JP2015004253A - 防虫構造 - Google Patents

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Hiroyuki Komatsu
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Abstract

【課題】 的確に歩行性の虫の侵入を防ぎ、長寿命な防虫構造を提供する。
【解決手段】 防虫構造1は、少なくとも建物3の周囲に設置された犬走り2及び建物3の基礎4のうちいずれか1つに設置される板状の平滑面を有する防虫構造体10,20を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋外から建物内への害虫の侵入を防ぐ防虫構造に関する。
従来、建物の害虫の侵入を防止するために、建物の基礎の地表面から露出する外壁面に害虫の登坂を防ぐテープ材を隙間なく貼り巡らせたものが開示されている(特許文献1参照)。
特開2008−118965号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、テープ材の劣化が速いため、数年に一度は張り替える必要があった。
本発明は上記課題を解決し、的確に歩行性の虫の侵入を防ぎ、長寿命な防虫構造を提供することを目的とする。
本発明にかかる一実施形態の防虫構造は、少なくとも建物の周囲に設置された犬走り及び前記建物の基礎のうちいずれか1つに設置される板状の平滑面を有する防虫構造体を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記犬走りの前記建物から離間した側の外端に設置される。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、地面に打ち込まれたアンカーに設置される。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記犬走りの下方に敷かれたL字形アングルに設置される。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、傾斜して設置される。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記犬走りは、前記外端側で上方に向けて形成される第1上面と、前記第1上面よりも前記建物の近くに段差を介して前記第1上面よりも高く形成される第2上面と、を有し、前記防虫構造体は、前記犬走りの前記外端に設置される第1犬走り防虫構造体と、前記段差に設置される第2犬走り防虫構造体と、を有する。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記平滑面の下端に形成される第1屈曲部と、前記平滑面の上端に形成される第2屈曲部と、を有し、前記第1屈曲部は、前記建物の基礎と前記犬走りの接触部分に設置され、前記第2屈曲部は、前記建物の基礎に形成された凹部に嵌め込まれる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部は、シールで覆われる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記平滑面よりも前記建物の反対側に突出する返し構造を有する。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体には、所定の角度で斜め上方に突き出すように取り付けられる庇部材を備える。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、金属からなる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体の表面粗さは、JIS B 0601:2001の表面粗さ規格の算術平均粗さRa=12.5以下、最大高さ粗さRz=50以下である。
本発明にかかる一実施形態の防虫構造によれば、少なくとも建物の周囲に設置された犬走り及び前記建物の基礎のうちいずれか1つに設置される板状の平滑面を有する防虫構造体を備えるので、的確に歩行性の虫の侵入を防ぎ、長寿命な防虫構造を提供することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記犬走りの前記建物から離間した側の外端に設置されるので、さらに的確に歩行性の虫の侵入を防ぐことが可能となる。