JP2014534422A - 漏れ電流の存在下でイオン電流を判定するための差動電流測定 - Google Patents

漏れ電流の存在下でイオン電流を判定するための差動電流測定 Download PDF

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Abstract

イオンチャンバは、外部条件、例えば、清浄な空気または煙によって影響を受けるにつれて、その特性を表す電流を提供する。直流(DC)電圧が、第1の極性でイオンチャンバに印加され、イオンチャンバを通る結果として生じる電流および寄生漏れ電流が、第1の極性で測定され、次いで、DC電圧が、第1の極性と反対の第2の極性でイオンチャンバに印加され、イオンチャンバを通る結果として生じる電流および寄生漏れ電流が、第2の極性で測定される。実質的に、電流は、第2の極性でイオンチャンバを通って流動しないため、同相寄生漏れ電流寄与は、第2の極性で測定された電流を第1の極性で測定された電流から減算することによって、総電流測定値から除去され、イオンチャンバを通る電流のみをもたらし得る。

Description

本開示は、イオンチャンバインターフェース、特に、漏れ電流の存在下、イオン電流を判定する際に同相電流漏出を拒絶する電流入力インターフェースを有する、マイクロコントローラに関する。
煙検出器は、概して、高入力インピーダンス演算増幅器に結合される放射性イオン源を含有する、イオンチャンバを使用する。煙検出器において使用される、典型的イオンチャンバは、煙粒子の存在下では低減される、微小電流(nA)を提供する。演算増幅器は、本電流を電圧に変換するために使用され、これは、次いで、煙の存在を判定するために測定される。上昇温度は、煙検出器内の演算増幅器の入力にかかる漏れ電流の増加を生じさせる。これは、イオンチャンバ煙検出機能の全体的性能に影響を及ぼす。したがって、そのような漏れ電流の増加は、誤差等の種々の問題を呈する可能性があり、これは、煙検出器を設計するときに、さらなる補償回路を要求し得、したがって、デバイスのコストを増加させ得る。
さらに、イオンチャンバのインピーダンスは、非常に高く、いかなる漏れ電流、例えば、印刷回路基板の漏れ電流も、イオンチャンバ電流を分からなくしてしまう。煙検出イオンチャンバは、したがって、感知集積回路演算増幅器のピンが、屈曲され、直接、イオンチャンバに対して空中に溶接される、複雑な製造プロセスを要求する。前述のように、特殊な低漏出回路が、その中の煙の存在によって生じる、イオンチャンバを通した小電流変化を検出するために要求される。
したがって、高感度かつ高価な構成要素や、複雑な製造プロセスを要求しない、煙検出器のイオンチャンバ内で煙を検出するための方法の必要性が存在する。
ある実施形態によると、イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法は、イオンチャンバの第1および第2の電極を第1の極性で電圧に結合するステップと、第1の極性で電圧によって生じたイオンチャンバの第1および第2の電極の間の第1の電流を判定するステップと、イオンチャンバの第1および第2の電極を第2の極性で電圧に結合するステップと、第2の極性で電圧によって生じたイオンチャンバの第1および第2の電極の間の第2の電流を判定するステップと、第1および第2の電流の間の差異を判定するステップであって、差異は、イオンチャンバを通るイオン電流であり得る、ステップとを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、第2の極性は、第1の極性と反対であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、電圧は、直流(DC)電圧であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、イオンチャンバは、その中のガス分子をイオン化するための放射源を備えてもよい。本方法のさらなる実施形態によると、イオンチャンバは、煙粒子を検出するために使用されてもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、第1および第2の電流の間の差異を判定するステップは、第1および第2の電流測定値をメモリ内に記憶するステップと、一方の電流測定値を他方の電流測定値から減算するステップとを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、電圧は、複数の電圧パルスであってもよい。
別の実施形態によると、イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法は、キャパシタを開始電圧に設定するステップと、イオンチャンバの第1の電極を供給電圧に結合するステップと、イオンチャンバの第2の電極をキャパシタに結合するステップと、第1の時間周期の間、キャパシタを充電するステップと、キャパシタにかかる第1の充電電圧をその第1のデジタル表現に変換するステップと、第1のデジタル表現をメモリ内に記憶するステップと、キャパシタを開始電圧に設定するステップと、イオンチャンバの第2の電極を供給電圧に結合するステップと、イオンチャンバの第1の電極をキャパシタに結合するステップと、第2の時間周期の間、キャパシタを充電するステップと、キャパシタにかかる第2の充電電圧をその第2のデジタル表現に変換するステップと、第2のデジタル表現をメモリ内に記憶するステップと、第1および第2のデジタル表現の間の差異を判定するステップであって、差異は、イオンチャンバ内