JP2015009643A - 車体のドア開口部構造 - Google Patents

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久祥 松岡
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育磨 松田
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Toru Yagi
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Abstract

【課題】簡素な構造によって、ドアの窓枠と車体側のドア開口部との結合剛性を高める。
【解決手段】フロントドア3のドアサッシュ9の内周縁及び外周縁には、ドア側内部シール材37及びドア側外部シール材39がそれぞれ取付られている。ドアガラス11は、フロントドア3を閉じたときに、パーシャルダウンウインドウ機構によって、僅かに開いた状態から閉じた状態となる。このとき、ドアサッシュ9に設けてある可動体41が上昇するドアガラス11に押されて移動し、押された可動体41はドア側外部シール材39を内部から押圧してシールリップ39b,39cを、車体1(ボディサイドパネル13)の開口部1aの周縁に押し付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体に設けられた開口部に対し、窓枠を備えたドアが開閉可能となる車体のドア開口部構造に関する。
従来では、ドアの窓枠の外周縁に設けたシール部材が、ドアを閉じたときに車体の開口部周縁に密接してシールするとともに、ドアを閉じた状態で車体の開口部周縁を押圧する押圧部材をドアの窓枠に設けたものが知られている(特許文献1)。特許文献1の押圧部材は、駆動モータやコンプレッサなどを備える駆動機構によって、車両のアイドリング時や走行時に加圧空気が供給されて膨張し、車体の開口部周縁を押圧することで、ドアを閉じたときの窓枠とドア開口部との結合剛性を高めるようにしている。
特開平6−255366号公報
しかしながら、上記した従来の構造では、ドアの窓枠に設けてある押圧部材に対し、駆動モータやコンプレッサなどを備える駆動機構によって加圧空気を供給する必要があることから、システムが大型化し複雑化してしまう。
そこで、本発明は、簡素な構造によって、ドアの窓枠と車体側のドア開口部との結合剛性を高めることを目的としている。
本発明は、ドアを開けたときに開閉体が窓枠を閉じた状態から僅かに開き、ドアを閉じたときに開閉体が僅かに開いた状態から閉じた状態となるよう作動するパーシャルダウンウインドウ機構を備え、開閉体がパーシャルダウンウインドウ機構によって閉じるときに開閉体に押圧されることで、窓枠外周縁のシール部材を車体の開口部の周縁に押し付ける押圧部材を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、開閉体がパーシャルダウンウインドウ機構によって閉じるときに、押圧部材が開閉体に押圧され、押圧された押圧部材が窓枠外周縁のシール部材を車体の開口部の周縁に押し付けるようにしている。このため、押圧部材に対し、駆動モータやコンプレッサなどを備える駆動機構により加圧空気を供給する必要がなく、より簡素な構造によって、ドアの窓枠と車体の開口部との結合剛性を高めることができ、車両走行時の制振性も向上する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるドア開口部構造を示す、図2のA−A断面図である。 図2は、図1のドア開口部構造を備える自動車の側面図である。 図3は、図1のB−B断面図に相当する模式的な断面図であり、(a)はパーシャルダウンウインドウ機構によってドアガラスが閉じた状態を示し、(b)は、パーシャルダウンウインドウ機構によってドアガラスが僅かに開いた状態を示す。 図4は、本発明の第2の実施形態に係わるドア開口部構造を示す、図3に対応する断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係わる車体のドア開口部構造を示す、図2のA−A断面図であり、このドア開口部構造は、車体1の側部に形成された開口部1aに対して開閉可能となるフロントドア3に設定してある。フロントドア3の後方にはリアドア5が設けられている。
フロントドア3は、下部のドア本体7に対して上部に窓枠としてのドアサッシュ9を備え、ドアサッシュ9に対し、開閉体としてのドアガラス11が昇降可能に設けられている。図2では、ドアガラス11はドアサッシュ9に対して閉じた状態(全閉状態)であり、この閉じた状態から下降してドア本体7内に格納されることで開いた状態となる。
車体1は、上記した開口部1aが形成されるボディサイドパネル13及び、ルーフパネル15を備え、ボディサイドパネル13の上端部とルーフパネル15の車幅方向端部とが互いに結合されている。ボディサイドパネル13は、図1に示すように、ボディサイドアウタ17とボディサイドインナ19とを互いに接合して閉断面を形成している。その際、ボディサイドアウタ17のフランジ17a,17bとボディサイドインナ19のフランジ19a,19bとを、これら相互間にレインフォース21を介して互いに接合する。
