JP2015008034A - 半導体装置 - Google Patents

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仁 三輪
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吉彦 井上
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Abstract

【課題】予備の貫通電極を用いて貫通電極の不良を救済する場合に、置換の前後における信号パスの長さの差を短縮する。
【解決手段】ドライバ回路101〜108を有する半導体チップIFと、レシーバ回路201〜208を有する半導体チップCCと、半導体チップCCに設けられた貫通電極301〜309とを備える。半導体チップIFは、i番(iは1〜nの整数)のドライバ回路の出力端をi番からi+m番の貫通電極のいずれかに排他的に接続する出力切り替え回路120を有し、半導体チップCCは、i番(iは1〜nの整数)のレシーバ回路の入力端をi番からi+m番の貫通電極のいずれかに排他的に接続する入力切り替え回路220を有する。これにより、置換前の信号パスと置換後の信号パスとの間にほとんど配線長差が生じないことから、信号品質が高められる。
【選択図】図5

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、貫通電極によって電気的に接続された複数の半導体チップを含む半導体装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体記憶装置に要求される記憶容量は年々増大している。近年においては、この要求を満たすため複数のメモリチップを積層し、シリコン基板に設けられた貫通電極を介してこれらを電気的に接続する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特に、インターフェース回路などのフロントエンド部が集積されたインターフェースチップと、メモリコアなどのバックエンド部が集積されたコアチップとを積層したタイプの半導体記憶装置においては、メモリコアからパラレルに読み出されたリードデータがシリアル変換されることなくそのままインターフェースチップに供給されることから、多数の貫通電極(多い場合には4000個程度)が必要となる。しかしながら、貫通電極に1つでも不良が存在すると当該チップ全体が不良となり、しかも、積層後においては全てのチップが不良となってしまう。このため、この種の半導体記憶装置においては、貫通電極の不良によって全体が不良となることを防止するため、予備の貫通電極が設けられることがある。
特許文献1に記載された半導体装置では、複数の貫通電極(例えば8個の貫通電極)からなる群に対して予備の貫通電極が1つ割り当てられる。そして、貫通電極の1つに不良が発生している場合には、この貫通電極の代わりにこの群に割り当てられた予備の貫通電極が用いられ、これによって不良が救済される。
特開2007−158237号公報
しかしながら、不良のある貫通電極を単純に予備の貫通電極に置換する方法では、不良のある貫通電極の位置によって、置換前の信号パスと置換後の信号パスとの間に無視できない配線長差が生じることがある。つまり、予備の貫通電極に近い位置に配置された貫通電極に不良が発生した場合であれば、置換の前後における信号パスの長さの変動は僅かであるが、予備の貫通電極から遠い位置に配置された貫通電極に不良が発生した場合においては、予備の貫通電極への迂回が生じる分、置換後の信号パスが長くなってしまう。このため、これら貫通電極を介して入出力される信号にスキューが生じてしまい。信号品質が劣化することがあった。
尚、上記の問題は、DRAMなどの半導体記憶装置に限らず、貫通電極を介して電気的に接続される複数の半導体チップを有する全ての半導体装置において生じ得る問題である。
本発明による半導体装置は、それぞれ1番〜n番(nは自然数)の番号が割り当てられたn個のドライバ回路を有する第1の半導体チップと、前記1番〜n番のドライバ回路にそれぞれ対応して設けられ、それぞれ1〜n番の番号が割り当てられたn個のレシーバ回路を有する第2の半導体チップと、前記第1の半導体チップ又は前記第2の半導体チップに設けられ、それぞれ1番〜n+m番(mは自然数)の番号が割り当てられたn+m個の貫通電極と、を備え、前記第1の半導体チップは、i番(iは1〜nの整数)のドライバ回路の出力端をi番からi+m番の貫通電極のいずれかに接続することによって、前記n個のドライバ回路をそれぞれ異なる貫通電極に接続する出力切り替え回路を有し、前記第2の半導体チップは、i番(iは1〜nの整数)のレシーバ回路の入力端をi番からi+m番の貫通電極のいずれかに接続することによって、前記n個のレシーバ回路をそれぞれ異なる貫通電極に接続する入力切り替え回路を有することを特徴とする。
本発明によれば、不良のある貫通電極を単純に予備の貫通電極に置き換えるのではなく、ドライバ回路及びレシーバ回路と貫通電極との対応関係を柔軟に切り替え可能に構成していることから、置換前の信号パスと置換後の信号パスとの間にほとんど配線長差が生じない。このため、置換によるスキューもほとんど生じないことから、信号品質を高めることが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の構造を説明するための模式的な断面図である。 コアチップに設けられたTSVの種類を説明するための図である。 図2(a)に示すタイプのTSV1の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す模式的な回路図であり、貫通電極に不良が存在しない場合を示している。 本発明の第1の実施形態を示す模式的な回路図であり、貫通電極306に不良が発生している場合を示している。 出力切り替え回路120の一部をより詳細に示す回路図である。 インターフェースチップIFとコアチップCC0〜CC7との接続関係を立体的に示す模式図である。 本発明の第2の実施形態を示す模式的な回路図であり、貫通電極302,304に不良が発生している場合を示している。 出力切り替え回路130,140の一部をより詳細に示す回路図である。 半導体記憶装置10の回路構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の構造を説明するための模式的な断面図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置10は、互いに同一の機能、構造を持ち、夫々同一の製造マスクで製作された8枚のコアチップCC0〜CC7、コアチップとは異なる製造マスクで製作された1枚のインターフェースチップIF及び1枚のインターポーザIPが積層された構造を有している。コアチップCC0〜CC7及びインターフェースチップIFはシリコン基板を用いた半導体チップであり、いずれもシリコン基板を貫通する多数の貫通電極TSV(Through Silicon Via)によって上下に隣接するチップと電気的に接続されている。一方、インターポーザIPは樹脂からなる回路基板であり、その裏面IPbには複数の外部端子(半田ボール)SBが形成されている。
