JP2015011912A - 電池保持装置 - Google Patents

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Masato Sakaguchi
正人 坂口
村山 僚悟
Ryogo Murayama
僚悟 村山
友敬 刑部
Tomotaka Osakabe
友敬 刑部
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Abstract

【課題】電池を電池の側面で保持するホルダがプレス成形品の金属板の積層体からなる場合であっても、互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔を比較的狭くしつつ、各金属板に設けられる電池保持用爪の長さを比較的長くすることができる、電池保持装置の提供。
【解決手段】複数枚積層される金属板31のうち、積層方向Aに互いに隣り合う2つの金属板の一方31aに設けられる電池保持用爪33と他方31bに設けられる電池保持用爪33との位置が、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられている。そのため、互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔を比較的狭くした場合であっても、互いに隣り合う2つの金属板の一方31aに設けられる電池保持用爪33が他方31bに干渉することを抑制できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数個横並びに配置される電池を電池の側面で保持するホルダが、プレス成形品の金属板の積層体からなる、電池保持装置に関する。
特開2012−248498号公報は、複数個横並びに並べて配置される円筒型電池を、金属ホルダにて電池の側面で保持する電池保持装置であって、電池の側面とホルダの電池対向面との間の隙間に樹脂が充填されている電池保持装置を開示している。
しかし、上記公報開示の電池保持装置では、電池の側面とホルダの電池対向面との間の隙間が樹脂で充填されているため、電池の冷却性上で改善の余地がある。
上記の問題点を解決する技術として、本出願人の出願である特願2013−081048号の技術がある。この技術では、ホルダが、電池が挿入される電池挿入用孔と電池挿入用孔に挿入される電池の側面に当接する電池保持用爪とを備えるプレス成形品の金属板を、複数枚積層することで構成されている。この技術によれば、電池からの熱が電池保持用爪を介してホルダに伝わりやすくなり、電池の冷却性上で有利である。
しかし、本出願人による上記出願における技術では、互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔、各金属板に設けられる電池保持用爪の長さおよび本数を自由に変更できないため、電池の冷却性能と電池保持力の両方をフレキシブルに調整することが困難である。具体的には、互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔を狭くするほど、電池保持用爪を介して電池の側面に接触する金属板の数を増やすことができるため、電池の冷却性能上互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔は狭い方が望ましいが、金属板同士の間隔が狭くなると、電池保持用爪が隣の金属板(特に、隣の金属板に設けられる電池保持用爪)に干渉してしまい金属板の積層に支障をきたす。電池保持用爪を隣の金属板(特に、隣の金属板に設けられる電池保持用爪)に干渉しない程度に短い長さにすることも考えられるが、電池保持用爪が短いほど、(i)成形的な制約により、爪の幅、曲げ、角度が規制される。また、(ii)電池保持用爪での電池保持力が大になり電池にダメージを与えてしまう。
特開2012−248498号公報
本発明の目的は、電池を電池の側面で保持するホルダがプレス成形品の金属板の積層体からなる場合であっても、互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔を比較的狭くしつつ、各金属板に設けられる電池保持用爪の長さを比較的長くすることができる、電池保持装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 複数個横並びに配置される電池と、
前記電池を該電池の側面で保持するホルダと、
を有し、前記ホルダが、前記電池が挿入される電池挿入用孔と該電池挿入用孔に挿入される前記電池の側面に当接する電池保持用爪とを備えるプレス成形品の金属板を、複数枚積層することで構成されている、電池保持装置であって、
複数枚積層される前記金属板のうち、積層方向に互いに隣り合う2つの金属板の一方である第1の金属板に設けられる前記電池保持用爪と、前記積層方向に互いに隣り合う前記2つの金属板の他方である第2の金属板に設けられる前記電池保持用爪との位置が、前記積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられている、電池保持装置。
