JP6175282B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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本発明は、車両に搭載されるドライブレコーダに関する。
特許文献1には、車載カメラが撮影した画像を車両の運転状態情報とともに記録するドライブレコーダが開示されている。
特開2010−182212号公報
特許文献1に記載のドライブレコーダは、ディスプレイ及び各種ボタンから構成される操作コンピュータを備え、当該操作コンピュータを用いてレコーダ動作中にいつでも、画像記録条件等を含むレコーダ動作の設定条件(動作設定条件)を変更できるように構成されている。つまり、このドライブレコーダでは、ユーザが操作コンピュータによって所定の操作をした場合、車両運転中であっても操作コンピュータを介して動作設定条件の変更を開始することができる。車両の運転をしながらユーザが操作コンピュータを操作すると、車両運転時の安全管理がおろそかになるだけでなく、ドライブレコーダの動作設定条件の変更ミスが生じるおそれがある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、安全性や操作性を損なうことなく入力装置を用いて動作設定条件を変更することが可能なドライブレコーダを提供することを目的とする。
本発明によるドライブレコーダは、車両に搭載されたカメラが撮影した画像を記録するドライブレコーダであって、前記ドライブレコーダの動作に関する動作設定条件を記憶するメモリと、前記動作設定条件を変更するための入力装置が着脱自在に接続される接続部と、前記動作設定条件に基づいて前記ドライブレコーダの動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力装置が前記接続部に接続されているか否かを判定する接続判定部と、前記ドライブレコーダ起動したに前記接続判定部により前記入力装置が前記接続部に接続されていると判定された場合にのみ、当該入力装置による前記動作設定条件の変更モードに切り換える条件変更受付部と、を備えることを特徴とする。
本発明によるドライブレコーダは、ドライブレコーダ起動時に入力装置が接続されている場合に、ドライブレコーダの動作に関する動作設定条件を変更することができるように構成される。このようにドライブレコーダでは動作設定条件の変更を開始できるタイミングが限られているので、他の作業を行いながら動作設定条件の変更を行う機会を低減することができる。これにより、安全性や操作性を損なうことなく、入力装置を用いてドライブレコーダの動作設定条件を変更することが可能となる。
本発明の実施形態によるドライブレコーダを備えるレコーダシステムの概略構成図である。 車両側システムを示すブロック図である。 ドライブレコーダが備えるコントローラが実行するレコーダ制御処理のフローチャートである。 本発明の実施形態の変形例による車両側システムのブロック図である。
以下、図1から図3を参照して、本実施形態によるドライブレコーダ10を備えるレコーダシステム1について説明する。
図1に示すように、レコーダシステム1は、車両に搭載される機器から構成される車両側システム1Aと、車両を管理する事業所等に設置される機器から構成される事業所側システム1Bと、を備える。
車両側システム1Aは、車両前方の様子を撮影するカメラ21と、車内に設けられ、カメラ21が撮影した画像を内蔵メモリに記録するドライブレコーダ10と、を備える。ドライブレコーダ10は、SDメモリカード40を抜き差し可能なメモリカードインタフェース16を有している。ドライブレコーダ10は、メモリカードインタフェース16に挿入されたSDメモリカード40との間で各種データの書き込み及び読み出しを行う。
なお、ドライブレコーダ10を車両の後方や側方、車内の様子を撮影する複数のカメラと接続し、これらカメラが撮影した画像をドライブレコーダ10が記録するようにしてもよい。
事業所側システム1Bは、事業所に設けられる一台又は複数台のコンピュータ51から構成されている。コンピュータ51には、メモリカードインタフェース52、表示器53、及び入力器54が接続されている。
メモリカードインタフェース52は、SDメモリカード40を抜き差しできるように構成されている。コンピュータ51は、メモリカードインタフェース52に挿入されたSDメモリカード40との間で各種データの書き込み及び読み出しを行う。このように、事業所側システム1Bと車両側システム1Aは、SDメモリカード40を介して各種データのやり取りが行えるように構成されている。
表示器53は、各種データ等を表示可能な液晶ディスプレイ53Aを有している。入力器54は、ユーザからの指示を入力可能な入力装置であって、キーボード54A及びマウス54Bを有している。
