JP2015016909A - 中栓および中栓を備える容器 - Google Patents

中栓および中栓を備える容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015016909A
JP2015016909A JP2014020218A JP2014020218A JP2015016909A JP 2015016909 A JP2015016909 A JP 2015016909A JP 2014020218 A JP2014020218 A JP 2014020218A JP 2014020218 A JP2014020218 A JP 2014020218A JP 2015016909 A JP2015016909 A JP 2015016909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
main body
inner plug
lid
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014020218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5849290B2 (ja
Inventor
宇洸 岩津
Takamitsu Iwatsu
宇洸 岩津
宏哲 百合
Hiroaki Yuri
宏哲 百合
就介 片山
Shusuke Katayama
就介 片山
大友 唯一
Tadaichi Otomo
唯一 大友
西川 浩二
Koji Nishikawa
浩二 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Corp
Key Trading Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp, Key Trading Co Ltd filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2014020218A priority Critical patent/JP5849290B2/ja
Priority to CN201410236246.9A priority patent/CN104224536B/zh
Publication of JP2015016909A publication Critical patent/JP2015016909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5849290B2 publication Critical patent/JP5849290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【課題】従来よりも簡単な構造で、ボタ落ち等の従来の問題点を解決し、さらに、マッサージ機能を有する中栓および前記中栓を備える容器を提供することを目的とする。【解決手段】筒状の本体部、および前記本体部の上端に設けられた先端部を備える中栓であって、前記先端部は、上面に凹部および前記凹部を取り囲む環状の縁部を備え、下面に前記本体部の内部に向かって下方に突出する凸部を備え、前記先端部には前記凹部から前記凸部へと貫通する少なくとも1つのスリットから構成された吐出部が設けられ、前記縁部には、環状の前記縁部の中心を通過する同一直線上に、前記縁部を切り欠くように2つの溝が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、中栓および中栓を備える容器に関する。
薬品、化粧水などの液体または流動体が収容され、前記液体または流動体を吐出するために、容器の口部に吐出部を有する中栓を取り付けた容器が用いられている。このような容器において前記中栓に力を加えて吐出部から液体等を排出する構造としては、様々な形態がこれまでに用いられている。特に、患部等に先端を押し付けながら液体等を吐出する容器の場合、先端に吐出部だけではなく、患部等と接触する突起状の部材を設けることがある。
例えば、特許文献1には、注出口から突出した上下動可能なノズル部材を有する中栓が開示されており、前記ノズル部材を患部に押し当てると、前記ノズル部材が下方に移動することによって、注出口から薬液が吐出される構造が開示されている。また、特許文献2には、ドーム形状の弁部にスリットからなる弁機構を設け、弁部の中央に設けた突起を押すことでスリットが開く構造が開示されている。
特開2008−143587号公報 特開2003−72816号公報
特許文献1のように上下動可能なノズルを用いた中栓では、部品数が多くなり構造が複雑になるという問題があり、また、構造が複雑になるとノズル部材の可動不良が生じるという問題があった。
特許文献2の構造では、突起に力を加えるとドーム形状の弁部が変形することでスリットが開く構造を用いていることから、特許文献1よりも簡単な構造を実現しているが、突起に対する力の入れ具合によってスリットの開き具合をコントロールするのが難しい。これにより、いわゆる、ボタ落ちと呼ばれる、液体等が突然大量に吐出されるおそれがある。また、容器が倒れたりした時にスリットに液体によって内部から力が加わり、スリットが不用意に開く可能性があるために、液体の漏出のおそれがある。
