JP2015015842A - 電機子 - Google Patents

電機子 Download PDF

Info

Publication number
JP2015015842A
JP2015015842A JP2013141614A JP2013141614A JP2015015842A JP 2015015842 A JP2015015842 A JP 2015015842A JP 2013141614 A JP2013141614 A JP 2013141614A JP 2013141614 A JP2013141614 A JP 2013141614A JP 2015015842 A JP2015015842 A JP 2015015842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
core
claw
winding
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013141614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5928836B2 (ja
Inventor
昭夫 盛
Akio Mori
昭夫 盛
和宏 野畑
Kazuhiro Nohata
和宏 野畑
将由 山本
Nobuyoshi Yamamoto
将由 山本
嘉泰 光崎
Yoshiyasu Kozaki
嘉泰 光崎
谷口 昇
Noboru Taniguchi
昇 谷口
瀧口 昌之
Masayuki Takiguchi
昌之 瀧口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013141614A priority Critical patent/JP5928836B2/ja
Priority to US14/323,682 priority patent/US9209659B2/en
Publication of JP2015015842A publication Critical patent/JP2015015842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5928836B2 publication Critical patent/JP5928836B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/522Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • H02K1/146Stator cores with salient poles consisting of a generally annular yoke with salient poles
    • H02K1/148Sectional cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

【課題】巻線の脱落を抑制ししつつ、磁気特性の良好な電機子を提供する。【解決手段】コア本体21は、環状に形成され、ロータ2の外側に設けられる。ティース22は、コア本体21からロータ2に向かって延びるようコア本体21の周方向に複数形成されている。巻線11は、複数のティース22の間に設けられる。突出部23は、複数のティース22それぞれの先端部の中央からロータ2に向かって突出するよう形成されている。爪部24は、複数のティース22それぞれの先端部の、突出部23に対しコア本体21の周方向の両側からロータ2に向かって延びるよう2つ形成されている。爪部24は、先端部の幅が基端部の幅より小さく、かつ、巻線11を係止可能なよう弧状に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、界磁とともに回転電機に用いられる電機子に関する。
従来、環状のコア本体から径内方向に延びる複数のティース間に巻線を設けた電機子が知られている。例えば特許文献1に記載された電機子では、各ティースの先端部の中央に突出部を形成し、当該突出部の両側に傾斜部を形成している。この電機子では、傾斜部で巻線を係止し、ティースからの巻線の脱落を抑制している。
特開2012−165630号公報
特許文献1の電機子では、傾斜部は、巻線を複数のティース間に設ける前は突出部に対し平行かつ直線状に延びる形状であり、巻線を複数のティース間に設けた後、コア本体の周方向に曲げることにより形成されている。傾斜部は、基端部から先端部にかけて同一の幅に形成されている。よって、製造時、傾斜部を曲げるとき、基端部のみが局所的に変形する。そのため、傾斜部の基端部に引っ張り応力あるいは圧縮応力が残留するおそれがある。傾斜部に応力が残留すると、傾斜部の磁気特性が悪化するおそれがある。また、当該応力が傾斜部の基端部に集中すると、基端部が破損するおそれがある。
特許文献1の図8〜11には、傾斜部の基端部に切欠き状の応力緩和部を形成し、傾斜部の基端部に応力が残留するのを抑制する例が開示されている。しかしながら、傾斜部の基端部に切欠き状の応力緩和部を形成すると、傾斜部の基端部の幅が小さくなり、特に基端部における磁束の流れが悪くなるおそれがある。よって、この電機子を回転電機に用いた場合、回転電機の性能が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、巻線の脱落を抑制ししつつ、磁気特性の良好な電機子を提供することにある。
本発明は、回転電機の界磁に作用する磁界を発生する電機子であって、コア本体とティースと巻線と突出部と爪部とを備えている。