SDメモリカード40は、車両側システム1Aのメモリカードインタフェース16及び事業所側システム1Bのメモリカードインタフェース52を介して、読み書き可能に構成されている。SDメモリカード40は、書き込まれたデータを保持する不揮発性メモリである。レコーダシステム1では、各種データをSDメモリカード40に記録させているが、各種データをCFカードやUSBメモリスティック等に記録させてもよい。
次に、図2を参照して、車両側システム1Aの詳細について説明する。
車両側システム1Aは、ドライブレコーダ10と、当該ドライブレコーダ10に接続される各種機器21〜29,31〜33と、を備える。
ドライブレコーダ10は、各種条件値を含む動作設定条件に基づきレコーダ動作を制御する制御部としてのコントローラ11を備える。コントローラ11は、中央演算装置(CPU)12、不揮発性メモリ(EEPROM)13、ランダムアクセスメモリ(RAM)14を備えたマイクロコンピュータである。コントローラ11は、車両に搭載されたバッテリだけでなく、ドライブレコーダ10に内蔵されたバックアップ用のサブバッテリ15にも接続されている。
カメラ21は、CCDイメージセンサ等から構成されるビデオカメラであって、コントローラ11に接続されている。カメラ21は車両前方の様子を撮影し、カメラ21が撮影した画像(静止画)は画像データとしてコントローラ11のRAM14に記録される。コントローラ11は、例えば1秒間当たり30枚(30フレーム)の画像データをRAM14に記録するように構成されている。
マイク22は、車外や車内の音声を集音する装置であって、コントローラ11に接続されている。マイク22によって集められた音声は、音声データとしてコントローラ11のRAM14に記録される。
加速度センサ23は車両の加速度を検出するセンサであり、車速センサ24は車両の速度を検出するセンサである。回転速度センサ25は車両に搭載されたエンジンの回転速度を検出するセンサであり、バッテリ電圧センサ26は車両に搭載されたバッテリの電圧を検出するセンサである。イグニッションスイッチ27は、スタータスイッチであって、エンジンの始動及び停止に関わるスイッチである。これらセンサ23〜26及びイグニッションスイッチ27からの各種信号は、コントローラ11のRAM14に記録される。
GPS受信機28は、複数のGPS衛星からの信号を受信して、車両の現在位置信号(緯度及び経度信号)を生成する。時計29は、現在時刻を示す時刻信号をコントローラ11に送信する。GPS受信機28からの現在位置信号及び時計29からの時刻信号は、コントローラ11のRAM14に記録される。
カメラ21、マイク22、加速度センサ23、GPS受信機28、及び時計29はドライブレコーダ10に内蔵されており、車速センサ24、回転速度センサ25、バッテリ電圧センサ26、及びイグニッションスイッチ27は車両に設けられている。
上記した各センサ類22〜29からの信号、つまり音声信号、加速度信号、車速信号、エンジン回転速度信号、バッテリ電圧信号、イグニッションオン・オフ信号、現在位置信号、及び時刻信号は、車両の現在の状態を示す車両状態情報を構成する。ドライブレコーダ10は、カメラ21の撮影画像データとともに、車両状態情報を所定時間間隔で記録する。なお、上述した車両状態情報は、一例であり、上記以外の車両状態に関連する信号を含んでもよい。
また、ドライブレコーダ10は、SDメモリカード40が抜き差しされるメモリカードインタフェース16、モニタ32を接続可能なモニタインタフェース17、キーボード31を接続可能なキーボードインタフェース18、及びスピーカ33を備えている。
キーボード31は、ユーザからの指示をキーボードインタフェース18を通じてコントローラ11に入力可能な操作部からなる入力装置である。キーボード31は、キーボードインタフェース18に着脱自在に設けられる。キーボード31は、使用時にドライブレコーダ10に接続され、それ以外の時にはドライブレコーダ10から取り外されて事業所等に保管される。
モニタ32は、ドライブレコーダ10のコントローラ11からモニタインタフェース17を通じて出力される出力画像信号に基づく画像を表示部に表示する表示装置である。モニタ32は、モニタインタフェース17に着脱自在に設けられる。モニタ32は、カメラ21が撮影中の画像を表示したり、動作設定条件の設定変更画面を表示したりする。なお、モニタ32はドライブレコーダ10と一体に形成してもよい。
スピーカ33は、ドライブレコーダ10のコントローラ11から出力される出力音信号に基づく音声を発する装置である。スピーカ33は、ドライブレコーダ10に内蔵されている。
