JP2015020807A - エレベーター装置のシル間隙間の閉塞具、及びエレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置のシル間隙間の閉塞具、及びエレベーター装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エレベーター装置のかごの昇降時(戸閉時)に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シルとかごシルとの間の隙間を塞ぐことができる閉塞具を提供する。
【解決手段】エレベーター装置のかご床11に設けられ、各階床の床面に取付けられた乗場シルとかご床11に取付けられたかごシル12との間の隙間を閉塞するエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具において、かご床11から乗場シルに向かう方向へ突出する複数の凸部と、複数の凸部の間に形成される複数の凹部とを有する上部閉塞具14と、かご床11から乗場シルに向かう方向へ突出する複数の凸部と、複数の凸部の間に形成される複数の凹部とを有し、上部閉塞具14の下に重ねて配置される下部閉塞具15とを備える。上部閉塞具14と下部閉塞具15のうち少なくとも一方は、かごドアの開閉に応じてかごドアの開閉方向に移動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベーター装置の乗場シルとかごシルとの間の隙間を塞ぐ閉塞具と、エレベーター装置に関する。
従来のエレベーター装置では、各階床の床面に取付けられる乗場シルと、かご床に取付けられ乗場シルに向かい合うかごシルとの間に隙間が形成される。近年は、この隙間から物が落下するのやこの隙間に物が挟まるのを防止するため、この隙間を塞ぐ傾向にある。しかし、乗場シルとかごシルとの間の隙間を塞ぐと、かごが高速に昇降するエレベーター装置では、かごが各階床の乗場シルとすれ違うたびに風切り音を発し、大きな騒音になるという課題がある。この風切り音は、かごの昇降時に発生する乱気流によるものと考えられる。
特許文献1には、このような風切り音を低減可能なシル間隙間の閉塞具が開示されている。特許文献1に開示されたシル間閉塞具は、かごシル近傍に取付けられる固定部と、この固定部の上端部から乗場シルに向けて延設されるとともにその長尺方向に複数の切欠き部を有する閉塞部からなり、これらが略L字状に一体的に形成されている。
特開平11−43275号公報
特許文献1に開示されたシル間閉塞具では、乗場シルに向けて延設されている閉塞部が複数の切欠き部を有し、この切欠き部が乗場シルとかごシルとの間の隙間を形成する。従って、特にエレベーター装置の戸開時(乗客の乗降時)において、この隙間に物が挟まったり、この隙間から物が落下したりするおそれがある。そこで、かごの昇降時(戸閉時)に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シルとかごシルとの間の隙間を塞ぐことができる閉塞具が望まれている。
本発明は、エレベーター装置のかごの昇降時に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シルとかごシルとの間の隙間を塞ぐことができる閉塞具と、この閉塞具を備えるエレベーター装置を提供することを目的とする。
本発明によるエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具は、次のような特徴を備える。
エレベーター装置のかご床に設けられ、各階床の床面に取付けられた乗場シルと前記かご床に取付けられたかごシルとの間の隙間を閉塞するエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具において、前記かご床から前記乗場シルに向かう方向へ突出する複数の凸部と、複数の前記凸部の間に形成される複数の凹部とを有する上部閉塞具と、前記かご床から前記乗場シルに向かう方向へ突出する複数の凸部と、複数の前記凸部の間に形成される複数の凹部とを有し、前記上部閉塞具の下に重ねて配置される下部閉塞具とを備え、前記上部閉塞具と前記下部閉塞具のうち少なくとも一方は、前記かごドアの開閉に応じて前記かごドアの開閉方向に移動する。
本発明によるエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具とエレベーター装置は、かごの昇降時に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シルとかごシルとの間の隙間を塞ぐことができる。
