JP2015003758A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Haruna Motoki
遥奈 本木
優太 中村
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優太 中村
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【課題】本発明は、蓋部を開ける際に、残留内容物が指に付着しないようにしたヒンジキャップを提供する。
【解決手段】ヒンジキャップ1において、蓋部4の外周面には、一対の指掛け部20が形成されている。そして、一対の指掛け部20は、ヒンジ部5の中心と注出口12aの中心とを結ぶ中心軸線Lを境にして、対向して配置されている。一般的に、容器2を傾けて使用する場合に、開けられた蓋部4を上にした状態で、容器2を傾けて内容物を注出口12aから排出させるので、残留内容物Rが注出口12aの周りに付着したり、キャップ本体部3の外周縁からはみ出すようにキャップ本体部3に付着し易い。そこで、本発明に係るヒンジキャップ1において、蓋部4に設けられた一対の指掛け部20は、キャップ本体部3に残留内容物Rが付着し易い位置に無いので、蓋部4を開ける際に、指に残留内容物Rが付着することが無い。
【選択図】図1

Description

本発明は、内容物が充填された容器に固定して利用され、蓋部が開閉自在になっているヒンジキャップに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2010−184729号公報がある。この公報に記載されたヒンジキャップは、容器に固定されると共に、注出口を有するキャップ本体部と、キャップ本体部にヒンジ部を介して回動自在に連結された蓋体(蓋部)と、を備え、閉操作時に蓋体がキャップ本体部の上面に突き当たる構成となっている。蓋体には、ヒンジ部と反対側部分に飛散防止部が設けられ、この飛散防止部は、閉操作時において、キャップ本体部の上面よりも下方に延びてキャップ本体部の外周面側に被さり、蓋体がキャップ本体部の上面に突き当たる際にキャップ本体部の上面の残留液滴の飛散を防止している。この飛散防止部は、蓋体を開く際の指掛け部として使用される。
特開2010−184729号公報
しかしながら、前述した従来のヒンジキャップの飛散防止部すなわち指掛け部は、ヒンジ部と対向した位置に設けられているので、容器を傾けて内容物を注出口から出すときに、残留内容物は、注出口の周りに付着したり、キャップ本体部の外周からはみ出すようにキャップ本体部に付着したりする。このような状態で蓋体を閉めると、指掛け部に残留内容物が付着するので、使用時に蓋体を開けようとすると、指掛け部に付着した残留内容物が指に付着し易いといった問題点がある。
本発明は、蓋部を開ける際に、残留内容物が指に付着しないようにしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、内容物が充填された容器に固定されて利用されるヒンジキャップにおいて、
容器に固定されるキャップ本体部と、
キャップ本体部にヒンジ部を介して連結される蓋部と、を備え、
キャップ本体部に設けられた仕切板に形成された注出口と、
蓋部に設けられた一対の指掛け部と、を備え、
一対の指掛け部は、ヒンジ部の中心と注出口の中心とを結ぶ中心軸線を境にして、対向して配置されていることを特徴とする。
一般的に、容器を傾けて使用する場合に、開けられた蓋部を上にした状態で、容器を傾けて内容物を注出口から排出させるので、残留内容物が注出口の周りに付着したり、キャップ本体部の外周縁からはみ出すようにキャップ本体部に付着し易い。そこで、本発明に係るヒンジキャップにおいて、蓋部に設けられた一対の指掛け部は、ヒンジ部の中心と注出口の中心とを結ぶ中心軸線を境にして、対向して配置されている。このような構成にすると、キャップ本体部に残留内容物が付着し易い位置に指掛け部が無いので、蓋部を開ける際に、指に残留内容物が付着することが無い。さらに、指二本で蓋部を開けるので、指一本で蓋部を開ける場合と比較して指一本にかかる圧力が分散されるので、指にかかる負担を軽減させることができる。
また、仕切板に設けられた内立壁は、注出口とキャップ本体部の外周縁との間で外周縁に沿って、指掛け部に対向する位置に延在する。
