JPWO2017122445A1 - 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017122445A1
JPWO2017122445A1 JP2017561536A JP2017561536A JPWO2017122445A1 JP WO2017122445 A1 JPWO2017122445 A1 JP WO2017122445A1 JP 2017561536 A JP2017561536 A JP 2017561536A JP 2017561536 A JP2017561536 A JP 2017561536A JP WO2017122445 A1 JPWO2017122445 A1 JP WO2017122445A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
rotating electrical
electrical machine
circumferential direction
machine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017561536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6416417B2 (ja
Inventor
辰郎 日野
辰郎 日野
康平 江頭
康平 江頭
原田 佳浩
佳浩 原田
祥平 松岡
祥平 松岡
中村 成志
成志 中村
真一郎 吉田
真一郎 吉田
愛子 中野
愛子 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2017122445A1 publication Critical patent/JPWO2017122445A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6416417B2 publication Critical patent/JP6416417B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • H02K1/165Shape, form or location of the slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/12Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/48Fastening of windings on the stator or rotor structure in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/48Fastening of windings on the stator or rotor structure in slots
    • H02K3/487Slot-closing devices
    • H02K3/493Slot-closing devices magnetic
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/15Sectional machines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/173Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
    • H02K5/1732Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

環状のバックヨーク部(2)の周方向(Z)に間隔を隔てて径方向Xに突出する複数のティース部(3)を有する鉄心(4)と、スロット(5)に絶縁部(6)を介したコイル(7)とを備え、ティース部(3)の先端部(3A)には、スロット(5)側に突出する鍔部(10)が、連結部(11)と、周方向(Z)に延在し、第一空隙部(8)を形成する屈曲部(12)と、周方向(Z)の先端側(13A)がスロット(5)側に突出し、屈曲部(12)の径方向(X)の幅(W1)より長い径方向(X)の幅(W2)にて形成される停止部(13)とを備え、屈曲部(12)のティース部(3)の突出側(X1)と相反する側の周方向(Z)側面のR寸法(R0)は、屈曲部(12)の径方向(X)の幅(W1)以上である回転電機(100)の固定子(1)。

Description

この発明は、応力集中を抑制し、疲労強度を向上することができる回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法に関するものである。
近年、電動機や発電機等の回転電機は、小型高出力化、高効率化が求められている。この要求を解決する手段として、固定子のスロット開口幅を狭めることが挙げられる。スロット開口幅を狭めると、磁気抵抗が減少し、回転電機の効率が向上するので、回転電機の小型高出力化が可能になる。しかし、スロット開口幅を狭めると、スロットへのコイルの装着が困難になるとの問題点があった。
