JP2015006912A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】上蓋部が半開位置にあることを容易に判別できること。
【解決手段】容器本体の口部に装着される装着筒部2と、装着筒部2にヒンジ部4を介して連結された上蓋部3とを備え、上蓋部3には弾性変形可能な係止壁18が形成され、装着筒部2の天壁部5には、注出孔と、係止壁18が収容される収容凹部11とが形成され、収容凹部11には被係止面13が形成されており、上蓋部3の半開位置が、係止壁18が被係止面13に係止することにより維持され、上蓋部3の回動中心を通り上蓋部3の軸に垂直な仮想平面Sから係止壁18が突出する突出量a、該回動中心と係止壁18におけるヒンジ部4とは反対側を向く壁面18aとの間の距離r、上蓋部3が半開位置とされた状態における開き角度θ、及び、上蓋部3が閉位置とされた状態における係止壁18の壁面18aと被係止面13との間の距離△x、の関係式が、a≧r×tan(θ/2)+△x/sinθである。
【選択図】図5

Description

本発明は、ヒンジキャップに関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着筒部と、装着筒部にヒンジ部を介して連結された上蓋部と、を備えるヒンジキャップが知られている。また、装着筒部の天壁部には、内容物が注出される注出孔が形成されており、上蓋部には前記注出孔を閉塞可能なシール突起が形成されていて、上蓋部を閉じることで注出孔が閉塞されるようになっている。
このヒンジキャップでは、上蓋部におけるヒンジ部に隣接する部分に逆L字状の弾性板が設けられ、装着筒部における前記弾性板に対応する部分に切除部が形成されて該弾性板を収容可能であるとともに、該切除部のヒンジ部とは反対側に隣接して突出壁が立設されている。
そして、装着筒部に対して上蓋部が開かれた状態から、この上蓋部をヒンジ部回りに回動させて閉じていくと、弾性板が突出壁に当接される。この状態からさらに上蓋部を閉じていくと、弾性板が弾性変形しながら突出壁上を摺動し、該突出壁に対する押圧力が最大となる位置を越えると、弾性板が復元変形して上蓋部が装着筒部に接近移動する。
実開平4−71653号公報
しかしながら、上述した従来のヒンジキャップでは、上蓋部が装着筒部に接近配置された状態では、使用者が、上蓋部が閉位置であるか半開位置(僅かに開かれた状態)であるかを認識しづらく、上蓋部が半開位置であるのに閉位置であると誤認識する場合がある。この場合、容器本体を傾けて内容物を漏出させたり、内容物が外気の影響を受けて変質したりするおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、使用者が、上蓋部が半開位置にあることを容易に判別でき、これにより上蓋部が閉位置にあると誤認識することに起因する内容物の漏出や変質等を防止できるヒンジキャップを提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明は、内容物が収容される容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着筒部と、前記装着筒部にヒンジ部を介して連結された上蓋部と、を備えるヒンジキャップであって、前記上蓋部には、前記装着筒部の天壁部に向けて突設されるとともに弾性変形可能な係止壁が形成され、前記装着筒部の天壁部には、内容物が注出される注出孔と、前記注出孔と前記ヒンジ部との間に配置され、前記上蓋部が前記装着筒部の天壁部を閉塞する閉位置に位置したときに前記係止壁が収容される収容凹部と、が形成され、前記収容凹部には、前記ヒンジ部側を向く被係止面が形成されており、前記上蓋部の開口縁と前記装着筒部の天壁部との間の前記ヒンジ部回りの開き角度が最大となる前記上蓋部の全開位置と、前記上蓋部の閉位置と、の間の前記上蓋部の半開位置が、前記係止壁が前記被係止面に係止することにより維持されるように構成され、前記係止壁が前記上蓋部の開口縁から前記装着筒部の天壁部側へ向けて突出する突出量a、前記装着筒部に対して前記上蓋部が前記ヒンジ部回りに回動する回動中心と、前記係止壁における前記ヒンジ部とは反対側を向く壁面との間の距離r、前記上蓋部が半開位置とされた状態における前記開き角度θ、及び、前記上蓋部が閉位置とされた状態における前記係止壁の前記ヒンジ部とは反対側を向く壁面と、前記被係止面との間の距離△x、の関係式が、a≧r×tan(θ/2)+△x/sinθであることを特徴とする。
