JP2015013708A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】子どものいたずらをより効果的に抑止し、安全性の向上を図ることのできる乗客コンベアの安全装置の提供。
【解決手段】音声センサ8a〜8dからの音声情報を入力し、あらかじめ設定登録された音声情報と比較、判別して所定処理を行う音声処理装置9とを備えた乗客コンベア1の安全装置において、音声処理装置9にあらかじめ設定登録された音声情報は、乗客コンベア1で子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報であると共に、音声処理装置9は、音声センサ8a〜8dから入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、スピーカー10を介して注意喚起放送を行うようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアの安全装置に関する。
エスカレーターや動く歩道などの乗客コンベアにあって、安全性の向上を図るものとして、特開2009−166996号公報(特許文献1)がある。この公報には、乗客コンベア、例えばエスカレーターの内側板や天井等の複数個所にそれぞれ設けられた複数のマイクと、前記マイクからの音声を入力し、予め設定登録された特定の設定音声言語及びその設定音声言語の音量と比較、判別して、エスカレーターの制御盤に停止指令を出力する音声認識装置とを備え、前記音声認識装置に予め設定登録された認識音声言語は、エスカレーターが止まることを指示または期待する意味合いの音声言語である、と記載されている。この発明は、緊急時に乗客等から発せられる言葉、例えば、ストップ、止まれ、止まって、危ない、キャー等を音声言語として予め設定登録しておき、実際に発せられた音声言語によって、音声認識装置で認識してエスカレーターを停止させるか否かを判断し、不要な非常停止を防ぎつつ安全性を確保するものである。
特開2009−166996号公報
ところで、前述した特許文献に記載のものは、一般的な緊急時に発せられる特定の言語をあらかじめ登録しておき、その言語が発せられたときにエスカレーターを非常停止させることが記述されている。しかしながら、乗客コンベアにおける事故につながりやすい子どものいたずらを特に念頭に置いたものではないことから、子どものいたずらを抑止して乗客コンベアの安全性を向上する点で課題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、子どものいたずらをより効果的に抑止し、安全性の向上を図ることのできる乗客コンベアの安全装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、複数個所に設けられる音声センサと、これらの音声センサからの音声情報を入力し、あらかじめ設定登録された音声情報と比較、判別して所定処理を行う音声処理装置とを備えた乗客コンベアの安全装置において、前記音声処理装置にあらかじめ設定登録された音声情報は、乗客コンベアで子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報であると共に、前記音声処理装置は、前記音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、スピーカーを介して注意喚起放送を行うことを特徴としている。
このように構成した発明にあっては、音声処理装置は、音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報、すなわち乗客コンベアで子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報と合致することを判断すると、スピーカーを介して注意喚起放送を行う。このように、子どものいたずらを検知することに特化し、注意喚起放送を流すことで、子ども自身や周囲の人々に注意を喚起していたずらを抑止し、乗客コンベアを非常停止させずに、安全性の向上を図ることができる。
また、本発明は、前記音声処理装置は、注意喚起放送後も前記音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、警告ブザー音を発することを特徴としている。
このように構成した発明にあっては、注意喚起放送の後も継続していたずらが行われていることを判断すると、警告ブザー音を発する。このように、注意喚起放送に加えて警告ブザー音を発することで、子ども自身や周囲の人々にさらなる注意喚起を行い、効果的にいたずらを抑止することができる。
本発明によれば、音声処理装置にあらかじめ設定登録された音声情報は、乗客コンベアで子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報であると共に、音声処理装置は、音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、スピーカーを介して注意喚起放送を行うことにより、子ども自身や周囲の人々に注意を喚起していたずらを抑止し、安全性の向上を図ることができる。また子どものいたずらを注意喚起放送によって抑止するものであって、乗客コンベアを非常停止することを要さないことから、運転効率の低下や復旧のために手間がかかるといった問題を招くこともない。
また、音声処理装置は、注意喚起放送後も前記音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、警告ブザー音を発することにより、継続して行われているいたずらに対して子ども自身や周囲の人々にさらなる注意喚起を行い、効果的にいたずらを抑止することができる。
本発明に係る乗客コンベアの安全装置の一実施例を示す構成図である。 本実施例における安全装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る乗客コンベアの安全装置の実施例を図に基づき説明する。
乗客コンベア1は、図1に示すように、無端状に連結されて循環移動する複数の踏板2と、これらの踏板2に同期して循環移動する移動手摺3と、踏板2の長手方向に沿った両側に立設され、移動手摺3を支持する欄干パネル4と、欄干パネル4の下部に設置されたデッキ5とを有している。
そして、本実施例では乗客コンベア1の安全装置として、子どものいたずらをより効果的に抑止し、安全性の向上を図るための工夫がなされている。具体的には、乗降部6、7におけるいたずらを想定して、乗降部6、7のデッキ5上部に、音声を検出する音声センサ8a、8bが設置されると共に、移動手摺3を把持しデッキ5上に乗り上げることや乗客コンベアを逆走するなどの乗客コンベア乗降部以外でのいたずらを想定して、乗客コンベア1中間部のデッキ上部5に、音声を検出する音声センサ8c、8dが設置されている。