コアチップCC0〜CC7は、「外部端子を介して外部とのインターフェースを行ういわゆるフロントエンド部と複数の記憶セルとそれら記憶セルへアクセスするいわゆるバックエンド部の両者を含む周知で一般的なそれ自身が単体チップでも動作し、メモリコントローラと直接通信できる通常のメモリチップである1GbのDDR3(Double Data Rate 3)型SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)」に含まれる回路ブロックのうち、外部とのインターフェースを行ういわゆるフロントエンド部(フロントエンド機能)が削除された半導体チップである。言い換えれば、原則として、バックエンド部に属する回路ブロックのみが集積された半導体チップである。フロントエンド部に含まれる回路ブロックとしては、メモリセルアレイとデータ入出力端子との間で入出力データのパラレル/シリアル変換を行うパラレルシリアル変換回路(データラッチ回路)や、データの入出力タイミングを制御するDLL(Delay Locked Loop)回路などが挙げられる。詳細は後述する。インターフェースチップIFは、フロントエンド部のみが集積された半導体チップである。よって、インターフェースチップの動作周波数は、コアチップの動作周波数よりも高い。コアチップCC0〜CC7にはフロントエンド部に属するこれらの回路は含まれていないため、コアチップの製造過程において、そのコアチップがウェハ状態で実施されるテスト動作時を除きコアチップCC0〜CC7を単体で動作させることはできない。コアチップCC0〜CC7を動作させるためには、インターフェースチップIFが必要である。よって、コアチップは、一般的な単体チップの記憶集積度よりも集積度が高い。本実施形態による半導体装置10は、インターフェースチップは、外部と第1の動作周波数で通信するフロントエンド機能を有し、複数のコアチップは、インターフェースチップとのみ通信し、且つ第1の動作周波数よりも低い第2の動作周波数で通信するバックエンド機能を有する。よって、複数のコアチップのそれぞれは、複数の情報を記憶するメモリセルアレイを備え、複数のコアチップからインターフェースチップへパラレルに供給される一つのI/O(DQ)当たりの複数のリードデータは、インターフェースチップからコアチップへ与える一回のリードコマンドに関連する複数のビット数である。所謂、複数のビット数は、周知のプリフェッチデータ数に対応する。
インターフェースチップIFは、8枚のコアチップCC0〜CC7に対する共通のフロントエンド部として機能する。したがって、外部からのアクセスは全てインターフェースチップIFを介して行われ、データの入出力もインターフェースチップIFを介して行われる。本実施形態では、インターポーザIPとコアチップCC0〜CC7との間にインターフェースチップIFが配置されているが、インターフェースチップIFの位置については特に限定されず、コアチップCC0〜CC7よりも上部に配置しても構わないし、インターポーザIPの裏面IPbに配置しても構わない。インターフェースチップIFをコアチップCC0〜CC7の上部にフェースダウンで又はインターポーザIPの裏面IPbにフェースアップで配置する場合には、インターフェースチップIFにTSVを設ける必要はない。また、インターフェースチップIFは、2つのインターポーザIPに挟まれるように配置しても良い。
インターポーザIPは、半導体記憶装置10の機械的強度を確保するとともに、電極ピッチを拡大するための再配線基板として機能する。つまり、インターポーザIPの上面IPaに形成された電極91をスルーホール電極92によって裏面IPbに引き出し、裏面IPbに設けられた再配線層93によって、外部端子SBのピッチを拡大している。図1には、2個の外部端子SBのみを図示しているが、実際には多数の外部端子が設けられている。外部端子SBのレイアウトは、規格により定められたDDR3型のSDRAMにおけるそれと同じである。したがって、外部のコントローラからは1個のDDR3型のSDRAMとして取り扱うことができる。
図1に示すように、最上部のコアチップCC0の上面はNCF(Non-Conductive Film)94及びリードフレーム95によって覆われており、コアチップCC0〜CC7及びインターフェースチップIFの各チップ間のギャップはアンダーフィル96で充填され、またその周囲は封止樹脂97によって覆われている。これにより、各チップが物理的に保護される。
コアチップCC0〜CC7に設けられたTSVの大部分は、積層方向から見た平面視で、すなわち図1に示す矢印Aから見た場合に、同じ位置に設けられた他層のTSVと短絡されている。つまり、図2(a)に示すように、平面視で同じ位置に設けられた上下のTSV1が短絡され、これらTSV1によって1本の配線が構成されている。各コアチップCC0〜CC7に設けられたこれらのTSV1は、当該コアチップ内の内部回路4にそれぞれ接続されている。したがって、インターフェースチップIFから図2(a)に示すTSV1に供給される入力信号(コマンド信号、アドレス信号など)は、コアチップCC0〜CC7の内部回路4に共通に入力される。また、コアチップCC0〜CC7からTSV1に供給される出力信号(データなど)は、ワイヤードオアされてインターフェースチップIFに入力される。
これに対し、一部のTSVについては、図2(b)に示すように、平面視で同じ位置に設けられた他層のTSV2と直接接続されるのではなく、当該コアチップCC0〜CC7に設けられた内部回路5を介して接続されている。つまり、各コアチップCC0〜CC7に設けられたこれら内部回路5がTSV2を介してカスケード接続されている。この種のTSV2は、各コアチップCC0〜CC7に設けられた内部回路5に所定の情報を順次転送するために用いられる。このような情報としては、後述する層アドレス情報が挙げられる。
さらに他の一部のTSV群については、図2(c)に示すように、平面視で異なる位置に設けられた他層のTSVと短絡されている。この種のTSV群3に対しては、平面視で所定の位置Pに設けられたTSV3aに各コアチップCC0〜CC7の内部回路6が接続されている。これにより、各コアチップに設けられた内部回路6に対して選択的に情報を入力することが可能となる。このような情報としては、後述する不良チップ情報が挙げられる。
このように、コアチップCC0〜CC7に設けられたTSVは、図2(a)〜(c)に示す3タイプ(TSV1〜TSV3)が存在する。上述の通り、大部分のTSVは図2(a)に示すタイプであり、アドレス信号、コマンド信号、クロック信号などは図2(a)に示すタイプのTSV1を介して、インターフェースチップIFからコアチップCC0〜CC7に供給される。また、リードデータ及びライトデータについても、図2(a)に示すタイプのTSV1を介してインターフェースチップIFに入出力される。これに対し、図2(b),(c)に示すタイプのTSV2,TSV3は、互いに同一の構造を有するコアチップCC0〜CC7に対して、個別の情報を与えるために用いられる。
