JP2015020884A - 画像形成装置 - Google Patents

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古澤 幹礼
Mikinori Furusawa
幹礼 古澤
朋也 井上
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朋也 井上
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Abstract

【課題】手差しトレイにシートが積載されているか否かによって、シートが手差しトレイ及びシートカセットのいずれから給送されるかを自動的に切り換え可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】手差しトレイ22は、第1の給送ローラ24が昇降時に通過可能な切欠き部22aを有し、切欠き部22aを第1の給送ローラ24の通過可能な開状態にする第1の位置と、切欠き部22aを第1の給送ローラ24の通過不能な閉状態にして、手差しトレイ22に積載されたシートSを支持する第2の位置と、に切り換わり可能で、第2の位置から第1の位置に付勢される切換部材26を備え、手差しトレイ22にシートSが積載された際に、切換部材26が、積載されたシートSに押圧されることにより、付勢力に抗して第1の位置から第2の位置に切り換えられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、シートが積載されて収容されるカセットからのシート給送と、該カセットの蓋に設けられた手差しトレイからのシート給送とを自動的に切り換え可能な構成に関する。
従来、複写機やプリンタやファクシミリ等の画像形成装置では、画像形成部にシートを給送するためにシート給送部を備えている。シート給送部としては、シートを積載して収容するカセットと、カセットに対して昇降可能な給送ローラとを備えると共に、カセットの上面を閉塞する手差しトレイを設けたものが知られている(特許文献1参照)。
この手差しトレイは、給送ローラ側に、給送方向にスライド可能なスライド部を備えている。カセットに収容されたシートを給送する場合は、手差しトレイにシートを積載せずに、スライド部を給送ローラと反対側(給送方向上流側)にスライドさせる。これにより、カセットに収容されたシートの下流側先端部が露出され、給送ローラが下降してシートに接触して回転することで、シートが上から順に給送される。また、手差しトレイに積載されたシートを給送する場合は、スライド部を給送ローラ側(給送方向下流側)にスライドさせる。これにより、カセットに収容されたシートの下流側先端部が覆い隠され、給送ローラが下降して手差しトレイに積載されたシートに接触して回転することで、シートが上から順に給送される。
特開2007−106560号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置では、カセットに収容されたシートを給送するか、手差しトレイに載置されたシートを給送するかを切り換える際には、使用者が手差しトレイのスライド部をスライドさせる必要があった。この切り換え時のスライド作業が煩雑であり、画像形成装置の操作性が低かった。
また、使用者がスライド部の操作を忘れてしまう場合がある。この場合、例えば、手差しトレイからシートを給送しようとする際に、スライド部が開放されたままであると、手差しトレイのシートの先端部が給送ローラによりカセット内に押し込まれて下方に折れ曲がって紙詰まりを発生する可能性がある。また、例えば、カセットからシートを給送しようとする際に、スライド部が閉塞されたままであると、給送ローラがカセットに積載されたシートに当接できないので、シートの給送ができなくなってしまう。これらのことから、画像形成装置の操作性の更なる向上が望まれていた。
本発明は、カセットの上部に設けられた手差しトレイにシートが積載されているか否かによって、シートが手差しトレイ及びカセットのいずれから給送されるかを自動的に切り換え可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、第1のシート積載部と、前記第1のシート積載部の上部に設けられる第2のシート積載部と、前記第1のシート積載部及び前記第2のシート積載部に対して昇降可能であり、前記各シート積載部に積載された前記シートに当接して、該シートを画像形成部に給送可能な給送ローラと、前記第2のシート積載部に設けられると共に、前記給送ローラが昇降時に通過可能なローラ通過部と、前記ローラ通過部を前記給送ローラの通過可能な開状態にする第1の位置と、前記ローラ通過部を前記給送ローラの通過不能な閉状態にして、前記第2のシート積載部に積載されたシートを支持する第2の位置と、に切り換わり可能で、前記第2の位置から前記第1の位置に付勢される切換部材と、を備え、前記第2のシート積載部に前記シートが積載された際に、前記切換部材が、積載された前記シートに押圧されることにより、付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置に切り換えられることを特徴とする。