そこで、本発明は、従来よりも簡単な構造で、ボタ落ち、または液体の漏出等の従来の問題点を解決できる、中栓および前記中栓を備える容器を提供することを目的とする。
本発明の中栓は、筒状の本体部、および前記本体部の上端に設けられた先端部を備える中栓であって、前記先端部は、上面に凹部および前記凹部を取り囲む環状の縁部を備え、下面に前記本体部の内部に向かって下方に突出する凸部を備え、前記先端部には前記凹部から前記凸部へと貫通する少なくとも1つのスリットから構成された吐出部が設けられ、前記縁部には、環状の前記縁部の中心を通過する同一直線上に、前記縁部を切り欠くように2つの溝が形成されていることを特徴とする。
本発明の別の形態の中栓は、筒状の本体部、および前記本体部の上端に設けられた先端部を備える中栓であって、前記先端部は、上面に凹部および前記凹部を取り囲む環状の縁部を備え、下面に前記本体部の内部に向かって下方に突出する凸部を備え、前記先端部には前記凹部から前記凸部へと貫通する少なくとも1つのスリットから構成された吐出部が設けられ、前記縁部には、環状の前記縁部の中心を通過する直線上に、前記縁部を切り欠くように少なくとも1つの溝が形成されていることを特徴とする。
前記先端部に上方から力が作用した時に、前記溝に誘発されて前記先端部の前記上面が、中央が窪むように変形することによって、前記スリットが開いて前記吐出部として機能することが好ましい。
前記凹部は底面の形状が曲面であり、前記凸部は略ドーム形状であることが好ましい。
前記本体部は、外側面に段差部を有し、前記段差部によって、壁の厚みが異なる上段部と下段部が形成され、前記上段部が前記下段部より壁の厚みが薄いことが好ましい。
前記本体部の下方に設けられ、容器への取り付けに使用される取付部を備えることが好ましい。
前記先端部、または、前記先端部および前記本体部が、弾性変形可能な材質によって形成されていることが好ましい。
前記本体部の外側面に少なくとも1つの縦方向のスリットを設けることが好ましい。
本発明の容器は、前記中栓を備えることを特徴とし、前記中栓が口部に取り付けられた容器本体、および前記容器本体に着脱可能な蓋を有し、前記蓋には、前記蓋を閉めた時に前記中栓の凹部と接する第1突起が設けられていることが好ましい。
さらに、前記中栓が口部に取り付けられた容器本体、および前記容器本体に着脱可能な蓋を有し、前記蓋には、前記蓋を閉めた時に前記中栓の凹部を上方から押圧する第2突起が設けられていることが好ましい。
前記中栓を前記容器本体の口部に固定するための固定具を有し、前記固定具は、円筒形の側面と、中央に開口を有する上面とを有し、前記側面の内周面には前記容器本体の口部の外周面と係合する係合部が形成され、前記上面の開口の周囲が、前記中栓に設けられた鍔状の取付部を上方から前記口部の上端に押さえ付けて前記中栓が固定されることが好ましい。
前記蓋の内部に、前記蓋を閉めた時に前記固定具を上方から押圧する第3突起を環状に設けることが好ましい。
本発明の中栓は、上記構成を備えることにより、先端部に力を加えて吐出部を開いて容器内の液体等を吐出することが可能となり、先端部に加える力を調節すると、吐出量も調節することができるので、ボタ落ち(吐出部から液体が1つの滴状の塊となって吐出される現象のこと)を防止することができる。また、前記先端部、または、前記先端部および前記本体部が、弾性変形可能な材質によって形成されていることにより、先端部自身が、容器内の液体または流動体等を吐出し塗布する際に、患部等に対する接触面となりマッサージ効果が生じる。さらに、弾性変形可能な材質であるため、先端部への力に対する変形がスムーズに生じ、吐出部の開閉がスムーズになる。
また、本発明の中栓は、先端部の下面において下方に突出する凸部に対して下方から力が加えられると、スリットが閉じて密着する方向に凸部が変形することにより、容器を倒したりした時に容器内の液体または流動体等の漏出を防止することが可能となる。
前記本体部の外側面に少なくとも1つの縦方向のスリットを設けることによって、前記中栓が変形した時に前記スリットが開いて前記本体部の内部と外部とを連通することで吐出量が安定し、さらに、先端部への力に対する変形がよりスムーズに生じ、吐出部の開閉がよりスムーズになる。
本発明の容器は、上述したように本発明の中栓に関する効果を奏する。また、本発明の容器は、容器本体と着脱可能な蓋を有し、蓋を閉めた時に中栓の凹部と接する第1突起を蓋に設けることで、液体等の漏出を防ぐことができる。さらに、中栓を容器本体の口部に固定するための固定具を有することで、中栓を容器に着脱可能に取り付けることができ、容器内の液体または流動体等の補充を簡単に行うことができる。
さらに、前記中栓が口部に取り付けられた容器本体、および前記容器本体に着脱可能な蓋を有し、前記蓋には、前記蓋を閉めた時に前記中栓の凹部を上方から押圧する第2突起が設けられていることによって、前記吐出部が液体等によって固着することを防止することが可能となる。また、前記蓋の内部に、前記蓋を閉めた時に前記固定具を上方から押圧する第3突起を環状に設けることによって、前記第2突起によって低下した容器の密閉度を高めることが可能となる。