このような問題を解決する従来の固定子として、ティースが、ティース本体部とティース先端部とを備えており、コイル装着後に、ティース先端部を、周方向の外側であるスロット側に向けて、開くことによりスロット開口幅を狭めるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
周方向に折り曲げられるティース部先端の屈曲部、V字状の切欠き部を設け、切欠き部先端のR寸法をコア材板厚の30〜60%に設定することで、固定子コアの軸方向への盛り上がりを抑制する効果があった。
また、他の従来の回転電機としては、珪素鋼板により構成されコイルを巻き付けるためのティース部を有する第一部材と、前記珪素鋼板より珪素含有率が低く前記第一部材に対してステータの中心軸方向に積層されコイルを巻き付けるためのティース部と前記ティース部の先端に設けられてコイル挿入後に曲げられてコイルを位置決めする鍔部とを有する第二部材とを備えた、ステータの分割コアが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
珪素含有量が低く曲げ加工性のよい第二部材に折り曲げ部を設けることで、珪素含有量が高い第一部材部で高効率化を図りつつ、第二部材でコイルを保持する効果があった。
特許5537964号公報 特許5114354号公報
特許文献1に示された従来の回転電機の固定子においては、切欠き部とティース内周部との間に形成される最も径方向に幅の薄い部分に応力が集中して屈曲部が形成される。一般的に金型でプレスして打抜く形状は最も薄い部分でも、金型寿命や精度の面で板厚よりも大きく形成することが一般的であり、この屈曲部においても少なくとも板厚以上の幅を設けることが望ましい。
一方で、屈曲部の曲げ内側のR寸法は板厚の30〜60%に設定されているため、板厚以上の幅の屈曲部を板厚の30〜60%の内側のR寸法で曲げ加工すると、曲げ外周部に過大な歪みが生じて割れが発生してしまう問題点があった。
そのため、高効率化を目的として珪素を添加することで許容歪み量が小さくなる珪素鋼板を用いると、許容歪みを超えて割れてしまい、これらを用いることができず効率が低下する問題点があった。
また、鍔部に径方向の電磁力が作用した際に、径方向のRが小さいため、応力集中して亀裂が進展してしまうため、十分な疲労強度が確保できない問題点があった。
特許文献2に示された回転電機によれば、第一部材と第二部材とにて形成されているため、積層の際に材料を途中で交換する必要があるため、生産性が低下する問題点があった。
また、鍔部を多く設けると、珪素含有量の少ない第二部材の比率が下がるため、効率が低下する問題点があった。
一方で、鍔部を少なくすると、回転子の鉄損が増加し、効率が低下するとともに、回転子鉄損により磁石温度が上昇するため、高グレードの磁石を用いなければならず、材料費が増加する問題点があった。
さらに、鍔部を少なくすると、コイルの保持強度が確保できない問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、応力集中を抑制し、疲労強度を向上することができる回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法を提供することを目的とする。
この発明の回転電機の固定子は、
環状に形成されたバックヨーク部、および、前記バックヨーク部の周方向に間隔を隔てて径方向に突出して形成された複数のティース部を有する鉄心と、
隣接する前記ティース部間に形成された複数のスロットにそれぞれ絶縁部を介して設置されるコイルとを備えた回転電機の固定子において、
前記ティース部の径方向の突出側の先端部には、周方向において前記スロット側に突出する鍔部を有し、
前記鍔部は、前記ティース部と連結する連結部と、
前記連結部から周方向に延在するとともに、前記ティース部の先端部と離反する第一空隙部を形成する屈曲部と、
前記屈曲部から周方向に延在するとともに、周方向の先端側が前記スロット側に突出し、前記屈曲部の径方向の幅より長い径方向の幅にて形成される停止部とを備え、
前記屈曲部の前記ティース部の突出側と相反する側の周方向側面のR寸法は、前記屈曲部の径方向の幅以上である。
また、この発明の回転電機は、上記固定子に対して同心円状に配置される回転子とを備えたものである。
また、この発明の回転電機の固定子の製造方法によれば、
前記鉄心を、前記鍔部が周方向において前記スロット側に突出していない状態にて形成する第一工程と、
前記鉄心の前記スロットに前記絶縁部を介して前記コイルを設置する第二工程と、
前記鍔部を周方向に屈曲させて前記スロット側に突出させる第三工程とを備えたものである。
この発明の回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法によれば、応力集中を抑制し、疲労強度を向上することができる。