コア本体は、環状に形成され、界磁の外側または内側に設けられる。ティースは、コア本体から界磁に向かって延びるようコア本体の周方向に複数形成されている。巻線は、複数のティースの間に設けられる。突出部は、複数のティースそれぞれの先端部の中央から界磁に向かって突出するよう形成されている。爪部は、複数のティースそれぞれの先端部の、突出部に対しコア本体の周方向の両側から界磁に向かって延びるよう2つ形成されている。本発明では、爪部は、先端部の幅が基端部の幅より小さく、かつ、巻線を係止可能なよう弧状に形成されている。
本発明では、爪部により巻線を係止可能なため、ティース間からの巻線の脱落を抑制することができる。また、本発明では、爪部の先端部の幅は、基端部の幅より小さい。すなわち、爪部の基端部の幅は、先端部の幅より大きい。そのため、爪部の磁気特性は、特に基端部において良好である。よって、本発明の電機子を回転電機に用いた場合、回転電機の性能を向上することができる。
また、本発明では、爪部の基端部の幅が先端部の幅より大きいため、例えば、爪部を、巻線を複数のティースの間に設ける前は突出部に対し平行かつ直線状に延びる形状とし、巻線を複数のティースの間に設けた後、コア本体の周方向に曲げることにより弧状に形成する場合、爪部は基端部側程曲がり難く、先端部側程曲がり易い。よって、爪部の基端部が局所的に曲がることを抑制し、基端部に応力が集中および残留するのを抑制することができる。その結果、爪部の基端部における破損および磁気特性の悪化を抑制することができる。
本発明の第1実施形態による電機子を示す図。 本発明の第1実施形態による電機子を適用した回転電機を示す模式図。 本発明の第1実施形態による電機子の積層コアを示す斜視図。 本発明の第1実施形態による電機子の積層コアを示す上面図。 本発明の第1実施形態による電機子の製造方法を説明するための図であって、「治具設置工程」後の状態を示す図。 本発明の第1実施形態による電機子のティースの先端部近傍を示す図であって、(A)は巻線が複数のティースの間に設けられる前の状態を示す図、(B)は巻線が複数のティースの間に設けられた後、爪部がコア本体の周方向に曲げられた状態を示す図。 本発明の第1実施形態による電機子のティースの先端部近傍を示す図であって、(A)は「爪部曲げ工程」開始時の図、(B)は「爪部曲げ工程」の途中の図、(C)は「爪部曲げ工程」完了時の図。 本発明の第2実施形態による電機子のティースの先端部近傍を示す図であって、(A)は「爪部曲げ工程」開始時の図、(B)は「爪部曲げ工程」の途中の図、(C)は「爪部曲げ工程」完了時の図。 本発明の第3実施形態による電機子の積層コアを示す上面図。 本発明の第4実施形態による電機子を示す図。 本発明の第4実施形態による電機子のティースの先端部近傍を示す図であって、(A)は巻線が複数のティースの間に設けられる前の状態を示す図、(B)は巻線が複数のティースの間に設けられた後、爪部がコア本体の周方向に曲げられた状態を示す図。 本発明の第5実施形態による電機子を示す図。
以下、本発明の複数の実施形態による電機子、および、これを用いた回転電機を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、同一形状の複数の部材または部位には、複数のうち1つのみに符号を付すこととする。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による電機子を図1に、当該電機子を用いた回転電機を図2に示す。
回転電機1は、例えばハイブリッド車両等の駆動輪を駆動させるためのモータとして用いられる。また、回転電機1は、例えば駆動輪側からトルクを入力されることにより、発電することもできる。
図2に示すように、回転電機1は、界磁としてのロータ2、フロントハウジング3、リアハウジング4、電機子としてのステータ10、および、出力軸6等を備えている。
ロータ2は、例えば電磁鋼板等の金属薄板を複数積層することにより、略円筒状に形成されている。ロータ2の外壁には、ロータ2の周方向に磁極が交互に異なるよう磁石(図示せず)が設けられている。
フロントハウジング3およびリアハウジング4は、それぞれ、例えば金属により有底筒状に形成されている。フロントハウジング3とリアハウジング4とは、開口端部同士が当接することにより、内側に収容空間を形成している。当該収容空間にロータ2が収容されている。フロントハウジング3とリアハウジング4とは、ボルト5により接合されている。
ステータ10は、略円環状に形成され、外縁部がフロントハウジング3およびリアハウジング4の内壁に固定されるようにして、前記収容空間に収容されている。
出力軸6は、ロータ2と同軸になるようロータ2と一体に設けられている。出力軸6は、ロータ2に対し一端側がフロントハウジング3の底部に設けられた軸受部材7に軸受けされ、ロータ2に対し他端側がリアハウジング4の底部に設けられた軸受部材8に軸受けされている。これにより、ロータ2は、ステータ10の内側で出力軸6とともに回転可能である。すなわち、本実施形態では、回転電機1は、インナーロータタイプの回転電機である。
出力軸6の一端は、フロントハウジング3の底部に対しリアハウジング4とは反対側に突出するよう設けられている。
ステータ10は、ステータコア20および巻線11等を備えている(図2参照)。ステータコア20は、例えば電磁鋼板等により略円環状に形成されている。巻線11は、ステータコア20に巻き回されている。
巻線11に電力が供給されると、ステータコア20に回転磁界が生じロータ2に作用する。これにより、ロータ2が出力軸6とともに回転する。出力軸6の一端は、ギア機構等を経由して車両の駆動輪に接続される。これにより、回転電機1は、駆動輪を回転駆動することができる。また、回転電機1は、駆動輪側から出力軸6にトルクが入力されると、ロータ2が回転し、巻線11に誘導電流が生じる。これにより、発電することができる。
