JP2015007561A - モジュール、電子機器及び移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型・薄型化が可能で信頼性に優れたセンサーモジュールの提供。
【解決手段】加速度センサーモジュール1は、実装基板10と、実装基板10に搭載されている加速度センサー20と、実装基板10に搭載されているICチップ30と、を備え、加速度センサー20は、互いに接続されているセンサー基板21と蓋体23とを含み、実装基板10上に蓋体23が搭載され、蓋体23上にセンサー基板21が接続され、センサー基板21には平面視で蓋体23の外形から突出する端子部220が備えられ、ICチップ30は、平面視で少なくとも一部が端子部220と重なって端子部220と実装基板10との間に配置され、加速度センサー20の端子部220に設けられている各端子電極(234,240,246)と、ICチップ30の接続端子31とが、接合部材51を介して電気的に接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、モジュール、このモジュールを備えている電子機器及び移動体に関する。
従来、電子機器などに用いられているモジュールの一例として、可動部と、可動部が搭載された基板と、を有する微小電気機械装置(以下、MEMSともいう)をモールド手段で封止する微小電気機械装置用パッケージであって、微小電気機械装置を接続搭載する搭載手段と、微小電気機械装置と搭載手段との間に設置され、モールド手段の剛性よりも高い剛性を有し、基板と同等もしくは小さい熱伝導率係数を有する材料からなる第1の保護手段と、第1の保護手段に設置され、微小電気機械装置を覆い第1の保護手段と同条件の材料からなる第2の保護手段と、搭載手段に接続搭載され、微小電気機械装置を制御する半導体素子と、を具備したことを特徴とする微小電気機械装置用パッケージ(以下、MEMSモジュールという)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記MEMSモジュールは、MEMSの可動部を構成する櫛歯状の固定ビームと可動ビームとの間の静電容量が、加速度の印加時に可動ビームが変位することによって変化することで加速度を検出する加速度センサーモジュールとして機能する。
特開2007−7774号公報
上記MEMSモジュールは、MEMSと半導体素子とを平面視で重ならないようにして搭載手段に設置する構成(1)においては、MEMSと半導体素子とが横並びになることから、平面サイズが大きくなるという問題がある。
一方、MEMSと半導体素子とを積み重ねて搭載手段に設置する構成(2)においては、平面サイズは小さくなるものの、厚さ方向のサイズが大きくなる(厚くなる)という問題がある。
また、上記MEMSモジュールは、実施の形態において、モールド手段でMEMSを全体的に封止する構成であることから、例えば、第2の保護手段などに設けた導入口から外気を導入し、外気による可動部の変位(撓み)で圧力を検出する構成の圧力センサーなどには、適用が困難という問題がある。
また、上記MEMSモジュールは、MEMSの可動部が搭載された基板が平板状の第1の保護手段を介して搭載手段側に設置されている。このことから、上記MEMSモジュールは、例えば、搭載手段側から加わる衝撃が、平板状の第1の保護手段では殆ど吸収(緩和)されずにMEMSの可動部に伝達され、可動部の損傷や特性の劣化などの不具合が生じる虞がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかるモジュールは、実装基板と、前記実装基板に搭載されている第1機能素子と、前記実装基板に搭載されている第2機能素子と、を備え、前記第1機能素子は、互いに接続されている第1基板と第2基板とを含み、前記実装基板上に前記第2基板が搭載され、前記第2基板上に前記第1基板が接続され、前記第1基板には平面視で前記第2基板の外形から突出する突出部が備えられ、前記第2機能素子は、平面視で少なくとも一部が前記突出部と重なって前記突出部と前記実装基板との間に配置され、前記第1機能素子の前記突出部に設けられている電極と、前記第2機能素子の電極とが、接合部材を介して電気的に接続されていることを特徴とする。
これによれば、モジュールは、第1機能素子が、第2基板(第2の保護手段に相当)を実装基板(搭載手段に相当)側にして実装基板に搭載され、第2機能素子(半導体素子に相当)が、平面視で少なくとも一部が第1機能素子の第1基板(可動部が搭載された基板に相当)の突出部と重なって突出部と実装基板との間に配置されている。
これにより、モジュールは、特許文献1のMEMSモジュールと比較して、前述の構成(1)より平面サイズを小さくしつつ、構成(2)より厚さ方向のサイズを抑制することができる。
また、モジュールは、第1機能素子の突出部に設けられている電極と、第2機能素子の電極とが、接合部材を介して電気的に接続されていることから、例えば、実装基板に設けられた配線を介して両者が電気的に接続されている場合と比較して、接続箇所が減るとともに配線長が短くなる。
これにより、モジュールは、例えば、ノイズや浮遊容量などの影響を低減することができ、信頼性を向上させることができる。
加えて、モジュールは、第1機能素子が第1基板より短い第2基板を実装基板側にして搭載されていることから、第1機能素子が第1基板を実装基板側にして搭載されている場合と比較して、第1機能素子と実装基板との接触長さが短くなる。