(2) 前記第1の金属板に設けられる前記電池保持用爪と、前記第2の金属板に設けられる前記電池保持用爪との位置は、前記第1の金属板と前記第2の金属板とでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置を変えることで、前記積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられている、(1)記載の電池保持装置。
(3) 前記第1の金属板に設けられる前記電池保持用爪と、前記第2の金属板に設けられる前記電池保持用爪との位置は、前記第1の金属板と前記第2の金属板の一方を、前記第1の金属板と前記第2の金属板の他方に対して回転させることで、前記積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられている、(1)記載の電池保持装置。
上記(1)の電池保持装置によれば、複数枚積層される金属板のうち、積層方向に互いに隣り合う2つの金属板の一方である第1の金属板に設けられる電池保持用爪と、積層方向に互いに隣り合う2つの金属板の他方である第2の金属板に設けられる電池保持用爪との位置が、積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられているため、互いに隣り合う第1、第2の金属板同士の間隔を比較的狭くした場合であっても、互いに隣り合う第1、第2の金属板の一方に設けられる電池保持用爪が第1、第2の金属板の他方(特に、該他方に設けられる電池保持用爪)に干渉することを抑制できる。よって、互いに隣り合う2つの金属板同士の間隔を比較的狭くした場合であっても、各金属板に設けられる電池保持用爪の長さを比較的長くすることができる。
上記(2)の電池保持装置によれば、第1の金属板と第2の金属板とでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置を変えることで、第1の金属板に設けられる電池保持用爪と、第2の金属板に設けられる電池保持用爪の位置とを、積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けることができる。
上記(3)の電池保持装置によれば、第1の金属板と第2の金属板とでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置が同じであっても、第1の金属板と第2の金属板の一方を、第1の金属板と第2の金属板の他方に対して回転させることで、第1の金属板に設けられる電池保持用爪と、第2の金属板に設けられる電池保持用爪の位置とを、積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けることができる。
本発明実施例の電池保持装置の斜視図である。 本発明実施例の電池保持装置における、ホルダの金属板の斜視図である。 本発明実施例の電池保持装置における、(a)第1の金属板の平面図と(b)第2の金属板の平面図である。 本発明実施例の電池保持装置におけるホルダの金属板を3枚積層させたときの、ホルダのみの図2のB−B線部位における断面図である。 本発明実施例の電池保持装置における電池の斜視図である。 本発明実施例の電池保持装置における、ホルダの金属板の成形機の模式図である。なお、金属板の成形機に予めセットされる電池をガイドにして金属板を複数枚積層する場合を示している。 本発明実施例の電池保持装置における、電池をガイドにして金属板を複数枚積層する場合の模式工程図である。 本発明実施例の電池保持装置における、互いに隣り合う2枚の金属板の一方の一部を互いに隣り合う2枚の金属板の他方側に折り曲げて該他方に固定する方法を示す、部分概略図である。
以下に、本発明実施例の電池保持装置を、図面を参照して説明する。なお、図中、UPは上方を示す。
本発明実施例の電池保持装置10は、図1に示すように、複数個横並びに配置される電池20と、電池20を電池20の側面で保持するホルダ30と、を有する。
電池20は、たとえば自動車に搭載される電池である。電池20は、リチウムイオン電池であり、円筒型電池である。ただし、電池20は、リチウムイオン電池に限定されるものではなく、ニッケル水素電池等であってもよい。また、電池20は、円筒型電池に限定されるものではなく、角型電池であってもよい。以下、本発明実施例及び図示例では、電池20が円筒型電池である場合を説明する。
互いに横並びに配置される電池20同士は、一方の電池20が他方の電池20の熱の影響を受けることを抑制するために、互いに間隔をおいて配置されている。
電池20は、図5に示すように、正極端子20aと負極端子20bとを備える。正極端子20aは、電池20の上面に設けられている。負極端子20bは、電池20の上面以外の部分に設けられておりたとえば電池20の下面に設けられる。電池20は、電池20の絶縁性能を確保するために、正極端子20aと負極端子20bとなる部分を除いて図示略の絶縁フィルムなどの保護フィルムで保護されていることが望ましい。
