JP2015002340A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素領域の周辺部における混色や感度の低下を抑制して、画素領域内の感度ムラの低減を実現する。【解決手段】複数の光電変換素子11を有する画素領域を備えた固体撮像装置において、複数の光電変換素子11が形成された半導体基板10と、半導体基板10の上方に設けられ、複数の光電変換素子11における各光電変換素子に対応した複数の被空隙形成層(12〜15)と、前記複数の被空隙形成層における各被空隙形成層の間に設けられた空隙18とを有し、画素領域の周辺部Bにおける空隙18は、画素領域の中央部Aにおける空隙18よりも、大きな幅である。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の受光素子を有する画素領域を備えた固体撮像装置及びその製造方法に関する。
従来の固体撮像装置は、当該固体撮像装置に斜め方向から光が入射すると、本来入射されるべき画素の光電変換素子(受光素子)に光が入射せず、迷光となって隣接画素の光電変換素子に入射して光電変換される場合があった。そのため、隣接画素間で光学的なクロストークが生じ、固体撮像装置の撮像特性が悪化する場合があった。この撮像特性の悪化を緩和するために、例えば、下記の特許文献1のように、各受光素子の上方に当該各受光素子に対応して設けられた各カラーフィルタ層の間に、隙間(空隙)を形成する技術がある。
特開2006−295125号公報
特許文献1に記載の技術は、上述したように、各カラーフィルタ層間に隙間(空隙)を形成することにより撮像特性の悪化を緩和するものである。しかしながら、広角度からの光が入射するような固体撮像装置においては、特許文献1に記載の構成であっても、有効画素領域の周辺部において混色や感度の低下が生じるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、画素領域内の感度ムラの低減を実現する固体撮像装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、複数の受光素子を有する画素領域を備えた固体撮像装置であって、前記複数の受光素子が形成された半導体基板と、前記半導体基板の上方に設けられ、前記複数の受光素子における各受光素子に対応した複数の被空隙形成層と、前記複数の被空隙形成層における各被空隙形成層の間に設けられた空隙と、を有し、前記画素領域の周辺部における前記空隙は、前記画素領域の中央部における前記空隙よりも、大きな幅である。
また、本発明は、上述した固体撮像装置の製造方法を含む。
本発明によれば、画素領域内の感度ムラの低減を実現することが可能となる。
本発明の実施形態を示し、レンズからの入射光を受光する固体撮像装置(固体撮像素子)の様子を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像装置の上面図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置において、ある画素に光が入射した際の光路の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置において、ある画素に光が入射した際の光路の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法において、被空隙形成層に空隙を形成する際に用いるマスク(レチクル)の一例を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法において、被空隙形成層に空隙を形成する際に用いるマスク(レチクル)の一例を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)を説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明を行う。
図1は、本発明の実施形態を示し、レンズからの入射光を受光する固体撮像装置の様子を示す模式図である。
例えばカメラのレンズ3から入射した光は、固体撮像装置1に照射される。この際、固体撮像装置1における画素領域(ここでは、有効画素領域)の中央部(図1のA)には、主光線3Aを含む光が入射する。また、固体撮像装置1における有効画素領域の中央部に対してその周辺領域に位置する、固体撮像装置1における有効画素領域の周辺部(図1のB)には、主光線3Bを含む光が入射する。
ここで、レンズ3の射出瞳の径(図1の場合、レンズ3と同等)が大きい若しくは射出瞳と固体撮像装置1との距離が近い場合には、固体撮像装置1における有効画素領域の周辺部(図1のB)に、入射角度の大きい光が入射される。例えば、APS−Cサイズの固体撮像装置1と、焦点距離18mm、F3.5のレンズ3を使用して撮像を行う場合を考える。この場合、レンズ3を透過した主光線3Bは、固体撮像装置1における有効画素領域の周辺部(図1のB)に、入射角度30°以上で入射する。また、固体撮像装置1における有効画素領域の周辺部(図1のB)に、レンズ3から入射した光には、図1から明らかなように、主光線3Bの入射角度よりも大きい入射角度の光も含まれている。