これにより、モジュールは、第1機能素子(第2基板)と実装基板との熱膨張率(線膨張係数)の違いにより生じる熱応力を低減することができる。
[適用例2]上記適用例にかかるモジュールにおいて、前記第2基板は、前記実装基板との固定部分における基板の厚さが、前記第1基板の厚さより薄いことが好ましい。
これによれば、モジュールは、第2基板が実装基板との固定部分における基板の厚さが、第1基板の厚さより薄いことから、第1基板より可撓性が高い。
これにより、モジュールは、例えば、実装基板側から加わる衝撃が、第1基板より可撓性が高い第2基板で相当程度吸収(緩和)されてから、第1機能素子に伝達されることになる。
この結果、モジュールは、例えば、第1機能素子が特許文献1のように第1基板を実装基板側にして搭載されている場合と比較して、第1機能素子の損傷や特性の劣化などを低減することができる。
[適用例3]上記適用例にかかるモジュールにおいて、前記第1機能素子及び前記第2機能素子を保護するモールド樹脂を備えていることが好ましい。
これによれば、モジュールは、第1機能素子及び第2機能素子を保護するモールド樹脂を備えていることから、モールド樹脂によって第1機能素子及び第2機能素子を外部環境から保護することができる。
これにより、モジュールは、信頼性を更に向上させることができる。
[適用例4]上記適用例にかかるモジュールにおいて、前記第1機能素子は、前記実装基板側とは反対側の前記第1基板の外面が露出していることが好ましい。
これによれば、モジュールは、第1機能素子が実装基板側とは反対側の第1基板の外面が露出していることから、上記外面がモールド樹脂で覆われている場合と比較して、総厚を薄くすることができる。
[適用例5]上記適用例4にかかるモジュールにおいて、前記第1機能素子は、前記第1基板の前記外面に、前記第1基板を貫通する貫通孔が設けられ、外部圧力を検出する検出部が前記第2基板上に設けられていることが好ましい。
これによれば、モジュールは、第1機能素子が、第1基板の外面に、第1基板を貫通する貫通孔が設けられ、外部圧力を検出する検出部が第2基板上に設けられていることから、モールド樹脂で保護されつつ、貫通孔から外気を導入し、外気による検出部の変位(撓み)で圧力を検出する構成の圧力センサーを備えた圧力センサーモジュールを実現することができる。
[適用例6]上記適用例にかかるモジュールにおいて、前記第1機能素子は物理量センサーであり、前記第2機能素子は集積回路であることが好ましい。
これによれば、モジュールは、第1機能素子が物理量センサーであり、第2機能素子が集積回路であることから、信頼性に優れた物理量センサーモジュールを提供できる。
[適用例7]本適用例にかかる電子機器は、上記適用例のいずれか一例に記載のモジュールを備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の電子機器は、上記適用例のいずれか一例に記載のモジュールを備えていることから、上記適用例に記載の効果が反映され、小型・薄型で信頼性に優れた電子機器を提供することができる。
[適用例8]本適用例にかかる移動体は、上記適用例のいずれか一例に記載のモジュールを備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の移動体は、上記適用例のいずれか一例に記載のモジュールを備えていることから、上記適用例に記載の効果が反映され、信頼性に優れた移動体を提供することができる。
加速度センサーモジュールの概略構成を示す模式斜視図。 図1の加速度センサーモジュールの模式平断面図であり、(a)は模式平面図、(b)は(a)のA−A線での模式断面図。 加速度センサーの概略構成を示す模式斜視図。 図3の加速度センサーの模式平面図。 図4のB−B線での模式断面図。 図4のC部の模式拡大図であり、(a)は模式平面図、(b)は(a)のE−E線での模式断面図、(c)は(a)のF−F線での模式断面図。 図4のD部の模式拡大図であり、(a)は模式平面図(b)は(a)のG−G線での模式断面図。 圧力センサーモジュールの概略構成を示す模式平断面図であり、(a)は模式平面図、(b)は(a)のH−H線での模式断面図。 モジュールを備えている電子機器としてのモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す模式斜視図。 モジュールを備えている電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す模式斜視図。 モジュールを備えている電子機器としてのデジタルスチルカメラの構成を示す模式斜視図。 モジュールを備えている移動体の一例としての自動車を示す模式斜視図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
(加速度センサーモジュール)
最初に、モジュールの一例としての加速度センサーモジュールについて説明する。
図1は、加速度センサーモジュールの概略構成を示す模式斜視図である。図2は、図1の加速度センサーモジュールの模式平断面図であり、図2(a)は模式平面図、図2(b)は、図2(a)のA−A線での模式断面図である。なお、図2(a)では、説明の便宜上、一部の構成要素を省略してある。また、以降の図を含め各図において、分かり易くするために、各構成要素の寸法比率は実際と異なる。また、図中のX軸、Y軸、Z軸は、互いに直交する座標軸であり、矢印の方向が+(プラス)方向である。