また、防虫構造体を犬走りのコンクリート打設時の型枠として使用することで、コンクリート養生後に犬走りの防虫構造体を取り外す必要がなく、設置した状態のままで使用することができ、施工時間を短縮することができ、コストも削減することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、地面に打ち込まれたアンカーに設置されるので、犬走りを設置する際にアンカーを使用することで、地面に打ち込み易くなり、防虫構造体を容易に設置することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記犬走りの下方に敷かれたL字形アングルに設置されるので、犬走りを設置する際に設置具等を地面に打ち込む必要がないため、防虫構造体を容易に設置することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、傾斜して設置されるので、防虫構造体を鉛直に設置する工程を行う必要がなくなり、鉛直を測定する高い精度を必要としないため、防虫構造体を容易に設置することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記犬走りは、前記外端側で上方に向けて形成される第1上面と、前記第1上面よりも前記建物の近くに段差を介して前記第1上面よりも高く形成される第2上面と、を有し、前記防虫構造体は、前記犬走りの前記外端に設置される第1犬走り防虫構造体と、前記段差に設置される第2犬走り防虫構造体と、を有するので、歩行性害虫は、複数の防虫構造体を上らなければ建物に到達できず、建物内への虫の侵入を大幅に阻止することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記平滑面の下端に形成される第1屈曲部と、前記平滑面の上端に形成される第2屈曲部と、を有し、前記第1屈曲部は、前記建物の基礎と前記犬走りの接触部分に設置され、前記第2屈曲部は、前記建物の基礎に形成された凹部に嵌め込まれるので、基礎の外表面に形成された凹部に嵌め込むだけで簡単に取り付けられ、施工時間を短縮することができ、コストも削減することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部は、シールで覆われるので、雨水等の侵入を防ぎ、防虫構造体のサビを防止することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、前記平滑面よりも前記建物の反対側に突出する返し構造を有するので、建物内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体には、所定の角度で斜め上方に突き出すように取り付けられる庇部材を備えるので、建物内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体は、金属からなるので、さらに的確に歩行性の虫の侵入を防ぎ、より長寿命な防虫構造を提供することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造では、前記防虫構造体の表面粗さは、JIS B 0601:2001の表面粗さ規格の算術平均粗さRa=12.5以下、最大高さ粗さRz=50以下であるので、建物内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
本発明にかかる一実施形態の防虫構造1を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例1を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例2を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例3を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例4を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例5を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例6を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例7を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例8を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例9を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例10を示す図である。 本発明にかかる防虫構造1の実施例11を示す図である。
以下、図面を参照して本発明にかかる防虫構造の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる一実施形態の防虫構造を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の防虫構造1は、少なくとも犬走り2及び建物3の基礎4の地表面から露出する外壁面4aのうちいずれか1つに防虫構造1を設置する。本実施形態では、防虫構造1の第1実施形態を犬走り2に用いる犬走り防虫構造10とし、防虫構造1の第2実施形態を建物3の基礎4の地表面から露出する外壁面4aに用いる基礎防虫構造20とする。
図2は、本発明にかかる防虫構造1の実施例1を示す図である。
犬走り2は、建物3の外周部や軒下に設置され、雨水等の跳ね返りを防ぐものである。犬走り2の外周には、地面50に砂利60が敷かれている。なお、砂利60を敷かず、犬走り2の外周が直接地面50に接していてもよい。