本発明のヒンジキャップでは、装着筒部に対して上蓋部が全開位置とされた状態から、この上蓋部をヒンジ部回りに回動させて閉じていく過程において、該上蓋部の係止壁が、装着筒部の収容凹部の被係止面に当接するとともに、係止されるようになっている。このように係止壁と被係止面とが係止され、開き角度θとされた状態で、上蓋部の半開位置が維持される。
開き角度θとされた上蓋部の半開位置から、上蓋部に外力を加えてさらにヒンジ部回りに回動させることで、係止壁が弾性変形させられつつ被係止面上を摺動していき、被係止面に対する押圧力が最も大きくなる位置を越えると、該係止壁が復元変形させられるとともに上蓋部が装着筒部に向けて接近移動させられて、上蓋部が閉位置となる。
このヒンジキャップによれば、装着筒部に対して上蓋部がヒンジ部回りに回動する回動中心を通り該上蓋部の軸に垂直な仮想平面に対して、係止壁が装着筒部の天壁部側に向けて突出する突出量aが、上記関係式により算出されることから、係止壁と被係止面との係止によって維持される上蓋部の半開位置が、所定の開き角度θ以上となるように簡単に設定できる。
以上より、上蓋部の半開位置における開き角度θを十分に大きく確保でき、よって使用者が、上蓋部が半開位置にあることを容易に判別でき、これにより上蓋部が閉位置にあると誤認識することに起因する内容物の漏出や変質等を顕著に防止することが可能である。
また、本発明のヒンジキャップにおいて、前記上蓋部には、前記装着筒部の前記注出孔に嵌合するシール突起が突設され、前記上蓋部の軸方向に沿う前記シール突起の先端位置が、前記上蓋部の開口縁位置と同一、又は該開口縁よりも前記装着筒部側に配置されており、前記上蓋部が半開位置とされた状態における前記開き角度θが、当該ヒンジキャップの外部から前記シール突起の先端を視認可能な限界値に設定されることとしてもよい。
この場合、上蓋部が開き角度θの半開位置に維持された状態で、ヒンジキャップの外部からシール突起の先端が視認可能であるので、使用者が、上蓋部が半開位置にあることをより確実に判別できる。
また、本発明のヒンジキャップにおいて、前記装着筒部の天壁部には、前記上蓋部に向けて注出筒が突設されているとともに、該注出筒の内部が前記注出孔とされ、前記上蓋部が半開位置とされた状態における前記開き角度θが、当該ヒンジキャップの外部から前記注出筒の先端を視認可能な限界値に設定されることとしてもよい。
この場合、上蓋部が開き角度θの半開位置に維持された状態で、ヒンジキャップの外部から注出筒の先端が視認可能であるので、使用者が、上蓋部が半開位置にあることをより確実に判別できる。
また、本発明のヒンジキャップにおいて、前記被係止面には、前記係止壁が係止し、かつ摺接しながら通過可能とされた係止部が設けられていることとしてもよい。
この場合、係止壁が被係止面の係止部に係止されることで、上蓋部が開き角度θの半開位置に安定して維持される。
また、本発明のヒンジキャップにおいて、前記係止壁は、前記上蓋部の軸回りに沿うように延設されており、前記係止壁の前記突出量aが、前記軸回りに沿って前記ヒンジ部側へ向かうに従い漸次小さくなっていることとしてもよい。
この場合、係止壁の先端が被係止面に当接する際、被係止面に対して係止壁の先端が軸回りに沿うように広範囲に接触(線接触)させられることになり、係止壁の先端と被係止面との接触抵抗(摩擦抵抗)を大きく確保できる。従って、上記構成とは異なり例えば係止壁の突出量aが軸回りに沿って同一であるとともに、該係止壁の先端のうちヒンジ部側の端部のみが被係止面に点接触するような構成に比べて、本発明の上記構成によれば係止壁が被係止面に確実に係止しやすくなる。これにより、上蓋部が開き角度θの半開位置により安定的に維持される。
本発明に係るヒンジキャップによれば、使用者が、上蓋部が半開位置にあることを容易に判別でき、これにより上蓋部が閉位置にあると誤認識することに起因する内容物の漏出や変質等を防止できる。