図1、図2に示すように、加速度センサーモジュール1は、実装基板10と、実装基板10に搭載されている第1機能素子としての加速度センサー(物理量センサー)20と、実装基板10に搭載されている第2機能素子としてのICチップ(集積回路)30と、実装基板10とICチップ30とを接続するワイヤー50と、を備えている。加えて、加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20と、ICチップ30と、ワイヤー50と、実装基板10における加速度センサー20の搭載面11と、の少なくとも一部(ここでは全部)を封止するモールド樹脂40を備えている。
実装基板10は、矩形平板状であり、ガラスエポキシ樹脂基板、アルミナ基板、セラミック基板などが用いられている。なお、ガラスエポキシ樹脂基板を用いる場合には、耐熱温度が他のグレードよりも高いFR−5相当品を選択することが、ワイヤー50のワイヤーボンディング性の観点から好ましい。
実装基板10の搭載面11(Z軸と直交する2面のうち、+Z側の面)の−(マイナス)X側の端部には、ICチップ30と電気的に接続される複数の接続電極12が設けられている。
実装基板10の搭載面11とは反対側の外部実装面13(Z軸と直交する2面のうち、−Z側の面)には、電子機器などの外部部材と電気的に接続される複数の外部電極14が設けられている。なお、接続電極12と外部電極14とは、図示しない配線により電気的に接続されている。
実装基板10の搭載面11側には、図示しないダイアタッチ用接着剤、ダイアタッチフィルム(DAF)などの接合部材により加速度センサー20及びICチップ30が接合(固定)されている。
加速度センサー20は、互いに重なり接合されている第1基板としての略矩形平板状のセンサー基板21と、第2基板としての略矩形平板状の蓋体23と、を含んで構成されている。
センサー基板21は、平面視で蓋体23の外形から−X方向に突出する突出部としての端子部220を有している。
加速度センサー20は、センサー基板21の主面22(Z軸と直交する2面のうち、−Z側の面)側に検出部200を搭載している。加速度センサー20の蓋体23は、センサー基板21の主面22側に検出部200を覆う凹部23aを有し、センサー基板21より可撓性が高く(撓みやすく)なっている。
加速度センサー20は、蓋体23を実装基板10側にして実装基板10に搭載されている(具体的には、蓋体23が接合部材により実装基板10の搭載面11に接合されている)。
略矩形平板状のICチップ30は、平面視で少なくとも一部が加速度センサー20の端子部220と重なるように、加速度センサー20の端子部220と実装基板10の搭載面11との隙間に配置されている。
加速度センサー20の端子部220には、主面22側に電極としての複数の端子電極(第1端子電極234、第2端子電極240、第3端子電極246)が設けられている。
各端子電極(234,240,246)は、Au、Al、半田などのバンプや導電性接着剤などの接合部材51を介して、ICチップ30の能動面側に設けられている電極としての複数の接続端子31と電気的に接続されている。
ICチップ30における実装基板10の接続電極12側の端部には、接続電極12に沿って複数の接続端子32が設けられている。
接続端子32は、ワイヤーボンディング法を用いてAu、Alなどからなるワイヤー50により、実装基板10の接続電極12と電気的に接続されている。
ICチップ30は、例えば、加速度検出回路を有し、加速度センサー20の検出部200に生じた加速度検出信号を増幅し、所望の電気信号に変換して出力する機能を備えている。なお、加速度センサー20の詳細は後述する。
モールド樹脂40には、例えば、エポキシ系樹脂などが用いられ、トランスファーモールド法などにより、実装基板10の搭載面11側に略直方体形状にモールド(成形)されている。これにより、モールド樹脂40は、実装基板10の搭載面11と、加速度センサー20と、ICチップ30と、実装基板10とICチップ30とを接続しているワイヤー50と、を封止している(覆っている)ことになる。
ここで、加速度センサー20の構成について詳述する。
図3は、加速度センサーの概略構成を示す模式斜視図である。図4は、図3の加速度センサーの模式平面図である。図5は、図4のB−B線での模式断面図である。図6は、図4のC部の模式拡大図であり、図6(a)は模式平面図、図6(b)は、図6(a)のE−E線での模式断面図、図6(c)は、図6(a)のF−F線での模式断面図である。
図7は、図4のD部の模式拡大図であり、図7(a)は模式平面図、図7(b)は、図7(a)のG−G線での模式断面図である。なお、図3〜図7では、便宜的に加速度センサーを反転した状態で示している。
図3〜図5に示すように、加速度センサー20は、センサー基板21と、センサー基板21の主面22側に搭載されている検出部200と、センサー基板21側の面に検出部200を覆う凹部23aを有している蓋体23と、を備えている。加速度センサー20の蓋体23は、この凹部23aによってセンサー基板21より可撓性が高く(撓みやすく)なっている。
検出部200は、センサー基板21の主面22上に積層された図示しない半導体基板から、フォトリソグラフィー及びエッチングにより形成された、可動部268と、複数の第1固定電極指278と、複数の第2固定電極指280と、を備えている。