次に、図3を参照して、ドライブレコーダ10の動作を説明する。図3は、ドライブレコーダ10のコントローラ11が実行するレコーダ制御処理を示すフローチャートである。
コントローラ11は、電源が投入されてドライブレコーダ10が起動すると、S110の処理を実行する。コントローラ11は、ドライブレコーダ10の起動後、イグニッションスイッチ27からオン信号を受信した場合、つまりイグニッションスイッチ27が操作されてオフからオンになりエンジンが始動した場合に、S110の処理を実行するようにしてもよい。
S110では、コントローラ11は、ドライブレコーダ10のキーボードインタフェース18(接続部)にキーボード31が接続されているか否かを判定する。このようにコントローラ11は、キーボード31の接続状態を判定する接続判定部を有している。コントローラ11は、キーボード31のプロダクトコード等を参照し、特定のキーボード31がドライブレコーダ10に接続されているかを判定するようにしてもよい。ドライブレコーダ10に特定のキーボード31が接続されるようにすることで、権限のない第三者によってドライブレコーダ10が操作されてしまうことを防止することができる。なお、予めEEPROM13又はSDメモリカード40にプロダクトコードを記憶させておき、接続されたキーボード31のプロダクトコードと比較することで、特定のキーボード31が接続されたか否かを判定してもよい。
S110でキーボード31がドライブレコーダ10に接続されていない判定された場合には、コントローラ11は、S120においてドライブレコーダ10の動作モードを記録モードにする。
記録モードでは、コントローラ11は、EEPROM13に記憶されている現在の動作設定条件を読み込み、読み込んだ動作設定条件に基づいて画像データ等の記録を開始する。動作設定条件は、1秒間に何フレームの画像データをRAM14に記録するかを定めるフレームレート値、車両の急加速又は急減速や車両に作用する衝撃に基づくイベント発生を検出するための加速度閾値、及び車両のバッテリ電圧異常に基づくイベント発生を検出するための電圧閾値等の各種条件値を含んで構成されている。
記録モードでは、カメラ21が撮影した画像の画像データ及び各種機器22〜29からの車両状態情報が、所定時間間隔で、コントローラ11のRAM14に記録される。RAM14には、現時刻から所定時間遡った一定時間までの画像データ及び車両状態情報が保存される。
RAM14に記録された画像データは、車両状態情報と併せて逐次SDメモリカード40へと記録される。記録モード中にイベントの発生が検出された場合には、スピーカ33によりアラートを行い、事故の危険性があることを通知する。このような記録モードでは、ドライブレコーダ10が停止するまで、画像データと車両状態情報が継続的にSDメモリカード40に記録される。つまり、画像データ及び車両状態情報は、常時SDメモリカード40に記録される。
このような常時記録方式のドライブレコーダ10では、事故の発生とは無関係に画像データ及び車両状態情報を記録するため、車両走行の様子を事後的に把握するために利用できる。動作設定条件として設定された加速度閾値は、事故の危険を知らせるアラートとして利用され、事故の発生を未然に防止できる。
なお、記録モードにおいて、常時記録方式で画像データ及び車両状態情報を記録するのではなく、以下に示すようなイベント記録方式で画像データ及び車両状態情報を記録してもよい。
記録モード中に、車両事故時の衝撃等によるイベントの発生が検出された場合には、RAM14に記録されている画像データ及び車両状態情報のうち、イベント発生前12秒から発生後8秒までの合計20秒間の画像データ及び車両状態情報を抜き出して、SDメモリカード40に記録する。コントローラ11のRAM14には1秒間当たり30フレームの画像データが記録されるので、イベント発生時には上記した20秒間の600フレームの画像データが、各フレームに対応した車両状態情報とともにSDメモリカード40に記録されることとなる。
ドライブレコーダ10では、イベント発生前後何秒間の画像データ及び車両状態情報をRAM14からSDメモリカード40に移すかは、動作設定条件の一つであるデータ移行時間値によって決定できるようになっている。このようなイベント記録方式のドライブレコーダ10において、加速度閾値は画像データをSDメモリカード40に記録するタイミングを決定するトリガとして利用される。
なお、コントローラ11は、加速度センサ23によって検出された加速度と加速度閾値とに基づいて衝撃によるイベント発生を検出し、車速センサ24によって検出された車速と車速閾値とに基づいて急加速又は急減速によるイベント発生を検出し、バッテリ電圧センサ26によって検出されたバッテリ電圧と電圧閾値とに基づいてバッテリ異常によるイベント発生を検出する。