本発明の一実施形態に係るヒンジキャップを示す側断面図であり、上蓋部が閉位置とされた状態を表している。 図1のヒンジキャップにおいて、上蓋部が全開位置とされた状態を表す側断面図である。 図2のヒンジキャップの上面図である。 図1のヒンジキャップにおいて、上蓋部が半開位置とされた状態を表す側断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの要部を拡大して示す図である。 図5のA部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの変形例を示す側断面図であり、上蓋部が閉位置とされた状態を表している。 図7のヒンジキャップにおいて、上蓋部が全開位置とされた状態を表す側断面図である。 図7のヒンジキャップにおいて、上蓋部が半開位置とされた状態を表す側断面図である。 本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの変形例を示す側断面図であり、上蓋部が閉位置とされた状態を表している。 図10のヒンジキャップにおいて、上蓋部が全開位置とされた状態、及び半開位置とされた状態を表す側断面図である。 図10のヒンジキャップの上蓋部の要部を、操作片からヒンジ部側へ向かって見た正面図(半断面図)である。
以下、本発明の一実施形態に係るヒンジキャップ1について、図面を参照して説明する。
図1〜図4に示されるように、本実施形態のヒンジキャップ1は、内容物が収容される容器本体50の口部51に装着される有頂筒状の装着筒部2と、装着筒部2にヒンジ部4を介して連結された上蓋部3と、を備えている。
これら装着筒部2及び上蓋部3は、それぞれの中心軸線が共通軸上に配置されている。本明細書では、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸O方向に沿う上蓋部3側を上側、装着筒部2側を下側という。また、キャップ軸Oに直交する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体50は有底筒状をなしており、その口部51が該口部51以外の部位(胴部、底部及び肩部)よりも小径とされている。また、口部51の外周面には雄ねじ部が形成されている。
装着筒部2は、天壁部5と、天壁部5の外周縁部から垂下設される外筒部6と、外筒部6の径方向内側に位置して天壁部5から垂下設される内筒部7と、内筒部7の径方向内側に位置して天壁部5から垂下設されるシール筒部8と、を備えている。
天壁部5は円板状をなしており、該天壁部5には、上側に向けて突設されその内部が内容物を注出する注出孔9とされた注出筒10と、注出筒10とヒンジ部4との間に配置されて天壁部5の上面から窪む収容凹部11と、収容凹部11のヒンジ部4とは反対側に隣接して天壁部5の上面に突設される突出壁12と、が形成されている。
また図示の例では、天壁部5の上面における外周縁部は、該外周縁部以外の部位よりも一段窪まされている。
本実施形態においては、注出筒10は、天壁部5におけるキャップ軸Oを挟んだヒンジ部4とは反対側に配置されている。注出筒10の内周面は、その下端部が最も小径とされており、該下端部以外の部分はこの下端部から上側に向かうに従い漸次拡径している。これにより注出筒10内に形成される注出孔9は、逆円錐孔状をなしている。また、注出孔9の下端部は、口部51内に開口している。
図1、図2及び図4に示される例では、収容凹部11は、天壁部5を上下方向に貫通して形成されている。図3に示される上面視で、収容凹部11は、キャップ軸Oを曲率半径の中心とする円弧孔状をなしている。尚、図5に示されるように、収容凹部11は、天壁部5を貫通することなく該天壁部5の上面にのみ開口する止め穴であってもよい。
また図3に示される上面視で、突出壁12は、キャップ軸Oを曲率半径の中心とする円弧板状をなしている。突出壁12の周方向に沿う位置及び長さは、収容凹部11の周方向に沿う位置及び長さに対応している。
収容凹部11においてヒンジ部4側を向く壁面、及び、突出壁12においてヒンジ部4側を向く壁面は、互いに面一とされて一体に形成されており、該壁面が被係止面13となっている。図示の例では、被係止面13は、径方向外側へ向けて凸となる曲面状をなしており、具体的には、キャップ軸Oを中心軸とする仮想円筒の周面に沿うように形成されている。
図1、図2及び図4において、外筒部6の外径は、容器本体50(の胴部)の外径と略同一となっている。図示の例では、外筒部6の径方向に沿う厚さ(肉厚)は、天壁部5から下側に向かうに従い漸次僅かに薄くされている。外筒部6の上端部のうち、周方向に沿うヒンジ部4の後述する中央連結片26に対応する部分は、その外周面が他の部分よりも径方向内側に一段窪まされた段差部14とされており、該段差部14には、中央連結片26の下側部分が収容可能となっている。
