JP2015012397A - 分波器 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な2次高調波特性を有する分波器を提供すること。
【解決手段】本発明は、送信端子40とアンテナ端子44との間に接続され、複数の直列共振器12〜20と複数の並列共振器22〜28とがラダー型に接続された送信フィルタ10と、受信端子42とアンテナ端子44との間に接続された受信フィルタ30と、を備え、複数の直列共振器及び複数の並列共振器のうち送信端子40から1段目の直列共振器12及び並列共振器22並びにアンテナ端子44から1段目の直列共振器20及び並列共振器28を除いた共振器であって、送信端子40から1段目の直列共振器12及び並列共振器22並びにアンテナ端子44から1段目の直列共振器20及び並列共振器28の少なくとも1つよりも静電容量の小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されている分波器である。
【選択図】図2

Description

本発明は、分波器に関し、例えば直列共振器と並列共振器とがラダー型に接続された送信フィルタを備える分波器に関する。
移動体通信システムの発展に伴って、携帯電話端末に代表される無線通信機器が急速に普及している。例えば、携帯電話端末において、800MHz〜1.0GHz帯及び1.5GHz〜2.0GHz帯といった高周波帯が使用されている。これら無線通信機器には、共振器を組み合わせて構成した高周波フィルタを用いた分波器が使用されている。共振器には、例えば弾性表面波共振器や圧電薄膜共振器が用いられている。
無線通信機器の小型化の要望に伴い、分波器の小型化、低背化を可能とする技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。また、雑音特性の改善のために、受信回路のミキサーやローノイズアンプ(LNA:Low Noise Amplifier)等の平衡化が進んでおり、分波器においても、平衡型の受信フィルタを用いることがなされている。このような背景から、平衡型フィルタのバランス特性を改善する技術が開発されている(例えば、特許文献2参照)。
また、分波器に用いられる高周波フィルタとして、直列共振器と並列共振器とをラダー型に接続したラダー型フィルタがある。そこで、ラダー型フィルタの特性を改善すると共に、小型化を可能とする技術が開発されている(例えば、特許文献3、4参照)。
特開2008−271230号公報 特開2005−318307号公報 特開2009−207116号公報 特開2007−74698号公報
アンテナ端子と送信端子との間に接続される送信フィルタにラダー型フィルタを用いた構成において、不要波が増大して、2次高調波特性の劣化が生じている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、良好な2次高調波特性を有する分波器を提供することを目的とする。
本発明は、送信端子とアンテナ端子との間に接続され、複数の直列共振器と複数の並列共振器とがラダー型に接続された送信フィルタと、受信端子と前記アンテナ端子との間に接続された受信フィルタと、を備え、前記複数の直列共振器及び前記複数の並列共振器のうち前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器を除いた共振器であって、前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器の少なくとも1つよりも静電容量の小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されていることを特徴とする分波器である。本発明によれば、良好な2次高調波特性を得ることができる。
上記構成において、前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器は直列に分割されていない構成とすることができる。
上記構成において、前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器のいずれよりも静電容量の小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されている構成とすることができる。
上記構成において、前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器を除いた共振器のうち静電容量が最も小さい共振器は少なくとも直列に分割されている構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の直列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた直列共振器の少なくとも1つと前記複数の並列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた並列共振器の少なくとも1つとが直列に分割されている構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の直列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた直列共振器の全てが直列に分割されている構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の並列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた並列共振器の全てが直列に分割されている構成とすることができる。
上記構成において、分割された前記共振器を構成する分割共振器は、圧電薄膜共振器であって、圧電膜を挟んで上部電極と下部電極とが対向する共振領域の形状が互いに異なる構成とすることができる。
本発明によれば、良好な2次高調波特性を得ることができる。