図3は、図2(a)に示すタイプのTSV1の構造を示す断面図である。
図3に示すように、TSV1はシリコン基板80及びその表面の層間絶縁膜81を貫通して設けられている。TSV1の周囲には絶縁リング82が設けられており、これによって、TSV1とトランジスタ領域との絶縁が確保される。図3に示す例では絶縁リング82が二重に設けられており、これによってTSV1とシリコン基板80との間の静電容量が低減されている。
シリコン基板80の裏面側におけるTSV1の端部83は、裏面バンプ84で覆われている。裏面バンプ84は、下層のコアチップに設けられた表面バンプ85と接する電極である。表面バンプ85は、各配線層L0〜L3に設けられたパッドP0〜P3及びパッド間を接続する複数のスルーホール電極TH1〜TH3を介して、TSV1の端部86に接続されている。これにより、平面視で同じ位置に設けられた表面バンプ85と裏面バンプ84は、短絡された状態となる。尚、図示しない内部回路との接続は、配線層L0〜L3に設けられたパッドP0〜P3から引き出される内部配線(図示せず)を介して行われる。
次に、貫通電極に不良が発生した場合の救済方法について説明する。以下に説明する救済方法は、上述したいずれのタイプのTSV1〜TSV3に対しても適用可能である。
図4は、本発明の第1の実施形態におけるインターフェースチップIFとコアチップCC0〜CC7との接続関係を説明するための模式的な回路図であり、貫通電極に不良が存在しない場合を示している。
図4には、一例として、インターフェースチップIFから8ビットのデータD1〜D8を各コアチップCC0〜CC7に供給する部分が示されている。これらデータD1〜D8はインターフェースチップIFから同時に出力され、各コアチップCC0〜CC7にて同時に入力されるべき信号であり、アドレス信号やライトデータなどが該当する。
図4に示すように、インターフェースチップIFには各データD1〜D8に対応する8個のドライバ回路101〜108が設けられ、各コアチップCC0〜CC7には各データD1〜D8に対応する8個のレシーバ回路201〜208が設けられている。これに対し、本実施形態では、これらドライバ回路101〜108とレシーバ回路201〜208を接続するための貫通電極301〜309が9個(=8個+1個)設けられている。これら貫通電極301〜309のうち、貫通電極309は予備の貫通電極であり、他の貫通電極301〜308に不良がない場合には使用されない。
具体的に説明すると、インターフェースチップIFには、ドライバ回路101〜108の出力端を、ドライバ回路111〜119を介して対応する2つの貫通電極のいずれかに接続する出力切り替え回路120が設けられている。ここで、対応する2つの貫通電極とは、ドライバ回路101〜108の符号の末尾をi番(iは1〜8)とした場合、i番及びi+1番の貫通電極を指す。例えば、ドライバ回路101には1番及び2番の貫通電極301,302が対応し、ドライバ回路102には2番及び3番の貫通電極302,303が対応することになる。このため、一部の貫通電極302〜308については、それぞれ2つのドライバ回路に対応することになるが、1つの貫通電極に2つのドライバ回路が接続されることなく、各貫通電極への接続は排他的に行われる。対応する2つの貫通電極のいずれを選択するかは、救済信号R1〜R8によって定められる。
救済信号R1〜R8はそれぞれ貫通電極301〜308に割り当てられており、対応する貫通電極が不良である場合に活性化される。そして、活性化している救済信号をRxとすると、符号の末尾が1〜x−1番であるドライバ回路についてはi番の貫通電極が選択され、符号の末尾がx〜8番であるドライバ回路についてはi+1番の貫通電極が選択される。図4に示す例では救済信号R1〜R8がいずれも活性化しておらず、このため出力切り替え回路120は、ドライバ回路101〜108の出力端をそれぞれドライバ回路111〜118を介して貫通電極301〜308に接続する。
以上の接続関係は、コアチップCC0〜CC7側においても同様である。つまり、各コアチップCC0〜CC7には入力切り替え回路220が含まれており、図4に示す例のように、救済信号R1〜R8のいずれも活性化していない場合には、入力切り替え回路220は、レシーバ回路201〜208の入力端をそれぞれレシーバ回路211〜218を介して貫通電極301〜308に接続する。
このように、いずれの貫通電極301〜308にも不良が存在しない場合には、対応するドライバ回路とレシーバ回路は全てパスPAを介して接続されることになる。この場合、予備の貫通電極309は使用されない。
これに対し、貫通電極301〜308のいずれかに不良が発生している場合には、予備の貫通電極309が使用される。しかしながら、不良のある貫通電極が単純に予備の貫通電極309に置換されるのではなく、不良のある貫通電極を境として、ドライバ回路101〜108及びレシーバ回路201〜208と貫通電極301〜309との接続関係がシフトされる。
図5は、貫通電極306に不良が発生している場合における模式的な回路図である。
図5に示すように、貫通電極306に不良が発生している場合、救済信号R6が活性化する。これにより、出力切り替え回路120は、ドライバ回路101〜105の出力端をそれぞれドライバ回路111〜115を介して貫通電極301〜305に接続する一方、ドライバ回路106〜108の出力端をそれぞれドライバ回路117〜119を介して貫通電極307〜309に接続する。このように、不良のある貫通電極を境に、ドライバ回路101〜108と貫通電極301〜309との接続関係がシフトされる。
以上の接続関係は、コアチップCC0〜CC7側においても同様であり、入力切り替え回路220は、救済信号R6の活性化に応答してレシーバ回路201〜205の入力端をそれぞれレシーバ回路211〜215を介して貫通電極301〜305に接続する一方、レシーバ回路206〜208の入力端をそれぞれレシーバ回路217〜219を介して貫通電極307〜309に接続する。このように、入力側においても、不良のある貫通電極を境に、レシーバ回路201〜208と貫通電極301〜309との接続関係がシフトされる。
このように、貫通電極306に不良が存在する場合、ドライバ回路101〜105とレシーバ回路201〜205についてはパスPAを介して接続される一方、ドライバ回路106〜108とレシーバ回路206〜208についてはパスPBを介して接続される。要するに、不良のある貫通電極を30xとした場合、ドライバ回路101〜10(x−1)とレシーバ回路201〜20(x−1)についてはパスPAを介して接続され、ドライバ回路10x〜108とレシーバ回路20x〜208についてはパスPBを介して接続される。
