JP2015013593A - 内燃機関の電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリが逆接された場合にスタータモータを駆動させないようにすることを目的とする。【解決手段】内燃機関の電力供給装置は、オルタネータ1と、オルタネータ1に接続するバッテリ3と、バッテリ3で駆動されるスタータモータ7と、オルタネータ1とバッテリ3との接続間から分岐して接続するECU4と、ECU4に接続するエンジン負荷5と、を備え、バッテリ3とECU4との接続間に配置され、内燃機関の運転停止時にバッテリ3からECU4への電力供給を遮断するバッテリリレー12と、バッテリリレー12とバッテリ3との間に配置されバッテリ3の逆接続時に溶断するヒューズ14と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、メインスイッチがなく、エレクトリックスタート装置を搭載する燃料噴射式の小型船外機等に用いられて好適な内燃機関の電力供給装置に関する。
船外機には、バッテリとエンジン制御ユニットとを電気的に接続しつつ、バッテリからエンジン制御ユニットへの暗電流を遮断できるものが知られている。特許文献1に開示された内燃機関の電力供給装置では、オルタネータとバッテリとの接続間であってECUへの分岐点よりバッテリ側にECUにより開閉制御されるバッテリリレーが配置されている。特許文献1の内燃機関の電力供給装置によれば、エンジンの運転停止時にはバッテリリレーが開成されるために、バッテリからECUへの電力供給が遮断され暗電流を防止することができる。
特開2012−166684号公報
しかしながら、上述した特許文献1の電力供給装置では、オルタネータの発電電力がスタート回路側に供給されないようにダイオードを有している。ダイオードはECUの外側に位置することから例えばハーネス内に配置する必要があるため、電力供給装置の製造コストが高くなってしまう。また、上述した特許文献1の電力供給装置では、バッテリを逆接した場合、バッテリリレーがオフになっているため、スタータリレーに電流が流れスタータリレーがオンされることにより、スタータモータが逆転してしまいクランクシャフトが逆回転してしまう虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、バッテリからエンジン制御ユニットへの暗電流を遮断できる電力供給装置において、バッテリが逆接された場合にスタータモータを駆動させないようにすることを目的とする。
本発明に係る内燃機関の電力供給装置は、オルタネータと、前記オルタネータに接続するバッテリと、前記バッテリで駆動されるスタータモータと、前記オルタネータと前記バッテリとの接続間から分岐して接続するエンジン制御ユニットと、前記エンジン制御ユニットに接続するエンジン負荷と、を備えた内燃機関の電力供給装置であって、前記バッテリと前記エンジン制御ユニットとの接続間に配置され、前記内燃機関の運転停止時に前記バッテリから前記エンジン制御ユニットへの電力供給を遮断する遮断手段と、前記遮断手段と前記バッテリとの間に配置され前記バッテリの逆接続時に溶断するヒューズと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、バッテリからエンジン制御ユニットへの暗電流が遮断される電力供給装置において、バッテリを逆接された場合にスタータモータを駆動させないようにすることができる。
内燃機関の電力供給装置の構成を示す回路図である。 内燃機関の電力供給装置を適用した船外機を示す側面図である。 船外機のエンジンまわりを示す平面図である。 船外機のエンジンまわりを示す右側面図である。 内燃機関の電力供給装置のエレクトリックスタート時の動作を示すフローチャートである。 内燃機関の電力供給装置のマニュアルスタート時の動作を示すフローチャートである。 バッテリを逆接した場合における内燃機関の電力供給装置のエレクトリックスタート時の動作を示すフローチャートである。 バッテリを逆接した場合における内燃機関の電力供給装置のマニュアルスタート時の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
