に照射される。記録紙205に照射された光は、記録紙205上で反射し、ハーフミラー204を透過し、レンズ202で集光され、ラインセンサ201上に結像される。ラインセンサ201上の各画素値は、記録紙205の搬送される速度に同期し、不図示のRAM等に出力される。このような構成とすることで、記録紙205の正反射の強さを示す光沢分布を、2次元画像データとして取得することができる。ただし、光沢分布取得装置109は、ここで説明した構成に限るものではない。例えば、記録紙205に対し、45度の方向から光を照射し、照射された光が正反射する方向にラインセンサ201を備えるような構成など、正反射の強さを取得できる構成ならばどのようなものであってもよい。また、ラインセンサ201も、これに限らず、2次元のエリアセンサ、記録紙205の搬送方向に1次元の光量分布を取得するよう配置された受光素子等、1次元または2次元の光量分布を取得可能なものであればよい。
図3は、濃度分布取得装置110の構成例を説明する図である。濃度分布取得装置110は、図2と同様に、ラインセンサ201、レンズ202、LEDや冷極陰蛍光管等の光源303、およびミラー304を備えている。光源303から放射された光は、記録紙205に照射される。記録紙205上で正反射された光は、ミラー304上で反射し、記録紙205上に再び照射される。記録紙205上で拡散反射された光は、レンズ202で集光され、ラインセンサ201上に結像される。このような構成とすることで、正反射成分を含まない濃度分布を取得することができる。ただし、濃度分布取得装置110の構成は、ここで説明した構成に限るものではなく、記録紙205により拡散反射された光の1次元または2次元の強度分布を取得可能なものであればどのようなものであってもよい。
なお、濃度分布取得装置110は、拡散反射光の分布に限らず、記録紙205を透過する光の分布を取得するよう構成してもよい。図4は、このときの構成例を示す図である。図4を参照すると、光源403から放射された光は、記録紙205を透過し、レンズ202にて集光され、ラインセンサ201上に結像される。このように記録紙205の透過光を測定することにより、トナー濃度が濃く、拡散反射光の測定ではトナー付着量のバラツキがわかりづらい場合においても、より正確にトナー付着量のバラツキに応じた濃度分布を知ることが可能となる。また、より好適な実施として、透過用の光源403と、拡散反射用の光源303とを両方有するように濃度分布取得装置110を構成することもできる。
図5は、本実施例における画像形成装置が備える処理手段の構成を説明するブロック図である。まず、不図示のPC(パーソナルコンピュータ)等から、画像入力手段501によって、印刷対象となる画像データが入力される。画像処理手段502では、入力された画像データを、本実施例のカラーレーザープリンタで出力可能な2値の画像信号に変換する。次に、2値の画像信号は、露光手段503、現像手段504、転写手段505、定着手段506において、図1を用いて既に説明した電子写真プロセスを経て、記録紙上に印刷される。光沢分布取得手段507は、光沢分布取得装置109を用いて定着後の記録紙の光沢分布を取得する。ここでは、光沢分布として、1チャンネル8ビットの画像データを想定するが、光沢分布はこれに限るものではない。同様に、濃度分布取得手段508は、濃度分布取得装置110を用いて、定着後の記録紙の濃度分布を取得する。濃度分布も光沢分布同様に、1チャンネル8ビットの画像データを想定するが、濃度分布はこれに限るものではない。補正量決定手段509は、光沢分布取得手段507および濃度分布取得手段508が取得した光沢分布および濃度分布からトナー補正量および定着補正量を決定する。決定されたトナー補正量および定着補正量は、不図示のRAMやハードディスク等で構成されるトナー補正量保持手段511、定着補正量保持手段510にそれぞれ保存される。保存されたトナー補正量は、画像処理手段502によって参照され、保存された定着補正量は、定着手段506によって参照され、記録紙の識別に応じてトナー量および定着を制御するパラメータが適切に補正された状態で印刷される。
図6は、トナー補正量保持手段511にて保持される情報を説明する図であり、図7は、定着補正量保持手段510にて保持される情報を説明する図である。図6、図7における「用紙識別名」は、ユーザが不図示のユーザインタフェースを用いて入力可能な記録紙のIDである。図6、図7における「用紙種別」は、厚手や薄手、コート紙やノンコート紙等の記録紙のカテゴリであり、ユーザが用紙識別名に応じて適切なものを選択し登録する。画像処理手段502および定着手段506は、この用紙種別ごとにあらかじめ設定された印刷のパラメータを保持しており、さらに、用紙識別名ごとに保存されている各補正量に応じて印刷のパラメータの補正を行う。図6における「トナー補正量」は、画像処理手段502において保持されている印刷のパラメータを補正するための情報である。トナー補正量保持手段511は、トナー補正量として例えば1次色、2次色、3次色、4次色における補正量を保持している。なお、印刷のパラメータおよびその補正方法に関しては後述する。
