JP2015018870A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエハ状態の複数の第1の半導体チップ上への複数の第2の半導体チップの搭載の効率化を実現する。【解決手段】半導体装置の製造方法は、一面に複数の第1のバンプ電極が形成された複数の第1の半導体チップを有する第1の半導体ウエハを準備する工程と、一面に複数の第2のバンプ電極が形成された複数の第2の半導体チップを有し、他面を支持基板に保持された第2の半導体ウエハを準備する工程と、支持基板に保持された第2の半導体ウエハを一面側から切断し、複数の第2の半導体チップ毎に分離する工程と、分離する工程後、支持基板に保持された複数の第2の半導体チップを第1の半導体ウエハ上に一括して積層し、複数の第2のバンプ電極を、対応する複数の第1のバンプ電極にそれぞれ電気的に接続する工程と、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、複数の半導体チップが積層される半導体装置の製造方法に関する。
関連する半導体装置の製造方法として、チップオンウエハ(CoW)と呼ばれる技術がある。これは、半導体チップとなる部分が複数並んで形成された半導体基板を用意し、その一面上に他の半導体チップを順次積層する、というものである。ここで、他の半導体チップの積層は、半導体基板に形成された半導体チップとなる部分毎に行なわれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−209449号公報
関連する半導体装置の製造方法では、半導体基板上への他の半導体チップの積層が、半導体基板に形成された半導体チップとなる部分毎、即ち一チップ毎に行われる。このため、関連する半導体装置の製造方法には、工程数が多く処理時間が長いという問題点がある。
また、半導体基板に形成された半導体チップとなる部分と他の半導体チップの相互固定に、他の半導体チップに形成された樹脂接着層(NCF:Non-Conductive Film)を利用する場合、溶融した樹脂接着層が未だ他の半導体チップが搭載されていない隣接する半導体チップとなる部分の表面を覆い、その後の隣接する半導体チップとなる部分への他の半導体チップの積層が困難又は不可能になる、という問題点もある。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、一面に複数の第1のバンプ電極が形成された複数の第1の半導体チップを有する第1の半導体ウエハを準備する工程と、一面に複数の第2のバンプ電極が形成された複数の第2の半導体チップを有し、前記一面に対向する他面を支持基板に保持された第2の半導体ウエハを準備する工程と、前記支持基板に保持された前記第2の半導体ウエハを前記一面の側から切断し、前記複数の第2の半導体チップ毎に分離する工程と、前記分離する工程後、前記支持基板に保持された前記複数の第2の半導体チップを前記第1の半導体ウエハ上に一括して積層し、前記複数の第2のバンプ電極を、対応する前記複数の第1のバンプ電極にそれぞれ電気的に接続する工程と、を含むことを特徴とする。
複数の第1の半導体チップを有する第1の半導体ウエハに対して、支持基板に保持された複数の半導体チップを一括で搭載するようにしたことで、製造工程を効率化できる。
本発明が適用される半導体装置の一例の概略構成を示す断面図である。 図1の半導体装置に含まれる半導体チップの一部分の拡大断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。 (a)〜(c)は、図3(d)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、図4(c)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、図5(a)〜(d)に示す工程の変形例を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、図5(d)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(e)は、図7(d)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、図9(c)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 (a)〜(c)は、図12(c)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、図13(c)に続く工程を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、図14(d)に続く工程を説明するための断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る半導体装置について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される半導体装置の一例を示す断面図である。図示の半導体装置10は、配線基板100と、配線基板100の一面上に搭載されたチップ積層体110と、チップ積層体110を配線基板100の一面上に封止する封止樹脂120と、配線基板100の他面側に搭載されたはんだボール130とを含む。