まず、図2を参照して、本発明の内燃機関の電力供給装置を搭載する船外機の例を説明する。必要に応じて船外機の前方を矢印Frにより、後方を矢印Rrにより示す。なお、船外機の前方とは、船外機を船体に取り付けた状態で、船体が前方に進む方向である。
図2に示すように、船外機は、不図示の船体のトランサムボードにクランプブラケット101を介して、直立状態に取り付けられる。船外機の上方でエンジンカバー102の内部には、内燃機関であるエンジン103及びその下方のオイルパン104が収容される。エンジン103は例えば水冷式4サイクル多気筒エンジンであってよく、その内部にクランクシャフトが実質的に垂直に配置された所謂、バーティカル(縦)型のエンジンである。
エンジンカバー102の下部にはドライブシャフトハウジング105が設置される。ドライブシャフトハウジング105内にはドライブシャフト106が略垂直に配置され、その上端部がクランクシャフトの下端部に連結される。ドライブシャフト106はドライブシャフトハウジング105内で下方に延出し、ドライブシャフトハウジング105の下部に設けられたギヤケース107内のベベルギヤ108及びプロペラシャフト109に連係する。これにより、ドライブシャフト106の回転がプロペラシャフト109に伝達されて、プロペラ110を駆動する。
エンジン103の前部には、ステアリングハンドル111が前方に向かって延設される。操船者がステアリングハンドル111を水平方向に旋回させることで、船外機の操舵角が変更され、船体の進行方向を変えることができる。ステアリングハンドル111の先端には、エンジン出力調整用のスロットルグリップ112が設けられる。
クランプブラケット101は、チルト軸113を回動中心にして船外機を回動可能に支持する。したがって、クランプブラケット101をトランサムボードに固定した状態では、チルト軸113を回動中心にして、船外機を上方向に回転させて水中から引き揚げる、いわゆるチルトアップ操作を行うことができる。
図1は、本実施形態に係る内燃機関の電力供給装置の構成を示す回路図である。オルタネータ1は、レクチファイア及びレギュレータ2を介してバッテリ3のプラス端子に接続する。レクチファイアは直流への整流を行い、レギュレータは電圧調整を行う。
レクチファイア及びレギュレータ2とバッテリ3との接続間の分岐点Aには、エンジン制御ユニットとしてのECU4のDC電源端子4aが接続する。そして、ECU4の電源出力端子4bには、DC−CDI(Capacitor Discharge Ignition)、燃料ポンプ、インジェクタ、ISC(Idle Speed Control)バルブ、各種センサ類といったエンジン負荷5が接続する。本実施形態では、点火制御装置として直流電流で駆動するDC−CDIを用いている。ECU4には、インジケータランプ又はブザー等の通知装置6が接続する。
レクチファイア及びレギュレータ2とバッテリ3との接続間で分岐点Aよりバッテリ3側にある分岐点Bには、スタータモータ7が接続する。そして、スタータモータ7と並列に、バッテリ3からスタータモータ7への電力供給のオン、オフを切り替えるスタータ回路8が接続する。スタータ回路8は、分岐点B側から、スタートスイッチ9、変速機のニュートラル状態を検出するニュートラルスイッチ10、スタータリレー11の順で直列接続したものである。スタートスイッチ9は常開で、操船者によるオン操作があったときに閉成する。ニュートラルスイッチ10は常開で、変速機のニュートラル状態で閉成する。スタータリレー11は常開で、そのコイルへの通電により閉成する。
オルタネータ1とバッテリ3との接続間で分岐点Aと分岐点Bとの間、即ちバッテリ3とECU4のDC電源端子4aとの接続間にバッテリリレー12が配置される。バッテリリレー12は常開で、エンジン103の始動後にECU4により閉成される。具体的には、ECU4にはトランジスタ13が内蔵されており、バッテリ3から電力が供給された後にベース/エミッタ間が導通して、コイルに通電することでバッテリリレー12を閉成する。バッテリリレー12が閉成している場合、バッテリ3からECU4への電力の供給、オルタネータ1からバッテリ3への充電が行われる。一方、エンジン103の運転停止時においてバッテリリレー12が開成している場合、バッテリ3からECU4への電力供給が遮断される。バッテリリレー12は、遮断手段の一例に対応する。