また、図7における「定着補正量」は、定着手段506において保持されている印刷のパラメータを補正するための情報である。定着補正量保持手段510は、定着補正量として例えば、温度、速度、圧力に対する補正量を保持している。定着手段506は、用紙種別に応じてあらかじめ決定される定着の温度、速度、圧力等に対し、さらに用紙識別名ごとに決められる補正量で各量を補正し、前記補正された各量となるよう定着装置108を制御し、印刷を行う。一般に、電子写真プロセスにおいて、定着の温度、速度、圧力をセンシングし、制御する技術は公知である。したがって、定着装置108における具体的な定着方式と、定着装置108の制御方法とに関する詳細な説明は省略する。定着装置108は、熱および圧力を記録紙に対し加えることによってトナー像を定着させ、定着の熱量、温度、圧力をセンシングし、これらを制御可能なものであればどのようなものであってもよい。また、定着装置108の制御に適した補正量が、定着補正量として保持されるよう構成することが望ましい。
図8は、画像処理手段502が実行する処理のフローチャートである。画像処理手段502は、前述したように、入力された画像データを、本実施例のカラーレーザープリンタで出力可能な2値の画像信号に変換する。なお、本実施例においては、入力される画像データは、C、M、Y、Bkの4プレーンを有する各8ビットの多値画像データを想定して説明するが、本発明に係る入力される画像データは、これに限定されない。
図8において、ステップS801は、ガンマ補正を行うガンマ補正工程である。ステップS801において、画像処理手段502は、入力された4プレーン多値の画像信号値を、カラーレーザープリンタの対応する各色のトナー量を示す4プレーン多値のトナー量制御信号値に変換する。より具体的には、C、M、Y、Bkの各色において、入力信号値に対するトナー量制御信号値を示した1次元ルックアップテーブルをあらかじめ用紙種別ごとに用意しておき、画像処理手段502は、この1次元ルックアップテーブルを参照することで変換を行う。なお、この処理は1次元ルックアップテーブルに限らず、4次元ルックアップテーブル等、さまざまな形態をとることが可能である。
ステップS802は、トナー量変更位置決定工程である。ステップS802において、画像処理手段502は、ステップS801にて変換されたトナー量制御信号値に対し、さらにトナー補正量で指定された補正を加える画像中の位置を決定する。定着後の画像のムラは、一般に細かいテクスチャ部では認知しにくく、低周波な均一濃度部で認知しやすい。そこで、ステップS802では、まず、各プレーンのトナー量制御信号値の総和をとったトナー量画像データを生成し、所定のローパスフィルタ処理を行うことにより空間周波数の低周波成分を抽出した画像データを取得する。次に、前記低周波成分を抽出した画像データに対して閾値処理を施すことで、前記低周波成分を抽出した画像データを、信号値が所定の閾値以上の領域を1、それ以外の領域を0とする1ビット2値の画像データに変換する。後述するトナー量調整工程(ステップS803)では、この画像データにおける値が1の領域のみ、トナー量制御信号値を変更する。なお、トナー量変更位置決定工程(ステップS802)の処理はこれに限るものではなく、例えば、補正領域をユーザが指定する、あるいは、全ての領域で一様にトナー量を変更するようにするなど、様々な構成をとることが可能である。
ステップS803は、トナー量調整工程である。ステップS803において、画像処理手段502は、トナー補正量保持手段511に保持される用紙識別名ごとの補正量を参照して、トナー量制御信号値を変更する。具体的には、画像処理手段502は、各プレーンのトナー量制御信号値の総和をとったトナー量画像データを、トナー量の総和の変更前後の関係を示す1次元ルックアップテーブルを参照することで、トナー量変更後のトナー量画像データに変換する。次に、画像処理手段502は、各プレーンのトナー量制御信号値における各色の比率を保ったまま、トナー量制御信号値の総和が変更後のトナー量画像データと一致するよう各プレーンのトナー量制御信号値を変更する。図9は、トナー量の総和の変更前後の関係を示す1次元ルックアップテーブルを説明する図である。図6に示したトナー補正量保持手段511に保持される補正量は、1次色、2次色、3次色、4次色に対する補正量である。トナー量調整工程(ステップS803)では、トナー補正量保持手段511に保持される補正量の内1次色の補正量をトナー量の100%に、2次色の補正量をトナー量の200%にと、それぞれ適用し、図9の点901〜904に示した4つの対応を決定する。次に、これらの点を線形補間またはスプライン補間等の方法を用いて補間することで、トナー量の総和の変更前後の関係を示す1次元ルックアップテーブルを作成する。なお、ここで説明した100%や200%等の数値は、トナー量制御信号値の1次色の最大値を100%として相対的に示したものである。