内筒部7の内周面には、口部51の雄ねじ部に螺着する雌ねじ部が形成されている。シール筒部8は、口部51の径方向内側に嵌合している。また図示の例では、天壁部5の下面における内筒部7とシール筒部8との間に位置する部分に環状突起15が形成されており、該環状突起15は、口部51の上端開口縁に上側から当接している。
装着筒部2において天壁部5から垂下設される外筒部6、内筒部7及びシール筒部8のキャップ軸O方向に沿う長さ(つまり天壁部5から下側へ延設される長さ)は、外筒部6、内筒部7、シール筒部8の順に小さくなっている。
上蓋部3は有頂筒状をなしており、天壁16と、周壁17と、を有している。上蓋部3は、装着筒部2の天壁部5を閉塞可能に該装着筒部2に着脱される。上蓋部3の軸Oaは、該上蓋部3が閉じられた状態(図1に示される状態)において、キャップ軸Oに一致する。
図1に示される縦断面視で、天壁16は、上側へ向けて凸となる曲線状をなしている。天壁16には、下側に向けて突設されるとともに少なくともその先端部(下端部)が収容凹部11内に収容可能とされ、かつ弾性変形可能とされた係止壁18と、下側に向けて突設されるとともに注出筒10内に嵌合して注出孔9を閉塞可能なシール突起19と、下側に向けて突設され、シール突起19及び注出筒10よりも大径とされてこれらシール突起19及び注出筒10を径方向から覆うカバー筒20と、が形成されている。
図3に示されるように本実施形態では、係止壁18が、後述の中央連結片26を周方向から挟むように一対形成されている。係止壁18は、上蓋部3の軸Oa(上蓋部3が閉じられた状態のキャップ軸O)を曲率半径の中心とする円弧板状をなしている。係止壁18の径方向に沿う厚さは、収容凹部11の径方向に沿う開口幅よりも小さくされている。
図1に示されるように、上蓋部3が装着筒部2の天壁部5を閉塞する閉位置に位置したときに、係止壁18の先端部は収容凹部11内に収容され、係止壁18において径方向内側を向く壁面18aは被係止面13に対向配置される。壁面18aは、被係止面13の形状に対応して径方向外側へ向けて凹となる曲面状をなしており、具体的には、キャップ軸Oを中心軸とする仮想円筒の周面に沿うように形成されている。
図3において、天壁16における一対の係止壁18同士の間の部分、及び該部分に対応する(径方向外側に位置する)周壁17部分には、中央連結片26の上側部分を収容可能な切欠き部21が、これら天壁16及び周壁17を貫通して形成されている。
図1及び図3において、係止壁18の切欠き部21側の端部と、周壁17において切欠き部21に臨む部分とは、天壁16から垂下設された補強壁22により連結されており、これにより切欠き部21を設けた上蓋部3の強度が確保されている。具体的に図1において、補強壁22は係止壁18の上側部分にのみ連結されており、該係止壁18の下側部分は容易に弾性変形可能とされている。
図1及び図4において、本実施形態のシール突起19は筒状をなしている。シール突起19において注出孔9に嵌合する下側部分は、略一定の外径とされており、シール突起19の上側部分は、上側に向かうに従い漸次拡径している。また、上蓋部3の軸Oa方向に沿うシール突起19の先端(下端)位置は、上蓋部3の開口縁よりも下側に配置されている。具体的に前記上蓋部3の開口縁とは、周壁17の下端開口縁であり、本実施形態ではシール突起19の先端部が周壁17の下端開口縁よりも下側に向けて突出している。
また本実施形態においては、図4及び図5に示されるように、装着筒部2に対して上蓋部3がヒンジ部4回りに回動する回動中心を通り該上蓋部3の軸Oaに垂直な仮想平面S上に、上蓋部3の開口縁が一致するように配置されている。
本実施形態では、図1に示されるように上蓋部3が閉位置とされた状態で、シール突起19の先端は装着筒部2の天壁部5よりも下側に突出しており、該シール突起19の先端外周面に形成された環状突起24が、天壁部5における注出孔9の周縁部に下側から当接し係止されている。
このように上蓋部3が閉位置とされた状態で、カバー筒20の下端開口縁は、天壁部5の上面に対して若干の隙間をあけて接近配置されている。またこの状態で、カバー筒20とシール突起19との間に、注出筒10が収容されている。
また図1において、周壁17におけるキャップ軸Oを挟んだヒンジ部4とは反対側には、径方向外側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる円弧板状の操作片25が形成されている。
本実施形態のヒンジ部4は、中央連結片26と、中央連結片26を周方向から挟むように配設された一対の側方連結片27と、を備える、所謂三点ヒンジである。