使用時に仕切板上に残留内容物が付着しても、内立壁の採用により、残留内容物がキャップ本体部の外周縁に達し難くなり、これによって、蓋部を閉めたときに指掛け部に残留内容物が付着し難くなる。さらに、キャップ本体部の外周縁に残留内容物が付着する量が多くなればなるほど、蓋部は閉まり難くなり、特に、残留内容物が外周縁の全周に渡って付着すると蓋部が非常に閉まり難くなるが、本発明は、このような事態を回避させ、蓋部を確実に閉めることができる。
また、注出口は、中心軸線に沿って、ヒンジ部の反対側に向かって仕切板の中心から離れるようにキャップ本体部の外周縁に寄せられている。
このような構成を採用すると、使用時に容器から出た残留内容物が仕切板上に付着する量を非常に少なくすることができ、しかも、内容物を注出口から出す際の容器の傾きを小さくすることができる。更に、従来のような位置に指掛け部があると、指で蓋部を開ける際に、指が注出口に直接触れたり、指が注出口近傍に触れたりするので、指に残留内容物が付着する虞があるが、本発明では、このような位置に注出口があっても、指に残留内容物が付着することがない。
本発明によれば、蓋部を開ける際に、残留内容物が指に付着しない。
本発明に係るヒンジキャップの一実施形態を示す斜視図である。 ヒンジキャップの正面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 ヒンジキャップの他の実施形態を示す正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るヒンジキャップの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜3に示されるように、樹脂の一体成形からなるヒンジキャップ1は、内容物(例えば、接着剤、グリース、マヨネーズ、ケチャップなどの高粘度物)が充填された容器2の首部2aに固定されて利用される。
ヒンジキャップ1は、容器2の首部2aが圧入、ネジ結合又は接着などにより固定される円筒状のキャップ本体部3と、キャップ本体部3から内容物が出ないようにするためや、内容物の乾燥を防止するための蓋部4と、キャップ本体部3と蓋部4とを連結して、蓋部4の開閉を可能するためのヒンジ部5と、で構成されている。
キャップ本体部3は、容器2の首部2aに固定するための断面円形の筒部10と、筒部10の一端側を閉鎖するための円板状の仕切板11と、仕切板11の中央に配置されて注出口12aを有する円筒状の注出突起12と、を備えている。注出口12aは、容器2の内側と外側とを連通させて、内容物を外に流出させるためのものである。
ヒンジ部5は、薄板状に形成され、ヒンジ部5の中央部には、筒部10の接線方向に延在する断面半円弧状の補強部13a,13bが並置され、連接された補強部13a,13b間が折れ部位13として利用されている。このヒンジ部5の一端は、筒部10の上端に連結され、ヒンジ部5の他端は、蓋部4の外周面に連結されている。
蓋部4には、注出突起12や後述の内立壁30を収容するための凹部Sが形成されている。また、蓋部4は、キャップ本体部3の筒部10に対してしっかり嵌り合う必要がある。これを達成するために、筒部10の内周面には、仕切板11より上方に位置する嵌合凸部10aが全周に渡って形成され、蓋部4の開口側の外周面には、嵌合凸部10aに嵌り込むための嵌合凹部4aが全周に渡って形成されている。
また、蓋部4の外周面には、嵌合凹部4aに連続して開口側の外周面に位置する舌片4bが全周に渡って形成され、筒部10の内周面において、嵌合凸部10aと仕切板11の間には、舌片収容凹部10bが形成されている。よって、蓋部4を閉めた際に、舌片4bの弾性変形により、嵌合凹部4a内に嵌合凸部10aが嵌り込み、蓋部4による気密性を高めることができる。
蓋部4の外周面には、嵌合凹部4aに近接し且つ合わせ面4cと面一をなす一対の指掛け部20が形成されている。そして、一対の指掛け部20は、ヒンジ部5の中心と注出口12aの中心とを結ぶ中心軸線Lを境にして、対向して配置されている(図2参照)。
一般的に、容器2を傾けて使用する場合に、開けられた蓋部4を上にした状態で、容器2を傾けて内容物を注出口12aから排出させるので、残留内容物Rが注出口12aの周りに付着したり、キャップ本体部3の外周縁からはみ出すようにキャップ本体部3に付着し易い。
