JP2015000385A - ろ過助材を利用した水処理方法、及びその装置 - Google Patents
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Abstract
Description
最初に、本実施形態の水処理装置及び水処理方法に用いるろ過助材について説明する。
次に、本実施形態の水処理装置及び水処理方法について説明する。
図1は本実施形態の水処理装置の概略構成を示す図である。
最初に、配管21から被処理水W1を混合槽11内に導入し、次いで、配管22を介して、ろ過助材貯留槽12より混合槽11内にろ過助材Pを供給する。その後、攪拌機111を用いて被処理水W1を撹拌し、被処理水W1内に添加されたろ過助材Pを被処理水W1中に均一に分散させ、被処理水W1中に含まれる油分をろ過助材Pで吸着して除去する。
図2は本実施形態の水処理装置の概略構成を示す図である。
以下においては、ろ過助材が磁性体を含む場合について説明する。ここで、ろ過助材が磁性粒子を含むとは、上述したように、ろ過助材が磁性粒子から構成される場合の他に、ろ過助材が樹脂等をバインダーとした磁性粒子の凝集体の場合を意味するものである。なお、ろ過助材が磁性体を含まない場合においても、以下に説明するろ過助材の洗浄の際に磁気的手段を用いない以外は、水処理装置及び水処理方法は同様の構成を有し、同様の工程で行われる。
最初に、三方バルブ42のろ過助材貯留槽12及び固液分離装置13側を開として、ろ過助材貯留槽12よりろ過助材Pを固液分離装置13の上側の領域13Aに導入し、フィルター131上にろ過助材Pからなるプレコート層432を形成する。なお、プレコート層432の厚さは、以下に説明するように、被処理水W1中の油分を捕捉除去することができれば特に限定されず、さらに、ろ過助材Pの大きさ及び空孔率などに依存するが、例えば0.1mm〜10mmとすることができる。
11 混合槽
111 攪拌機
12 ろ過助剤貯留槽
13 固液分離装置
131 フィルター
132 ろ過助材層
14 ろ過助剤洗浄槽
141 攪拌機
142 磁場印加手段
15 溶媒分離槽
16 溶媒貯留槽
21〜29、31 配管
41 被処理水貯留槽
42 三方バルブ
432 プレコート層
Claims (8)
- ろ過助材貯留槽から油分を含む被処理水が充填された混合槽中にろ過助材を供給し、前記ろ過助材に対して前記油分の少なくとも一部を吸着させる第1のステップと、
前記混合槽から固液分離装置内に、前記油分の少なくとも一部が吸着された前記ろ過助材を含む前記被処理水を供給し、前記固液分離装置内のフィルター上に前記ろ過助材からなるろ過助材層を形成するとともに、前記ろ過助材層において前記被処理水中に含まれる前記油分の残部を捕捉させる第2のステップと、
前記ろ過助材層に対して洗浄水を供給し、前記ろ過助材層中の使用済みのろ過助材をろ過助材洗浄槽に供給する第3のステップと、
前記ろ過助材洗浄槽内に溶媒貯留槽からろ過助材洗浄用の溶媒を供給し、前記ろ過助材から前記油分を分離して、前記油分を含む溶媒を得る第4のステップと、
前記油分を含む溶媒を溶媒分離槽に供給し、前記油分と前記溶媒との比重差を利用して前記油分及び前記溶媒とを分離する第5のステップと、
前記溶媒分離槽から前記溶媒貯留槽に、前記溶媒分離槽で得た前記溶媒を供給する第6のステップと、
を具えることを特徴とする、水処理方法。 - ろ過助材貯留槽から固液分離装置内のフィルター上にろ過助材を供給し、前記フィルター上に前記ろ過助材からなるプレコート層を形成する第1のステップと、
前記固液分離装置内の前記プレコート層上に油分を含む被処理水を供給し、前記ろ過助材に対して前記油分を捕捉させる第2のステップと、
前記プレコート層に対して洗浄水を供給し、前記プレコート層中の使用済みのろ過助材をろ過助材洗浄槽に供給する第3のステップと、
前記ろ過助材洗浄槽内に溶媒貯留槽からろ過助材洗浄用の溶媒を供給し、前記ろ過助材から前記油分を分離して、前記油分を含む溶媒を得る第4のステップと、
前記油分を含む溶媒を溶媒分離槽に供給し、前記油分と前記溶媒との比重差を利用して前記油分及び前記溶媒とを分離する第5のステップと、
前記溶媒分離槽から前記溶媒貯留槽に、前記溶媒分離槽で得た前記溶媒を供給する第6のステップと、
を具えることを特徴とする、水処理方法。 - 前記第1のステップから前記第6のステップを複数回行うことを特徴とする、請求項1又は2に記載の水処理方法。
- 前記ろ過助材は磁性体を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載の水処理方法。
- 油分を含む被処理水が充填された混合槽と、
前記混合槽中の前記被処理水の前記油分の少なくとも一部を吸着させるろ過助材を、前記混合槽中に供給するろ過助材貯留槽と、
前記混合槽から前記油分の少なくとも一部が吸着された前記ろ過助材を含む前記被処理水を供給し、前記ろ過助材からなるろ過助材層が形成されたフィルターを含み、前記ろ過助材層において前記被処理水中に含まれる前記油分の残部を捕捉させる固液分離装置と、
前記ろ過助材層に対して洗浄水を供給することによって得た、前記ろ過助材層中の使用済みのろ過助材を貯留し、ろ過助材洗浄用の溶媒により前記ろ過助材から前記油分を分離し、前記油分を含む溶媒を得るろ過助材洗浄槽と、
前記油分を含む溶媒を、前記油分と前記溶媒との比重差を利用して前記油分及び前記溶媒とを分離する溶媒分離槽と、
前記溶媒分離槽で得た前記溶媒を貯留するとともに、前記溶媒を前記ろ過助材洗浄槽に供給する溶媒貯留槽と、
を具えることを特徴とする、水処理装置。 - 内部にフィルターを含む固液分離装置と、
前記固液分離装置内の前記フィルター上にろ過助材を供給し、前記フィルター上に前記ろ過助材からなり、被処理水中に含まれる油分を捕捉させるプレコート層を形成するろ過助材貯留槽と、
前記プレコート層に対して洗浄水を供給することによって得た、前記プレコート層中の使用済みのろ過助材を貯留し、ろ過助材洗浄用の溶媒により前記ろ過助材から前記油分を分離し、前記油分を含む溶媒を得るろ過助材洗浄槽と、
前記油分を含む溶媒を、前記油分と前記溶媒との比重差を利用して前記油分及び前記溶媒とを分離する溶媒分離槽と、
前記溶媒分離槽で得た前記溶媒を貯留するとともに、前記溶媒を前記ろ過助材洗浄槽に供給する溶媒貯留槽と、
を具えることを特徴とする、水処理装置。 - 前記固液分離装置は水平ろ過器であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の水処理装置。
- 前記ろ過助材は磁性体を含むことを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一に記載の水処理装置。
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