図1において、中央連結片26は、弾性変形可能なL字板状をなしている。中央連結片26の径方向内側の端部には第1ヒンジ28が設けられており、該中央連結片26は第1ヒンジ28を介して上蓋部3の天壁16に連結されている。また、中央連結片26の下端部には第2ヒンジ29が設けられており、該中央連結片26は第2ヒンジ29を介して装着筒部2の外筒部6に連結されている。
図1に示される上蓋部3が閉位置とされた状態で、中央連結片26における上側部分は上蓋部3の切欠き部21内に収容されており、下側部分は装着筒部2の段差部14内に収容されていて、該中央連結片26の外周面は、上蓋部3の外周面及び装着筒部2の外周面に略面一となっている。
図1〜図3において、側方連結片27は、上蓋部3の周壁17から径方向外側へ向けて突設された第1突起30と、装着筒部2の外筒部6から径方向外側へ向けて突設された第2突起31と、これらの第1突起30と第2突起31とを連結する第3ヒンジ32と、を備えている。
図1、図2及び図4におけるヒンジキャップ1の側断面視に示されるように、このヒンジキャップ1は、上蓋部3の開口縁と装着筒部2の天壁部5との間のヒンジ部4回りの開き角度が最大となる上蓋部3の全開位置(図2に示される状態)と、上蓋部3の閉位置(図1に示される状態)と、の間の上蓋部3の半開位置(図4に示される状態)が、係止壁18が被係止面13に係止することにより維持されるように構成されている。
尚、本実施形態では、装着筒部2に対して上蓋部3がヒンジ部4の第3ヒンジ32を回動中心として回動するようになっており、図2に示される例では、上蓋部3が全開位置とされた状態における開き角度が略180°とされている。
図4に示されるように、上蓋部3が半開位置とされた状態における開き角度θは、当該ヒンジキャップ1の外部からシール突起19の先端(下端)を視認可能な限界値(視認不可になる開き角度との境界値)に設定されている。また、この開き角度θは、当該ヒンジキャップ1の外部から注出筒10の先端(上端)を視認可能な限界値に設定されている。
具体的に、図4に示される上蓋部3の半開位置における開き角度θは、例えば5°〜30°であり、好ましくは10°〜25°である。
そして、図5及び図6において、仮想平面Sに対して係止壁18が装着筒部2の天壁部5側へ向けて突出する突出量a、装着筒部2に対して上蓋部3がヒンジ部4回りに回動する回動中心と、係止壁18におけるヒンジ部4とは反対側を向く壁面18aとの間の距離r、上蓋部3が半開位置とされた状態における開き角度θ、及び、上蓋部3が閉位置とされた状態における係止壁18の壁面18aと、被係止面13との間の距離△x、の関係が、下記式(1)で表される。
a≧r×tan(θ/2)+△x/sinθ …(1)
この関係式(1)において、「r×tan(θ/2)」は、図5における符号bの寸法を表している。また、「△x/sinθ」は、図5及び図6における符号cの寸法を表している。つまり前記突出量aは、上蓋部3が半開位置とされた状態で所定の開き角度θ以上となるように設定されており、具体的には前記開き角度θにおける符号bと符号cとの和以上となるように設定されている。
尚、上記関係式(1)は、装着筒部2に対する上蓋部3の回転中心軸線(図3において一対の第3ヒンジ32を通り左右方向に延びる上蓋部3の回転軸)に垂直な各縦断面内で、被係止面13及び係止壁18の周方向全域にわたって満たされている。
以上説明した本実施形態のヒンジキャップ1では、図2に示されるように装着筒部2に対して上蓋部3が全開位置とされた状態から、この上蓋部3をヒンジ部4回りに回動させて閉じていく過程において、該上蓋部3の係止壁18が、装着筒部2の収容凹部11の被係止面13に当接するとともに、係止されるようになっている。図4に示されるように係止壁18と被係止面13とが係止され、開き角度θとされた状態で、上蓋部3の半開位置が維持される。
開き角度θとされた上蓋部3の半開位置から、上蓋部3に外力を加えてさらにヒンジ部4回りに回動させることで、係止壁18が弾性変形させられつつ被係止面13上を摺動していき、被係止面13に対する押圧力が最も大きくなる位置を越えると、該係止壁18が復元変形させられるとともに上蓋部3が装着筒部2に向けて接近移動させられて、図1に示されるように上蓋部3が閉位置となる。
このヒンジキャップ1によれば、仮想平面Sから(本実施形態の例では上蓋部3の開口縁から)係止壁18が装着筒部2の天壁部5側に向けて突出する突出量aが、上記関係式(1)により算出されることから、係止壁18と被係止面13との係止によって維持される上蓋部3の半開位置が、所定の開き角度θ以上となるように簡単に設定できる。
