JP2015005126A - 解析装置及び運転表示システム - Google Patents

解析装置及び運転表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015005126A
JP2015005126A JP2013129886A JP2013129886A JP2015005126A JP 2015005126 A JP2015005126 A JP 2015005126A JP 2013129886 A JP2013129886 A JP 2013129886A JP 2013129886 A JP2013129886 A JP 2013129886A JP 2015005126 A JP2015005126 A JP 2015005126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trigger information
information
drive recorder
display
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013129886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6231786B2 (ja
Inventor
隆弘 釣田
Takahiro Tsurita
隆弘 釣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Energy System Corp
Original Assignee
Yazaki Energy System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Energy System Corp filed Critical Yazaki Energy System Corp
Priority to JP2013129886A priority Critical patent/JP6231786B2/ja
Publication of JP2015005126A publication Critical patent/JP2015005126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6231786B2 publication Critical patent/JP6231786B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】車両において質の高い点検を行うことができる運転表示システムを提供する。
【解決手段】コンピュータ52は、ドライブレコーダ30に記録されているトリガ情報を取得する(S11)。コンピュータ52は、テーブルを参照して得られるトリガ情報の優先度、及びトリガ情報の記録時刻をもとに、あらかじめ定められた個数のトリガ情報を抽出する(S12)。コンピュータ52は、抽出したトリガ情報に対応する映像データを取得する(S13)。コンピュータ52は、取得したトリガ情報に基づく映像データ、及び安全重点項目確認をディスプレイ60の画面に表示する(ステップS14)
【選択図】図7

Description

本発明は、ドライブレコーダに記録された各種の情報を参照可能な解析装置、及びその解析装置とドライブレコーダとを備えた運転表示システムに関する。
ドライブレコーダによって検出された安全運転に関する各種情報を事務所側の電子機器に転送し、この電子機器に安全運転の結果を出力させるシステムが運行管理に利用されている。
この種の先行技術として、特許文献1には、ドライブレコーダによって検出される、エコ・安全運転診断用のトリガを特定し、このトリガの検出回数を表示することが開示されている。
特開2010−182211号公報
しかしながら、従来の運転表示システムでは、始業時の点呼の際に、所定の項目についての注意喚起を促す情報が乗務員に提示されるのみで、乗務員自身の運行履歴に基づいた注意喚起を促す情報が乗務員に提示されるものではなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、始業時の点呼の際に、質の高い点検を行うことができる運転表示システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る解析装置は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) ドライブレコーダに記録された各種の情報を参照可能な解析装置であって、
前記ドライブレコーダによって記録された、危険運転とみなされる事象に関する各種のトリガ情報を参照し、前記参照されたトリガ情報の中から優先度の高いトリガ情報を所定の個数抽出し、前記抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
こと。
(2) 上記(1)の構成の解析装置であって、
前記優先度の高いトリガ情報を、記録された時点の新しいものから所定の個数抽出する、
こと。
(3) 上記(2)の構成の解析装置であって、
前記優先度の高いトリガ情報を、記録された時点の新しいものから所定の個数抽出し、あらかじめ設定された規則で前記抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
こと。
(4) 上記(1)から(3)のいずれか1つの構成の解析装置であって、
始業時の点呼の際、前記注意喚起を促す表示を出力する、
こと。
(5) 上記(1)から(4)のいずれか1つの構成の解析装置であって、
前記ドライブレコーダに前記トリガ情報が記録されていない場合、乗務員によって所持される記録媒体に記録された情報、または当該乗務員に対応付けられて当該解析装置に記録された情報を参照し、前記参照された情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