図2は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置の上面図である。
図2に示すように、固体撮像装置1には、光電変換素子(受光素子)を有する、有効画素領域2が形成されている。例えば、有効画素領域2は、各光電変換素子を有する画素が、例えば2次元行列状に複数配設されて形成されている。この図2には、固体撮像装置1における有効画素領域2の中央部Aと、固体撮像装置1における有効画素領域2の周辺部Bが示されている。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。図3において、図3(a)は、図2に示すX−X'断面のうち、有効画素領域2の中央部Aの概略断面図であり、図3(b)は、図2に示すX−X'断面のうち、有効画素領域2の周辺部Bの概略断面図である。
図3に示す本実施形態に係る固体撮像装置1は、半導体基板10においてゲート電極8が形成された一方の面(裏面)とは反対側の他方の面(表面)から光電変換素子11に光が入射する、いわゆる裏面照射型の固体撮像装置である。
ここで、図3(a)を用いて、本実施形態に係る固体撮像装置1の構造を説明する。
半導体基板10は、N型若しくはP型の導電性を有する半導体、例えばシリコンで形成されている。
光電変換素子11は、電荷蓄積領域として機能し、各画素に形成され、半導体基板10とPN接合を形成する、半導体基板10と反対導電型の半導体領域である。
素子分離9は、各光電変換素子11間を電気的に分離するためのものであり、例えば、LOCOS分離やSTI分離等の絶縁膜分離や、光電変換素子11と反対導電型の半導体領域によるPN接合分離(拡散分離)を用いることができる。
ゲート電極8は、画素を構成するトランジスタのゲート電極であり、例えばポリシリコンで形成されている。より具体的に、ゲート電極8は、対応して形成された光電変換素子11で生成された電荷を転送するための転送トランジスタのゲート電極である。
層間絶縁層30は、ゲート電極8と配線層31、若しくは、異なる配線層31同士を電気的に分離するためのものであり、例えばシリコン酸化物で形成されている。
配線層31は、図3に示す例では、3層の多層配線層として設けられている。この配線層31は、例えば、アルミニウム(Al)や銅(Cu)などを主成分とする材料で形成されている。
支持基板32は、半導体基板10の光電変換素子11が形成された一方の面とは反対側の他方の面の側にカラーフィルタ層14a,14b等を形成するための支持基板である。この支持基板32は、層間絶縁層30に接して設けられている。なお、支持基板32と層間絶縁層30との間には、接着剤などが設けられていてもよい。
保護層12は、半導体基板10における層間絶縁層30と接する面(一方の面)とは反対側の他方の面に接して設けられている。この保護層12は、例えばシリコン窒化物で形成されている。なお、この保護層12と半導体基板10との間に、例えばシリコン酸化物やシリコン酸窒化物からなる反射防止層を設けることもできる。
第1の平坦化層13は、保護層12上に形成され、例えばカラーフィルタ層14a,14bの下地層として機能するものである。この第1の平坦化層13は、その上面が平坦化処理により平坦化されている。本実施形態においては、この第1の平坦化層13は、1層の有機絶縁物からなる層で構成されているものとするが、例えば無機絶縁物からなる層や複数の層で構成することも可能である。
第1のカラーフィルタ層14aは、第1の平坦化層13上に形成され、例えば赤色(R)の色素を含む樹脂で形成されている。
第2のカラーフィルタ層14bは、第1の平坦化層13上に形成され、例えば緑色(G)の色素を含む樹脂で形成されている。
ここで、本実施形態においては、カラーフィルタ層の配列として、例えば、いわゆるベイヤー配列を適用することが可能である。この場合、例えば、図2に示すX−X'断面における画素行と上下に隣接する画素行では、例えば緑色(G)の色素を含む樹脂で形成されている第2のカラーフィルタ層14bにおける画素と、例えば青色(B)の色素を含む樹脂で形成されている第3のカラーフィルタ層(図3では不図示)における画素とが交互に配置される形態を採る。
なお、本例では、第1のカラーフィルタ層14aを赤色(R)のフィルター層、第2のカラーフィルタ層14bを緑色(G)のフィルター層とする例を示したが、逆であってもよい。即ち、第1のカラーフィルタ層14aを緑色(G)のフィルター層、第2のカラーフィルタ層14bを赤色(R)のフィルター層としてもよい。
第2の平坦化層15は、各カラーフィルタ層上に形成され、例えばマイクロレンズ17の下地層として機能するものである。この第2の平坦化層15は、その上面がCMP法などの平坦化処理により平坦化されていてもよい。本実施形態においては、この第2の平坦化層15は、樹脂で形成されているものとするが、例えばシリコン酸化物などの無機絶縁物で形成することも可能である。各カラーフィルタ層(14a,14b等)は、例えば異なる厚み(膜厚)で形成されている。このような場合であっても、各カラーフィルタ層の上面に、上面が平坦化された第2の平坦化層15を設けることによって、各カラーフィルタ層の異なる膜厚により生じる段差を低減(解消)することができる。