つまり、不良のある貫通電極(図5に示す例では貫通電極306)を単純に予備の貫通電極(図5に示す例では貫通電極309)に置き換えるのではなく、不良のある貫通電極を境に、ドライバ回路101〜108及びレシーバ回路201〜208と貫通電極301〜309との接続関係がシフトされる。このように、置換後においてもより番号の大きいドライバ回路の出力端がより番号の大きい貫通電極に接続され、より番号の大きいレシーバ回路の出力端がより番号の大きい貫通電極に接続される。このため、貫通電極301〜309をこの順に配列するなど、i番とi+1番の貫通電極を隣接配置すれば、置換前の信号パスと置換後の信号パスとの間にほとんど配線長差が生じなくなる。これにより、置換によるスキューもほとんど生じないことから、信号品質を高めることが可能となる。
図6は、図4及び図5に示した出力切り替え回路120の一部をより詳細に示す回路図である。
図6に示すように、出力切り替え回路120は、ドライバ回路101〜108にそれぞれ対応して設けられた制御回路部121a〜128a及びスイッチ回路部121b〜128bを含んでいる。制御回路部121a〜128aは、救済信号Ri及びシフト信号SHIFT(i−1)を受ける排他的論理和回路(EOR回路)であり、その出力である選択信号SEL1〜SEL8によって、対応するスイッチ回路部121b〜128bが制御される。
具体的に説明すると、制御回路部121a〜128aは、救済信号Riとシフト信号SHIFT(i−1)の論理レベルが異なる場合には、その出力である選択信号SELiをハイレベルとし、これらの論理レベルが一致する場合には、その出力である選択信号SELiをローレベルとする。ここで、救済信号R1〜R8は、対応する貫通電極が不良である場合にローレベルに活性化される信号であり、対応する貫通電極が正常である場合にはハイレベルとなる。救済信号R1〜R8は、それぞれ対応する置換制御回路121c〜128cに保持され、電源を遮断するまで保持される。置換制御回路121c〜128cを用いているのは、救済信号を伝送するための配線又は貫通電極の数を減らすためには、救済信号を符号化して転送したり時分割で転送するなどの工夫が必要であり、この場合、置換制御回路121c〜128cによってデコード処理などを行う必要があるからである。
一方、シフト信号SHIFT1〜SHIFT7は、前段の(つまり番号が一つ少ない)制御回路部121a〜127aから出力される選択信号SEL1〜SEL7を反転させた信号である。初段である制御回路部121aに供給されるシフト信号SHIFT0は、ローレベル(VSS)に固定されている。
スイッチ回路部121b〜128bは、排他的に導通する2つのトランスファゲートを有しており、対応する選択信号SELiがハイレベルであればi番の貫通電極側のトランスファゲートが選択され、対応する選択信号SELiがローレベルであればi+1番の貫通電極側のトランスファゲートが選択される。
かかる構成により、救済信号R1〜R8が全てハイレベルであれば、つまり貫通電極301〜308が全て正常であれば、選択信号SEL1〜SEL8は全てハイレベルとなり、スイッチ回路部121b〜128bはいずれもi番の貫通電極を選択する。これにより、ドライバ回路101〜108の出力端は、それぞれドライバ回路111〜118を介して貫通電極301〜308に接続されることになる。
これに対し、救済信号R1〜R8のいずれかがローレベルであれば、つまり貫通電極301〜308のいずれかが不良であれば、不良のある貫通電極に対応する選択信号SELxはローレベルとなる。これにより、当該スイッチ回路部12xbは、i+1番の貫通電極を選択する。また、選択信号SELxがローレベルになると、シフト信号SHIFTxがハイレベルとなることから、以降のスイッチ回路部12(x+1)b〜128bはいずれもi+1番の貫通電極を選択する。これにより、欠陥のある貫通電極を境としたシフト動作が実現される。
尚、シフト信号がハイレベルであり且つ救済信号がローレベルである入力は禁止である。このような信号の組み合わせは、予備の貫通電極数を超える不良が生じた場合に現れるパターンであり、このような信号の組み合わせが生じる場合には予備の貫通電極による救済は不能となる。
以上、出力切り替え回路120の回路構成及び動作について詳細に説明したが、入力切り替え回路220の回路構成及び動作についてもこれと同様であることから、重複する説明は省略する。
図7は、インターフェースチップIFとコアチップCC0〜CC7との接続関係を立体的に示す模式図である。
図7には、コアチップCC0〜CC7のうち、コアチップCC0に含まれる貫通電極306に不良がある場合が示されている。図7に示すように、コアチップCC0〜CC7に含まれる貫通電極のうちそれぞれ対応する貫通電極、つまり同じ番号が割り当てられた貫通電極は、全て短絡されている。そして、いずれかのコアチップCC0〜CC7に含まれる貫通電極に不良があると、他のコアチップに含まれる対応する貫通電極も全て無効とされる。図7に示す例では、コアチップCC0に含まれる貫通電極306に不良があることから、他のコアチップCC1〜CC7に含まれる貫通電極306については、不良の有無にかかわらず無効とされる。つまり、ドライバ回路及びレシーバ回路と貫通電極との接続関係は、インターフェースチップIF及び各コアチップCC0〜CC7において共通とされる。
図8は、本発明の第2の実施形態におけるインターフェースチップIFとコアチップCC0〜CC7との接続関係を説明するための模式的な回路図であり、貫通電極302,304に不良が存在する場合を示している。
図8に示すように、本実施形態では8個の貫通電極301〜308に対して2個の予備の貫通電極309,310が割り当てられている。したがって、貫通電極の総数は10個である。
本実施形態では、インターフェースチップIF側には2つの出力切り替え回路130,140が設けられ、コアチップCC0〜CC7側には2つの入力切り替え回路230,240が設けられている。出力切り替え回路130及び入力切り替え回路230には、救済信号R11〜R18が供給され、これによって出力パス及び入力パスの切り替えが行われる。同様に、出力切り替え回路140及び入力切り替え回路240には、救済信号R21〜R29が供給され、これによって出力パス及び入力パスの切り替えが行われる。このような2つの出力切り替え回路130,140及び2つの入力切り替え回路230,240を備えることにより、ドライバ回路101〜108及びレシーバ回路201〜208と貫通電極301〜310との接続関係を最大で2個分シフト可能である。
救済信号R11〜R18は、8個の貫通電極301〜308に1個又は2個の不良が存在する場合に1ビットのみ活性化される信号である。具体的には、1個の貫通電極30xが不良である場合にはこれに対応する救済信号Rxが活性化し、2個の貫通電極30x,30y(x<y)が不良である場合には、より番号の小さい貫通電極に対応する救済信号Rxが活性化する。貫通電極301〜308に3個以上の不良が存在する場合は、本実施形態では救済不能である。一方、救済信号R21〜R29は、9個の貫通電極301〜309に2個の不良が存在する場合に1ビットのみ活性化される信号である。具体的には、2個の貫通電極30x,30y(x<y)が不良である場合、より番号の大きい貫通電極に対応する救済信号Ryが活性化する。上記の条件によれば救済信号R21が活性化することはあり得ないため、救済信号R21については非活性レベルに固定しても構わない。但し、各ドライバ回路と各貫通電極との間、並びに、各貫通電極と各レシーバ回路との間の論理段数を互いに一致させることが望ましいため、図8に示すように、救済信号R21を用いた論理ゲートについては省略しないことが好ましい。