配線基板100とチップ積層体110との間には樹脂部材140、例えばNCP(Non-Conductive Paste)が充填されている。また、チップ積層体110における半導体チップ111〜114間にもそれぞれ樹脂部材150、例えばNCF(Non-Conductive Film)が充填されている。
配線基板100は、絶縁基材101と、その一面側及び他面側をそれぞれ覆う絶縁膜(ソルダーレジスト)102a,102bを有している。また、配線基板100は、一面側の絶縁膜102aに形成された複数の開口内に露出する複数の接続パッド103と、複数の接続パッド103上にそれぞれ形成された複数のスタッドバンプ104とを有している。さらに、配線基板100は、他面側の絶縁膜102bに形成された複数の開口内に露出する複数のランド105を有している。複数のランド105はそれぞれ接続パッド103に対応しており、各ランド105には、はんだボール130が搭載されている。絶縁基材101は、例えばガラスエポキシ基板であり、その両面には所定の配線が形成され、接続パッド103と対応するランド105との間をそれぞれ電気的に接続している。
チップ積層体110は、複数(ここでは4個)の半導体チップ111〜114を含む。半導体装置10がDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体記憶装置である場合、4個の半導体チップ111〜114は例えばメモリチップであり、下段の半導体チップ114を介して配線基板100に搭載される。または上段側の3個の半導体チップ111〜113を例えばメモリチップ、下段の半導体チップ114をこれらのメモリチップを制御する例えばロジックチップとし、複数のメモリチップがロジックチップを介して配線基板100に搭載されるように構成しても良い。以下では、半導体装置10が半導体記憶装置であるとして説明を続けるが、本発明は半導体記憶装置に限らず、複数の半導体チップを積層したチップ積層体を含むあらゆる半導体装置に適用可能である。その場合において、積層される半導体チップは、同一の回路構成を有するものでも、異なる回路構成を有するものでもよい。また、半導体チップの積層数は4層に限らず、2層以上であればよい。
チップ積層体110に含まれる半導体チップ111〜114のうち最上段の半導体チップ111を除く半導体チップ112〜114は、共通の電極構成を有している。以下、半導体チップ112〜114の電極構成について、図2を参照して説明する。
図2は、チップ積層体110の中間段に位置する半導体チップ112(又は113)の一部を拡大した図である。但し、図1に示す状態とは、上下が逆になっている。
図2に示すように、半導体チップ112は、シリコン基板201を有している。シリコン基板201の一面側には、メモリ回路が形成された回路形成層202が設けられている。さらに、シリコン基板201の一面側には、回路形成層202に形成されたメモリ回路に電気的に接続される複数の電極パッド203が所定の配置で形成されている。シリコン基板201の一面側には、回路形成層202を保護するために絶縁膜204が形成さており、電極パッド203は、絶縁膜204に形成された開口部内に露出する。
電極パッド203上には、それぞれ表面バンプ205が突出形成されている。表面バンプ205は、シード膜206、柱状体207及びメッキ層208を含む。シード膜206及び柱状体207は例えばCuからなる。またメッキ層208は、例えばCu拡散防止用のNiメッキ層209と酸化防止用のAuメッキ層210からなる。
また、シリコン基板201には、電極パッド203に対応する位置に貫通孔が形成されており、この貫通孔にシード膜211を介してCu等の導体を充填することにより貫通電極212が形成されている。また、シリコン基板201には、貫通電極212の周囲を囲むように、絶縁リング213が形成されている。
シリコン基板201の他面側には、貫通電極212にそれぞれ接続される裏面バンプ214が突出形成されている。裏面バンプ214は、貫通電極212の形成と同時に形成することができる。裏面バンプ214は、貫通電極212を介して対応する表面バンプ205に電気的に接続されている。