図1に示すように、ステータコア20は、コア本体21、ティース22、突出部23および爪部24等を有している。
コア本体21は、略円環状または略円筒状に形成されている。コア本体21は、ロータ2の外側に設けられる。
ティース22は、コア本体21から径内方向、すなわち、ロータ2の外壁に向かって延びるようコア本体21の周方向に複数形成されている。本実施形態では、ティース22は、72個形成されている。なお、図1の円形の一点鎖線は、コア本体21とティース22との境界を示している。
巻線11は、例えば銅等の金属により線状に形成され、複数のティース22の間に設けられる。
突出部23は、複数のティース22それぞれの先端部の中央からコア本体21の径内方向、すなわち、ロータ2の外壁に向かって突出するよう形成されている。
爪部24は、複数のティース22それぞれの先端部の、突出部23に対しコア本体21の周方向の両側からロータ2に向かって延びるよう2つ形成されている。
図6(B)に示すように、爪部24は、先端部の幅が基端部(根元)の幅より小さく、かつ、基端部近傍で巻線11を係止可能なよう弧状に形成されている。
また、本実施形態では、爪部24は、巻線11を複数のティース22の間に設ける前は突出部23に対し平行かつ直線状に延びる形状であり(図6(A)参照)、巻線11を複数のティース22の間に設けた後、コア本体21の周方向に曲げることにより弧状に形成される(図6(B)参照)。本実施形態では、爪部24は、先端部近傍の突出部23側に、先端部から基端部側に向かうに従い幅が大きくなるよう平面状に形成される平面部241を有している。
また、本実施形態では、爪部24は、巻線11を複数のティース22の間に設ける前、すなわち、弧状に曲げられる前は、先端部が突出部23の先端部に対しロータ2側に位置するよう形成されている(図6(A)参照)。
また、本実施形態では、突出部23は、ロータ2と同心の仮想円筒C1に沿うよう曲面状に形成される曲面部231を先端部に有している(図6(B)参照)。
また、本実施形態では、爪部24は、先端部が仮想円筒C1上に位置するよう形成されている(図6(B)参照)。なお、本実施形態では、平面部241は、仮想円筒C1に沿うよう形成される。
次に、ステータコア20の構成について、より詳細に説明する。
ステータコア20は、図3、4に示す積層コア40(分割コア)を、ティース22が内側を向くよう略円環状に配置することにより形成されている(図1参照)。本実施形態では、積層コア40は、環状に36個配置されている。なお、図3、4では、爪部24が曲げられる前の積層コア40を示している。
図4に示すように、積層コア40は、コア片30を積層することにより形成される。
コア片30は、例えば鉄等の金属(電磁鋼板)により板状に形成されている。コア片30は、コア片本体31、コア片ティース32、コア片突出部33、および、コア片爪部34を有している。
コア片本体31は、円弧状に形成されている。
コア片ティース32は、コア片本体31から、円弧状のコア片本体31の中心に向かって延びるよう形成されている。コア片ティース32は、1つのコア片30につき2つ形成されている。
コア片突出部33は、各コア片ティース32の先端部の中央から、円弧状のコア片本体31の中心に向かって突出するよう形成されている。
コア片爪部34は、各コア片ティース32の先端部のコア片突出部33に対しコア片本体31の周方向の両側から、円弧状のコア片本体31の中心に向かって延びるよう形成されている。
コア片本体31は、凸部311、凹部312、および、面取り部313、314を有している。
凸部311は、コア片本体31の長手方向の一方の端部に形成されている。凹部312は、コア片本体31の長手方向の他方の端部に形成されている。
面取り部313は、コア片本体31のコア片ティース32とは反対側の辺と凸部311が形成された辺とにより形成される角部を約45度で面取りすることにより形成されている。面取り部314は、コア片本体31のコア片ティース32とは反対側の辺と凹部312が形成された辺とにより形成される角部を約45度で面取りすることにより形成されている。
コア片30を積層し積層コア40を形成すると、コア片30のコア片ティース32によりティース22が形成され、コア片突出部33により突出部23が形成され、コア片爪部34により爪部24が形成される。
また、コア片30を積層して積層コア40を形成し、当該積層コア40を環状に接続すると、コア片本体31によりコア本体21が形成される。ここで、積層コア40は、コア片本体31の凸部311が、隣り合うコア片本体31の凹部312に嵌合した状態で環状に接続される。また、積層コア40が環状に接続された状態では、コア片本体31の面取り部313と、隣り合うコア片本体31の面取り部314とにより、コア本体21の外縁部に、約90度に切り欠かれるようにして複数の位置決め部211が形成される(図4参照)。
次に、本実施形態によるステータ10の製造方法について説明する。
(コア片形成工程)
電磁鋼板をプレス加工等することにより、図4に示すコア片30を複数形成する。
(積層工程)
コア片30を複数積層することにより、図3に示す積層コア40を形成する。
(巻線組み上げ工程)
巻線11を、周方向に所定の隙間が複数(本実施形態では72個)形成されるよう環状に組み上げる(図5参照)。
(コア挿入工程)
環状に組み上げられた巻線11の隙間にティース22を挿入しつつ積層コア40を環状に配置(接続)する(図5参照)。
(治具設置工程)
図5に示す治具100を、環状に配置した積層コア40の外側に設置(挿入)する。