この発明の実施の形態1の回転電機の構成を示す図である。 図1に示した回転電機の固定子の鉄心の構成を示す平面図である。 図2に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。 図1に示した回転電機の固定子および回転子の構成を示す斜視図である。 図4に示した回転電機の固定子の分割鉄心の構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の固定子のコイルおよび絶縁部の構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す側面図である。 図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す平面図である。 図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す側面図である。 図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す平面図である。 図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す斜視図である。 図11に示した固定子のSにて示した部分の製造方法を示す平面図である。 図11に示した固定子のSにて示した部分の製造方法を示す平面図である。 実施の形態1の効果を説明するための比較例の固定子の構成を示した平面図である。 実施の形態1の効果の原理を説明するための平面図である。 実施の形態1の効果を説明するための比較例の原理を説明するための平面図である。 この発明の実施の形態1の固定子の鉄心の他の例を示した平面図である。 この発明の実施の形態2における固定子の鉄心の構成を示す平面図である。 図19に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態3における固定子の鉄心の構成を示す平面図である。 図21に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態4における固定子の鉄心の構成を示す平面図である。 図23に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。 図24に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1の回転電機の構成を示した片縦断面側面図である。図2は図1に示した回転電機の固定子の鉄心のティース部の構成を示した平面図である。図3は図2に示した固定子の鉄心のティース部の鍔部の屈曲前の状態を示す平面図である。図4は図1に示した回転電機の固定子および回転子の構成を示す斜視図である。図5は図4に示した回転電機の固定子の分割鉄心の構成を示す斜視図である。
図6は図1に示した回転電機の固定子のコイルおよび絶縁部の構成を示す斜視図である。図7は図1に示した回転電機の固定子の製造方法を示す側面図である。図8は図7に示したQ−Q線における回転電機の固定子の製造方法を示す平面図である。図9は図7および図8と同一時の回転電機の固定子の製造方法を示す斜視図である。図10は図8の次工程における回転電機の固定子の製造方法を示す側面図である。図11は図10に示したP−P線における回転電機の固定子の製造方法を示す平面図である。図12は図10および図11と同一時の回転電機の固定子の製造方法を示す斜視図である。
図13は図11に示した固定子のSにて示した部分の製造方法を示す平面図である。図14は図13の次工程における図11に示した固定子のSにて示した部分の製造方法を示す平面図である。図15は実施の形態1の効果を説明するための比較例の固定子の構成を示した平面図である。図16は実施の形態1の効果の原理を説明するための平面図である。図17は実施の形態1の効果を説明するための比較例の原理を説明するための平面図である。図18はこの発明の実施の形態1の固定子の鉄心の他の例を示した平面図である。
図1において、回転電機100は、固定子1と、この固定子1の環状内に配設された回転子101とを備えている。そして、回転電機100は、有底円筒状のフレーム102と、このフレーム102の開口を塞口する端板103とを有するハウジング109内に収納されている。固定子1は、フレーム102の円筒部の内部に、嵌合状態にて固着されている。回転子101は、フレーム102の底部および端板103にベアリング104を介して回転可能に支持された回転軸106に固着されている。
回転子101は、軸心位置に挿通された回転軸106に固着された回転子鉄心107と、回転子鉄心107の外周面側に埋設されて周方向Zに所定の間隔で配列され、磁極を構成する永久磁石108とにて形成されている。尚、ここでは、回転子101は永久磁石型にて示しているが、これに限られることはなく、絶縁被膜を施していない導体線をスロットに収納して、両側を短絡環で短絡したかご形の回転子や、絶縁被膜を施した導体線を回転子鉄心のスロットに装着した巻線形の回転子を用いてもよい。
固定子1は、鉄心4とコイル7とから構成される。鉄心4は、環状に形成されたバックヨーク部2と、バックヨーク部2の内周の周方向Zに、等間隔を隔てて径方向Xの内側X1に突出して形成された複数のティース部3とを有する。コイル7は、隣接するティース部3間に形成された複数のスロット5にそれぞれ絶縁部6を介して設置される。このようにスロット5は、軸方向Yに貫通して構成されている。そして、バックヨーク部2は各ティース部3を磁気的に接続している。