本発明によれば、第2のシート積載部にシートが積載されていない状態では、切換部材が第1の位置に付勢されるので、給送ローラが第1のシート積載部に積載されたシートを給送可能になる。一方、第2のシート積載部にシートが積載された際は、切換部材が、積載されたシートに押圧されることにより、付勢力に抗して第1の位置から第2の位置に切り換えられる。これにより、切換部材が第2のシート積載部に積載されたシートを支持すると共に、給送ローラが第2のシート積載部に積載されたシートを給送可能になる。従って、第1のシート積載部の上部に設けられた第2のシート積載部にシートが積載されているか否かに連動させて、シートが第1のシート積載部及び第2のシート積載部のいずれから給送されるかを自動的に切り換えることができるようになる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の制御部と各部との接続を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにシートを積載しない待機状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにシートを積載せずカセットからシートを給送する状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにシートを積載した状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す側面図であり、(a)は手差しトレイにシートを積載せずカセットからシートを給送する状態、(b)は手差しトレイにシートを積載した状態である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す側面図であり、(a)は手差しトレイにシートを積載した状態、(b)は手差しトレイにシートを積載せずカセットからシートを給送する状態である。 本発明の第4実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は拡大図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにシートを積載しない待機状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は拡大図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにシートを積載せずカセットからシートを給送する状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は拡大図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにシートを積載した状態を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置の一例としてレーザビームプリンタについて説明している。
[第1実施形態]
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、装置本体10という)を備え、該装置本体10は、シート給送部20と、画像形成部30と、シート排出部40と、制御部50とを備えている。
シート給送部20は、装置本体10の下部に配置され、シートカセット21と、手差しトレイ22と、給送アーム23と、第1の給送ローラ24と、第2の給送ローラ25とを備え、記録紙等のシートSを画像形成部30に給送するようになっている。
第1のシート積載部としてのシートカセット21は、内部にシートSを積載して収容可能になっており、各給送ローラ24,25の位置する側を給送方向下流側にしてシートSを画像形成部30に給送するようになっている。また、シートカセット21の各給送ローラ24,25側の内端面21aは、上側を給送方向下流側に傾斜させた傾斜面とされている。これにより、後述するように各給送ローラ24,25によってシートSが給送される際に、シートSの先端が内端面21aにより案内されるようになっている。
図1及び図3に示すように、第2のシート積載部としての手差しトレイ22は、シートカセット21の上部を蓋のように閉塞するよう設けられている。そして、手差しトレイ22は、上面22uにシートSを積載可能にして、各給送ローラ24,25の位置する側を給送方向下流側にしてシートSを画像形成部30に給送するようになっている。手差しトレイ22の上面22uには、シートSの幅方向の位置を規制する可動式のガイド22dが設けられている。ガイド22dとしては、既知の、あるいは新規の適宜な構成を適用することができる。
手差しトレイ22の各給送ローラ24,25側の端部には、幅方向中央部にローラ通過部としての矩形状の切欠き部22aが形成されている。これにより、給送アーム23が図3中矢印方向へ揺動する際、あるいは昇降時に、手差しトレイ22に干渉せずに通過可能になっている。
図4〜図6に示すように、切欠き部22aの給送方向上流側には、手差しトレイ22の幅方向を回転軸(第1の回転中心)26aとして揺動可能な1枚の板状部材から成る切換部材(板状部材)26が設けられている。切換部材26は、図4及び図5に示すように、手差しトレイ22から上方を向いた待機位置(第1の位置)と、図6に示すように、手差しトレイ22の上面22uに平行になる積載位置(第2の位置)と、の間で揺動可能になっている。