治具100は、略円筒状に形成され、内壁に複数の位置決め突起101を有している。
環状に配置した積層コア40の外側に治具100を設置するとき、位置決め突起101がコア本体21の位置決め部211に嵌合するよう治具100を設置する。これにより、各積層コア40は、治具100に対し周方向の位置決めがなされる。
(爪部曲げ工程)
爪部曲げ工程では、図7に示す治具110を用いる。
治具110は、ガイド部111、可動部112および付勢部材113を有している。ガイド部111は、略矩形柱状に形成され、突出部23の曲面部231に対応する形状の曲面部114を有している。可動部112は、ガイド溝115、および、当該ガイド溝115の両側に曲面部116を有している。可動部112は、ガイド溝115がガイド部111に案内されつつ、ガイド部111に対し相対移動可能である。付勢部材113は、ガイド部111と可動部112のガイド溝115との間に設けられ、ガイド部111と可動部112とが離間する方向に両者を付勢している。
図7(A)に示すように、ガイド部111の曲面部114が突出部23の曲面部231に当接するよう、かつ、可動部112の曲面部116が爪部24の先端部に当接するよう治具110を配置する。なお、このとき、積層コア40のティース22とは反対側、すなわち、コア本体21のティース22とは反対側は、位置決め部211に位置決め突起101が嵌合した状態で治具100に係止されている(図4参照)。
図7(A)、(B)に示すように、可動部112をティース22側へ移動させる。このとき、可動部112は、ガイド部111により移動が案内される。また、このとき、爪部24は先端部(平面部241)が可動部112の曲面部116に摺動しつつ、先端部が突出部23から離れるよう徐々に曲げられる。
図7(C)に示すように、可動部112をティース22側へさらに移動させることにより、爪部24は、基端部近傍で巻線11を係止可能なよう弧状に形成される。
本実施形態では、上述の「爪部曲げ工程」をティース22の数(72個)分、実施する。なお、図7(C)に示す状態から可動部112を、ガイド部111から離間する方向に移動させるとき、付勢部材113の付勢力により円滑に移動させることができる。
全てのティース22に対し「爪部曲げ工程」が完了したら、上述の「治具設置工程」で設置した治具100を取り外す。このとき、巻線11が爪部24により係止されているため、治具100を取り外しても、複数の積層コア40が分離することはない。
このように、爪部24は、巻線11を複数のティース22の間に設ける前は突出部23に対し平行かつ直線状に延びる形状であり、巻線11を複数のティース22の間に設けた後(ティース22を巻線11の隙間に挿入した後)、コア本体21の周方向に曲げることにより弧状に形成される。
以上説明したように、本実施形態では、コア本体21は、環状に形成され、ロータ2の外側に設けられる。ティース22は、コア本体21からロータ2に向かって延びるようコア本体21の周方向に複数形成されている。巻線11は、複数のティース22の間に設けられる。突出部23は、複数のティース22それぞれの先端部の中央からロータ2に向かって突出するよう形成されている。爪部24は、複数のティース22それぞれの先端部の、突出部23に対しコア本体21の周方向の両側からロータ2に向かって延びるよう2つ形成されている。
本実施形態では、爪部24は、先端部の幅が基端部の幅より小さく、かつ、巻線11を係止可能なよう弧状に形成されている。
本実施形態では、爪部24により巻線11を係止可能なため、ティース22間からの巻線11の脱落を抑制することができる。
また、本実施形態では、爪部24の先端部の幅は、基端部の幅より小さい。すなわち、爪部24の基端部の幅は、先端部の幅より大きい。そのため、爪部24の磁気特性は、特に基端部において良好である。よって、本実施形態のステータ10を用いた回転電機1は、性能を向上することができる。
また、本実施形態では、爪部24の基端部の幅が先端部の幅より大きいため、爪部24を、巻線11を複数のティース22の間に設ける前は突出部23に対し平行かつ直線状に延びる形状とし、巻線11を複数のティース22の間に設けた後、コア本体21の周方向に曲げることにより弧状に形成する場合、爪部24は基端部側程曲がり難く、先端部側程曲がり易い。よって、爪部24の基端部が局所的に曲がることを抑制し、基端部に応力が集中および残留するのを抑制することができる。その結果、爪部24の基端部における破損および磁気特性の悪化を抑制することができる。
また、本実施形態では、爪部24は、巻線11を複数のティース22の間に設ける前、すなわち、弧状に曲げられる前は、先端部が突出部23の先端部に対しロータ2側に位置するよう形成されている。つまり、爪部24は、突出部23の突出長さより長く形成されている。よって、「爪部曲げ工程」で爪部24を滑らかな弧状に曲げることができる。
また、本実施形態では、コア本体21、ティース22、突出部23および爪部24は、板状のコア片30をコア本体21の軸方向に積層することにより形成されている。コア片30は、板状のため、複雑な形状であっても容易に形成することができる。よって、ティース22の先端部近傍(突出部23、爪部24)が複雑な形状のステータコア20を容易に形成することができる。
また、本実施形態では、突出部23は、ロータ2と同心の仮想円筒C1に沿うよう曲面状に形成される曲面部231を先端部に有している。これにより、突出部23とロータ2との間で磁束が流れ易くなり、回転電機1の性能が向上する。
