JP2015014674A - トナー補給装置、画像形成装置、及び該トナー補給装置に用いるトナー収容器 - Google Patents

トナー補給装置、画像形成装置、及び該トナー補給装置に用いるトナー収容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 シンプルな構造でトナー漏れがないトナー補給装置、画像形成装置、及び該トナー補給装置に用いるトナー収容器を実現する。
【解決手段】
本発明のトナー補給装置は、トナー排出口を有し、内部にトナーを収容するトナー収容器と、トナー排出口に対向する開口部を備え、トナー収容器を支持する支持部材と、トナー収容器を支持した支持部材を揺動させる駆動手段を含むことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、静電複写機、レーザープリンタおよびファクシミリ等に用いる画像形成装置及びこれに用いられるトナー補給装置、トナー収容器に関するものである。
近年の画像形成装置のトナー補給方法においては、トナーホッパーにトナー収容ボトル等から手でトナーを補給する方法に代わって、筒状のトナー収容器をそのまま画像形成装置内部に装着させる方法が主流となっている。この方法は、トナーの飛散を防ぐとともに手が汚れにくく、簡単にトナーが補充できるなどの利点がある。
特許文献1及び特許文献2には、筒状のトナー収容器の例が示されている。図16は特許文献1に示された現像剤収納容器の概略図である。現像剤収納容器90は、軸線L91まわりに回転することにより、現像剤を搬送する容器本体91と、容器本体91の軸線方向中間部分を、半径方向外方から全周に亘って支持する支持部材92よりなり、支持部材92には、容器本体91からの現像剤を外部に導くための導通孔93が形成されている。これによれば、現像剤は、容器本体91とともに回転することのない支持部材92の導通孔93から外部に導かれるので、変位しない導通孔93と画像形成装置との間からの現像剤の漏れ出しを防止することができる。
特開2004−271995号公報(平成16年9月30日公開) 特開平9−138559号公報(平成9年5月27日公開)
しかしながら、上述の現像剤収納容器は、円柱形の現像剤収納容器を回転させてトナーを排出することから、回転する現像剤収納容器と回転しないトナー排出口が形成されるトナー排出部を一体成型することができないため、現像剤収納容器とトナー排出口の間からトナーが漏れ出さないように、現像剤収納容器とそれを摺動可能に支持する支持部材との接触面を、密着させる必要があり、現像剤収納容器及び支持部材の構造が複雑になる。また、この密着した状態で、現像剤収納容器を摺動させると、摩擦で熱が発生し、トナーの凝集が生じるといった課題があった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シンプルな構造でトナー漏れや凝集の発生しないトナー補給装置、画像形成装置、及び該トナー補給装置に用いるトナー収容器を実現することにある。
本発明に係るトナー補給装置は、トナー排出口を有し、内部にトナーを収容するトナー収容器と、前記トナー排出口に対向する開口部を備え、前記トナー収容器を支持する支持部材と、前記トナー収容器を支持した前記支持部材を揺動させる駆動手段を含むことを特徴とする。
また、前記支持部材に支持された前記トナー収容器は、前記トナー排出口に向かって下り形状の壁面を有することを特徴としてもよい。
また、前記支持部材は、前記トナー収容器を水平面に対して傾けて支持することを特徴としてもよい。
また、前記トナー収容器は、内部側面にトナーを前記トナー排出口へ導くトナー案内部材を備えていることを特徴としてもよい。
また、前記トナー案内部材は、突起線と、該突起線の前記トナー排出口側に位置する第一傾斜部と、前記突起線を挟んでトナー排出口から遠い方に位置する第二傾斜部を含み、前記突起線の中央と前記トナー収容器の軸心を通る断面において、前記第一傾斜部の傾斜角が前記第二傾斜部の傾斜角より大きいことを特徴としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、上記のいずれかに記載のトナー補給装置を備えたことを特徴とする。
本発明に係るトナー収容器は、上記のいずれかに記載のトナー補給装置に用いられることを特徴とする。
また、前記トナー収容器の一部または全部が、圧縮ガスが封入される中空部材で形成されていることを特徴としてもよい。
また、前記中空部材の一部または全部において、内部が連通していることを特徴としてもよい。