そして鉄心4は、ここでは周方向Zに分割された、図5に示すような分割鉄心41が複数個環状に接続されて形成されている。1つの分割鉄心41には、2つのティース部3が形成されている。そして、コイル7は、複数のティース部3にまたがって巻線される分布巻や、1つのティース部3に巻線される集中巻などの構造が適用可能である。但し、本実施の形態1においては、分布巻を例に説明する。
また、鉄心4は、例えば、珪素が含有された電磁鋼板の板材をプレス等で打抜いて、その板材40を軸方向Yに複数枚積層して形成されている。そして、板材40はカシメや溶接、接着などの固定手段により軸方向Yの積層間が固定され形成されている。尚、ここでは、絶縁部6を鉄心4と別々に構成する例を示しているが、絶縁部6と鉄心4とを射出成型などの固定手段により一体化して構成する場合であってもよい。
そして、ティース部3の径方向Xの突出側、ここでは径方向Xの内側X1の先端部3Aには、周方向Zにおいてスロット5側に突出する鍔部10が周方向Zの両側にそれぞれ形成されている。尚、径方向Xの突出側と相反する側、ここでは径方向Xの外側X2とする。
鍔部10は、連結部11と、屈曲部12と、停止部13とから構成されている。連結部11は、ティース部3の先端部3Aの周方向Zの中央部分にて連結して形成される。屈曲部12は、連結部11から周方向Zの両側にそれぞれ延在して形成される。屈曲部12は、ティース部3の先端部3Aと離反する第一空隙部8を形成する。当該第一空隙部8は、径方向Xの幅W3が、周方向Zの幅W4より短く形成されている。そして、屈曲部12のティース部3の突出側(外側X2)と相反する側(内側X1)の周方向側面12AのR寸法R0は、図2に示すように周方向Zに鍔部10を屈曲させた後の滑らかな曲線である半径を示し、屈曲部12の径方向Xの幅W1以上にて形成される。また、屈曲部12の径方向Xの幅W1は一定に形成されている。そして、屈曲部12の内側X1の周方向側面12Bには凹部14が形成されている。
停止部13は、屈曲部12から周方向Zの両側にそれぞれ延在して形成される。停止部13は、周方向Zの先端側13Aがそれぞれのスロット5側に突出して形成される。停止部13は、径方向Xの幅W2が屈曲部12の径方向Xの幅W1より長く形成されている。 また、停止部13とティース部3の先端部3Aとにて第二空隙部9が形成されている。そして、第二空隙部9の径方向Xの幅W5は、第一空隙部8の径方向Xの幅W3より短く形成されている。
次に上記のように構成された実施の形態1の回転電機の固定子の製造方法について説明する。まず、図6に示すように、所望の形状に巻回されたコイル7の所定の箇所に絶縁部6を設置する。また、図3および図5に示すように、鍔部10が周方向Zにおいてスロット5側に突出していない状態にて分割鉄心41を形成する(第一工程)。次に、図7、図8、図9に示すように、絶縁部6が設置されたコイル7の外周側に分割鉄心41を配置する。
次に、図10、図11、図12に示すように、分割鉄心41を径方向Xの内側X1に移動させ、分割鉄心41にコイル7を装着する(第二工程)。このように、複数の分割鉄心41が連結されて、鉄心4が構成されるとともに、環状のバックヨーク部2が構成される。そして、複数の分割鉄心41のティース部3によりスロット5が構成される。そして、スロット5内に先の工程にて形成されたコイル7および絶縁部6が配置されることとなる。但し、図10、図11、図12においては、絶縁部6の図示は省略している。
次に、図13に示すように、鉄心4の径方向Xの内側X1の、鍔部10の形成位置に対向するように治具17を設置する。次に、図14に示すように、鉄心4の位置を固定した状態とし、治具17を径方向Xの外側X2に移動して、鍔部10に押し当てる。これにより、鍔部10は屈曲部12が変形して屈曲され、停止部13がティース部3の先端部3A側に移動する。この図13から図14に至るまでの、鍔部10の曲げ角度θは、図3に示すような角度となる。そして、停止部13の先端側13Aは、周方向Zにおいてスロット5側に突出する(第三工程)。
そして、鍔部10は、周方向Zにおいてスロット5側に突出して形成されるため、スロット5の径方向Xの内側X1(スロット5の開口側)の周方向Zの幅W11が、スロット5の径方向Xの外側X2の周方向Zの幅W10よりが小さく形成される。このため、スロット5の径方向Xの内側X1(スロット5の開口側)の周方向Zの幅と、スロット5の径方向Xの外側X2の周方向Zの幅とが同じ場合と比較して、回転子損失を低減して高効率化の効果がある。さらに、回転子損失を低減することで磁石温度が下がるため、低グレードの磁石を使用することが可能となり低コストとなる。