防虫構造1の実施例1は、第1実施形態の犬走り防虫構造10からなる。この例の犬走り防虫構造10は、犬走り防虫構造体11からなる。犬走り防虫構造体11は、この犬走り2の外端に、下方が地面50に埋められた状態で鉛直方向に平行に設置されることが好ましい。また、犬走り防虫構造体11は、犬走り2と同じ高さに形成されることが好ましい。
犬走り防虫構造体11の材料は、アルミニウムやステンレス等の金属又は合成樹脂等の平滑な板状の部材からなる。また、犬走り防虫構造体11は、板状の部材を塗装して平滑にしたものでもよい。表面は、JIS B 0601:2001の表面粗さ規格の算術平均粗さRa=12.5以下、最大高さ粗さRz=50以下のものが好ましい。本実施形態では、最大高さ粗さRz=3.2程度、すなわち、山と谷の最大の差が3.2μm程度の材料を使用した。以下の実施例においても同様の材料を用いる。
このような犬走り防虫構造10によって、虫、特に歩行性害虫は、犬走り防虫構造体11をほぼ登ることができなくなる。したがって、建物3内への虫の侵入を大幅に阻止することが可能となる。
また、第1実施形態の犬走り防虫構造10では、犬走り防虫構造体11は、犬走り2のコンクリート打設時の型枠として使用することが可能である。そのため、従来は犬走り2のコンクリート養生後に型枠を取り外していたが、犬走り防虫構造体11をコンクリート打設時の型枠として使用することで、コンクリート養生後に犬走り防虫構造体11を取り外す必要がなく、設置した状態のままで使用することが可能となる。したがって、型枠を取り外す労力がなくなると共に、取り外した型枠が廃材として排出されることがないので、施工時間を短縮することができ、コストも削減することが可能となる。
なお、これらの効果は、以下の第1実施形態の犬走り防虫構造10の各実施例も奏するものであるので、以下の第1実施形態の犬走り防虫構造10の各実施例では記載を省略する。
図3は、本発明にかかる防虫構造1の実施例2を示す図である。
防虫構造1の実施例2は、第1実施形態の犬走り防虫構造10からなる。この例の犬走り防虫構造10は、犬走り防虫構造体11及びアンカー12からなる。犬走り防虫構造体11は、犬走り2の外端で地面50に埋められたアンカー12に設置される。犬走り防虫構造体11とアンカー12は、鉛直方向に平行に設置されることが好ましい。
実施例2の防虫構造1は、アンカー12を用いることで、犬走りを設置する際に地面50に打ち込み易くなり、犬走り防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。
図4は、本発明にかかる防虫構造1の実施例3を示す図である。
防虫構造1の実施例3は、第1実施形態の犬走り防虫構造10からなる。この例の犬走り防虫構造10は、犬走り防虫構造体11及びL字形アングル13からなる。犬走り防虫構造体11は、犬走り2の外端を含む領域に地面50に沿って埋められたL字形アングル13に、犬走り2の外端で設置される。L字形アングル13は、地面に平行に、犬走り防虫構造体11は、鉛直方向に平行に設置されることが好ましい。
実施例3の防虫構造1は、L字形アングル13を用いることで、犬走りを設置する際に設置具等を地面50に打ち込む必要がないため、犬走り防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。
図5は、本発明にかかる防虫構造1の実施例4を示す図である。
防虫構造1の実施例4は、第1実施形態の犬走り防虫構造10からなる。この例の犬走り防虫構造10は、犬走り防虫構造体11からなる。犬走り防虫構造体11は、犬走り2の外端に設置される。犬走り防虫構造体11は、犬走り2から離れる方向に向かって下がるように、地面50に対して傾斜して設置されることが好ましい。
実施例4の防虫構造1では、犬走り防虫構造体11を地面50に対して傾斜して設置するので、犬走り防虫構造体11を鉛直に設置する工程を行う必要がなくなり、鉛直を測定する高い精度を必要としないため、犬走り防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。
図6は、本発明にかかる防虫構造1の実施例5を示す図である。
防虫構造1の実施例5は、第1実施形態の犬走り防虫構造10からなる。この例の犬走り防虫構造10は、犬走り防虫構造体11からなる。犬走り防虫構造体11は、犬走り2の外端に設置される。犬走り防虫構造体11は、犬走り2から離れる方向に向かって上がるように、地面50に対して実施例4とは逆向きに傾斜して、所謂返し構造のように設置されることが好ましい。
実施例5の防虫構造1では、犬走り防虫構造体11を地面50に対して傾斜して設置するので、犬走り防虫構造体11を鉛直に設置する工程を行う必要がなくなり、鉛直を測定する高い精度を必要としないため、犬走り防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。また、返し構造とすることで、歩行性害虫は、防虫構造体11をさらに登りづらくなる。
図7は、本発明にかかる防虫構造1の実施例6を示す図である。