裏面バンプ214の先端面には、Sn/Agはんだメッキ層215が形成されている。Sn/Agはんだメッキ層215は、形成後にリフロー処理することで、はんだ層を一旦溶融させてその形状を半球状としている。なお、裏面バンプ214とSn/Agはんだメッキ層215の両者を総称して裏面バンプと呼ぶことがある。同様に、表面バンプ205の端面にSn/Agはんだメッキ層が設けられている場合にも、両者を総称して表面バンプと呼ぶことがある。
半導体チップ112の下段に位置する半導体チップ113は、半導体チップ112と同様に構成される。また、半導体チップ113の下段に位置する半導体チップ114は、回路構成を除いて半導体チップ112と同様に構成される。また、半導体チップ114については、配線基板100への接続を考慮して、表面バンプ205の先端面にもSn/Agはんだメッキ層が形成される。
次に、最上段に位置する半導体チップ111の構成について説明する。半導体チップ111の基本構成は、図2に示す半導体チップ112と同様である。しかし、半導体チップ111は、貫通電極212及び裏面バンプ214が形成されていない点で半導体チップ112と異なっている。
また、半導体チップ112に比べて、上段の半導体チップ111は厚みが厚く構成されている。これは、製造途中においてチップ積層体110に生じる応力を、半導体チップ111で受けて各半導体チップ111〜114に生じ得るクラックの発生を抑制するためである。半導体チップ111の厚みは、例えば、半導体チップ112の厚みが50μmのとき、100μmに設定される。
半導体チップ111の作製は、半導体チップ112の作製プロセスにおける貫通電極212及び裏面バンプ214の形成工程を省略することにより実現できる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について図3乃至図8を参照して説明する。
まず、半導体チップ111〜114となる部分がそれぞれ複数配列形成された4枚の半導体ウエハを用意する。各半導体ウエハへの回路形成は、公知の方法を用いて行うことができる。
図3(a)に、回路形成工程を終えた半導体ウエハの一例を示す。半導体チップ111〜114となる部分が形成された半導体ウエハは全て、図3(a)に示す半導体ウエハ300と同様の構成(回路構成を除く)を持つ。
図示の半導体ウエハ300は、シリコン基板301を有している。シリコン基板301には、複数の半導体チップとなる部分(以下、単に半導体チップということがある)302が形成されている。半導体ウエハ300は、後にダイシングライン303に沿って切断され、複数の半導体チップに分割される。
シリコン基板301の一面側には、半導体チップとなる部分302の各々に対応して、所定の回路が形成される回路形成層304が設けられている。所定の回路は、例えば、メモリ回路やロジック回路である。また、シリコン基板301の一面側には、回路形成層304の各回路に電気的に接続される複数の電極パッドが形成されており、それらの上にはそれぞれ表面バンプ305が設けられている。
用意した複数の半導体ウエハのうち、上段の半導体チップ111が形成された半導体ウエハ300aは、チップ積層体110を作製する際のベースとなる。このベースとなる半導体ウエハ300a上に、他の半導体チップ112〜114が順に積層される。この半導体チップ112〜114の積層は、これら半導体チップ112〜114がそれぞれ形成された半導体ウエハ300b〜dを単位として行なわれる。以下では、ベースとなる半導体ウエハ及びそれを含む積層体を第1の半導体ウエハと称することがある。また、第1の半導体ウエハに搭載される半導体チップ群及びそれらのチップ群の元となる半導体ウエハをともに第2の半導体ウエハと称することがある。さらに、第1の半導体ウエハにおける最上層の半導体チップを第1の半導体チップと称し、第2の半導体ウエハに含まれる半導体チップを第2の半導体チップと称することがある。ここでは、チップ積層体110の最上段に位置する半導体チップ111が形成された半導体ウエハ300aが、最初に第1の半導体ウエハとなる。また、他の半導体ウエハ300b〜dは、第1の半導体ウエハに積層される以前において、それぞれ第2の半導体ウエハとなる。
次に、チップ積層体110を作製する準備として、用意した複数の半導体ウエハのうち、第1の半導体ウエハである半導体ウエハ300aに対して、ウエハプローブ検査等の電気試験を実施する。これにより、半導体ウエハ300aから切り出される半導体チップ111の良否認定を行ない、半導体ウエハ300aにおける不良チップ(図5の111a)の位置を特定する。この不良チップ位置情報は、他の半導体ウエハ300b〜dの加工工程において利用される。なお、他の半導体ウエハ300b〜dについてもそれぞれ電気試験を実施するようにしてもよい。
また、チップ積層体110を作成する準備として、他の半導体ウエハ300b〜dの加工を行なう。以下、他の半導体ウエハ300b〜dの加工工程について説明する。
