JP2015003325A - ライナ付キャップの製造方法及びライナ付キャップ並びにキャップ付容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ライナの材料使用率を高めることができ、容器開栓時のトルクを比較的低い状態で維持できるとともに、開栓前は良好に密封状態を維持することができるライナ付キャップの製造方法及びライナ付キャップ並びにキャップ付容器を提供する。
【解決手段】本発明のライナ付キャップの製造方法は、キャップ本体成形工程において、キャップ本体4の円筒部42の天面部41近傍に半径方向内方に向かって突出して摺動層51を係止する複数のフック部13が形成され、摺動層成形工程において天面部41の内面に配置した溶融樹脂R1を円筒部42の各フック部13先端により構成される内接円Cよりも外径が小さいパンチP1で押圧することにより摺動層51が内接円Cよりも拡径して成形される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、飲料用等のキャップが螺着されるねじを有する容器を密封するライナ付キャップの製造方法及びライナ付キャップ並びにキャップ付容器に関する。
スチールやアルミニウム合金等からなる容器に装着されるキャップとして、金属製のキャップ本体と、そのキャップ本体の天面部内面に設けられたライナとを備えたものが知られており、キャップの閉止時に、このライナが容器の口部の頂部に当接し、内部を密封し得るようになされている。
このようなライナを備えるキャップ(ライナ付キャップ)においては、従来、キャップ本体の天面部内面に熱した樹脂球を落下させ、成形金型で型押成形することで、所定の形状のライナを形成するインシェルモールドタイプの金属キャップが主流であった。しかし、このようなライナ付キャップは、キャップ本体の天面部とライナとを接着させているので、開栓時に容器の口部とライナとが擦れ合ってトルクが非常に高くなり、開栓し難くなることが問題であった。
そこで、特許文献1のように、キャップ本体の天面部(天板部)近傍の側部に、内側に突出形成されたフック部(屈曲部)を設けて、シート状に成形したライナをキャップ本体に係止することが行われている。このキャップにおいては、ライナは天面部の内面(天面)に接着せずに、フック部と天面部の内面との間に配置されることにより、キャップ本体に取り付けられるようになっている。そして、特許文献1では、ライナは摺動層と軟質層とにより構成され、このライナは、キャップ本体に摺動層となるポリプロピレン等の硬質シートを挿入した後で、その硬質シート上に密封層としてエラストマー等の樹脂(軟質層)をモールド成形して形成することが記載されている。
特開2008‐213039号公報
ところが、摺動層は硬質シートを円盤状に打抜いて成形するため、打抜き屑が発生し、材料の使用率が低く、ライナの製造コストを上げる要因となる。また、摺動層は、容器内部の飲料等と直接接触しないため、リサイクルすることも考えられるが、実際問題として難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ライナの材料使用率を高めることができ、容器開栓時のトルクを比較的低い状態で維持できるとともに、開栓前は良好に密封状態を維持することができるライナ付キャップの製造方法及びライナ付キャップ並びにキャップ付容器を提供することを目的とする。
本発明者は、摺動層もキャップ本体内で成形するインシェルモールドにより形成することを考えたが、その場合は、特許文献1のようにキャップ本体に樹脂を成形すると、キャップ本体の天面部の塗料と接着することで、容器開栓時のトルクが高くなり開栓し難くなることが問題となる。また、摺動層を成形する金型は、通常は樹脂層の端面を形成する環状のガイドが摺動層よりも径が大きく形成されていることから、キャップ本体にフック部を形成すると、金型の環状のガイドをキャップ本体内部に挿入できず、摺動層の成形が困難になるという問題がある。
そこで、以下の解決手段とした。