第1固定電極指278及び第2固定電極指280は、センサー基板21の主面22に接合されている。センサー基板21の主面22は、−X方向の端部が、第1端子電極234、第2端子電極240、第3端子電極246を有する端子部220となっており、端子部220以外の領域は、蓋体23により覆われている。
また、主面22の略中央部には、可動部268とセンサー基板21との干渉を回避するために平面形状が略矩形状の凹部222が設けられている。これにより、可動部268の可動領域(変位領域)は、平面視で凹部222内に収まることになる。
主面22には、凹部222の外周に沿って第1溝部224が設けられ、第1溝部224の外周に沿って第2溝部226が設けられている。また、主面22の端子部220側には、第1溝部224を挟んで第2溝部226の反対側に第3溝部228が設けられている。
図4に示すように、第1溝部224、第2溝部226は、凹部222の+Y側から反時計回りに凹部222を取り囲むように延在し、凹部222の−X側の端子部220まで設けられている。第3溝部228は、凹部222の−X側から第1溝部224、第2溝部226に沿って端子部220まで設けられている。
センサー基板21の構成材料としては、ガラス、高抵抗シリコンなどの絶縁材料を用いるのが好ましい。特に、可動部268、第1固定電極指278、第2固定電極指280となる半導体基板が、シリコンなどの半導体材料を主材料として構成されている場合には、センサー基板21の構成材料として、アルカリ金属イオン(可動イオン)を含むガラス(例えば、パイレックス(登録商標)のような硼珪酸ガラス)を用いるのが好ましい。
これにより、加速度センサー20は、センサー基板21と半導体基板とを陽極接合することができる。また、加速度センサー20は、センサー基板21にアルカリ金属イオンを含むガラスを用いることにより、センサー基板21と半導体基板とを容易に絶縁分離することができる。
第1溝部224の底面には、第1溝部224に沿って第1配線230が設けられ、第2溝部226の底面には、第2溝部226に沿って第2配線236が設けられ、第3溝部228の底面には、第3溝部228に沿って第3配線242が設けられている。
第1配線230は、第1固定電極指278と電気的に接続される配線であり、第2配線236は、第2固定電極指280と電気的に接続される配線であり、第3配線242は、後述する固定部276と電気的に接続される配線である。
なお、第1配線230、第2配線236、第3配線242の各端部(端子部220に配置される端部)は、それぞれ第1端子電極234、第2端子電極240、第3端子電極246となっている。
第1配線230、第2配線236、第3配線242の構成材料としては、それぞれ導電性を有するものであれば、特に限定されず、各種電極材料を用いることができるが、例えば、ITO(Indim Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、In33、SnO2、Sb含有SnO2、Al含有ZnOなどの酸化物(透明電極材料)、Au、Pt、Ag、Cu、Al、またはこれらを含む合金などが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、加速度センサー20は、各配線の構成材料が透明電極材料(特にITO)であれば、センサー基板21が透明であった場合、第1固定電極指278、第2固定電極指280の面上に存在する異物などをセンサー基板21の主面22側とは反対側の面から容易に視認することができ、検査を効率的に行うことができる。
可動部268は、アーム270、可動電極指272、可撓部274、固定部276により構成されている。このうち、アーム270、可動電極指272、可撓部274は、センサー基板21の凹部222に対向する位置、換言すればZ軸方向から見て凹部222内に収まる位置に配置されている。
図4に示すように、アーム270は、X軸に沿って梁状(柱状)に延在し、変位方向であるX軸方向の両端部に可撓部274が配置されている。複数の可動電極指272は、アーム270の延在方向に沿って一定の間隔で、アーム270の延在方向と直交する方向(Y軸方向)に櫛歯状に延設されている。
可撓部274は、アーム270の+Y側と−Y側とに対になって設けられ、それぞれY軸方向へ折り返しながらX軸方向へ延在し固定部276に接続されている。可撓部274は、X軸方向から印加される外力によりX軸方向に撓む(変形する)ように形成されている。なお、可撓部274は、X軸方向以外の方向、例えば、Y軸方向及びZ軸方向から印加される外力に対しては変形しにくい構造となっている。
固定部276は、可撓部274の端部に接続されるとともにセンサー基板21に接合されている。また固定部276の一方(凹部222の−X側に位置する方)は、センサー基板21の第3溝部228を跨ぐ位置に配置されている。
第1固定電極指278は、センサー基板21の第1溝部224及び第2溝部226を跨ぐ位置に配置されている。また、第1固定電極指278は、Z軸方向から見て凹部222と一部が重なるように配置されている。
第2固定電極指280は、第1固定電極指278と平行に配置され、センサー基板21の第1溝部224及び第2溝部226を跨ぐ位置に配置されている。また、第2固定電極指280は、第1固定電極指278と同様に、Z軸方向から見て凹部222と一部が重なるように配置されている。第1固定電極指278及び第2固定電極指280は、櫛歯状に配置された各可動電極指272間に挟まれるように配置されている。