エレベーター装置の全体の側面図である。 実施例1におけるかご床の側面図である。 実施例1によるシル間隙間の閉塞具を示す側面図である。 上部閉塞具と下部閉塞具の閉塞部を示す上面図である。 エレベーター装置の戸閉時の上部閉塞具と下部閉塞具を示す上面図である。 エレベーター装置の戸開時の上部閉塞具と下部閉塞具を示す上面図である。 実施例2によるシル間隙間の閉塞具を示す側面図である。 実施例3によるシル間隙間の閉塞具を示す側面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例によるエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具とエレベーター装置について説明する。
図1は、エレベーター装置の全体の側面図である。エレベーター装置1は、建屋2に設けられた昇降路3の内部を上下に昇降するかご4と、釣合おもり5と、かご4の昇降を案内するかご側ガイドレール9と、釣合おもり5の昇降を案内する釣合おもり側ガイドレール10とを備える。かご4は、乗場からかご4に向かって左右方向(図1において紙面に垂直方向)に開閉するかごドア17を備える。かご4と釣合おもり5とは、ロープ6により互いに連結される。昇降路3の上部には、シーブ7とプーリ8が設置され、ロープ6は、シーブ7とプーリ8に巻きつけられている。シーブ7が回転すると、ロープ6が駆動し、かご4はかご側ガイドレール9に沿って昇降し、釣合おもり5は釣合おもり側ガイドレール10に沿って昇降する。かご側ガイドレール9と釣合おもり側ガイドレール10は、互いに反対方向に昇降する。
かご4が停止する各階床の床面には、乗場シル16が取付けられる。かご4は、下部にかご床11を備え、かご床11には、かごシル12(後述する図2を参照)が取付けられる。かご4が各階床に停止すると、乗場シル16とかごシル12は向かい合い、乗場シル16とかごシル12との間には隙間が形成される。
本発明によるシル間隙間の閉塞具は、戸開時にこの隙間を塞ぐとともに、かご4の昇降時(戸閉時)には、かご4が各階床の乗場シル16とすれ違うたびに発生する風切り音を低減することができる。
図2は、かご床11の側面図であり、本実施例によるシル間隙間の閉塞具を示す図である。かご床11には、上部にかごシル12が、下方にエプロン13が取付けられる。
本実施例によるシル間隙間の閉塞具は、上部閉塞具14と下部閉塞具15とから構成され、かごシル12の下方のかご床11に設けられる。下部閉塞具15は、上部閉塞具14の下に重ねて配置され、上部閉塞具14に沿ってかごドア17の開閉方向に移動可能である。かご床11の内部の空間には、アクチュエータなどの駆動装置20が設置され、駆動装置20は、下部閉塞具15を移動させる。
図3は、本実施例によるシル間隙間の閉塞具を示す側面図であり、かご床11の側面に設けられた閉塞具(上部閉塞具14と下部閉塞具15)を示す図である。かご床11は、かごドア17の開閉方向(図3において紙面に垂直方向)に延伸する溝18を有する。
上部閉塞具14は、かご4が各階床に停止しているときにかご床11から乗場シル16に向かう方向へ突出する閉塞部14aと、上部閉塞具14をかご床11に固定する固定部14bとを備える。閉塞部14aは、乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐための部材なので、この隙間の距離だけ、かご床11から乗場シル16に向かう方向へ突出する。
下部閉塞具15は、閉塞部15aと移動案内部15bとを備える。
下部閉塞具15の閉塞部15aは、かご4が各階床に停止しているときにかご床11から乗場シル16に向かう方向へ突出し、上部閉塞具14の閉塞部14aの下に重なる。閉塞部15aは、上部閉塞具14の閉塞部14aと同様に、乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐための部材なので、この隙間の距離だけ、かご床11から乗場シル16に向かう方向へ突出する。
下部閉塞具15の移動案内部15bは、上部閉塞具14の固定部14bに沿って設けられ、かご床11の内部に向かって突出する突出部を有し、駆動装置20に接続される。この突出部は、かご床11に設けられた溝18の中に突出し、下部閉塞具15を支持し、下部閉塞具15がかごドア17の開閉方向に移動するときに下部閉塞具15を案内する。