防虫構造1の実施例6は、第1実施形態の犬走り防虫構造10からなる。この例の犬走り防虫構造10は、複数の犬走り防虫構造体11からなる。犬走り防虫構造体11は、犬走り2の外端に設置される第1犬走り防虫構造体111と、第1犬走り防虫構造体111よりも建物に近い側に設置される第2犬走り防虫構造体112と、第2犬走り防虫構造体112よりもさらに建物に近い側に設置される第3犬走り防虫構造体113と、を有する。
犬走り2は、外端から建物に向かって上階に登るように階段状に形成される。例えば、第2犬走り防虫構造体112と第3犬走り防虫構造体113の間の犬走り2の第2上面22の高さは、第1犬走り防虫構造体111と第2犬走り防虫構造体112の間の犬走り2の第1上面21の高さよりも高い。また、第3犬走り防虫構造体113と建物の間の犬走り2の第3上面23の高さは、第2犬走り防虫構造体112と第3犬走り防虫構造体113の間の犬走り2の第2上面22の高さよりも高い。
なお、第1犬走り防虫構造体111と第1上面21の高さ、第2犬走り防虫構造体112と第2上面22の高さ、第3犬走り防虫構造体113と第3上面23の高さは、それぞれ同じであることが好ましい。
実施例6の防虫構造1では、複数の犬走り防虫構造体11を用いて犬走り2を階段状に設置するので、歩行性害虫は、複数の犬走り防虫構造体11を上らなければ建物に到達できない。したがって、建物内への虫の侵入を大幅に阻止することが可能となる。
次に、第2実施形態の基礎防虫構造20について説明する。
図8は、本発明にかかる防虫構造1の実施例7を示す図である。
基礎4は、図1に示した建物3の下部に設置され、建物3を支えるものである。基礎4は、外表面4aに凹部4bが形成されている。
防虫構造1の実施例7は、第2実施形態の基礎防虫構造20からなる。この例の基礎防虫構造20は、少なくとも基礎防虫構造体21を有する。基礎防虫構造体21は、基礎4の下方の犬走り2に接触する部分に設置される。基礎防虫構造体21は、平滑部21aと、第1屈曲部21bと、第2屈曲部21cと、を有し、一体に形成されることが好ましい。
平滑部21aは、アルミニウムやステンレス等の金属又は合成樹脂等の平滑な板状の面からなる。また、平滑部21aは、板状の部材を塗装したものでもよい。表面は、平坦度0.1μm以下の鏡面加工されたものが好ましい。以下の実施例においても、平滑部21aは、同様の材料を用いる。
第1屈曲部21bは、平滑部21aに対して階段状に屈曲させた部分である。第1屈曲部21bは、基礎防虫構造体21の下方に形成され、犬走り2に接触する部分に設置される。第1屈曲部21bと犬走り2が接触する部分は、シール22で覆われる。第1屈曲部21bの材料は、平滑部21aと同じでよい。
第2屈曲部21cは、第1屈曲部21bと同様に、平滑部21aに対して階段状に屈曲させた部分である。第2屈曲部21cは、基礎防虫構造体21の上方に形成される。第2屈曲部21cの先端は、基礎4の外表面4aに形成された凹部4bに嵌め込まれる。第2屈曲部21bが嵌め込まれた凹部4bは、シール23で埋められる。第2屈曲部21cの材料は、平滑部21aと同じでよい。
このような実施例7の防虫構造1によって、虫、特に歩行性害虫は、基礎防虫構造体21をほぼ登ることができなくなる。したがって、建物内への虫の侵入を大幅に阻止することが可能となる。
また、第2実施形態の基礎防虫構造20では、基礎防虫構造体21は、基礎4の外表面4aに形成された凹部4bに嵌め込むだけで簡単に取り付けられるので、施工時間を短縮することができ、コストも削減することが可能となる。また、屈曲部をシール22,23で覆うので、雨水等の侵入を防ぎ、サビを防止することが可能となる。
なお、これらの効果は、以下の第2実施形態の基礎防虫構造20の各実施例も奏するものであるので、以下の第2実施形態の基礎防虫構造20の各実施例では記載を省略する。
図9は、本発明にかかる防虫構造1の実施例8を示す図である。
防虫構造1の実施例8は、第2実施形態の基礎防虫構造20からなる。この例の基礎防虫構造20は、少なくとも基礎防虫構造体21を有する。基礎防虫構造体21は、基礎4の下方の犬走り2に接触する付近に設置される。基礎防虫構造体21は、平滑部21aと、第1屈曲部21bと、第2屈曲部21cと、返し構造部21dを有し、一体に形成されることが好ましい。
平滑部21a、第1屈曲部21b、及び第2屈曲部21cは、実施例7と同様の構造でもよいので、説明は省略する。
返し構造部21dは、平滑部21aの一部を基礎4から離間する方向に突出させた部分である。この例の返し構造部21dは、庇のように基礎4から離間するにつれて下方に下がるように突出する。
このような実施例8の防虫構造1では、返し構造部21dを有することにより、建物内へのより多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。また、返し構造部21dが基礎4から離間するにつれて下方に下がるように突出するので、建物内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
図10は、本発明にかかる防虫構造1の実施例9を示す図である。