さらに、屈曲部12の周方向側面12AのR寸法R0は、屈曲部12の径方向Xの幅W1以上にて形成される。そして、屈曲部12と、ティース部3の先端部3Aとが離反する第一空隙部8が形成される。この第一空隙部8は、径方向Xの幅W3が、周方向Zの幅W4より短く形成されているため、屈曲部12の周方向側面12Aを滑らかな曲面とするR寸法R0を容易に確保することが可能となる。また、屈曲部12の周方向側面12Aが滑らかなR寸法R0のR形状にて形成され、連結部11および停止部13に接続して形成されているため、屈曲時の応力集中が発生せず、均等に応力が発生するため、割れが発生しにくくなる効果がある。
そして、治具17での鍔部10の成形時には、停止部13をティース部3の先端部3Aと当接させることで、安定的に鍔部10を成形することができ、トルクリップルおよびコギングトルクを低減する効果がある。成形時に、停止部13は治具17にてティース部3の先端部3Aに当接されるものの、その後、治具17を取り除くと、停止部13とティース部3の先端部3Aとには第二空隙部9が形成される。
また、屈曲部12の径方向Xの幅W1が、停止部13の径方向Xの幅W2より短く形成されているため、屈曲部12には、塑性変形する部分が集中する。このため、小さい力で屈曲することが可能となり、安価に製造する効果がある。
本実施の形態の屈曲部12の周方向側面12AのR寸法R0における効果の原理を説明する。そのために、本実施の形態と、比較例との差異を簡易的かつ相対的に比較した構成を図16および図17に基づいて説明する。図16は本実施の形態の屈曲部の例を示すものである。また、図17は比較例の例を示すものである。
図15に示すように、比較例においては、屈曲部と、Rとの関係については明示されていないが、本実施の形態における、屈曲部12の径方向Xの幅W1で言えば、金型プレスで打抜く場合には精度の関係から最小幅となる部分が少なくとも板厚以上とすることが望ましい。よって、ここでは板厚を1mmとした場合について、本実施の形態の例を図16に、比較例を図17にそれぞれ比較して示す。具体的には、屈曲部12の径方向Xの幅W1を1mmとし、曲げ角度を60°、屈曲部12の中立軸は径方向Xの幅の40%の位置であると仮定して計算した。尚、屈曲部の中立軸の位置は、径方向の幅の約40%前後となることが経験的に知られている。
そして、図16には、本実施の形態の屈曲部12のR寸法R0の下限値にあたる、板厚と同じであるR半径を有するR1=1mmの場合について示す。図17には、比較例である、板厚の30%であるR半径を有するR2=0.3mmの場合について示す。これらの歪み量を比較した結果を示す。図17に示すように比較例においては、外周部が86.3%(=1.36÷0.73)の歪みが生じている。これに対して、図16に示すように本実施の形態においては、外周部が43.2%(=2.09÷1.46)の歪みしか生じていない。このように、同じ角度を曲げた場合、歪みは約半分に抑制できることが分かる。
また、このように歪みが小さくできるため、板材40として、歪みに対する許容量の小さい、珪素含有率の大きい(例えば、1%以上)珪素鋼板を使用することができ、高効率化とすることができる。屈曲部12の周方向側面12AのR寸法R0、屈曲部12の径方向Xの幅W1、曲げ角度θ、の3つのパラメータは、板材40がR0≧W1となる範囲で、板材40の許容伸び量に応じて任意に設定することができる。具体的には、屈曲部12の周方向側面12AのR寸法R0、屈曲部12の径方向Xの幅W1、曲げ角度θ、の3つのパラメータを調整し、屈曲部12に生じる歪みを板材40の許容伸び量以下とすることで、鍔部10を折り曲げる際の破断のリスクが低減して、信頼性の高い回転電機を得ることができる。
また、鉄心4が、周方向Zに分割された複数の分割鉄心41にて構成されているため、各分割鉄心41を、周方向Zの許容伸び量が、径方向Xの許容伸び量よりも大きい部材を使用することが考えられる。これは径方向Xに突出する鍔部10を周方向Zに折り曲げた際に、鍔部10は主に周方向Zに伸びが生じるためである。このため、分割鉄心41として、径方向Xの許容伸び量に対して、周方向Zの許容伸び量を大きい部材を用いることで、鍔部10を折り曲げる際の破断のリスクが低減して、信頼性の高い回転電機を得ることができる。尚、ここで言う”許容伸び量”とは、部材が破断するまでに伸びる量のことを示す。
また、鍔部10に繰返し径方向Xの電磁力が作用した際に、屈曲部12には応力が作用する。このとき屈曲部12の周方向側面12AのR寸法R0が大きいため、応力集中を抑制し、疲労強度を向上する効果がある。また、軸方向Yの全領域に渡って鍔部10が形成されているので、固定子1の鉄損を抑制し、効率を向上する効果がある。また、磁石温度が上昇しにくくなるため、磁石の保持力を向上させるために磁石に添加するジスプロシウムやテルビウムなどの使用量を削減することができるので、省資源化効果がある。
また、軸方向Yの鍔部10を全領域に渡って形成しているため、コイル7をスロット5内確実に保持する効果がある。また、屈曲部12の径方向Xの幅W1は鉄心4を構成する板材40の厚さ以上とすることが望ましい。このように幅とすることで、幅精度が安定し、トルクリップルおよびコギングトルクを抑制する効果がある。
また、屈曲部12の径方向Xの幅W1を一定とし、屈曲部12の周方向側面12Bに凹部14を設けているため、屈曲部12に生じる歪みを平均化して最大歪みを低減する効果がある。