のイオン電流のデジタル表現であり得る、ステップとを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、開始電圧は、実質的に、ゼロ(0)ボルトであってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、開始電圧は、実質的に、供給電圧であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、差異が、アラーム条件範囲内にあり得るかどうかを判定するステップを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、差異が、アラーム条件範囲内にあり得るとき、アラームを作動させるステップを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、電圧は、複数の出力電圧パルスを備える、パルス発生器であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、イオンチャンバの周囲の保護リングをキャパシタにかかる電圧に充電するステップを含んでもよい。
さらに別の実施形態によると、イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法は、キャパシタを開始電圧に設定するステップと、イオンチャンバの第1の電極をパルス源に結合するステップと、イオンチャンバの第2の電極をキャパシタに結合するステップと、第1の時間周期の間、パルス源からの複数のパルスによって、キャパシタを充電するステップと、キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される第1の数の複数のパルスをカウントするステップと、第1の数をメモリ内に記憶するステップと、キャパシタを供給電圧に設定するステップと、イオンチャンバの第2の電極をパルス源に結合するステップと、イオンチャンバの第1の電極をキャパシタに結合するステップと、第2の時間周期の間、パルス源からの複数のパルスによって、キャパシタを充電するステップと、キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される、第2の数の複数のパルスをカウントするステップと、第2の数をメモリ内に記憶するステップと、第1および第2の数の間の差異を判定するステップであって、差異は、イオンチャンバ内のイオン電流のデジタル表現であり得る、ステップとを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、開始電圧は、実質的に、ゼロ(0)ボルトであってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、開始電圧は、実質的に、供給電圧であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、差異が、アラーム条件範囲内であり得るかどうかを判定するステップを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、差異が、アラーム条件範囲内であり得るとき、アラームを作動させるステップを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、イオンチャンバの周囲の保護リングをキャパシタにかかる電圧に充電するステップを含んでもよい。
さらに別の実施形態によると、イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法は、キャパシタを第1の電圧に設定するステップと、イオンチャンバの第1の電極をある時間周期および実質的ゼロボルトから実質的電圧までのある電圧振幅を有する、複数の電圧遷移に結合するステップと、イオンチャンバの第2の電極をキャパシタに結合するステップと、定義された時間周期を有する複数の電圧遷移によって、キャパシタを充電および放電するステップと、キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される複数の電圧遷移の遷移の数をカウントするステップとを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、遷移の数が、アラーム条件範囲を表すかどうかを判定するステップを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、キャパシタにかかる充電電圧を測定するステップと、実質的ゼロボルトおよび実質的電圧にあるときの複数の電圧遷移の間の時間周期を調節するステップとを含んでもよく、キャパシタにかかる充電電圧が、電圧の半分未満であり得るとき、ゼロボルト振幅であるときの複数の電圧遷移の時間周期は、電圧振幅であるときの複数の電圧遷移の時間周期を上回り得、キャパシタにかかる充電電圧が、実質的に、電圧の半分であり得るとき、複数の電圧遷移のゼロボルトおよび電圧振幅の時間周期は、実質的に同一であり得、キャパシタにかかる充電電圧が、電圧の半分を上回り得るとき、ゼロボルト振幅であるときの複数の電圧遷移の時間周期は、電圧振幅であるときの複数の電圧遷移の時間周期未満であり得る。
本方法のさらなる実施形態によると、イオンチャンバの周囲の保護リングを、実質的に、キャパシタにかかる充電電圧に充電するステップを含んでもよい。
