JP2015003554A - トラクタのセミクローラ装置 - Google Patents

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高橋 誠之
Masayuki Takahashi
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Abstract

【課題】本発明では、セミクローラ装置を備えたトラクタにおいて、左右のセミクローラ装置の間隔変更を容易に出来るようにすることを課題とする。
【解決手段】駆動スプロケット14と前テンション転輪17と複数の遊転輪16と後従動転輪18にクローラ19を巻き掛けたトラクタのセミクローラ装置5において、駆動スプロケット14の後車軸13を軸支する後車軸ケース20底部に揺動ケース32を着脱可能に取り付け、該揺動ケース32にトラック支持ブラケット22を揺動軸21で軸支したことを特徴とするトラクタのセミクローラ装置とする。そして、揺動ケース32を後車軸ケース20に下からボルト33で取り付ける構成とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、左右一対の前輪と左右のセミクローラ装置を備えたトラクタにおけるセミクローラ装置に関する。
従来から、湿田や雪道で使用するに適したトラクタとして、左右一対の前輪と左右のセミクローラ装置を備えたトラクタが開発されている。
例えば、特開2013−39923号公開特許公報には、駆動輪と前テンション輪と後従動輪と三個の遊転輪にクローラを巻き掛けて側面視で三角形状にしたセミクローラ装置が記載されている。
前記三個の遊転輪を軸支したトラックフレームには、本体部分から走行機体側へ突出した板材等で形成された延設台が立設され、この延設台上に揺動支持体がボルトで固定され、この揺動支持体の上部は補強枠に支持された水平横軸である揺動軸に支持されている。そして、補強枠は、左右の後車軸ケースにボルトで固定された取付け枠体と、ミッションケースの下面にボルトで固定されていて左右両端が取付け枠体と連結されている連結材とを有している。(6頁の段落0023参照)
特開2013−39923号公報
前記のセミクローラ装置は、左右のセミクローラ装置の間隔即ちトレッドを変更することが考慮されていない。
そこで、本発明では、セミクローラ装置を備えたトラクタにおいて、左右のセミクローラ装置の間隔変更を容易に出来るようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、駆動スプロケット14と前テンション転輪17と複数の遊転輪16と後従動転輪18にクローラ19を巻き掛けたセミクローラ装置5において、駆動スプロケット14の後車軸13を軸支する後車軸ケース20底部に揺動ケース32を着脱可能に取り付け、該揺動ケース32にトラック支持ブラケット22を揺動軸21で軸支したことを特徴とするトラクタのセミクローラ装置とする。
請求項2に記載の発明は、揺動ケース32を後車軸ケース20に下からボルト33で取り付けることを特徴とする請求項1に記載のトラクタのセミクローラ装置とする。
請求項3に記載の発明は、取付位置から揺動軸21の取付端面までの距離が左右で異なる揺動ケース32を後車軸ケース20の底部に左右振りかえて取り付け可能に設けことを特徴とする請求項1に記載のトラクタのセミクローラ装置とする。
請求項4に記載の発明は、揺動ケース32にトラック支持ブラケット22の前後揺動を規制する隆起部22eを設けたことを特徴とする請求項1に記載のトラクタのセミクローラ装置とする。
請求項1に記載の発明で、左右のセミクローラ装置5が揺動ケース32を介して後車軸ケース20に取り付けられているので、揺動ケース32を取り外すとセミクローラ装置5を取り外せるので、修理などのメンテナンスが容易になる。
請求項2に記載の発明で、トラクタの機体を持ち上げて下からボルト33を外すことで、容易にセミクローラ装置5を取り外せる。
請求項3に記載の発明で、揺動ケース32を左右に振りかえて取り付けると左右セミクローラ装置5の間隔を変更出来る。
請求項4に記載の発明で、トラック支持ブラケット22の前後揺動規制の構成が簡単になる。
トラクタの右側面図である。 セミクローラ装置の右側面図である。 セミクローラ装置のクローラを除いた平面図である。 セミクローラ装置のクローラを除いた右側面図である。 セミクローラ装置のクローラを除いた斜視図である。 セミクローラ装置のクローラを除いた内側からの斜視図である。 セミクローラ装置のクローラを除いた底面図である。 トラック支持ブラケットの取付部斜視図である。 前テンション輪のテンション装置を構成する圧縮バネの組付け部分側断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、本明細書においてトラクタ1の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。
