JP2016085019A - 熱交換器 - Google Patents

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JP2016085019A
JP2016085019A JP2014219939A JP2014219939A JP2016085019A JP 2016085019 A JP2016085019 A JP 2016085019A JP 2014219939 A JP2014219939 A JP 2014219939A JP 2014219939 A JP2014219939 A JP 2014219939A JP 2016085019 A JP2016085019 A JP 2016085019A
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和弘 角口
Kazuhiro Tsunoguchi
和弘 角口
泰昭 広川
Yasuaki Hirokawa
泰昭 広川
敬剛 立木
Yukitake Tachiki
敬剛 立木
亮 長島
Ryo Nagashima
亮 長島
和博 川▲崎▼
Kazuhiro Kawasaki
和博 川▲崎▼
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

【課題】
互いに所定の間隔を置いて平行に積層された複数のフィンと、同フィンを積層方向に貫通する複数の冷媒管と、を有するFT型熱交換器において、冷媒管とフィンとの間に充填剤を塗布する事無く、フレアー部と折り曲げ部と冷媒管との間に生じた三角形状の隙間を減らして、熱交換効率を改善することを目的とする。
【解決手段】
円筒状に形成されたカラーの先端には、同先端の一部に形成された切起片を、カラーの円筒の外側に向かって折り曲げたフレアー部が形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、家庭用エアコンやパッケージエアコン等の空調用機器や冷蔵庫等に用いられるフィンアンドチューブ型熱交換器(以下、FT型熱交換器と記載)に関するものである。
FT型熱交換器は、複数の板状のフィンを互いに所定の間隔をおいて平行に積層し、積層した夫々のフィンの板面に設けられた冷媒管挿入用の挿入孔に、冷媒が流れる冷媒管を挿入した後、冷媒管を拡管し、フィンと冷媒管を接触させて固定するようにしている。
また、フィンには、フィンとフィンとの間隔を揃え、冷媒管とフィンが接触する面積を増やし、冷媒管からフィンへ効率良く熱を伝達するためのカラーを設けている。このカラーについて、金型を用いた成形手順を示した図6の(a)を基に説明する。図6の(a)に示すように、フィンを半球状の金型451で下方から上方向に向かって押し上げることで、丸み部401を成形する(S201)。成形された丸み部401を、先端が凸状に形成された半球状の金型452で下方から上方向に向かって押し上げることで、丸み部の中央に孔部402を成形する(S202)。成形された孔部402を、円柱状の金型453で下方から上方向に向かって押し上げることで、丸み部401を立ち上げて円筒状のカラー403を成形する(S203)。成形されたカラー403を中央に凸部を備えた円柱状の金型454で上方から下方向に向かって押し下げることで、カラーの先端が円筒の外側に向かって広がるラッパ状のフレアー部404を成形する(S204)。
このカラー403について、図7と図8を基に説明する。図7は、フィン406と冷媒管407の側面方向からの断面を示した断面図であり、図8はフィン406と冷媒管407の上面方向からの断面を示した断面図である。このカラー403のフレアー部404のある先端が上端であり、下端には図7および図8に示すように、フィンの本体部406aからカラーの本体部403aに向かって所定の曲率半径Rをもって滑らかに接続する折り曲げ部405も成形される。フレアー部404が、隣接するフィン406の折り曲げ部405の周辺に接触することで、フィン406とフィン406との間隔を揃えることが出来る。
しかし、フレアー部404と折り曲げ部405と冷媒管407との間には、三角形状の隙間408が生じる。この隙間408の部分では、冷媒管407とフィン406との間で熱伝達が出来ないため、FT型熱交換器の熱交換効率を悪くする問題があった。
この問題を解決する方法として、特許文献1に開示されているように、冷媒管407とフィン406との間に樹脂製の充填剤を塗布する方法がある。この方法では、冷媒管407を挿入する前にフィン406のカラー403のフレアー部404と折り曲げ部405の間を埋める様に充填剤を予め塗布することで、冷媒管407を挿入した後に、充填剤がフレアー部404と折り曲げ部405と冷媒管407との間に生じた隙間408を埋めることができる。そのため、隙間408では充填剤を介して冷媒管407とフィン406との間で熱伝達が出来る。
