JP2015006071A - 車両用回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転角センサの異常を検出するために実装スペースの拡大が不要であり、コスト増加を抑えることができる車両用回転電機を提供すること。
【解決手段】車両回転電機100は、回転子と、固定子巻線1A、1Bを有する固定子と、電力変換器としてのMOSモジュール群3A、3Bと、回転子の回転角を検出する回転角センサ7と、発電動作時に固定子巻線1A等に誘起される相電圧に基づいて回転角センサ7の異常の有無を判定する回転角センサ異常判定部を有する制御回路8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
従来から、センサを2重系構成にすることでセンサの異常を判定するようにした電気自動車の制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。一方の回転数センサについてエンコーダパルスをサンプリングした情報に基づいて回転数が演算され、他方の回転数センサについてエンコーダパルスをサンプリングした情報に基づいて回転数が演算される。そして、これらの2つの演算結果の偏差があらかじめ定められた値よりも小さいときにセンサが正常であると判定され、大きいときにセンサに異常が生じたことが判定される。
特開平8−205303号公報
ところで、上述した特許文献1の構成では、2個のセンサが必要になるため、これら2個のセンサの実装スペースを確保する必要があり、センサの異常を検出するために実装スペースの拡大が必要であるとともに、部品コストや製品全体のコストが増加するという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、回転角センサの異常を検出するために実装スペースの拡大が不要であり、コスト増加を抑えることができる車両用回転電機を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、回転子、固定子、電力変換器、回転角センサ、回転角センサ異常判定部を備える。固定子は、回転子と対向配置され、固定子巻線を有する。電力変換器は、固定子巻線に誘起される交流電圧を直流電圧に変換、または、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線に印加する。回転角センサは、回転子の回転角を検出する。回転センサ異常判定部は、発電動作時に固定子巻線に誘起される相電圧に基づいて回転角センサの異常の有無を判定する。回転角センサの異常を検出するために2個の回転角センサを備える必要がないため、これら2個の回転角センサを搭載する場合のような実装スペースの拡大が不要であるとともに、部品コストや製品全体のコストの増加を抑えることができる。
一実施形態の車両用回転電機の構成を示す図ある。 MOSモジュールの構成を示す図である。 Hブリッジ回路の構成を示す図である。 回転角センサの具体的な配置例を示す図である。 異常検出動作および通知動作を行う構成を示す図である。 相電圧に基づく回転数検出の説明図である。 相電圧に基づく回転数検出の変形例を示す図である。 相電圧に基づく回転数検出の変形例を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用回転電機について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、一実施形態の車両用回転電機100は、2つの固定子巻線1A、1B、界磁巻線2、2つのMOSモジュール群3A、3B、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9、電源回路10、ダイオード11、コンデンサ12を含んで構成されている。この車両用回転電機100は、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と称されており、電動機の機能と発電機の機能を併せ持っている。
一方の固定子巻線1Aは、U相巻線、V相巻線、W相巻線からなる三相巻線であって、固定子鉄心(図示せず)に巻装されている。同様に、他方の固定子巻線1Bは、X相巻線、Y相巻線、Z相巻線からなる三相巻線であって、上述した固定子鉄心に、固定子巻線1Aに対して電気角で30度ずらした位置に巻装されている。本実施形態では、これら2つの固定子巻線1A、1Bと固定子鉄心によって固定子が構成されている。なお、固定子巻線1A、1Bのそれぞれの相数は3以外であってもよい。
界磁巻線2は、ベルトあるいはギアを介してエンジンとの間で駆動力の入出力を行う回転軸を有する回転子に磁界を発生させるためのものであり、界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成している。