本発明によれば、シンプルな構造でトナー漏れや凝集の生じないトナー補給装置、画像形成装置、及び該トナー補給装置に用いるトナー収容器を実現することが可能となる。
実施形態1に係るトナー補給装置を備える画像形成装置の構成を示す概略図である。 図1におけるトナー補給装置周辺の正面図である。 図1におけるトナー補給装置周辺の側面断面図である。 図1に示すトナー補給装置周辺の上面透視図である。 図4に示すトナー収容器のA−A’断面図である。 実施形態1に係るトナー補給装置の動作を説明する模式図である。 実施形態2に係るトナー収容器1aの概略図である。 トナー収容器の揺動に伴い、トナーが移動する状態を説明する図である。 図8に示すトナーの移動をさらに詳細に説明する図である。 実施形態3に係るトナー収容器1bの側面断面図である。 実施形態3に係る厚みをもったトナー案内部材の例を示す図である。 実施形態4に係るトナー収容器1cの概略図である。 実施形態4に係る支持部材11cにセットされたトナー収容器1cの側面断面図である。 実施形態4に係る支持部材の別の例を示す図である。 実施形態5に係る支持部材11fにセットされたトナー収容器1fの側面断面図である。 特許文献1に示された現像剤収納容器の概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に記述する各構成は、本発明の具体的な一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態となるトナー補給装置10を備える画像形成装置100の構成を示す概略図である。画像形成装置100は、原稿の画像を読み取るためのスキャナ101、読み取られた原稿の画像データに対応した静電潜像が表面に形成される感光体ドラム102、感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置103、感光体ドラム102にレーザー光を照射して感光体ドラム102表面に静電潜像を形成する露光装置104、感光体ドラム102表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置105、感光体ドラム102表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置106、感光体ドラム102に残留するトナーを除去するクリーニング手段107、現像装置105にトナーを補給するトナーホッパー108、フレキシブルなトナー搬送路109を介してトナーホッパー108にトナーを補給するトナー補給装置10、感光体ドラム102に向けて紙を供給する給紙ユニット110と、トナー像が転写された記録媒体に定着させる定着装置111とを備えている。
図2は、図1におけるトナー補給装置10周辺の正面図、図3は側面断面図である。図2および図3に示すように、トナー補給装置10は、筒状のトナー収容器1と、それを支持する支持部材11を含む。トナー収容器1は、円柱状もしくはこれに類する筒状の容器内にトナーを収容する容器であり、側面の一端に設けられる略四角形の開口部からなるトナー排出口2と、内部に収容されるトナーをトナー排出口2へ導くトナー案内部材3と、トナー排出口2を開閉するシャッター部材4が設けられている。
支持部材11は、支持するトナー収容器1の形状に応じて形成される。本実施形態では、2つの底面のうち一方の底面が閉鎖され、他方の底面が開放された円筒形の部材であり、その内部に円柱形トナー収容器1が収容される。支持部材11の側面の一端には開口部12が形成され、ウレタンやシリコンゴムなどで形成されるフレキシブルなトナー搬送路109に接続されている。トナー搬送路109の側壁はじゃばら状になっており、トナー搬送路109を介してトナーホッパー108にトナーが補給される。トナー収容器1を支持部材11にセットする際は、トナー収容器1のトナー排出口2と支持部材11の開口部12が対向するようにセットし、シャッター部材4を開放する。
支持部材11の閉鎖された方の底面側には、回転軸13とギア14が設けられており、図示しない駆動モータ(駆動手段)により駆動を受けて、支持部材11は、円柱形のトナー収容器1と一緒に、軸線L1を回転軸として揺動するようになっている。軸線L1とトナー収容器1の円柱軸芯はほぼ一致している。なお、本発明における揺動とは、スイング運動とも言い、360度以下の角度で正逆回転すること、及びこれに類似した動作を含む。さらに、正逆回転は、継続的に行われるのみならず、一旦停止状態を含んで断続的に行われてもかまわない。