また、音声センサ8a〜8dからの音声情報を入力し、あらかじめ設定登録された音声情報と比較、判別して所定処理を行う音声処理装置9が設けられている。この音声処理装置9にあらかじめ設定登録される音声情報は、乗客コンベア1で子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報、例えば子どもの発する高音域の声や笑い声、「危ない」、「近づかないで」、「やめなさい」という子どもを注意する特定言語である。そして、音声処理装置9は、音声センサ8a〜8dから入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報の少なくとも1つと合致することを判断すると、スピーカー10を介して注意喚起放送を行うと共に、注意喚起放送後も音声センサ8a〜8dから所定時間以内に入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、スピーカー10から警告ブザー音を発するようになっている。
ここで、本実施例の安全装置の処理手順を図2に基づき説明する。
本実施例の安全装置は、乗客コンベア1が稼働しているとき、手順S11として音声センサ8a〜8dにより音声を検出しており、例えば乗降部6にて子どもがいたずらを始め、当該子どもが高音域の声や笑い声を発すると、音声処理装置9は、手順S12に示す音声認識において音声センサ8a〜8dから入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致したと判断する。これに応じて音声処理装置9はスピーカー10を介して注意喚起放送を行う。この注意喚起放送は、例えば「危険なのでエスカレーターで遊ばないでください」というものである。この注意喚起放送によって、子ども自身や周囲の人々に注意を喚起していたずらを抑止する。
次いで、音声処理装置9は手順S14に示す音声認識において、前述の注意喚起放送後、音声センサ8a〜8dから所定時間以内に入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致するかどうかを判断し、合致することを判断する(S14でYes)と、手順S15としてスピーカー10から警告ブザー音を発し、継続して行われているいたずらに対して子ども自身や周囲の人々にさらなる注意喚起を行い、効果的にいたずらを抑止する。
尚、S12、S14で合致しない場合は、NoとなりS11に戻る。
本実施例によれば、音声処理装置9にあらかじめ設定登録された音声情報は、乗客コンベア1で子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報であると共に、音声処理装置9は、音声センサ8a〜8dから入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、スピーカー10を介して注意喚起放送を行うことにより、子ども自身や周囲の人々に注意を喚起していたずらを抑止し、安全性の向上を図ることができる。また、子どものいたずらを注意喚起放送によって抑止するものであって、乗客コンベア1を非常停止することを要さないことから、運転効率の低下や復旧のために手間がかかるといった問題を招くこともない。
さらに、音声処理装置9は、注意喚起放送後も音声センサ8a〜8dから所定時間以内に入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、警告ブザー音を発することにより、継続して行われているいたずらに対して子ども自身や周囲の人々にさらなる注意喚起を行い、効果的にいたずらを抑止することができる。
本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、前述した実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。例えば前述した実施例では、デッキ5に音声センサ8a〜8dを設けたが、本発明はこの限りではなく欄干パネル4等に設けることも可能である。また、スピーカー10を介して行う注意喚起放送を、「危険なのでエスカレーターで遊ばないでください」というものにしたが、あらかじめ設定登録された音声情報と合致する音声情報を検出した音声センサ8a〜8dの位置を反映した注意喚起放送とすることもできる。例えば乗降部6、7近傍の音声センサ8a、8bの少なくとも一方があらかじめ設定登録された音声情報と合致する音声情報を検出した場合、「危険なのでエスカレーターの出入口で遊ばないでください」という内容の注意喚起放送としたり、乗客コンベア1中間部の音声センサ8c、8dの少なくとも一方があらかじめ設定登録された音声情報と合致する音声情報を検出した場合、「危険なので身を乗りだしたり、走ったりしないでください」という内容の注意喚起放送とすることもできる。
1 乗客コンベア
2 踏板
3 移動手摺
4 欄干パネル
5 デッキ
6、7 乗降部
8a〜8d 音声センサ
9 音声処理装置
10 スピーカー

Claims (2)

  1. 複数個所に設けられる音声センサと、これらの音声センサからの音声情報を入力し、あらかじめ設定登録された音声情報と比較、判別して所定処理を行う音声処理装置とを備えた乗客コンベアの安全装置において、
    前記音声処理装置にあらかじめ設定登録された音声情報は、乗客コンベアで子どもがいたずらをしていることを示唆する意味合いの音声情報であると共に、前記音声処理装置は、前記音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、スピーカーを介して注意喚起放送を行うことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  2. 前記音声処理装置は、注意喚起放送後も前記音声センサが検出し入力した音声情報があらかじめ設定登録された音声情報と合致することを判断すると、警告ブザー音を発することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの安全装置。
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JPH0299885U (ja) * 1989-01-30 1990-08-08
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