一方のMOSモジュール群3Aは、一方の固定子巻線1Aに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Aは、発電動作時に固定子巻線1Aに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Aに印加する電力変換器として動作する。MOSモジュール群3Aは、固定子巻線1Aの相数に対応する3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWを備えている。MOSモジュール3AUは、固定子巻線1Aに含まれるU相巻線に接続されている。MOSモジュール3AVは、固定子巻線1Aに含まれるV相巻線に接続されている。MOSモジュール3AWは、固定子巻線1Aに含まれるW相巻線に接続されている。
図2に示すように、MOSモジュール3AUは、2つのMOSトランジスタ30、31、電流検出用抵抗32を備えている。一方のMOSトランジスタ30は、ソースが固定子巻線1AのU相巻線に接続され、ドレインがパワー電源端子PBに接続された上アーム(ハイサイド側)のスイッチング素子である。パワー電源端子PBは、例えば定格48Vの高電圧バッテリ200(第1のバッテリ)や高電圧負荷210の正極端子に接続されている。他方のMOSトランジスタ31は、ドレインがU相巻線に接続され、ソースが電流検出用抵抗32を介してパワーグランド端子PGNDに接続された下アーム(ローサイド側)のスイッチング素子である。これら2つのMOSトランジスタ30、31からなる直列回路が高電圧バッテリ200の正極端子と負極端子の間に配置され、これら2つのMOSトランジスタ30、31の接続点にP端子を介してU相巻線が接続されている。また、MOSトランジスタ30のゲート、ソース、MOSトランジスタ31のゲート、電流検出用抵抗32の両端のそれぞれがUVW相ドライバ4Aに接続されている。
MOSトランジスタ30、31のそれぞれのソース・ドレイン間にはダイオードが並列接続されている。このダイオードはMOSトランジスタ30、31の寄生ダイオード(ボディダイオード)によって実現されるが、別部品としてのダイオードをさらに並列接続するようにしてもよい。上アームおよび下アームの少なくとも一方を、MOSトランジスタ以外のスイッチング素子を用いて構成するようにしてもよい。
なお、MOSモジュール3AU以外のMOSモジュール3AV、3AWや後述するMOSモジュール3BX、3BY、3BZも基本的に同じ構成を有しており、詳細な説明は省略する。
他方のMOSモジュール群3Bは、他方の固定子巻線1Bに接続されており、全体で三相ブリッジ回路が構成されている。このMOSモジュール群3Bは、発電動作時に固定子巻線1Bに誘起される交流電圧を直流電圧に変換するとともに、電動動作時に外部(高電圧バッテリ200)から印加される直流電圧を交流電圧に変換して固定子巻線1Bに印加する電力変換器として動作する。MOSモジュール群3Bは、固定子巻線1Bの相数に対応する3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZを備えている。MOSモジュール3BXは、固定子巻線1Bに含まれるX相巻線に接続されている。MOSモジュール3BYは、固定子巻線1Bに含まれるY相巻線に接続されている。MOSモジュール3BZは、固定子巻線1Bに含まれるZ相巻線に接続されている。
UVW相ドライバ4Aは、3個のMOSモジュール3AU、3AV、3AWのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を検出する。同様に、XYZ相ドライバ4Bは、3個のMOSモジュール3BX、3BY、3BZのそれぞれに含まれるMOSトランジスタ30、31の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗32の両端電圧を検出する。
Hブリッジ回路5は、界磁巻線2の両端に接続されており、界磁巻線2に励磁電流を供給する励磁回路である。図3に示すように、Hブリッジ回路5は、2つのMOSトランジスタ50、51、2つのダイオード52、53、電流検出用抵抗54を備えている。ハイサイド側のMOSトランジスタ50とローサイド側のダイオード52が直列に接続されており、この接続点に界磁巻線2の一方端が接続されている。また、ハイサイド側のダイオード53とローサイド側のMOSトランジスタ51と電流検出用抵抗54とが直列に接続されており、ダイオード53とMOSトランジスタ51の接続点に界磁巻線2の他方端が接続されている。このHブリッジ回路5は、パワー電源端子PBとパワーグランド端子PGNDのそれぞれに接続されている。MOSトランジスタ50、51をオンすることにより、Hブリッジ回路5から界磁巻線2に励磁電流が供給される。また、MOSトランジスタ50、51のいずれかをオフすることにより励磁電流の供給が停止されるとともに、ダイオード52、53のいずれかを介して界磁巻線2を流れる励磁電流を環流させることができる。