空隙18は、被空隙形成層(本実施形態では、保護層12、第1の平坦化層13、カラーフィルタ層14a,14b等、及び、第2の平坦化層15)における、複数の光電変換素子11のうち少なくとも2つの光電変換素子間の上方領域に、形成される。例えば、空隙18によって、一体であった被空隙形成層が複数の被空隙形成層に分離される。この空隙18は、空気が充填、若しくは真空状態となっている。この空隙18を設けることにより、この空隙18の界面での光の反射を利用して、光電変換素子11への集光効率を高めることができる。本実施形態では、図3(b)に示す有効画素領域の周辺部(図1及び図2のB)における空隙18は、図3(a)に示す有効画素領域の中央部(図1及び図2のA)における空隙18よりも、大きな幅で形成されている。これは、図1を用いて説明したように、有効画素領域の周辺部Bでは、有効画素領域の中央部Aよりも入射角度の大きな光が入射するため、幅の大きな空隙18を形成して(換言すれば被空隙形成層の形成幅を小さくして)、入射角度の大きな光が入射した場合でも、空隙18の界面での反射を行えるようにするためである。
封止層(キャップ層)16は、空隙18を封止するための層である。具体的に、図3に示す例では、封止層16は、空隙18上及び第2の平坦化層15上に形成されている。本実施形態においては、封止層16は、シリコン酸化物で形成されているものとするが、例えばシリコン窒化物や有機絶縁体物などで形成することも可能である。
マイクロレンズ17は、封止層16上に、各光電変換素子11に対応して形成されている。このマイクロレンズ17は、無機系或いは有機系の透明の材料で形成されている。
固体撮像装置1の有効画素領域2に入射した光は、マイクロレンズ17によって集光され、カラーフィルタ層14a,14b等によって色分離された後、第1の平坦化層13及び保護層12を通過して、半導体基板10に形成された光電変換素子11に入射する。光電変換素子11は、入射した光を電荷に変換する光電変換処理を行う。
上述したように、ある光電変換素子11とその隣接する光電変換素子11との間には、例えば光を全反射させるための空気層である空隙18が設けられている。
本実施形態では、図3(b)に示す有効画素領域の周辺部(図1及び図2のB)における空隙18は、図3(a)に示す有効画素領域の中央部(図1及び図2のA)における空隙18よりも、大きな幅で形成されている。例えば、1.43umの画素サイズの固体撮像装置1において、図3(b)に示す空隙18の幅は0.4um、図3(a)に示す空隙18の幅は0.1umで形成される。
図4及び図5は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置において、ある画素に光が入射した際の光路の一例を示す模式図である。ここで、図4及び図5は、図3に示す固体撮像装置1の構成のうち、半導体基板10よりも下層の構成及び素子分離9を省略して図示している。また、図4(a)及び図5(a)は、図3(a)に示す有効画素領域の中央部Aに設けるべき構成であり、図4(b)及び図5(b)は、図3(b)に示す有効画素領域の周辺部Bに設けるべき構成である。
まず、図4の説明を行う。
図4は、入射角度の大きな斜めからの入射光L1が、固体撮像装置1のある画素(図4に示す例では左から2番目の画素)に入射する場合を示している。
図4(a)に示す固体撮像装置1では、当該ある画素の第1のカラーフィルタ層14aで色分離された光が、当該第1のカラーフィルタ層14aの下を抜けて、当該ある画素の光電変換素子11bではなく、隣の画素の光電変換素子11aに入射する。この場合、光電変換素子11bの感度が低下するとともに、光電変換素子11aに混色が発生する。
これに対して、図4(b)に示す固体撮像装置1では、空隙18が大きな幅で形成されているため(換言すれば被空隙形成層の幅が小さく形成されているため)、入射光L1が、空隙18の下方で反射して当該ある画素の光電変換素子11bに入射する。この場合、光電変換素子11bの感度の低下や光電変換素子11aへの混色が防止できる。
以上のように、入射角度の大きな斜めからの入射光L1に対しては、図4(b)に示す空隙18の幅が大きい(広い)方が、感度や混色といった特性において有利に働く。
例えば、1.43umの画素サイズの固体撮像装置1において、入射角度が40°の光が入射すると、空隙18の幅が0.4umの場合は、空隙18の幅が0.1umの場合と比べて、感度が約15%高くなる。
次いで、図5の説明を行う。
図5は、入射角度の小さい(略0°)の入射光L2が、固体撮像装置1のある画素(図5に示す例では左から2番目の画素)に入射する場合を示している。