また、本実施形態では、爪部24は、先端部が仮想円筒C1上に位置するよう形成されている。これにより、爪部24とロータ2との間で磁束が流れ易くなり、回転電機1の性能がより向上する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるステータについて説明する。第2実施形態は、ステータの製造方法に関し、上述の「爪部曲げ工程」が第1実施形態と異なる。
第2実施形態の爪部曲げ工程では、図8に示す治具120を用いる。
治具120は、第1回転部121および第2回転部122を有している。第1回転部121は、平面状に形成される平面部123を有し、第1回転軸Ax1を回転中心にして回転可能である。第2回転部122は、平面状に形成される平面部124を有し、第2回転軸Ax2を回転中心にして回転可能である。
図8(A)に示すように、第1回転部121と第2回転部122とが当接するよう、かつ、第1回転部121の平面部123が一方の爪部24の平面部241に当接するよう、第2回転部122の平面部124が他方の爪部24の平面部241に当接するよう治具120を配置する。なお、このとき、積層コア40のティース22とは反対側、すなわち、コア本体21のティース22とは反対側は、位置決め部211に位置決め突起101が嵌合した状態で治具100に係止されている(図4参照)。
図8(A)、(B)に示すように、第1回転部121と第2回転部122とが離間するよう、第1回転軸Ax1を回転中心にして第1回転部121を回転させ、第2回転軸Ax2を回転中心にして第2回転部122を回転させる。このとき、爪部24は先端部(平面部241)が第1回転部121の平面部123または第2回転部122の平面部124に当接した状態で、先端部が突出部23から離れるよう徐々に曲げられる。
図8(C)に示すように、第1回転部121および第2回転部122をさらに回転させることにより、爪部24は、基端部近傍で巻線11を係止可能なよう弧状に形成される。
以上説明したように、治具120を用いることにより、第1実施形態の治具110と同様、爪部24を弧状に形成することができる。
第2実施形態の治具120は、爪部曲げ工程のとき、環状に配置した積層コア40の内側に、第1回転部121および第2回転部122の回転のためのスペースを必要とする。よって、作業時に必要なスペースの観点では、第1実施形態の治具110の方が有利である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるステータの一部(積層コア)を図9に示す。第3実施形態は、コア片および積層コアの形状が第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、コア片30は、面取り部313、314に代えて、切欠き部315、316を有している。切欠き部315、316は、それぞれ、コア片本体31のコア片ティース32とは反対側の辺を約90度に切り欠くようにして形成されている。これにより、コア片30を積層し積層コア40を形成し、積層コア40を環状に接続すると、コア本体21の外縁部に、約90度に切り欠かれるようにして複数の位置決め部211が形成される(図9参照)。
本実施形態では、上述の「治具設置工程」において、環状に配置した積層コア40の外側に治具100を設置するとき、位置決め突起101がコア本体21の位置決め部211に嵌合するよう治具100を設置する。これにより、各積層コア40は、治具100に対し周方向の位置決めがなされる(図9参照)。
また、上述の「爪部曲げ工程」において、積層コア40のティース22とは反対側、すなわち、コア本体21のティース22とは反対側は、位置決め部211に位置決め突起101が嵌合した状態で治具100に係止される(図9参照)。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるステータを図10に示す。第4実施形態では、ステータを回転電機に適用したときのステータとロータの位置関係等が第1実施形態と異なる。
第4実施形態では、ステータ10は、略円環状に形成され、フロントハウジング3またはリアハウジング4に固定される。
ロータ2は略円環状または略円筒状に形成される。ロータ2は、出力軸6を経由してフロントハウジング3およびリアハウジング4に軸受けされ、出力軸6とともに回転可能である。ロータ2は、ステータ10の外側で、ステータ10に対し相対回転する。すなわち、本実施形態では、回転電機は、アウターロータタイプの回転電機である。
本実施形態では、ティース22は、コア本体21から径外方向、すなわち、ロータ2の内壁に向かって延びるようコア本体21の周方向に複数形成されている。本実施形態では、ティース22は、72個形成されている。
巻線11は、第1実施形態と同様、複数のティース22の間に設けられる。
突出部23は、複数のティース22それぞれの先端部の中央からコア本体21の径外方向、すなわち、ロータ2の内壁に向かって突出するよう形成されている。
爪部24は、複数のティース22それぞれの先端部の、突出部23に対しコア本体21の周方向の両側からロータ2に向かって延びるよう2つ形成されている。
図11(B)に示すように、爪部24は、先端部の幅が基端部(根元)の幅より小さく、かつ、基端部近傍で巻線11を係止可能なよう弧状に形成されている。
また、本実施形態では、爪部24は、巻線11を複数のティース22の間に設ける前は突出部23に対し平行かつ直線状に延びる形状であり(図11(A)参照)、巻線11を複数のティース22の間に設けた後、コア本体21の周方向に曲げることにより弧状に形成される(図11(B)参照)。本実施形態では、爪部24は、先端部近傍の突出部23側に、先端部から基端部側に向かうに従い幅が大きくなるよう平面状に形成される平面部241を有している。
また、本実施形態では、爪部24は、巻線11を複数のティース22の間に設ける前、すなわち、弧状に曲げられる前は、先端部が突出部23の先端部に対しロータ2側に位置するよう形成されている(図11(A)参照)。