即ち、待機位置の切欠き部22aは、第1の給送ローラ24が通過可能な開状態になっており、積載位置の切欠き部22aは、第1の給送ローラ24が通過不能な閉状態になっている。また、積載位置にある切換部材26は、回転軸26aよりも給送方向下流側に位置するようになっており、切欠き部22aの少なくとも一部を閉塞するようになっている。更に、積載位置にある切換部材26は、その上面が手差しトレイ22の上面22uと略同一面上に位置するように配置されている。
図4及び図5に示すように、待機位置にある切換部材26は、切欠き部22aの給送方向上流側の縁部近傍に形成された待機時当接部22bに当接して待機位置に位置決めされるようになっている。これにより、給送アーム23が図3中矢印方向への揺動する際に、切換部材26に干渉しないようになっている。
また、図6に示すように、積載位置にある切換部材26は、切欠き部22aの幅方向の縁部に形成された積載時当接部22cに当接して積載位置に位置決めされるようになっている。また、切換部材26は、付勢部材としてのねじりコイルばね26bにより図中時計周りの方向に付勢されており、シートSからの外力が作用していない状態では待機位置に位置するようになっている。ここで、ねじりコイルばね26bにより切換部材26に付勢される付勢力は、シートSの先端部で押圧された際に切換部材26が回動できる最小限の大きさとしており、例えば、5gf〜30gf程度に設定することができる。
また、手差しトレイ22の上側には、装置本体10に固定された上部ガイド27が設けられている。上部ガイド27は、シートSの給送方向下流側が手差しトレイ22の上面に近接する斜面状に形成されており、後述するように手差しトレイ22に積載されたシートSを上方から押さえるようになっている。
給送アーム23は、給送ローラとしての第1の給送ローラ24及び第2の給送ローラ25を回転可能に支持すると共に、装置本体10に対して第2の給送ローラ25の回転軸を中心に揺動可能に支持されている。即ち、第1の給送ローラ24は、シートカセット21及び手差しトレイ22に対して昇降可能になっている。第2の給送ローラ25は、不図示のモータから歯車列を介して回転するようになっている。第1の給送ローラ24は、第2の給送ローラ25に対して不図示の歯車列により同期して回転するようになっている。
第2の給送ローラ25は、シートカセット21の内端面21aに設けられた分離パッド28に接するように配置されている。このため、給送アーム23は、切換部材26が待機位置にある場合は、図4に示すようにシートカセット21のシートSから離隔した退避位置と、図5に示すようにシートSの上部を押さえる給送位置とに、揺動によって移動可能になっている。尚、給送アーム23は、不図示のカム機構の動作により揺動するようになっている。また、給送アーム23の退避位置は、切換部材26が揺動する際に、給送アーム23に干渉しない位置に設定されている。
給送アーム23が揺動することにより、シートカセット21に積載されたシートSの高さによらず、最上位のシートSaの上面に第1の給送ローラ24が当接するようになっている。図5に示すように、給送アーム23が給送位置にある場合は、第1の給送ローラ24の回転動作により、シートSの先端は内端面21aに沿って搬送される。そして、第2の給送ローラ25の回転動作と分離パッド28によって、シートSが上側から1枚ずつ分離搬送されて、画像形成部30に搬送されるようになっている。
図1に示すように、画像形成部30は、プロセスカートリッジ31と、レーザ露光装置32と、転写ローラ33と、定着部34とを備え、電子写真方式により画像形成を行うようになっている。プロセスカートリッジ31は、トナー画像を形成する像担持体である感光体ドラム35と、帯電ローラ36と、現像手段37と、不図示のトナーやクリーニング手段等を備えており、装置本体10に対して使用者により着脱可能になっている。レーザ露光装置32は、感光体ドラム35の表面を露光して感光体ドラム35の表面上に静電潜像を形成する露光手段である。転写ローラ33は、感光体ドラム35と当接し、感光体ドラム35と共にシートSにトナー画像を転写する転写部38を構成している。定着部34は、加熱ローラ34a及び加圧ローラ34bを備えており、転写部38においてシートSに転写されたトナー画像を、シートSに定着させるようになっている。
シート排出部40は、定着部34の下流側に配置された排出ローラ対41と、排出ローラ対41の下流側に配置されたフェイスダウントレイ42とを備えている。排出ローラ対41は、定着部34から搬送されるシートSをフェイスダウントレイ42に排出するようになっている。
図2に示すように、制御部50はコンピュータにより構成され、例えばCPU51と、各部を制御するためのプログラムを記憶するROM52と、データを一時的に記憶するRAM53とを備えている。制御部50は、シート給送部20、画像形成部30、シート排出部40に接続され、各部の動作を制御するようになっている。また、制御部50は、装置本体10に接続された不図示のコンピュータからの指令や、不図示の操作パネルの操作等により、使用者が操作や設定を実行可能になっている。
次に、このように構成された画像形成装置1におけるシートSの画像形成動作、給送動作、排出動作について説明する。