そこで、前述したヒンジキャップ1において、蓋部4に設けられた一対の指掛け部20は、キャップ本体部3に残留内容物Rが付着し易い位置に無いので、蓋部4を開ける際に、指に残留内容物Rが付着することが無い。さらに、指二本で蓋部4を開けるので、指一本で蓋部4を開ける場合と比較して指一本にかかる圧力が分散されるので、指にかかる負担を軽減させることができる。
更に、ヒンジキャップ1において、仕切板11には、円弧状の内立壁30が設けられている。この内立壁30は、注出口12aとキャップ本体部3の筒部10の外周縁との間で、筒部10の外周縁に沿って、左右の指掛け部20に対向する位置で延在する第1及び第2の部位A,Bと、ヒンジ部5に対向する位置で延在して第1の部位Aと第2の部位Bと連結する第3の部位Cと、で構成されている。
使用時に仕切板11上に残留内容物Rが付着しても、内立壁30の採用により、残留内容物Rがキャップ本体部3の外周縁に達し難くなり、これによって、蓋部4を閉めたときに指掛け部20に残留内容物Rが付着し難くなる。さらに、キャップ本体部3の外周縁に残留内容物Rが付着する量が多くなればなるほど、蓋部4は閉まり難くなり、特に、残留内容物Rがキャップ本体部3の外周縁の全周に渡って付着すると蓋部4が非常に閉まり難くなるが、内立壁30の採用により、このような事態を回避させ、蓋部4を確実に閉めることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、下記のような種々の変形が可能である。
例えば、図4に示されるように、ヒンジキャップ1Aにおいて、注出口12aAは、中心軸線Lに沿って、ヒンジ部5の反対側に向かって仕切板11の中心から離れるようにキャップ本体部3の筒部10の外周縁に寄せられている。このような構成を採用すると、使用時に容器2から出た残留内容物Rが仕切板11上に付着する量を非常に少なくすることができ、しかも、内容物を注出口12aAから出す際の容器2の傾きを小さくすることができる。更に、従来のような位置に指掛け部があると、指で蓋部4を開ける際に、指が注出口12aAに直接触れたり、指が注出口12aA近傍に触れたりするので、指に残留内容物Rが付着する虞があるが、このような位置に注出口12aAがあっても、指に残留内容物Rが付着することがない。
蓋部4の気密性が高ければ、内容物の種類によっては、前述の注入口12a,12aAを上から封鎖する中栓が蓋部4の内壁面に形成されていなくても内容物は出ない。しかしながら、気密性の高低に拘わらず、中栓(不図示)が蓋部4の内壁面に形成されていてもよい。
1,1A…ヒンジキャップ 2…容器 3…キャップ本体部 4…蓋部 5…ヒンジ部 11…仕切板 12a,12aA…注入口 20…指掛け部 30…内立壁 L…中心軸線 R…残留内容物

Claims (3)

  1. 内容物が充填された容器に固定されて利用されるヒンジキャップにおいて、
    前記容器に固定されるキャップ本体部と、
    前記キャップ本体部にヒンジ部を介して連結される蓋部と、を備え、
    前記キャップ本体部に設けられた仕切板に形成された注出口と、
    前記蓋部に設けられた一対の指掛け部と、を備え、
    一対の前記指掛け部は、前記ヒンジ部の中心と前記注出口の中心とを結ぶ中心軸線を境にして、対向して配置されていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記仕切板に設けられた内立壁は、前記注出口と前記キャップ本体部の外周縁との間で前記外周縁に沿って、前記指掛け部に対向する位置に延在することを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 前記注出口は、前記中心軸線に沿って、前記ヒンジ部の反対側に向かって前記仕切板の中心から離れるように前記キャップ本体部の外周縁に寄せられていることを特徴とする請求項1又は2記載のヒンジキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019562A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 キユーピー株式会社 液状調味料容器及び容器詰液状調味料

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