図1は、実施例1に係る分波器を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。 図3(a)は、圧電薄膜共振器を示す上面図、図3(b)は、図3(a)のA−A間の断面図である。 図4は、シミュレーション結果を示す図である。 図5(a)から図5(c)は、共振領域を示す上面図である。 図6は、実施例1の変形例1に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。 図7は、実施例2に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。 図8は、実施例2の変形例1に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。 図9は、実施例3に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。 図10(a)から図10(c)は、実施例3の変形例1から変形例3に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。 図11(a)は、弾性表面波共振器を示す上面図、図11(b)は、図11(a)のA−A間の断面図、図11(c)は、ラブ波共振器を示す断面図、図11(d)は、弾性境界波共振器を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る分波器を示すブロック図である。図1のように、送信端子40とアンテナ端子44との間に送信フィルタ10が接続されている。受信端子42とアンテナ端子44との間に受信フィルタ30が接続されている。送信フィルタ10と受信フィルタ30とは、通過帯域が異なっている。送信フィルタ10は、送信端子40から入力された信号のうち送信帯域の信号を送信信号としてアンテナ端子44に通過させ、他の帯域の信号を抑圧する。受信フィルタ30は、アンテナ端子44から入力された信号のうち受信帯域の信号を受信信号として受信端子42に通過させ、他の帯域の信号を抑圧する。送信フィルタ10は、複数の直列共振器と複数の並列共振器とを有するラダー型フィルタである。受信フィルタ30は、ラダー型フィルタであってもよいし、多重モード型フィルタであってもよいし、これらを組み合わせたフィルタであってもよいし、その他のフィルタであってもよい。
図2は、実施例1に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。図2のように、送信フィルタ10は、送信端子40とアンテナ端子44との間に直列に接続された複数の直列共振器12〜20と、並列に接続された複数の並列共振器22〜28と、を有する。並列共振器24は、直列に分割され、分割共振器24aと分割共振器24bとで構成されている。並列共振器24の静電容量をC、分割共振器24a、24bの静電容量をC、Cとした場合、C=C=2Cとなっている。並列共振器24の静電容量は、送信端子40から1段目の直列共振器12及び並列共振器22並びにアンテナ端子44から1段目の直列共振器20及び並列共振器28の少なくとも1つよりも小さい。即ち、分割共振器24a、24bの静電容量の合計値は、送信端子40から1段目の直列共振器12及び並列共振器22並びにアンテナ端子44から1段目の直列共振器20及び並列共振器28の少なくとも1つよりも小さい。なお、以下において、送信端子40から1段目の直列共振器及び並列共振器を送信側共振器と称し、アンテナ端子44から1段目の直列共振器及び並列共振器をアンテナ側共振器と称すこととする。
ここで、直列共振器及び並列共振器について説明する。直列共振器及び並列共振器は、例えばFBAR(Film Bulk Acoustic Resonator)構造の圧電薄膜共振器である。図3(a)は、圧電薄膜共振器を示す上面図、図3(b)は、図3(a)のA−A間の断面図である。図3(a)及び図3(b)のように、例えばシリコン(Si)基板等の基板50上に、基板50の上面との間にドーム状の膨らみを有する空隙60が形成されるように、例えばルテニウム(Ru)を含む下部電極52が設けられている。ドーム状の膨らみとは、例えば空隙60の周辺では空隙60の高さが低く、空隙60の中央ほど空隙60の高さが高くなるような形状の膨らみである。下部電極52及び基板50上に、例えば窒化アルミニウム(AlN)からなる圧電膜54が設けられている。下部電極52と対向する領域(共振領域58)を有するように、圧電膜54上に、例えばRuを含む上部電極56が設けられている。共振領域58は、例えば楕円形状を有し、厚み縦振動モードの弾性波が共振する領域である。
下部電極52には、犠牲層をエッチングするための導入路62が形成されている。犠牲層は、空隙60を形成するための層である。導入路62の先端付近は圧電膜54で覆われておらず、下部電極52は導入路62の先端に孔部64を有する。圧電膜54には、下部電極52と電気的に接続するための開口66が設けられている。なお、基板50の上面と下部電極52との間に形成されたドーム状の空隙60の代わりに、基板50に設けられた凹部を空隙60としてもよい。凹部は、基板50を貫通していてもよいし、貫通していなくてもよい。
圧電膜54を挟み下部電極52と上部電極56とが対向する領域(共振領域58)の大きさによって静電容量の大きさが決まる。したがって、上述した分割共振器24a、24bの静電容量が並列共振器24の静電容量の2倍ということは、分割していない場合での並列共振器24の共振領域58の面積をS、分割共振器24a、24bの共振領域58の面積をS、Sとした場合、S=S=2Sということと同じである。なお、分割していない場合での並列共振器24の共振周波数と分割共振器24a、24bの共振周波数とは同じであり、それぞれの共振周波数をFr、Fr、Frとした場合、Fr=Fr=Frとなる。
次に、発明者が行ったシミュレーションについて説明する。発明者は、図2に示すラダー型フィルタよりも1段少ないラダー型フィルタを送信フィルタに用いた分波器に対してシミュレーションを行った。即ち、図2における直列共振器20及び並列共振器28が設けられていないラダー型フィルタを送信フィルタに用いた。シミュレーションは、送信フィルタ10の直列共振器12〜18それぞれの静電容量を1.7pF、0.96pF、0.96pF、及び1.42pFとし、並列共振器22〜26それぞれの静電容量を1.67pF、0.67pF、及び1.96pFとして行った。つまり、並列共振器24を直列に分割した分割共振器24a、24bそれぞれの静電容量を1.34pFとした。また、各共振器はFBAR構造の圧電薄膜共振器とし、圧電膜に窒化アルミニウムを用いた。このような送信フィルタ10に対して、送信端子40から29dBmの大きさで、周波数が2.5〜2.57GHzの信号を入力した場合に、アンテナ端子44から出力される2次高調波の大きさを計算した。また、比較のために、並列共振器24を分割していない点を除いて同じ構造をした比較例1に対しても、同じ条件でシミュレーションを行った。