図4は、図1に示すトナー補給装置10周辺の上面から見た透視図である。図3および図4に示すように、トナー案内部材3は、複数の突起線3aと、各突起線3aのトナー排出口2側に隣接する第1傾斜部3bと、各突起線3aを挟んでトナー排出口2から遠い方に隣接する第2傾斜部3cを有している。
複数の突起線3aは、螺旋の一部を形成する断続的な曲線を形成しており、軸線L1と平行な直線L2(鉛直方向に離間)と、突起線3aと平行な線L3とのなす迎え角A1が45度で、専有面積が円柱側面の内面全体の面積の約3分の1の範囲に(円柱軸心に垂直な断面における中心角で約120度の範囲)設けられている。
迎え角の好ましい範囲としては、10度以上80度以下が好ましい。迎え角をこの範囲に設けることにより、支持部材11とともにトナー収容器1が揺動する動作に伴い、トナーがトナー排出口2の方へ徐々に搬送される。
また、専有面積の好ましい範囲としては、円柱側面の内面全体の面積の4分の1〜2分の1が好ましい。トナー残量が多い時は、トナー案内部材がなくても、トナーはトナー排出口から排出されるが、トナー残量が少ない時(10%未満)では、トナーはトナー排出口から排出されにくいので、トナー案内部材その際に有効な部分にのみ設置すればよい。
また、図3に示すように、円柱の軸心L1を通る断面において、第一傾斜部3bの傾斜角A2が第二傾斜部の傾斜角A3より大きくなっている。これにより、揺動運動に伴って移動するトナーを撹拌する効果を高めるとともに、トナー排出口2の方向へのトナーの移動をさらに促進することができる。
図5は、図4に示すトナー収容器1のA−A’断面図を示している。ここで、A−A’断面は、突起線3aの中央を通る円柱軸心に垂直な断面である。図5では、揺動によって第2傾斜部3cの水平面Mに対する傾斜角が最大となった時の様子を示している。
図5に示すように、突起線3aの中央を通る円柱軸心に垂直な断面において、第2傾斜部3cの水平面Mに対する傾斜角A4が約25度になるまで、駆動手段によってトナー収容器1を揺動することにより、突起線3aの中央付近にある第2傾斜部3c上のトナーは、突起線3aを越えて第1傾斜部3bの方へ落下する。最大傾斜角A4としては15度以上が好ましい。
図6は、図2に示すトナー補給装置10の動作を説明する模式図である。支持部材11にセットされたトナー収容器1は、駆動手段により揺動される。
図6(a)は、トナー補給装置10が停止している状態を示している。トナー補給装置10が稼働されると、まず、図6(b)に示すようにトナー収容器1の軸線L1を回転軸として、支持部材11が紙面正面から見て、右回りに揺動するとともに、これにセットされたトナー収容器1も揺動する。このとき、図5に示したように第2傾斜部3cの水平面に対する傾斜角が約25度になるように回転角度が決定される。次に図6(c)に示すように、支持部材11及びトナー収容器1は図6(a)と同じ状態に戻るように図6(b)で回転した角度で、紙面正面から見て左回りに揺動し、最後に図6(c)の状態から図6(d)に示すように第2傾斜部3cの水平面に対する傾斜角が約25度になるように左回りに揺動する。また、これらの揺動動作に伴い、フレキシブルなトナー搬送路109は変形し、従動する。
このように図6(a)〜(d)に示した揺動運動を連続的に行うことにより、第2傾斜部3c上のトナーが突起線3aを超えて第1傾斜部3bの方へ落下することを繰り返し、なおかつ、軸線L1と平行な直線L2と、突起線L3とのなす迎え角A1が45度に設定されているため、トナー排出口2の方向へ順次搬送される。
トナー排出口2は、支持部材11の開口部12と対向するようにセットされているので、搬送されたトナーは開口部12を通過してトナー搬送路109を通り、トナーホッパー108へと送られる。
ここで、支持部材11及びこれにセットされたトナー収容器1は回転せず、一体化した状態で揺動運動を行うため、支持部材11の開口部12とトナー収容器1のトナー排出口2は完全に密着した状態でシールされ、トナー漏れは発生しない。また、摩擦熱によるトナーの凝集も起こらず、良好な状態でトナーがトナーホッパー108まで搬送される。
さらに、本発明において、トナー収容器1は支持部材11に固定された状態で揺動するため、従来のような回転する構成のトナー収容器に必要であったトナー排出スクリューやトナー収容器を回転させるための回転支持部材を必要としない。よって、トナー収容器1の構造がシンプルになり、製造工程においても効率化、コストダウンが期待できるとともに廃棄時もゴミの量を減らすことができる。