本発明のライナ付キャップの製造方法は、天面部と該天面部の周縁から略垂下されてなる円筒部とを備えるキャップ本体と、前記天面部の内面に非接着状態に設けられたライナとを有し、容器の口部を密封可能なライナ付キャップを製造する方法であって、アルミニウム又はアルミニウム合金の板材をカップ状に打抜いてキャップ本体を成形するキャップ本体成形工程と、前記キャップ本体の天面部と摺動する摺動層を該天面部内面に樹脂のモールド成形により形成する摺動層成形工程と、前記摺動層に積層され該摺動層よりも軟質で外径が小さく前記容器の口部と接触する密封層を樹脂のモールド成形により形成して、前記摺動層と前記密封層とからなる前記ライナを形成する密封層成形工程と、前記摺動層成形工程よりも前に前記天面部の内面に前記摺動層の接着防止措置を施す接着防止措置工程とを備え、前記キャップ本体成形工程において前記円筒部の前記天面部近傍に半径方向内方に向かって突出して前記摺動層を係止する複数のフック部が形成され、前記摺動層成形工程において前記天面部内面に配置した溶融樹脂を前記円筒部の各フック部先端により構成される内接円よりも外径が小さいパンチで押圧することにより前記摺動層が該内接円よりも拡径して成形されることを特徴とする。
フック部が形成された状態のキャップ本体の天面部内面に、各フック部により構成される内接円よりも小径に形成されたパンチによって溶融樹脂を押し付けることにより、樹脂をパンチの押付面よりも拡径して流動させることとしており、摺動層の外径を金型により規制することなく各フック部の内接円よりも大きく成形することができる。これにより、キャップ本体内部においてモールド成形により摺動層を形成する場合でも、天面部の内面に非接着状態の摺動層をフック部により支持した状態に設けることができる。したがって、開栓時のトルクを比較的低い状態で維持することができる。
また、キャップ本体内部で摺動層及び密封層の両方を成形することによりライナを形成することができ、硬質シートを打抜いて成形する場合のように打抜き屑が発生しないので、材料使用率を高めることができる。そして、摺動層及び密封層を有するライナを、インシェルモールドのみで形成可能なので、ライナ打抜き工程及びライナ嵌め込み工程を無くすことができ、飛躍的に生産性を向上させることができる。
なお、前記接着防止措置工程は、例えば、前記天面部の内面にマスキングインキを塗布することにより前記摺動層と前記天面部との接着を防止したり、天面部の内面に不揮発性有機液体(グリセリンやシリコーンオイル等)を塗布したり、さらにレーザー照射により天面部内面の塗装面を変質させて非接着性を施す工程とされる。
本発明のライナ付キャップの製造方法において、前記密封層の前記容器の口部に接する部分の厚みを、他の部分よりも厚くするとよい。
密封層の口部に接する部分の厚みを、他の部分よりも厚く形成することにより、高いシール性を得ることができるとともに、口部に接する部分以外は薄く形成することができるので、材料使用量を低減でき、低コスト化を図ることができる。
本発明のライナ付キャップの製造方法において、前記摺動層の表面に、中心部から周縁部に向けて下り勾配となる放射状の勾配を設けるとよい。
放射状の勾配を有する表面形状は、パンチの押付面により摺動層の成形時に形成することができ、その放射状の勾配により、密封層の成形時に中心部から周縁部にかけて樹脂の流動性を向上させることができ、密封層の口部に接する部分のライナ欠けや厚みのばらつきが生じることを防止できる。
本発明のライナ付キャップの製造方法において、前記摺動層の表面中央に、窪みを設けるとよい。
窪みを設けることで、密封層成形時の樹脂のセンタリングが容易に行え、中心部から周縁部にかけて均等に樹脂を流すことができ、ライナ欠けや厚さのばらつきが生じることを防止することができる。
本発明のライナ付キャップは、上記本発明の製造方法により製造されたことを特徴とする。
また、本発明のキャップ付容器は、容器と、該容器に装着されるキャップとを備え、前記キャップが、上記本発明のライナ付キャップであることを特徴とする。