次に、用紙識別名ごとにトナー補正量、定着補正量を決定する一連の処理を図10のフローチャートを用いて説明する。
図10において、ステップS1001は、トナー補正量、定着補正量を決定するために必要なチャート画像を用紙識別名に対応する記録紙に印字する工程である。図11は、このチャート画像のレイアウトを説明する図である。図11を参照すると、記録紙1101上に、1次色印字部1102と、2次色印字部1103と、3次色印字部1104と、4次色印字部1105とがある。印字部1102〜1105にはそれぞれ、対応する均一なトナー量制御信号値を有する画像データが印刷されている。C、M、Y、Bkの内、どの色材を1次色印字部1102に、どの色材の組み合わせを2〜4次色の印字部1103〜1105に印字するかは任意に決定できる。1次色印字部1102には、トナー量制御信号値の1次色の最大値である100%の均一なトナー量制御信号値の画像データを印刷する。また、同様に、2次色印字部1103には200%の、3次色印字部1104には300%の、4次色印字部1105には400%の、それぞれ均一なトナー量制御信号値の画像データを印刷する。
ステップS1002は、光沢分布取得手段507にて光沢ムラ評価値を算出する工程である。具体的には、この工程において、ステップS1001で印刷されたチャート画像の領域1102〜1105を光沢分布取得装置109にてスキャンすることで画像データを取得し、その取得した画像データから光沢ムラ評価値を算出する。図12は、このステップS1002における処理の流れを説明するフローチャートである。まず、ステップS1201において、光沢分布取得装置109にてチャート画像をスキャンし、4つの領域1102〜1105における画像データを取得する。次に、ステップS1202において、各画像データを離散フーリエ変換(DFT)し、各空間周波数に対するパワースペクトルを求め空間周波数画像データとして保持する。次に、ステップS1203において、光沢ムラの空間周波数の範囲を設定する。光沢ムラの空間周波数の範囲は、あらかじめ用紙種別に応じて決定されたものが不図示のROM等に保持されており、これを読み出すことで、光沢ムラの空間周波数の範囲を設定する。なお、ステップS1203の処理はこれに限るものではなく、例えば、ユーザインタフェースを用いてユーザが光沢ムラの空間周波数の範囲を指定するようにしてもよい。最後に、ステップS1204において、ステップS1202にて算出した各空間周波数画像データに関して、ステップS1203で設定した空間周波数の範囲のパワースペクトルの和を算出し、算出した和を光沢ムラ評価値とする。
ステップS1003は、濃度分布取得手段508にて濃度ムラ評価値を算出する工程である。具体的には、この工程において、ステップS1001で印刷されたチャート画像の領域1102〜1105を濃度分布取得装置110にてスキャンすることで画像データを取得し、その取得した画像データから濃度ムラ評価値を算出する。図13は、このステップS1003における処理の流れを説明するフローチャートである。まず、ステップS1301において、濃度分布取得装置110にてチャート画像をスキャンし、4つの領域1102〜1105における画像データを取得する。次に、ステップS1302において、各画像データを離散フーリエ変換し、各空間周波数に対するパワースペクトルを求め空間周波数画像データとして保持する。次に、ステップS1303において、ステップS1301にて取得した画像データの平均画素値を濃度に換算した濃度平均値を算出する。具体的には、ステップS1302で取得した空間周波数画像データの直流成分の値を、最大値(8ビット画像データならば255)で割ったものの対数をとり、−1を乗じたものを、濃度平均値として不図示のRAM等に保持する処理を行う。この濃度平均値は、後で説明する印字パラメータ調整工程(ステップS1004)にて、印字パラメータの調整により過度に濃度が薄く印字されてしまわないよう、補正量をチェックするために利用される。次に、ステップS1304において、濃度ムラの空間周波数の範囲を設定する。前述したステップS1203と同様に、濃度ムラの空間周波数の範囲は、あらかじめ用紙種別に応じて決定されたものが不図示のROM等に保持されており、これを読み出すことで、濃度ムラの空間周波数の範囲を設定する。最後に、ステップS1305において、ステップS1302にて算出した各空間周波数画像データに関して、ステップS1304で設定した空間周波数の範囲のパワースペクトルの和を算出し、算出した和を濃度ムラ評価値とする。