上記の構成により、8個の貫通電極301〜308に1個の不良が存在する場合には、上述した第1の実施形態と同様、不良のある貫通電極を境として接続が1個シフトされ、不良が救済される。さらに、9個の貫通電極301〜309に2個の不良が存在する場合には、不良のある貫通電極のうち、より番号の小さい貫通電極を境として接続がまず1個シフトされ、より番号の大きい貫通電極を境として接続がさらに1個シフトされて不良が救済される。
図8に示す例では、2つの貫通電極302,304が不良のある貫通電極であり、この場合、救済信号R12と救済信号R24が活性化する。これにより、まず貫通電極302を境として出力切り替え回路130によってシフト動作が行われるため、ドライバ回路102の出力端は貫通電極303に接続されることになる。さらに、貫通電極304を境として出力切り替え回路140によってシフト動作が行われるため、ドライバ回路103の出力端が貫通電極305に接続されることになる。入力側についても同様である。
図9は、図8に示した出力切り替え回路130,140の一部をより詳細に示す回路図である。
図9に示すように、出力切り替え回路130は、救済信号R1〜R8の代わりに救済信号R11〜R18が供給される他は、図6に示した出力切り替え回路120と同じ回路構成を有している。また、出力切り替え回路140は、出力切り替え回路130の後段に設けられ、救済信号R22〜R29が供給される他は、出力切り替え回路130と同じ回路構成を有している。これら出力切り替え回路130,140の具体的な回路構成及び動作については、出力切り替え回路120と同様であることから、重複する説明は省略する。また、入力切り替え回路230,240回路構成及び動作についてもこれと同様である。
このように、本実施形態では、2個の貫通電極に不良が存在する場合であっても、これらを救済することが可能となる。また図示しないが、3個以上の予備の貫通電極を設けることによって、3個以上の貫通電極不良を救済可能に構成することもできる。
以下、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置10の回路構成について説明する。
図10は、半導体記憶装置10の回路構成を示すブロック図である。
図10に示すように、インターポーザIPに設けられた外部端子には、クロック端子11a,11b、クロックイネーブル端子11c、コマンド端子12a〜12e、アドレス端子13、データ入出力端子14、データストローブ端子15a,15b、キャリブレーション端子16、及び電源端子17a,17bが含まれている。これら外部端子は、全てインターフェースチップIFに接続されており、電源端子17a,17bを除きコアチップCC0〜CC7には直接接続されない。
まず、これら外部端子とフロントエンド機能であるインターフェースチップIFとの接続関係、並びに、インターフェースチップIFの回路構成について説明する。
クロック端子11a,11bはそれぞれ外部クロック信号CK,/CKが供給される端子であり、クロックイネーブル端子11cはクロックイネーブル信号CKEが入力される端子である。供給された外部クロック信号CK,/CK及びクロックイネーブル信号CKEは、インターフェースチップIFに設けられたクロック発生回路21に供給される。本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はローアクティブな信号であることを意味する。したがって、外部クロック信号CK,/CKは互いに相補の信号である。クロック発生回路21は内部クロック信号ICLKを生成する回路であり、生成された内部クロック信号ICLKは、インターフェースチップIF内の各種回路ブロックに供給される他、TSVを介してコアチップCC0〜CC7にも共通に供給される。
また、インターフェースチップIFにはDLL回路22が含まれており、DLL回路22によって入出力用クロック信号LCLKが生成される。入出力用クロック信号LCLKは、インターフェースチップIFに含まれる入出力バッファ回路23に供給される。DLL機能は、半導体装置10が外部と通信するに当たり、外部との同期がマッチングされた信号LCLKでフロントエンドを制御するからである。故に、バックエンドであるコアチップCC0〜CC7には、DLL機能は不要である。
コマンド端子12a〜12eは、それぞれロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、チップセレクト信号/CS、及びオンダイターミネーション信号ODTが供給される端子である。これらのコマンド信号は、インターフェースチップIFに設けられたコマンド入力バッファ31に供給される。コマンド入力バッファ31に供給されたこれらコマンド信号は、コマンドデコーダ32に供給される。コマンドデコーダ32は、内部クロックICLKに同期して、コマンド信号の保持、デコード及びカウントなどを行うことによって、各種内部コマンドICMDを生成する回路である。生成された内部コマンドICMDは、インターフェースチップIF内の各種回路ブロックに供給される他、TSVを介してコアチップCC0〜CC7にも共通に供給される。
アドレス端子13は、アドレス信号A0〜A15,BA0〜BA2が供給される端子であり、供給されたアドレス信号A0〜A15,BA0〜BA2は、インターフェースチップIFに設けられたアドレス入力バッファ41に供給される。アドレス入力バッファ41の出力は、TSVを介してコアチップCC0〜CC7に共通に供給される。また、モードレジスタセットにエントリーしている場合には、アドレス信号A0〜A15はインターフェースチップIFに設けられたモードレジスタ42に供給される。また、アドレス信号BA0〜BA2(バンクアドレス)については、インターフェースチップIFに設けられた図示しないアドレスデコーダによってデコードされ、これにより得られるバンク選択信号Bがデータラッチ回路25に供給される。これは、ライトデータのバンク選択がインターフェースチップIF内で行われるためである。
データ入出力端子14は、リードデータ又はライトデータDQ0〜DQ15の入出力を行うための端子である。また、データストローブ端子15a,15bは、ストローブ信号DQS,/DQSの入出力を行うための端子である。これらデータ入出力端子14及びデータストローブ端子15a,15bは、インターフェースチップIFに設けられた入出力バッファ回路23に接続されている。入出力バッファ回路23には、入力バッファIB及び出力バッファOBが含まれており、DLL回路22より供給される入出力用クロック信号LCLKに同期して、リードデータ又はライトデータDQ0〜DQ15及びストローブ信号DQS,/DQSの入出力を行う。また、入出力バッファ回路23は、コマンドデコーダ32から内部オンダイターミネーション信号IODTが供給されると、出力バッファOBを終端抵抗として機能させる。さらに、入出力バッファ回路23には、キャリブレーション回路24からインピーダンスコードDRZQが供給されており、これによって出力バッファOBのインピーダンスが指定される。入出力バッファ回路23は、周知のFIFO回路を含む。