防虫構造1の実施例9は、第2実施形態の基礎防虫構造20からなる。この例の基礎防虫構造20は、少なくとも基礎防虫構造体21を有する。基礎防虫構造体21は、基礎4の下方の犬走り2に接触する付近に設置される。基礎防虫構造体21は、平滑部21aと、第1屈曲部21bと、第2屈曲部21cと、返し構造部21dを有し、一体に形成されることが好ましい。
平滑部21a、第1屈曲部21b、及び第2屈曲部21cは、実施例7と同様の構造でもよいので、説明は省略する。
返し構造部21dは、平滑部21aの一部を基礎4から離間する方向に突出させた部分である。この例の返し構造部21dは、平滑部21aの一部と共に第1屈曲部21bの一部を延長して基礎4から離間する方向に突出させる。
このような、実施例9の防虫構造1では、返し構造部21dを有することにより、建物内へのより多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。また、返し構造部21dは、平滑部21aの一部と共に第1屈曲部21bの一部を用いることによって形成されるので、返し構造部21dを容易に形成することが可能となる。
図11は、本発明にかかる防虫構造1の実施例10を示す図である。
防虫構造1の実施例10は、第2実施形態の基礎防虫構造20からなる。この例の基礎防虫構造20は、少なくとも基礎防虫構造体21を有する。基礎防虫構造体21は、基礎4の下方の犬走り2に接触する付近に設置される。基礎防虫構造体21は、平滑部21aと、第1屈曲部21bと、第2屈曲部21cと、返し構造部21dを有し、一体に形成されることが好ましい。
平滑部21a、第1屈曲部21b、及び第2屈曲部21cは、実施例7と同様の構造でもよいので、説明は省略する。
返し構造部21dは、平滑部21aの一部を基礎4から離間する方向に突出させた部分である。この例の返し構造部21dは、平滑部21aの一部と共に第2屈曲部21cの一部を延長して基礎4から離間する方向に突出させる。また、この例の返し構造部21dの一部である平滑部21a側の傾斜部分は、上方に向かうにつれて基礎4から離間するように突出する。
このような、実施例10の防虫構造1では、返し構造部21dを有することにより、建物内へのより多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。また、返し構造部21dは、平滑部21aの一部と共に第2屈曲部21cの一部を用いることによって形成されるので、返し構造部21dを容易に形成することが可能となる。さらに、返し構造部21dの一部である平滑部21a側の傾斜部分は、上方に向かうにつれて基礎4から離間するように突出するので、建物内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
図12は、本発明にかかる防虫構造1の実施例11を示す図である。
防虫構造1の実施例11は、第1実施形態の犬走り防虫構造10、第2実施形態の基礎防虫構造20又は建物3と基礎4との間に取り付ける庇部材30からなる。
この例の庇部材30は、少なくとも犬走り防虫構造10の犬走り防虫構造体11に取り付けられる犬走り庇部材31、第2実施形態の基礎防虫構造20の基礎防虫構造体21の第1屈曲部21bに取り付けられる第1基礎庇部材32、第2実施形態の基礎防虫構造20の基礎防虫構造体21の第2屈曲部21cに取り付けられる第2基礎庇部材33、及び建物3と基礎4との間に取り付けられる第3基礎庇部材34のいずれか1つを有する。
各庇部材30は、犬走り防虫構造体11、基礎防虫構造体21、及び建物3や基礎4にそれぞれ所定の角度で斜め上方に突き出すように取り付けられることが好ましい。
このような、実施例11の庇部材30は、各実施例と併用することで、建物内へのより多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
ここで、本発明にかかる防虫構造に対しておこなった実験について説明する。
実験は、従来のコンクリートのみの場合と、本発明にかかる防虫構造を用いた場合の害虫の登攀頻度を比較した。防虫構造としては、幅30cm、長さ60cm、高さ5cmのコンクリート板を使用し、防虫構造としては塗装済みのスチール板を使用した。
実験に使用した害虫は、以下の通りである。
・ヤスデ(フジヤスデ)
・ムカデ(セスジムカデ)
・ゲジ(ゲジ)
・ハサミムシ(ヒゲジロハサミムシ)
・ゴキブリ(クロゴキブリ中齢幼虫、クロゴキブリ成虫)
・アリ(トビイロケアリ)
・クモ(キハダエビグモ)
実験方法について説明する。まず、コンクリート製の基盤の短辺側をタルク(滑石)の粉末を塗布した合成樹脂製の板で囲う。続いて、基盤の両長辺側に段差5cmの別の犬走りを模したコンクリート板を置く。一方側のコンクリート板は、従来の犬走りのようにコンクリートのみからなり、他方側のコンクリート板は、塗装済みのスチール板を接着したコンクリートからなる。
また、両側のコンクリート板の上面には、2段目のコンクリート板が設置され、その周囲はタルクの粉末を塗布した合成樹脂製の板で囲われており、害虫が逃げ出せないようにした。
次に、合成樹脂製の板とコンクリート板で囲まれる基盤の中心に害虫を放し、30分間観察して、コンクリートのみの板を登った回数と、スチール板を接着したコンクリートを登った回数とを、それぞれ時間毎に記録した。登った害虫は、そのまま放置し、もしコンクリート板を下に降りて、再度登った場合にはカウントすることとした。