ステップS1004は、ステップS1002、S1003にて求めた光沢ムラ評価値、濃度ムラ評価値にもとづき、印字パラメータであるトナー補正量、定着補正量を決定する印字パラメータ調整工程である。図14は、ステップS1004のフローチャートである。まず、ステップS1401において、光沢ムラ評価値が所定の閾値THgより大きいか否かを判定し、処理を分岐する。光沢ムラ評価値が所定の閾値THgより大きいと判定された場合、ステップS1402に進み、ステップS1402において、濃度ムラ評価値が所定の閾値THdより大きいか否かを判定する。ステップS1402において、濃度ムラ評価値が所定の閾値THdより大きいと判定された場合は、ステップS1404に進み、ステップS1404において、定着温度が高くなるよう温度に対する定着補正量を所定量増加させる。また、ステップS1402において、濃度ムラ評価値が所定の閾値以下(THd以下)であると判定された場合は、ステップS1405に進み、ステップS1405において、トナー量を削減するようトナー補正量を所定量削減する。また、ステップS1401において、光沢ムラ評価値が閾値THg以下と判定された場合には、ステップS1403に進み、ステップS1403において、濃度ムラ評価値が所定の閾値THdより大きいか否かを判定する。ステップS1403において、濃度ムラ評価値が閾値THdより大きいと判定された場合は、ステップS1406に進み、ステップS1406において、トナー量を増加させるようトナー補正量を所定量増加する。ステップS1403において、濃度ムラ評価値が閾値THd以下と判定された場合は、トナー補正量、定着補正量を決定する一連の処理を終了すべくステップS1409にて終了フラグを点灯する。また、ステップS1404、S1405、S1406にてトナー補正量または定着補正量が変更された場合、ステップS1407において、各補正量のチェックを行う。具体的には、ステップS1303にて算出した濃度平均値が所定の値より小さくなった場合はNGと判定する。また、定着温度があらかじめ設定された所定の範囲に含まれない場合に、NGと判定する。さらに、トナー補正量が所定の値より大きくなった場合に、NGと判定する。ステップS1407においてNGと判定された場合は、ステップS1404、S1405、S1406にて決定した補正量を適用しないようにし、処理を終了すべくステップS1409に進む。ステップS1407にてNGと判定されなかった場合は、ステップS1404、S1405、S1406にて決定した補正量を適用すべく、ステップS1408に進む。ステップS1408において、図6、図7で示したトナー補正量保持手段511、定着補正量保持手段510で保持される情報の該当箇所の値を変更する。
ここで、図15を用いて、トナー層表面および紙表面の状態と、光沢ムラ評価値、濃度ムラ評価値との関係を説明する。図15は、トナーが付着した記録紙の断面図を模式的に示した図である。図15(a)は、紙表面に凹凸に応じて均一な厚さでトナー層が形成された良好な状態を示している。このような場合は、光沢ムラ評価値と、濃度ムラ評価値とは共に小さい値となるため、ステップS1409にて終了フラグを点灯させ、トナー量の補正および定着制御パラメータの補正を行なわないようにする。図15(b)は、定着不良のため、紙表面が露出した状態を示している。このような場合は、光沢ムラ評価値と、濃度ムラ評価値とは共に大きな値となるため、ステップS1404にて定着の熱量があがる(定着温度を上げる、または定着速度を下げる)、または定着の圧力を大きくするよう補正量を決定する。図15(c)は、トナーが定着されているが、トナー量が少ない状態を示している。このような場合は、トナーが定着されているため、トナー層が平滑となり光沢ムラ評価値は小さくなるものの、トナー層が薄いため、紙面の凹凸に応じた濃度ムラが大きくなることから、濃度ムラ評価値は大きくなる。そのため、ステップS1406にてトナー量を増やすよう補正量を決定する。図15(d)は、トナー層が厚く、定着により紙が凸の場所でトナー層の凹凸が潰されて平坦になった状態を示している。このような場合は、トナー層が平坦になった領域でのみ光沢が強くなるため光沢ムラは大きくなり、光沢ムラ評価値が大きくなる。また、トナー層が充分な厚みを持っているため濃度ムラが小さくなり、濃度ムラ評価値は小さくなる。そのため、ステップS1405において、トナー層を薄くするよう補正量を決定する。