本発明によれば、摺動層と密封層とからなるライナをモールド成形により成形することによりライナの材料使用率を高めることができるとともに、摺動層及び密封層をインシェルモールドのみで形成可能であるので、ライナ付キャップの生産性を飛躍的に向上させることができる。また、容器開栓時のトルクを比較的低い状態で維持できるとともに、開栓前は良好に密封状態を維持することができる。
本発明の実施形態のキャップ付ボトル缶のライナ付キャップを破断した要部側面図である。 図1に示すキャップ付ボトル缶の部分断面図である。 ボトル缶に巻き締める前のライナ付キャップを示す一部破断した側面図である。 図3に示すライナ付キャップのA矢視図(平面図)である。 図4を拡大した要部平面図である。 本実施形態においてライナ付キャップの製造工程を示す説明図である。 本発明のその他の実施形態のライナ付キャップを示す説明図である。 本発明のその他の実施形態のライナ付キャップを示す説明図である。 本発明のその他の実施形態のライナ付キャップを示す説明図である。 本発明のその他の実施形態のライナ付キャップを示す説明図である。
以下、本発明に係るライナ付キャップの製造方法及びライナ付キャップ並びにキャップ付容器の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本実施形態のキャップ付容器は、図1及び図2に示すように、例えば38mm口径のアルミニウム又はアルミニウム合金製(金属製)のボトル缶2(本発明でいう、容器)と、このボトル缶2の口部21に装着されて密栓するピルファープルーフキャップ(PPキャップとも称す。)となるライナ付キャップ3とからなる、キャップ付ボトル缶1とされる。
また、図1及び図2に示すライナ付キャップ3は、アルミニウム又はアルミニウム合金の板材をカップ状に成形したものをボトル缶2に装着しており、装着前のライナ付キャップ3は、図3及び図4に示すように、天面部41と、その天面部41の周縁から略垂下されてなる円筒部42とを備えるキャップ本体4と、そのキャップ本体4の内面に設けたライナ5とを有する。
キャップ本体4を成形する板材は、内外面を塗装(内面:サイズニス+トップコート、外面:サイズコート+トップコート(ツヤニス))した塗装板を使用している。なお、内外面のトップコートには、必要に応じて各種滑材添加タイプを使用する。例えば、天面部41の内面には、エポキシフェノール等の樹脂に滑材としてポリオレフィン系ワックス等が添加された塗料が焼付けられている。
ライナ5は、ボトル缶2のライナ付キャップ3による閉止時に口部21に当接し、ボトル缶2の内部を密封し得るように形成されている。そして、ライナ5は、キャップ本体4の天面部41の内面側に配置され、その天面部41の内面と摺動する摺動層51と、摺動層51に直接又はバリア層等の中間層を介して積層され、摺動層51よりも柔軟で外径の小さい密封層52とから構成される多重構造とされている。
摺動層51は、ポリプロピレン等により円盤状に形成されている。また、密封層52は、摺動層51よりも軟質のエラストマー樹脂等により形成され、シール機能を有するものである。この密封層52は、図4に示すように、摺動層51に対し同軸でかつ小径の円形に形成されている。また、密封層52は、ボトル缶2の口部21に密着する外周部54が、中心部55よりも厚く形成されている。
また、キャップ本体4の円筒部42は、その下端面に周方向に断続的に形成されたスリット43を介して上下に分割された筒上部44と筒下部45とを有し、隣接するスリット43間に形成される複数のブリッジ43aによって筒上部44と筒下部45とを連結した形状とされている。
そして、図1に示すように、このライナ付キャップ3が装着されるボトル缶2の口部21には、その下端部に半径方向外方に突出する膨出部22が形成され、その上方にボトル側ねじ部23、ボトル側ねじ部23の上方に開口端部を丸めてなるカール部24が形成されている。口部21に被せられたライナ付キャップ3は、膨出部22、ボトル側ねじ部23、カール部24の形状に沿うように、例えば、ネジローラー(図示略)で円筒部42を内方に押圧することにより塑性変形される。これにより、キャップ側ねじ部46が形成され、口部21に装着されたライナ付キャップ3は、円筒部42の下端部が膨出部22の下面に係止され、ライナ5がカール部24に圧接されて、ボトル缶2を密封状態としてキャップ付ボトル缶1とされる。
キャップ本体4の円筒部42は、図3に示すように、筒上部44の天面部41近傍に、周方向に複数並べられたナール凹部11と、開栓時に内圧を開放する開口部12を有するとともにライナ5を係止する複数のフック部13とが形成されている。
ナール凹部11及びフック部13は、円筒部42の外周面において凹形状をなしており、これらが間隔をあけて配置されることにより円筒部42の外周面に凹凸表面が形成され、開栓時にライナ付キャップ3を把持する指との間の摩擦抵抗を増大させることができる。これにより、手を滑らせることなく把持することが可能となり、容易に開栓することができる。
フック部13は、円筒部42の周方向に沿って形成した切り込みの下方部分を半径方向内方に押し込むことによって形成されており、図4及び図5に示すように、半径方向内方に山形(V字状)に突出形成されている。そして、切り込みが開くことにより、開口部12が形成されている。
また、フック部13の上端面15は、図3に示すように、少なくともライナ5を構成する摺動層51の厚さ分だけ天面部41の内面から離れた位置に形成されている。そして、各フック部13により構成される内接円C(図4)は、ライナ5の摺動層51の外径より小さく設定されており、この摺動層51がフック部13の上端面15と天面部41の内面との間に配置されることにより、ライナ5がフック部13により支持され、キャップ本体4に取り付けられる。
なお、開口部12は、ライナ付キャップ3がブリッジ43aを破断しつつ回転操作された際、ボトル缶2の内部のガスを外部に放出するためのベントホールとして機能する。また、ライナ5の厚みやライナ5を構成する摺動層51の外径、密封層52の外径等は、キャップ本体4の寸法に応じて決定される。
次に、本実施形態のライナ付キャップ3の製造方法を、図6を参照して説明する。
(塗装工程)
まず、キャップ本体4を形成する板材40の内外面を塗装する。通常、キャップ本体4の内面側とされる表面にサイズコート及びトップコートを施し、外面側とされる表面にサイズコートを必要に応じて印刷し、次にトップコート(ツヤニス)を塗布する。これらの厚さは、一般に1〜10μmであり、各々は150〜200℃で8〜12分間焼付け乾燥される。
(キャップ本体成形工程)
そして、この塗装された板材40に、潤滑剤を塗布してプレスでカップ状に打ち抜くことによりキャップ本体4の天面部41と円筒部42とを形成する。また、円筒部42の周方向に沿って切り込みを形成し、その切り込みの下方部分を半径方向内方に押し込むことによって切り込みを開き、半径方向内方に山形(V字状)に突出させたフック部13を複数形成する。この際、切り込みが開くことにより、開口部12が形成される。
なお、フック部13及び開口部12を形成する際に、ナール凹部11及びブリッジ43a等の加工も施される。
(接着防止措置工程)
次に、天面部41の内面に接着防止措置を施す。接着防止措置は、例えば、不揮発性有機液体(グリセリン又はシリコーンオイル等)を塗布したり、レーザー照射により板材40の塗装面を変質させてマスキングを形成したりすることにより行われる。また、塗装工程において、板材40の塗装面にマスキング用インキ(ラッカー)を塗布することにより予め接着防止措置を施しておくことも可能である。
(摺動層成形工程)
そして、接着防止措置が施されたキャップ本体4に、樹脂のモールド成形により摺動層51を形成する(インシェルモールド)。摺動層51の成形は、キャップ本体4を開口端部が上向きとなるように載置した状態で行われる。
まず、天面部41の内面側中央に押出機から押し出され溶融したポリエチレン等の硬質樹脂の一定量を供給(滴下)し、天面部41の内面に配置された溶融樹脂R1を直ちに冷却された金型M1のパンチP1で押圧して摺動層51を成形する。
パンチP1は、キャップ本体4の円筒部42内に挿入されるガイドG1により、押圧方向への移動が案内されるように設けられ、その外径が円筒部42の各フック部13先端により構成される内接円Cよりも小さく設けられており、パンチP1の押圧面はフック部13を越えて天面部41に押し付けられる。そして、天面部41の内面側中央に供給された溶融樹脂R1は、パンチP1の押付面で押圧されることによって放射状に拡がり、フック部13の内接円Cよりも拡径して成形された円板状の摺動層51が形成される。
なお、摺動層51の周縁部は、円筒部42の内側面に接触しない程度に成形することが好ましい。
また、天面部41の内面には、接着防止措置が施されていることから、摺動層51は、非接着状態のままでキャップ本体4内部に成形される。そして、摺動層51の周縁部は、フック部13の内接円Cよりも拡径して設けられることから、摺動層51の周縁部がフック部13により支持されてキャップ本体4から抜けることなく、天面部41の内面に非接着状態に設けられる。
(密封層成形工程)
そして、密封層52は、キャップ本体4内に摺動層51が形成された状態で、モールド成形用の金型M2をキャップ本体4内に挿入し、エラストマー樹脂等を樹脂成形することにより形成される。
モールド成形用の金型M2は、ガイドG2と、そのガイドG2内に進退可能に設けられるパンチP2とで構成され、ガイドG2の内周面とパンチP2の押付面とにより密封層52が成形されるようになっている。ガイドG2の外径はフック部13の内接円C(図4参照)よりも小さく設定されており、フック部13の先端が、金型M2(ガイドG2)を挿入する際の金型M2の案内の役割を果たすことにより、金型M2のセンタリング(位置決め)が行われる。
そして、密封層52は、押出機から押し出され溶融したエラストマー等の軟質樹脂の一定量を、キャップ本体4に支持される摺動層51の中央に供給(滴下)し、摺動層51の表面に配置された溶融樹脂R2を直ちに冷却されたパンチP2で押圧することにより成形され、これにより、摺動層51と密封層52とからなるライナ5が形成される。
この際、密封層52は、ガイドG2の内周面とパンチP2の押付面とにより囲まれた空間内に溶融樹脂R2が充填されることにより成形され、摺動層51に対し同軸でかつ小径の円形に形成されるとともに、ボトル缶2の口部21に密着する外周部54が、中心部55よりも厚く形成される。
なお、摺動層51と密封層52とは、材料を選択することにより成形時に完全に接着するが、接着が弱い場合は、摺動層51を成形した後で、摺動層51の表面にコロナ放電処理、グロー放電処理、プラズマ処理、アンカーコート処理、接着剤塗布等の表面処理工程を加えてもよい。
そして、上記のライナ付キャップ3をボトル缶2の口部21に被せた状態でキャッピング加工を施すことにより、ライナ付キャップ3が口部21に巻締められた状態で被着され、本実施形態のキャップ付ボトル缶1が形成される。
ライナ付キャップ3のキャッピング加工は、プレッシャーブロック、ネジローラー、スカートローラー等からなるキャッピング装置を用いて行われる。すなわち、口部21に被せたキャップ本体4の天面部41を、図2に二点鎖線で示すように、プレッシャーブロックPでボトル缶2の底部の方向に押圧し、この状態でプレッシャーブロックPによる絞り加工を行うことでライナ付キャップ3の肩部に段差部48を形成する。
さらに、この状態でネジローラー(図示略)によりキャップ側ねじ部46を形成し、スカートローラー(図示略)で口部21の膨出部22にピルファープルーフ部47を巻きつけることで、キャッピング加工が行われる。この場合、ライナ付キャップ3(キャップ本体4)が被着されるボトル缶2の口部21には、ボトル側ねじ部23及び膨出部22が形成されており、ここに被せられたライナ付キャップ3は、ボトル側ねじ部23、膨出部22等の形状に沿うようにキャップ側ねじ部46及びピルファープルーフ部47が塑性変形される。これによって、ライナ付キャップ3がボトル缶2の口部21に装着され、ボトル缶2が密封状態とされる。この際、キャップ本体4の天面部41の内側には、上述したようにライナ5が配置されており、そのライナ5によってボトル缶2の開口部がシールされている。
このように構成されたキャップ付ボトル缶1において、ライナ付キャップ3を開栓するために回転させると、キャップ側ねじ部46が形成された筒上部44がボトル缶2のボトル側ねじ部23に沿って上方に持ち上がりながら回転する。一方、ピルファープルーフ部47が形成された筒下部45はボトル缶2の膨出部22に係止され、筒上部44と一体に持ち上がらずに回転する。
この際、上方向に引っ張る力と、周方向に引っ張る力(摩擦力)とを加えられた各ブリッジ43aが単独に順次破断していく。そして、各ブリッジ43aが破断した際に、ライナ付キャップ3の筒上部44と筒下部45とが分断される。その後、筒上部44を口部21のボトル側ねじ部23に対してさらに回転させることにより、ボトル缶2からライナ付キャップ3の筒上部44が外れて開栓させることができる。一方、ライナ付キャップ3の筒下部45は、リング状のピルファープルーフ部47としてボトル缶2に残される。
本発明のライナ付キャップ3においては、フック部13が形成された状態のキャップ本体4の天面部41の内面に、各フック部13により構成される内接円Cよりも小径に形成されたパンチP1によって溶融樹脂R1を押圧することにより、その溶融樹脂R1をパンチP1の押付面よりも拡径して流動させることとしており、摺動層51の外径を金型により規制することなく各フック部13の内接円Cよりも大きく成形することができる。これにより、キャップ本体4の内部においてモールド成形により摺動層51を形成する場合においても、天面部41の内面に非接着状態の摺動層51をフック部13により支持した状態に設けることができる。したがって、開栓時のトルクを比較的低い状態で維持することができる。
一方で、密封層52は、パンチP2による押圧時においてガイドG2により周縁部が拘束された状態で成形されることから、ボトル缶2の口部21に密着する外周部54の厚みを一定の厚みで形成することができ、高いシール性を確保することができる。また、密封層52の外周部54の厚みを他の部分(中心部55)よりも厚く形成しており、高いシール性を得ることができるとともに、口部21に接する部分以外は薄く形成することができるので、材料使用料を低減でき、さらに低コスト化を図ることができる。
また、キャップ本体4の内部で摺動層51及び密封層52の両方を成形することによりライナ5を形成することができ、硬質シートを打抜いて成形する場合のように打抜き屑が発生しないので、材料使用率を高めることができる。そして、摺動層51及び密封層52を有するライナ5を、インシェルモールドのみで形成可能なので、ライナ打抜き工程及びライナ嵌め込み工程を無くすことができ、飛躍的に生産性を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、キャップ本体4に円板状の摺動層51を成形し、その摺動層51の表面(平坦面)に密封層52を成形することによりライナ5を構成していたが、図7に示すライナ付キャップ3Aのように、摺動層51Aの表面Sに中心部から周縁部に向けて下り勾配となる放射状の勾配を設ける構成とすることもできる。
摺動層51Aの表面Sの放射状の勾配により、密封層52Aの成形時において中心部から周縁部にかけて溶融樹脂の流動性を向上させることができるので、密封層52Aの周辺部のライナ欠けや厚みのばらつきが生じることが防止できる。なお、摺動層51Aの放射状の勾配を有する表面形状は、パンチの押付面により摺動層51Aの成形時に形成することができる。
また、図8に示すライナ付キャップ3Bのように、摺動層51Bの表面中央に、窪み57を設けることで、密封層52Bの成形時に、溶融樹脂R2のセンタリングが容易に行え、また溶融樹脂R2を中心部から周縁部にかけて均等に流すことができる。これにより、ライナ欠けや厚みのばらつきが生じることを防止することができる。
さらに、図9に示すライナ付キャップ3Cのように、摺動層51Cの表面に、中心部から周縁部に向けて下り勾配となる放射状の勾配を設けるとともに、中央に窪み57を設ける構成としてもよい。この場合には、密封層52Cの成形時に、溶融樹脂R2のセンタリングを容易に行えるとともに、摺動層51Cの表面Sの放射状の勾配により溶融樹脂R2の流動性を向上させることができる。
また、上記実施形態において、フック部13は、図2及び図3に示すように、円筒部42の周方向に沿って形成した切り込みの下方部分を半径方向内方に押し込むことによって形成したが、図10に示すライナ付キャップ3Dのように、フック部13は、切り込みの天面部41側を半径方向内方に押し込むことによって形成することもできる。この場合、摺動層51が開栓時に内圧を開放する開口部12を塞ぐことを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、キャップ付ボトル缶及びボトル缶に装着されるライナ付キャップについて説明を行ったが、本発明でいうキャップ付容器の容器は、ボトル缶に限定されるものではなく、ボトル缶の他、ガラスビンやPETボトル等の容器も含まれる。
1 キャップ付ボトル缶(キャップ付容器)
2 ボトル缶(容器)
3,3A〜3D ライナ付キャップ
4 キャップ本体
5,5A〜5C ライナ
11 ナール凹部
12 開口部
13 フック部
21 口部
22 膨出部
23 ボトル側ねじ部
24 カール部
41 天面部
42 円筒部
43 スリット
43a ブリッジ
44 筒上部
45 筒下部
46 キャップ側ねじ部
47 ピルファープルーフ部
48 段差部
51,51A〜51C 摺動層
52,52A〜52C 密封層
54 外周部
55 中心部
57 窪み

Claims (6)

  1. 天面部と該天面部の周縁から略垂下されてなる円筒部とを備えるキャップ本体と、前記天面部の内面に非接着状態に設けられたライナとを有し、容器の口部を密封可能なライナ付キャップを製造する方法であって、アルミニウム又はアルミニウム合金の板材をカップ状に打抜いてキャップ本体を成形するキャップ本体成形工程と、前記キャップ本体の天面部と摺動する摺動層を該天面部内面に樹脂のモールド成形により形成する摺動層成形工程と、前記摺動層に積層され該摺動層よりも軟質で外径が小さく前記容器の口部と接触する密封層を樹脂のモールド成形により形成して、前記摺動層と前記密封層とからなる前記ライナを形成する密封層成形工程と、前記摺動層成形工程よりも前に前記天面部の内面に前記摺動層の接着防止措置を施す接着防止措置工程とを備え、前記キャップ本体成形工程において前記円筒部の前記天面部近傍に半径方向内方に向かって突出して前記摺動層を係止する複数のフック部が形成され、前記摺動層成形工程において前記天面部内面に配置した溶融樹脂を前記円筒部の各フック部先端により構成される内接円よりも外径が小さいパンチで押圧することにより前記摺動層が該内接円よりも拡径して成形されることを特徴とするライナ付キャップの製造方法。
  2. 前記密封層成形工程において、前記密封層の前記容器の口部に接する部分の厚みを、他の部分よりも厚く設けることを特徴とする請求項1記載のライナ付キャップの製造方法。
  3. 前記摺動層成形工程において、前記摺動層の表面に、中心部から周縁部に向けて下り勾配となる放射状の勾配を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載のライナ付キャップの製造方法。
  4. 前記摺動層成形工程において、前記摺動層の表面中央に、窪みを設けることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のライナ付キャップの製造方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のライナ付キャップの製造方法により製造されたことを特徴とするライナ付キャップ。
  6. 容器と、該容器に装着されるキャップとを備え、前記キャップが、請求項5に記載のライナ付キャップであることを特徴とするキャップ付容器。
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