また、歪みを抑制することで、屈曲部12の内周部の軸方向Yへの膨らみを小さくすることができる。よって、比較例と比較して本実施の形態が軸方向Yへの膨らみをより小さくする効果がある。
また、停止部13とティース部3の先端部3Aとにて第二空隙部9を形成する。また、第二空隙部9の径方向Xの幅W5は、第一空隙部8の径方向Xの幅W3より短い。
当該第二空隙部9を形成することで、鍔部10が電磁力により振動した際に、鍔部10とティース部3との接触により生じる騒音が低減し、低騒音化の効果がある。
また、第一空隙部8の幅W3より、第二空隙部9の幅W5が短く形成されているため、磁束は径方向Xの磁気抵抗の大きい屈曲部12を通る径方向Xの磁束が減少し、ティース部3の連結部11および停止部13を通る磁束が増加する。このように、加工により劣化した屈曲部12を通る磁束が減少するため、高効率化の効果がある。
また、図18に示すように、第二空隙部9に緩衝材16を設置してもよい。このように、緩衝材16を設けることで、鍔部10が振動した際に減衰作用が生じるため、共振した際の共振倍率を低減して疲労強度を向上する効果がある。尚、緩衝材16には、エポキシ系やアクリル系などの熱硬化性の樹脂を用いることが望ましい。これらの樹脂を用いることで、液体の状態で第二空隙部9に充填させることができるので、容易に緩衝材16を設置することができる。
また、緩衝材16は第二空隙部9の全てに設置する必要はなく、第二空隙部9の少なくとも一部に緩衝材16が設置されていればよい。
上記のように構成された実施の形態1の回転電機の固定子、回転電機、および、回転電機の固定子の製造方法によれば、屈曲部のR寸法を屈曲部の径方向の幅以上としたので、応力集中を抑制し、疲労強度を向上する効果がある。
また、周方向においてスロット側に突出する鍔部を軸方向の全長に渡って設けるので、回転子鉄損を抑制し、効率を向上する効果がある。
そのことにより、磁石温度が上昇しにくくなるため、低グレードの磁石を用いることができ、安価となる効果がある。
さらに、鍔部により、コイルをスロット内に確実に保持する効果がある。
また、第一空隙部の周方向の幅を長く、径方向の幅を短く形成するため、応力を緩和するとともに歪みを抑制し、さらに、磁気抵抗を抑制し、高出力化の効果がある。
また、停止部とティース部との間には第二空隙部が形成されているので、停止部が電磁力により振動した際に、停止部とティース部の先端部とが接触して騒音が生じることが低減され、低騒音化の効果がある。
また、第二空隙部の径方向の幅が、第一空隙部の径方向の幅より短く形成されているため、径方向の磁気抵抗の大きい屈曲部を通る径方向の磁束が減少し、ティース部の周方向における中央部分および鍔部を通る磁束が増加する。このように、加工により劣化した屈曲部を通る磁束が減少するため、高効率化の効果がある。
また、第二空隙部には緩衝材が設置されているので、振動および騒音を低減する効果がある。
また、屈曲部の径方向の幅が、板材の板厚以上にて形成されているため、屈曲部の成形の精度が安定し、トルクリップルおよびコギングトルクを抑制する効果がある。
また、鉄心を構成する板材を、珪素が含有された電磁鋼板にて形成されているので、高効率化になるという効果を奏する。さらに、鍔部を折り曲げる際の破断のリスクが低減して、信頼性の高い回転電機を得ることができる。
また、鉄心が、周方向に分割された複数の分割鉄心にて構成され、各分割鉄心は、周方向の許容伸び量が、径方向の許容伸び量よりも大きい部材にて形成されているため、鍔部を折り曲げる際の破断のリスクが低減して、信頼性の高い回転電機を得ることができる。
また、鍔部は、コイルをスロットに挿入する前(第一工程)には、スロット側に突出していないため、コイルは鍔部に干渉されることなくスロットに組み立てることができる。
尚、本実施の形態においては周方向Zに分割された分割鉄心を用いる例を示したが、これに限られることはなく、一体型の鉄心にて構成することも同様に可能である。また、内転型に限らず外転型の回転電機にも適用可能である。これらのことは以下の実施の形態においても同様であるためその説明は適宜省略する。
実施の形態2.
図19はこの発明の実施の形態2における回転電機の固定子のティース部の先端部の構成を示す平面図である。図20は図19に示したティース部の鍔部を屈曲させる前の状態を示す平面図である。
図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態2においては、屈曲部12には、上記実施の形態1と異なり凹部14を形成しないものである。但し、屈曲部12の連結部11側の径方向Xの幅W6と、停止部13側の径方向Xの幅W7とは同一にて形成するものである。よって、鍔部10を屈曲させた後は、鍔部10の周方向Zの径方向Xの内側X1の周方向側面10Aはほぼ直線状に形成されている。
上記のように構成された実施の形態2の回転電機の固定子によれば、上記実施の形態1と同様な効果を奏するのはもちろんのこと、屈曲部に上記実施の形態1に示したような凹部が形成されていないため、磁気抵抗を低減し、高出力化の効果を有することができる。
実施の形態3.