図4は、シミュレーション結果を示す図である。図4の横軸は周波数であり、縦軸は2次高調波の大きさである。図4中の実線は実施例1のシミュレーション結果であり、破線は比較例1のシミュレーション結果である。図4のように、実施例1は、比較例1に対して、良好な2次高調波特性が得られた。このように、並列共振器24を直列に分割することで、2次高調波特性が良好になった理由は以下のように考えられる。
送信端子40及びアンテナ端子44のインピーダンスは、例えば50Ωに設計されている。このため、インピーダンス不整合が起こらないよう、送信フィルタ10のインピーダンスを、送信端子40及びアンテナ端子44のインピーダンスに合わせることがなされる。送信フィルタ10のインピーダンスは、送信側共振器及びアンテナ側共振器を用いて調整される。このため、送信側共振器とアンテナ側共振器の静電容量は、その他の共振器に比べて大きくなる。言い換えると、送信側共振器及びアンテナ側共振器以外の共振器の静電容量は相対的に小さくなる。
送信側共振器及びアンテナ側共振器以外の共振器の静電容量が相対的に小さくなるということは、これらの共振器の共振領域58の面積が相対的に小さくなるということである。送信フィルタ10には大電力信号が入力されることを踏まえると、これらの共振器では、共振領域58の単位面積当たりに大きな電力がかかることになる。このため、非線形歪みに起因した不要波が発生し、2次高調波特性が劣化すると考えられる。このように、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた静電容量が相対的に小さい共振器が不要波の発生源となり、2次高調波特性が劣化すると考えられる。
そこで、実施例1では、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器であって、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量の小さい並列共振器24を直列に分割して、分割共振器24a、24bとしている。このように直列に分割することで、分割共振器24a、24bの静電容量が、並列共振器24の静電容量と比べて大きくなるため、共振領域58の面積を大きくすることができる。これにより、実施例1では、静電容量の小さい並列共振器24において、共振領域58の単位面積当たりにかかる電力を低減できるため、非線形歪みに起因した不要波の発生が抑制されて、良好な2次高調波特性が得られたものと考えられる。
実施例1によれば、図2のように、複数の直列共振器及び複数の並列共振器のうち送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器であって、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい並列共振器24が直列に分割されている。これにより、図4で説明したように、非線形歪みに起因した不要波の発生が抑制されて、良好な2次高調波特性を得ることができる。
上述したように、複数の直列共振器及び複数の並列共振器のうち送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器は、送信側共振器及びアンテナ側共振器に比べて、静電容量が小さくなる傾向がある。したがって、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち複数の共振器が、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さくなる場合がある。このような場合、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器であって、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されていればよい。また、2次高調波特性をより良好にする観点から、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい共振器の全てが直列に分割されていてもよい。
送信側共振器及びアンテナ側共振器は直列に分割されていてもよいが、静電容量の小さい共振器によって2次高調波特性が劣化することを踏まえると、静電容量が相対的に大きい送信側共振器及びアンテナ側共振器は直列に分割されていないことが好ましい。これらを分割しても2次高調波特性を良好にすることの効果が小さいにも関らず、デバイスの大型化を招くためである。
2次高調波特性を良好にするには、静電容量の小さい共振器を直列に分割することが好ましい。したがって、複数の直列共振器及び複数の並列共振器のうち送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器であって、送信側共振器及びアンテナ側共振器のいずれの共振器よりも静電容量の小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されていることが好ましく、全てが直列に分割されていることがより好ましい。また、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち静電容量が最も小さい共振器は少なくとも直列に分割されていることが好ましい。
送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のなかに、送信側共振器及びアンテナ側共振器のいずれよりも1/2以下の静電容量を有する共振器がある場合、不要波の増大が顕著になる。したがって、送信側共振器及びアンテナ側共振器のいずれよりも1/2以下の静電容量を有する共振器は、直列に分割されることが好ましい。また、デバイスの小型化についても考慮すると、送信側共振器及びアンテナ側共振器のいずれよりも1/3以下の静電容量を有する共振器が、直列に分割されることが好ましい。