ホルダ30は、金属製であり、金属はたとえばアルミニウム、銅、鉄等である。ホルダ30は、電池20を電池20の側面21のみで保持する。なお、「電池20の側面21」とは、電池20の端子20a、20bが設けられる面(上下面)と直交する面であり、円筒型電池20の軸方向に延びる面である。
ホルダ30は、図1に示すように、金属板31を複数枚積層することで構成されている。以下、金属板31の積層される方向を積層方向Aともいう。各金属板31の厚みは、円筒型電池20の軸方向長さに比べて著しく小であり、たとえば、円筒型電池20の軸方向長さが65mmであるのに対して金属板31の厚みは0.3mm〜1.5mmである。複数枚の金属板31は、電池20の軸方向(上下方向)に積層されている。複数枚の金属板31により、ホルダ30にて電池20を電池20の軸方向の全域(略全域を含む)にわたって保持できるようになっている。
各金属板31は、図2、図3に示すように、電池20が挿入される電池挿入用孔32と、電池挿入用孔32に挿入される電池20の側面21に当接する電池保持用爪33と、を備える。
電池挿入用孔32は、電池保持装置10の電池20の個数と同数設けられており、各金属板31は電池保持装置10の全ての電池20を保持可能となっている。電池挿入用孔32の形状は、電池20の外形と同様の円形であってもよく、三角形以上の多角形形状であってもよい。なお、本発明図示例では、電池挿入用孔32の形状が六角形形状である場合を示している。
電池挿入用孔32は、格子状に設けられていてもよいが、電池保持装置10の省スペース化のために隣り合う2列が千鳥足状となるように設けられていることが望ましい。
電池保持用爪33は、電池挿入用孔32の縁部に設けられている。電池保持用爪33は、1つの電池挿入用孔32に少なくとも1個設けられている。電池保持用爪33が1つの電池挿入用孔32に複数設けられる場合、各電池保持用爪33は、電池20の電池挿入用孔32内での片寄りを抑制するために、互いに等間隔に設けられることが望ましい。電池保持用爪33は、電池挿入用孔32の縁部から、電池挿入用孔32内に進入する方向かつ金属板31の面内方向と異なる方向に、傾斜して延びている。電池保持用爪33が傾斜して延びているため、電池保持用爪33は比較的容易に弾性変形可能となっており、電池挿入用孔32に挿入される電池20の径の公差を吸収できるようになっている。
金属板31は、プレス成形品である。金属板31は、図6に示すように、金属板31の素材3をコイルから順次1ピッチずつ送り、抜曲、孔抜き、抜落し等の多工程を1つの型に組み込んだ順送型(金型)71を用いた順送プレス成形機70にて、順次成形されることが望ましい。成形の高速化や高精度化を図ることができるからである。
順次成形される金属板31は、図6、図7に示すように、予め成形機70に電池20をセットしておくことで、電池20をガイド(位置決め)にして積層される。成形機70のプレスストロークは一定であるため、成形された金属板31は、図7に示すように、順次、電池20の軸方向に上方から下方側に押し下げられていく。
積層方向(上下方向)Aに互いに隣り合う2枚の金属板31,31同士は、成形機70のプレスストローク(プレス力)を利用したカシメにより互いに固定されることが望ましい。成形された金属板31同士を成形後に別工程で溶接、カシメ等により固定する場合に比べて工程数を削減できコスト削減できるからである。
互いに隣り合う2枚の金属板31,31間には、図8に示すように、隙間Sが設けられている。隙間Sは、電池20を冷却するための冷媒(たとえば空気)が流れる冷媒流路として利用可能である。隙間Sは、互いに隣り合う2枚の金属板31,31の間に該2枚の金属板31,31とは別体の図示略のスペーサを配設することで設けられていてもよいが、2枚の金属板31,31の一方の一部(以下、曲げ部という)31aを2枚の第1の金属板31,31の他方側に折り曲げて該他方に固定することで設けられていることが望ましい。スペーサを廃止できるからである。
曲げ部31aは、2箇所の曲げ31a1,31a2を備える。2枚の金属板31,31の一方の曲げ部31aの、2枚の金属板31,31の他方への固定は、曲げ部31aの先端部を前記他方に設けた孔、凹み等に嵌め込む(圧入する)ことにより行なわれる。2箇所の曲げの先端側の曲げ31a1は、順送時に成形機70に干渉して邪魔になることを抑制するために、上向きに曲げられていることが望ましい。2箇所の曲げの基部側の曲げ31a2は、プレス成形機70に曲げ部成形用の曲げ部成形型72を設けておくことで、金属板31が順次成形されて下方に押し下げられていくプレス成形機70による動き(力)を利用して成形される。
複数枚積層される金属板31のうち、積層方向Aに互いに隣り合う2つの金属板31、31の一方(以下、第1の金属板31aという)に設けられる電池保持用爪33と、積層方向Aに互いに隣り合う2つの金属板31、31の他方(以下、第2の金属板31bという)に設けられる電池保持用爪33との位置が、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられている。なお、本発明図示例では、図3(a)に示すように、第1の金属板31aに設けられる電池保持用爪33が、六角形形状の電池挿入用孔32の6個の頂点のうちの、1,3,5番目に設けられ、図3(b)に示すように、第2の金属板31aに設けられる電池保持用爪33が、六角形形状の電池挿入用孔32の6個の頂点のうちの、2,4,6番目に設けられている。