ステップS1005は、ステップS1409にて終了フラグが点灯されているか否かを判定する工程である。終了フラグが点灯されていると判定された場合は、処理を終了する。終了フラグが点灯されていないと判定された場合は、再度、チャート画像印字ステップS1001に戻り、チャート画像の印刷を行い、トナー補正量、定着補正量を決定する一連の処理(ステップS1002〜S1004)を繰り返す。このように処理を繰り返すことにより、新規の記録紙であっても、定着後の紙面と、トナー層との関係が図15(a)の理想状態に近い状態で印刷されるよう印字パラメータを補正することが可能となる。
[実施例2]
本実施例においては、濃度分布取得装置110を用いず、光沢分布取得装置109のみを用いてトナー補正量、定着補正量を決定するカラーレーザープリンタを説明する。本実施例のカラーレーザープリンタの構成は、実施例1で説明した図1の構成から、濃度分布取得装置110を除いたものであり、その他の構成は同一であるため説明を省略する。図16は、本実施例における画像形成装置が備える処理手段の構成を示すブロック図である。実施例1で説明した構成(図5を参照)と異なるところは、濃度分布取得手段508を有していないことである。また、本実施例では、トナー量の補正を露光手段1602で行うよう構成した。そのため、画像処理手段1601、露光手段1602、トナー補正量保持手段1603、補正量決定手段1604の処理が実施例1で説明したものと異なる。以下、本実施例における処理手段が実行する処理について、実施例1と相違する点を中心に説明する。
本実施例においては、濃度分布取得装置110を用いず、光沢分布取得装置109のみを用いてトナー補正量、定着補正量を決定するカラーレーザープリンタを説明する。本実施例のカラーレーザープリンタの構成は、実施例1で説明した図1の構成から、濃度分布取得装置110を除いたものであり、その他の構成は同一であるため説明を省略する。図16は、本実施例における画像形成装置が備える処理手段の構成を示すブロック図である。実施例1で説明した構成(図5を参照)と異なるところは、濃度分布取得手段508を有していないことである。また、本実施例では、トナー量の補正を露光手段1602で行うよう構成した。そのため、画像処理手段1601、露光手段1602、トナー補正量保持手段1603、補正量決定手段1604の処理が実施例1で説明したものと異なる。以下、本実施例における処理手段が実行する処理について、実施例1と相違する点を中心に説明する。
本実施例では、画像処理手段においてトナー量を補正しないため、画像処理手段1601は、図8で説明した一連の処理からステップS802、S803を割愛した処理を行う。露光手段1602は、露光装置103のレーザー強度を調整することで感光ドラム上に現像されるトナー量を調整することができる。したがって、トナー補正量保持手段1603に保持されるトナー補正量としては、レーザー強度の補正量が記録される。
図17は、本実施例におけるトナー補正量、定着補正量を決定する一連の処理のフローチャートである。まず、ステップS1001において、チャート画像を印字する。次に、ステップS1701において、光沢分布取得手段507にて、光沢ムラ評価値を算出する。次に、ステップS1702において、補正量決定手段1604にて、ステップS1701で算出した光沢ムラ評価値および光沢平均値を参照してトナー補正量、定着補正量を決定する。最後に、ステップS1005において、ステップS1702で終了フラグが点灯したか否かを判定する。終了フラグが点灯した場合は処理を終了し、終了フラグが点灯していない場合は、ステップS1001に戻り、処理を繰り返す。
図18は、ステップS1701のフローチャートである。図12を用いて説明したステップS1002と異なるところは、光沢平均値を算出するステップS1801の工程を備えることである。この工程では、ステップS1202で取得した空間周波数画像データの直流成分の値を、最大値(8ビット画像データならば255)で正規化したものを光沢平均値として不図示のRAM等に保持する処理を行う。
図19は、ステップS1702のフローチャートである。まず、ステップS1401において、光沢ムラ評価値が所定の閾値THgより大きいか否かを判定し、処理を分岐する。光沢ムラ評価値が所定の閾値THgより大きいと判定された場合、ステップS1901に進み、ステップS1901において、光沢平均値が所定の閾値THaveより大きいか否かを判定する。ステップS1901において、光沢平均値が所定の閾値THave以下であると判定された場合は、ステップS1404に進み、ステップS1404において、定着温度が高くなるよう温度に対する定着補正量を所定量増加させる。また、ステップS1901において、光沢平均値が閾値THaveより大きいと判定された場合は、ステップS1903に進み、ステップS1903において、トナー量を削減するようトナー補正量であるレーザー強度を所定量減衰させる。また、ステップS1401において、光沢ムラ評価値が閾値THg以下と判定された場合には、ステップS1902に進み、ステップS1902において、光沢平均値が所定の閾値THaveより小さいか否かを判定する。