図6に示すように、第1配線230の、平面視で第1固定電極指278と重なる位置には、導電性を有する突起部254が形成されている。
加速度センサー20は、突起部254を介して第1配線230と第1固定電極指278とが電気的に接続されている。これにより、第1端子電極234は、第1配線230を介して第1固定電極指278と電気的に接続されていることになる。
同様に、第2配線236の、平面視で第2固定電極指280と重なる位置には、導電性を有する突起部256が形成されている。
加速度センサー20は、突起部256を介して第2配線236と第2固定電極指280とが電気的に接続されている。これにより、第2端子電極240は、第2配線236を介して第2固定電極指280と電気的に接続されていることになる。
図7に示すように、第3配線242の、平面視で凹部222の−X側の固定部276と重なる位置には、導電性を有する突起部258が形成されている。
加速度センサー20は、突起部258を介して第3配線242と固定部276とが電気的に接続されている。これにより、第3端子電極246は、第3配線242を介して固定部276と電気的に接続され、固定部276から可撓部274、アーム270を介して可動電極指272と電気的に接続されていることになる。
突起部254,256,258の構成材料は、導電性を有するものであれば、特に限定されず、各種電極材料を用いることができるが、例えば、Au、Pt、Ag、Cu、Alなどの金属単体またはこれらを含む合金などの金属が好適に用いられる。
なお、突起部254,256,258は、例えば、センサー基板21の各溝部の底面から突出した突起が各配線に覆われている構成としてもよい。
また、第1配線230、第2配線236、第3配線242の、第1端子電極234、第2端子電極240、第3端子電極246及び突起部254,256,258を除く領域は、他の構成要素との短絡を回避するために、例えば、SiO2を含む絶縁膜262で覆われていることが好ましい。
図3に戻って、蓋体23は、センサー基板21の主面22に、例えば、接着剤を用いた接合法、陽極接合法、直接接合法などを用いて接合(固定)されている。
蓋体23の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、シリコン材料、ガラス材料などを好適に用いることができる。
蓋体23の接合により気密に封止された加速度センサー20の内部空間は、減圧状態(真空度の高い状態)または窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスが充填された状態となっている。
ここで、加速度センサー20の動作について説明する。
図4に戻って、加速度センサー20は、第1固定電極指278と、第1固定電極指278に−X側から対向する可動電極指272との間で第1コンデンサーが形成され、第2固定電極指280と、第2固定電極指280に+X側から対向する可動電極指272との間で第2コンデンサーが形成される。
この状態で、加速度センサー20に、例えば、−X方向に加速度が印加されると、アーム270及び可動電極指272が慣性により+X方向に変位する。このとき、第1固定電極指278と可動電極指272との間隔は狭くなるので、第1コンデンサーの静電容量は増加する。また、第2固定電極指280と可動電極指272との間隔は広くなるので、第2コンデンサーの静電容量は減少する。
逆に、+X方向に加速度が印加され、アーム270及び可動電極指272が−X方向に変位すると、第1コンデンサーの静電容量は減少し、第2コンデンサーの静電容量は増加する。
したがって、加速度センサー20は、第1端子電極234と第3端子電極246との間で検出される第1コンデンサーの静電容量の変化と、第2端子電極240と第3端子電極246との間で検出される第2コンデンサーの静電容量の変化との差分を検出することにより、加速度センサー20に印加される加速度の大きさとその方向を加速度検出信号として検出することができる。そして、加速度センサー20は、2つのコンデンサーの静電容量の変化の差分を検出するので、高い感度で加速度を検出することができる。
加速度センサーモジュール1は、上述した加速度センサー20の加速度検出信号を、ICチップ30の加速度検出回路で増幅し、所望の電気信号に変換して出力する。
上述したように、本実施形態の加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20が、蓋体23を実装基板10側にして実装基板10に搭載され、ICチップ30が、平面視で少なくとも一部が加速度センサー20のセンサー基板21の端子部220と重なるように、端子部220と実装基板10との隙間に配置されている。
これにより、加速度センサーモジュール1は、従来の例えば、特許文献1のMEMSモジュールと比較して、前述の構成(1)より平面サイズを小さくしつつ、構成(2)より厚さ方向のサイズを抑制することができる。
つまり、加速度センサーモジュール1は、更なる小型・薄型化を図ることができる。
また、加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20の端子部220に設けられている第1端子電極234、第2端子電極240、第3端子電極246と、ICチップ30の接続端子31とが、接合部材51を介して電気的に接続されていることから、例えば、実装基板10に設けられた配線を介して両者が電気的に接続されている場合と比較して、接続箇所が減るとともに配線長が短くなる。