また、本実施形態では、突出部23は、ロータ2と同心の仮想円筒C2に沿うよう曲面状に形成される曲面部231を先端部に有している(図11(B)参照)。
また、本実施形態では、爪部24は、先端部が仮想円筒C2上に位置するよう形成されている(図11(B)参照)。なお、本実施形態では、平面部241は、仮想円筒C2に沿うよう形成される。
本実施形態では、「爪部曲げ工程」において、図10に示す治具130を、環状に配置した積層コア40の内側に設置する。治具130は、略円筒状に形成され、外壁に複数の位置決め突起131を有している。環状に配置した積層コア40の内側に治具130を設置するとき、位置決め突起131がコア本体21の位置決め部211に嵌合するよう治具130を設置する。これにより、各積層コア40は、治具130に対し周方向の位置決めがなされる。
以上説明したように、本発明は、アウターロータタイプの回転電機に適用することもできる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態によるステータを図12に示す。第5実施形態は、ステータコアの形状等が第1実施形態と異なる。
第1実施形態では、ステータコア20が、複数の積層コア40(分割コア)を環状に接続することにより形成される例を示した。これに対し、第5実施形態では、ステータコア20は、複数の積層コア40ではなく、図12に示すように、コア本体21が環状になるよう一体に形成されている。すなわち、第1実施形態のコア片30の凸部311と凹部312とが一体に接続されたような状態である。また、第5実施形態では、第1実施形態で示した位置決め部211は形成されていない。
第5実施形態では、磁性鋼板を積層し環状のステータコア20を形成した後、複数のティース22間に巻線11を設ける。その後、第1実施形態と同様、「爪部曲げ工程」で爪部24をコア本体21の周方向に曲げる。
以上説明したように、本発明は、ステータコアが分割ではなく一体に形成されるステータに適用することもできる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、爪部は、巻線を複数のティースの間に設ける前、すなわち、弧状に曲げられる前は、先端部が突出部の先端部に対し界磁とは反対側に位置するよう形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、ステータコアを、磁性鋼板を積層し形成する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、磁性鋼板を積層するのではなく、磁性鋼を例えば鋳造または切削等することによりステータコアまたは分割コアを形成してもよい。
また、本発明の他の実施形態では、突出部は、先端部が、界磁と同心の仮想筒に沿うよう曲面状に形成されていなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、爪部は、先端部が界磁と同心の仮想筒上に位置しないよう形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、ティースは、2つ以上であれば、コア本体の周方向にいくつ形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、位置決め部は、コア本体の周方向にいくつ形成されていてもよい。また、位置決め部は、形成されていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、ティースおよび巻線等を有する電機子を固定子(ステータ)として用い、界磁を回転子(ロータ)として用いる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、例えばブラシ等を設けることにより電機子を回転子(ロータ)として用い、界磁を固定子(ステータ)として用いてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、回転電機を、車両の駆動輪に限らず、種々の駆動対象を駆動するために用いることができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・・回転電機
2 ・・・・ロータ(界磁)
10 ・・・ステータ(電機子)
11 ・・・巻線
21 ・・・コア本体
22 ・・・ティース
23 ・・・突出部
24 ・・・爪部

Claims (6)

  1. 回転電機(1)の界磁(2)に作用する磁界を発生する電機子(10)であって、
    前記界磁の外側または内側に設けられる環状のコア本体(21)と、
    前記コア本体から前記界磁に向かって延びるよう前記コア本体の周方向に複数形成されるティース(22)と、
    複数の前記ティースの間に設けられる巻線(11)と、
    複数の前記ティースそれぞれの先端部の中央から前記界磁に向かって突出するよう形成される突出部(23)と、
    複数の前記ティースそれぞれの先端部の前記突出部に対し前記コア本体の周方向の両側から前記界磁に向かって延びるよう形成される2つの爪部(24)と、を備え、
    前記爪部は、先端部の幅が基端部の幅より小さく、かつ、前記巻線を係止可能なよう弧状に形成されていることを特徴とする電機子。
  2. 前記爪部は、前記巻線を複数の前記ティースの間に設ける前は前記突出部に対し平行かつ直線状に延びる形状であり、前記巻線を複数の前記ティースの間に設けた後、前記コア本体の周方向に曲げることにより弧状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電機子。