スタータ回路8のうちスタートスイッチ9とニュートラルスイッチ10との接続間の分岐点Cにはバッテリリレー12のコイルが接続される。したがって、スタートスイッチ9が閉成されることにより、バッテリ3からスタートスイッチ9、分岐点Cを経由して、バッテリリレー12のコイルに導電され、バッテリリレー12を閉成する。
バッテリリレー12とバッテリ3との接続間であって、分岐点Bとバッテリ3との間にはヒューズ14が配置されている。ヒューズ14は大電流が流れると溶断され、バッテリ3が電力供給装置から電気的に切り離され、バッテリ3からスタータモータ7への電力供給が停止される。
ECU4にはストップスイッチ15が接続されている。ECU4は、通常運転時に操船者によるストップスイッチ15のオン操作に応じて、ECU4が点火、燃料噴射を停止し、エンジン103の運転を停止する。
図3は、船外機のエンジン103まわりを示す平面図である。図4は、右側面図である。これら図3、図4を参照して、図1に示した主な構成要素の配置構成例を説明する。図4に示すように、クランクシャフト116の上端側にはフライホイールマグネト117が固定されている。また、エンジン103の上部においてクランクシャフト116の周りに、フライホイールマグネト117に内包されるようにチャージコイル118が固定されている。これらフライホイールマグネト117及びチャージコイル118を含んでオルタネータ1が構成され、フライホイールマグネト117の回転によりチャージコイル交流が発電される。また、図示は省略するが、フライホイールマグネト117を内包するフライホイールマグネトカバーが取り付けられており、フライホイールマグネトカバーにリコイルスタータが取り付けられている。リコイルスタータは、スタータグリップ119(図2を参照)が引っ張られることにより、フライホイールマグネト117を回転させ、クランクシャフト116を回転させることによりエンジン103を始動させる。
エンジン103の前部において、ブラケット120を介してスタータモータ7が装着されている。また、エンジン103の前部からはスタータモータ7の下部側方においてバッテリケーブル121が延出し、船体側に設置されているバッテリ3に接続する。
エンジン103の右側部において、ホルダ122によりECU4が保持されている。また、ECU4の後方にはレクチファイア及びレギュレータ2が配設されている。
以下では、本実施形態に係る内燃機関の電力供給装置の動作について説明する。まず、図5のフローチャートを参照して、バッテリ3が正常に接続されている場合におけるエレクトリックスタート時の動作について説明する。エンジン103の停止時には、バッテリリレー12がオフであり、バッテリ3からECU4への電力供給が遮断されている。
変速機がニュートラル状態にあるとき、即ちニュートラルスイッチ10が閉成しているときに(ステップS11)、操船者がスタートスイッチ9のオン操作を行うと、スタートスイッチ9が閉成する(ステップS12)。
スタートスイッチ9が閉成すると、バッテリ3から分岐点B、分岐点Cを経由し、バッテリリレー12のコイルに通電する。これにより、バッテリリレー12の可動接点が移動して両固定接点間が電気的に接続する(ステップS13)。
バッテリリレー12の可動接点が移動して両固定接点間が電気的に接続することで、バッテリ3からバッテリリレー12、分岐Aを経由し、ECU4に電力が供給される(ステップS14)。ECU4は、バッテリ3からの電力供給を受けることで、バッテリリレー12のコイルに通電してバッテリリレー12を閉成した状態に維持する(ステップS15)。
なお、スタートスイッチ9が閉成したとき、バッテリ3から、分岐点Bを経由し、スタートスイッチ9、ニュートラルスイッチ10を介してスタータリレー11のコイルに通電する。これにより、スタータリレー11の可動接点が移動して両固定接点間が電気的に接続し、バッテリ3からの電力供給によりスタータモータ7が駆動する。
また、ECU4は、バッテリ3からの電力供給を受けることで、電源出力をエンジン負荷5に印加してエンジン103を始動させ、エンジン103が始動したか否かを判定する(ステップS16)。一般的に小型船外機に搭載されるスタータモータには小型の低出力モータが採用されるため、エレクトリックスタート時のクランキング回転数は400rpm程度と、マニュアルスタート時のクランキング回転数よりも低い。そのため、クランキング時のオルタネータ1の発電電力では、エンジン103の始動に必要な電力を確保できないことがある。そこで、エレクトリックスタート時にはバッテリ3からECU4に電力供給してエンジン103を始動させることにしている。エンジン103が始動した場合にはステップS17に進み、エンジン103が始動していない場合にはステップS11に戻る。