これにより、加速度センサーモジュール1は、ノイズや浮遊容量などの影響を低減することができ、信頼性を向上させることができる。
加えて、加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20がセンサー基板21より短い蓋体23を実装基板10側にして搭載されていることから、加速度センサー20がセンサー基板21を実装基板10側にして搭載されている場合と比較して、加速度センサー20と実装基板10との接触長さが短くなる。
これにより、加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20(センサー基板21)と実装基板10との熱膨張率(線膨張係数)の違いにより生じる熱応力を低減することができる。
また、加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20がセンサー基板21に検出部200を搭載し、加速度センサー20の蓋体23がセンサー基板21側の面に検出部200を覆う凹部23aを有し、センサー基板21より可撓性が高い。
これにより、加速度センサーモジュール1は、例えば、実装基板10側から加わる衝撃が、センサー基板21より可撓性が高い蓋体23で相当程度吸収(緩和)されてから、加速度センサー20の検出部200に伝達されることになる。
この結果、加速度センサーモジュール1は、例えば、加速度センサー20が従来の特許文献1のようにセンサー基板21を実装基板10側にして搭載されている場合と比較して、検出部200の損傷や特性の劣化などの不具合を低減することができる。
また、加速度センサーモジュール1は、加速度センサー20と、ICチップ30と、実装基板10における加速度センサー20の搭載面11と、ワイヤー50と、を封止するモールド樹脂40を備えていることから、モールド樹脂40によって各構成要素を外部環境から保護することができる。この結果、加速度センサーモジュール1は、信頼性を更に向上させることができる。
なお、モールド樹脂40は、各構成要素の一部を封止する構成としてもよく、各構成要素の対環境性能などに支障がなければ、なくてもよい。
(圧力センサーモジュール)
次に、センサーモジュールの他の一例としての圧力センサーモジュールについて説明する。
図8は、圧力センサーモジュールの概略構成を示す模式平断面図であり、図8(a)は模式平面図、図8(b)は、図8(a)のH−H線での模式断面図である。なお、図8(a)では、説明の便宜上、一部の構成要素を省略してある。なお、上述した加速度センサーモジュール1との共通部分には、同一の符号を付して詳細な説明を省略し、加速度センサーモジュール1と異なる点を中心に説明する。
図8に示すように、圧力センサーモジュール2は、実装基板10と、実装基板10に搭載されているセンサーとしての圧力センサー320と、実装基板10に搭載されているICチップ30と、ワイヤー50と、を備えている。
加えて、圧力センサーモジュール2は、圧力センサー320、ICチップ30、実装基板10における圧力センサー320の搭載面11、ワイヤー50を封止するモールド樹脂40を備えている。
圧力センサーモジュール2は、圧力センサー320の搭載面11側の面とは反対側の面である、第1基板としてのセンサー基板321の外面321a(センサー基板321の主面22とは反対側の面)が、モールド樹脂40から露出している。
これにより、圧力センサーモジュール2は、圧力センサー320のセンサー基板321の外面321aと、モールド樹脂40の上面41とが、連続した1つの面(同一平面)となる。
なお、モールド樹脂40のセンサー基板321の外面321a上への回り込みを回避するために、トランスファーモールド用金型におけるセンサー基板321の外面321a側の内面に、回り込み防止用のシートをセットしてトランスファーモールドすることが好ましい。
圧力センサー320は、センサー基板321と、センサー基板321の主面22側に搭載されている検出部300と、検出部300を覆う蓋体23と、を備えている。
センサー基板321の外面321aには、センサー基板321を貫通する貫通孔321bが設けられている。貫通孔321bは、センサー基板321の凹部222と外部空間とを連通している。
検出部300は、センサー基板321の凹部222を気密に覆うように搭載され、平面視で凹部222と重なる位置にダイヤフラム301を有している。なお、検出部300により凹部222側と分断された凹部23a側の内部空間は、気密に封止され真空状態(真空度の高い状態)となっている。
圧力センサー320は、導入口としての貫通孔321bから外気を導入し、外気による検出部300のダイヤフラム301のZ軸方向の変位(撓み)によって、外気の圧力を検出する構成となっている。
具体的には、圧力センサー320は、外気の圧力をダイヤフラム301に取り付けた感圧素子の抵抗値の変化として検出する歪みゲージ方式や、凹部222に取り付けた電極と、ダイヤフラム301に取り付けた電極との間の静電容量の変化として検出する静電容量方式や、ダイヤフラム301に取り付けた共振子(振動片)の共振特性の変化(具体的には共振周波数の変化)として検出する共振特性方式などにより、絶対圧として検出することができる。