キャリブレーション回路24には、出力バッファOBと同じ回路構成を有するレプリカバッファRBが含まれており、コマンドデコーダ32よりキャリブレーション信号ZQが供給されると、キャリブレーション端子16に接続された外部抵抗(図示せず)の抵抗値を参照することによってキャリブレーション動作を行う。キャリブレーション動作とは、レプリカバッファRBのインピーダンスを外部抵抗の抵抗値と一致させる動作であり、得られたインピーダンスコードDRZQが入出力バッファ回路23に供給される。これにより、出力バッファOBのインピーダンスが所望の値に調整される。
入出力バッファ回路23は、データラッチ回路25に接続されている。データラッチ回路25は、周知なDDR機能を実現するレイテンシ制御によって動作するFIFO機能を実現するFIFO回路(不図示)とマルチプレクサMUX(不図示)とを含み、コアチップCC0〜CC7から供給されるパラレルなリードデータをシリアル変換するとともに、入出力バッファから供給されるシリアルなライトデータをパラレル変換する回路である。したがって、データラッチ回路25と入出力バッファ回路23との間はシリアル接続であり、データラッチ回路25とコアチップCC0〜CC7との間はパラレル接続である。本実施形態では、コアチップCC0〜CC7がDDR3型のSDRAMのバックエンド部であり、プリフェッチ数が8ビットである。また、データラッチ回路25とコアチップCC0〜CC7はバンクごとに接続されており、各コアチップCC0〜CC7に含まれるバンク数は8バンクである。したがって、データラッチ回路25とコアチップCC0〜CC7との接続は1DQ当たり64ビット(8ビット×8バンク)となる。
このように、データラッチ回路25とコアチップCC0〜CC7との間においては、基本的に、シリアル変換されていないパラレルデータが入出力される。つまり、通常のSDRAM(それは、フロントエンドとバックエンドが1つのチップで構成される)では、チップ外部との間でのデータの入出力がシリアルに行われる(つまり、データ入出力端子は1DQ当たり1個である)のに対し、コアチップCC0〜CC7では、インターフェースチップIFとの間でのデータの入出力がパラレルに行われる。この点は、通常のSDRAMとコアチップCC0〜CC7との重要な相違点である。但し、プリフェッチしたパラレルデータを全て異なるTSVを用いて入出力することは必須でなく、コアチップCC0〜CC7側にて部分的なパラレル/シリアル変換を行うことによって、1DQ当たり必要なTSVの数を削減しても構わない。例えば、1DQ当たり64ビットのデータを全て異なるTSVを用いて入出力するのではなく、コアチップCC0〜CC7側にて2ビットのパラレル/シリアル変換を行うことによって、1DQ当たり必要なTSVの数を半分(32個)に削減しても構わない。
更に、データラッチ回路25は、インターフェースチップ単位で試験ができる機能が付加されている。インターフェースチップには、バックエンド部が存在しない。このため、原則として単体で動作させることはできない。しかしながら、単体での動作が一切不可能であると、ウェハ状態でのインターフェースチップの動作試験を行うことができなくなってしまう。これは、インターフェースチップと複数のコアチップの組み立て工程を経た後でなければ、半導体装置10を試験することができないことを示し、半導体装置10を試験することによって、インターフェースチップを試験することを意味する。インターフェースチップに回復できない欠陥がある場合、半導体装置10全体の損失を招くことになる。この点を考慮して、本実施形態では、データラッチ回路25には、試験用に擬似的なバックエンド部の一部が設けられており、試験時に簡素な記憶機能が可能とされている。
電源端子17a,17bは、それぞれ電源電位VDD,VSSが供給される端子であり、インターフェースチップIFに設けられたパワーオン検出回路43に接続されるとともに、TSVを介してコアチップCC0〜CC7にも接続されている。パワーオン検出回路43は、電源の投入を検出する回路であり、電源の投入を検出するとインターフェースチップIFに設けられた層アドレスコントロール回路45を活性化させる。
層アドレスコントロール回路45は、本実施形態による半導体記憶装置10のI/O構成に応じて層アドレスを変更するための回路である。上述の通り、本実施形態による半導体記憶装置10は16個のデータ入出力端子14を備えており、これにより最大でI/O数を16ビット(DQ0〜DQ15)に設定することができるが、I/O数がこれに固定されるわけではなく、8ビット(DQ0〜DQ7)又は4ビット(DQ0〜DQ3)に設定することも可能である。これらI/O数に応じてアドレス割り付けが変更され、層アドレスも変更される。層アドレスコントロール回路45は、I/O数に応じたアドレス割り付けの変更を制御する回路であり、TSVを介して各コアチップCC0〜CC7に共通に接続されている。
また、インターフェースチップIFには層アドレス設定回路44も設けられている。層アドレス設定回路44は、TSVを介してコアチップCC0〜CC7に接続されている。層アドレス設定回路44は、図2(b)に示すタイプのTSV2を用いて、コアチップCC0〜CC7の層アドレス発生回路46にカスケード接続されており、テスト時においてコアチップCC0〜CC7に設定された層アドレスを読み出す役割を果たす。
さらに、インターフェースチップIFには不良チップ情報保持回路33が設けられている。不良チップ情報保持回路33は、正常に動作しない不良コアチップがアセンブリ後に発見された場合に、そのチップ番号を保持する回路である。不良チップ情報保持回路33は、TSVを介してコアチップCC0〜CC7に接続されている。不良チップ情報保持回路33は、図2(c)に示すタイプのTSV3を用いて、シフトされながらコアチップCC0〜CC7に接続されている。
さらに、インターフェースチップIFには、救済情報保持回路400が設けられている。救済情報保持回路400は、上述した救済信号を例えばアンチヒューズ素子などによって記憶する回路であり、アセンブリ後の動作試験によって貫通電極に不良が発見された場合に、テスタから救済信号が書き込まれる。救済情報保持回路400に保持された救済信号は電源投入時に読み出され、インターフェースチップIF内の置換制御回路121c〜128cに転送されるとともに、図2(a)に示すタイプのTSV1を用いてコアチップCC0〜CC7内の置換制御回路にも転送される。
以上が外部端子とインターフェースチップIFとの接続関係、並びに、インターフェースチップIFの回路構成の概要である。次に、コアチップCC0〜CC7の回路構成について説明する。