ボディサイドアウタ17のルーフパネル15側のフランジ17aは内側に向けて屈曲し、同様にしてルーフパネル15の車幅方向端部も内側に屈曲し、これによりボディサイドパネル13とルーフパネル15との間には、凹部23が形成される。凹部23は車体前後方向に延設され、この凹部23内にモールド材25が嵌め込まれている。また、ルーフパネル15及びボディサイドインナ19を覆うようにして車室27側には、内装部材となるトリム材29を設けている。
ボディサイドアウタ17及びボディサイドインナ19のルーフパネル15と反対側、すなわち車体1の側部の開口部1a側の互いに接合されているフランジ17b,19bには、車体側シール材31が嵌め込まれている。車体側シール材31は、互いに接合されたフランジ17b,19bに嵌合する嵌合部31aと、フロントドア3を閉じたときにドアサッシュ9の内面に押されて弾性変形するシール部31bとを少なくとも備えている。
ドアサッシュ9は、アウタ材33とインナ材35とを有し、アウタ材33の外側端部33aを内側に折り返してインナ材35の外側端部35aに重ね合せて一体化している。インナ材35は、上記重ね合わせた部分からアウタ材33に対して離れるように内側に向けて屈曲させ、その内側端部35bをドアガラス11から離反させている。アウタ材33の下方の内側端部33bもドアガラス11から離反している。
そして、アウタ材33及びインナ材35からなるドアサッシュ9の内側に、ドア側内部シール材37を取り付けている。ドア側内部シール材37は、上記したアウタ材33の内側端部33b及びインナ材35の内側端部35bに嵌合する嵌合部37a,37bと、インナ材35の平坦面35cに接触する突起部37cと、を備えている。また、ドア側内部シール材37は、嵌合部37a,37b相互間に、図1のようにドアガラス11が閉じた状態で、ドアガラス11の外表面及び内表面にそれぞれ密接するリップ部37d及び37eを備えている。このようなドア側内部シール材37は、ドアサッシュ9の全周にわたり設けてある。
インナ材35の平坦面35cは、ドアガラス11の面に対してほぼ直交するように形成され、この平坦面35cのドア側内部シール材37と反対側の外面に、シール部材としてのドア側外部シール材39を取り付けている。ドア側外部シール材39は、基部39aを平坦面35cに接着剤などによって固定しており、基部39aから平坦面35cと反対側に向けて延びる2つのシールリップ39b,39cを備えている。このようなドア側外部シール材39は、ドアサッシュ9の全周にわたり設けてある。
シールリップ39b,39cは、図1のようにフロントドア3を閉じたときにボディサイドアウタ17に接触して弾性変形し、フロントドア3と車体1(ボディサイドパネル13)の開口部1aとの間をシールする。
そして、本実施形態では、ドアサッシュ9におけるインナ材35の平坦面35cに、押圧部材としての可動体41を設けている。可動体41は、図1のB−B断面図に相当する模式的な断面図である図3に示す構造を備えている。この可動体41は、車体前後方向(図3中で左右方向)に延びる可動アーム部41aと、可動アーム部41aの車体前後方向一端部から下方に向けて延びる被押圧突起41bと、可動アーム部41aの車体前後方向他端部の近傍から上方に向けて延びる押圧突起41cと、を備えている。被押圧突起41bは被押圧部を構成し、押圧突起41cは押圧部を構成している。
上記した可動体41は、可動アーム部41aの被押圧突起41bと反対側の端部を、図3中で紙面に直交する方向に延びる回転支持ピン43を介して回動可能にインナ材35の平坦面35cに取り付けている。回転支持ピン43は、固定具45に回転可能に支持され、固定具45はインナ材35の平坦面35cにボルト・ナットなどの締結具47によって固定されている。この回転支持ピン43は、回転支持部を構成している。
また、可動体41は、上記した回転動作が可能となるように、ドア側外部シール材39の基部39aに貫通孔となる逃げ孔39a1を設けている。さらに、インナ材35の平坦面35c及びドア側内部シール材37には、被押圧突起41bが移動可能に挿入される挿入孔35c1及び挿入孔37fを、それぞれ形成している。なお、可動体41は、図3(b)の状態では、重力によって可動アーム部41aの全体がインナ材35の平坦面35c上に載置されて被押圧突起41bが挿入孔37fから下方に突出している。
したがって、可動体41は、図3(b)の状態(ドアガラス11が僅かに開いた状態)から、ドアガラス11の上昇によってその上端縁11aが被押圧突起41bを押圧することで、回転支持ピン43を中心として図3(b)中で反時計回り方向に回転する。この回転によって可動体41は、図3(a)に示すように、押圧突起41cがドア側外部シール材39を内部から外側に向けて押圧し、シールリップ39b,39cをボディサイドアウタ17に強制的に押し付ける。このとき可動体41は、逃げ孔39a1からドア側外部シール材39の内部の空間39gに向けて移動し、空間39g内の被押圧面39hを押圧突起41cが押圧する。