図1に示すように、画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム35が回転して表面が帯電ローラ36により帯電される。そして、レーザ露光装置32により画像情報に基づいてレーザ光Lが感光体ドラム35に対して発光され、感光体ドラム35の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段37の回転に伴い適度の帯電を受けたトナーが感光体ドラム35の表面上に供給されて静電潜像に付着することにより、現像されてトナー画像として可視化される。
このようなトナー像の形成動作に並行して、シート給送部20が給送動作を開始する。
シートカセット21にシートSが積載されており、手差しトレイ22にシートSが積載されていない場合は、図4に示すように、切換部材26がねじりコイルばね26bの付勢力により待機位置に位置している。また、給送アーム23は、退避位置に位置している。
そして、制御部50の指令により給送動作が開始されると、不図示の駆動モータの作動により、不図示の駆動機構装置内の給送駆動用ソレノイドが引かれると共に、給送動作が開始される。退避位置にあった給送アーム23が、図5に示すように、不図示のカムにより揺動することで給送位置に揺動する。その際、手差しトレイ22に切欠き部22aがあるため、給送アーム23は手差しトレイ22や切換部材26に干渉することなく揺動する。
そして、給送アーム23は、シートカセット21に積載されたシートSの積載高さによらず、最上位のシートSaの上面に第1の給送ローラ24が当接する。第1の給送ローラ24の回転動作によりシートSの先端は内端面21aに沿って搬送され、第2の給送ローラ25の回転動作と分離パッド28とによって1枚ずつ分離搬送されて、シート搬送路の中間搬送ローラ対11から画像形成部30に搬送される。
一方、使用者によって手差しトレイ22のガイド22dからシートSが挿入されると、図6に示すように、挿入されたシートSの先端がねじりコイルばね26bの付勢力に抗して切換部材26を揺動し、積載位置に移動させる。切換部材26が揺動する際には、手差しトレイ22の切欠き部22aの少なくとも一部が閉塞され、切換部材26が第1の給送ローラ24に対向するようになる。また、給送アーム23は、退避位置に位置している。尚、図6では、シートカセット21にもシートSが積載されているが、手差しトレイ22にシートSが積載されている場合は、シートカセット21にシートSが積載されているか否かによらず、同様の動作となる。
また、ガイド22dから挿入されたシートSは、上部ガイド27によって上方から押さえられて、給送方向下流側の分離パッド28に案内される。これにより、手差しトレイ22に挿入されたシートSがいわゆる腰の弱いシートSであっても、切換部材26のねじりコイルばね26bの付勢力によって、シートSの先端部がめくれ上がってしまうことを抑制できる。
そして、挿入されるシートSの先端が給送方向下流側の分離パッド28にまで案内される(図6参照)。制御部50の指令により給送動作が開始されると、不図示の駆動モータの作動により、不図示の駆動機構装置内の給送駆動用ソレノイドが引かれると共に、給送動作が開始される。退避位置にあった給送アーム23が、不図示のカムにより揺動することで下降して給送位置に揺動する。
この時、切換部材26は、揺動する給送アーム23の第1の給送ローラ24により下方に押された場合でも、手差しトレイ22に設けられた積載時当接部22cによって手差しトレイ22の上面22uと同一面上に位置するよう支持される。これにより、切換部材26が上面22uよりも下方に揺動しすぎることなく、シートSが下方に曲げられてしまうことが抑制される。そして、シートSの先端は第2の給送ローラ25の回転動作と分離パッド28とによって1枚ずつ分離搬送されて、シート搬送路の中間搬送ローラ対11から画像形成部30に搬送される。
図1に示すように、画像形成部30において感光体ドラム35に画像が形成されるのとタイミングを合わせるように中間搬送ローラ対11によりシートSが転写部38に搬送され、転写ローラ33により感光体ドラム35の画像がシートSに転写される。尚、転写ローラ33にトナー像と逆極性の電圧を印加して感光体ドラム35に形成されたトナー像をシートSに転写した後、クリーニング手段によって感光体ドラム35の表面上の残留トナーを除去する。
トナー画像が転写されたシートSは、定着部34に設けられた加熱ローラ34a及び加圧ローラ34bにより構成される定着ニップに搬送され、ここで未定着トナー像が加熱加圧されてシートSの表面に定着される。トナー像が定着されたシートSは、定着部34からシート排出部40に搬送され、シート排出部40において排出動作が実行される。これにより、シートSは、排出ローラ対41からフェイスダウントレイ42に排出される。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、手差しトレイ22にシートSが積載されていない状態では、切換部材26が待機位置に付勢されるので、第1の給送ローラ24がシートカセット21に積載されたシートSを給送可能になる。一方、手差しトレイ22にシートSが積載された際は、切換部材26が、積載されたシートSに押圧されることにより、付勢力に抗して待機位置から積載位置に切り換えられる。これにより、切換部材26が手差しトレイ22に積載されたシートSを支持すると共に、第1の給送ローラ24が手差しトレイ22に積載されたシートSを給送可能になる。