圧力センサーモジュール2は、上述した圧力センサー320の圧力検出信号を、ICチップ30に設けられている圧力検出回路で増幅し、所望の電気信号に変換して出力する。
上述したように、圧力センサーモジュール2は、圧力センサー320の搭載面11側の面とは反対側の面であるセンサー基板321の外面321aが、モールド樹脂40から露出していることから、例えば、圧力センサー320の外面321aがモールド樹脂40で覆われている場合と比較して、総厚を薄くすることができる。
また、圧力センサーモジュール2は、圧力センサー320のセンサー基板321の外面321aに、センサー基板321を貫通する貫通孔321bが設けられている。
このことから、圧力センサーモジュール2は、モールド樹脂40で保護されつつ、貫通孔321bから外気を導入し、外気による検出部300のダイヤフラム301の変位によって、外気の圧力を検出する構成の圧力センサー320を備えた圧力センサーモジュールを実現することができる。
なお、圧力センサーモジュール2は、蓋体23と実装基板10とを貫通する貫通孔を更に設け、実装基板10側とセンサー基板321側とに分断された2つの外部空間の圧力差を検出する相対圧検出型であってもよい。
(電子機器)
次に、上述したモジュールを備えている電子機器について説明する。
図9は、モジュールを備えている電子機器としてのモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す模式斜視図である。
図9に示すように、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1101を有する表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。
このようなパーソナルコンピューター1100には、モジュールとしての加速度センサーモジュール1(または圧力センサーモジュール2)が内蔵されている。
図10は、モジュールを備えている電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す模式斜視図である。
図10に示すように、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204及び送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1201が配置されている。
このような携帯電話機1200には、モジュールとしての加速度センサーモジュール1(または圧力センサーモジュール2)が内蔵されている。
図11は、モジュールを備えている電子機器としてのデジタルスチルカメラの構成を示す模式斜視図である。なお、この図11には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。
ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、デジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面(図中手前側)には、表示部1310が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1310は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。
また、ケース1302の正面側(図中奥側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1310に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。
また、このデジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、ビデオ信号出力端子1312には、テレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314には、パーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。更に、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。
このようなデジタルスチルカメラ1300には、モジュールとしての加速度センサーモジュール1(または圧力センサーモジュール2)が内蔵されている。
このような電子機器は、上述したモジュールを備えていることから、上記実施形態で説明した効果が反映され、小型・薄型で信頼性に優れている。
なお、上述したモジュールを備えている電子機器としては、これら以外に、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、各種ナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類、フライトシミュレーターなどが挙げられる。いずれの場合にも、これらの電子機器は、上述したモジュールを備えていることから、上記実施形態で説明した効果が反映され、小型・薄型で信頼性に優れている。
(移動体)
次に、上述したモジュールを備えている移動体について説明する。
図12は、モジュールを備えている移動体の一例としての自動車を示す模式斜視図である。