まず、図3(b)に示すように、第2の半導体ウエハとなる半導体ウエハ300bをサポート基板310、例えば透明なガラス基板、に仮接着層320を介して搭載し保持させる。このとき、半導体ウエハ300bの一面側に形成された表面バンプ305は仮接着層320に埋め込まれるように配置される。
仮接着層320としては、特定のエネルギーの供給、例えばレーザ光やUV光の照射、或いは所定温度以上への加熱等により気化、発泡、或いは接着力低下を生じる接着材を用いることができる。このような接着剤として、「Light-To-Heat-Conversion (LTHC) Release Coating」(住友スリーエム株式会社製)のように、レーザ光の照射により気化するものや、所望の特性が得られるようにエポキシ系樹脂を配合した環状オレフィン系樹脂材料等からなり、所定温度以上に加熱することで気化するものがある。サポート基板310は、特定のエネルギーを通過させることができる材質で構成される。
次に、サポート基板310に保持させた半導体ウエハ300bの他面側を、ウエハBG(Back Grind)装置を用いて所定の厚み分だけ研削し、半導体ウエハ300bを薄厚化する。
次に、リソグラフィ及びドライエッチング技術を用い、薄厚化された半導体ウエハ300bに複数の貫通孔を形成する。これらの貫通孔は、半導体ウエハ300bの一面側に形成された表面バンプ305に対応する位置に形成される。
次に、貫通孔の内表面を覆うようにシード膜を形成する。続いて、形成されたシード膜を利用する電気メッキ法により、貫通孔内にCu等の導体を充填し、図3(c)に示すように貫通電極306と裏面バンプ307とを形成する。
次に、不図示のダイシング装置のダイシングブレードを用い、半導体ウエハ300bをダイシングライン303に沿って切断する。こうして、半導体ウエハ300bは、図3(d)に示すように、複数の半導体チップ112に個片化される。このとき、複数の半導体チップ112は、サポート基板310に保持されたままの状態を維持する。
次に、第1の半導体ウエハである半導体ウエハ300aに関して予め求めておいた不良チップ位置情報に基づいて、それに対応する位置にある半導体チップ112aをサポート基板310から取り外す。この取り外しは、以下のように行なう。
まず、図4(a)に示すように、マスク部材400をサポート基板310側に配置し、マスク部材400の開口401が不良チップ位置情報が示す位置にある半導体チップ112aと重なるように位置合わせする。そして、開口401及びサポート基板310を通じて、特定エネルギー410を仮接着層320の一部に選択的に照射する。特定エネルギー410は、仮接着層320を気化あるいは発泡させる等して、その接着力を低下させまたは無にするレーザ光等の光や熱である。
仮接着層320の特定のエネルギー410が照射された部分は、気化あるいは発泡し、その接着力が低下する。この状態で、コレット420を用いて半導体チップ112aを吸引保持する。そして、図4(b)に示すように、不良チップ位置情報が示す位置にある半導体チップ112aをサポート基板310から取り外す。なお、不良チップ位置情報が示す位置の半導体チップ112aを除去する際に、半導体ウエハ300bの枠部(半導体チップ112以外の部分)を同時に除去するようにしてもよい。
以上のようにして、半導体ウエハ300bの加工が終了する。こうして、図4(c)に示すように、ベースとなる半導体ウエハ300aの不良チップに対応する位置にチップ除去部430が形成された第2の半導体ウエハが準備される。
他の半導体ウエハ300c、330dについても、半導体ウエハ300bと同様に加工される。
次に、図5(a)に示すように、サポート基板310に保持された第2の半導体ウエハとしての半導体ウエハ300bを、ベースとなる半導体ウエハ300a上に積層する。この積層には、フリップチップボンディング装置を用いることができる。複数の半導体チップ112が一括して複数の半導体チップ111に積層され、半導体チップ112の裏面バンプ307は対応する半導体チップ111の表面バンプ305にそれぞれ接合される。このとき、半導体ウエハ300aの不良チップ111a上に、第2の半導体ウエハのチップ除去部430が位置する。
次に、図5(b)に示すように、サポート基板310側にマスク部材500を配置する。マスク部材500の開口501が複数の半導体チップ112に重なるように、マスク部材500を配置する。それから、開口501及びサポート基板310を通じて特定のエネルギー510を仮接着層320の一部に選択的に照射する。仮接着層320を気化あるいは発泡させてその接着力を低下又は無にした状態で、サポート基板310を除去する。
以上により、図5(c)に示すような複数の半導体チップ111上にそれぞれ半導体チップ112が積層・搭載された積層体が得られる。この積層体は、新たな第1の半導体ウエハを構成する。