図5(a)に示す固体撮像装置1は、空隙18が小さな幅で形成されているため(換言すれば被空隙形成層の幅が大きく形成されているため)、入射光L2の空隙18での反射を最小限に抑えることができる。この場合、光電変換素子11bの感度が低下を最小限に抑えることができる。
これに対して、図5(b)に示す固体撮像装置1は、空隙18が大きな幅で形成されているため(換言すれば被空隙形成層の幅が小さく形成されているため)、図5(a)に示す固体撮像装置1と比較して、入射光L2の空隙18での反射の割合が大きくなる。この場合、光電変換素子11bの感度の低下が顕著になる。
以上のように、入射角度の小さい真上からの入射光L2に対しては、図5(a)に示す空隙18の幅が小さい(狭い)方が、感度の特性において有利に働く。
例えば、1.43umの画素サイズの固体撮像装置1において、真上から光が入射すると、空隙18の幅が0.1umの場合は、空隙18の幅が0.4umの場合と比べて、感度が約3%高くなる。
図1を用いて説明したように、有効画素領域の周辺部Bに入射する光は、多くが入射角度の大きな光となっている。一方、有効画素領域の中央部Aに入射する光は、多くが入射角度をもたない光(入射角度が略0°)となっている。
図4及び図5を用いて説明したように、入射角度の大きな光に対しては空隙18の幅が大きい(広い)方が感度特性的に有利であり、一方、入射角度の小さな光に対しては空隙18の幅が小さい(狭い)方が感度特性的に有利である。
そこで、本実施形態に係る固体撮像装置1では、有効画素領域の全体において空隙18を同一の幅にするのではなく、有効画素領域の周辺部Bにおける空隙18の幅を、有効画素領域の中央部Aにおける空隙18の幅より大きく(広く)形成している。これにより、有効画素領域の中央部Aにおける感度を維持しつつ、有効画素領域の周辺部Bにおける混色や感度の低下を抑制することができ、有効画素領域内の感度ムラの低減を実現することができる。
次に、本実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法について説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法において、被空隙形成層の間に空隙を形成する際に用いるマスク(レチクル)の一例を示す上面図である。この図6に示すマスク4は、各画素の光電変換素子11に相当する部分が遮光され、空隙18が形成される部分に相当する格子状の開口部が中央部から周辺部(外周部)に向かうのにしたがって少しずつ広がるように設計されている。即ち、図6に示すマスク4では、有効画素領域の周辺部Bに相当する部分4Bの開口部の幅は、有効画素領域の中央部Aに相当する部分4Aの開口部の幅よりも、大きく(広く)なっている。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す断面図である。ここで、図7(a)〜図7(c)に示す固体撮像装置の断面は、図2に示すX〜X'の断面に相当する。また、図7は、図3に示す固体撮像装置1の構成のうち、半導体基板10よりも下層の構成及び素子分離9を省略して図示している。
まず、図7(a)の工程について説明を行う。
まず、周知の製造方法により、例えばシリコンからなる半導体基板10の一方の面に、各画素に、光電変換素子11を形成する。
その後、図3に示すように、素子分離9を形成し、半導体基板10の一方の面側に、ゲート電極8、層間絶縁層30及び配線層31を形成した後、支持基板32を貼り付けて反転させる。
次いで、半導体基板10における層間絶縁層30と接する面(一方の面)とは反対側の他方の面上に、例えばシリコン窒化物からなる保護層12を形成する。この保護層12は、例えば反射防止層としても機能する。
次いで、保護層12上に、例えば1層の有機絶縁物からなる第1の平坦化層13を形成する。なお、第1の平坦化層13は、その上面が平坦化処理により平坦化されていてもよい。ここで、本実施形態では、第1の平坦化層13は、1層の有機絶縁物からなる層で構成されているものとするが、例えば無機絶縁物からなる層や複数の層で構成することも可能である。この第1の平坦化層13は、例えばカラーフィルタ層14a,14bの下地層としても機能する。
次いで、第1の平坦化層13上であって赤色の画素となる所定の光電変換素子11の上方に、赤色(R)の色素を含む樹脂からなる第1のカラーフィルタ層14aを形成する。具体的には、第1の平坦化層13上に第1のカラーフィルタ層14aを構成する赤色(R)の色素を含む樹脂を全面に形成し、露光工程により赤色の画素の形成領域以外の当該樹脂をパターニングして除去し、赤色の画素の形成領域に第1のカラーフィルタ層14aを形成する。
次いで、第1の平坦化層13上であって緑色の画素となる所定の光電変換素子11の上方に、緑色(G)の色素を含む樹脂からなる第2のカラーフィルタ層14bを形成する。具体的には、第1の平坦化層13上に第2のカラーフィルタ層14bを構成する緑色(G)の色素を含む樹脂を全面に形成し、露光工程により緑色の画素の形成領域以外の当該樹脂をパターニングして除去し、緑色の画素の形成領域に第2のカラーフィルタ層14bを形成する。