こと。
上記(1)の構成の解析装置によれば、解析装置が、ドライブレコーダに記録された優先度の高いトリガ情報を抽出し、この抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する。
上記(2)の構成の解析装置によれば、最新のトリガ情報だけを抽出するので、直近の運転に対する適切な注意喚起が可能となる。
上記(3)の構成の解析装置によれば、乗務員に適した表示の仕方で注意喚起を促すことができる。
上記(4)の構成の解析装置によれば、始業時の点呼の際に、質の高い点検を行うことができる。
上記(5)の構成の解析装置によれば、例えば乗務員が別のタクシー車両を乗車する場合や暫時運転を休んでいた場合でも、適切な注意喚起が可能となる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る運転表示システムは、下記(6)を特徴としている。
(6) 上記(1)から(5)のいずれか1つの解析装置と、前記ドライブレコーダと、を備える運転表示システム。
上記(6)の構成の運転表示システムによれば、解析装置が、ドライブレコーダに記録された優先度の高いトリガ情報を抽出し、この抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する。
本発明の解析装置及び運転表示システムによれば、解析装置が、ドライブレコーダに記録された優先度の高いトリガ情報を抽出し、この抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力するので、事務所での始業時の点呼の際に、質の高い点検を行うことができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態における運転表示システムの全体の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態における運転表示システムのタクシーメータ及びドライブレコーダのハードウェア構成を示す図である。 図3は、タクシーメータの外観を示す図である。 図4は、トリガ情報に対応する注意喚起を促す情報が登録されたテーブルの登録内容を示す図である。。 図5は、本発明の実施形態における解析装置の表示動作手順を示すフローチャートである。 図6は、図5のステップS4における画像表示手順を示すフローチャートである。 図7は、解析装置におけるディスプレイの画面の表示内容を示す図である。
本発明の実施形態における解析装置、及びその解析装置を含む運転表示システムについて図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態における運転表示システム1の全体の構成を示す図である。運転表示システム1は、車両3に搭載されたドライブレコーダ30と、事務所5側に設置された解析装置50と、を含んで構成される。さらに、運転表示システム1は、車両3に搭載されたタクシーメータ10を含んで構成される。
タクシーメータ10には、ICカードリーダ14(読取部)が接続される。また、乗務員は、スマートフォン40を所持しているものとする。スマートフォン40はアクセスポイント70に無線LANで接続可能である。
解析装置50は、汎用のコンピュータ52、ディスプレイ60、プリンタ80及びICカードリーダ55を有し、点呼ソフトウェア、運行確認ソフトウェア及び入庫ソフトウェアを搭載し、これらのソフトウェアを実行することにより車両3の運行を管理する。また、解析装置50は、これらのソフトウェアの運転履歴を解析し、その解析結果をディスプレイ60に出力する。また、コンピュータ52は、ROM52aに後述するテーブル(図4参照)が格納される。
また、コンピュータ52は、LANケーブル56を介してアクセスポイント70に接続される。タクシーメータ10及びドライブレコーダ30は、アクセスポイント70に無線LANで接続可能である。このため、コンピュータ52は、アクセスポイント70を介して、入庫中の車両に搭載されたタクシーメータ10及びドライブレコーダ30との間でデータの送受信を行うことができる。
図2は、タクシーメータ10及びドライブレコーダ30のハードウェア構成を示す図である。タクシーメータ10は、制御部15を備える。制御部15は、タクシーメータ10の全体制御を行う。制御部15は、CPU11の他、これに接続される、RAM12、ROM13、カードリーダライタI/F14、各種インタフェース16A〜16D及びリアルタイムクロック(RTC)17を有する。
CPU11は、ROM13に格納された制御プログラムを実行し、全体の動作を制御する。RAM12はワーキングメモリとして使用される。
ROM13には、各種の動作プログラムが格納される。
カードリーダライタI/F(ICカードリーダ)14は、乗務員証であるICカード(メモリカード)19と非接触で接続され、ICカード19(記録媒体)との間でデータの送受信を行う。なお、記録媒体としては、ICカードに限らず、単なるメモリカードでもよく、また、その形状はカード型に限らず、スティック型等でもよい。
インタフェース(I/F)16Aには、外部機器であるプリンタ23及び通信モジュール24(通信部)が接続される。CPU11は、インタフェース16Aを介してプリンタ23に運行記録や領収書等の印刷を指示する。CPU11は、通信モジュール24を介してドライブレコーダ30内の通信モジュール35とデータ通信を行う。通信には、USBケーブルを利用した有線接続による通信、またはBluetooth(登録商標)等の無線規格を利用した無線接続による通信が使用される。また、CPU11は、通信モジュール24を介してアクセスポイント70に無線接続され、解析装置50のコンピュータ52とデータ通信を行う。
インタフェース16Bには、GPS受信器21が接続される。CPU11は、GPS受信器21を介して現在位置情報を取得する。インタフェース16Cには、ETC車載器22が接続される。CPU11は、ETC車載器22を介して高速道路等の通行料金の支払いを行う。