従って、手差しトレイ22にシートSが積載されているか否かに連動させて、シートSが手差しトレイ22及びシートカセット21のいずれから給送されるかを自動的に切り換えることができるようになる。よって、使用者はシート給送部20の切り替えのための追加操作を行う必要がなく、ユーザビリティを向上することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、切欠き部22aは、手差しトレイ22の幅方向中央部に配置されているので、1個の第1の給送ローラ24であってもシートSの略中央部に当接して給送することができる。これにより、給送時にシートSが斜行してしまう可能性を極力低減することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、切換部材26は揺動可能な1枚の板状部材から成るので、構成を簡素にすることができる。しかも、切換部材26が切り換わるための付勢力はねじりコイルばね26bにより適宜設定することができるので、ねじりコイルばね26bを交換するだけで容易に調整することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置1について図7及び図8に沿って説明する。
本実施形態では、第1実施形態と異なり、手差しトレイ22と分離パッド28との間に可動ガイド22eが設けられている。その他の構成については、第1実施形態と同様の構成であるので、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図7及び図8に示すように、可動ガイド22eは、第2の給送ローラ25の近傍の回転軸22fを中心にして装置本体10に対して揺動可能に設けられている。即ち、可動ガイド22eは、手差しトレイ22の給送方向下流側で、手差しトレイ22の給送方向下流側を分割するように設けられている。可動ガイド22eは、不図示の付勢ばね及びストッパにより上方向に付勢され、図7及び図8(b)に示すように、手差しトレイ22の上面22uと略同一面上まで揺動するように規制されている。即ち、可動ガイド22eは、手差しトレイ22の上面22uの同一面上に位置すると共に、手差しトレイ22から給送されたシートSを案内する上側位置に位置可能になっている。
図8(a)に示すように、シートカセット21に積載されたシートSを給送する場合は、給送アーム23が給送位置に向けて回動し、不図示の付勢ばねに抗して可動ガイド22eが下方に押されて回動する。即ち、可動ガイド22eは、第1の給送ローラ24の下降に伴って押し下げられる下側位置に位置可能になっている。これにより、給送アーム23が可動ガイド22eに干渉せずに回動できるようになっている。この状態で、第1実施形態と同様に、シートカセット21に積載されたシートSを給送することができる。
図8(b)に示すように、手差しトレイ22に積載されたシートSを給送する場合は、第1実施形態と同様に、挿入されたシートSの先端が切換部材26を回動させる。挿入されたシートSの先端の幅方向中央部は、可動ガイド22eによって、分離パッド28に円滑に案内される。この状態で、第1実施形態と同様に、手差しトレイ22に積載されたシートSを給送することができる。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、可動ガイド22eが存在することで手差しトレイ22に挿入されたシートSの先端の幅方向中央部が支持される。これにより、いわゆる腰の弱いシートSを給送する場合であっても、第2の給送ローラ25及び分離パッド28で形成されるニップ部にシートSがスムーズに導かれる。
また、本実施形態の画像形成装置1によっても、第1実施形態と同様に、手差しトレイ22にシートSが積載されているか否かに連動させ、シートSが手差しトレイ22及びシートカセット21のいずれから給送されるかを自動的に切り換えることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置1について図9及び図10に沿って説明する。
本実施形態では、第1実施形態と異なり、分離パッド28が第2の給送ローラ25に対して接離可能であると共に、シートカセット21から連れ出されたシートSを分離パッド28及び第2の給送ローラ25から押し戻す戻し爪13が設けられている。その他の構成については、第1実施形態と同様の構成であるので、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
分離パッド28は、制御部50により制御される不図示の駆動機構により、分離ローラとしての第2の給送ローラ25に対して接離可能に設けられている。分離パッド28は、図10(b)に示すように第2の給送ローラ25に押圧される状態と、図10(a)に示すように第2の給送ローラ25から離隔した状態とに移動可能になっている。即ち、第2の給送ローラ25及び分離パッド28は、シートカセット21及び手差しトレイ22の給送方向下流側に配置されると共に、接離可能で、接近時には、給送されたシートSを挟持し、シートSが複数である場合に最上位のシートSaを分離する。
また、図9及び図10に示すように、分離パッド28の幅方向両側に、制御部50により制御される不図示の駆動機構により、シートSの搬送路に対して出没可能な戻し爪13が設けられている。戻し爪13は、図10(b)に示すように搬送路から退避した退避位置と、図10(a)に示すように搬送路に上方から飛び出す突出位置とに揺動により切り換え可能になっている。即ち、戻し爪13は、シートカセット21及び手差しトレイ22と第2の給送ローラ25及び分離パッド28との間の搬送路に突出する突出位置と、搬送路から退避する退避位置と、に切り換わり可能になっている。また、戻し爪13は、退避位置から突出位置に切り換わる際は、給送方向上流側に移動しながら搬送路に突出するようになっている。