その後、不図示であるが、第1のカラーフィルタ層14a及び第2のカラーフィルタ層14bと同様の製法により、第1の平坦化層13上であって青色の画素となる所定の光電変換素子11の上方に、青色(B)の色素を含む樹脂からなる第3のカラーフィルタ層を形成する。
次いで、各カラーフィルタ層上に、例えば樹脂からなり、上面が平坦化処理により平坦化された第2の平坦化層15を形成する。ここで、本実施形態では、第2の平坦化層15は、樹脂からなる層で構成されているものとするが、例えばシリコン酸化物などの無機絶縁物からなる層で構成することも可能である。
次いで、第2の平坦化層15上にフォトレジストを塗布した後、図6に示すマスク(レチクル)4を用いて露光・現像を行って、各カラーフィルタ層の境界部分(各画素の境界部分)の上方領域に開口部19を有するフォトレジストパターン20を形成する。図6に示すマスク4を用いることにより、フォトレジストパターン20の開口部19は、有効画素領域2の中央部Aよりも有効画素領域2の周辺部Bの方が、その幅が大きくなった(広がった)構造となる。詳細には、フォトレジストパターン20の開口部19は、図6に示すマスク4を用いた露光・現像により形成されるため、その開口部19の幅は、有効画素領域2の中央部Aから有効画素領域2の周辺部Bに向かうのにしたがって徐々に大きくなる。
続いて、図7(b)の工程では、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングにより、当該フォトレジストパターン20で覆われていない部分における、被空隙形成層(第2の平坦化層15、カラーフィルタ層14a,14b等、第1の平坦化層13及び保護層12)を除去する。即ち、各カラーフィルタ層14a,14b等の境界部分を除去する。これにより、各カラーフィルタ層14a,14b等の間に空隙18が形成される。詳細には、空隙18は、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングにより形成されるため、その空隙18の幅は、有効画素領域2の中央部Aから有効画素領域2の周辺部Bに向かうのにしたがって徐々に大きくなる。
なお、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングでは、被エッチング層が有機材料の場合には例えばO3(オゾン)系ガスを用いたエッチングを行い、被エッチング層が無機材料の場合には例えばCF系ガスを用いたエッチングを行う。図7に示す例の場合、被空隙形成層には、有機材料の層と無機材料の層とが混在しているため、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングでは、材料が切り替わるごとに、エッチングを途中で切り替えることになる。
また、図7(b)に示す例では、保護層12までエッチングを行っているが、保護性能向上のため、第1の平坦化層13までをエッチングにより除去し、保護層12はエッチングにより除去せずに残す形態であってもよい。即ち、空隙18の下端が保護層12の上面に位置してもよい。
その後、フォトレジストパターン20を除去する。
空隙18を形成し且つフォトレジストパターン20を除去した後、続いて、図7(c)の工程では、まず、空隙18を封止するための封止層(キャップ層)16を形成する。具体的に、図7(c)に示す例では、封止層16は、空隙18上及び第2の平坦化層15上に形成されている。この際、封止層16は、空隙18を埋め込まないように、空隙18の幅よりも厚く成膜する必要がある。本実施形態においては、封止層16は、シリコン酸化物で形成されているものとするが、例えばシリコン窒化物や有機絶縁体物などで形成することも可能である。
次いで、封止層16上に、各光電変換素子11に対応したマイクロレンズ17を形成する。このマイクロレンズ17は、無機系或いは有機系の透明の材料で形成されている。このマイクロレンズ17は、樹脂をパターニングした後に加熱しリフローで形成してもよいし、マスク形状のレジストパターンを用いて転写エッチングにより形成してもよい。
以上の図7(a)〜図7(c)の各工程を経ることにより、第1の実施形態に係る固体撮像装置が作製される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明を行う。
以下に、本実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法について説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法において、被空隙形成層に空隙を形成する際に用いるマスク(レチクル)の一例を示す上面図である。この図8に示すマスク5は、各画素の光電変換素子11に相当する部分が開口され、空隙18が形成される部分に相当する格子状の遮光部が中央部から周辺部(外周部)に向かうのにしたがって少しずつ広がるように設計されている。即ち、図8に示すマスク5では、有効画素領域の周辺部Bに相当する部分5Bの遮光部の幅は、有効画素領域の中央部Aに相当する部分5Aの遮光部の幅よりも、大きく(広く)なっている。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法の一例を示す断面図である。ここで、図9(a)〜図9(e)に示す固体撮像装置の断面は、図2に示すX〜X'の断面に相当する。また、図9(a)〜図9(e)に示す固体撮像装置は、図3に示す固体撮像装置1の構成のうち、半導体基板10よりも下層の構成及び素子分離9を含むものであるが、説明を簡単にするため、これらの構成を省略して図示している。