Hブリッジドライバ6は、Hブリッジ回路5に含まれるMOSトランジスタ50、51の各ゲートに入力する駆動信号を生成するとともに、電流検出用抵抗54の両端電圧を検出する。
回転角センサ7は、回転子の回転角を検出する。例えば、永久磁石とホール素子を用いて回転角センサ7を構成することができる。具体的には、図4に示すように、回転子20の回転軸21先端に永久磁石22を固定するとともに、この永久磁石22と対向する位置にホール素子23、24を配置(例えば、永久磁石22の外周近傍であって互いに90°隔たった位置に配置されている)する。その出力を取り出すことにより、永久磁石22とともに回転する回転子20の回転角を検出することができる。なお、回転角センサ7は、ホール素子23、24以外を用いて構成するようにしてもよい。また、図4に示した永久磁石22の配置や取付方法は一例であって、回転軸21やその周辺構造に合わせて適宜変更するようにしてもよい。
制御回路8は、車両用回転電機100の全体を制御する。この制御回路8には、アナログ−デジタル変換器やデジタル−アナログ変換器が備わっており、他の構成との間で信号の入出力を行う。制御回路8は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)によって構成されており、所定の制御プログラムを実行することにより、UVWドライバ4A、XYZドライバ4B、Hブリッジドライバ6を制御して車両用回転電機100を電動機や発電機として動作させたり、異常検出や通知などの各種処理を行う。
入出力回路9は、制御用ハーネス310を介して外部との間の信号の入出力や、高電圧バッテリ200の端子電圧やパワーグランド端子PGNDの電圧のレベル変換等を行う。入出力回路9は、入出力される信号や電圧を処理するための入出力インタフェースであって、例えばカスタムICによって必要な機能が実現されている。本実施形態では、回転角センサ7の異常を検出するための構成の一部が入出力回路9に含まれており、その構成については後述する。
電源回路10は、定格12Vの低電圧バッテリ202(第2のバッテリ)が接続されており、例えばスイッチング素子をオンオフしてその出力をコンデンサで平滑することにより、5Vの動作電圧を生成する。この動作電圧によって、UVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9が動作する。
コンデンサ12は、電動動作させるためにMOSモジュール3AU等のMOSトランジスタ30、31をオンオフする際に発生するスイッチングノイズを除去あるいは低減するためのものである。図1に示す例では1つのコンデンサ12が用いられているが、スイッチングノイズの大きさに応じて適宜その数を変更することができる。
上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジ回路5、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7(回転子に取り付けられた永久磁石を除く)、制御回路8、入出力回路9、電源回路10が1枚の制御基板102に搭載されている。
また、図1に示すように、車両用回転電機100には、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGNDや、制御グランド端子CGNDと制御電源端子CBと制御用ハーネス310などが取り付けられるコネクタ400が備わっている。パワー電源端子PBは、高電圧の正極側入出力端子であり、高電圧バッテリ200や高電圧負荷210が所定のケーブルを介して接続される。制御電源端子CBは、低電圧の正極側入力端子であり、低電圧バッテリ202や低電圧負荷204が所定のケーブルを介して接続される。
パワーグランド端子PGNDは、第1のグランド端子であって、パワー系回路を接地するためのものである。このパワーグランド端子PGNDは、第1の接続線としての接地用ハーネス320を介して車両フレーム500に接続されている。上述したMOSモジュール群3A、3B(電力変換器)およびHブリッジ回路5(励磁回路)がパワー系回路である。このパワー系回路には、固定子巻線1A、1Bや界磁巻線2と共通の電流が流れるパワー素子としてのMOSトランジスタ30、31、50、51が含まれている。