本発明の中栓の斜視図である。 中栓の互いに直交する2方向の断面図である。 中栓の平面図である。 中栓の正面図である。 (a),(b)は吐出部が開いた状態の中栓の互いに直交する2方向の断面図であり、(c)は中栓の凸部に力が加えられた状態を示す断面図である。 スリットの3つの例を示す中栓の平面図である。 左半分が蓋を開けた状態の本発明の容器の断面図であり、右半分が容器の正面図である。 蓋を閉じた状態の容器の断面図である。 溝を1つにした場合の中栓の斜視図である。 別の形態の中栓の斜視図である。 別の形態の中栓の断面図である。 別の形態の中栓の平面図である。 別の形態の中栓の側面図である。 別の形態の中栓が変形した状態の側面図である。 左半分が蓋を開けた状態の本発明の別の形態の容器の断面図であり、右半分が容器の正面図である。 蓋を閉じた状態の別の形態の容器の断面図である。 蓋を閉じた状態のさらに別の形態の容器の断面図である。
本発明の中栓1および容器11について図を用いて以下に詳細に説明する。図1〜6が本発明の中栓1に関する図面であり、図7,8が前記中栓1を備える容器11の図面である。
本発明の中栓1は、薬品等の液体または流動体を吐出するために、容器の口部に取り付けられるものであり、図1〜4に示すように、本体部3、および前記本体部3の上端に設けられた、吐出部を有する先端部2を備える。前記中栓1は、内部が空洞であり、前記先端部2の形状(外形)が略円錐台の形状であり、前記本体部3の形状は円筒状である。図では、先端部2および本体部3の形状は、それぞれ略円錐台および略円筒形となっているが、先端部2および本体部3の形状は特にこれらに限定するものではなく、前記先端部2は錐台の形状であればよく、前記本体部3は内部が空洞の筒状であれば特に形状は限定されない。
前記中栓1の前記先端部2は、略円錐形状の上面となる場所に、図2に示すような上に向かうにつれて拡がった形状の凹部5、および前記凹部5を取り囲む環状の縁部6が形成されており、先端が凹んだ形状に形成されている。前記凹部5の底面は図面では曲面としているが、特にこの形状に限定するものではない。前記縁部6には、前記縁部6の中心を通過する同一直線上に、前記縁部6を切り欠くように2つの溝7が形成されている。前記溝7は、先端部2に上方から力が加えられる時に、前記先端部2の上面が前記溝7を折れ線として折れ曲がるような前記先端部2の変形を誘発する目的で設けている。
前記縁部6は対向する前記2つの溝7によって2つに分割された形状となっており、前記溝7は前記先端部2の傾斜した外周面から前記凹部5内へと繋がる形状となっている。前記縁部6を切り欠く前記溝7の形状(図2における溝の断面形状)は、適宜設定すればよく、U字、V字またはこれらを変形したものなど、特に限定されない。
前記先端部2の下面には、前記凹部5の底面の形状に対応して、前記本体部3の内部に向かって下方に突出する凸部8が形成されている。前記凸部8を略ドーム形状としているが、特に限定するものではなく、前記凹部5の底面の形状に合わせて、または、前記凹部5の底面の形状とは異なるものに変更することができる、
前記中栓1の先端部2には、前記凹部5から前記凸部8へと貫通する少なくとも1つのスリット9からなる吐出部が形成されている。図3に示すように、前記スリット9は、凹部5の底面(中栓の内側に位置する凸部8の頂面に相当)において、平面形状が直線となるように形成されており、前記スリット9が開くことで液体等を吐出するための吐出部となる。前記スリット9は、一例として、図3に示すように、2つの溝7が位置する直線と直交するように1つ形成されている。前記スリット9は前記凹部5の表面から前記凸部8の表面を貫通しているが、図2(b)に示すように、通常は閉じた状態となっている。
本発明の中栓1は、先端部2に力が加えられた時に変形して液体等が通過可能となり、力が加えられないときに液体等が通過できないという吐出部の動きをスムーズに行うために、少なくとも先端部2が弾性変形可能な材質で成形されていることが好ましく、本体部3および先端部2が弾性変形可能な材質によって一体形成されていることがより好ましい。本体部3および先端部2が弾性変形可能な材質で一体成形されることにより、中栓の部品数が少なくなり、簡便に製造することが可能となる。
前記中栓1の本体部3は、図1に示すように、外側面に段差部18が設けられており、前記段差部18によって上段部19と下段部20が形成されていることが好ましい。特に先端部2と本体部3が樹脂によって一体形成されている場合には、前記上段部19は前記下段部20よりも壁の厚みを薄くすることで、前記上段部19は前記先端部2の変形をし易くさせることができ、さらに、前記先端部2に上方から過剰に力が加えられた場合には、前記下段部20によって前記本体部3全体が潰れることを防ぐことができる。
前記中栓1は、必要に応じて、容器への取り付けを簡単に、そして確実にするために、前記本体部3の下方に取付部4を有してもよい。前記本体部3の下方の外周を取り囲むフランジの形態で前記取付部4を形成することができ、前記取付部4を用いて前記中栓1は容器に取り付けられる。前記取付部4には、前記本体部3を取り囲むように窪み10が形成されており、前記窪み10が前記中栓1の固定に使用される。前記中栓1の容器本体への取り付け方法については後で詳細に説明する。