まず、図9(a)の工程について説明を行う。
まず、周知の製造方法により、例えばシリコンからなる半導体基板10の一方の面に、各画素に、光電変換素子11を形成する。
次いで、半導体基板10における前記一方の面とは反対側の他方の面上に、例えばシリコン窒化物からなる保護層12を形成する。この保護層12は、例えば反射防止層としても機能する。
次いで、保護層12上に、例えば1層の有機絶縁物からなり、上面が平坦化処理により平坦化された第1の平坦化層13を形成する。ここで、本実施形態では、第1の平坦化層13は、1層の有機絶縁物からなる層で構成されているものとするが、例えば無機絶縁物からなる層や複数の層で構成することも可能である。
次いで、第1の平坦化層13上に、例えばシリコン酸化物からなる分離用層21aを形成する。ここで、本実施形態では、分離用層21aは、シリコン酸化物からなる層で構成されているものとするが、例えばシリコン窒化物などの無機物からなる層で構成することも可能である。
次いで、分離用層21a上にフォトレジストを塗布した後、図8に示すマスク(レチクル)5を用いて露光・現像を行って、各光電変換素子11の上方領域に開口部19を有するフォトレジストパターン20を形成する(画素の境界部分にフォトレジストパターン20を形成する)。図8に示すマスク5を用いることにより、フォトレジストパターン20は、有効画素領域2の中央部Aよりも有効画素領域2の周辺部Bの方が、その幅が大きくなった(広がった)構造となる。詳細には、フォトレジストパターン20は、図8に示すマスク5を用いた露光・現像により形成されるため、そのフォトレジストパターン20の幅は、有効画素領域2の中央部Aから有効画素領域2の周辺部Bに向かうのにしたがって徐々に大きくなる。
続いて、図9(b)の工程では、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングにより、当該フォトレジストパターン20で覆われていない部分における分離用層21aを除去する。これにより、各光電変換素子11の間の上方領域に分離層21が形成される。本実施形態においては、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングにより分離層21を形成しているため、分離層21は、有効画素領域2の中央部Aよりも有効画素領域2の周辺部Bの方が、その幅が大きくなった(広がった)構造となる。詳細には、分離層21は、フォトレジストパターン20をマスクとしたドライエッチングにより形成されるため、その分離層21の幅は、有効画素領域2の中央部Aから有効画素領域2の周辺部Bに向かうのにしたがって徐々に大きくなる。
その後、フォトレジストパターン20を除去する。
続いて、図9(c)の工程では、まず、第1の平坦化層13上であって赤色の画素となる所定の光電変換素子11の上方に、赤色(R)の色素を含む樹脂からなる第1のカラーフィルタ層14aを分離層21と接するように形成する。具体的には、第1の平坦化層13上に第1のカラーフィルタ層14aを構成する赤色(R)の色素を含む樹脂を全面に形成し、露光工程により赤色の画素の形成領域以外の当該樹脂をパターニングして除去し、赤色の画素の形成領域に第1のカラーフィルタ層14aを形成する。
次いで、第1の平坦化層13上であって緑色の画素となる所定の光電変換素子(受光素子)11の上方に、緑色(G)の色素を含む樹脂からなる第2のカラーフィルタ層14bを分離層21と接するように形成する。具体的には、第1の平坦化層13上に第2のカラーフィルタ層14bを構成する緑色(G)の色素を含む樹脂を全面に形成し、露光工程により緑色の画素の形成領域以外の当該樹脂をパターニングして除去し、緑色の画素の形成領域に第2のカラーフィルタ層14bを形成する。
その後、不図示であるが、第1のカラーフィルタ層14a及び第2のカラーフィルタ層14bと同様の製法により、第1の平坦化層13上であって青色の画素となる所定の光電変換素子11の上方に、青色(B)の色素を含む樹脂からなる第3のカラーフィルタ層を分離層21と接するように形成する。
次いで、各カラーフィルタ層上に、例えば有機絶縁体物等からなる封止用層16aを形成する。この際、封止用層16aには、例えばマスク5を使用して、格子状の溝を形成しておく。即ち、封止用層16aは、分離層21の上面の全部又は一部を露出するように形成されている。