自動車1500は、モジュールとしての加速度センサーモジュール1を、例えば、搭載されているナビゲーション装置、姿勢制御装置などの姿勢検出センサーとして、また、圧力センサーモジュール2を、例えば、タイヤ空気圧などの圧力検出センサーとして用いている。
これによれば、自動車1500は、上述したモジュールを備えていることから、上記実施形態で説明した効果が反映され、信頼性に優れている。
上述したモジュールは、上記自動車1500に限らず、自走式ロボット、自走式搬送機器、列車、船舶、飛行機、人工衛星などを含む移動体の姿勢検出センサー、圧力検出センサーなどとして好適に用いることができ、いずれの場合にも、上記実施形態で説明した効果が反映され、信頼性に優れた移動体を提供することができる。
なお、上述したモジュールは、加速度センサーモジュールや圧力センサーモジュールに限定されるものではなく、第1機能素子としてのセンサーが角速度検出機能を備えている角速度センサーモジュール、センサーが重量検出機能を備えている重量センサーモジュールや、これらのセンサー(加速度センサー及び圧力センサーを含む)が複合した複合センサーモジュールなどであってもよい。
また、第2機能素子は、ICチップに限定されるものではなく、トランジスター、ダイオード、抵抗器、コンデンサー(キャパシター)、コイル、振動子などであってもよい。
1…モジュールとしての加速度センサーモジュール、2…モジュールとしての圧力センサーモジュール、10…実装基板、11…搭載面、12…接続電極、13…外部実装面、14…外部電極、20…第1機能素子としての加速度センサー、21…第1基板としてのセンサー基板、22…主面、23…第2基板としての蓋体、23a…凹部、30…第2機能素子としてのICチップ、31,32…接続端子、40…モールド樹脂、41…上面、50…ワイヤー、51…接合部材、200…検出部、220…端子部、222…凹部、224…第1溝部、226…第2溝部、228…第3溝部、230…第1配線、234…第1端子電極、236…第2配線、240…第2端子電極、242…第3配線、246…第3端子電極、254,256,258…突起部、262…絶縁膜、268…可動部、270…アーム、272…可動電極指、274…可撓部、276…固定部、278…第1固定電極指、280…第2固定電極指、300…検出部、301…ダイヤフラム、320…センサーとしての圧力センサー、321…第1基板としてのセンサー基板、321a…外面、321b…貫通孔、1100…電子機器としてのパーソナルコンピューター、1101…表示部、1102…キーボード、1104…本体部、1106…表示ユニット、1200…電子機器としての携帯電話機、1201…表示部、1202…操作ボタン、1204…受話口、1206…送話口、1300…電子機器としてのデジタルスチルカメラ、1302…ケース、1304…受光ユニット、1306…シャッターボタン、1308…メモリー、1310…表示部、1312…ビデオ信号出力端子、1314…入出力端子、1430…テレビモニター、1440…パーソナルコンピューター、1500…移動体としての自動車。

Claims (8)

  1. 実装基板と、
    前記実装基板に搭載されている第1機能素子と、
    前記実装基板に搭載されている第2機能素子と、を備え、
    前記第1機能素子は、互いに接続されている第1基板と第2基板とを含み、前記実装基板上に前記第2基板が搭載され、前記第2基板上に前記第1基板が接続され、前記第1基板には平面視で前記第2基板の外形から突出する突出部が備えられ、
    前記第2機能素子は、平面視で少なくとも一部が前記突出部と重なって前記突出部と前記実装基板との間に配置され、
    前記第1機能素子の前記突出部に設けられている電極と、前記電子部品の電極とが、接合部材を介して電気的に接続されていることを特徴とするモジュール。
  2. 請求項1に記載のモジュールにおいて、
    前記第2基板は、前記実装基板との固定部分における基板の厚さが、前記第1基板の厚さより薄いことを特徴とするモジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモジュールにおいて、
    前記第1機能素子及び前記第2機能素子を保護するモールド樹脂を備えていることを特徴とするモジュール。
  4. 請求項3に記載のモジュールにおいて、
    前記第1機能素子は、前記実装基板側とは反対側の前記第1基板の外面が露出していることを特徴とするモジュール。
  5. 請求項4に記載のモジュールにおいて、
    前記第1機能素子は、前記第1基板の前記外面に、前記第1基板を貫通する貫通孔が設けられ、外部圧力を検出する検出部が前記第2基板上に設けられていることを特徴とするモジュール。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のモジュールにおいて、
    前記第1機能素子は物理量センサーであり、前記第2機能素子は集積回路であることを特徴とするモジュール。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のモジュールを備えていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のモジュールを備えていることを特徴とする移動体。
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