まず、トラクタ1は、図1に示すように、トラクタ車体12の前部には左右一対の前輪2,2を軸架し、後部の通常後輪を軸着する後車軸13には、後輪の換わりに後述するセミクローラ装置5を構成している。そして、トラクタ車体12は、上側に運転操縦席8が搭載され、その前側にはボンネット10によって覆われたエンジンルーム11が構成され、エンジンが内装されている。
そして、トラクタ車体12の後部にはロータリ耕耘装置6等の対地作業機を連結装置7で装着している。運転操縦席8の前側にはステアリングハンドル9を設け、その周辺には操縦用のスイッチ類やレバー類を集中させて配置し、座ったままトラクタ1の運転ができる構成としている。
次に、図2に基づき左右側部に設けるセミクローラ装置5について説明する。
この左右セミクローラ装置5は、ミッションケース12から左右に突出する後車軸13に固着する駆動スプロケット14と前テンション転輪17と三個の遊転輪16,16,16と後従動転輪18とにクローラ19を巻き掛けて構成する。
図6と図7に示す如く、ミッションケース12に固着して後車軸13を軸支する後車軸ケース20の後車軸13真下位置に揺動ケース32をボルト33で取り付け、この揺動ケース32にトラック支持ブラケット22を揺動軸21で軸支する。トラック支持ブラケット22に設ける前後の隆起部22eが、揺動ケース32に設ける前後の隆起部32aを前後に挟み、トラック支持ブラケット22の前後揺動範囲を規制する。さらに、揺動ケース32にはチェンチェックブラケット34を一体的に設けて、トップリンクの移動範囲を規制する。
なお、揺動ケース32は、図8に示す如く、ボルト33の取付穴から揺動軸21を軸支する軸支穴の端面までの距離が左がAで短く右がBで長いので、揺動ケース32を左右振り替えて取り付けることで、トラック支持ブラケット22の左右間隔を変更出来て、駆動スプロケット14の左右間隔も同時に変更することで左右セミクローラ装置5の左右間隔、すなわちトレッドを変更出来るようになる。
トラック支持ブラケット22は、クローラフレーム15を取り付ける前後に長い取付部22aとこの取付部22aに対して上部の軸支部22bから前後に支脚22c,22dを配した構成で、鋳造で一体的に作成する。このトラック支持ブラケット22の外周面の角部に丸みをつけて泥や雪が付着し難くする。
トラック支持ブラケット22の取付部22aの上面22a1と下面22a2は、左右同方向で外向きに同じ厚みで下り傾斜して、上面22a1に載る泥や雪が排出され易くしている。また、左右のトラック支持ブラケット22,22は、左右対称形状で、同一部品を後車軸13の左右に振り替えて取り付ける。トラック支持ブラケット22の取付部22aにはクローラフレーム15をボルトで取り付けるが、取付部22aの厚みが均一なので同じ長さのボルトで良い。
クローラフレーム15の前側上部に前テンショ転輪17を弾発するテンション装置23をボルトで取り付けている。テンション装置23は、前テンション輪17を軸支する軸支部24をボルトで取り付けた内筒25とこの内筒25を外装する外筒26と内筒25に内装した圧縮バネ27で構成し、圧縮バネ27内の芯軸41を押す調節ボルト28で前テンション輪17を前下方向に移動調節する。
内筒25の下側には、前テンション転輪17の外周面に接近して泥を掻き落とす前スクレーパ31aをボルトで取り付け、前テンション転輪17の前後移動に追従するようにしている。また、外筒26の下部に開口部26aを形成し、内部に侵入した泥が圧縮バネ27の伸縮で排出されるようにしている。
図9は圧縮バネ27の組付け方法を示し、受座40を溶接した芯軸41を圧縮バネ27に通し、凹み座42を圧縮バネ27に差し込み、座金43を介してナット44を芯軸41のネジ部に螺着して圧縮バネ27の伸び長さを一定に規制して、クローラ19に過大な張力が作用しないようにしている。
クローラフレーム15の後端には後従動輪18を軸支する後従動輪ブラケット29をボルトで取り付けている。トラック支持ブラケット22の取付部22aの上面22a1に後従動転輪18の外周面に接近して泥を掻き落とす後スクレーパ31cをボルトで取り付けている。
クローラフレーム15の下端面には遊転輪16を軸支する遊転輪ブラケット30をボルトで取り付け、各遊転輪16の外周面に接近して泥を掻き落とす中間スクレーパ31bをボルトで取り付けている。