この実験を2回ずつ反復し、コンクリートのみの板を登った回数と、スチール板を接着したコンクリートを登った回数を比較し、侵入防止効果を以下の阻止率を示す式から評価した。スチール面とコンクリートの登攀回数が同じ場合阻止率は0%、スチール面の登攀回数が0なら100%となる。
阻止率=1−(スチール面登攀回数/コンクリート登攀回数)%
実験結果は、以下の通りである。
・フジヤスデ
33匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:25匹,スチール面:0匹
阻止率100%
・セスジムカデ
10匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:42匹,スチール面:0匹
阻止率100%
・ゲジ
5匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:46匹,スチール面:2匹
阻止率95.6%
・ヒゲジロハサミムシ
4匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:8匹,スチール面:0匹
阻止率100%
・クロゴキブリ中齢幼虫
10匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:33匹,スチール面:0匹
阻止率100%
・クロゴキブリ成虫
10匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:52匹,スチール面:6匹
阻止率88%
・トビイロケアリ
30匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:47匹,スチール面:28匹
阻止率40.4%
・キハダエビグモ
10匹を30分間放して登攀回数をカウント(2回の合計)
コンクリート:14匹,スチール面:9匹
阻止率35.7%
このような実験結果により、本実施形態の防虫構造は、主な歩行性害虫であるフジヤスデ、セスジムカデ、ゲジ、ヒゲジロハサミムシ、及びクロゴキブリ中齢幼虫の侵入をほぼ100%阻止することが可能であることがわかった。また、トビイロケアリにおいても二項検定により阻止効果があることがわかった。
すなわち、虫、特に歩行性害虫は、本実施形態の防虫構造をほぼ登ることができなくなる。したがって、建物内への虫の侵入を大幅に阻止することが可能となる。
このように、本実施形態の防虫構造1によれば、少なくとも建物3の周囲に設置された犬走り2及び建物3の基礎4のうちいずれか1つに設置される板状の平滑面を有する防虫構造体11,21を備えるので、的確に歩行性の虫の侵入を防ぎ、長寿命な防虫構造を提供することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体11は、犬走りの建物から離間した側の外端に設置されるので、さらに的確に歩行性の虫の侵入を防ぐことが可能となる。また、防虫構造体11を犬走り2のコンクリート打設時の型枠として使用することで、コンクリート養生後に犬走りの防虫構造体を取り外す必要がなく、設置した状態のままで使用することができ、施工時間を短縮することができ、コストも削減することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体11は、地面に打ち込まれたアンカー12に設置されるので、犬走り2を設置する際にアンカー12を使用することで、地面50に打ち込み易くなり、防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体11は、犬走り2の下方に敷かれたL字形アングル13に設置されるので、犬走り2を設置する際に設置具等を地面50に打ち込む必要がないため、防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体11は、傾斜して設置されるので、防虫構造体11を鉛直に設置する工程を行う必要がなくなり、鉛直を測定する高い精度を必要としないため、防虫構造体11を容易に設置することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、犬走り2は、外端側で上方に向けて形成される第1上面21と、第1上面21よりも建物の近くに段差を介して第1上面21よりも高く形成される第2上面22と、を有し、防虫構造体11は、犬走り2の外端に設置される第1犬走り防虫構造体111と、段差に設置される第2犬走り防虫構造体112と、を有するので、歩行性害虫は、複数の防虫構造体11を上らなければ建物3に到達できず、建物3内への虫の侵入を大幅に阻止することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体21は、平滑面21aの下端に形成される第1屈曲部21bと、平滑面21aの上端に形成される第2屈曲部21cと、を有し、第1屈曲部21bは、建物3の基礎4と犬走り2の接触部分に設置され、第2屈曲部21cは、建物3の基礎4に形成