次に、前記中栓1の吐出部の開閉動作について説明する。前記中栓1は、何も力が加えられていない状態では、図2(b)に示すように、スリット9が閉じた状態であり、この状態では前記スリット9を液体等は通過することができない。
先端部2を患部等に押し付けることによって、前記中栓1の先端部2に上方から力を加えると、前記中栓1は弾性変形可能な材質で形成されているために、力が加えられた先端部2が変形する。上方から前記先端部2に加えられた力は、前記縁部6に作用する。続いて、図5(a)に示すように、前記縁部6に形成されている2つの溝7が折れ線として機能することで、前記縁部6の溝7によって分割された2つの部分が互いに近づく方向に先端部2の上方が変形する。その結果、前記先端部2は上面の中央が窪むような形に変形する。
このように先端部2が変形すると、図5(a)から図5(b)に示すように、前記先端部2内部のドーム形状の凸部8は先端部2内の下方へとさらに突出するように変形する。このように前記凸部8の表面が下方に膨張するように変形していくと、前記スリット9は前記凸部8の側で左右に引っ張られ、徐々に開く方向へと変形し、図5(b)に示すように、前記スリット9は下方が開いた略逆V字形状の断面へと変形する。
このように、前記スリット9が変形した状態では、前記本体部3側から液体等が前記スリット9を通過することが可能となり、前記スリット9は吐出部として機能する。前記先端部2への上方からの力を加えることを停止すると、前記凸部8の変形は元に戻り、前記スリット9は再び閉じられるので、吐出部は閉じた状態となり、液体等は通過できなくなる。このように、前記スリット9は変形することで開閉する弁として機能し、吐出部の開閉が行われる。
前記中栓1の変形は、弾性変形可能な材質の特性を利用することが好ましい。弾性変形可能な材質としては、エラストマー、シリコンなどが挙げられるが、上記のスリット9の開閉動作の観点でエラストマー、シリコンが好ましく、シリコンが特に好ましい。
本発明の中栓1は、これらの材質を用いることで、ある変形量までは一定量で変形し、所定の変形量を超えた時点で変形量の増加度合いが一時的に減少し、その後、再び、変形量が一定量で増加するという特徴を有している。前記中栓1に力を作用させるのは、実際の動作としては患部に前記先端部2を押し付ける動作であることから、このような前記先端部2の変形量がある時点で変化することは、使用者に明確な変化を感じさせることから、使用者にアタリ感(中栓の先端部を患部に押しつけた際に、先端部が窪んで変形することによって、使用者に患部がマッサージされていることを感じさせること)を与えることができ、先端部2によるより効果的なマッサージの感触を与えることができる。このようにして、前記中栓1は液体等を吐出すると同時に患部を効果的にマッサージすることが可能となる。
前記中栓1は、前記先端部2に上方から力を加えるとスリット9が変形し、吐出部が開いた状態になるが、通常はスリット9が閉じているので、液体等が吐出部から外部には吐出されない構造となる。
このようにスリット9が閉じた状態での密閉度を確保する構造について説明する。前記中栓1の内部で、容器内の液体等が吐出部に作用した場合(このような状態は容器が転倒した時等に生じる)、図5(c)に矢印で示すように、前記先端部2内の凸部8の表面に容器内の液体等によって力が作用する。
このような矢印の方向の力が前記凸部8の表面に作用すると、前記凸部8が下方に突出するドーム形状を有しているために、凸部8は突出量が少なくなる方向に変形する。このような凸部8の変形によって、前記スリット9はより密着して閉じる方向に変形することから、吐出部の密閉度は増加し、液体等が吐出されるのを防止する。よって、容器の転倒、あるいは患部に先端部を押し付けない状態で容器を下向きにした時等に、吐出部から液体が不用意に吐出することを防止し、また使用時のボタ落ちを防止することができる。
前記スリット9を用いた吐出部からの吐出量は、スリット9の配置状態および個数によって変化する。図6には3つの形態のスリット9を記載している。図6(a)に示すスリット9は図3とはスリット9の向きが異なる。図3では2つの溝7に対し直交する方向にスリット9を形成していたのに対し、図6(a)では、2つの溝7と同一直線上に1つのスリット9を形成している。
図6(b)に示すのは、2つのスリット9を互いに直交するように形成した形態であり、図3と図6(a)に記載しているスリット9を組み合わせた形状である。図6(c)に示すのは、3つのスリット9を形成した形態である。これまでに、スリット9について4つの形態を示したが、このようなスリット9によって形成される吐出部の吐出量は、図6(a)、図3、図6(b)、図6(c)の順で増加することから、必要とされる吐出量に応じて適宜、スリット9の形態を選択することができる。ここで説明したスリット9の形態は一例であり、他の配置状態および個数を用いることが可能である。
次に、本発明の容器11について説明する。本発明の容器11は前記中栓1を容器本体14に取り付けたものであり、前記中栓1を利用して前記容器本体14内の液体等を吐出することができる。図7,8に示すように、前記中栓1は、前記容器本体14に嵌合された口部13に固定具12を用いて容器本体14に取り付けられており、前記容器11はさらに蓋15を有している。