下部閉塞具15は、駆動装置20に駆動されると、上部閉塞具14に沿ってかごドア17の開閉方向に移動する。上部閉塞具14と下部閉塞具15は、小さな隙間を設けて互いに重ねて配置してもよいし、互いに接触させて配置してもよい。隙間を設けて互いに重ねる場合は、隙間から空気が漏れないように、隙間をなるべく小さくする方がよい。互いに接触させる場合は、上部閉塞具14と下部閉塞具15との摩擦を小さくするために、上部閉塞具14と下部閉塞具15との接触面に潤滑剤を塗ったり、上部閉塞具14と下部閉塞具15とを摩擦係数の小さい材料を用いて形成したりすることができる。
図4は、上部閉塞具14の閉塞部14aと下部閉塞具15の閉塞部15aを示す上面図である。上部閉塞具14の閉塞部14aと下部閉塞具15の閉塞部15aは、同じ形状である。
閉塞部14a、15aは、かご4が各階床に停止しているときにかご床11から乗場シル16に向かって突出し、乗場シル16に対向する側に、複数の凹部14c、15cと凸部14d、15dをそれぞれ有する。複数の凹部14c、15cは、複数の凸部14d、15dの間に形成される。すなわち、凹部14c、15cと凸部14d、15dは、かごドア17の開閉方向(図4において上下方向)に沿って交互に並んで設けられる。
凹部14c、15cと凸部14d、15dは、幅(かごドア17の開閉方向の長さ)が互いに等しい。凸部14d、15dは、乗場シル16とかごシル12との間の隙間の距離だけ、かごシル12から乗場シル16側に向かって突出する。凹部14c、15cは、乗場シル16側からかご床11からに向かって凹む。凸部14dと凸部15dの突出長さは、互いに等しく、凹部14cと凹部15cの凹み長さは、互いに等しい。また、凹部14c、15cの凹み長さは、凸部14d、15dの突出長さと等しい。すなわち、凹部14c、凹部15c、凸部14d、及び凸部15dは、幅と長さが互いに等しい。
下部閉塞具15は、駆動装置20により、凹部15cの幅だけ、かごドア17の開閉方向に移動する。下部閉塞具15が移動すると、下部閉塞具15の閉塞部15aの凹部15cは、上部閉塞具14の閉塞部14aの凹部14cと重なったり、閉塞部14aの凸部14dと重なったりし、下部閉塞具15の閉塞部15aの凸部15dは、上部閉塞具14の閉塞部14aの凸部14dと重なったり、閉塞部14aの凹部14cと重なったりする。
図5は、エレベーター装置1の戸閉時、すなわち、かごドア17が閉じてかご4が昇降しているときの上部閉塞具14と下部閉塞具15を示す上面図である。
エレベーター装置1の機械室の制御盤は、かごドア17を閉じると、かごドア17が閉まったことを示す信号を駆動装置20に送信する。駆動装置20は、この信号を受信したら、下部閉塞具15を、凹部15cの幅だけ、かごドア17の開閉方向の一方向に移動させ、下部閉塞具15の閉塞部15aの凹部15cを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凹部14cと重ね、下部閉塞具15の閉塞部15aの凸部15dを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凸部14dと重ねる。
このように下部閉塞具15を移動させることにより、かごドア17が閉じてかご4が昇降しているときには、上部閉塞具14と下部閉塞具15の複数の凹部14c、15cから、かご4の昇降時に発生する乱気流を逃がすことができ、風切り音を低減することができる。
図6は、エレベーター装置1の戸開時、すなわち、かご4が各階床に停止してかごドア17が開いているときの上部閉塞具14と下部閉塞具15を示す上面図である。
エレベーター装置1の機械室の制御盤は、かごドア17を開くときに、かごドア17を開くことを示す信号を駆動装置20に送信する。駆動装置20は、この信号を受信したら、下部閉塞具15を、凹部15cの幅だけ、かごドア17の開閉方向の他方向(戸閉時の移動方向とは逆方向)に移動させ、下部閉塞具15の閉塞部15aの凹部15cを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凸部14dと重ね、下部閉塞具15の閉塞部15aの凸部15dを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凹部14cと重ねる。凹部14c、15cと凸部14d、15dは、幅と長さが互いに等しいので、凸部14dと凹部15c、及び凹部14cと凸部15dは、図6に示すように、上方から見ると隙間なく重なることができる。
このように下部閉塞具15を移動させることにより、かご4が各階床に停止してかごドア17が開いているときには、上部閉塞具14と下部閉塞具15の閉塞部14a、15bにより、乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐことができる。