インタフェース16Dには、モニタ20が接続される。モニタ20は、運行料金(運賃)等の他を表示する。
RTC(時計IC)17は現在時刻を計時する。
また、CPU11は、内蔵するI/Oポートを介して、タクシーメータ10の筐体10a(図3参照)の前面に配置されたタリフボタン45の押下(タリフ情報)や各種の操作ボタン46の押下等を入力するとともに、車速センサ等からのスピード信号を入力する。
一方、ドライブレコーダ30は、CPU31、インタフェース33Aを介して接続される通信モジュール35、インタフェース33Bを介して接続されるメモリカード36、インタフェース33Cを介して接続されるSDRAM37、インタフェース33Dを介して接続されるカメラ38、及びインタフェース33Eを介して接続されるGセンサ39を内蔵する。
通信モジュール35は、タクシーメータ10内の通信モジュール24と通信を行う。CPU31は、通信モジュール35を介してタクシーメータ10内の通信モジュール24とデータ通信を行う。通信には、USBケーブルを利用した有線接続による通信、またはBluetooth(登録商標)等の無線規格を利用した無線接続による通信が使用される。また、CPU31は、通信モジュール35を介してアクセスポイント70に無線接続され、解析装置50のコンピュータ52とデータ通信を行う。
メモリカード36は、ドライブレコーダ30に挿抜自在に装着される。SDRAM37は、急減速や急ハンドル等の危険運転とみなされるイベント(事象)の発生に伴うトリガ情報、及びこのトリガ情報によって撮影された映像等が記録される。また、SDRAM37には、乗務員の運転によるイベントの発生以外に、車両自体のトラブルによるイベント発生(例えば、センサ異常等)に伴うトリガ情報及び映像等も記録される。
カメラ38は、車両3の前方等に設置され、イベント発生の前後の映像を記録するために撮影する。Gセンサ39は、車両3に加わる衝撃を感知し、イベント信号を出力する。
図3はタクシーメータ10の外観を示す図である。タクシーメータ10の筐体10aの前面中央には、運賃等を表示するモニタ20の画面が配置されている。また、モニタ画面の周囲には、「空車」、「賃走」、「迎車」、「高速」等のタリフボタン45や、各種の操作ボタン46が配置されている。
図4はトリガ情報に対応する注意喚起を促す情報が登録されたテーブルの登録内容を示す図である。このテーブルは、前述したように、ROM52aに格納されている。本実施形態では、トリガ情報に優先度が設定されている。例えば、「急発進・急加速」、「急減速」、「急ハンドル」等のトリガ情報は、優先度が最も高いことを表すAランクに設定されている。また、「最高速度」、「速度オーバー」等のトリガ情報は、優先度が2番目に高いことを表すBランクに設定されている。また、「長時間運転」、「バック走行」、「温度センサ異常」等のトリガ情報は比較的に優先度が低いことを表すCランクに設定されている。なお、これらのトリガ情報のランク付けは任意に設定可能である。
また、各トリガ情報に対応する、安全に関する情報(注意喚起を促す情報)が登録されている。この注意喚起を促す情報は、後述するように、ディスプレイ60の画面に文字列として表示される。
上記構成を有する運転表示システム1における解析装置50の動作を示す。図5は解析装置50のコンピュータ52の表示動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、ROM52aに格納されており、コンピュータ52によって実行される。
まず、コンピュータ52は、ICカードリーダ55を介して乗務員証のICカード19に記録された情報を読み取る。そして、ICカード19から読み取った情報から始業点呼モードであるか否かを判別する(ステップS1)。例えば、前回車両を入庫した時間から所定時間経過している場合、始業点呼モードに切り替える。始業点呼モードに切り替えることができない場合、コンピュータ52は、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、始業点呼モードに切り替えられた場合、コンピュータ52は、安全重点項目を確認するか否かを判別する(ステップS2)。安全重点項目を確認するか否かの判断は、例えば、乗務員によって、特定の操作ボタンが押下されたか否かで行われる。
ステップS2で安全重点項目を確認しない場合、コンピュータ52はステップS1の処理に戻る。一方、安全重点項目を確認する場合、コンピュータ52は、アクセスポイント70を介してドライブレコーダ30と通信を行い、ドライブレコーダ30内のSDRAM37にアクセスする。そして、最新のトリガ情報が記録されているか否かを判別する(ステップS3)。最新のトリガ情報としては、例えば1週間以内に記録されたものであるか等である。また、トリガ情報には、前述したように、乗務員の運転によるものの他、車両自体のトラブルによるものも含まれる。
最新のトリガ情報が記録されている場合、コンピュータ52は、ドライブレコーダ30に記録されたそれらのトリガ情報及びそのトリガ情報に対応付けられた映像等を読み取り、ディスプレイ60の画面に表示する(ステップS4)。この後、コンピュータ52はステップS1の処理に戻る。
一方、ステップS3で最新のトリガ情報が記録されていない場合、コンピュータ52は、ICカード19に記録されている各種の情報、例えば乗務員の属性情報、を読み取り、ディスプレイ60の画面に表示する(ステップS5)。この後、コンピュータ52はステップS1の処理に戻る。
図6は、図5のステップS4における画像表示手順を示すフローチャートである。コンピュータ52は、ドライブレコーダ30に記録されているトリガ情報を取得する(ステップS11)。
コンピュータ52は、図4に示すテーブルを参照して得られるトリガ情報の優先度、及びトリガ情報の記録時刻をもとに、あらかじめ定められた個数(所定の個数)のトリガ情報を抽出する(ステップS12)。さらに、コンピュータ52は、所定の個数抽出したトリガ情報に対応する映像等のデータを取得する(ステップS13)。