ところで、S110でキーボード31がドライブレコーダ10に接続されていると判定された場合には、コントローラ11はS130の処理を実行する。
S130では、コントローラ11は、ドライブレコーダ10の動作モードを条件変更モードにする。
条件変更モードでは、コントローラ11は、モニタ32に動作設定条件の変更画面を表示させるとともに、キーボード31による動作設定条件の変更操作を受け付ける。このようにコントローラ11は、動作設定条件の変更操作を受け付ける条件変更受付部を有している。条件変更モードにおいてキーボード31を操作することで、上述した加速度閾値や、電圧閾値、データ移行時間値等を変更することができる。
但し、S130での動作設定条件の変更は動作設定条件の変更操作を受け付けるものであって、EEPROM13に記憶されている動作設定条件を変更後の動作設定条件に更新する処理は後述するS190で実行される。
S140では、コントローラ11は、動作設定条件の変更操作の受け付けが終了したか否かを判定する。コントローラ11は、ユーザがキーボード31を介して所定操作を実行した場合に、動作設定条件の変更操作の受け付けが終了したと判定する。コントローラ11は、動作設定条件の変更操作の受け付けが終了した場合にはS150の処理を実行し、それ以外の場合には動作設定条件の変更操作の受け付けが終了するまで待機する。
S150では、コントローラ11は、イグニッションスイッチ27をオフにして車両の運転を停止させることを報知する報知処理を実行する。報知処理では、コントローラ11は、イグニッションスイッチ27をオフにすることを促す音声をスピーカ33から出力させ、イグニッションスイッチ27をオフにすることを促す文字情報等をモニタ32に表示させる。このようにコントローラ11は、イグニッションスイッチ27をオフにすることを報知する報知部を有している。なお、報知部はイグニッションスイッチ27をオフにすることを促すことができればよい。例えば、報知部としてドライブレコーダ10にLEDやランプを設け、これらを点灯又は点滅させて、イグニッションスイッチ27をオフにすることを報知してもよい。
コントローラ11は、S150の処理の終了後、S120においてドライブレコーダ10の動作モードを条件変更モードから記録モードに変更する。
S120の処理後、コントローラ11は、S160においてイグニッションスイッチ27がオフにされたか否かを判定する。このようにコントローラ11は、イグニッションスイッチ27のオン、オフ状態を判定するスイッチ判定部を有している。
イグニッションスイッチ27がオフにされていない場合には、コントローラ11は、車両の運転が終了していないと判断し、画像データ及び車両状態情報の記録を継続する。
なお、S150の処理後にイグニッションスイッチ27がオフにされない場合には、S120においてドライブレコーダ10の動作モードが記録モードに変更される。しかしながら、この場合には、S130で動作設定条件が変更されていても、今回変更された動作設定条件ではなく、EEPROM13に記憶されている動作設定条件に基づいて、画像データ及び車両状態情報の記録が実行される。
一方、イグニッションスイッチ27がオフにされた場合には、コントローラ11は、車両の運転が終了したと判断して、S170の処理を実行する。S170では、コントローラ11は、ドライブレコーダ10のRAM14への画像データ及び車両状態情報の記録を停止する。
S180では、コントローラ11は、条件変更操作が受け付けられているか否かを判定する。条件変更操作が受け付けられていると判定された場合には、コントローラ11はS190の処理を実行する。これに対して、条件変更操作が受け付けられていないと判定された場合には、コントローラ11は、S190の処理を実行せずにS200の処理を実行する。
S190では、コントローラ11は、S130で変更された動作設定条件をEEPROM13に書き込んで、EEPROM13に記憶されている動作設定条件を更新する条件更新処理を実行する。このようにコントローラ11は、EEPROM13に記憶されている動作設定条件を更新する条件更新部を有している。次回実行される記録モードでは、コントローラ11は、更新後の動作設定条件に基づいてレコーダ動作を制御する。
S180で条件変更操作が受け付けられていないと判定された場合又はS190の処理後、コントローラ11は、S200において情報書込処理を実行して、レコーダ制御処理を終了する。情報書込処理では、RAM14に記録されている全ての画像データ及び車両状態情報が、通常終了時データとしてSDメモリカード40に書き込まれる。
上記した本実施形態によるドライブレコーダ10によれば、以下の効果を奏する。