また、制御グランド端子CGNDは、パワーグランド端子PGNDとは別に設けられた第2のグランド端子であって、制御系回路を接地するためのものである。この制御グランド端子CGNDは、接地用ハーネス320とは別の接地用ケーブル330(第2の接続線)を介して接地されている。この制御グランド端子CGNDと車両用回転電機100のフレーム(以後、「ISGフレーム」と称する)110との間には、入出力回路9の内部配線を介してダイオード11が挿入されている。具体的には、ダイオード11のカソードがフレームグランド端子FLMGNDに接続されており、このフレームグランド端子FLMGNDがISGフレーム110に接続されている。上述したUVW相ドライバ4A、XYZ相ドライバ4B、Hブリッジドライバ6、回転角センサ7、制御回路8、入出力回路9などが制御系回路である。なお、この接地用ケーブル330の接続先は、車両側に用意されたグランド電位(0V)の部位であり、電圧変動がないものとする。また、図1では、ダイオード11は入出力回路9の外部に設けられているが、ダイオード11を入出力回路9に搭載するようにしてもよい。
コネクタ400は、パワー電源端子PB、パワーグランド端子PGND以外の端子(制御グランド端子CGNDや制御電源端子CBなど)に制御用ハーネス310や接地用ケーブル330、その他のケーブルを取り付けるためのものである。
上述した車両用回転電機100のISGフレーム110は、例えばアルミダイカストによって形成された導電体であり、このISGフレーム110がエンジン(E/G)ブロック510にボルトによって固定されている。さらに、エンジンブロック510は接地用ハーネス322によって車両フレーム500に接続されている。
本実施形態の車両用回転電機100はこのような構成を有しており、次に、回転角センサ7の異常を検出する構成および動作について説明する。本実施形態では、発電動作時に一方の固定子巻線1Aに誘起される相電圧に基づいて回転角センサ7の異常の有無を判定する。また、制御回路8には、回転角センサ7の異常発生時にその旨を外部(例えば、ECU600)に通知する通知手段が備わっている。ECU600から運転者に異常発生を知らせることができるため、運転者は、点検や修理、交換を含む早期の対策をとることが可能となる。
上述した異常検出動作や通知動作を行うために、図5に示す構成が備わっている。図5に示す入出力回路9は、変化タイミング検出部90Aを備えている。この変化タイミング検出部90Aは、抵抗91、92、電圧比較器93、パルス生成部94、出力タイミング設定部95、出力許可判定部96を含んでいる。抵抗91、92は、発電動作時に固定子巻線1AのU相巻線に現れる相電圧Vuを分圧する。電圧比較器93は、抵抗91、92によって分圧された相電圧Vu’がプラス入力端子に、所定のしきい値電圧V1’がマイナス入力端子にそれぞれ入力されており、相電圧Vu’の方がしきい値電圧V1’よりも高いときにハイレベル、それ以外のときにローレベルとなる信号を出力する。
なお、実際の相電圧Vu’の波形にはノイズ成分等が含まれていて電圧値が変動するため、閾値にヒステリシスを持たせた電圧比較器93を用いるか、電圧比較器93のプラス入力端子の前段にフィルタを挿入して相電圧Vu’を平滑することが望ましい。あるいは、これら2つの手法を組み合わせて用いるようにしてもよい。
図6において、「Vu」は、固定子巻線1AのU相巻線の電圧を示している。「COMP出力」は、電圧比較器93の出力信号を示している。また、「生成パルス」は、パルス生成部94の出力信号を、「イネーブル信号」は、回転角センサ異常判定部81から出力タイミング設定部95に入力されるイネーブル信号を示している。「許可信号」は、出力タイミング設定部95から出力許可判定部96に入力される許可信号を示している。「出力パルス」は、出力許可判定部96の出力信号を示している。
ダイオード整流モード(後述する)で発電動作中は、相電圧Vuは、回転子20の回転に同期して、グランド電圧VGNDと高電圧バッテリ200の正極側電圧VBATTとの間(正確には、MOSトランジスタ30、31と並列接続されたダイオードの順方向電圧VF(例えば、0.7V)分ずれている)で周期的に変動する。
図6に示す例では、所定のしきい値V1(抵抗91、92によって構成される分圧器の分圧比をrとすると、電圧比較器93のマイナス端子に入力されるしきい値V1’との間には、V1’=r×V1の関係がある)が−0.3Vに設定されている。電圧比較器93の出力は、Vu>V1のときにハイレベルに、それ以外のときにローレベルになる(図6「COMP出力」参照)。パルス生成部94は、このパルス生成部94の出力信号の立ち下がりタイミングを検出し(例えば、エッジ検出が行われる)、この検出したタイミングに同期したパルス信号を出力する(図6「生成パルス」参照)。
出力タイミング設定部95は、イネーブル信号(図6「イネーブル信号参照、後述する)が入力されると、このイネーブル信号に対してフィルタ処理を行って生成した許可信号を出力する(図6「許可信号」参照)。出力許可判定部96は、許可信号が入力されると(許可信号がハイレベルになると)、パルス生成部94から入力されるパルス信号を制御回路8に向けて出力する(図6「出力パルス」参照)。