図10に示すように、バックエンド機能であるコアチップCC0〜CC7に含まれるメモリセルアレイ50は、いずれも8バンクに分割されている。尚、バンクとは、個別にコマンドを受け付け可能な単位である。言い換えれば、夫々のバンクは、互いに排他制御で独立に動作することができる。半導体装置10外部からは、独立に夫々のバンクをアクセスできる。例えば、バンク1のメモリセルアレイ50とバンク2のメモリセルアレイ50は、異なるコマンドにより夫々対応するワード線WL、ビット線BL等を、時間軸的に同一の期間に個別にアクセス制御できる非排他制御の関係である。例えば、バンク1をアクティブ(ワード線とビット線をアクティブ)に維持しつつ、更にバンク2をアクティブに制御することができる。リード但し、半導体装置の外部端子(例えば、複数の制御端子、複数のI/O端子)は、共有している。メモリセルアレイ50内においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図10においては、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ワード線WLの選択はロウデコーダ51によって行われる。また、ビット線BLはセンス回路53内の対応するセンスアンプSAに接続されている。センスアンプSAの選択はカラムデコーダ52によって行われる。
ロウデコーダ51は、ロウ制御回路61より供給されるロウアドレスによって制御される。ロウ制御回路61には、TSVを介してインターフェースチップIFより供給されるロウアドレスを受けるアドレスバッファ61aが含まれており、アドレスバッファ61aによってバッファリングされたロウアドレスがロウデコーダ51に供給される。TSVを介して供給されるアドレス信号は、入力バッファB1を介して、ロウ制御回路61などに供給される。また、ロウ制御回路61にはリフレッシュカウンタ61bも含まれており、コントロールロジック回路63からリフレッシュ信号が発行された場合には、リフレッシュカウンタ61bが示すロウアドレスがロウデコーダ51に供給される。
カラムデコーダ52は、カラム制御回路62より供給されるカラムアドレスによって制御される。カラム制御回路62には、TSVを介してインターフェースチップIFより供給されるカラムアドレスを受けるアドレスバッファ62aが含まれており、アドレスバッファ62aによってバッファリングされたカラムアドレスがカラムデコーダ52に供給される。また、カラム制御回路62にはバースト長をカウントするバーストカウンタ62bも含まれている。
カラムデコーダ52によって選択されたセンスアンプSAは、さらに、図示しないいくつかのアンプ(サブアンプやデータアンプなど)を介して、データコントロール回路54に接続される。これにより、リード動作時においては、一つのI/O(DQ)あたり8ビット(=プリフェッチ数)のリードデータがデータコントロール回路54から出力され、ライト動作時においては、8ビットのライトデータがデータコントロール回路54に入力される。データコントロール回路54とインターフェースチップIFとの間はTSVを介してパラレルに接続される。
コントロールロジック回路63は、TSVを介してインターフェースチップIFから供給される内部コマンドICMDを受け、これに基づいてロウ制御回路61及びカラム制御回路62の動作を制御する回路である。コントロールロジック回路63には、層アドレス比較回路(チップ情報比較回路)47が接続されている。層アドレス比較回路47は、当該コアチップがアクセス対象であるか否かを検出する回路であり、その検出は、TSVを介してインターフェースチップIFより供給されるアドレス信号の一部SEL(チップ選択情報)と、層アドレス発生回路46に設定された層アドレスLID(チップ識別情報)とを比較することにより行われ、一致を検出すると一致信号HITを活性化させる。
層アドレス発生回路46には、初期化時において各コアチップCC0〜CC7に固有の層アドレスが設定される。層アドレスの設定方法は次の通りである。まず、半導体記憶装置10が初期化されると、各コアチップCC0〜CC7の層アドレス発生回路46に初期値として最小値(0,0,0)が設定される。コアチップCC0〜CC7の層アドレス発生回路46は、図2(b)に示すタイプのTSVを用いてカスケード接続されているとともに、内部にインクリメント回路を有している。そして、最上層のコアチップCC0の層アドレス発生回路46に設定された層アドレス(0,0,0)がTSVを介して2番目のコアチップCC1の層アドレス発生回路46に送られ、インクリメントされることにより異なる層アドレス(0,0,1)が生成される。以下同様にして、生成された層アドレスを下層のコアチップに転送し、転送されたコアチップ内の層アドレス発生回路46は、これをインクリメントする。最下層のコアチップCC7の層アドレス発生回路46には、層アドレスとして最大値(1,1,1)が設定されることになる。これにより、各コアチップCC0〜CC7には固有の層アドレスが設定される。
層アドレス発生回路46には、TSVを介してインターフェースチップIFの不良チップ情報保持回路33から不良チップ信号DEFが供給される。不良チップ信号DEFは、図2(c)に示すタイプのTSV3を用いて各コアチップCC0〜CC7に供給されるため、各コアチップCC0〜CC7に個別の不良チップ信号DEFを供給することができる。不良チップ信号DEFは、当該コアチップが不良チップである場合に活性化される信号であり、これが活性化している場合、層アドレス発生回路46はインクリメントした層アドレスではなく、インクリメントされていない層アドレスを下層のコアチップに転送する。また、不良チップ信号DEFはコントロールロジック回路63にも供給されており、不良チップ信号DEFが活性化している場合にはコントロールロジック回路63の動作が完全に停止する。これにより、不良のあるコアチップは、インターフェースチップIFからアドレス信号やコマンド信号が入力されても、リード動作やライト動作を行うことはない。
また、コントロールロジック回路63の出力は、モードレジスタ64にも供給されている。これにより、コントロールロジック回路63の出力がモードレジスタセットを示している場合、アドレス信号によってモードレジスタ64の設定値が上書きされる。これにより、コアチップCC0〜CC7の動作モードが設定される。
さらに、コアチップCC0〜CC7には、内部電圧発生回路70が設けられている。内部電圧発生回路には電源電位VDD,VSSが供給されており、内部電圧発生回路70はこれを受けて各種内部電圧を生成する。内部電圧発生回路70により生成される内部電圧としては、各種周辺回路の動作電源として用いる内部電圧VPERI(≒VDD)、メモリセルアレイ50のアレイ電圧として用いる内部電圧VARY(<VDD)、ワード線WLの活性化電位である内部電圧VPP(>VDD)などが含まれる。また、コアチップCC0〜CC7には、パワーオン検出回路71も設けられており、電源の投入を検出すると各種内部回路のリセットを行う。