図10(a)に示すように、シートカセット21からシートSを給送する場合は、シートSの給送動作の直後に、制御部50は、分離パッド28を第2の給送ローラ25から離隔させると共に、戻し爪13を下方に動作させ突出位置に切り換える。ここで、例えば、シートカセット21からシートSを給送する際に、シートS同士の摩擦によって下のシートSが連れ出されて、第2の給送ローラ25及び分離パッド28で狭持されたとする。これに対し、本実施形態では、分離パッド28を第2の給送ローラ25から離間させると共に、戻し爪13を下方に動作させ突出位置にする。このため、連れ出されて分離パッド28を第2の給送ローラ25に挟持されていた未給送のシートSは、戻し爪13により給送方向上流側へ押し戻される。
これにより、連れ出されたシートSが第2の給送ローラ25及び分離パッド28で狭持される状態が発生しなくなる。よって、手差しトレイ22にシートSを挿入して給送する際、シートカセット21に載置されたシートSの方が手差しトレイ22に挿入されたシートSよりも先に搬送されることが抑制され、所望のシートSでの良好な搬送を実現することができる。
また、図10(b)に示すように、シートSを分離給送する際には、分離パッド28は第2の給送ローラ25に対し接地してニップ部を形成し、戻し爪13は退避位置に切り換えて、分離給送の妨げにならないようにできる。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、手差しトレイ22にシートSを挿入して給送する際、シートカセット21に載置されたシートSの方が手差しトレイ22に挿入されたシートSよりも先に搬送されることが抑制される。これにより、所望のシートSでの良好な搬送を実現することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によっても、第1実施形態と同様に、手差しトレイ22にシートSが積載されているか否かに連動させ、シートSが手差しトレイ22及びシートカセット21のいずれから給送されるかを自動的に切り換えることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る画像形成装置1について図11に沿って説明する。
本実施形態では、第1実施形態と異なり、切換部材126を弾性体により形成することにより、ねじりコイルばね26bを不要にしている。その他の構成については、第1実施形態と同様の構成であるので、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図11に示すように、手差しトレイ22の切欠き部22aの給送方向上流部には、切換部材126が両面テープあるいは接着等により固定されている。切換部材126は、例えば樹脂等の弾性体から成り、外力が作用しない場合は断面略L字形状となっている。即ち、外力が作用しない場合は、切換部材126は待機位置に位置している。また、図中、給送アーム23が矢印方向(時計回り)への揺動する際に、切換部材126に干渉しないようになっている。更に、図中、切換部材126が矢印方向(反時計回り)へ揺動する際に、退避位置にある給送アーム23に干渉しないようになっている。
また、第1実施形態と同様に、積載位置にある切換部材126は、積載時当接部22cに当接して積載位置に位置決めされるようになっている。ここで、切換部材126自体が有する付勢力、即ち弾性変形した際に待機位置に戻ろうとする弾性力は、シートSの先端部で押圧された際に切換部材126が回動できる最小限の大きさとしており、例えば、5gf〜30gf程度に設定することができる。
使用者によって手差しトレイ22にシートが挿入されると、図11(b)に示すように、挿入されたシートSの先端が切換部材126の弾性力に抗して弾性変形させる。切換部材126が弾性変形する際には、切欠き部22aの少なくとも一部が閉塞されるので、切換部材126が第1の給送ローラ24に対向するようになる。給送動作の際には、切換部材126は第1の給送ローラ24により下方に押された場合でも、積載時当接部22cで支持されることで、切換部材126が変形しすぎることなく所定の位置に保持されて第1の給送ローラ24を受ける。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、切換部材126は単独の部材であるので、切換部材及びそれを付勢する部材を別部材により構成する場合に比べて、部品点数を削減することができる。これにより、安価な画像形成装置1を得ることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によっても、第1実施形態と同様に、手差しトレイ22にシートSが積載されているか否かに連動させ、シートSが手差しトレイ22及びシートカセット21のいずれから給送されるかを自動的に切り換えることができる。
尚、上述した本実施形態では、切換部材126を断面略L字形状としたが、これには限られず、例えば断面略V字形状、断面略逆V字形状、断面略M字形状等、適宜設定することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る画像形成装置1について図12〜図15に沿って説明する。