また、図5に示す制御回路8は、発電モード判定部80、回転角センサ異常判定部81、回転角センサ異常通知部82、CAN(Controller Area Network)制御部83を備えている。発電モード判定部80は、発電動作時における整流動作の内容を示す発電モードを判定する。具体的には、発電モードには、MOSトランジスタ30、31を交互にオンオフして整流動作を行う同期整流モードと、MOSトランジスタ30、31を常時オフした状態で並列接続されたダイオードを通して通電することで整流動作を行うダイオード整流モードとが含まれる。発電動作開始時には発電モードがダイオード整流モードに設定されている。また、ダイオード整流モードによる発電動作中に所定の同期整流開始条件を満たすと、発電モードが同期整流モードに移行する。さらに、同期整流モードによる発電動作中に所定の同期整流終了条件を満たすと、発電モードがダイオード整流モードに移行する。このようにして、同期整流モードによる発電動作とダイオード整流モードによる発電動作とが状況に応じて切り替えられる。
ところで、本実施形態では、低出力発電時(例えば、出力電流(DC)が10A以下)のときにはダイオード整流モードになるように、同期整流開始条件や同期整流終了条件が設定されている。発電モード判定部80は、低出力発電時には発電モードがダイオード整流モードである旨の判定を行う。また、発電モード判定部80によって設定された発電モードの内容は、回転角センサ異常判定部81に送られる。
回転角センサ異常判定部81は、固定子巻線1Aに誘起される相電圧Vuに基づいて検出される回転数N1(第1の回転数)と、回転角センサ7の出力に基づいて検出される回転数N2(第2の回転数)とが一致しないときに、回転角センサ7に異常がある旨の判定を行う。具体的には、回転角センサ異常判定部81は、出力許可判定部96から出力されるパルスの間隔t1(図6)を計測し、このパルス間隔t1と回転子20の極数Pとを用いて回転数N1(rpm)(=(60/t1)/P)を算出する。また、回転角センサ異常判定部81は、このようにして算出した回転数N1と、回転角センサ7の出力に基づいて検出された回転数N2とを比較し、これらが一致しないときに回転角センサ7に異常がある旨の判定を行う。
回転数N1、N2が一致するとは、回転数N1、N2が完全に同じ値を有する場合の他、これらの差が所定値以内にある場合を含んでいる。すなわち、回転数N1、N2の差が所定値以内のときに回転角センサ7が正常である旨の判定が行われ、所定値を超えて差があるときに回転角センサ7に異常がある旨の判定が行われる。また、回転角センサ異常判定部81による回転角センサ7の異常の有無判定は、発電動作時であって、発電モードがダイオード整流モードのときに行われる。上述したように、発電動作時であって低出力発電時にはダイオード整流モードとなるため、回転角センサ7の異常の有無判定を行うタイミングを低出力発電時に限定するようにしてもよい。
ところで、本実施形態では、回転角センサ異常判定部81は、出力許可判定部96から出力されるパルス信号を常時受け取るのではなく、イネーブル信号を出力したタイミングに合わせて受け取るようにしている。回転角センサ異常判定部81は、回転角センサ7の異常判定を行う条件(発電動作時であって、発電モードがダイオード整流モードのとき)を満たすと、パルス信号を取り込むタイミングを示すイネーブル信号を出力する(図6「イネーブル信号」参照)。このイネーブル信号は、回転数に連動して出力タイミングが変化するパルス信号を確実に取り込むことができるように、回転角センサ7によって検出される回転角や回転数に応じて、出力タイミングやハイレベルの期間が設定される。
回転角センサ異常通知部82は、通知手段であって、回転角センサ異常判定部81によって回転角センサ7に異常がある旨の判定が行われたときに、その旨を知らせる通知をECU600に向けて送信する。例えば、CAN制御部83によって実現されるCANプロトコルを用いたCAN通信によってこの通知をECU600に送ることができる。なお、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルを用いたLIN通信等のその他の通信方法を用いるようにしてもよい。
このように、本実施形態の車両用回転電機100では、回転角センサ7の異常を検出するために2個の回転角センサを備える必要がないため、これら2個の回転角センサを搭載する場合のような実装スペースの拡大が不要であり、部品コストや製品全体のコストの増加を抑えることができる。特に、回転角センサ7の異常判定を行うために、固定子巻線1Aの相電圧Vuに基づいて回転数を算出する回路等を追加するだけであり、回転角センサのような大きな部品の追加が不要となる。