以上より、上蓋部3の半開位置における開き角度θを十分に大きく確保でき、よって使用者が、上蓋部3が半開位置にあることを容易に判別でき、これにより上蓋部3が閉位置にあると誤認識することに起因する内容物の漏出や変質等を顕著に防止することが可能である。
また、上蓋部3の軸Oa方向に沿うシール突起19の先端位置が、上蓋部3の開口縁よりも下側(装着筒部2側)に配置されており、上蓋部3が半開位置とされた状態における開き角度θが、当該ヒンジキャップ1の外部からシール突起19の先端を視認可能な限界値に設定されているので、下記の効果が得られる。
すなわち、図4に示されるように、ヒンジキャップ1の外部からシール突起19の先端が視認可能であるか否かを確認することにより、使用者が、上蓋部3が半開位置にあることをより確実に判別できる。
また、上蓋部3が半開位置とされた状態における開き角度θが、当該ヒンジキャップ1の外部から注出筒10の先端を視認可能な限界値に設定されているので、下記の効果が得られる。
すなわち、ヒンジキャップ1の外部から注出筒10の先端が視認可能であるか否かを確認することにより、使用者が、上蓋部3が半開位置にあることをより確実に判別できる。
尚、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、上蓋部3の軸Oa方向に沿うシール突起19の先端位置が、上蓋部3の開口縁よりも下側に配置されているとしたが、これに限定されるものではなく、シール突起19の先端位置は、上蓋部3の開口縁位置と同一であってもよい。この場合においても、ヒンジキャップ1の外部からシール突起19の先端が視認可能であるか否かを確認することにより、使用者が、上蓋部3が半開位置にあることをより確実に判別できる、という上記同様の効果が得られる。
また、上蓋部3の軸Oa方向に沿うシール突起19の先端位置が、上蓋部3の開口縁よりも上側(装着筒部2とは反対側)に配置されていてもよい。
またシール突起19は、注出孔9に着脱可能に嵌合して該注出孔9を閉塞可能な形状とされていればよいことから、前述の実施形態で説明した筒状以外の例えば棒状等であってもよい。また、シール突起19の環状突起24は設けられていなくてもよい。
また、注出筒10(注出孔9)、シール突起19及びカバー筒20の配置は、前述の実施形態で説明したものに限定されない。
ここで、図7〜図9に示されるものは、前述したヒンジキャップ1の変形例である。この変形例では、注出筒10とその注出孔9、シール突起19、カバー筒20が、キャップ軸O上に同軸に配置されている。尚、この変形例において、図7は上蓋部3が閉位置とされた状態、図8は上蓋部3が全開位置とされた状態、図9は上蓋部3が開き角度θの半開位置とされた状態をそれぞれ表している。
また、シール突起19が設けられていなくてもよい。ただしこの場合、上蓋部3の天壁16から垂下設されて注出筒10の径方向外側に着脱可能に嵌合されるシール筒(図示省略)が設けられることが好ましい。
また、注出筒10が設けられていなくてもよい。この場合、天壁部5の上面に注出孔9が直接開口されることになる。
また、カバー筒20が設けられていなくてもよい。
また、図3に示される上面視において、係止壁18及び突出壁12は円弧状の板状とされ、収容凹部11は円弧状の孔状とされているが、これに限定されるものではない。具体的に例えば、これら係止壁18、突出壁12及び収容凹部11の上面視形状は、前述した形状以外の例えば直線状や曲線状等であってもよい。
また、係止壁18が、中央連結片26を周方向から挟むように一対形成されているとしたが、これに限定されるものではなく、係止壁18の数は、単数又は3つ以上であってもよい。
また同様に、突出壁12及び収容凹部11は、複数設けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、収容凹部11においてヒンジ部4側を向く壁面、及び、突出壁12においてヒンジ部4側を向く壁面が一体に形成されて、被係止面13とされているとしたが、これに限定されるものではない。具体的に、例えば突出壁12は設けられていなくてもよく、この場合、収容凹部11の壁面のみにより被係止面13が形成される。
また、図6に2点鎖線で示すように、被係止面13には、係止壁18が係止し、かつ摺接しながら通過可能(言い換えれば、乗り越え可能)とされた係止突起(係止部)33が突設されていてもよい。この場合、係止壁18が被係止面13の係止突起33に係止されることで、上蓋部3が開き角度θの半開位置に安定して維持される。