  3. 前記爪部は、前記巻線を複数の前記ティースの間に設ける前は、先端部が前記突出部の先端部に対し前記界磁側に位置するよう形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電機子。
  4. 前記コア本体、前記ティース、前記突出部および前記爪部は、板状のコア片(30)を前記コア本体の軸方向に積層することにより形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電機子。
  5. 前記突出部は、前記界磁と同心の仮想筒(C1、C2)に沿うよう曲面状に形成される曲面部(231)を先端部に有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電機子。
  6. 前記爪部は、先端部が前記界磁と同心の仮想筒(C1、C2)上に位置するよう形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電機子。
JP2013141614A 2013-07-05 2013-07-05 電機子、および、その製造方法 Active JP5928836B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013141614A JP5928836B2 (ja) 2013-07-05 2013-07-05 電機子、および、その製造方法
US14/323,682 US9209659B2 (en) 2013-07-05 2014-07-03 Armature for rotating electric machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013141614A JP5928836B2 (ja) 2013-07-05 2013-07-05 電機子、および、その製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015015842A true JP2015015842A (ja) 2015-01-22
JP5928836B2 JP5928836B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=52132311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013141614A Active JP5928836B2 (ja) 2013-07-05 2013-07-05 電機子、および、その製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9209659B2 (ja)
JP (1) JP5928836B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122445A1 (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 三菱電機株式会社 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法
US20210211016A1 (en) * 2020-12-31 2021-07-08 Hunan University Of Science And Technology Denoising optimization method for ac traction motor by chamfering stator tooth shoulder

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6328272B2 (ja) * 2014-12-09 2018-05-23 三菱電機株式会社 固定子の製造方法、回転電機の製造方法、および鉄心ブロック
DE102021112931A1 (de) 2021-05-19 2022-11-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Stator einer elektrischen Maschine, Verfahren zum Herstellen desselben und elektrische Maschine

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126141U (ja) * 1980-02-27 1981-09-25
JPH11308789A (ja) * 1998-04-22 1999-11-05 Aisin Seiki Co Ltd 電気モータのステータ
JP2003224940A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Asmo Co Ltd 回転電機のステータ
US20040187293A1 (en) * 2003-03-25 2004-09-30 Bradfield Michael Duane Radial insertion of stator hairpin windings

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US911713A (en) * 1906-05-03 1909-02-09 Allis Chalmers Method of and means for securing in position conductors of electromagnetic structures.