実施例1では、図3(a)のように、共振領域58は、楕円形状をしている場合を例に示したが、その他の形状、例えば矩形状の場合でもよい。また、分割共振器24a、24bの共振領域58の形状は、同じ形状である場合でもよいが、互いに異なる形状をしていることが好ましい。このことについて図を用いて説明する。図5(a)から図5(c)は、共振領域58を示す上面図である。図5(a)のように、分割共振器24a、24bそれぞれの共振領域58は、同じ面積(静電容量が同じ)で、同じ形状をしている場合でもよい。つまり、分割共振器24aの共振領域58の短軸の長さをa、長軸の長さをbとし、分割共振器24bの共振領域58の短軸の長さをa、長軸の長さをbとした場合、a=a且つb=bである場合でもよい。
しかしながら、図5(b)のように、分割共振器24a、24bそれぞれの共振領域58は、同じ面積(静電容量が同じ)で、異なる形状をしていることが好ましい。つまり、a≠a及びb≠bで、且つa×b=a×bである場合が好ましい。また、共振領域58が矩形状である場合でも同様に、図5(c)のように、同じ面積(静電容量が同じ)で、異なる形状をしていることが好ましい。つまり、分割共振器24aの共振領域58の横辺の長さをa、縦辺の長さをbとし、分割共振器24bの共振領域58の横辺の長さをa、縦辺の長さをbとした場合、a≠a及びb≠bで、且つa×b=a×bである場合が好ましい。このように、分割共振器24a、24bの共振領域58を異なる形状とすることで、分割共振器ごとのスプリアスの発生周波数を異ならせることができる。これにより、スプリアスを分散させることができ、フィルタの通過特性に与える影響を低減させることができる。
図6は、実施例1の変形例1に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。実施例1の変形例1は、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち、少なくとも並列共振器24〜26の全てが、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい場合の例である。この場合、図6のように、複数の並列共振器のうち送信端子40から1段目の並列共振器22及びアンテナ端子44から1段目の並列共振器28を除いた並列共振器24〜26の全てが、直列に分割されていてもよい。
実施例2は、直列共振器が直列に分割された場合の例である。図7は、実施例2に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。図7のように、実施例2では、送信端子40とアンテナ端子44との間に直列に接続された複数の直列共振器12〜20及び並列に接続された複数の並列共振器22〜28のうち、直列共振器16が直列に分割されている。直列共振器16は、分割共振器16a、16bとで構成されている。直列共振器16の静電容量は、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも小さい。即ち、分割共振器16a、16bの静電容量の合計値は、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも小さい。
実施例1では並列共振器24が直列に分割されていたが、実施例2のように、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器であって、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい直列共振器16が直列に分割されていてもよい。
図8は、実施例2の変形例1に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。実施例2の変形例1は、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち、少なくとも直列共振器14〜18の全てが、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい場合の例である。この場合、図8のように、複数の直列共振器のうち送信端子40から1段目の直列共振器12及びアンテナ端子44から1段目の直列共振器20を除いた直列共振器14〜18の全てが直列に分割されていてもよい。
実施例3は、並列共振器と直列共振器とが直列に分割された場合の例である。図9は、実施例3に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。図9のように、実施例3では、送信端子40とアンテナ端子44との間に直列に接続された複数の直列共振器12〜20及び並列に接続された複数の並列共振器22〜28のうち、直列共振器16と並列共振器24とが直列に分割されている。
実施例1では並列共振器24が直列に分割され、実施例2では直列共振器16が直列に分割されていたが、実施例3のように、直列共振器16と並列共振器24とが直列に分割されていてもよい。
図10(a)から図10(c)は、実施例3の変形例1から変形例3に係る分波器の送信フィルタを示す回路図である。実施例3の変形例1は、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち、少なくとも直列共振器14〜18の全てと並列共振器24とが、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい場合の例である。この場合、図10(a)のように、直列共振器14〜18の全てと並列共振器24とが直列に分割されていてもよい。
実施例3の変形例2は、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち、少なくとも直列共振器16と並列共振器24〜26の全てとが、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい場合の例である。この場合、図10(b)のように、直列共振器16と並列共振器24〜26の全てとが直列に分割されていてもよい。
実施例3の変形例3は、送信側共振器及びアンテナ側共振器を除いた共振器のうち、直列共振器16〜18の全てと並列共振器24〜26の全てとが、送信側共振器及びアンテナ側共振器の少なくとも1つよりも静電容量が小さい場合の例である。この場合、図10(c)のように、直列共振器16〜18の全てと並列共振器24〜26の全てとが直列に分割されていてもよい。