図21はこの発明の実施の形態3における回転電機の固定子のティース部の先端部の構成を示す平面図である。図22は図21に示したティース部の鍔部を屈曲させる前の状態を示す平面図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。屈曲部12は、連結部11側の径方向Xの幅W6が、停止部13側の径方向Xの幅W7より長く形成されている。
上記のように構成された実施の形態3の回転電機の固定子によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんこと、治具で径方向に加圧して屈曲部を屈曲させる際に、連結部側に大きなモーメントがかかる。このとき、連結部側の幅が、停止部側の幅よりも長いので、屈曲部における歪みが一定となって、より最大歪みを低減する効果がある。
実施の形態4.
上記各実施の形態においては、停止部13を、ティース部3の両周方向Zにそれぞれ形成する例を示したが、これに限られることはなく、本実施の形態4においては、停止部13を、ティース部3の周方向Zに一方のみに形成する場合ついて説明する。図23はこの発明の実施の形態4における固定子の鉄心の構成を示す平面図である。図24は図23に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。図25は図24に示した固定子の鉄心の屈曲前の状態を示す平面図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態4の回転電機の固定子は、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、停止部をティース部の周方向の一方のみに形成したので、両側に設けた場合と比較して屈曲部から鍔部の先端までの距離を大きくすることができるので、曲げ角度を小さくすることができる。そのため、歪みを抑制する効果がある。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。

Claims (14)

  1. 環状のバックヨーク部、および、前記バックヨーク部の周方向に間隔を隔てて径方向に突出する複数のティース部を有する鉄心と、
    隣接する前記ティース部間の複数のスロットにそれぞれ絶縁部を介して設置されるコイルとを備えた回転電機の固定子において、
    前記ティース部の径方向の突出側の先端部には、周方向において前記スロット側に突出する鍔部を有し、
    前記鍔部は、前記ティース部と連結する連結部と、
    前記連結部から周方向に延在するとともに、前記ティース部の先端部と離反する第一空隙部を形成する屈曲部と、
    前記屈曲部から周方向に延在するとともに、周方向の先端側が前記スロット側に突出し、前記屈曲部の径方向の幅より長い径方向の幅の停止部とを備え、
    前記屈曲部の前記ティース部の突出側と相反する側の周方向側面のR寸法は、前記屈曲部の径方向の幅以上である回転電機の固定子。
  2. 前記第一空隙部は、径方向の幅が、周方向の幅より短い請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記停止部と前記ティース部の先端部とにて第二空隙部が構成される請求項1または請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記第二空隙部の径方向の幅は、前記第一空隙部の径方向の幅より短い請求項3に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記第二空隙部には、緩衝材が設置されている請求項3または請求項4に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記鍔部は、前記ティース部の周方向の一方のみに構成される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  7. 前記屈曲部は、前記連結部側の径方向の幅と、前記停止部側の径方向の幅とが同一である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  8. 前記屈曲部は、前記ティース部の突出側の周方向側面に凹部を備える請求項7に記載の回転電機の固定子。
  9. 前記屈曲部は、前記連結部側の径方向の幅が、前記停止部側の径方向の幅より長い請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  10. 前記鉄心は、複数の板材を軸方向に積層して構成された回転電機の固定子において、
    前記屈曲部の径方向の幅は、前記板材の板厚以上である請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  11. 前記鉄心は、複数の板材を軸方向に積層して構成された回転電機の固定子において、
    前記板材は、珪素が含有された電磁鋼板にて形成されている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  12. 前記鉄心が、周方向に分割された複数の分割鉄心にて構成された回転電機の固定子において、
    各前記分割鉄心は、周方向の許容伸び量が、径方向の許容伸び量よりも大きい部材にて形成されている請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の回転電機の固定子と、
    前記固定子に対して同心円状に配置される回転子とを備えた回転電機。
  14. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の回転電機の固定子の製造方法において、
    前記鉄心を、前記鍔部が周方向において前記スロット側に突出していない状態にて形成する第一工程と、
    前記鉄心の前記スロットに前記絶縁部を介して前記コイルを設置する第二工程と、
    前記鍔部を周方向に屈曲させて前記スロット側に突出させる第三工程とを備えた回転電機の固定子の製造方法。
JP2017561536A 2016-01-12 2016-11-29 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法 Expired - Fee Related JP6416417B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016003180 2016-01-12
JP2016003180 2016-01-12
PCT/JP2016/085408 WO2017122445A1 (ja) 2016-01-12 2016-11-29 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017122445A1 true JPWO2017122445A1 (ja) 2018-03-29
JP6416417B2 JP6416417B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=59311167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017561536A Expired - Fee Related JP6416417B2 (ja) 2016-01-12 2016-11-29 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20190020228A1 (ja)
JP (1) JP6416417B2 (ja)
