JP2015020557A - シートシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本シートシステムは、複数のシートが横に並ぶように連結されたシートユニットが複数縦に並ぶように配置されている。そして、所定の動作信号により、シートユニット内の全シートの動作が共に行われる。次に、シートユニット内の全シートの動作が完了したときに、次列のシートユニットへ動作信号を送信する。このように、一度、スイッチを入れれば、シートシステムの全シートを所定状態により簡便に移行できる。また、シートユニット内の全シートの動作が完了したときに、次列のシートユニットへ動作信号を送信して、この次列のシートユニット内のシートの動作が開始する。すなわち、複数のシートユニットが同時に動作しないので、電流制限値内での動作を担保できる。
【選択図】図6
Description
ところで、電車では、終点に着いた後、方向転換する際に、シートの向きを前後反転させる場合がある。この場合に清掃担当者は、個々のシート毎に、クッション部、オットマン部及びバック部を動作させ、反転用のペダルを露出した状態にしている。これらの動作は、モータ駆動により行われているが、負荷によっては、電流制限値をオーバーするおそれがある。
また、各シートを反転可能な状態とするために、清掃担当者が各シートに設置されたスイッチを個々に押している。よって、清掃担当者は、スイッチを複数回、押す必要があった。このように、清掃担当者の清掃作業は煩雑であった。
複数のシートが横に並ぶように連結されたシートユニットが、複数縦に並ぶように配置されており、
所定の動作信号により、第n番目(nは自然数)の列のシートユニット内の全シートの動作が共に行われるとともに、
前記シートユニット内の全シートの動作が完了したときに、第(n+1)番目の列のシートユニットへ動作信号を送信することを特徴とするシートシステムである。
このシートシステムでは、一度、スイッチを入れれば、シートシステムの全シートを、所定状態により簡便に移行できる。よって、清掃担当者の作業が省力化される。また、第n番目の列のシートユニット内の全シートの動作が完了したときに、第(n+1)番目の列のシートユニットへ動作信号を送信して、第(n+1)番目の列のシートユニット内のシートの動作が開始する。すなわち、複数のシートユニットが同時に動作しないから、電流制限値内での動作を担保できる。
本実施形態に係るシートシステム(1)は、複数のシート(2)が横に並ぶように連結されたシートユニット(1A)が、複数縦に並ぶように配置されている。そして、所定の動作信号により、第n番目(nは自然数)の列のシートユニット(1A)内の全シート(2)の動作が共に行われるとともに、シートユニット(1A)内の全シート(2)の動作が完了したときに、第(n+1)番目の列のシートユニット(1A)へ動作信号を送信することを特徴とする。
各シート(2)は、可動部を電動で動作させることが可能とされている。各シート(2)の可動部としては、例えば、座部となるクッション部(4)、クッション部(4)の前端側に連なり足のせとなるオットマン部(5)、クッション部(4)の後端側に連なり背もたれとなるバック部(6)が挙げられる。
本実施例に係るシートシステム1は、図1及び図2に示すように、複数(図中2つ)のシート2が横(左右)方向D1に並ぶように連結されたシートユニット1Aを備えている。このシートユニット1Aは、縦(前後)方向D2に複数設けられている。各シートユニット1Aは、電車の進行方向に応じて向きを変更可能とさている。なお、本実施例では、上記シートユニット1Aは、縦方向D2に6列設けられているものとする。
また、本実施例では、図1に示すように、単一のシート2からなる単独シートも縦方向D2に沿って複数備えられており、それぞれ、電車の進行方向に応じて向きを変更可能とされている。
また、シートユニット1Aの2つのシート2は、相互に信号の送受信が可能なように電線19により、互いに接続されている。
また、2つのシート2のうち、右側のシート2に装備された制御装置12は、自己の動作が終了し、かつ、隣のシート2、すなわち左側のシート2の制御装置12から動作終了信号を受信したときは、次の列(第2番目の列)のシートユニット1Aに電線17を介して動作開始信号を送信するようになっている。
第2番目の列以降のシートユニット1Aは、それぞれその前の列のシートユニット1Aに電線17を介して接続されている。これらの電線17は、第1番目の列と第2番目の列のシートユニット1Aを接続する電線17と同様に、シートユニット1A内で二股に分岐しており、分岐線はシートユニット1A内の2つのシート2にそれぞれ接続されている。
また、2つのシート2が相互に信号の送受信が可能なように、電線19により、互いに接続されている点も同様である。
そして、2つのシート2のうち、右側のシート2に装備された制御装置12は、自己の動作が終了し、かつ、隣のシート2、すなわち左のシート2の制御装置12から動作終了信号を受信したときは、さらに次の列のシートユニット1Aに電線17を介して動作開始信号を送信するようになっている。
次に、上記構成のシートシステム1の作用について説明する。図5に示すように、第1番目の列のシートユニット1Aでは、まず、ステップS100において、動作開始スイッチ(一括操作スイッチ15)がオンされたか否かを判定する。この判定条件が満たされると、ステップS110において、第1番目の列のシートユニット1Aの各シート2の各可動部を所定位置まで動作させる。本実施例の場合には、第1番目の列のシートユニット1Aの左右のシート2の各モータM1〜M3を駆動してクッション部4、オットマン部5及びバック部6を動作させ、反転用のペダルが露出した状態にする。
以上より、本実施例のシートシステム1では、一度、動作開始スイッチを入れれば、シートシステム1の全シート2を、所定状態により簡便に移行できる。よって、清掃担当者の作業が省力化される。また、第n番目の列のシートユニット1A内の全シート2の動作が完了したときに、第(n+1)番目の列のシートユニット1Aへ動作信号を送信して、第(n+1)番目の列のシートユニット1A内のシート2の動作が開始する。すなわち、複数のシートユニット1Aが同時に動作しないから、電流制限値内での動作を担保できる。
また、シートユニット1Aから、次列のシートユニット1Aへ動作開始信号を出力する際、電線17は、シートユニット1A内で二股に分岐しており、分岐線はシートユニット1A内の2つのシート2にそれぞれ接続されている。よって、車両を通る電線回路数を削減することができる。
また、一括操作スイッチ15の種類も特に限定されず、例えば、メンブレン式、タッチ式、プッシュ式、ロータリ式、スライド式、押しボタン式スイッチ等であってもよい。
Claims (1)
- 複数のシートが横に並ぶように連結されたシートユニットが、複数縦に並ぶように配置されており、
所定の動作信号により、第n番目(nは自然数)の列のシートユニット内の全シートの動作が共に行われるとともに、
前記シートユニット内の全シートの動作が完了したときに、第(n+1)番目の列のシートユニットへ動作信号を送信することを特徴とするシートシステム。
Priority Applications (1)
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JP2013149651A JP6230045B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | シートシステム |
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JP2013149651A JP6230045B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | シートシステム |
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Family Applications (1)
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JP2013149651A Active JP6230045B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | シートシステム |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-07-18 JP JP2013149651A patent/JP6230045B2/ja active Active
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JP6230045B2 (ja) | 2017-11-15 |
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