前記固定具12は、円筒形の側面と中央に開口を有する上面とを有する。さらに前記固定具12には、前記側面の内周面に前記容器本体14に設けられた口部13の外周面と係合する係合部が形成され、前記上面の開口の周囲は、前記中栓1の取付部4を上方から押さえ付ける部材として機能する。そして、前記開口の周囲の下面には下方に突出する環状の突起17が形成され、前記突起17が前記中栓1の取付部4の窪み10に挿入される。
前記固定具12による中栓1の固定方法について説明する。前記中栓1を前記口部13の上端に配置し、前記固定具12を前記中栓1の上方から前記口部13と係合させる。この時、前記中栓1の取付部4は前記固定具12によって上方から押さえ付けられ、同時に、前記固定具12の突起17が前記取付部4の窪み10に上方から挿入されていることから、前記固定具12によって前記中栓1が固定される。この時、前記中栓1の先端部2は前記固定具12の開口から上方に突出した状態となっている。このようにして前記固定具12によって前記中栓1が容器本体14に固定されると、前記中栓1は前記容器11から容器本体14内の液体等を吐出可能となる。前記中栓1の取り付け方法については他の方法を用いることも可能であり、例えば、固定具を用いないで、直接、前記中栓1を容器本体14に嵌め込んで固定することも可能である。固定具についても他の構造を用いることが可能である。
前記容器11には蓋15が用いられているが、前記蓋15の内面には、前記中栓1の先端部2の凹部5に挿入される略ドーム形状の下方に突出した第1突起16が形成されている。前記第1突起16は前記蓋15を閉めた時に、図8に示すように、前記凹部5内に挿入されて前記凹部5の表面と密着することで、前記中栓1の吐出部を閉じる効果を生じる。このような構造の蓋15によって、前記中栓1の吐出部の密閉状態がさらに向上され、前記容器1内の液体等が漏出することを確実に防止することができる。
このように前記中栓1を備える本発明の容器11は、従来よりも簡単な構造の中栓1で密閉度を高め、かつ液体等を吐出しながら中栓1によるマッサージ機能を有する。例えば、育毛剤等の薬品の用途として使用する場合、中栓1の先端部2を頭皮に押し付けて薬品を吐出しながら先端部2によってマッサージを効果的に行うことが可能となる。その他にも、患部に液体等を吐出しながらマッサージを行うことが求められる薬品、化粧品等の容器としても使用可能であり、その他にも様々な用途に用いることが可能である。
中栓1については、溝7を同一直線上に2つ設けた場合について説明してきたが、溝7を1つとすることも可能である。例えば、図1に示す中栓1の溝7を1つにした中栓1’を図9に示すが、このような形態であっても、先端部2の上面が前記溝7を折れ線として折れ曲がるような前記先端部2の変形を誘発することが可能である。
次に、別の形態の中栓21について、説明する。図10〜14に示すように、前記中栓21は、本体部23、および前記本体部23の上端に設けられた、吐出部を有する先端部22を備える。前記中栓21は、内部が空洞であり、前記先端部22の形状(外形)が略円錐台の形状であり、前記本体部23の形状は円筒状である。
前記中栓21の前記先端部22は、略円錐形状の上面となる場所に、図10,11に示すように、凹部25、および前記凹部25を取り囲む環状の縁部26が形成されており、先端が凹んだ形状に形成されている。前記縁部26には、図12に示すように、前記縁部26の中心で互いに直交する2つの直線上に、前記縁部26を切り欠くように4つの溝27が形成されており、その結果、4つの前記溝27は、等間隔で前記縁部26に配置されることになる。
前記先端部22の下面には、前記凹部25の底面の形状に対応して、前記本体部23の内部に向かって下方に突出する凸部28が形成されている。さらに、図12に示すように、前記先端部22には、前記凹部25から前記凸部28へと貫通する2つのスリット29が直交するように設けられて吐出部が形成されている。
前記中栓21の先端部22に上方から力を加えると、前記縁部26に形成されている4つの溝27がそれぞれ折れ線として機能することで、前記溝27によって分割された前記縁部26の4つの部分が互いに近づく方向に先端部22の上方が変形する。その結果、図14に示すように、前記先端部22は上面の中央が窪むような形に変形する。前記中栓21は、4つの溝27を設けること、また、溝27の幅を広く形成することによって、より変形し易くなっている。
前記先端部22が変形すると、前記先端部22内部のドーム形状の凸部28は先端部22内の下方へと突出するように変形し、前記スリット29は前記凸部28の側で左右に引っ張られると同時に、前記凸部28の方が徐々に開く方向へと変形し、液体等が前記スリット29を通過することが可能となり、前記スリット29は吐出部として機能する。前記先端部22への上方からの力を解除すると、前記凸部28の変形は元に戻り、前記スリット29は再び閉じられるので、吐出部は閉じた状態となり、液体等は通過できなくなる。このように、前記スリット29は変形することで開閉する弁として機能し、吐出部の開閉が行われる。