その後、操船者がスタートスイッチ9のオフ操作、即ちオン操作の解除を行うと、スタートスイッチ9が開成する(ステップS17)。このとき、バッテリ3からスタータ回路8を介してバッテリリレー12のコイルへの通電は遮断されるが、ECU4がバッテリリレー12のコイルに通電していることにより、バッテリリレー12が閉成された状態を維持している。
エンジン103が始動された後、オルタネータ1の発電電力が分岐点Aを経由してECU4に供給され、ECU4はオルタネータ1からの電源供給を受けて、電源出力をエンジン負荷5に印加し、船外機を通常運転する(ステップS18)。また、バッテリリレー12が閉成されているので、オルタネータ1の発電電力はバッテリ3に供給され、バッテリ3が充電される。
操船者がストップスイッチ15のオン操作、すなわち運転停止の操作を行うと、ストップスイッチ15が閉成する(ステップS19)。ECU4は、ストップスイッチ15の閉成に応じて点火、燃料噴射を停止し、エンジン103の運転を停止する(ステップS20)。その後、ECU4は、バッテリリレー12のコイルへの通電を停止することにより、バッテリリレー12を開成する(ステップS21)。
次に、図6のフローチャートを参照して、バッテリ3が正常に接続されている場合におけるマニュアルスタート時の動作について説明する。なお、マニュアルスタート時には、操船者がスタートスイッチ9のオン操作を行わないので、スタートスイッチ9が開成している。また、変速機がニュートラル状態でないと手動始動はできないようになっており、ニュートラルスイッチ10は閉成している。
操船者の手動始動操作によりリコイルスタータ等によってクランクシャフトを回転させると(ステップS31)、オルタネータ1の発電電力が分岐点Aを経由してECU4に供給される(ステップS32)。ECU4は、トランジスタ13のベース/エミッタ間を導通させて、バッテリリレー12のコイルに通電させることによりバッテリリレー12を閉成した状態に維持する(ステップS33)。
ECU4は、オルタネータ1から電力供給を受けて、電源出力をエンジン負荷5に印加してエンジン103を始動させ、エンジン103が始動したか否かを判定する(ステップS34)。なお、マニュアルスタート時のクランキング回転数は700rpm程度と高いので、クランキング時のオルタネータ1の発電電力でエンジン103を始動させることができる。
エンジン103を始動させた後の処理は、図5のフローチャートと同様であり、図5のステップ番号と同一番号を付して説明を省略する。
このように本実施形態ではバッテリ3とECU4との間に遮断手段としてのバッテリリレー12を配置しエンジン103の運転停止時にバッテリ3からECU4への電力供給を遮断する。したがって、エンジン103の運転停止時において、バッテリ3からECU4に暗電流が流れることによるバッテリ3上がりを防止することができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、バッテリ3が逆接されている場合におけるエレクトリックスタート時の動作について説明する。バッテリ3が逆接されている場合とは、バッテリ3のプラス端子をエンジンGNDに接続されることをいう。なお、エンジン103の停止時には、バッテリリレー12がオフであり、バッテリ3からECU4への電力供給が遮断されている。なお、図7のフローチャートの処理のうち、図5と同様の処理には図5のステップ番号と同一番号を付している。
変速機がニュートラル状態にあるとき、即ちニュートラルスイッチ10が閉成しているときに(ステップS11)、操船者がスタートスイッチ9のオン操作を行うと、スタートスイッチ9が閉成する(ステップS12)。
スタートスイッチ9が閉成すると、バッテリ3から分岐点B、分岐点Cを経由し、バッテリリレー12のコイルに通電する。これにより、バッテリリレー12の可動接点が移動して両固定接点間が電気的に接続する(ステップS13)。