また、本実施形態において、トナー収容器1を構成する円柱側面、円柱底面およびトナー案内部材3は、圧縮ガスが封入される中空部材で形成されており、円柱側面、円柱底面およびトナー案内部材3の内部は連通した構成となっている。トナー収容器1は、支持部材11にセットされ固定された状態で揺動されるため、従来のような回転する構成のトナー収容器ほど強度を必要としないので、嵩張らない軟質プラスチックなどのフレキシブルな材料で、形成することが可能である。トナー収容器1を使用後は、トナー収容器1の一部に穴をあけることで内部の空気を排出し、形状を小さくすることができる。よってトナー収容器廃棄時のゴミ量を減らすことができる。
なお、本実施形態においては、円柱形トナー収容器1は、完全な円柱形状であるが、本発明の効果が得られる範囲で、その形状を円錐形、角柱状、角錐形およびそれらの複合形、あるいはこれ以外の形状であってもよい。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。図7は、本実施形態に係るトナー収容器1aの概略図であり、(a)は外観図、(b)は内部の概略図である。図に示すようにトナー収容器1aは、底面が略半円の筒形状であり、板状の側面50、湾曲した側面51、半月状の底面52より構成される。側面51の内面には、複数のトナー案内部材31が形成されている。トナー案内部材31のそれぞれは、湾曲した側面51の内側に所定の長さと幅をもって形成されている。トナー案内部材31と軸線L1と平行な直線とのなす迎え角A5が約50度に設定されている。
トナー収容器1aは、支持部材にセットされ、シャッター部材が開放される。その後、実施形態1と同様に、支持部材は、図示しない駆動モータ(駆動手段)により駆動を受けて、揺動する。これに伴い、支持部材にセットされたトナー収容器1aも一緒に揺動する。
図8は、トナー収容器1aの揺動に伴い、トナーが移動する状態を説明する図であり、上は側面断面図、下は底面図である。図8(a)は、支持部材にトナー収容器1aがセットされ、揺動がまだ行われていない状態を示している。図8(a)の状態から、図8(b)に示すように、軸芯L1を中心として約30度右回りに回転させる。このとき、トナーは、図8(b)に示す矢印の方向にトナー案内部材31に沿ってそれぞれ移動する。次に、図8(c)に示すように、トナー収容器1aを軸芯L1を中心として左回りに約60度回転させる。このときトナーは、図8(c)に示す矢印の方向にトナー案内部材31に沿ってそれぞれ移動する。
図9は、図8に示すトナーの移動をさらに詳細に説明する図である。ここでは、一例として、静止状態で図9(a)の位置T0にあるトナーの移動について説明する。まず、図9(a)の状態から図9(b)に示すように軸線L1を中心に右回りに約30度、トナー収容器1aを回転させる。トナーは図9(b)の矢印が示す方向にトナー案内部材31に沿って移動し位置T1に達する。次に、図9(c)に示すように、軸芯L1を中心に左回りに約60度、トナー収容器1aを回転させる。トナーは図9(c)の矢印が示す方向にトナー案内部材31に沿って移動し位置T2に達する。次に、図9(d)に示すように、軸芯L1を中心に右回りに約60度、トナー収容器1aを回転させる。トナーは図9(d)の矢印が示す方向にトナー案内部材31に沿って移動し位置T3に達する。次に、図9(e)に示すように、軸芯L1を中心に左回りに約60度、トナー収容器1aを回転させる。トナーは図9(e)の矢印が示す方向にトナー案内部材31に沿って移動し位置T4に達し、トナー排出口2から排出される。このような揺動を繰り返すことで、トナーはトナー案内部材31に沿ってトナー排出口2に向かって移動する。
ここで、支持部材及びこれにセットされたトナー収容器1aは回転せず、一体化した状態で揺動運動を行うため、支持部材の開口部とトナー収容器1のトナー排出口2は完全に密着した状態でシールされ、トナー漏れは発生しない。また、摩擦熱によるトナーの凝集も起こらず、良好な状態でトナーがトナーホッパー108まで搬送される。
さらに、本発明において、トナー収容器1aは支持部材に固定された状態で揺動するため、従来のような回転する構成のトナー収容器に必要であったトナー排出スクリューやトナー収容器を回転させるための回転支持部材を必要としない。よって、トナー収容器1aの構造がシンプルになり、製造工程においても効率化、コストダウンが期待できるとともに廃棄時もゴミの量を減らすことができる。