本発明図示例では、第1、第2の金属板31a、31bに設けられる電池保持用爪33の数は同じであるが、第1、第2の金属板31a、31bに設けられる電池保持用爪33の数は異なっていてもよい。
本発明図示例では、第1、第2の金属板31a、31bに設けられる電池保持用爪33にて、積層方向Aから見たときに電池保持用爪33が六角形形状の電池挿入用孔32の6個の頂点のすべてに設けられる。そのため、互いに隣り合う2つの金属板(第1、第2の金属板31a、31b)にて、電池保持用孔32内で電池20が傾くことを効果的に抑制できる。ただし、電池20の傾き抑制効果を得るには、ホルダ30を構成する3枚以上(全部であってもよい)の金属板31に設けられる電池保持用爪33にて、積層方向Aから見たときに電池保持用爪33が六角形形状の電池挿入用孔32の6個の頂点のすべてに設けられていればよい。
第1の金属板31aに設けられる電池保持用爪33と、第2の金属板31bに設けられる電池保持用爪33との位置は、(a)第1の金属板31aと第2の金属板31bとでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置を変えることで、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられていてもよく、(b)第1の金属板31aと第2の金属板31bの一方を、第1の金属板31aと第2の金属板31bの他方に対して回転(たとえば180度)させることで、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられていてもよく、(c)上記(a)と上記(b)の複合方法にて積層方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられていてもよく、(d)その他の方法にて積層方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられていてもよい。
なお、上記(b)または(c)の方法の場合、回転角度の設定は自由である。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(A)ホルダ30が、電池20が挿入される電池挿入用孔32と該電池挿入用孔32に挿入される電池20の側面21に当接する電池保持用爪33とを備える金属板31を、複数枚積層することで構成されているため、電池20からの熱がホルダ30に伝わりやすくなり、電池20の冷却性上で有利である。
(B)ホルダ30が金属板31を複数枚積層することで構成されているため、ホルダ30が放熱フィン(冷却フィン)として働く。そのため、ホルダ30が金属板の積層体で構成されていない場合に比べて、冷却表面積が増加され電池20の冷却性能を高めることができる。
(C)ホルダ30がプレス成形品の金属板31を複数枚積層することで構成されているため、ホルダ30が鋳造品である場合に比べて、ホルダ30の寸法精度を向上させることができる。その結果、複数個横並びに配置される電池20間のピッチを短縮でき、電池保持装置10全体の小型化を図ることができる(エネルギー密度を高めることができる)。
(D)ホルダ30が、金属板31を複数枚積層することで構成されているため、電池20からの熱がホルダ30に伝わりやすくなり、電池保持装置10内の全体の温度分布の均一化を図ることができる。
(E)ホルダ30が、金属板31の成形機70に予めセットされる電池20をガイドにして金属板31を複数枚積層することで作製されるため、金属板31を複数枚積層した後に電池20を電池挿入用孔32に挿入する場合に比べて、積層される金属板31同士の積層直交方向のズレを低減できるだけでなく、電池保持装置10の組付コストを低減できる。
(F)互いに隣り合う2枚の金属板31、31間には、隙間Sが設けられているため、該隙間Sを、電池20を冷却するための冷媒が流れる冷媒流路として利用できる。
(G)隙間Sが、互いに隣り合う2枚の金属板31,31の一方の一部(曲げ部)31aを互いに隣り合う2枚の金属板31,31の他方側に折り曲げて該他方に固定することで設けられる場合、互いに隣り合う2枚の金属板31,31とは別体のスペーサを用いる場合に比べて、部品点数を削減できる。
(H)隙間Sが、互いに隣り合う2枚の金属板31,31の間に、互いに隣り合う2枚の金属板31,31とは別体のスペーサを配設することで設けられている場合スペーサの配設位置の自由度が高く、冷媒流路の形状自由度が高くなる。
(I)本発明実施例では、順送プレス成形機70を用いることで電池保持装置10を製造できるため、順送プレス成形機70を用いない場合に比べて、電池保持装置10の組付コストおよび製造時間コスト(製造コスト)を大幅に低減できる。