また、電力変換器としてのMOSモジュール群3Aは、ダイオードが並列接続された複数のMOSトランジスタ30、31によって構成される三相ブリッジ回路を有しており、回転角センサ異常判定部81は、発電動作時であって、ダイオードを介して電流を流すダイオード整流時に、回転角センサ7の異常の有無を判定している。これにより、MOSトランジスタ30、31をオンオフする際に発生するノイズの影響を排除することができ、相電圧Vuに基づく回転数の検出精度を高めて回転角センサ7の異常を高い精度で検出することが可能となる。
また、車両用回転電機100は、所定出力以下の低出力発電時にダイオード整流を行っており、回転角センサ異常判定部81は、この低出力発電時に回転角センサ7の異常の有無を判定している。低出力発電時であればダイオード整流に伴う発熱を抑えることができる。
また、固定子巻線1Aの相巻線に誘起される相電圧Vuと所定のしきい値V1とを比較し、相電圧Vuが所定のしきい値V1を超えて変化するタイミングを検出する電圧比較器93を有している。回転角センサ異常判定部81は、電圧比較器93によって検出される変化タイミングの繰り返し間隔t1に基づいて回転数を算出している。これにより、容易かつ高精度で回転数検出を行うことが可能となる。
特に、上述したしきい値V1は、グランド電圧VGNDよりも低い電圧(−0.3V)に設定されている。これにより、相電圧の振幅が大きくなって確実に発電を行っているときに、相電圧Vuに基づく回転数検出を行うことができ、相電圧Vuに基づく回転数の検出精度を高めて回転角センサ7の異常を高い精度で検出することが可能となる。
また、回転角センサ異常判定部81によって回転角センサ7に異常があることが判定されたときにその旨を外部に通知する回転角センサ異常通知部82を有している。これにより、運転者に異常発生を知らせることが可能になり、点検や修理、交換を含む早期の対策をとることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、ISGとして動作する車両用回転電機100について説明したが、回転角センサ7を備えるものであれば、電動動作および発電動作のいずれかのみを行う車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、2つの固定子巻線1A、1Bと2つのMOSモジュール群3A、3Bを備えるようにしたが、一方の固定子巻線1Aと一方の整流器モジュール群3Aを備える車両用回転電機や、3つ以上の固定子巻線やMOSモジュールを備えた車両用回転電機についても本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、固定子巻線1Aの相巻線に誘起される相電圧Vuと比較される所定のしきい値V1をグランド電圧VGNDよりも低い電圧(−0.3V)としたが、他の電圧に設定するようにしてもよい。例えば、所定のしきい値を、高電圧バッテリ200の正極側電圧VBATTよりも高い電圧とする場合にも、相電圧の振幅が大きくなって確実に発電を行っているときに、相電圧に基づく回転数検出を行うことができ、相電圧に基づく回転数の検出精度を高めて回転角センサ7の異常を高い精度で検出することが可能となる。
また、上述した実施形態では、一方の固定子巻線1Aの一の相電圧Vuに対応するように一つの変化タイミング検出部90Aを設けたが、固定子巻線1Aの複数の相電圧のそれぞれに対応して変化タイミング検出部を設けるようにしてもよい。図7に示す例では、固定子巻線1Aの相電圧Vuに対応するように変化タイミング検出部90Aが設けられ、固定子巻線の1Aの相電圧Vvに対応するように変化タイミング検出部90Bが設けられている。変化タイミング検出部90Bは、変化タイミング検出部90Aと同じ構成を有している。但し、変化タイミング検出部90A、90Bのそれぞれに備わった電圧比較器93のしきい値V1は、同じ値を用いてもよいし、異なる値を用いるようにしてもよい。
あるいは、2つの固定子巻線1A、1Bのそれぞれの相電圧に対応して変化タイミング検出部を設けるようにしてもよい。図8に示す例では、固定子巻線1Aの相電圧Vuに対応するように変化タイミング検出部90Aが設けられ、固定子巻線の1Bの相電圧Vx(固定子巻線1BのX相巻線に現れる相電圧)に対応するように変化タイミング検出部90Cが設けられている。変化タイミング検出部90Cは、変化タイミング検出部90Aと同じ構成を有している。但し、変化タイミング検出部90A、90Cのそれぞれに備わった電圧比較器93のしきい値V1は、同じ値を用いてもよいし、異なる値を用いるようにしてもよい。