また、本実施形態において、トナー収容器1aを構成する側面50、側面51、底面52およびトナー案内部材31を、圧縮ガスが封入される中空部材で形成し、側面50、側面51、底面52およびトナー案内部材31の内部を一部もしくは全部が連通した構成とした場合は、トナー収容器1aを使用後は、トナー収容器1aの一部に穴をあけることで内部の空気を排出し、形状を小さくすることができる。よってトナー収容器廃棄時のゴミ量を減らすことができる。
なお、本実施形態においては、トナー収容器1aは、底面が略半円の筒形状である例を示したが、これに限らず、本発明の効果が得られる範囲で、その形状を円錐形、角柱状、角錐形およびそれらの複合形、あるいはこれ以外の筒状の形状であってもかまわない。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。図10は、本実施形態に係るトナー収容器1bの側面断面図である。
トナー収容器1bは、内部にトナーを収容する円柱形の容器であり、側面53、底面54からなる。側面53の一端に設けられる四角形の開口部からなるトナー排出口2と、内部に収容されるトナーをトナー排出口2へ導くトナー案内部材32と、トナー排出口2を開閉するシャッター部材4が設けられている。
トナー排出口2およびシャッター部材4については、円柱形トナー収容器1と同じ構成となっているが、トナー案内部材32は、PET部材で形成される部分螺旋状の薄板であり、トナー案内部材32の先端32aと、軸心L1と平行な直線とのなす迎え角は、10度以上80度以下に設定されている。
図11は、厚みをもったトナー案内部材33の例である。また、トナー案内部材33が図11に示すように、ある程度の厚みを持っている場合は、第1傾斜部33bの傾斜角A12を90度未満、第2傾斜部33cの傾斜角A13を100度超に設定することが好ましく、より好ましくは第1傾斜部33bの傾斜角A12を60度〜80度、第2傾斜部33cの傾斜角A13を120度〜150度に設定することが好ましく。このように設定することで、トナー排出口2の方向へトナーが搬送されやすくなる。
なお、本実施形態においては、円柱形トナー収容器1bは、完全な円柱形状であるが、本発明の効果が得られる範囲で、その形状を円錐形、角柱状、角錐形およびそれらの複合形、あるいはこれ以外の筒状の形状であってもよい。
(実施形態4)
次に実施形態4について説明する。本実施形態では、上記の各実施形態とは異なり、トナー収容器にトナー案内部材を設けない例について説明する。
図12は、本実施形態に係るトナー収容器1cの概略図である。図に示すようにトナー収容器1cは、底面が略半円の形状であり、板状の側面55、湾曲した側面56、半月状の底面57より構成される。また、側面56の一端は底面55に接し、他端は側面55に接しており、図面上から下に行くに従って斜面となるように構成される。また、側面56の底面57寄りにはトナー排出口2が設けられている。
図13は、本実施形態に係る支持部材11cにセットされたトナー収容器1cの側面断面図である。支持部材11cに支持されたトナー収容器1cは、トナー排出口2に向かって下り形状の側面56を有している。ここで、シャッター部材4が開放され、回転軸13とギア14が図示しない駆動モータにより駆動を受けて、支持部材11cは、トナー収容器1cと一緒に、軸線L1を回転軸として揺動される。これにより、トナー収容機1c内のトナーは側面56の斜面を滑り降り、トナー排出口2に到達し、開口部を通過してトナー搬送路を通り、トナーホッパーへと送られる。
このように、支持部材にセットされた状態において、トナー収容器がトナー排出口に向かって下り形状となるような壁面を有することで、トナー案内部材を設けなくても揺動によりトナーが排出口に搬送される。また、トナー案内部材のないシンプルな形状であるため、トナー収容器の製造工程も単純化され、トナー収容器使用後のゴミも少なくなる。
なお、トナー収容器の形状は本実施形態で示したもののほかに、例えば、図14(a)に示すようなクラウン形状のトナー収容器1d、あるいは図14(b)に示すような円錐型のトナー収容器1eなどでも構わない。クラウン形状の場合は、トナー排出口2が側面の中央部分に設けられる。これ以外でも、支持部材に指示された状態において、トナー排出口に向かって下り形状の壁面を有するものであればどのような形状でも構わない。
(実施形態5)
次に実施形態5について説明する。本実施形態では、実施形態4と同様、トナー収容器にトナー案内部材を設けない別の例について説明する。