ここで、図10〜図12に示されるものは、前述したヒンジキャップ1の変形例である。この変形例において、図10は上蓋部3が閉位置とされた状態、図11は上蓋部3が全開位置とされた状態(実線で示される状態)、及び上蓋部3が開き角度θの半開位置とされた状態(2点鎖線で示される状態)を表している。この変形例では、上記係止突起33が、被係止面13の下端(天壁部5を貫通する収容凹部11の下端)にまで延設されている。尚、係止突起33は、被係止面13において周方向に延設されていてもよく、或いは係止壁18に対応する部分にのみ形成されていてもよい。
このような係止突起33が設けられることで、係止壁18が被係止面13に係止されずに該係止突起33を乗り越えてしまうことが抑制され、係止壁18の先端が被係止面13に対してより確実に係止されやすくなる。
また特に図示していないが、係止壁18が係止する被係止面13の係止部として、上記係止突起33の代わりに(又はこれとともに)、被係止面13がえぐられて(窪まされて)形成された係止凹部が設けられていてもよい。この場合、係止凹部に係止された係止壁18の先端が、該係止凹部の内壁(係止凹部のうち係止壁18の先端が当接する内壁面)に摺接しながら通過可能とされて、該係止凹部内から離脱する。
またこの変形例においても、前述した実施形態(図3を参照)と同様に、係止壁18は、上蓋部3の軸Oa回りに沿うように延設されている。そして、図11及び図12に示されるように、仮想平面Sからの係止壁18の突出量aが、軸Oa回りに沿ってヒンジ部4側へ向かうに従い漸次小さくなっている。具体的に、係止壁18において天壁16とは反対側を向く先端は、軸Oa回りに沿うように延びており、該先端の高さ(仮想平面Sから前記先端までの距離)が、装着筒部2に対する上蓋部3の回転中心軸線であるヒンジ部4側へ向かって低くなっている。
このような係止壁18が、被係止面13に当接する際は、被係止面13に対して係止壁18の先端が軸Oa回りに沿うように広範囲に接触(線接触)させられることになり、係止壁18の先端と被係止面13との接触抵抗(摩擦抵抗)を大きく確保できる。具体的に、図11に2点鎖線で示される上蓋部3の半開位置において、係止壁18の先端は、係止突起33の上端縁に沿うようにキャップ軸O回りに延びているとともに、被係止面13に対して線接触している。この変形例によれば、係止壁18が係止部(段部)に確実に係止される。また、係止部に対して係止壁18が摺接しながら通過する際には、一定値以上の負荷(力)が必要となる。これにより、上蓋部3の半開位置(開き角度θ)が、これら係止壁18と係止部との係止関係によって精度よく一定に定められる。従って、上記構成とは異なり例えば係止壁18の突出量aが軸Oa回りに沿って同一であるとともに、該係止壁18の先端のうちヒンジ部4側の端部(切欠き部21側の端部)のみが被係止面13に点接触するような構成に比べて、この変形例の上記構成によれば係止壁18が被係止面13に確実に係止しやすくなる。これにより、上蓋部3が開き角度θの半開位置により安定的に維持される。
また、前述の実施形態では、被係止面13はキャップ軸Oを中心軸とする仮想円筒の周面に沿うように形成され、係止壁18の壁面18aは、被係止面13の形状に対応してキャップ軸Oを中心軸とする仮想円筒の周面に沿うように形成されていて、これら被係止面13の曲率と壁面18aの曲率とが略同一とされているが、これに限定されるものではなく、被係止面13の曲率と壁面18aの曲率とが互いに異なっていてもよい。
また、ヒンジ部4が、中央連結片26と、中央連結片26を周方向から挟むように配設された一対の側方連結片27と、を備えた三点ヒンジであるとしたが、これに限定されるものではなく、ヒンジ部4は例えば一点ヒンジ等であってもよい。
また、前述の実施形態では、装着筒部2に対して上蓋部3がヒンジ部4回りに回動する回動中心を通り該上蓋部3の軸Oaに垂直な仮想平面S上に、上蓋部3の開口縁が一致するように配置されているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、上蓋部3の開口縁は、仮想平面S上に一致していなくてもよい。具体的には、上蓋部3の開口縁が、仮想平面Sに対して上側又は下側に配置されていてもよい。或いは、上蓋部3の開口縁が、周方向に向かうに従い上下方向に凹凸して形成されていたり、傾斜して形成されていてもよい。