ドライブレコーダ10は、レコーダ起動時にキーボード31が接続されている場合にのみ、レコーダ動作に関する動作設定条件を変更することができるように構成される。このようにドライブレコーダ10では動作設定条件の変更を開始できるタイミングが限られているので、他の作業を行いながら動作設定条件の変更を行う機会を低減することができる。これにより、安全性や操作性を損なうことなく、キーボード31を用いてドライブレコーダ10の動作設定条件を変更することが可能となる。
ドライブレコーダ10では、車両のイグニッションスイッチ27がオフにされ、かつキーボード31によって動作設定条件が変更されている場合に、変更後の動作設定条件がコントローラ11のEEPROM13に書き込まれ、EEPROM13に記憶されている動作設定条件が更新される。このように、EEPROM13に記憶されている動作設定条件を更新するためには、イグニッションスイッチ27をオフにして、車両の運転を終了させることが必要となる。したがって、ドライブレコーダ10の動作設定条件を変更する時に、車両の運転が行われることを抑制することができる。
ドライブレコーダ10は、キーボード31による動作設定条件の変更後に、イグニッションスイッチ27をオフにすることを報知するように構成されているので、EEPROM13での動作設定条件更新のために車両の運転を停止させることが可能となる。したがって、動作設定条件変更時に、車両の運転が行われることを抑制することができる。
ドライブレコーダ10では、動作設定条件の変更に必要な操作部を有するキーボード31によって動作設定条件の変更が行われるので、動作設定条件の変更に使用される入力装置の構成を簡素化することができる。
入力装置としてのキーボード31はドライブレコーダ10に関連付けられた特定のキーボードであるため、権限のない第三者によって、ドライブレコーダ10の動作設定条件が変更されてしまうことを防止できる。
ドライブレコーダ10には、キーボード31の他に、表示装置としてのモニタ32が着脱自在に設けられるので、モニタ32を見ながらキーボード31を介して動作設定条件を変更することができる。したがって、モニタ32の画面を確認しながら動作設定条件を変更でき、動作設定条件の変更ミス等を抑制することが可能となる。
次に、図4を参照して、本実施形態の変形例による車両側システム1Aについて説明する。
図4に示すように、変形例による車両側システム1Aでは、ドライブレコーダ10の外部装置用インタフェース19に外部装置60が接続される。
外部装置60は、ドライブレコーダ10に接続された各種機器21〜29等からの信号を利用して、所定動作を実行する車載アクセサリ機器である。外部装置60は、例えば、カメラ21が撮影した画像に基づいて車両の安全走行を補助する走行補助装置や、事業所等において車両の現在位置が特定できるようにGPS受信機28からの現在位置信号を事業所側システム1Bのコンピュータ51に送信する現在位置送信装置である。なお、外部装置60は、アルコール検出センサを備え、飲酒運転の有無を判定する飲酒運転検出装置であってもよい。
走行補助装置は、カメラ21により道路上の白線、黄線等の車線を検知して、車両が車線を逸脱もしくは逸脱しそうになると、アラートを発生する装置である。走行補助装置は、理想的な走行場所を車線から検知して、理想的な走行場所と実際の走行場所とを比較して、その差分が設定値よりも大きくなっていることが設定時間継続した場合に、アラートを発生する。これら設定値と設定時間が走行補助装置の動作設定条件となる。また、現在位置送信装置は、3GやLTE回線等の通信規格を利用可能な端末であり、どの通信規格に基づいて通信するかを動作設定条件として設定できる。さらに、飲酒運転検出装置は、運転者の呼気アルコール濃度をアルコール検出センサにより検出する。飲酒運転検出装置は、アルコール検出センサにより検出された呼気アルコール濃度が設定値よりも高い場合に、アラートを発生する。この設定値が飲酒運転検出装置の動作設定条件となる。
ドライブレコーダ10のコントローラ11は、上述した外部装置60の動作設定条件、例えば外部装置60のプログラムの自動アップデートの可否や各種条件値等を条件変更モード(図3のS130)において変更できるように構成される。このように、コントローラ11のEEPROM13に記憶されている動作設定条件には、ドライブレコーダ10の動作に関する設定条件だけでなく、外部装置用インタフェース19に接続された外部装置60の動作に関する設定条件も含まれる。
上述の通りドライブレコーダ10を構成することで、ドライブレコーダ10の動作設定条件だけでなく、ドライブレコーダ10に付属する外部装置60の動作設定条件も変更でき、複数の機器の動作設定条件を一括して変更することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