ここで、本実施形態では、フロントドア3を開閉するに際し、ドアガラス11が僅かに昇降移動するパーシャルダウンウインドウ機構を備えている。パーシャルダウンウインドウ機構は、フロントドア3を開けたときにドアガラス11が閉じた状態(全閉状態)から僅かに開いた状態となり、その状態からフロントドア3を閉じたときにドアガラス11が上記僅かに開いた状態から閉じた状態(全閉状態)となるように、ドアガラス11が昇降作動する。
上記したように、本実施形態では、フロントドア3を開けたときには、ドアガラス11が閉じた状態から図3(b)のように僅かに開いた状態となる。このとき、可動体41は図3(b)のように、被押圧突起41bが挿入孔37fから下方に突出したままであって、押圧突起41cのドア側外部シール材39に対する押圧動作が解除されている。このため、フロントドア3を開ける操作が容易となる。
一方、フロントドア3を閉じたときには、ドアガラス11が上記僅かに開いた状態から図3(a)のように閉じた状態(全閉状態)となる。このとき可動体41は、被押圧突起41bがドアガラス11の上端縁11aに押されて回転し、これとともに押圧突起41cがドア側外部シール材39を内部から外側に向けて押圧する。これによりシールリップ39b,39cは、ボディサイドアウタ17で構成される車体1の開口部1aの周縁に対して強制的に押し付けられ、その結果ドアサッシュ9と開口部1aとの結合剛性(車体剛性)が高まり、車両走行時での車体振動を低減することができる。
この際本実施形態では、ドアガラス11がパーシャルダウンウインドウ機構によって閉じるときに、可動体41が、上昇するドアガラス11に押圧されてドアサッシュ9の外周縁のドア側外部シール材39を車体1の開口部1aの周縁に押し付けるようにしている。このため、可動体41に対し、駆動モータやコンプレッサなどを備える駆動機構により加圧空気を供給する必要がなく、より簡素な構造によって、フロントドア3のドアサッシュ9と車体1側の開口部1aとの結合剛性を高めることができ、車両走行時での制振性も向上する。
また、本実施形態では、可動体41はドアサッシュ9の上縁に設けられ、ドアサッシュ9の上縁に向けてドアガラス11が閉じ方向に移動する。この場合、ドアサッシュ9(フロントドア3)と車体1側の開口部1aとの結合剛性が高まる位置は、図2のC部付近である。
一方、フロントドア3は、ドア本体7の車体前方側の上下2箇所にヒンジ49が設けられ、ヒンジ49を支点として開閉する。また、フロントドア3の閉時には、ドア本体7の車体後方側のロック機構51によってロックされる。ロック機構51は、特に図示しないが、車体1の開口部1a側のストライカと、ストライカに係合可能なフロントドア3側のラッチとを備える。
以上の構成により、フロントドア3は、閉時において、結合剛性を高めた上方位置のC部付近と、前方2箇所のヒンジ49の取付部分と、後方1箇所のロック機構51の取付部分との4箇所にて、車体1の開口部1aに対し強固に結合された状態となる。この場合、上記4箇所を直線で結ぶ四角形の面積がフロントドア3全体の面積の半分以上を占めることになり、車両走行時の制振性がより一層向上する。
また、本実施形態では、可動体41をドアサッシュ9の上縁の後端近傍である図2のD部付近に設けることで、車両走行時の制振性がより一層向上することが判明した。
また、本実施形態では、可動体41は、ドアサッシュ9に対し一方の端部が回転可能となる回転支持ピン43と、他方の端部に設けられてドアガラス11に押圧される被押圧突起41bと、回転支持ピン43と被押圧突起41bとの間に位置してドア側外部シール材39を押し付ける押圧突起41cと、を備えている。この場合、ドアガラス11が閉じるときに被押圧突起41bを押圧することで、可動体41における一方の端部と他方の端部との間に位置する押圧突起41cが、ドア側外部シール材39を「てこ」の原理によってより確実に押し付けることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す、図3に対応する断面図である。第2の実施形態は、押圧部材として、第1の実施形態における可動体41に代えて、内部に流体53を充填可能な中空の膨張体55を備えている。膨張体55は、被押圧部としての収縮部55aと、押圧部としての膨張部55bと、収縮部55aと膨張部55bとを連通する連通部55cと、を備えている。収縮部55aは、蛇腹形状であり、ドア側内部シール材37の挿入孔37iに挿入された状態で、連通部55c側の端部がドアサッシュ9のインナ材35の平坦面35cに取り付けられている。連通部55cは、平坦面35cに形成された貫通孔35c2に挿入されている。
膨張部55bは、図4(b)のように内部の流体53が少ない状態では、球体が潰されたような偏平な形状であり、ドアガラス11が図4(a)のように閉じていて内部の流体53が多い状態では、球体もしくは球体を少し押し潰したような形状に膨張する。この膨張部55bは、ドア側外部シール材39の基部39aに形成してある貫通孔となる逃げ孔39a2及びドア側外部シール材39の内部の空間39gに位置している。膨張部55bは、空間39g内で膨張することで被押圧面39hに接触して押圧し、図1に示すシールリップ39b,39cをボディサイドアウタ17に強制的に押し付ける。