コンピュータ52は、取得したトリガ情報及びそのトリガ情報に対応付けられた情報をもとに、ディスプレイ60の画面に安全重点項目確認を表示する(ステップS14)。この安全重点項目確認の画面では、後述する図7に示すように、注意喚起を促す情報60a、トリガ情報の頻度を表すチャート60b、トリガ情報に基づくイベント発生地点の映像60c、及び確認ボタン60dが表示される。この後、コンピュータ52は元の処理に復帰する。
なお、ステップS5における画像表示処理は、ステップS11の処理において、データの読み取り先をドライブレコーダ30のSDRAM37からICカード19へ置き換えるだけでよく、図6と同様の手順で行われる。
図7は解析装置50におけるディスプレイ60の画面の表示内容を示す図である。図7(A)に示すように、ディスプレイ60の画面の左上方には、乗務員である「○○さんの運転傾向」として、図4に示すテーブルを参照して得られる「急減速の割合が高い」といった注意喚起を促す情報60aが表示される。
また、画面の左下方には、トリガ情報が発生した時点にドライブレコーダ30によって撮影された映像60cが表示されている。また、画面の右側には、4つのトリガ情報の頻度がチャート60bとして表示されている。ここでは、「最高速度」、「急減速」、「速度オーバー」、「急発進・急加速」の4つのトリガ情報が示されている。このチャートは、トリガ発生回数の多寡(頻度)が分かるように描画されている。ディスプレイ60の画面上で確認ボタン60dもしくはこれに対応する操作ボタン46が押下されると、この画面は閉じられる。
本実施形態の運転表示システムによれば、優先度の高いトリガ情報の中から、設定された個数のトリガ情報を抽出し、抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す情報が表示される。従って、事務所での始業時の点呼の際に質の高い点検を行うことができる。即ち、始業時の点呼の際、乗務員自身の運行履歴等に基づき、運転直前に安全に関する情報、つまり注意喚起を促す情報を得ることができ、乗務員の更なる安全意識の向上に繋げることができる。また、乗務員の運転による注意喚起を促す情報の表示の他、車両自体のトラブルによる注意喚起を促す情報の表示も可能である。
このように、事務所にて始業時の点呼を行うことができ、しかも、乗務員の運転による運転履歴に対応する注意喚起が行われるので、点呼の質を高めることができる。また、最新のトリガ情報だけを抽出するので、直近の運転に対する適切な注意喚起が可能となる。
また、あらかじめ設定された規則で、例えば優先度の高い順、あるいは記録時点の新しい順に注意喚起を促す表示を出力するので、乗務員に適した表示の仕方で注意喚起を促すことができる。また、表示規則の設定の仕方は任意に変更可能である。図7(B)に示すように、複数表示する場合、優先度の高い順に、つまり、「急減速の割合が高い」の次に「バック時の速度が大きい」といった具合に注意喚起を促す情報60aが表示されてもよい。
また、ドライブレコーダ30にトリガ情報が記録されていない場合、乗務員が所持するICカード19に記録されたトリガ情報を参照するので、例えば乗務員が別のタクシー車両を乗車する場合や暫時運転を休んでいた場合でも、適切な注意喚起が可能である。また、始業点呼モード時の適切なタイミングで、乗務員は注意喚起を促す情報の表示を確認することができる。
また、ドライブレコーダ30にトリガ情報が記録されていない場合、解析装置50は、ICカード19の代わりに、コンピュータ52に記録されているトリガ情報を参照するようにしてもよい。この場合、ICカード19によって識別される乗務員に対応付けて記録されている、過去の運転履歴に含まれるトリガ情報を参照する。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、解析装置50のディスプレイ60に注意喚起を促す情報を表示したが、タクシーメータに接続された外部のディスプレイに注意喚起を促す情報を表示するようにしてもよい。さらに、外部のディスプレイとして、タクシーメータに有線で接続された別のディスプレイ装置に限らず、無線接続されたスマートフォン40を用いてもよい。スマートフォン40にデータを転送して表示させる場合、乗務員は、事務所外での勤務時においても、注意喚起を促す表示を確認することができる。
本発明は、ドライブレコーダとタクシーメータを備えた運転表示システムにおいて、車両において質の高い点検を行うことができ、有用である。
ここで、上述した本発明に係る解析装置及び運転表示システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
ドライブレコーダ(30)に記録された各種の情報を参照可能な解析装置(50)であって、
前記ドライブレコーダ(30)によって記録された、危険運転とみなされる事象に関する各種のトリガ情報を参照し、前記参照されたトリガ情報の中から優先度の高いトリガ情報を所定の個数抽出し、前記抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
ことを特徴とする解析装置(50)。
[2]
前記優先度の高いトリガ情報を、記録された時点の新しいものから所定の個数抽出する、
ことを特徴とする[1]に記載の解析装置(50)。
[3]
前記優先度の高いトリガ情報を、記録された時点の新しいものから所定の個数抽出し、あらかじめ設定された規則で前記抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
ことを特徴とする[2]に記載の解析装置(50)。
[4]
始業時の点呼の際、前記注意喚起を促す表示を出力する、
ことを特徴とする[1]から[3]のいずれか1項に記載の解析装置(50)。
[5]