この後、新たな第1の半導体ウエハに対して、半導体ウエハ300c及び300dを順に第2の半導体ウエハとして用い、それぞれ上記と同様の工程を繰り返す。これにより、図5(d)に示すように、半導体チップ113及び114が積層された新たな積層体を形成する。なお、上記工程を繰り返すことにより、5層以上の半導体チップを積層することも可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、複数の第2の半導体チップをサポート基板310に保持させたまま、第1の半導体ウエハの複数の第1の半導体チップ上に一括して搭載するようにしたことで、1チップずつ積層する場合に比べ、チップ積層工程の処理効率を向上できる。また、処理効率の向上により、チップ積層工程の低コスト化を実現できる。
また、第2の半導体ウエハをサポート基板に保持させた状態で切断し、分離された複数の第2半導体チップをサポート基板に保持させた状態を保つようにしたことで、ダイシング精度の影響を受けることなく、複数の第2の半導体チップを精度良く複数の第1の半導体チップ上にフリップチップ実装できる。そのため、半導体チップを個々に積層する場合のように、ダイシング精度に応じたマージンを第1の半導体ウエハ側に設ける必要がない。つまり、第1の半導体チップのサイズを第2の半導体チップよりも大きくする必要がなく、第1の半導体ウエハと第2の半導体ウエハに同一の回路(例えばメモリ回路)を形成する場合には、同一のマスクを用いて回路形成を行なうことができる。
さらに、第1の半導体ウエハの不良チップに対応する位置の第2の半導体チップを除去するようにしたことで、良品の第2の半導体チップを無駄にすることを回避できる。
また、第2の半導体チップを保持するためにダイシングテープを用いると、ダイシングテープを取り外す際に、貫通電極を有する薄い半導体チップに対して、ダイシングテープ側からブロックで突き上げる必要があり、半導体チップにクラックが生じる恐れがある。これに対し、本実施の形態では、特定のエネルギーを照射することによりその接着力を低下又は無にできる仮接着層を用いて第2の半導体チップをサポート基板に保持させるようにしたことで、サポート基板を取り外す際の半導体チップへの物理的負担を低減でき、チップクラックの発生を抑制できる。
なお、上記説明では、第2の半導体ウエハに不良と判定された第1の半導体チップが存在しているものと仮定したが、そのような第1の半導体チップが存在しない場合もある。不良と判定された第1の半導体チップが存在しない場合の工程を、図6(a)乃至(d)に示す。不良チップ位置情報が示す位置にある第2の半導体チップを除去する工程が無い点以外は、図5(a)乃至(d)に示す工程と同様である。即ち、サポート基板310に保持された全ての第2の半導体チップ112を、第1の半導体ウエハの複数の第1の半導体チップ111上に一括的に積層する。
図6(a)乃至(d)に示す工程は、第1の半導体ウエハにおいて不良と判定された第1の半導体チップ111aの位置と第2の半導体ウエハにおいて不良と判定された第2の半導体チップ位置とが互いに対応する場合にも適用できる。
次に、図7(a)に示すように、半導体チップ114の表面を露出させるように、ベースとなる半導体ウエハ300a上に封止部700を形成する。このとき、第1の半導体ウエハの不良チップ111a上(チップ除去部430)にも封止体700を構成する封止樹脂が形成される。
封止部700の形成には、例えば、モールド装置を用いることができる。半導体チップ114の表面にテープ部材を密着させるように積層体をモールド金型にセットし、トランスファモールドにより溶融した封止樹脂を金型内に充填する。半導体チップ間にも樹脂を充填するためには、例えば含有されるフィラー径の小さいMUF(Mold Under Fill)材を用いることが望ましい。
次に、図7(b)に示すように、半導体チップ114が露出する封止部700の一面に支持テープ710を貼り付ける。そして、不図示のウエハBG装置を用いて、ベースである半導体ウエハ300aの裏面を研削し、半導体ウエハ300aを所定の厚さ、例えば100μm程度まで薄厚化する。このとき、チップ除去部430にも封止樹脂が配置されているので、半導体チップ112〜114が積層された半導体チップ111と不良チップである半導体チップ111aに対して砥石からかかる荷重は均一化される。それゆえ、研削に伴い発生する半導体ウエハ300aの厚みのバラツキは抑えられ、安定的な研削が可能である。
次に、図7(c)に示すように、支持テープ710上に配置された半導体ウエハ300aを封止部700とともに、不図示のダイシング装置のダイシングブレードによりダイシングライン303に沿って切断する。これにより、半導体チップ111〜114が積層された積層体が個片化される。