ドライブレコーダ10のコントローラ11は、動作設定条件の変更終了後に図3のS150の報知処理を実行するように構成されている。しかしながら、コントローラ11は、動作設定条件変更終了後に、車速センサ24の車速信号及びGPS受信機28の現在位置信号の少なくとも一方に基づいて車両が走行を開始したことを検出した時に、報知処理を実行するように構成されてもよい。
ドライブレコーダ10のコントローラ11は、エンジン動作中には、車両に搭載されているバッテリから電力供給を受けて作動する。コントローラ11は、エンジン停止後に図3のS170〜S200の処理を実行するが、これらの処理時にはサブバッテリ15もしくはバッテリから電力供給を受けて作動する。S170〜S200の処理に要する時間は短く、車両に搭載されているバッテリにかける負荷も小さいので、エンジン停止後も車載バッテリによりコントローラ11を作動させ、S170〜S200の処理を実行してもよい。
ドライブレコーダ10に接続されるキーボード31には、動作設定条件の各種条件値を変更するテンキーを設ける代わりに、異なるパターンの動作設定条件を選択可能な複数の条件選択ボタンを設けてもよい。キーボード31の条件選択ボタンによって所望のパターンの動作設定条件を選択することで、ドライブレコーダ10にモニタ32を接続しなくても動作設定条件を変更することができる。
ドライブレコーダ10に接続される入力装置は、キーボード31ではなく、マウスであってもよい。
また、入力装置は、モニタ32と、ユーザからの指示をドライブレコーダ10のコントローラ11に入力可能な操作部と、を備える専用装置であってもよい。このような専用装置を用いた場合には、ドライブレコーダ10に内蔵するインタフェースの数を低減することが可能となる。
1 レコーダシステム
10 ドライブレコーダ
11 コントローラ(制御部)
12 CPU
13 EEPRPM(メモリ)
14 RAM
18 キーボードインタフェース(接続部)
19 外部装置用インタフェース(外部装置用接続部)
21 カメラ
31 キーボード(入力装置)
32 モニタ(報知部)
33 スピーカ(報知部)
40 SDメモリカード
60 外部装置

Claims (5)

  1. 車両に搭載されたカメラが撮影した画像を記録するドライブレコーダであって、
    前記ドライブレコーダの動作に関する動作設定条件を記憶するメモリと、
    前記動作設定条件を変更するための入力装置が着脱自在に接続される接続部と、
    前記動作設定条件に基づいて前記ドライブレコーダの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記入力装置が前記接続部に接続されているか否かを判定する接続判定部と、
    前記ドライブレコーダ起動したに前記接続判定部により前記入力装置が前記接続部に接続されていると判定された場合にのみ、当該入力装置による前記動作設定条件の変更モードに切り換える条件変更受付部と、
    を備えることを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 前記制御部は、
    車両のイグニッションスイッチがオフになったか否かを判定するスイッチ判定部と、
    前記スイッチ判定部により前記イグニッションスイッチがオフにされたと判定され、かつ前記条件変更受付部に前記動作設定条件の変更操作が受け付けられている場合に、受け付けられた前記動作設定条件を前記メモリに書き込む条件更新部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ。
  3. 前記イグニッションスイッチをオフにすることを報知する報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記条件変更受付部での前記動作設定条件の変更操作後に、前記報知部に報知させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のドライブレコーダ。
  4. 前記車両に搭載される外部装置が接続される外部装置用接続部をさらに備え、
    前記動作設定条件には、前記外部装置用接続部に接続された前記外部装置の動作に関する設定条件が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のドライブレコーダ。
  5. 前記入力装置は、前記動作設定条件を変更するために必要な操作部を有するキーボードであり、
    前記接続判定部は、前記キーボードのプロダクトコードに基づいて、特定のキーボードが前記接続部に接続されたか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のドライブレコーダ。
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