前記ドライブレコーダ(30)に前記トリガ情報が記録されていない場合、乗務員によって所持されるICカード(19)に記録された情報、または当該乗務員に対応付けられて当該解析装置(50)に記録された情報を参照し、前記参照された情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
ことを特徴とする[1]から[4]のいずれか1項に記載の解析装置(50)。
[6]
[1]から[5]のいずれか1項に記載の解析装置(50)と、前記ドライブレコーダ(30)と、を備える運転表示システム。
1 運転表示システム
3 車両
5 事務所
10 タクシーメータ
10a 筐体
11、31 CPU
12 RAM
13 ROM
14、55 ICカードリーダ(カードリーダライタI/F)
15 制御部(解析部)
16A〜16D、33A〜33E インタフェース(I/F)
17 リアルタイムクロック(RTC)
19 ICカード(メモリカード)
20 モニタ
20a 注意喚起を促す情報
20b チャート
20c 映像
20d 確認ボタン
21 GPS受信器
22 ETC車載器
23 プリンタ
24、35 通信モジュール
30 ドライブレコーダ
36 メモリカード
37 SDRAM
38 カメラ
39 Gセンサ
40 スマートフォン
45 タリフボタン
46 操作ボタン
50 解析装置
52 汎用のコンピュータ
60 ディスプレイ装置
70 アクセスポイント
80 プリンタ

Claims (6)

  1. ドライブレコーダに記録された各種の情報を参照可能な解析装置であって、
    前記ドライブレコーダによって記録された、危険運転とみなされる事象に関する各種のトリガ情報を参照し、前記参照されたトリガ情報の中から優先度の高いトリガ情報を所定の個数抽出し、前記抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
    ことを特徴とする解析装置。
  2. 前記優先度の高いトリガ情報を、記録された時点の新しいものから所定の個数抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の解析装置。
  3. 前記優先度の高いトリガ情報を、記録された時点の新しいものから所定の個数抽出し、あらかじめ設定された規則で前記抽出されたトリガ情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の解析装置。
  4. 始業時の点呼の際、前記注意喚起を促す表示を出力する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の解析装置。
  5. 前記ドライブレコーダに前記トリガ情報が記録されていない場合、乗務員によって所持される記録媒体に記録された情報、または当該乗務員に対応付けられて当該解析装置に記録された情報を参照し、前記参照された情報に対応する注意喚起を促す表示を出力する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の解析装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の解析装置と、前記ドライブレコーダと、を備える運転表示システム。
JP2013129886A 2013-06-20 2013-06-20 解析装置及び運転表示システム Active JP6231786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129886A JP6231786B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 解析装置及び運転表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129886A JP6231786B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 解析装置及び運転表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015005126A true JP2015005126A (ja) 2015-01-08
JP6231786B2 JP6231786B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=52300969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013129886A Active JP6231786B2 (ja) 2013-06-20 2013-06-20 解析装置及び運転表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6231786B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016199287A1 (ja) * 2015-06-12 2016-12-15 三菱電機株式会社 車体映像記録装置および車体映像記録方法
JP2019091394A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 株式会社ナブアシスト 運転者点呼システム
JP2020102040A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 指導情報の出力方法および指導情報の出力システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001250139A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Yazaki Corp 走行状態解析装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2007058357A1 (ja) * 2005-11-21 2007-05-24 Optex Co., Ltd. 運転挙動記録装置