図12に示すように、2つの前記スリット29は、4つの溝27によって形成される互いに直交する2つの直線上に位置するように配置されている。前記スリット29は前記凹部25の表面から前記凸部28の表面を貫通しているが、通常は閉じた状態となっている。
前記中栓21の本体部23は、図10に示すように、外側面に段差部38が設けられており、前記段差部38によって上段部39と下段部40が形成されている。そして、前記本体部23の外側面の上段部39には、縦方向のスリット31を1つ設けている。前記スリット31は、図10に示すように、前記先端部22に力が作用しない状態では閉じており、前記先端部22に力が作用して、図14に示すように、前記溝27を折れ線として折れ曲がるように変形する時に、前記スリット31が開いて、前記本体部23の内部と外部とが連通される。
前記スリット31の開閉によって、前記中栓21は、前記本体部23の内部と外部とを連通することで、吐出部から液体を吐出している時に生じる前記本体部23の内部と外部との圧力差を解消して、液体を吐出し易くすることによって吐出量が安定し、さらに、先端部22の変形に加えて前記本体部23も変形し易くなり、前記中栓21の変形がよりスムーズに生じ、吐出部の開閉がスムーズになる。
前記スリット31は、図13に示すように、4つの前記溝部27のうちの1つの溝部27の下方の先端部22に設けており、これにより、上方の溝部27の部分の変形によって、開閉し易くなっている。しかしながら、前記スリット31の位置は、これに限定するものではなく、前記本体部23の外側面であれば、他の位置に変更することが可能であり、また、その数についても1つに限定するのではなく、複数とすることも可能である。さらに、前記スリット31は縦方向に設けると記載しているが、縦方向とは、垂直だけに限定するのではなく、水平方向を除く、斜めに傾いた状態も含み、垂直に対して左右に45°の範囲で傾けることも可能である。
前記中栓21は、図10に示すように、容器への取り付けの際に使用するための取付部24を前記本体部23の下方に有する。前記本体部23の下方の外周を取り囲むフランジの形態で前記取付部24を形成する。前記取付部24には、前記本体部23を取り囲むように窪み30が形成されており、前記窪み30が前記中栓21の固定に使用される。
前記中栓21は、前記先端部22に上方から力を加えるとスリット29が変形し、吐出部が開いた状態になると同時に、前記スリット31が変形して開いた状態になる。しかしながら、通常は前記スリット29および前記スリット31は閉じているので、液体等が吐出部およびスリット31から外部には吐出されない構造となっている。
次に、前記中栓21を用いた容器41について説明する。前記容器41は、図15,16に示すように、前記中栓21を容器本体44に取り付けたものであり、前記中栓21を利用して前記容器本体44内の液体等を吐出することができる。図15,16に示すように、前記中栓21は、前記容器本体44に嵌合された口部43に固定具42を用いて容器本体44に取り付けられており、前記容器41はさらに蓋45を有している。
前記固定具42は、円筒形の側面と中央に開口を有する上面とを有し、前記口部43の外周面と係合する係合部が形成され、前記上面の開口の周囲は、前記中栓21の取付部24を上方から押さえ付ける部材として機能する。そして、前記開口の周囲の下面には下方に突出する環状の突起47が形成され、前記突起47が前記中栓21の取付部24の窪み30に挿入される。
前記中栓21を前記口部43の上端に配置し、前記固定具42を前記中栓21の上方から前記口部43と係合させると、前記中栓21の取付部24は前記固定具42によって上方から押さえ付けられ、同時に、前記固定具42の突起47が前記取付部24の窪み30に上方から挿入され、前記固定具42によって前記中栓21が固定される。
前記容器41には蓋45が用いられているが、前記蓋45の内面には、前記中栓21の先端部22の凹部25を上方から押圧する、下方に突出した第2突起48が形成されている。前記第2突起48は前記蓋45を閉めた時に、図16に示すように、前記凹部25を上方から押圧して変形させてスリット29を下方が少し開いた状態にする。このように、前記蓋45を閉めた状態では、スリット29は密着した状態ではなく、下方が少し開いた状態となるが、これによって、スリット29が容器41内部の液体等によって固着するのを防止することができ、よりスムーズに吐出部を開閉することが可能となる。
そのため、前記スリット29の密閉度が低下することから、前記蓋45を閉めた時の前記容器41の密閉度を高めるために、前記蓋45の内部には、環状の第3突起49を設ける。前記第3突起49は蓋45の内側の上面から下方に延伸しており、筒状となっており、前記第3突起49は、蓋45を閉めた時に、図16に示すように、前記固定具42を上方から押圧し、前記蓋45と前記中栓21との間の空間を密閉する。前記スリット29から液体が漏れた場合でも、前記第3突起49によって液体は遮断され、外部に液体が漏出するのを防止することが可能となる。