その後、支持テープ710から、個片化された積層体をピックアップし、図7(d)に示すようなチップ積層体110が得られる。
次に、図8(a)に示すように、配線基板800を用意する。配線基板800は、絶縁基材801とその両面に形成された絶縁膜802a,802bを有している。また、配線基板800は、一面に複数の接続パッド803とその上に各々形成されたスタッドパッド804を有するとともに、他面に複数のランド805を有している。配線基板800には、マトリクス状に配置された複数の製品形成部810が規定されており、配線基板800をダイシングライン820に沿って切断することにより、複数の製品形成部810の各々は、半導体装置10の配線基板100となる。また、各製品形成部810の中央部には、樹脂部材(NCP:Non conductive Paste)830が配置されている。
次に、図8(b)に示すように、各製品形成部810にチップ積層体110を搭載する。チップ積層体110のベースである半導体チップ111の他面を不図示のボンディングツール等で吸着保持し、各製品形成部810に配置して固定する。半導体チップ114の表面バンプ205(305)が対応する配線基板800のスタッドバンプ804に接続されるようにフリップチップボンディングする。その際、樹脂部材830は、流動して周辺へと広がり、チップ積層体110の下部の周囲(半導体チップ111の周囲)を部分的に覆う。その後、所定の温度、例えば150℃程度、で樹脂部材830をキュア(熱処理)し、熱硬化させる。
次に、不図示のトランスファーモールド装置を用いて、図8(c)に示すように、チップ積層体110を覆うように配線基板800の一面上に封止樹脂850(120)を形成する。封止樹脂850として、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
次に、図8(d)に示すように、配線基板800の他面に形成されたランド805に、半導体装置の外部端子となるはんだボール860を搭載する。不図示のマウントツールを用い、ランド805の配置に対応する複数の吸着孔により複数のはんだボール860を吸着保持し、はんだボール860にフラックスを転写した後、一括して複数のはんだボール860を対応するランド805に搭載する。はんだボール860の搭載後、リフロー処理によりはんだボール860とランド805とを互いに接続固定する。
次に、ダイシング装置のダイシングブレードを用いて、図8(e)示すようにダイシングライン820に沿って配線基板800を封止樹脂850とともに切断する。
以上のようにして、半導体装置10が得られる。
次に、図9及び図10を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
第1の実施形態では、ベースとなる半導体ウエハ300aの不良チップ111aに対応する位置の第2の半導体チップ112aを、サポート基板310に保持された第2の半導体ウエハから除去するように構成した。この構成に加え、本実施の形態では、さらに第2の半導体ウエハの複数の第2の半導体チップ112のうち、不良と認定された第2の半導体チップ112bも除去する。
本実施の形態では、予め、第2の半導体ウエハとなる半導体ウエハ300b〜dについてもプローブ検査等の電気試験を行い、各ウエハに付いて不良チップの位置を把握しておく。
そして、第1の実施の形態と同様の工程により図4(c)に示す第2の半導体ウエハを得た後、さらに、図9(a)〜(c)に示すように、不良と判定された半導体チップ112bを除去する。これらの工程は、図4(a)〜(c)示す工程と同様であるのでその説明を省略する。
こうして、本実施の形態では、図9(c)に示すように、サポート基板310上に保持された第2の半導体ウエハとして、不良チップである第1の半導体チップに対応する位置の第2の半導体チップ112aを除去した第1のチップ除去部430と、不良チップである第2の半導体チップを除去した第2のチップ除去部900が形成される。
この後、図10(a)〜(c)に示すように、図5(a)〜(c)に示す第1の実施の形態と同様の工程により、第1の半導体ウエハの第1の半導体チップ111上に第2の半導体チップ112を積層し、サポート基板310を除去する。
次に、図10(d)に示すように、第2のチップ除去部900に対応する第1の半導体チップ111上に、第2の半導体ウエハから除去した良品の第2の半導体チップ112a(なければ、別の半導体チップ)をフリップチップ実装により積層搭載する。
この後、第1の実施の形態と同様の工程により半導体装置10が作製される。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。これに加えて、本実施の形態では、第2の半導体ウエハに含まれる不良チップが原因となる不良品の発生を防止でき、製造歩留まりを向上させることができる。