以上説明したように、本実施例によるシル間隙間の閉塞具は、かごドア17の開閉に応じて下部閉塞具15が移動することで、かご4の昇降時(戸閉時)に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐことができる。
実施例1によるシル間隙間の閉塞具では、下部閉塞具15が、駆動装置20によりかごドア17の開閉方向に移動した。実施例2では、上部閉塞具14がかごドア17の開閉方向に移動するシル間隙間の閉塞具について説明する。以下では、実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
図7は、本実施例によるシル間隙間の閉塞具を示す側面図であり、かご床11の側面に設けられた閉塞具(上部閉塞具14と下部閉塞具15)を示す図である。図7において、図3と同一の符号は、図3と同一または共通する要素を示す。かご床11は、かごドア17の開閉方向(図7において紙面に垂直方向)に延伸する溝18を有する。
上部閉塞具14は、閉塞部14aと移動案内部14eとを備える。
上部閉塞具14の閉塞部14aは、実施例1で述べたように、かご4が各階床に停止しているときにかご床11から乗場シル16に向かって突出する。閉塞部14aは、乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐための部材なので、この隙間の距離だけ、かご床11から乗場シル16に向かって突出する。
上部閉塞具14の移動案内部14eは、かご床11の側面に沿って設けられ、かご床11の内部に向かって突出する突出部を有し、駆動装置20に接続される。この突出部は、かご床11に設けられた溝18の中に突出し、上部閉塞具14を支持し、上部閉塞具14がかごドア17の開閉方向に移動するときに上部閉塞具14を案内する。
下部閉塞具15は、かご4が各階床に停止しているときにかご床11から乗場シル16に向かって突出する閉塞部15aと、下部閉塞具15をかご床11に固定する固定部15eとを備える。閉塞部15aは、乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐための部材なので、この隙間の距離だけ、かごシル12から乗場シル16に向かって突出し、上部閉塞具14の閉塞部14aの下に重なる。固定部15eは、上部閉塞具14の移動案内部14eに沿って設けられる。
上部閉塞具14は、実施例1の下部閉塞具15と同様に、駆動装置20に駆動されると、下部閉塞具15とかご床11に沿って、凹部14cの幅だけ、かごドア17の開閉方向に移動する。
本実施例によるシル間隙間の閉塞具は、かごドア17の開閉に応じて上部閉塞具14が移動することで、実施例1によるシル間隙間の閉塞具と同様に、かご4の昇降時(戸閉時)に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐことができる。
実施例3では、上部閉塞具14と下部閉塞具15がかごドア17の開閉方向に移動するシル間隙間の閉塞具について説明する。以下では、実施例1、2と異なる部分についてのみ説明する。
図8は、本実施例によるシル間隙間の閉塞具を示す側面図であり、かご床11の側面に設けられた閉塞具(上部閉塞具14と下部閉塞具15)を示す図である。図8において、図3、7と同一の符号は、図3、7と同一または共通する要素を示す。かご床11は、かごドア17の開閉方向(図8において紙面に垂直方向)に延伸する溝18を2つ有する。
上部閉塞具14は、閉塞部14aと移動案内部14eとを備える。閉塞部14aと移動案内部14eは、実施例2と同じ構成なので、説明を省略する。
下部閉塞具15は、閉塞部15aと移動案内部15bとを備える。閉塞部15aと移動案内部15bは、実施例1と同じ構成なので、説明を省略する。
上部閉塞具14と下部閉塞具15は、ともに、かごドア17の開閉に応じて駆動装置20に駆動されると、かごドア17の開閉方向に移動する。ただし、上部閉塞具14と下部閉塞具15は、移動方向が互いに反対であり、移動距離がともに凹部15cの幅の半分(すなわち、実施例1、2での上部閉塞具14と下部閉塞具15の移動距離の半分)とする。