回転角センサ異常判定部81は、2つの電圧比較器93のそれぞれについて回転数N1を算出し、これら2つの回転数N1のいずれもが、回転角センサ7の出力に基づいて検出される回転数N2と一致しないときに、回転角センサ7に異常がある旨の判定を行う。これにより、回転角センサ7の異常検出に必要な構成の冗長性を増すことができ、回転角センサ7の異常検出精度をさらに向上させることが可能となる。また、複数の回転数N1のいずれか一つでも回転数N2と一致していれば回転角センサ7に異常なしと判定することにより、相電圧に基づいて複数の回転数算出を行った際のばらつきによる回転角センサ異常の誤検出を防止することができる。
上述したように、本発明によれば、回転角センサの異常を検出するために2個の回転角センサを備える必要がないため、これら2個の回転角センサを搭載する場合のような実装スペースの拡大が不要であるとともに、部品コストや製品全体のコストの増加を抑えることができる。
1A、1B 固定子巻線
3A、3B MOSモジュール群
7 回転角センサ
20 回転子
30、31、50、51 MOSトランジスタ
81 回転角センサ異常判定部
82 回転角センサ異常通知部

Claims (10)

  1. 回転子(20)と、
    前記回転子と対向配置され、固定子巻線(1A、1B)を有する固定子と、
    前記固定子巻線に誘起される交流電圧を直流電圧に変換、または、外部から印加される直流電圧を交流電圧に変換して前記固定子巻線に印加する電力変換器(3A、3B)と、
    前記回転子の回転角を検出する回転角センサ(7)と、
    発電動作時に前記固定子巻線に誘起される相電圧に基づいて前記回転角センサの異常の有無を判定する回転角センサ異常判定部(81)と、
    を備えることを特徴とする車両用回転電機。
  2. 請求項1において、
    前記回転角センサ異常判定部は、前記固定子巻線に誘起される相電圧に基づいて検出される第1の回転数と、前記回転角センサによって検出される第2の回転数とが一致しないときに、前記回転角センサに異常がある旨の判定を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  3. 請求項2において、
    前記電力変換器は、ダイオードが並列接続された複数のスイッチング素子(30、31)によって構成されるブリッジ回路を有し、
    前記回転角センサ異常判定部は、発電動作時であって、前記ダイオードを介して電流を流すダイオード整流時に、前記回転角センサの異常の有無を判定することを特徴とする車両用回転電機。
  4. 請求項3において、
    所定出力以下の低出力発電時に前記ダイオード整流が行われ、
    前記回転角センサ異常判定部は、前記低出力発電時に、前記回転角センサの異常の有無を判定することを特徴とする車両用回転電機。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項において、
    前記固定子巻線に誘起される相電圧と所定のしきい値とを比較し、相電圧が所定のしきい値を超えて変化するタイミングを検出する電圧比較器とをさらに備え、
    前記回転角センサ異常判定部は、前記電圧比較器によって検出される変化タイミングの繰り返し間隔に基づいて前記第1の回転数を算出することを特徴とする車両用回転電機。
  6. 請求項5において、
    前記所定のしきい値は、グランド電圧よりも低い電圧、あるいは、外部に接続されるバッテリの正極側電圧よりも高い電圧であることを特徴とする車両用回転電機。
  7. 請求項5または6において、
    前記固定子巻線に対応する複数の前記電圧比較器を備え、
    前記回転角センサ異常判定部は、複数の前記電圧比較器のそれぞれについて前記第1の回転数を算出することを特徴とする車両用回転電機。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項において、
    前記固定子巻線には複数の三相巻線が含まれており、
    前記複数の三相巻線のそれぞれに対応して前記電圧比較器を備え、
    前記回転角センサ異常判定部は、前記複数の三相巻線に対応する複数の前記電圧比較器のそれぞれについて前記第1の回転数を算出することを特徴とする車両用回転電機。
  9. 請求項7または8において、
    前記回転角センサ異常判定部は、複数の前記電圧比較器に対応する複数の前記第1の回転数のいずれもが、前記回転角センサによって検出される前記第2の回転数と一致しないときに、前記回転角センサに異常がある旨の判定を行うことを特徴とする車両用回転電機。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項において、
    前記回転角センサ異常判定部によって前記回転角センサに異常があることが判定されたときにその旨を外部に通知する通知手段(83)を有することを特徴とする車両用回転電機。
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