次に、図11を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
第1の実施の形態では、第2の半導体ウエハに関連する工程を繰り返すと説明した。即ち、第1の実施の形態では、半導体ウエハ300bに関連する工程を半導体ウエハ300c及び300dに対しても同様に適用すると説明した。これに対して、本実施の形態では、半導体ウエハ300c及び300dがそれぞれ第2の半導体ウエハを構成する場合には、第1の半導体ウエハの不良チップ位置情報が示す位置に対応する第2の半導体チップを除去する工程を省略する。
したがって、本実施の形態では、図11(a)に示すように、第1の半導体ウエハ上に第2の半導体ウエハである半導体ウエハ300c(又は300d)を搭載する際、不良と判定された半導体チップ111aの上方にも第2の半導体チップである半導体チップ113aが存在する。
そこで、本実施の形態では、図11(b)に示すように、サポート基板310を除去するために特定のエネルギー510を照射する際に、半導体チップ113aを覆うようにマスク部材1100を配置する。この状態で、仮接着層320の一部に特定エネルギー510を選択的に照射し、気化あるいは発泡させて接着力を低下又は無くし、サポート基板310を取り外す。
その結果、図11(c)に示すように、不良チップ111aに対応する位置の第2の半導体チップ113aは、サポート基板310に保持されたまま、サポート基板310とともに取り去られる。
本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様な効果が得られる。加えて本実施の形態では、2段目以降の第2の半導体ウエハに対して、不良チップに対応する位置の第2の半導体チップを除去する工程が不要となり、処理効率をさらに向上できる。
次に、図12乃至図15を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図12(a)は図3(c)に対応し、図12(c)は図3(d)に対応している。また、図13乃至図16は、図4乃至図7にそれぞれ対応している。即ち、本実施の形態では、第1の実施の形態に係る工程に図12(b)に示す工程が追加されている。
本実施の形態においても、図12(a)に示すように、第1の実施の形態と同様、第2の半導体ウエハ300bに貫通電極306と裏面バンプ307が形成される。
次に、図12(b)に示すように、第2の半導体ウエハ300bの裏面に樹脂接着層1200、例えばNCF(Non Conductive Film)を貼り付ける。
この後は、第1の実施の形態と同様の工程を実施する。
簡単に説明すると、ダイシング装置のダイシングブレードを用い、第2の半導体ウエハ300bを樹脂接着層1200と共にダイシングライン303に沿ってフルカット切断する。その結果、図12(c)に示すように、裏面に樹脂接着層1200が配置された第2の半導体ウエハ300bは、半導体チップ112に個片化された状態でサポート基板310上に保持される。
それから、図13(a)〜(c)に示すように、不良チップ111aに対応する位置の第2の半導体チップ112aを除去し、図14(a)に示すように、残りの第2の半導体チップ112をフリップチップ実装により第1の半導体ウエハ300a上に一括的に積層搭載し、図14(b)〜(c)に示すように、サポート基板310を取り外す。
樹脂接着層1200は、フリップチップ実装の際に溶融して周囲へ広がり、積層された第1の半導体チップ111と第2の半導体チップ112との間の隙間を埋める。これにより、封止樹脂830を積層された半導体チップ間に充填する場合に比べボイドの発生を低減できる。
また、複数の第2の半導体チップを一括搭載するため、積層された半導体チップ間からはみ出した樹脂接着層1200が隣接する半導体チップ111へのフリップチップ実装を阻害することもない。しかも、第1の半導体チップ111と第2の半導体チップ112との間からはみ出した樹脂接着層1200は、隣接する第2の半導体チップ112との間に存在するダイシング溝1400に流れ込むため、積層を妨げることもない。
以後、所定数の第2の半導体ウエハに付いて上記動作を繰り返し(図14(d))、半導体ウエハ300aの一面を封止部700で封止する(図15(a))。それから、半導体ウエハ300aの他面側を研削し、ダイシングラインに沿って切断し、チップ積層体を得る(図15(b)(c))。
その後、第1の実施の形態と同様の工程を経て、半導体装置10が完成する。
本実施の形態においても、上記効果に加えて、第1の実施の形態と同様な効果が得られる。