封止用層16aを形成した後、続いて、図9(d)の工程では、まず、封止用層16a等をマスクとしたウェットエッチングにより、分離層21を除去して、各カラーフィルタ層の間に空隙18を形成する。詳細には、空隙18は、分離層21を除去することにより形成されるため、その空隙18の幅は、有効画素領域2の中央部Aから有効画素領域2の周辺部Bに向かうのにしたがって徐々に大きくなる。
なお、本工程におけるウェットエッチングには、例えばリン酸やフッ酸などが使われる。空隙18を形成した後、次いで、封止用層16aに対して熱をかけて軟化させ、空隙18の開口領域でオーバーハングさせる(図9(c)及び図9(d)の例では隣接する封止用層16a同士をつなげる)ことにより、空隙18を封止する封止層(キャップ層)16を形成する。
続いて、図9(e)の工程では、封止層(キャップ層)16上に、各光電変換素子11に対応したマイクロレンズ17を形成する。このマイクロレンズ17は、無機系或いは有機系の透明の材料で形成されている。
以上の図9(a)〜図9(e)の各工程を経ることにより、第2の実施形態に係る固体撮像装置が作製される。なお、本実施形態においては、カラーフィルタ層が被空隙形成層に相当する。
なお、図9には、図示していないが、封止層16上に平坦化層を形成してもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明を行う。
上述した第1及び第2の実施形態に係る固体撮像装置は、いわゆる裏面照射型の固体撮像装置であったが、本発明においては、この形態に限定されるものではない。例えば、いわゆる表面照射型の固体撮像装置も、本発明に適用可能である。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。図10は、図2に示すX−X'断面の概略断面図である。また、図10において、図3に示す構成と同様の構成については、同じ符号を付している。
図10に示す固体撮像装置1では、例えばシリコンからなる半導体基板10の表面に、光電変換素子11及び素子分離9が形成されている。そして、半導体基板10の表面上に、層間絶縁層30及びゲート電極8が形成されている。また、層間絶縁層30の内部には、多層(図10に示す例では3層)の配線層31が形成されている。そして、層間絶縁層30上には、被空隙形成層として、保護層12、第1の平坦化層13、カラーフィルタ層14a,14b等、及び、第2の平坦化層15が設けられている。また、被空隙形成層における画素の境界部分には、空隙18が形成されている。そして、第2の平坦化層15上には、空隙18を封止するための封止層16が形成され、当該封止層16上に、各光電変換素子11に対応してマイクロレンズ17が形成されている。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明を行う。
図11は、本発明の第4の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。図11は、図2に示すX−X'断面の概略断面図である。なお、図11は、図3に示す固体撮像装置1の構成のうち、半導体基板10よりも下層の構成及び素子分離9を省略して図示している。また、図11に示す例では、空隙18を形成する際のエッチングを行った場合であっても、保護層12及び第1の平坦化層13における画素の境界部分が除去されない例を示している。
図11(a)に示す固体撮像装置は、空隙18の上部の先端が尖った形状を有している点が、上述した第1の実施形態等に係る固体撮像装置と異なっている。この空隙18の上部の先端が尖った形状は、例えば、空隙18を形成する際のエッチングの条件や、封止層16の膜厚等を制御することにより、形成することができる。
図11(b)に示す固体撮像装置は、空隙18がテーパー状の形状を有している点が、上述した第1の実施形態等に係る固体撮像装置と異なっている。この空隙18がテーパー状の形状は、例えば、空隙18を形成する際のエッチングの条件や、フォトレジストパターンの形状を制御することにより、形成することができる。
図11(a)及び図11(b)に示す固体撮像装置は、どちらも、入射光に対する各画素の実効面積(開口部)を大きくとれるので、より入射光を集光して感度を向上させることが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明を行う。
図12は、本発明の第5の実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。図12は、図2に示すX−X'断面の概略断面図である。なお、図12は、図3に示す固体撮像装置1の構成のうち、半導体基板10よりも下層の構成及び素子分離9を省略して図示している。また、図12に示す例では、空隙18を形成する際のエッチングを行った場合であっても、保護層12及び第1の平坦化層13における画素の境界部分が除去されない例を示している。
本実施形態に係る固体撮像装置は、空隙18の形成位置が、上述した第1の実施形態等に係る固体撮像装置と異なっている。