された凹部4bに嵌め込まれるので、基礎4の外表面4aに形成された凹部4bに嵌め込むだけで簡単に取り付けられ、施工時間を短縮することができ、コストも削減することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、第1屈曲部21b及び第2屈曲部21cは、シール22,23で覆われるので、雨水等の侵入を防ぎ、防虫構造体のサビを防止することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体21は、平滑面21aよりも建物3の反対側に突出する返し構造21dを有するので、建物3内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
また、本実施形態の防虫構造1では、防虫構造体11,21には、所定の角度で斜め上方に突き出すように取り付けられる庇部材30を備えるので、建物3内へのさらに多くの虫の侵入を阻止することが可能となる。
また、本発明にかかる一実施形態の防虫構造1では、防虫構造体11,21は、金属からなるので、さらに的確に歩行性の虫の侵入を防ぎ、より長寿命な防虫構造1を提供することが可能となる。
なお、この実施形態によって本発明は限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、当業者であれば、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更又は組み合わせを加えてもよい。
1…防虫構造、2…犬走り、3…建物、4…基礎、10…犬走り防虫構造、11…犬走り防虫構造体(防虫構造体)、12…アンカー、13…L字形アングル、20…基礎防虫構造、21…基礎防虫構造体(防虫構造体)、22,23…シール

Claims (12)

  1. 少なくとも建物の周囲に設置された犬走り及び前記建物の基礎のうちいずれか1つに設置される板状の平滑面を有する防虫構造体を備える
    ことを特徴とする防虫構造。
  2. 前記防虫構造体は、前記犬走りの前記建物から離間した側の外端に設置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の防虫構造。
  3. 前記防虫構造体は、地面に打ち込まれたアンカーに設置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の防虫構造。
  4. 前記防虫構造体は、前記犬走りの下方に敷かれたL字形アングルに設置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の防虫構造。
  5. 前記防虫構造体は、傾斜して設置される
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載の防虫構造。
  6. 前記犬走りは、
    前記外端側で上方に向けて形成される第1上面と、
    前記第1上面よりも前記建物の近くに段差を介して前記第1上面よりも高く形成される第2上面と、
    を有し、
    前記防虫構造体は、
    前記犬走りの前記外端に設置される第1犬走り防虫構造体と、
    前記段差に設置される第2犬走り防虫構造体と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1つに記載の防虫構造。
  7. 前記防虫構造体は、
    前記平滑面の下端に形成される第1屈曲部と、
    前記平滑面の上端に形成される第2屈曲部と、
    を有し、
    前記第1屈曲部は、前記建物の基礎と前記犬走りの接触部分に設置され、
    前記第2屈曲部は、前記建物の基礎に形成された凹部に嵌め込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の防虫構造。
  8. 前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部は、シールで覆われる
    ことを特徴とする請求項7に記載の防虫構造。
  9. 前記防虫構造体は、前記平滑面よりも前記建物の反対側に突出する返し構造を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の防虫構造。
  10. 前記防虫構造体には、所定の角度で斜め上方に突き出すように取り付けられる庇部材を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の防虫構造。
  11. 前記防虫構造体は、金属からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の防虫構造。
  12. 前記防虫構造体の表面粗さは、JIS B 0601:2001の表面粗さ規格の算術平均粗さRa=12.5以下、最大高さ粗さRz=50以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の防虫構造。
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