ステップS1902において、光沢平均値が所定の閾値THaveより小さいと判定された場合は、ステップS1904に進み、ステップS1904において、トナー量を増加させるようレーザー強度を所定量強くする。ステップS1902において、光沢平均値が閾値THave以上と判定された場合は、トナー補正量、定着補正量を決定する一連の処理を終了すべくステップS1409にて終了フラグを点灯する。また、ステップS1404、S1903、S1904にてトナー補正量または定着補正量が変更された場合、ステップS1905において、各補正量のチェックを行う。具体的には、定着温度があらかじめ設定された所定の範囲に含まれない場合に、NGと判定する。また、レーザー強度があらかじめ設定された所定の範囲に含まれない場合にも、NGと判定する。ステップS1905においてNGと判定された場合は、ステップS1404、S1903、S1904にて決定した補正量を適用しないようにし、処理を終了すべくステップS1409に進む。ステップS1905においてNGと判定されなかった場合は、ステップS1404、S1903、S1904にて決定した補正量を適用すべく、ステップS1408に進む。ステップS1408において、トナー補正量保持手段511、定着補正量保持手段510で保持される情報の該当箇所の値を変更する。
ここで、図15を用いて、トナー層表面および紙表面の状態と、光沢平均値、光沢ムラ評価値との関係を説明する。図15(a)は、紙表面に凹凸に応じて均一にトナー層が形成された良好な状態を示している。このような場合は、光沢ムラ評価値は小さく、光沢平均値は大きい値となるため、ステップS1409にて終了フラグを点灯させ、トナー量の補正および定着制御パラメータの補正を行なわないようにする。図15(b)は、定着不良のため、紙表面が露出した状態を示している。このような場合は、光沢ムラ評価値は大きな値となり、光沢平均値は小さな値となるため、ステップS1404にて定着の熱量があがる(定着温度を上げる、または定着速度を下げる)、または定着の圧力を大きくするよう補正量を決定する。図15(c)は、トナーが定着されているが、トナー量が少ない状態を示している。このような場合は、トナーが定着されているため、トナー層が平滑となり光沢ムラ評価値は小さくなる一方で、光沢平均値は比較的小さくなる。そのため、ステップS1904にてトナー量を増やすよう補正量を決定する。図15(d)は、トナー層が厚く、定着により紙が凸の場所でトナー層の凹凸が潰されて平坦になった状態を示している。このような場合は、トナー層が平坦になった領域でのみ光沢が強くなるため光沢ムラは大きくなり、光沢ムラ評価値が大きくなる。また、トナー層が平坦な部分で光沢が大きくなるため、光沢平均値は比較的大きな値となる。そのため、ステップS1903において、トナー層を薄くするよう補正量を決定する。
このように、濃度分布取得装置110を用いず、光沢分布取得装置109のみを用いた場合でも、精度は落ちるもののトナー補正量、定着補正量を決定することが可能となる。また、トナー量の調整に関しても、実施例1で説明した画像処理手段502によって行うだけでなく、ここで説明した露光手段1602によって露光装置103のレーザー強度を調整するように構成してもよい。なお、トナー量の調整は、現像手段504の現像バイアスの電圧を調整する、あるいは、トナーの帯電量を測定するセンサを用いてトナーの帯電量を調整するよう構成することによって、行ってもよい。また、定着を補正するために、定着温度に限らず、定着の速度や圧力などを補正するよう構成することは容易である。
[その他の実施例]
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (10)
- 転写部材にトナー像を形成する現像手段と、
記録紙に前記トナー像を転写する転写手段と、
前記トナー像が転写された記録紙に熱印加する定着手段と、
前記定着手段によりトナー像が定着された記録紙の光沢分布を取得する光沢分布取得手段と、
前記光沢分布から、前記定着手段を制御する定着補正量と、前記現像手段において形成されるトナー像のトナー量を補正するトナー補正量とを決定する補正量決定手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記定着手段でトナー像が定着された記録紙の濃度分布を取得する濃度分布取得手段をさらに備え、
前記補正量決定手段は、前記光沢分布および前記濃度分布から、前記定着手段を制御する定着補正量と、前記現像手段において形成されるトナー像のトナー量を制御するトナー補正量とを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記光沢分布取得手段は、前記光沢分布から光沢ムラ評価値を算出し、