DE102004045659A1 (de) * 2004-09-21 2006-04-06 Bosch Rexroth Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Stators einer elektrischen Maschine
JP5260929B2 (ja) 2007-09-28 2013-08-14 株式会社小松製作所 作業車両
JP2010239721A (ja) 2009-03-31 2010-10-21 Hitachi Automotive Systems Ltd 回転電機
JP2011036010A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hitachi Ltd 回転電機
JP5557058B2 (ja) 2011-01-18 2014-07-23 株式会社デンソー 回転電機の固定子及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126141U (ja) * 1980-02-27 1981-09-25
JPH11308789A (ja) * 1998-04-22 1999-11-05 Aisin Seiki Co Ltd 電気モータのステータ
JP2003224940A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Asmo Co Ltd 回転電機のステータ
US20040187293A1 (en) * 2003-03-25 2004-09-30 Bradfield Michael Duane Radial insertion of stator hairpin windings

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122445A1 (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 三菱電機株式会社 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法
JPWO2017122445A1 (ja) * 2016-01-12 2018-03-29 三菱電機株式会社 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法
CN108475946A (zh) * 2016-01-12 2018-08-31 三菱电机株式会社 旋转电机的定子、旋转电机及旋转电机的定子的制造方法
CN108475946B (zh) * 2016-01-12 2020-02-07 三菱电机株式会社 旋转电机的定子、旋转电机及旋转电机的定子的制造方法
US20210211016A1 (en) * 2020-12-31 2021-07-08 Hunan University Of Science And Technology Denoising optimization method for ac traction motor by chamfering stator tooth shoulder
US11799353B2 (en) * 2020-12-31 2023-10-24 Hunan University Of Science And Technology Denoising optimization method for AC traction motor by chamfering stator tooth shoulder with inscribed arc

Also Published As

Publication number Publication date
US9209659B2 (en) 2015-12-08
JP5928836B2 (ja) 2016-06-01
US20150008785A1 (en) 2015-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9438090B2 (en) Method of assembling a rotary electric machine
US7915780B2 (en) Laminated spiral core, dynamo-electric-machine rotor provided therewith, and dynamo-electric machine
JP7099320B2 (ja) ロータコア、ロータ、及びモータ
JP5958439B2 (ja) 回転子、および、これを用いた回転電機
JP5859112B2 (ja) 回転電機の電機子、及び回転電機の電機子の製造方法
JP5920637B2 (ja) 回転電機の回転子
JP5928836B2 (ja) 電機子、および、その製造方法
JP2017112749A (ja) ステータの組立方法およびステータ
JP5248048B2 (ja) 回転電機の回転子及び回転電機
JP7014172B2 (ja) ロータ、及びモータ
EP3968499A1 (en) Coil, stator member, stator, and motor
JP5593787B2 (ja) 回転電気機械
JP5376262B2 (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
CN110574257B (zh) 电动马达用定子和电动马达
JP6824032B2 (ja) リラクタンス回転電機の組立方法およびリラクタンス回転電機
JP2019198220A (ja) 電動機
JP2016144395A (ja) モータ電機子
JP6611966B2 (ja) 電動機およびその製造方法
JP2013021892A (ja) 永久磁石式モータのステータの製造方法及びステータ
JP2017169265A (ja) ステータコア固定構造体及びステータコア固定構造体の製造方法
JP3969379B2 (ja) 積層鉄心とその製造方法、及び回転電機
JP2015027171A (ja) 固定子コア片、電動モータ、及び電動工具
WO2017170298A1 (ja) 電動モータ用ステータの製造方法、電動モータの製造方法、電動モータ用ステータ、および電動モータ
JP2011217454A (ja) 回転電気機械
JP6070329B2 (ja) 回転電機用ステータコア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160413

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5928836

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250