特開2010−169344号公報
しかし、特許文献1の方法では、冷媒管407とフィン406との間に充填剤を隙間なく塗布する必要があるため、作業工程が煩雑になる。また、充填剤のコストが掛かる問題もあった。
そこで、本発明は、冷媒管とフィンとの間に充填剤を塗布する事無く、フレアー部と折り曲げ部と冷媒管との間に生じた隙間を減らして、熱交換効率を改善することを目的としたものである。
上述した問題を解決するために、本発明は、互いに所定の間隔を置いて平行に積層された複数のフィンと、同フィンを積層方向に貫通する複数の冷媒管と、を有する熱交換器において、フィンには、冷媒管が貫通する挿入孔と、挿入孔の周縁に所定の高さに立ち上げて形成した円筒状のカラーと、が複数設けられ、カラーの下端の外周には、フィンからカラーの先端に向かって所定の曲率半径Rをもって滑らかに接続する折り曲げ部が形成され、カラーの先端には、同先端の一部に形成された切起片を、カラーの円筒の外側に向かって折り曲げたフレアー部が形成される。
本発明の熱交換器によれば、カラーの先端の一部の切起片を折り曲げてフレアー部を形成したため、カラーと冷媒管とが接触する面積を増やすことができる。そのため、冷媒管とフィンとの間に充填剤を塗布する事無くフレアー部と折り曲げ部と冷媒管との間に生じた隙間を減らして、熱交換効率を改善することが出来る。
本発明にかかる熱交換器の全体を示した斜視図である。 本発明にかかるフィンのカラー部を示した斜視図である。 本発明にかかるフィンと冷媒管の側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 本発明にかかるフィンと冷媒管の上面方向からの断面を示した(図2のB−Bに沿った)断面図である。 本発明にかかるフレアーを正面方向から示した正面図である。 熱交換器のカラーを成形する手順の本発明と従来の両方を示した図である。 従来の熱交換器のフィンと冷媒管について、図3と同じ側面方向からの断面を示した断面図である。 従来の熱交換器のフィンと冷媒管について、図4と同じ上面方向からの断面を示した断面図である。
以下に、図面に基づいて、本発明にかかる熱交換器の実施例を詳細に説明する。
本発明に関する熱交換器は、図1と図2に示すように、FT型熱交換器である。
本発明の熱交換器100は、互いに所定の間隔(以下、フィンピッチと記載)を置いて平行に配置された複数の板形状のフィン110に設けた複数の挿入孔111の夫々に、冷媒管120が挿入されている構造をしている。冷媒管120は、要求される伝熱性能等に応じて、銅や銅合金等の金属材料により形成される内面溝付管である。また、冷媒管120はU字型に曲げ加工され、ヘアピン状に形成され、挿入孔111に挿入される。また、冷媒管120に冷媒が出入りするための流入口および流出口にはU字管150により隣接する冷媒管120の対応する流出口および流入口を接続している。
一方、フィン110は、アルミニウム若しくはその合金等の金属材料にて形成される。フィン110の板状で平坦なフィン本体部110aには、冷媒管120が貫く挿入孔111が所定の間隔を隔てて複数設けられる。この挿入孔111の周囲には後述するカラー112が形成される。なお、フィン110の挿入孔111の内径とカラー112の内径は、冷媒管120が挿入可能な大きさであり、冷媒管120の外径よりも0.1〜0.5mm大きい事が望ましい。カラー112の先端の上下2箇所には、カラー112の長手方向に切り込みを入れて形成された2対の切起片をカラー112の円筒の外側に向かって折り曲げて形成されたフレアー部112bが設けられる。このカラー112に冷媒管120を挿入した後、冷媒管120を拡管し、フィン110と冷媒管120を接触させて固定するようにしている。
また、フィン110が冷媒管120と接触する箇所であるカラー112について、図3と図4を基に説明する。図3はフィン110と冷媒管120の図2のA−Aに沿った断面を示した断面図であり、図4はフィン110と冷媒管120の図2のB−Bに沿った断面を示した断面図である。カラー112は図3に示すように、冷媒管120に接触している所定の高さの円筒形状のカラー本体部112aと、カラー本体部112aの先端の一部を円筒の外側に向かって曲げて形成され隣接するフィン110に当接してフィンピッチを等間隔に保つ効果を発揮するフレアー部112bと、カラー本体部112aとフィン110のフィン本体部110aの間を所定の曲率半径Rをもって滑らかに接続する折り曲げ部112cとから、構成されている。図4に示すように、フレアー部112bが形成されていないカラー本体部112aの先端112dは、隣接するフィン110の折り曲げ部112cと当接するように、フレアー部112bの曲り度合いが設定されている。なお、本実施例ではフレアー部112bはカラー112の先端の上下2箇所に設けられているが、本発明はこれに限定したものではなく、図5に示すように、上下左右の4カ所にフレアー部112bを設けるなど適宜フレアー部112bの数を調整しても良い。