前記濃度分布取得手段は、前記濃度分布から濃度ムラ評価値を算出し、
前記補正量決定手段は、前記算出した光沢ムラ評価値が所定の閾値より大きく、かつ、前記算出した濃度ムラ評価値が所定の閾値より大きい場合に、前記定着手段における定着の熱量を大きくするよう定着補正量を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記光沢分布取得手段は、前記光沢分布から光沢ムラ評価値を算出し、
前記濃度分布取得手段は、前記濃度分布から濃度ムラ評価値を算出し、
前記補正量決定手段は、前記算出した光沢ムラ評価値が所定の閾値より大きく、かつ、前記算出した濃度ムラ評価値が所定の閾値以下である場合に、前記トナー量が少なくなるようトナー補正量を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記光沢分布取得手段は、前記光沢分布から光沢ムラ評価値を算出し、
前記濃度分布取得手段は、前記濃度分布から濃度ムラ評価値を算出し、
前記補正量決定手段は、前記算出した光沢ムラ評価値が所定の閾値以下であり、かつ、前記算出した濃度ムラ評価値が所定の閾値より大きい場合に、前記トナー量が多くなるようトナー補正量を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記光沢分布取得手段は、前記光沢分布から光沢平均値および光沢ムラ評価値を算出し、
前記補正量決定手段は、前記算出した光沢ムラ評価値が所定の閾値より大きく、かつ、前記算出した光沢平均値が所定の閾値以下である場合に、前記定着手段における定着の熱量を大きくするよう定着補正量を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記光沢分布取得手段は、前記光沢分布から光沢平均値および光沢ムラ評価値を算出し、
前記補正量決定手段は、前記算出した光沢ムラ評価値が所定の閾値より大きく、かつ、前記算出した光沢平均値が所定の閾値より大きい場合に、前記トナー量が少なくなるようトナー補正量を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記光沢分布取得手段は、前記光沢分布から光沢平均値および光沢ムラ評価値を算出し、
前記補正量決定手段は、前記算出した光沢ムラ評価値が所定の閾値以下であり、かつ、前記算出した光沢平均値が所定の閾値より小さい場合に、前記トナー量が多くなるようトナー補正量を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 転写部材にトナー像を形成する現像ステップと、
記録紙に前記トナー像を転写する転写ステップと、
前記トナー像が転写された記録紙に熱印加する定着ステップと、
前記定着ステップにおいてトナー像が定着された記録紙の光沢分布を取得する光沢分布取得ステップと、
前記光沢分布から、定着手段を制御する定着補正量と、前記現像ステップにおいて形成されるトナー像のトナー量を補正するトナー補正量とを決定する補正量決定ステップと
を備えたことを特徴とする画像形成方法。 - コンピュータを、請求項1乃至8の何れか一項に記載の画像形成装置として機能させるための、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013148385A JP2015022055A (ja) | 2013-07-17 | 2013-07-17 | 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2015022055A true JP2015022055A (ja) | 2015-02-02 |
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ID=52486582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016048309A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-07 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム、画像検知部校正方法および画像検知装置 |
JP2020194015A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
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2013
- 2013-07-17 JP JP2013148385A patent/JP2015022055A/ja active Pending
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