具体的に、空隙18は、画素の境界部分から第1のカラーフィルタ層14aまでの距離G1と、当該画素の境界部分から第2のカラーフィルタ層14bまでの距離G2とが異なるように形成されている。
光が入射するとき、画素の開口部がスリットとなって回折光が発生する。さらに、カラーフィルタ層の下面で回折した光が隣の画素に入射することで混色が発生する。回折光は、画素の開口部が狭いほど広がりやすい。
また、回折光は、波長による依存性があり、長波長の光ほど広がりやすい性質を持つ。例えば、図12に示す固体撮像装置において、第1のカラーフィルタ層14aが赤色(R)、第2のカラーフィルタ層14bが緑色だとする。第2のカラーフィルタ層14aは、第2のカラーフィルタ層14bに比べて、波長が長いために回折光が広がりやすい。図12において、上述したように、画素の境界部分から第1のカラーフィルタ層14aまでの距離をG1とし、画素の境界部分から第2のカラーフィルタ層14bまでの距離をG2とする。距離G1よりも距離G2が大きくなるような位置に空隙18を形成することによって、第1のカラーフィルタ層14aの開口部の径が第2のカラーフィルタ層14bの開口部の径より大きくなる。第1のカラーフィルタ層14aの開口部の径が大きくなることにより、回折光を狭めることができるので、隣接画素への光の漏れ込みを軽減することができる。
本実施形態では、第1のカラーフィルタ層14aを赤色(R)、第2のカラーフィルタ層14bを緑色(G)としたが、本発明においてはこの形態に限定されるものではない。第1のカラーフィルタ層14aと第2のカラーフィルタ層14bの色が異なれば、青色(B)、マゼンダ色(M)、黄色(Y)などの他の色であってもよい。
また、本実施形態では、カラーフィルタ層14a,14b等や、マイクロレンズ17を形成した固体撮像装置となっているが、カラーフィルタ層14a,14b等や、マイクロレンズ17を形成しない固体撮像装置であっても、光電変換素子を有する固体撮像装置であれば、感度ムラの低減や有効画素領域の周辺部における感度の低下を抑制できるといった効果が得られる。
(その他の実施形態)
上述した本発明の各実施形態に係る固体撮像装置では、平坦化層を形成する例について説明を行ったが、この平坦化層は、必要に応じて、適宜、省略することが可能である。また、上述した本発明の各実施形態に係る固体撮像装置は、表面に光が照射される場合にも適用可能である。
なお、上述した本発明の各実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、各実施形態の構成は、適宜組み合わせ、変更が可能である。
8 ゲート電極、9 素子分離、10 半導体基板、11 光電変換素子(受光素子)、12 保護層、13 第1の平坦化層、14a 第1のカラーフィルタ層、14b 第2のカラーフィルタ層、15 第2の平坦化層、16 封止層(キャップ層)、17 マイクロレンズ、18 空隙、30 層間絶縁層、31 配線層、32 支持基板

Claims (6)

  1. 複数の受光素子を有する画素領域を備えた固体撮像装置であって、
    前記複数の受光素子が形成された半導体基板と、
    前記半導体基板の上方に設けられ、前記複数の受光素子における各受光素子に対応した複数の被空隙形成層と、
    前記複数の被空隙形成層における各被空隙形成層の間に設けられた空隙と、
    を有し、
    前記画素領域の周辺部における前記空隙は、前記画素領域の中央部における前記空隙よりも、大きな幅であることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記画素領域の中央部における前記被空隙形成層は、前記画素領域の周辺部における前記被空隙形成層よりも、大きな幅であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記空隙の幅は、前記画素領域の中央部から前記画素領域の周辺部に向かうのにしたがって徐々に大きくなることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記被空隙形成層は、カラーフィルタ層を含む複数の層からなるものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記被空隙形成層は、カラーフィルタ層からなるものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 複数の受光素子を有する画素領域を備えた固体撮像装置の製造方法であって、
    半導体基板に前記複数の受光素子を形成する工程と、
    前記半導体基板の上方に、前記複数の受光素子における各受光素子に対応して、間に空隙を有する複数の被空隙形成層を形成する工程と、
    を有し、
    前記画素領域の周辺部における前記空隙を、前記画素領域の中央部における前記空隙よりも、大きな幅で形成することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
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