また、前述の実施形態では、容器本体50の口部51と装着筒部2の内筒部7とが螺着により連結されているが、これに限定されるものではない。すなわち、これら口部51と内筒部7とは、螺着以外のアンダーカット嵌合や単なる嵌合等により連結されていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 ヒンジキャップ
2 装着筒部
3 上蓋部
4 ヒンジ部
5 天壁部
9 注出孔
10 注出筒
11 収容凹部
13 被係止面
18 係止壁
18a 係止壁においてヒンジ部とは反対側を向く壁面
19 シール突起
32 第3ヒンジ(装着筒部に対する上蓋部の回動中心)
33 係止突起(係止部)
50 容器本体
51 口部
a 突出量
Oa(O) 上蓋部の軸(キャップ軸)
r 上蓋部の回動中心と係止壁の壁面との間の距離
S 仮想平面
△x 係止壁の壁面と被係止面との間の距離
θ 上蓋部が半開位置とされた状態における開き角度

Claims (5)

  1. 内容物が収容される容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着筒部と、
    前記装着筒部にヒンジ部を介して連結された上蓋部と、を備えるヒンジキャップであって、
    前記上蓋部には、前記装着筒部の天壁部に向けて突設されるとともに弾性変形可能な係止壁が形成され、
    前記装着筒部の天壁部には、
    内容物が注出される注出孔と、
    前記注出孔と前記ヒンジ部との間に配置され、前記上蓋部が前記装着筒部の天壁部を閉塞する閉位置に位置したときに前記係止壁が収容される収容凹部と、が形成され、
    前記収容凹部には、前記ヒンジ部側を向く被係止面が形成されており、
    前記上蓋部の開口縁と前記装着筒部の天壁部との間の前記ヒンジ部回りの開き角度が最大となる前記上蓋部の全開位置と、前記上蓋部の閉位置と、の間の前記上蓋部の半開位置が、前記係止壁が前記被係止面に係止することにより維持されるように構成され、
    前記装着筒部に対して前記上蓋部が前記ヒンジ部回りに回動する回動中心を通り該上蓋部の軸に垂直な仮想平面に対して、前記係止壁が前記装着筒部の天壁部側へ向けて突出する突出量a、
    前記回動中心と、前記係止壁における前記ヒンジ部とは反対側を向く壁面との間の距離r、
    前記上蓋部が半開位置とされた状態における前記開き角度θ、
    及び、前記上蓋部が閉位置とされた状態における前記係止壁の前記ヒンジ部とは反対側を向く壁面と、前記被係止面との間の距離△x、の関係式が、
    a≧r×tan(θ/2)+△x/sinθ
    であることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 請求項1に記載のヒンジキャップであって、
    前記上蓋部には、前記装着筒部の前記注出孔に嵌合するシール突起が突設され、
    前記上蓋部の軸方向に沿う前記シール突起の先端位置が、前記上蓋部の開口縁位置と同一、又は該開口縁よりも前記装着筒部側に配置されており、
    前記上蓋部が半開位置とされた状態における前記開き角度θが、当該ヒンジキャップの外部から前記シール突起の先端を視認可能な限界値に設定されることを特徴とするヒンジキャップ。
  3. 請求項1に記載のヒンジキャップであって、
    前記装着筒部の天壁部には、前記上蓋部に向けて注出筒が突設されているとともに、該注出筒の内部が前記注出孔とされ、
    前記上蓋部が半開位置とされた状態における前記開き角度θが、当該ヒンジキャップの外部から前記注出筒の先端を視認可能な限界値に設定されることを特徴とするヒンジキャップ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のヒンジキャップであって、
    前記被係止面には、前記係止壁が係止し、かつ摺接しながら通過可能とされた係止部が設けられていることを特徴とするヒンジキャップ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のヒンジキャップであって、
    前記係止壁は、前記上蓋部の軸回りに沿うように延設されており、
    前記係止壁の前記突出量aが、前記軸回りに沿って前記ヒンジ部側へ向かうに従い漸次小さくなっていることを特徴とするヒンジキャップ。
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