コアチップCC0〜CC7に含まれる上記の周辺回路は、TSVを介してインターフェースチップIFから供給される内部クロック信号ICLKに同期して動作する。TSVを介して供給される内部クロック信号ICLKは、入力バッファB2を介して各種周辺回路に供給される。
以上がコアチップCC0〜CC7の基本的な回路構成である。コアチップCC0〜CC7には外部とのインターフェースを行うフロントエンド部が設けられておらず、このため、原則として単体で動作させることはできない。しかしながら、単体での動作が一切不可能であると、ウェハ状態でのコアチップの動作試験を行うことができなくなってしまう。これは、インターフェースチップと複数のコアチップの組み立て工程を経た後でなければ、半導体装置10を試験することができないことを示し、半導体装置10を試験することによって、各コアチップをそれぞれ試験することを意味する。コアチップに回復できない欠陥がある場合、半導体装置10全体の損失を招くことになる。この点を考慮して、本実施形態では、コアチップCC0〜CC7にはいくつかのテストパッドTPとテスト用のコマンドデコーダ65のテスト用フロントエンド部で構成される試験用に擬似的なフロントエンド部の一部が設けられており、テストパッドTPからアドレス信号、テストデータやコマンド信号の入力が可能とされている。試験用のフロントエンド部は、あくまでウェハ試験において簡素な試験を実現する機能の回路であり、インターフェースチップ内のフロントエンド機能をすべて備えるわけではない、ことに注意が必要である。例えば、コアチップの動作周波数は、フロントエンドの動作周波数よりも低いことから、低周波で試験するテスト用のフロントエンド部の回路で簡素に実現することができる。
テストパッドTPの種類は、インターポーザIPに設けられた外部端子とほぼ同様である。具体的には、クロック信号が入力されるテストパッドTP1、アドレス信号が入力されるテストパッドTP2、コマンド信号が入力されるテストパッドTP3、テストデータの入出力を行うためのテストパッドTP4、データストローブ信号の入出力を行うためのテストパッドTP5、電源電位を供給するためのテストパッドTP6などが含まれている。
テスト時においては、デコードされていない通常の外部コマンドが入力されるため、コアチップCC0〜CC7にはテスト用のコマンドデコーダ65も設けられている。また、テスト時においては、シリアルなテストデータが入出力されることから、コアチップCC0〜CC7にはテスト用の入出力回路55も設けられている。
以上が本実施形態による半導体記憶装置10の全体構成である。このように、本実施形態による半導体記憶装置10は、1Gbのコアチップが8枚積層された構成を有していることから、合計で8Gbのメモリ容量となる。また、チップ選択信号/CSが入力される端子(チップ選択端子)は1つであることから、コントローラからはメモリ容量が8Gbである単一のDRAMとして認識される。
上記の構成を有する半導体記憶装置10は、電源投入時に救済情報保持回路400に保持された救済信号が読み出され、インターフェースチップIF内及び各コアチップCC0〜CC7内の置換制御回路に転送される。そして、既に説明したとおり、インターフェースチップIF及びコアチップCC0〜CC7においては、不良のある貫通電極を予備の貫通電極にそのまま置換するのではなく、接続関係をシフトすることによって不良のある貫通電極を避けていることから、置換の前後において信号パスにほとんど配線長差が生じない。このため、置換によるスキューもほとんど生じないことから、信号品質を高めることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、インターフェースチップIFからコアチップCC0〜CC7にデータを供給する場合を例に説明したが、これとは逆に、コアチップCC0〜CC7からインターフェースチップIFにデータを供給する場合につても同様である。つまり、コアチップCC0〜CC7側にドライバ回路が設けられ、インターフェースチップIF側にレシーバ回路が設けられていても構わない。尚、インターフェースチップIFからコアチップCC0〜CC7に供給されるライトデータと、コアチップCC0〜CC7からインターフェースチップIFに供給されるリードデータは同じ貫通電極を用いて転送されるため、このような貫通電極に対しては、インターフェースチップIF及びコアチップCC0〜CC7にドライバ回路とレシーバ回路の両方が設けられる。
例えば、上記実施形態では、チップ積層型のDRAMを例に説明したが、積層される半導体チップの種類については特に限定されず、SRAM,PRAM,MRAM,RRAM,フラッシュメモリなど他のメモリデバイスであっても構わないし、CPUやDSPなどのロジック系デバイスであっても構わない。
1〜3 TSV
4〜6 内部回路
10 半導体記憶装置
101〜108,111〜118 ドライバ回路
120,130,140 出力切り替え回路
121a〜128a 制御回路部
121b〜128b スイッチ回路部
121c〜128c 置換制御回路
201〜208,211〜218 レシーバ回路
220,230,240 入力切り替え回路
301〜310 貫通電極
400 救済情報保持回路
CC0〜CC7 コアチップ
IF インターフェースチップ

Claims (1)

  1. それぞれ1番〜n番(nは自然数)の番号が割り当てられたn個のドライバ回路を有する第1の半導体チップと、
    前記1番〜n番のドライバ回路にそれぞれ対応して設けられ、それぞれ1〜n番の番号が割り当てられたn個のレシーバ回路を有する第2の半導体チップと、
    前記第1の半導体チップ又は前記第2の半導体チップに設けられ、それぞれ1番〜n+m番(mは自然数)の番号が割り当てられたn+m個の貫通電極と、を備え、
    前記第1の半導体チップは、i番(iは1〜nの整数)のドライバ回路の出力端をi番からi+m番の貫通電極のいずれかに接続することによって、前記n個のドライバ回路をそれぞれ異なる貫通電極に接続する出力切り替え回路を有し、
    前記第2の半導体チップは、i番(iは1〜nの整数)のレシーバ回路の入力端をi番からi+m番の貫通電極のいずれかに接続することによって、前記n個のレシーバ回路をそれぞれ異なる貫通電極に接続する入力切り替え回路を有し、
    前記出力切り替え回路は、1〜n番の第1選択信号をそれぞれ生成するn個の第1制御回路部と、対応する前記第1選択信号に基づいて、i番のドライバ回路の出力端をi番及びi+1番の第1信号パスのいずれかに接続するn個の第1スイッチ回路部とを含み、
    j番(jは2〜nの整数)の第1制御回路部は、それぞれ対応する第1救済信号及びj−1番の第1選択信号に基づいて、j番の第1選択信号を生成し、
    前記出力切り替え回路は、1〜n+1番の第2選択信号をそれぞれ生成するn+1個の第2制御回路部と、対応する前記第2選択信号に基づいて、k番(kは1〜n+1の整数)の第1信号パスをk番及びk+1番の第2信号パスのいずれかに接続するn+1個の第2スイッチ回路部とを含むことを特徴とする半導体装置。
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