JP2010231776A (ja) * 2009-03-04 2010-10-14 Denso Corp 運転支援装置
JP2011077898A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ten Ltd 表示装置、表示方法、および、プログラム
JP2013101083A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Hitachi Automotive Systems Ltd ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置、方法及びサーバ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001250139A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Yazaki Corp 走行状態解析装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2007058357A1 (ja) * 2005-11-21 2007-05-24 Optex Co., Ltd. 運転挙動記録装置
WO2007058358A1 (ja) * 2005-11-21 2007-05-24 Optex Co., Ltd. 運転挙動記録装置
JP2010231776A (ja) * 2009-03-04 2010-10-14 Denso Corp 運転支援装置
JP2011077898A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ten Ltd 表示装置、表示方法、および、プログラム
JP2013101083A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Hitachi Automotive Systems Ltd ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置、方法及びサーバ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016199287A1 (ja) * 2015-06-12 2016-12-15 三菱電機株式会社 車体映像記録装置および車体映像記録方法
JPWO2016199287A1 (ja) * 2015-06-12 2017-10-12 三菱電機株式会社 車体映像記録装置および車体映像記録方法
JP2019091394A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 株式会社ナブアシスト 運転者点呼システム
JP2020102040A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 指導情報の出力方法および指導情報の出力システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6231786B2 (ja) 2017-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11321970B2 (en) Method and system for logging vehicle behavior
EP2495703B1 (en) Operation management device to be mounted to a moving object, portable information terminal, operation management server, and computer program
CN104903682B (zh) 针对来自基于车辆的监视器的下载信息的服务器请求
JP6421355B2 (ja) 走行情報取得システム、通信端末装置、サーバ装置、コンピュータプログラム、走行情報取得方法、及びメーターパネル
GB2486384A (en) Logging driving information using a mobile telecommunications device
JP5814592B2 (ja) 運転内容評価装置
JP6231786B2 (ja) 解析装置及び運転表示システム
JP5847115B2 (ja) 車両挙動解析システム、車両挙動解析装置及び車両挙動解析プログラム
JP2004013234A (ja) 車輌事故状況情報自動収集システム
JP6280722B2 (ja) 画像解析システム、解析装置および解析方法
JP2019152942A (ja) 点呼システム
JP2005165982A (ja) 運行記録車載装置
JP2023044183A (ja) 車載装置
JP6175282B2 (ja) ドライブレコーダ
WO2021024496A1 (ja) 車両運行情報表示システム、方法及びプログラム
JP2019144709A (ja) 運転評価システム及び運転評価装置
JP2013109396A (ja) タクシーメータ
JP2017004388A (ja) 車載記録装置
JP2019066929A (ja) 車載器および作業管理システム
KR20130086337A (ko) 단말기, 이를 이용한 확인 서비스 시스템 및 방법
JP2014235598A (ja) タクシーメータ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150123

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6231786

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250