本実施形態では、第1実施形態と異なり、切換部材226の先端にリンク部材226dを設けることにより、切換部材226の給送方向の長さを短くしている。その他の構成については、第1実施形態と同様の構成であるので、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図12及び図13に示すように、切欠き部22aの給送方向上流側には、手差しトレイ22の幅方向を回転軸(第1の回転中心)226aとして揺動可能な1枚の板状部材から成る切換部材(板状部材)226が設けられている。切換部材226は、図13及び図14に示すように、手差しトレイ22から上方を向いた待機位置(第1の位置)と、図15に示すように、手差しトレイ22の上面22uに平行になる積載位置(第2の位置)と、の間で揺動可能になっている。また、積載位置にある切換部材226は、回転軸226aよりも給送方向下流側に位置するようになっており、切欠き部22aの一部を閉塞するようになっている。
切換部材226の回転軸226aよりも先端側、例えば切換部材226の先端部には、回転軸226aとは異なる回転軸(第2の回転中心)226cを中心に切換部材226に対して揺動可能なリンク部材226dが設けられている。リンク部材226dの先端部は、切欠き部22aの縁部に形成された積載時当接部22gに当接して積載位置に位置決めされるようになっている。リンク部材226dの先端部は、図12〜図15に示すように、板状部材の縁部としているが、これには限られず、例えばガイド軸等を設けるようにしてもよい。
積載時当接部22gは、切欠き部22aの略中央部より給送方向上流側では切欠き部22aの全幅に亘って設けられると共に、切欠き部22aの略中央部より給送方向下流側では切欠き部22aの幅方向の縁部のみに設けられている。図15に示すように、積載位置にあるリンク部材226dは、切欠き部22aの幅方向の縁部に形成された積載時当接部22gに当接して積載位置に位置決めされるようになっている。
シートカセット21にシートSが積載されており、手差しトレイ22にシートSが積載されていない場合は、図13に示すように、切換部材226はねじりコイルばね226bの付勢力により待機位置に位置している。この時、リンク部材226dは、基端部が回転軸226cに支持されると共に、先端部が積載時当接部22gによって支持され、切換部材226の先端部から切換部材226に対して下方に屈曲するように位置する。また、給送アーム23は、退避位置に位置している。尚、待機位置にある切換部材226及びリンク部材226dには、給送アーム23は干渉することなく揺動可能になっている。
そして、制御部50の指令により給送動作が開始されると、退避位置にあった給送アーム23が、図14に示すように、不図示のカムにより揺動することで給送位置に揺動する。給送アーム23は、最上位のシートSaの上面に第1の給送ローラ24が当接し、シートSは第2の給送ローラ25の回転動作と分離パッド28とによって1枚ずつ分離搬送されて、シート搬送路の中間搬送ローラ対11から画像形成部30に搬送される。
一方、使用者によって手差しトレイ22のガイド22dからシートSが挿入されると、図15に示すように、挿入されたシートSの先端がねじりコイルばね226bの付勢力に抗して切換部材226及びリンク部材226dを揺動し、積載位置に移動させる。切換部材226及びリンク部材226dが揺動する際には、手差しトレイ22の切欠き部22aの少なくとも一部が閉塞され、リンク部材226dが第1の給送ローラ24に対向するようになる。尚、給送アーム23は、退避位置に位置している。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、切換部材226の先端部にリンク部材226dを設けたので、リンク部材226dを設けない場合に比べて、切換部材226の給送方向の長さを短くすることができる。これにより、切換部材226が揺動する際に通過する空間を小さくすることができるので、給送アーム23の待機位置を低くすることができる。
即ち、切換部材にリンク部材226dを設けない場合は、切換部材が長くなるので、給送アーム23の退避位置を切換部材に干渉しないように十分に高い位置に設定する必要がある。これに対し、本実施形態では、切換部材226にリンク部材226dを設けているので、切換部材226が短くなり、給送アーム23の退避位置を切換部材に干渉しない程度に低く設定することができる。よって、本実施形態の画像形成装置1によれば、給送アーム23の移動範囲を小さくして、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によっても、第1実施形態と同様に、手差しトレイ22にシートSが積載されているか否かに連動させ、シートSが手差しトレイ22及びシートカセット21のいずれから給送されるかを自動的に切り換えることができる。
また、以上説明した第1〜第5実施形態は、互いに構成を適宜組み合わせてもよい。例えば、上述した第4及び第5実施形態では、第2実施形態のような可動ガイド22eや、第3実施形態のような戻し爪13を備えていないが、これには限られず、これら可動ガイド22eや戻し爪13を適宜設けるようにしてもよい。