本発明では、つぎの特有な作用、効果を得ることができる。
(J)複数枚積層される金属板31のうち、積層方向Aに互いに隣り合う2つの金属板31,31の一方である第1の金属板31aに設けられる電池保持用爪33と、積層方向Aに互いに隣り合う2つの金属板31,31の他方である第2の金属板31bに設けられる電池保持用爪33との位置が、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けられているため、互いに隣り合う第1、第2の金属板31a、31b同士の間隔を比較的狭くした場合であっても、互いに隣り合う第1、第2の金属板31a、31bの一方に設けられる電池保持用爪33が第1、第2の金属板31a、31bの他方(特に、該他方に設けられる電池保持用爪33)に干渉することを抑制できる。よって、互いに隣り合う2つの金属板31,31同士の間隔を比較的狭くした場合であっても、各金属板31に設けられる電池保持用爪33の長さを比較的長くすることができる。
(K)第1の金属板31aと第2の金属板31bとでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置を変えることで、第1の金属板31aに設けられる電池保持用爪33と、第2の金属板31bに設けられる電池保持用爪33の位置とを、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けることができる。
(L)第1の金属板31aと第2の金属板31bとでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置が同じであっても、第1の金属板31aと第2の金属板31bの一方を、第1の金属板31aと第2の金属板31bの他方に対してたとえば積み上げる時に回転させることで、第1の金属板31aに設けられる電池保持用爪33と、第2の金属板31bに設けられる電池保持用爪33の位置とを、積方方向Aから見たときに互いに異なる位置に設けることができる。
(M)互いに隣り合う2つの金属板31,31同士の間隔を比較的狭くした場合であっても、各金属板31に設けられる電池保持用爪33の長さを比較的長くすることができるため、積層方向Aに互いに隣り合う2つの金属板31,31間の隙間Sを自由に変更できる。そのため、冷媒流路を自由に変更でき、電池20の冷却性能が調整できる。
(N)各金属板31の電池保持用爪33の位置を調整することができる。そのため、(a)電池20を支持する支持点を増やすことができ、電池20がホルダ30に対して傾くことを効果的に抑制できる。また、(b)各金属板31に設けられる電池保持用爪33の数を1個または2個など少なくでき、各金属板31に設けられる電池保持用爪33の数が3個以上など多い場合に比べて順送型(金型)71の強度を容易に確保できる。また、(c)電池保持用爪33の位置が違う順送型(金型)71を新設せずに電池保持用爪33の位置が違う金属板31を作製できるため、型面数(型費)を低減できる。
10 電池保持装置
20 電池
20a 正極端子
20b 負極端子
21 電池の側面
30 ホルダ
31 金属板
31a 第1の金属板
31b 第2の金属板
32 電池挿入用孔
33 電池保持用爪
31a 曲げ部
31a1,31a2 曲げ
70 順送プレス成形機
71 順送型
72 曲げ部成形型
A 積層方向
S 隙間

Claims (3)

  1. 複数個横並びに配置される電池と、
    前記電池を該電池の側面で保持するホルダと、
    を有し、前記ホルダが、前記電池が挿入される電池挿入用孔と該電池挿入用孔に挿入される前記電池の側面に当接する電池保持用爪とを備えるプレス成形品の金属板を、複数枚積層することで構成されている、電池保持装置であって、
    複数枚積層される前記金属板のうち、積層方向に互いに隣り合う2つの金属板の一方である第1の金属板に設けられる前記電池保持用爪と、前記積層方向に互いに隣り合う前記2つの金属板の他方である第2の金属板に設けられる前記電池保持用爪との位置が、前記積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられている、電池保持装置。
  2. 前記第1の金属板に設けられる前記電池保持用爪と、前記第2の金属板に設けられる前記電池保持用爪との位置は、前記第1の金属板と前記第2の金属板とでそれぞれの成形時にプレス打ち抜きする位置を変えることで、前記積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられている、請求項1記載の電池保持装置。
  3. 前記第1の金属板に設けられる前記電池保持用爪と、前記第2の金属板に設けられる前記電池保持用爪との位置は、前記第1の金属板と前記第2の金属板の一方を、前記第1の金属板と前記第2の金属板の他方に対して回転させることで、前記積方方向から見たときに互いに異なる位置に設けられている、請求項1記載の電池保持装置。
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