バッテリリレー12の可動接点が移動して両固定接点間が電気的に接続することで、バッテリ3からエンジンGND、レクチファイア及びレギュレータ2、バッテリリレー12を経由し、ヒューズ14に大電流が流れる。ヒューズ14に大電流が流れることにより溶断されバッテリ3が電気的に切り離される(ステップS41)。したがって、バッテリが逆接された場合であってもスタータモータ7が駆動されることがなくクランクシャフトが逆回転することを防止することができる。
次に、図8のフローチャートを参照して、バッテリ3が逆接されている場合におけるマニュアルスタート時の動作について説明する。
操船者の手動始動操作によりリコイルスタータ等によってクランクシャフトを回転させると(ステップS31)、オルタネータ1の発電電力が分岐点Aを経由してECU4に供給される(ステップS32)。ECU4は、トランジスタ13のベース/エミッタ間を導通させて、バッテリリレー12のコイルに通電させることによりバッテリリレー12を閉成した状態に維持する(ステップS33)。
バッテリリレー12の可動接点が移動して両固定接点間が電気的に接続することで、バッテリ3からエンジンGND、レクチファイア及びレギュレータ2、バッテリリレー12を経由し、ヒューズ14に大電流が流れる。ヒューズ14に大電流が流れることにより溶断されバッテリ3が切り離される(ステップS51)。
ただし、ECU4は、バッテリ3が切り離されたとしても、オルタネータ1から電力供給を受けるため、電源出力をエンジン負荷5に印加してエンジン103を始動させることができる。したがって、ECU4は、エンジン103が始動したか否かを判定する(ステップS34)。
エンジン103を始動させた後の処理は、図5のフローチャートと同様であり、図5のステップ番号と同一番号を付して説明を省略する。
このように本実施形態では、運転停止時にバッテリ3からECU4への電力供給を遮断することができる電源供給装置において、バッテリ3が逆接された場合であってもスタータモータ7が駆動されることがなくクランクシャフトが逆回転することを防止することができる。また、運転停止時にバッテリ3からECU4への電力供給を遮断させる場合に、ダイオードを用いる必要がないので、電源供給装置の製造コストを低減させることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施形態では、リコイルスタータ等を備えず、マニュアルスタートができない電源供給装置にも適用することができる。
1:オルタネータ、2:レクチファイア及びレギュレータ、3:バッテリ、4:ECU、5:エンジン負荷、6:通知装置、7:スタータモータ、8:スタータ回路、9:スタートスイッチ、10:ニュートラルスイッチ、11:スタータリレー、12:バッテリリレー、13:トランジスタ、14:ヒューズ、15:ストップスイッチ

Claims (2)

  1. オルタネータと、
    前記オルタネータに接続するバッテリと、
    前記バッテリで駆動されるスタータモータと、
    前記オルタネータと前記バッテリとの接続間から分岐して接続するエンジン制御ユニットと、
    前記エンジン制御ユニットに接続するエンジン負荷と、を備えた内燃機関の電力供給装置であって、
    前記バッテリと前記エンジン制御ユニットとの接続間に配置され、前記内燃機関の運転停止時に前記バッテリから前記エンジン制御ユニットへの電力供給を遮断する遮断手段と、
    前記遮断手段と前記バッテリとの間に配置され前記バッテリの逆接続時に溶断するヒューズと、を有することを特徴とする内燃機関の電力供給装置。
  2. 前記内燃機関を始動させるスタートスイッチを有し、
    前記スタートスイッチの操作に応じて前記バッテリから前記遮断手段に電力が供給されることにより前記遮断手段が導通され、前記オルタネータと前記バッテリとが導通すると共に、
    前記スタートスイッチの操作に応じて前記バッテリから前記スタータモータに電力が供給されることにより前記スタータモータが駆動することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の電力供給装置。
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