前記蓋45を閉めた時の前記容器41の密閉度を高めるための環状の第3突起49の別の形態を図17に示す。図17に示すのは、蓋45’の内部の形状を、前記容器41の形状に合わせて形成したものであり、第3突起49’は、蓋の天井の上面から下方に延伸するのではなく、前記蓋45’の前記固定具42と対向する面からわずかに下方に突出し、環状に形成されている。前記第3突起49’は、蓋45’を閉めた時に、図17に示すように、前記固定具42を上方から押圧し、前記蓋45’と前記中栓21との間の空間を密閉する。さらに、前記蓋45’には、別の第3突起50が設けられており、蓋45’を閉めた時に、図17に示すように、前記第3突起50は、前記口部43を上方から押圧し、前記蓋45’と前記中栓21との間の空間をより密閉することができる。
1,21 中栓
2,22 先端部
3,23 本体部
4,24 取付部
5,25 凹部
6,26 縁部
7,27 溝
8,28 凸部
9,29 スリット
10,30 窪み
11,41 容器
12,42 固定具
13,43 口部
14,44 容器本体
15,45,45’ 蓋
16 第1突起
17,47 突起
18,38 段差部
19,39 上段部
20,40 下段部
31 縦方向のスリット
48 第2突起
49,49’,50 第3突起

Claims (13)

  1. 筒状の本体部、および前記本体部の上端に設けられた先端部を備える中栓であって、
    前記先端部は、上面に凹部および前記凹部を取り囲む環状の縁部を備え、下面に前記本体部の内部に向かって下方に突出する凸部を備え、前記先端部には前記凹部から前記凸部へと貫通する少なくとも1つのスリットから構成された吐出部が設けられ、前記縁部には、環状の前記縁部の中心を通過する同一直線上に、前記縁部を切り欠くように2つの溝が形成されていることを特徴とする中栓。
  2. 筒状の本体部、および前記本体部の上端に設けられた先端部を備える中栓であって、
    前記先端部は、上面に凹部および前記凹部を取り囲む環状の縁部を備え、下面に前記本体部の内部に向かって下方に突出する凸部を備え、前記先端部には前記凹部から前記凸部へと貫通する少なくとも1つのスリットから構成された吐出部が設けられ、前記縁部には、環状の前記縁部の中心を通過する直線上に、前記縁部を切り欠くように少なくとも1つの溝が形成されていることを特徴とする中栓。
  3. 前記先端部に上方から力が作用した時に、前記溝に誘発されて前記先端部の上面が、中央が窪むように変形することによって、前記スリットが開いて前記吐出部として機能することを特徴とする請求項1または2に記載の中栓。
  4. 前記凹部は底面の形状が曲面であり、前記凸部は略ドーム形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中栓。
  5. 前記本体部は、外側面に段差部を有し、前記段差部によって、壁の厚みが異なる上段部と下段部が形成され、前記上段部が前記下段部より壁の厚みが薄いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中栓。
  6. 前記本体部の下方に設けられ、容器への取り付けに使用される取付部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の中栓。
  7. 前記先端部、または、前記先端部および前記本体部が、弾性変形可能な材質によって形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の中栓。
  8. 前記本体部の外側面に少なくとも1つの縦方向のスリットを設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の中栓。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の中栓を備えることを特徴とする容器。
  10. 前記中栓が口部に取り付けられた容器本体、および前記容器本体に着脱可能な蓋を有し、前記蓋には、前記蓋を閉めた時に前記中栓の凹部と接する第1突起が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の容器。
  11. 前記中栓が口部に取り付けられた容器本体、および前記容器本体に着脱可能な蓋を有し、前記蓋には、前記蓋を閉めた時に前記中栓の凹部を上方から押圧する第2突起が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の容器。
  12. 前記中栓を前記容器本体の口部に固定するための固定具を有し、
    前記固定具は、円筒形の側面と、中央に開口を有する上面とを有し、前記側面の内周面には前記容器本体の口部の外周面と係合する係合部が形成され、前記上面の開口の周囲が、前記中栓に設けられた鍔状の取付部を上方から前記口部の上端に押さえ付けて前記中栓が固定されることを特徴とする請求項10または11に記載の容器。
  13. 前記蓋の内部に、前記蓋を閉めた時に前記固定具を上方から押圧する第3突起を環状に設けたことを特徴とする請求項12に記載の容器。
JP2014020218A 2013-06-10 2014-02-05 中栓および中栓を備える容器 Active JP5849290B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014020218A JP5849290B2 (ja) 2013-06-10 2014-02-05 中栓および中栓を備える容器