また、上述した第1〜第5実施形態では、第1及び第2の給送ローラ24,25はいずれも1個ずつ設けられる場合について説明したが、これには限られず、各給送ローラ24,25が幅方向に複数設けられていてもよい。この場合、1つの切欠き部22aに複数の第1の給送ローラ24が昇降したり、あるいは複数の切欠き部22aのそれぞれに異なる第1の給送ローラ24が昇降するようにできる。
1…画像形成装置、13…戻し爪、21…シートカセット(第1のシート積載部)、22…手差しトレイ(第2のシート積載部)、22a…切欠き部(ローラ通過部)、22e…可動ガイド、22u…上面、24…第1の給送ローラ(給送ローラ)、25…第2の給送ローラ(分離ローラ)、26,126,226…切換部材(板状部材)、26a,226a…回転軸(第1の回転中心)、26b,226b…ねじりコイルばね(付勢部材)、28…分離パッド、30…画像形成部、226c…回転軸(第2の回転中心)、226d…リンク部材、S…シート、Sa…最上位のシート

Claims (7)

  1. 第1のシート積載部と、
    前記第1のシート積載部の上部に設けられる第2のシート積載部と、
    前記第1のシート積載部及び前記第2のシート積載部に対して昇降可能であり、前記各シート積載部に積載された前記シートに当接して、該シートを画像形成部に給送可能な給送ローラと、
    前記第2のシート積載部に設けられると共に、前記給送ローラが昇降時に通過可能なローラ通過部と、
    前記ローラ通過部を前記給送ローラの通過可能な開状態にする第1の位置と、前記ローラ通過部を前記給送ローラの通過不能な閉状態にして、前記第2のシート積載部に積載されたシートを支持する第2の位置と、に切り換わり可能で、前記第2の位置から前記第1の位置に付勢される切換部材と、を備え、
    前記第2のシート積載部に前記シートが積載された際に、前記切換部材が、積載された前記シートに押圧されることにより、付勢力に抗して前記第1の位置から前記第2の位置に切り換えられる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ローラ通過部は、前記第2のシート積載部の幅方向中央部に配置される、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記切換部材は、前記第2のシート積載部の幅方向を第1の回転中心として揺動可能に設けられた1枚の板状部材であると共に、
    前記第1の位置は、前記板状部材が前記第2のシート積載部から上方を向いた位置であり、
    前記第2の位置は、前記板状部材が、前記第1の回転中心よりも前記シートの給送方向下流側で、前記第2のシート積載部の上面に平行になる位置であり、
    前記切換部材を前記第2の位置から前記第1の位置に付勢する付勢部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記切換部材は、前記板状部材の前記第1の回転中心よりも先端部に、前記板状部材に対して第2の回転中心で揺動可能に設けられたリンク部材を備え、
    前記第1の位置は、前記板状部材及び前記リンク部材が互いに屈曲して前記第2のシート積載部から上方を向いた位置であり、
    前記第2の位置は、前記板状部材及び前記リンク部材が、前記回転中心よりも前記シートの給送方向下流側で、前記第2のシート積載部の上面に平行な位置であり、
    前記切換部材を前記第2の位置から前記第1の位置に付勢する付勢部材を備える、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記切換部材は、弾性体により形成される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のシート積載部の前記シートの給送方向下流側に、前記第2のシート積載部の上面の同一面上に位置すると共に、前記第2のシート積載部から給送されたシートを案内する上側位置と、前記給送ローラの下降に伴って押し下げられる下側位置と、に切り換わり可能で、前記下側位置から前記上側位置に付勢される可動ガイドを備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1のシート積載部及び前記第2のシート積載部の前記シートの給送方向下流側に配置されると共に、接離可能で、接近時には、給送された前記シートを挟持し、前記シートが複数である場合に最上位の1枚を分離する分離ローラ及び分離パッドと、
    前記給送ローラにより給送された前記シートが通過する搬送路に突出する突出位置と、前記搬送路から退避する退避位置と、に切り換わり可能で、前記退避位置から前記突出位置に切り換わる際は前記シートの給送方向上流側に移動しながら前記搬送路に突出する戻し爪と、を備え、
    前記シートを給送する時は、前記分離ローラ及び前記分離パッドを接近させると共に、前記戻し爪を前記退避位置に切り換え、
    前記シートを給送した直後は、前記分離ローラ及び前記分離パッドを離隔させると共に、前記戻し爪を前記突出位置に切り換え、前記分離ローラ及び前記分離パッドに挟持されていた未給送の前記シートを前記戻し爪により給送方向上流側へ押し戻す、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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