実施例3及び実施例3の変形例1から3のように、複数の直列共振器のうち送信端子40及びアンテナ端子44から1段目を除いた直列共振器の少なくとも1つと、複数の並列共振器のうち送信端子40及びアンテナ端子44から1段目を除いた並列共振器の少なくとも1つとが、直列に分割されていてもよい。
送信フィルタの直列共振器及び並列共振器として、図3(a)及び図3(b)のように、FBAR構造の圧電薄膜共振器の場合を例に示したが、空隙60の代わりに音響反射膜が設けられたSMR(Solid Mounted Resonator)構造の圧電薄膜共振器の場合でもよい。
また、直列共振器及び並列共振器は、弾性表面波共振器、ラブ波共振器、又は弾性境界波共振器の場合でもよい。図11(a)は、弾性表面波共振器を示す上面図、図11(b)は、図11(a)のA−A間の断面図である。図11(c)は、ラブ波共振器の断面図、図11(d)は、弾性境界波共振器の断面図である。図11(a)及び図11(b)のように、タンタル酸リチウム又はニオブ酸リチウム等の圧電体からなる圧電基板70上に、アルミニウム又は銅等の金属膜72が設けられている。金属膜72により、反射器R0及びIDT(Interdigital Transducer)IDT0が形成されている。IDTは、2つの櫛型電極74を備えている。IDT0の弾性波の伝搬方向の両側に反射器R0が配置されている。櫛型電極74及び反射器R0は、弾性波の波長λに対応する間隔で配置された電極指76を備えている。2つの櫛型電極74それぞれの電極指76が互いに交差する幅が開口長Wである。IDT0により励振された弾性表面波は、反射器R0により反射される。これにより、弾性表面波共振器は、弾性波の波長λに対応する周波数において共振する。
ラブ波共振器及び弾性境界波共振器の上面図は、図11(a)と同様であるため説明を省略する。図11(c)のように、ラブ波共振器においては、金属膜72を覆うように誘電体膜78が設けられている。誘電体膜78としては、例えば酸化シリコンを用いることができる。図11(d)のように、弾性境界波共振器においては、誘電体膜78上にさらに誘電体膜80が設けられている。誘電体膜80としては、例えば酸化アルミニウムを用いることができる。弾性波を誘電体膜78内に閉じ込めるために、誘電体膜80の音速は誘電体膜78よりも速いことが好ましい。
圧電薄膜共振器では、圧電膜を挟み下部電極と上部電極とが対向する共振領域の大きさで静電容量の大きさが決定されたが、弾性表面波共振器、ラブ波共振器、及び弾性境界波共振器では、電極指76の間隔が一定の場合、(電極指76の対数)×(開口長W)で決定される。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 送信フィルタ
12〜20 直列共振器
22〜28 並列共振器
16a、16b 分割共振器
24a、24b 分割共振器
30 受信フィルタ
40 送信端子
42 受信端子
44 アンテナ端子
50 基板
52 下部電極
54 圧電膜
56 上部電極
58 共振領域
60 空隙
70 圧電基板
74 櫛型電極
76 電極指
78、80 誘電体膜

Claims (8)

  1. 送信端子とアンテナ端子との間に接続され、複数の直列共振器と複数の並列共振器とがラダー型に接続された送信フィルタと、
    受信端子と前記アンテナ端子との間に接続された受信フィルタと、を備え、
    前記複数の直列共振器及び前記複数の並列共振器のうち前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器を除いた共振器であって、前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器の少なくとも1つよりも静電容量の小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されていることを特徴とする分波器。
  2. 前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器は直列に分割されていないことを特徴とする請求項1記載の分波器。
  3. 前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器のいずれよりも静電容量の小さい共振器の少なくとも1つが直列に分割されていることを特徴とする請求項1または2記載の分波器。
  4. 前記送信端子から1段目の直列共振器及び並列共振器並びに前記アンテナ端子から1段目の直列共振器及び並列共振器を除いた共振器のうち静電容量が最も小さい共振器は少なくとも直列に分割されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の分波器。
  5. 前記複数の直列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた直列共振器の少なくとも1つと前記複数の並列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた並列共振器の少なくとも1つとが直列に分割されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の分波器。
  6. 前記複数の直列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた直列共振器の全てが直列に分割されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の分波器。
  7. 前記複数の並列共振器のうち前記送信端子から1段目及び前記アンテナ端子から1段目を除いた並列共振器の全てが直列に分割されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の分波器。
  8. 分割された前記共振器を構成する分割共振器は、圧電薄膜共振器であって、圧電膜を挟んで上部電極と下部電極とが対向する共振領域の形状が互いに異なることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の分波器。
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