以上、本発明者によってなされた発明をいくつかの実施の形態に基づき説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態では、同じ半導体チップを積層する場合について説明したが、チップサイズが同じであれば異なる回路を有する半導体チップを積層する場合に適用しても良い。また4つの半導体チップを積層する場合について説明したが、半導体チップの積層数は4段に限らず、3段以下又は5段以上でも良い。
10 半導体装置
100 配線基板
101 絶縁基材
102a,102b 絶縁膜
103 接続パッド
104 スタッドバンプ
105 ランド
110 チップ積層体
111〜114,112a 半導体チップ
120 封止樹脂
130 はんだボール
140 樹脂部材
150 樹脂部材
201 シリコン基板
202 回路形成層
203 電極パッド
204 絶縁膜
205 表面バンプ
206 シード膜
207 柱状体
208 メッキ層
209 Niメッキ層
210 Auメッキ層
211 シード膜
212 貫通電極
213 絶縁リング
214 裏面バンプ
215 Sn/Agはんだメッキ層
300,300a〜300d 半導体ウエハ
301 シリコン基板
302 半導体チップとなる部分
303 ダイシングライン
304 回路形成層
305 表面バンプ
306 貫通電極
307 裏面バンプ
310 サポート基板
320 仮接着層
400,500 マスク部材
401,501 開口
410,510 特定エネルギー
420 コレット
430 チップ除去部
700 封止部
710 支持テープ
800 配線基板
810 製品形成部
820 ダイシングライン
830 樹脂部材
850 封止樹脂
860 はんだボール
900 第2のチップ除去部
1200 樹脂接着層
1400 ダイシング溝

Claims (9)

  1. 一面に複数の第1のバンプ電極が形成された複数の第1の半導体チップを有する第1の半導体ウエハを準備する工程と、
    一面に複数の第2のバンプ電極が形成された複数の第2の半導体チップを有し、前記一面に対向する他面を支持基板に保持された第2の半導体ウエハを準備する工程と、
    前記支持基板に保持された前記第2の半導体ウエハを前記一面の側から切断し、前記複数の第2の半導体チップ毎に分離する工程と、
    前記分離する工程後、前記支持基板に保持された前記複数の第2の半導体チップを前記第1の半導体ウエハ上に一括して積層し、前記複数の第2のバンプ電極を、対応する前記複数の第1のバンプ電極にそれぞれ電気的に接続する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記分離する工程後、前記複数の第2の半導体チップのうち、予め不良と識別された第1の半導体チップに対応する位置にある前記第2の半導体チップを、前記支持基板から取り外す取り外し工程を、さらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 得られた積層体を新たな第1の半導体ウエハとし、前記第2の半導体ウエハを準備する工程、前記分離する工程及び前記電気的に接続する工程を繰り返すことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 得られた積層体を新たな第1の半導体ウエハとし、前記第2の半導体ウエハを準備する工程、前記分離する工程、前記電気的に接続する工程及び前記取り外し工程を繰り返すことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 分離する工程前に、前記第2の半導体ウエハの一面に樹脂層を設ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4の半導体装置の製造方法。
  6. 前記分離する工程後、前記複数の第2の半導体チップのうち、予め不良と識別された第2の半導体チップを、前記支持基板から取り外す工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記電気的に接続する工程後、前記予め不良と識別された第2の半導体チップに代わる代替半導体チップを対応する第1の半導体チップ上に積層する工程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 得られた積層体の前記第1の半導体ウエハの一面側を封止樹脂で封止し、前記第1の半導体ウエハの他面側を研削する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1の半導体ウエハを他面側から切断して前記複数の第1の半導体チップを個々に分離する工程をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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