このようにすると、かごドア17が閉じると、下部閉塞具15の閉塞部15aの凹部15cを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凹部14cと重ね、下部閉塞具15の閉塞部15aの凸部15dを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凸部14dと重ねることができる。さらに、かごドア17が開くと、下部閉塞具15の閉塞部15aの凹部15cを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凸部14dと重ね、下部閉塞具15の閉塞部15aの凸部15dを、上部閉塞具14の閉塞部14aの凹部14cと重ねることができる。
以上説明したようにして、本実施例によるシル間隙間の閉塞具は、かごドア17の開閉に応じて上部閉塞具14と下部閉塞具15が移動することで、実施例1、2によるシル間隙間の閉塞具と同様に、かご4の昇降時(戸閉時)に風切り音を低減できるとともに、戸開時に乗場シル16とかごシル12との間の隙間を塞ぐことができる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記の実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。
また、各図面において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを記載しており、必ずしも製品として必要な全ての制御線や情報線を記載しているとは限らない。
1…エレベーター装置、2…建屋、3…昇降路、4…かご、5…釣合おもり、6…ロープ、7…シーブ、8…プーリ、9…かご側ガイドレール、10…釣合おもり側ガイドレール、11…かご床、12…かごシル、13…エプロン、14…上部閉塞具、14a…閉塞部、14b…固定部、14c…凹部、14d…凸部、14e…移動案内部、15…下部閉塞具、15a…閉塞部、15b…移動案内部、15c…凹部、15d…凸部、15e…固定部、16…乗場シル、17…かごドア、18…溝、20…駆動装置。

Claims (5)

  1. エレベーター装置のかご床に設けられ、各階床の床面に取付けられた乗場シルと前記かご床に取付けられたかごシルとの間の隙間を閉塞するエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具において、
    前記かご床から前記乗場シルに向かう方向へ突出する複数の凸部と、複数の前記凸部の間に形成される複数の凹部とを有する上部閉塞具と、
    前記かご床から前記乗場シルに向かう方向へ突出する複数の凸部と、複数の前記凸部の間に形成される複数の凹部とを有し、前記上部閉塞具の下に重ねて配置される下部閉塞具とを備え、
    前記上部閉塞具と前記下部閉塞具のうち少なくとも一方は、前記かごドアの開閉に応じて前記かごドアの開閉方向に移動する、
    ことを特徴とするエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具において、
    前記かごドアが開くと、前記上部閉塞具と前記下部閉塞具のうち少なくとも一方が前記かごドアの開閉方向に移動し、前記上部閉塞具の前記凸部は、前記下部閉塞具の前記凹部と重なり、前記上部閉塞具の前記凹部は、前記下部閉塞具の前記凸部と重なるエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具。
  3. 請求項1に記載のエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具において、
    前記かごドアが閉じると、前記上部閉塞具と前記下部閉塞具のうち少なくとも一方が前記かごドアの開閉方向に移動し、前記上部閉塞具の前記凸部は、前記下部閉塞具の前記凸部と重なり、前記上部閉塞具の前記凹部は、前記下部閉塞具の前記凹部と重なるエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具。
  4. 請求項1に記載のエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具において、
    前記上部閉塞具の前記凸部は、前記上部閉塞具の前記凹部、前記下部閉塞具の前記凸部、及び前記下部閉塞具の前記凹部と、幅が等しく、
    前記上部閉塞具の前記凸部は、前記下部閉塞具の前記凸部と突出長さが等しいエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のエレベーター装置のシル間隙間の閉塞具を備えることを特徴とするエレベーター装置。
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