図15は、本実施形態に係る支持部材11fにセットされたトナー収容器1fの側面断面図である。トナー補給装置10における支持部材11fは、水平面Mに対して所定の角度(α度)傾いた状態で設けられている。また、支持部材11fの側面において最も低い位置近傍にトナー搬送路109に続く開口部12が設けられている。トナー収容器1fは、この支持部材11fにトナー排出部2と開口部12が対向するようにセットされる。すなわち、支持部材11fは、トナー収容器1fがセットされたときに、トナー排出口2が最も低い位置近傍になるように、水平面に対して所定の角度傾けてトナー収容器1fを支持する。
このような構成とすることで、支持部材11fに支持されたトナー収容器1fの側面は、トナー排出口2に向かって下り形状となり、トナー案内部材を設けなくても揺動によりトナーが排出口2に搬送される。また、トナー案内部材のないシンプルな形状であるため、トナー収容器の製造工程も単純化され、トナー収容器使用後のゴミも少なくなる。さらに、本実施形態におけるトナー収容器1dは一般的な筒形状のものを用いることができるので、実施形態4に示したトナー収容器1cに比べてトナーの収容量を多くすることができる。
なお、本実施形態においては、円柱形トナー収容器1fは、完全な円柱形状であるが、本発明の効果が得られる範囲で、その形状を円錐形、角柱状、角錐形およびそれらの複合形、あるいはこれ以外の筒状の形状であってもよい。
以上、それぞれの実施形態で説明したとおり、本発明によれば、シンプルな構造でトナー漏れや凝集の発生しないトナー補給装置、画像形成装置、及び該トナー補給装置に用いるトナー収容器を実現することができる。
なお、上記各実施形態においては、トナー収容器1の円柱軸心L1を回転軸として揺動する構成となっているが、トナー収容器1の円柱軸心L1と平行な直線を回転軸として揺動させる構成であってもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、静電複写機、レーザープリンタおよびファクシミリ等に用いる画像形成装置に好適に適用することができる。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f トナー収容器
2 トナー排出口
3、31、32 トナー案内部材
4 シャッター部材
11、11c、11f 支持部材
12 開口部
13 回転軸
14 ギア
10 トナー補給装置
100 画像形成装置

Claims (9)

  1. トナー排出口を有し、内部にトナーを収容するトナー収容器と、
    前記トナー排出口に対向する開口部を備え、前記トナー収容器を支持する支持部材と、
    前記トナー収容器を支持した前記支持部材を揺動させる駆動手段を含むことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記支持部材に支持された前記トナー収容器は、前記トナー排出口に向かって下り形状の壁面を有することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
  3. 前記支持部材は、前記トナー収容器を水平面に対して傾けて支持することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
  4. 前記トナー収容器は、内部側面にトナーを前記トナー排出口へ導くトナー案内部材を備えていることを特徴とする請求項1記載のトナー補給装置。
  5. 前記トナー案内部材は、突起線と、該突起線の前記トナー排出口側に位置する第一傾斜部と、前記突起線を挟んでトナー排出口から遠い方に位置する第二傾斜部を含み、
    前記突起線の中央と前記トナー収容器の軸心を通る断面において、前記第一傾斜部の傾斜角が前記第二傾斜部の傾斜角より大きいことを特徴とする請求項4記載のトナー補給装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のトナー補給装置を備えた画像形成装置。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載のトナー補給装置に用いられるトナー収容器。
  8. 前記トナー収容器の一部または全部が、圧縮ガスが封入される中空部材で形成されていることを特徴とする請求項7記載のトナー収容器。
  9. 前記中空部材の一部または全部において、内部が連通していることを特徴とする請求項8記載のトナー収容器。
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