CN201410236246.9A CN104224536B (zh) 2013-06-10 2014-05-29 内塞及配有内塞的容器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013121831 2013-06-10
JP2013121831 2013-06-10
JP2014020218A JP5849290B2 (ja) 2013-06-10 2014-02-05 中栓および中栓を備える容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015016909A true JP2015016909A (ja) 2015-01-29
JP5849290B2 JP5849290B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=52438314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014020218A Active JP5849290B2 (ja) 2013-06-10 2014-02-05 中栓および中栓を備える容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5849290B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018066188A1 (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 浩章 皆川 ポータブル水素水ボトル、ポータブル水素水ボトルに装着される蓋及び任意濃度の水素水を生成する方法
JP2018510817A (ja) * 2015-02-12 2018-04-19 ボサイン アクチエボラグ 液体分注装置
JP2018131257A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 凸版印刷株式会社 口栓

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018510817A (ja) * 2015-02-12 2018-04-19 ボサイン アクチエボラグ 液体分注装置
WO2018066188A1 (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 浩章 皆川 ポータブル水素水ボトル、ポータブル水素水ボトルに装着される蓋及び任意濃度の水素水を生成する方法
JP2018131257A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 凸版印刷株式会社 口栓

Also Published As

Publication number Publication date
JP5849290B2 (ja) 2016-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5849290B2 (ja) 中栓および中栓を備える容器
JP2009101258A (ja) ポンプディスペンサ
IT201600071569A1 (it) Dispositivo di chiusura per contenitori atti a contenere liquidi.
KR102641567B1 (ko) 액체 제품, 특히 크림과 같은 화장용 액체 제품의 압축 가능한 디스펜서
KR101122576B1 (ko) 분사용기용 버튼 오작동 방지 캡장치
JP2015067350A (ja) 塗布容器
JP6667369B2 (ja) 内容物を計量して塗布する塗布容器
JP2017210285A (ja) 内容物を計量して塗布する塗布容器
JP5894887B2 (ja) 吐出容器
JP2016141429A (ja) 塗布容器
JP7183060B2 (ja) 塗布容器
JP4889098B2 (ja) 液体収納容器
JP6407049B2 (ja) 計量塗布容器
JP2011046438A (ja) 計量注出器及びそれを備える計量注出容器
JP6154211B2 (ja) 塗布容器
JP5783488B2 (ja) 塗布容器
JP2018172139A (ja) 塗布容器
KR102036479B1 (ko) 스포이드형 화장품 용기
JP2016222309A (ja) 吐出容器
JP6177644B2 (ja) 塗布容器
KR200467361Y1 (ko) 자동 개폐 플러그를 갖는 튜브형 용기
CN112041237A (zh) 具有能挤压的液体储存器的液体分配器
JP6429709B2 (ja) 泡吐出容器
JP2019081594A (ja) 塗布容器
JP6942027B2 (ja) 塗布容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5849290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250