フレアー部112bは、フィン110にカラー112を成形する際に用いられるプレス機械で加工可能であり、図6の(a)に示した従来のカラーを成形する工程に若干の工程を追加するだけで容易に成形することが出来る。次にカラー112およびフレアー部112bの成形手順について、図6の(b)を基に説明する。
初めに、フィン110を上下方向から波状の金型351で挟み込むことで、フィン110に2対の切り込み310を入れる(S101)。この工程が、本発明で追加する工程である。切り込み310を入れた箇所を、半球状の金型352で下方から上方向に向かって押し上げる。これにより、半球状に形成された丸み部311を成形する(S102)。成形された丸み部311を、先端が凸状に形成された半球状の金型353で下方から上方向に向かって押し上げる。これにより、丸み部311の中央に孔部312を成形する(S103)。成形された孔部312を、円柱状の金型354で下方から上方向に向かって押し上げる。これにより、丸み部311を上方向に立ち上げてカラー112を成形することが出来る(S104)。
次に、成形したカラー112の先端に切り込みによって形成された切起片313を、孔部312に挿入される円柱状の金型355aの側部に設けられた2箇所の直方体状の金型355bで上方から下方向に向かって押し下げる(S105)。これにより、切起片313が円筒の外側に向かって折り曲げられ(S106)、フレアー部112bが成形される(S107)。以上の工程により、フィン110に本発明のカラー112およびフレアー部112bを成形することが出来る。
以上のように、本発明の熱交換器によれば、従来通り、フレアー部が隣接するフィンに当接することで、フィンピッチを等間隔に保つことができる。また、フレアー部をカラーの先端の一部だけに形成し、カラーの他の部分を円筒形状のままとすることでカラーが冷媒管と接触する面積が増えるため、冷媒管とフィンとの間に充填剤を塗布する事無くフレアー部と折り曲げ部と冷媒管との間に生じた隙間を減らして、熱交換効率を改善することが出来る。また、従来のカラーを成形する工程に、フィン上に2対の切り込みを入れる工程を追加し、この切り込みによって形成された切起片に合った金型でフレアー部をプレスして、曲げるだけであるため、本発明の成形作業が従来の成形作業と比較してもほぼ同程度の作業量で成形出来る。
100 熱交換器
110 フィン
110a フィン本体部
111 挿入孔
112 カラー
112a カラー本体部
112b フレアー部
120 冷媒管
150 U字管

Claims (1)

  1. 互いに所定の間隔を置いて平行に積層された複数のフィンと、同フィンを積層方向に貫通する複数の冷媒管と、を有する熱交換器において、
    前記フィンには、前記冷媒管が貫通する挿入孔と、前記挿入孔の周縁に所定の高さに立ち上げて形成した円筒状のカラーと、が複数設けられ、
    前記カラーの下端の外周には、前記フィンから前記カラーの先端に向かって所定の曲率半径Rをもって滑らかに接続する折り曲げ部が形成され、
    前記カラーの先端には、同先端の一部に形成された切起片を、前記カラーの円筒の外側に向かって折り曲げたフレアー部が形成されることを特徴とする熱交換器。
JP2014219939A 2014-10-29 2014-10-29 熱交換器 Pending JP2016085019A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110953767A (zh) * 2019-12-16 2020-04-03 都匀市嘉予新能源科技发展有限公司 一种空气能热泵蒸发器结构
US11316103B2 (en) 2017-05-15 2022-04-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Combined physical and chemical etch to reduce magnetic tunnel junction (MTJ) sidewall damage

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