駆動スプロケット14の後車軸13を軸支する後車軸ケース20底部に揺動ケース32を着脱可能に取り付け、該揺動ケース32にトラック支持ブラケット22を揺動軸21で軸支する構成とする。これにより、左右のセミクローラ装置5が揺動ケース32を介して後車軸ケース20に取り付けられているので、揺動ケース32を取り外すとセミクローラ装置5を取り外せるので、修理などのメンテナンスが容易になる。
揺動ケース32を後車軸ケース20に下からボルト33で取り付ける構成とする。これにより、トラクタの機体を持ち上げて下からボルト33を外すことで、容易にセミクローラ装置5を取り外せる。
取付位置から揺動軸21の取付端面までの距離が左右で異なる揺動ケース32を後車軸ケース20の底部に左右振りかえて取り付け可能に設ける構成とする。これにより、揺動ケース32を左右に振りかえて取り付けると、左右セミクローラ装置5の間隔を変更出来る。
揺動ケース32にトラック支持ブラケット22の前後揺動を規制する隆起部22eを設ける構成とする。これにより、トラック支持ブラケット22の前後揺動規制の構成が簡単になる。
複数の遊転輪16を軸支するクローラフレーム15を支持するトラック支持ブラケット22を後車軸ケース20に軸支し、トラック支持ブラケット22を軸支部22bとクローラフレーム15の取付部22aと該取付部22aに対して軸支部22bから前後に分岐する支脚22c,22dとからなる一体構成の鋳造部材で構成する。これにより、軸支部22bとクローラフレーム15の取付部22aと該取付部22aに対して軸支部22bから前後に分岐する支脚22c,22dとからなる一体構成の鋳造部材でトラック支持ブラケット22を構成することで、取付部22aと軸支部22bと支脚22c,22dに取り付けのための隙間が無く各部の外周が丸みを帯びた形状となって、泥や雪などが付着し難く、堆積物除去の作業頻度を少なく出来る。
トラクタ1の後部に設ける左右セミクローラ装置5のトラック支持ブラケット22を左右対称形状とする。これにより、トラクタ1の後部左右に設けるセミクローラ装置5のトラック支持ブラケット22を同一形状として左右に振り分けて使えるので、製造コストを低減できる。
トラック支持ブラケット22を後車軸ケース20に設けた揺動軸21に前後揺動可能に軸支する構成とする。これにより、揺動軸21をトラック支持ブラケット22から抜くことで、トラック支持ブラケット22とクローラフレーム15を一体で取り外すことが出来るので、修理やメンテナンスが容易になる。
トラック支持ブラケット22のクローラフレーム15を取り付ける取付部22aの厚みを均一化する構成とする。これにより、ラック支持ブラケット22の取付部22aにクローラフレーム15を取り付けるボルトの長さを共通化して組立を容易に出来る。
トラック支持ブラケット22のクローラフレーム15を取り付ける取付部22aの上面22a1を左右方向に傾斜させた構成とする。これにより、トラック支持ブラケット22の取付部22aの上面22a1に載り上がった泥や土が外へ排出され易くなる。
1 トラクタ
5 セミクローラ装置
13 後車軸
14 駆動スプロケット
15 クローラフレーム
16 遊転輪
17 前テンション輪
18 後従動輪
19 クローラ
20 後車軸ケース
21 揺動軸
22 トラック支持ブラケット
22e 隆起部
32 揺動ケース
33 ボルト

Claims (4)

  1. 駆動スプロケット(14)と前テンション転輪(17)と複数の遊転輪(16)と後従動転輪(18)にクローラ(19)を巻き掛けたトラクタのセミクローラ装置(5)において、駆動スプロケット(14)の後車軸(13)を軸支する後車軸ケース(20)底部に揺動ケース(32)を着脱可能に取り付け、該揺動ケース(32)にトラック支持ブラケット(22)を揺動軸(21)で軸支したことを特徴とするトラクタのセミクローラ装置。
  2. 揺動ケース(32)を後車軸ケース(20)に下からボルト(33)で取り付けることを特徴とする請求項1に記載のトラクタのセミクローラ装置。
  3. 取付位置から揺動軸(21)の取付端面までの距離が左右で異なる揺動ケース(32)を後車軸ケース(20)の底部に左右振りかえて取り付け可能に設けことを特徴とする請求項1に記載のトラクタのセミクローラ装置。
  4. 揺動ケース(32)にトラック支持ブラケット(22)の前後揺動を規制する隆起部(22e)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のトラクタのセミクローラ装置。
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