CN (1) CN108475946B (ja)
DE (1) DE112016006212T5 (ja)
WO (1) WO2017122445A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6910413B2 (ja) * 2019-11-07 2021-07-28 三菱電機株式会社 回転電機
DE102021128840A1 (de) 2021-11-05 2023-05-11 Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg Elektromotor
FR3142052A1 (fr) * 2022-11-15 2024-05-17 Moteurs Leroy-Somer Stator de machine électrique tournante comportant des isthmes pliables

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62185435U (ja) * 1986-05-19 1987-11-25
JP2000166134A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 集中巻方式のブラシレスdcモータ
US20040187293A1 (en) * 2003-03-25 2004-09-30 Bradfield Michael Duane Radial insertion of stator hairpin windings
JP2015015842A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社デンソー 電機子
JP2015192592A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 日立オートモティブシステムズエンジニアリング株式会社 ブラシレスモータおよびこれを用いた電動パワーステアリング装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114354B1 (ja) 1970-12-17 1976-05-08
JPS5287231A (en) 1975-12-27 1977-07-20 Otsuka Chem Co Ltd Plant growth regulaor composition
WO2014122947A1 (ja) * 2013-02-08 2014-08-14 富士電機株式会社 永久磁石埋め込み式回転電機
US10333360B2 (en) * 2013-05-10 2019-06-25 Mitsubishi Electric Corporation Iron core member with divided yoke and tooth portions with V-shaped end joint portions

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62185435U (ja) * 1986-05-19 1987-11-25
JP2000166134A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 集中巻方式のブラシレスdcモータ
US20040187293A1 (en) * 2003-03-25 2004-09-30 Bradfield Michael Duane Radial insertion of stator hairpin windings
JP2015015842A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社デンソー 電機子
JP2015192592A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 日立オートモティブシステムズエンジニアリング株式会社 ブラシレスモータおよびこれを用いた電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE112016006212T5 (de) 2018-09-20
CN108475946B (zh) 2020-02-07
WO2017122445A1 (ja) 2017-07-20
CN108475946A (zh) 2018-08-31
JP6416417B2 (ja) 2018-10-31
US20190020228A1 (en) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140009031A1 (en) Motor stator and motor
US10170962B2 (en) Laminated iron core and manufacturing method of laminated iron core
JP4674655B2 (ja) モータ
JP6416417B2 (ja) 回転電機の固定子、回転電機、および回転電機の固定子の製造方法
KR20140002508A (ko) 영구 자석 모터
US20150091404A1 (en) Rotor for rotating electric machine, rotating electric machine, and magnetizing apparatus for rotating electric machine
CN109075627B (zh) 旋转电机和旋转电机的制造方法
JP5900180B2 (ja) 回転電機の回転子鉄心
US11368061B2 (en) Rotating electric machine and stator having slanted portions
JP6116108B2 (ja) 永久磁石同期機
CN108702043B (zh) 旋转电机和旋转电机的制造方法
JP2018023232A (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
JP2017225208A (ja) 電機子、回転電機および電機子の製造方法
JP2013143805A (ja) 回転電機のロータ、およびこれを備えた回転電機
CN112640258A (zh) 旋转电机
JP7150221B1 (ja) 電動機の固定子、電動機および電動機の固定子の製造方法
JP2015159674A (ja) 回転電機のステータ
JP6017990B2 (ja) 回転電機用ステータ
JP2019097258A (ja) 回転電機用磁性くさび、回転電機用磁性くさびの製造方法、および、回転電機
US9385565B2 (en) Core material, stator core, and motor provided with stator core
JP2018117440A (ja) 回転電機
JP6570456B2 (ja) 固定子、回転電機、および、固定子の製造方法
KR101070328B1 (ko) 전기기기의 고정자 코어
JP2020074664A (ja) ステータの製造方法
US20170338700A1 (en) Rotary machine including rotor, stator, and insertion member

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6416417

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees