JP2018177335A - キャップおよびキャップ付きボトル - Google Patents

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英泰 武藤
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【課題】ライナーを確実に係止してキャップからの抜け外れを防止するとともに、キャップを開栓したときの内容物の飛沫の漏出を防ぎ、ネジ付きのボトル缶等において内容物が雄ネジ部に付着してもベントホールから注入した洗浄水によって確実に洗浄する。【解決手段】天板部2と周壁部3が一体成形されたキャップ本体1と、天板部2の内面2aに配設されるライナー4とを備え、周壁部3の天板部2寄りの部分には、周方向にスリット状に延びるベントホール11と、このベントホール11の上部開口部および下部開口部を半径方向内周側に曲折した上フック部12および下フック部13とを有するフック部14が形成され、フック部14における上フック部12の内周端12aは、ライナー4の外周縁より半径方向内周側に位置しているとともに、下フック部13の内周端13aよりも半径方向内周側に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、ボトル缶等のボトルの口部に取り付けられるキャップ、およびこのキャップを取り付けたキャップ付きボトルに関するものである。
このようなキャップおよびキャップ付きボトルとして、特許文献1には、上方に配された天板部と、この天板部の周縁から略垂下されてなる円筒部とを備え、天板部の内面にライナーが非接着状態で挿入された後にボトルの口部を密栓する金属キャップであって、円筒部が、天板部近傍であって周方向にスリット状に開口形成され開栓時に内圧を開放するベントホールと、このベントホールの上部開口端部および下部開口端部を円筒部の半径方向内方に向けて曲げて形成した上部突起部および下部突起部とを有し、上部突起部の先端が、挿入された際のライナーの外周縁よりも半径方向内方に位置されているとともに、下部突起部の先端と半径方向で同位置または該先端よりも半径方向外方に位置している金属キャップ、およびこのような金属キャップがボトル本体の口部に被着されたキャップ付きボトルが記載されている。
特開2011−240937号公報
ところが、上記特許文献1に記載されたキャップでは、ライナーが非接着状態で挿入される天板部の内面から離れた下部突起部の先端が上部突起部の先端と半径方向に同位置、または上部突起部の先端よりも半径方向内側に位置することになるので、上部突起部の先端がライナーの外周縁より半径方向内側に位置していても、この上部突起部によってライナーを確実に係止することが困難となってライナーがキャップから抜け外れてしまうおそれがある。
また、キャップの開栓時には、上述のようにベントホールからボトル内のガスの内圧が開放されるが、このとき特許文献1に記載されたキャップのようにベントホールの上部突起部の先端が下部突起部の先端よりも半径方向外側に位置していると、内圧が開放されたボトル内のガスと一緒に排出された飲料等のボトルの内容物が、下部突起部の内面からベントホールを通って飛沫として漏れ出てしまい、開栓した人の手を汚してしまうおそれもある。
さらに、上記ボトルが口部に雄ネジ部が形成されたネジ付きのボトル缶等であり、キャップには上記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されている場合、ボトルへの内容物の充填時に雄ネジ部に付着した飲料等を、キャップ取付後にベントホールから注入した洗浄水によって洗浄しようとしても、上部突起部の先端が下部突起部の先端よりも半径方向外側に位置しているため、ベントホールを通して洗浄水を下部突起部の内面から雄ネジ部に注入することが困難でもある。
本発明は、このような背景の下になされたもので、ライナーを確実に係止してキャップからの抜け外れを防止することができるとともに、キャップを開栓したときにボトル内の内圧が開放されても内容物の飛沫の漏出によって手を汚すこともなく、さらにネジ付きのボトル缶等において内容物が雄ネジ部に付着しても、ベントホールから注入した洗浄水によって確実に洗浄することが可能なキャップおよびキャップ付きボトルを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のキャップは、キャップ中心線を中心とした円板状の天板部と、この天板部の外周から上記キャップ中心線を中心として円筒状に延びる周壁部とが一体に成形されたキャップ本体と、このキャップ本体の上記天板部の内面に配設される円板状のライナーとを備えたキャップであって、上記キャップ本体の上記周壁部における上記天板部寄りの部分には、周方向にスリット状に延びるベントホールと、このベントホールの上部開口部および下部開口部を上記キャップ中心線に対する半径方向内周側に曲折した上フック部および下フック部とを有するフック部が形成されており、上記フック部における上記上フック部の内周端は、上記ライナーの外周縁より上記半径方向内周側に位置しているとともに、上記下フック部の内周端よりも上記半径方向内周側に位置していることを特徴とする。
また、本発明のキャップ付きボトルは、このようなキャップを、ボトル本体のキャップ取付部に取り付けたことを特徴とする。
このように構成されたキャップおよびキャップ付きボトルにおいては、特許文献1に記載されたキャップおよびキャップ付きボトルとは逆に、キャップにおけるフック部において、ベントホールの上部開口部をキャップ中心線に対する半径方向内周側に曲折した上フック部の内周端が、下部開口部を上記半径方向内周側に曲折した下フック部の内周端よりも内周側に位置しており、すなわち上フック部が下フック部よりも半径方向内周側に突出している。
そして、この上フック部の内周端は、ライナーの外周縁より上記半径方向内周側に位置しているので、この上フック部によりライナーは係止されて抜け止めされることになる。従って、ライナーが配設されるキャップ本体の天板部により近い位置でライナーを係止することができるので、上記構成のキャップ、およびこのキャップをボトル本体のキャップ取付部に取り付けたキャップ付きボトルによれば、ライナーを確実に係止してキャップ本体から抜け外れるのを防止することが可能となる。
また、こうして上フック部の内周端が下フック部の内周端よりも内周側に位置していることにより、キャップ中心線に沿った断面において上フック部の内周面も、その下端では下フック部の内周端よりも半径方向内周側に位置することになる。このため、キャップの開栓時にベントホールからボトル内のガスの内圧が開放されたときに、ガスはベントホールから排出される一方で、ガスと一緒に排出されようとする内容物は上フック部の内周面によって案内してキャップ本体内に留まらせることができ、内容物がガスとともに飛沫となってベントホールから漏れ出ることにより開栓した人の手が汚れてしまうのを防ぐことが可能となる。
さらに、上フック部の内周端が下フック部の内周端よりも内周側に位置しているので、キャップをネジ付きのボトル缶等のボトル本体におけるキャップ取付部に取り付けた状態で、洗浄水をベントホールに向けて噴射すると、洗浄水は半径方向内周側に曲折させられた上フック部の外周面を伝わってベントホールからボトル本体のキャップ取付部の雄ネジ部に注入される。このため、ボトルへの内容物の充填時に雄ネジ部に付着した飲料等を洗浄水によって確実に洗浄することができる。
なお、上フック部の内周端が下フック部の内周端よりも半径方向内周側に突出しすぎていると、キャップ本体の天板部の内面側にライナーを挿入して配設する際にライナーが上フック部の内周端に引っ掛かってしまうおそれがある。このため、上記フック部における上フック部の内周端は、下フック部の内周端よりも、上記ライナーの外周縁の厚さ以下の範囲で上記半径方向内周側に位置していることが望ましく、このような範囲で上フック部の内周端が下フック部の内周端よりも突出している程度であれば、下フック部の内周面によってライナーの外周縁をガイドすることにより、上フック部と天板部の内面との間にライナーを円滑に案内して配設する効果も期待することができる。
以上説明したように、本発明によれば、フック部においてライナーを確実にキャップ本体に係止して抜け外れを防ぐことができるとともに、キャップを開栓したときにボトル内の内圧が開放されてもガスとともに内容物が飛沫として漏れ出して開栓した人の手が汚れるのも防止することができ、さらにネジ付きのボトル缶等において内容物が充填時に雄ネジ部に付着したとしても、ベントホールから洗浄水を注入することによって確実に洗浄することが可能となる。
本発明のキャップの一実施形態を示すキャップ本体の一部破断側断面図である。 図1に示す実施形態を天板部の内面(下面)側から見た底面図である。 図1におけるX部分の拡大断面図(または、図4におけるZZ断面図)である。 図2におけるY部分の拡大底面図である。
図1ないし図4は、本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態のキャップは、雄ネジ部が形成されたキャップ取付部を有するネジ付きボトル缶用のキャップであって、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材料により形成されてキャップ中心線Oを中心とした有底円筒状のキャップ本体1を備えている。すなわち、このキャップ本体1においては、円板状の天板部2と、この天板部2の外周からキャップ本体1の下端側(図1および図4において下側)に向けて上記キャップ中心線Oを中心とする円筒状に延びる周壁部3とが一体に成形されている。
また、天板部2の内面(下面)2aには、樹脂製の円板状のライナー4が配設される。このライナー4は、ポリエチレンまたはポリプロピレンを主とする硬質樹脂製で天板部2側に内面2aと非接着状態で配置される大径の摺動層4aと、この摺動層4aの天板部2とは反対側に直接またはバリア層等の中間層を介して配置されるエラストマー樹脂の摺動層4aよりも軟質な樹脂製で小径の密封層4bとを備えた多層構造とされている。摺動層4aは厚さが略均一な平板状とされる一方、密封層4bは外周縁部が厚肉で内周部は天板部2側に凹んだ薄肉とされ、これら内周部と外周縁部との間の段差部は内周側に向かうに従い天板部2側に向かうテーパ面状とされている。
キャップ本体1の周壁部3には、天板部2寄りの上端部側に、下端側に向けてキャップ中心線Oに対する外周側に膨らむナール5と、このナール5の下端に連なり、ナール5のよりも外径が小径のグルーブ6とが形成されている。一方、天板部2とは反対側の周壁部3の下端部側には、上端部側から下端部側に向けて順に、やはり外周側に膨らむビード7と、このビード7よりも外径が小径の破断容易部8と、この破断容易部8よりも外径が大径とされてキャップ本体1の下端に延びる円筒状のフレア(開放端部)9とが形成されている。
破断容易部8には、側面視に周方向に延びてキャップ中心線Oに対する半径方向内周側に凹むスリット部8aが周方向に等間隔をあけて複数形成されるとともに、これらのスリット部8aの間の部分はブリッジ部8bとされている。スリット部8aには、該スリット部8aの上端部側の長辺に、周壁部3を貫通するスリット8cが形成されている。また、フレア9は、ボトル缶の上記キャップ取付部へのキャッピングの際に、キャップ取付部の雄ネジ部の下端部側に形成された膨出部の下端部に裾巻きされる。
さらに、周壁部3の上端部側のグルーブ6と下端部側のビード7との間の部分は、ボトル缶の上記キャップ取付部へのキャッピングの際にキャップ取付部の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成される雌ネジ形成予定部10とされている。この雌ネジ形成予定部10の外径は、はグルーブ6の外径よりも大きく、ビード7の外径よりは小さな略一定の外径とされている。
一方、ナール5には、キャップ本体1の周壁部3が内周側に凹まされるように成形されたナール凹部5aが、周方向に等間隔をあけて複数(本実施形態では12)形成されている。これらのナール凹部5aは、ボトル缶にキャッピングされたキャップ本体1を開栓するときに、キャップ本体1とこれを把持する指との摩擦抵抗を増大させるためのものであり、これにより手を滑られることなく容易に開栓が可能となる。
さらに、周方向においてこれらのナール凹部5aの間には、外周側から見て図1に示すような涙的形、または円形や楕円形をなし、同じくキャップ本体1の内周側に凹まされるようにして、周方向にスリット状に延びて図3に示すように周壁部3を貫通するベントホール11と、このベントホール11の上部開口部および下部開口部をキャップ中心線Oに対する半径方向内周側(図3において右側)に曲折した上フック部12および下フック部13とを有するフック部14が形成されている。このフック部14も、本実施形態ではやはり周方向に等間隔を開けるとともに、ナール凹部5aとも周方向に等間隔を開けて交互に複数形成されている。
そして、同じく上記図3に示すように、このフック部14における上フック部12の内周端12aは、ライナー4をキャップ中心線Oと同軸に配置した状態で、このライナー4の外周縁(摺動層4aの外周縁)より半径方向内周側に位置しているとともに、下フック部13の内周端13aよりも半径方向内周側に位置している。すなわち、フック部14における上フック部12の内周端12aは、下フック部13の内周端13aよりも半径方向内周側に突出している。
なお、本実施形態では、下フック部13の内周端13aもライナー4の外周縁(摺動層4aの外周縁)より半径方向内周側に位置している。また、この下フック部13の内周端13aと、上フック部12の内周端12aとは、ライナー4の密封層4bの外周縁よりは半径方向外周側に位置している。さらに、キャップ中心線O方向に下端部側から見て上述のように内周側に突出することになる上フック部12の内周端12aの下フック部13の内周端13aからの突出量δは、ライナー4の外周縁である摺動層4aの厚さ(例えば、0.45mm)以下の範囲とされている。
ここで、本実施形態では図3に示すように、下フック部13はベントホール11の下部開口部を外周側に凸曲するようにして半径方向内周側に折り曲げられているだけであるのに対し、上フック部12はベントホール11の上側開口部を外周側に凸曲するように半径方向内周側に大きく折り曲げた後、その下端部を上端部に対して外周側に凹曲するように下向きに折り曲げつつ下端部側に向かうに従い半径方向内周側に延びるように形成されている。また、本実施形態では、すべてのフック部14において、上フック部12の内周端12aが下フック部13の内周端13aよりも半径方向内周側に位置するように突出している。
このようなボトル缶用キャップのキャップ本体1を製造するには、まず上記アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材料よりなる所定の元板厚の圧延板材を円板状のブランク材に打ち抜き、このブランク材の外周部を、円形孔を有するダイの上面に配置して上記円形孔と同軸の円形孔を有する押さえとの間に挟み込んで支持するとともに、押さえの円形孔からダイの円形孔に円柱状のパンチを挿入することにより絞り込んで有底円筒状のキャップシェルを成形する。
このとき、キャップ本体1の天板部2となるキャップシェルの天板部の厚さは、圧延板材の元板厚と略等しくなる。また、このキャップシェルを成形する際に、同時にキャップシェルの開放端部をトリミングしてキャップ中心線O方向の高さを揃える。しかる後、このキャップシェルの周壁部に、ナール凹部5aとフック部14を備えたナール5と、グルーブ6、ビード7、スリット部8aを備えた破断容易部8、フレア9、および雌ネジ形成予定部10とを成形することにより、上述のようなキャップ本体1が製造される。
また、このようなキャップ本体1の天板部2の内面2aにライナー4を配設するには、例えば予め上述のような多層構造とされて円板状に切断されたライナー4を、弾性変形しつつフック部14の上フック部12の内周端12aと下フック部13の内周端13aとの間を通して、キャップ本体1内の天板部2の内面2a側に挿入する。あるいは、特許文献1に記載されているように、円板状に切断したライナー4の摺動層4aをキャップ本体1内の天板部2の内面2a側に挿入した上で、モールド成形用の金型をキャップ本体1内に挿入し、この金型によって密封層4bをモールド成形する。もしくは、例えば特開2015−003325号公報に記載されているように、ライナー4の摺動層4aと密封層4bとを、それぞれモールド成形用の金型を用いてこの順にモールド成形してもよい。
さらに、このようにしてライナー4が配設されたキャップ本体1をボトル缶等のボトル本体にキャッピングして本発明の一実施形態のキャップ付きボトルを製造するには、飲料等の内容物が充填されたボトル本体のキャップ取付部にキャップ本体1を被せて、天板部2の上面外周部をキャッピング装置のプッシャーブロックによってキャップ取付部の開口縁に押圧して絞り加工することにより、ライナー4の密封層4bのうち厚肉とされた外周縁部を開口縁に圧着する。
そして、この状態のまま、キャッピング装置の裾巻きローラによってキャップ本体1のフレア9をキャップ取付部の上記膨出部の下端部に裾巻きするとともに、ボトル本体がキャップ取付部に雄ネジ部を有しているネジ付きのボトル缶等の場合には、ネジ切りローラをこの雄ネジ部のネジ谷部に沿って螺旋状に移動させることにより、キャップ本体1の雌ネジ形成予定部10に雌ネジ部を成形する。これにより、キャップ本体1がキャップ取付部に螺着されてボトル本体内が封止され、本発明の一実施形態のキャップ付きボトルが製造される。
上記構成のキャップ、およびこのキャップを上述のようにボトル本体のキャップ取付部に取り付けたキャップ付きボトルでは、キャップにおけるフック部14において、ベントホール11の上部開口部をキャップ中心線Oに対する半径方向内周側に曲折した上フック部12の内周端12aが、下部開口部を半径方向内周側に曲折した下フック部13の内周端13aよりも内周側に位置していて、上フック部12が下フック部13よりも半径方向内周側に突出しており、この上フック部12の内周端12aは、上フック部12とキャップ本体1の天板部2の内面2aとの間に配設されるライナー4の外周縁より半径方向内周側に位置しているので、ライナー4は上フック部12によって係止されて抜け止めされることになる。
このため、特許文献1に記載されたキャップのように、上部突起部の先端が下部突起部の先端と半径方向に同位置または半径方向外周側に位置しているのに比べ、ライナー4が配設されるキャップ本体1の天板部2により近い位置でライナー4を確実に係止することができる。従って、キャッピングの際やキャッピングされたキャップを開栓した際などにライナー4がキャップ本体1から抜け外れるのを防止することが可能となり、キャップときボトルを製造するときや開栓したキャップを再びキャップ取付部に取り付けてリシール(閉栓)する際に、ボトル本体内を確実に封止することができる。
また、このようにフック部14における上フック部12の内周端12aが下フック部13の内周端13aよりも内周側に位置しているのに伴い、内周端12aに連なる上フック部12の内周面12bも、その下端部の内周端12a側では、キャップ中心線Oに沿った断面において図3に示したように、下フック部13の内周端13aより半径方向内周側に位置することになる。
このため、キャップの開栓時にライナー4とキャップ取付部の開口縁との圧着が解かれることによりボトル本体内のガスの内圧が開口縁からベントホール11を介して開放されるとき、ガス自体はベントホール11から排出される一方で、ガスと一緒に排出されようとする飲料等の内容物は上フック部12の内周面12bによって案内してキャップ本体1内に留まらせることができ、内容物がガスとともに飛沫となってベントホール11から漏れ出てしまって開栓した人の手が汚れてしまうのを防ぐことができる。
さらに、このようなキャップを上述のようにネジ付きのボトル缶のボトル本体におけるキャップ取付部に取り付ける場合、キャップ取り付け前にボトル本体内に飲料等の内容物を充填する際、内容物がキャップ取付部の開口部外周から雄ネジ部の上端部にかけて付着することがある。このような場合には、製造されたキャップ付きボトルの洗浄工程において洗浄水を噴射してベントホール11から注入することにより、付着した内容物を洗浄した後に乾燥するようにしている。
ここで、そのような場合でも、上記構成のキャップおよびキャップ付きボトルにおいては、フック部14において上フック部12の内周端12aが下フック部13の内周端13aよりも半径方向内周側に位置していることにより、キャップをキャップ取付部に取り付けた状態で洗浄水をベントホール11に向けて噴射すると、洗浄水は半径方向内周側に曲折させられた上フック部12の外周面12cを伝わってベントホール11からキャップ本体1の周壁部3とキャップ取付部の雄ネジ部との間に注入され易くなる。このため、上述のようにキャップ取付部に飲料等の内容物が付着しても、これを洗浄水によって確実に洗浄することが可能となる。
なお、こうして上フック部12の内周端12aが下フック部13の内周端13aより半径方向内周側に位置しているときに、内周端12aが内周端13aより半径方向内周側に突出しすぎていると、キャップ本体1の天板部2の内面2aにライナー4を配設する際、上述のように予め多層構造とされて円板状に切断されたライナー4を弾性変形しつつ上フック部12と天板部2との間に挿入する場合や、円板状に切断したライナー4の摺動層4aをキャップ本体1内の天板部2の内面2a側に挿入した上でモールド成形用の金型によって密封層4bをモールド成形する場合に、ライナー4や摺動層4aが上フック部12の内周端12aに引っ掛かってしまうおそれがある。
このため、フック部14における上フック部12の内周端12aは、下フック部13の内周端13aよりも、ライナー4の外周縁である本実施形態では摺動層4aの厚さ以下の範囲で半径方向内周側に位置していることが望ましい。すなわち、予め多層構造とされたライナー4や単層のままの摺動層4aをキャップ本体1内の天板部2の内面2aと上フック部12との間に挿入する場合、このライナー4の外周縁となる摺動層4aが弾性変形されられて上フック部12の内周端12a内を通過するので、ライナー4の外周縁(本実施形態では摺動層4a)の厚さ以下の範囲内であれば、ライナー4の外周縁を通過させ易くなり、ライナー4や摺動層4aを挿入する際の引っ掛かりを防止することができる。
また、このような範囲で上フック部12の内周端12aが下フック部13の内周端13aよりも突出している程度であれば、下フック部13の内周面13bによってライナー4や摺動層4aの外周縁をガイドしつつ弾性変形させて、上フック部12の内周端12aと天板部2の内面2aとの間にライナー4や摺動層4aを円滑に案内することもできる。さらに、図3に示したように上フック部12の下端面12dが半径方向内周側に向かうに従い天板部2側に向かうように傾斜していれば、この下端面12dによってもライナー4や摺動層4aをガイドすることができる。
なお、本実施形態では、キャップ本体1の周壁部3におけるナール5にナール凹部5aとフック部14とが周方向に交互かつ等間隔に形成されているが、これらナール凹部5aやフック部14が形成されない非形成領域をナール5に設け、この非形成領域に、スリット5bやベントホール11よりも周方向に長い弱化スリットや弱化スコアを形成したり、さらにこれら弱化スリットや弱化スコアに凹部によって薄肉化されたりスリット加工されたりして周囲よりもさらに弱化された開口基点部を設けたりしてもよい。このような弱化スリットや弱化スコアを設けることにより、キャップを一旦開栓してから閉栓した後にボトル内の内容物が腐敗したり発酵したりして内圧が上昇したときでも、弱化スリットや弱化スコアが押し広げられることにより内部のガスを放出する、防爆機能をキャップ本体1に付与することができる。
次に、本発明の実施例を挙げて、本発明の効果について実証する。本実施例では、元板厚0.25mmのアルミニウム合金製の圧延板材を円板状に打ち抜いたブランク材から外径38mmのキャップシェルを成形し、このキャップシェルの周壁部に、ナール凹部5aとフック部14を備えたナール5と、グルーブ6、ビード7、スリット部8aを備えた破断容易部8、フレア9、および雌ネジ形成予定部10とを成形することによって上記実施形態に基づくキャップ本体1を製造した。
このとき、フック部14における上フック部12の内周端12aの下フック部13の内周端13aからの半径方向内周側への突出量δを0.1mm、0.2mm、0.25mmとした3種のキャップ本体1をそれぞれ30個ずつ製造した。これらを、突出量δが小さいものから順に実施例1〜3とする。なお、キャップ本体1における天板部2の厚さは、キャップシェルに成形される圧延板材の元板厚と等しい0.25mmであり、実施例1〜3の突出量δは、この天板部2の厚さ以下の範囲で、ライナー4の外周縁の厚さ(摺動層4aの厚さ)0.45mmよりも小さい範囲であった。
また、これら実施例1〜3に対する比較例として、特許文献1に記載されたキャップに基づき、フック部における上フック部の内周端と下フック部の内周端が半径方向に等しい位置にあって、すなわち上記実施形態における突出量δが0mmのものと、フック部における上フック部の内周端が下フック部の内周端よりも半径方向外周側に0.2mmの位置にあって、すなわち上記実施形態における突出量δが−0.2mmのものも、実施例1〜3と同数製造した。これらも突出量δが小さいものから順に比較例1、2とする。
そして、このような実施例1〜3および比較例1、2のキャップにおいて、キャップ本体1の天板部2の内面2aとフック部14における上フック部12との間に、予め摺動層4aと密封層4bとが多層構造に積層されたライナー4を挿入してから、ネジ付きボトル缶のボトル本体におけるキャップ取付部にキャッピングし、このキャップを開栓した後のライナー4のフック部14からの外れ易さを、フック外れ度数という指標を用いて比較して良否を判定した。
なお、これら実施例1〜3および比較例1、2では、下フック部13の内周端13aの半径方向の位置(キャップ中心線Oからの半径)は同じで、上フック部12の内周端12aの位置が異なっている。また、ライナー4は、キャップ中心線Oと同軸に配設した状態で、摺動層4aの外周縁が下フック部13の内周端13aよりも半径方向外周側に0.4mmの位置となるものであった。
ここで、フック外れ度数は、特許文献1に記載されているのと同様に、開栓したキャップを目視して、上記実施形態のように1つのキャップ本体1において12のフック部14のうちライナー4が外れたフック部14の数とキャップの数(缶数)との積を総和したものを、評価したキャップの総数(缶の総数)で除した度数であり、すなわち平均して1つのキャップで幾つのフック部14が外れたかを示すものである。
この結果を、突出量δと併せて表1に示すとともに、良否の判定についても、特許文献1と同じくフック外れ度数が1.0以上のものをライナー4が外れるおそれがあるものとしてバツ印とし、1.0未満で0.4以上のものをライナー4が外れるおそれは無いものの外観不良となるおそれがあるものとして三角印とし、0.4未満のものをライナー4の外れや外観不良のおそれもないものとして丸印として表1に示す。
さらに、これら実施例1〜3および比較例1、2では、それぞれ10缶の缶本体に実際に内容物を充填してキャッピングを行い、内圧を高めた状態で開栓したときに内容物がベントホール11からガスとともに飛沫となって漏れ出したキャップの数も測定した。ここで、缶本体としては容量300mlのアルミニウム合金製のネジ付きボトル缶を用いて、内容物として275mlのコーヒーを充填し、0.1MPaの内圧をかけた状態でキャッピングを行った。
次いで、こうしてキャッピングしたキャップ付きボトルを常温で1ストローク約10cmを約5秒で上下に5回振り、キャップ中心線Oが鉛直方向を向くように正置した後、キャップにティッシュペーパーを被せて開栓し、その際に内容物が漏れ出してティッシュペーパーに付着したキャップの数を確認した。この結果も、表1に合わせて示す。
Figure 2018177335
この表1の結果より、フック外れ度数については、実施例1〜3および比較例1、2ともに1.0以上でライナー4が外れるおそれがあるものは無かったが、比較例1、2ではフック外れ度数がいずれも0.5であって、外観的に不良となる評価であった。これに対して、本発明に係わる実施例1、2ではフック外れ度数は0.1であって外観不良となることもなく、さらに実施例3ではフック外れ度数が0であり、すなわち30個のキャップ本体1の各12ずつのフック部14すべてにおいて、1つもフック外れを生じることは無かった。
また、内容物の漏れ出しについても、比較例1、2では10個中1つのキャップにおいて漏れ出しが確認されたのに対し、本発明に係わる実施例1〜3では漏れ出しが確認されたキャップは1つも無かった。
1 キャップ本体
2 天板部
2a 天板部2の内面
3 周壁部
4 ライナー
4a 摺動層
4b 密封層
5 ナール
5a ナール凹部
6 グルーブ
7 ビード
8 破断容易部
9 フレア
10 雌ネジ形成予定部
11 ベントホール
12 上フック部
12a 上フック部12の内周端
13 下フック部
13a 下フック部13の内周端
14 フック部
O キャップ中心線
δ 上フック部12の内周端12aの下フック部13の内周端13aに対する半径方向内周側への突出量
図1ないし図4は、本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態のキャップは、雄ネジ部が形成されたキャップ取付部を有するネジ付きボトル缶用のキャップであって、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材料により形成されてキャップ中心線Oを中心とした有底円筒状のキャップ本体1を備えている。すなわち、このキャップ本体1においては、円板状の天板部2と、この天板部2の外周からキャップ本体1の下端側(図1および図3において下側)に向けて上記キャップ中心線Oを中心とする円筒状に延びる周壁部3とが一体に成形されている。
さらに、周壁部3の上端部側のグルーブ6と下端部側のビード7との間の部分は、ボトル缶の上記キャップ取付部へのキャッピングの際にキャップ取付部の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成される雌ネジ形成予定部10とされている。この雌ネジ形成予定部10の外径はグルーブ6の外径よりも大きく、ビード7の外径よりは小さな略一定の外径とされている。
一方、ナール5には、キャップ本体1の周壁部3が内周側に凹まされるように成形されたナール凹部5aが、周方向に等間隔をあけて複数(本実施形態では12)形成されている。これらのナール凹部5aは、ボトル缶にキャッピングされたキャップ本体1を開栓するときに、キャップ本体1とこれを把持する指との摩擦抵抗を増大させるためのものであり、これにより手を滑らせることなく容易に開栓が可能となる。
さらに、周方向においてこれらのナール凹部5aの間には、外周側から見て図1に示すような涙滴形、または円形や楕円形をなし、同じくキャップ本体1の内周側に凹まされるようにして、周方向にスリット状に延びて図3に示すように周壁部3を貫通するベントホール11と、このベントホール11の上部開口部および下部開口部をキャップ中心線Oに対する半径方向内周側(図3において右側)に曲折した上フック部12および下フック部13とを有するフック部14が形成されている。このフック部14も、本実施形態ではやはり周方向に等間隔を開けるとともに、ナール凹部5aとも周方向に等間隔を開けて交互に複数形成されている。
このため、特許文献1に記載されたキャップのように、上部突起部の先端が下部突起部の先端と半径方向に同位置または半径方向外周側に位置しているのに比べ、ライナー4が配設されるキャップ本体1の天板部2により近い位置でライナー4を確実に係止することができる。従って、キャッピングの際やキャッピングされたキャップを開栓した際などにライナー4がキャップ本体1から抜け外れるのを防止することが可能となり、キャップ付きボトルを製造するときや開栓したキャップを再びキャップ取付部に取り付けてリシール(閉栓)する際に、ボトル本体内を確実に封止することができる。

Claims (3)

  1. キャップ中心線を中心とした円板状の天板部と、この天板部の外周から上記キャップ中心線を中心として円筒状に延びる周壁部とが一体に成形されたキャップ本体と、
    このキャップ本体の上記天板部の内面に配設される円板状のライナーとを備えたキャップであって、
    上記キャップ本体の上記周壁部における上記天板部寄りの部分には、周方向にスリット状に延びるベントホールと、このベントホールの上部開口部および下部開口部を上記キャップ中心線に対する半径方向内周側に曲折した上フック部および下フック部とを有するフック部が形成されており、
    上記フック部における上記上フック部の内周端は、上記ライナーの外周縁より上記半径方向内周側に位置しているとともに、上記下フック部の内周端よりも上記半径方向内周側に位置していることを特徴とするキャップ。
  2. 上記フック部における上記上フック部の内周端は、上記下フック部の内周端よりも、上記ライナーの外周縁の厚さ以下の範囲で上記半径方向内周側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のキャップを、ボトル本体のキャップ取付部に取り付けたことを特徴とするキャップ付きボトル。
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