本実施形態においても、フロントドア3を開けたときには、ドアガラス11が閉じた状態から図4(b)のように僅かに開いた状態となる。このとき、蛇腹形状の収縮部55aは挿入孔37iから下方に突出して延びた状態であり、また膨張部55b内には流体53が少なく、収縮部55a内に流体が多く流入した状態であり、膨張部55bは収縮して偏平形状となる。このため、膨張部55bのドア側外部シール材39に対する押圧動作が解除され、フロントドア3を開ける操作が容易となる。
一方、フロントドア3を閉じたときには、ドアガラス11が上記僅かに開いた状態から図4(a)のように閉じた状態(全閉状態)となる。このとき、蛇腹形状の収縮部55aは、ドアガラス11の上端縁11aに押されて収縮し、挿入孔37i内に入り込み、内部の流体53が連通部55cを通って膨張部55bに流入し、膨張部55bが球体状に膨張する。
膨張部55bの膨張により、ドア側外部シール材39は内部から外側に向けて押圧され、シールリップ39b,39cが、ボディサイドアウタ17で構成される車体1の開口部1aの周縁に対して強制的に押し付けられる。これにより、第1の実施形態と同様に、ドアサッシュ9と開口部1aとの結合剛性が高まり、車両走行時での車体振動を低減することができる。
なお、膨張部55bが膨張している図4(a)の状態で、ドアガラス11が下降し、収縮部55aに対する押圧動作が解除されると、膨張部55bはその弾性力によって収縮し内部の流体53を、連通部55cを通して収縮部55aに押し戻す。
第2の実施形態では、膨張体55は、ドアガラス11に押圧される収縮部55aと、収縮部55aが押圧されて収縮することで内部の流体53が収縮部55aから流入して膨張し、ドア側外部シール材39を押し付ける膨張部55bとを備えている。このため、第2の実施形態では、回転動作が必要な可動体41を備える第1の実施形態に比較して、よりコンパクトな構造として膨張体55をドアサッシュ9に取り付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。例えば、上記した実施形態では、フロントドア3に適用して説明したが、リアドア5に対しても本発明を適用することができる。
1 車体
1a 車体の開口部
3 フロントドア(ドア)
9 ドアサッシュ(窓枠)
11 ドアガラス(開閉体)
39 ドア側外部シール材(シール部材)
41 可動体(押圧部材)
41b 可動体の被押圧突起(被押圧部)
41c 可動体の押圧突起(押圧部)
43 回転支持ピン(回転支持部)
55 膨張体(押圧部材)
55a 膨張体の収縮部(被押圧部)
55b 膨張体の膨張部(押圧部)

Claims (5)

  1. 車体に設けられた開口部に対して開閉可能なドアを備え、
    前記ドアは、窓枠と、
    前記窓枠に対して開閉可能な開閉体と、
    前記ドアを開けたときに前記開閉体が閉じた状態から僅かに開き、前記ドアを閉じたときに前記開閉体が前記僅かに開いた状態から閉じた状態となるよう作動するパーシャルダウンウインドウ機構と、
    前記窓枠の外周縁に設けられたシール部材と、
    前記窓枠に設けられ、前記開閉体が前記パーシャルダウンウインドウ機構によって閉じるときに前記開閉体に押圧されて前記シール部材を前記車体の開口部の周縁に押し付ける押圧部材と、を備えていることを特徴とする車体のドア開口部構造。
  2. 前記押圧部材は前記窓枠の上縁に設けられ、該窓枠の上縁に向けて前記開閉体が閉じ方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の車体のドア開口部構造。
  3. 前記押圧部材は前記窓枠の上縁の後端近傍に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車体のドア開口部構造。
  4. 前記押圧部材は、前記窓枠に対し一方の端部が回転可能となる回転支持部と、他方の端部に設けられて前記開閉体に押圧される被押圧部と、前記回転支持部と前記被押圧部との間に位置して前記シール部材を押し付ける押圧部と、を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車体のドア開口部構造。
  5. 前記押圧部材は、前記開閉体に押圧される被押圧部と、この被押圧部が押圧されて収縮することで内部の流体が被押圧部から流入して膨張し前記シール部材を押し付ける押圧部と、を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車体のドア開口部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109838196A (zh) * 2017-11-29 2019-06-04 江苏兄弟智能家居有限公司 室内木门自动挤压式密封系统

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