別の実施形態によると、イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法は、キャパシタを開始電圧に設定するステップと、第1の極性でイオンチャンバおよびキャパシタを直列に供給電圧に結合するステップと、第1の時間周期の間、キャパシタを充電するステップと、第2の極性でイオンチャンバおよびキャパシタを直列に供給電圧に結合するステップと、第2の時間周期の間、キャパシタを放電するステップと、検出時間周期後、キャパシタにかかる充電電圧を測定するステップとを含んでもよい。
本方法のさらなる実施形態によると、開始電圧は、実質的に、ゼロ(0)ボルトであってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、開始電圧は、実質的に、供給電圧であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、測定された充電電圧が、アラーム条件範囲内であり得るかどうかを判定するステップを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、測定された充電電圧が、アラーム条件範囲内にあり得るとき、アラームを作動させるステップを含んでもよい。本方法のさらなる実施形態によると、供給電圧は、複数の電圧パルスを備える出力を有する、パルス発生器であってもよい。本方法のさらなる実施形態によると、イオンチャンバの周囲の保護リングを、実質的に、キャパシタにかかる充電電圧に充電するステップを含んでもよい。
別の実施形態によると、煙を検出するための装置は、放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放され得る、イオンチャンバと、マイクロコントローラであって、イオンチャンバの第1の電極に結合される、第1のスイッチと、イオンチャンバの第2の電極に結合される、第2のスイッチと、第1および第2のスイッチの第1の位置に結合される出力を有する、デジタルドライバと、第1および第2のスイッチの第2の位置に結合される、キャパシタと、キャパシタと電源コモンとの間に結合される、第3のスイッチであって、キャパシタを放電するために適合される、第3のスイッチと、デジタルドライバの入力に結合される、タイマであって、ある時間周期を有するパルを発生させる、タイマと、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)と、キャパシタとADCとの間に結合される、第4のスイッチと、デジタルプロセッサおよびメモリであって、デジタルプロセッサは、第1、第2、第3、および第4のスイッチに結合され、それらを制御する、デジタルプロセッサおよびメモリとを備え、ADCおよびタイマは、デジタルプロセッサに結合されてもよく、第1のスイッチが、第1の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第1の電極は、デジタルドライバに結合されてもよく、第1のスイッチが、第2の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第1の電極は、キャパシタに結合されてもよく、第2のスイッチが、第1の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第2の電極は、デジタルドライバに結合されてもよく、第2のスイッチが、第2の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第2の電極は、キャパシタに結合されてもよく、第3のスイッチが、閉鎖され得るとき、キャパシタは、実質的に、ゼロ(0)ボルトであってもよく、第4のスイッチが、閉鎖され得るとき、キャパシタは、ADCに結合されてもよい、マイクロコントローラとを備えてもよい。
さらなる実施形態によると、イオンチャンバは、第3の電極によって分離される、2つのチャンバであって、2つのチャンバの一方は、煙侵入に対して開放されてもよく、他方は、煙侵入に対して閉鎖されてもよい、チャンバと、第3の電極に結合される、第5のスイッチとを備えてもよく、第1および第5のスイッチは、3つの位置を有し、第3の位置は、開放されてもよく、デジタルドライバは、第5のスイッチの第1の位置に結合されてもよく、キャパシタは、第5のスイッチの第2の位置に結合されてもよい。
さらなる実施形態によると、マイクロコントローラは、アラームドライバを備えてもよい。さらなる実施形態によると、可聴/可視アラームが、アラームドライバに結合されてもよい。さらなる実施形態によると、保護リングが、イオンチャンバの周囲にあってもよく、保護リングは、キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電されてもよい。さらなる実施形態によると、第2のキャパシタは、キャパシタに結合されてもよい。
別の実施形態によると、煙を検出するための装置は、放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放され得る、イオンチャンバと、集積回路であって、イオンチャンバの第1の電極に結合される、第1のスイッチと、イオンチャンバの第2の電極に結合される、第2のスイッチと、第1および第2のスイッチの第1の位置に結合される出力を有する、デジタルドライバと、第1および第2のスイッチの第2の位置に結合される、第1の入力と、電圧基準に結合される、第2の入力とを有する、電圧コンパレータと、電圧コンパレータの第1および第2の入力の間に結合される、キャパシタと、電圧コンパレータの出力に結合される、D−入力と、クロック発生器に結合される、クロック入力とを有する、フリップフロップであって、クロック信号が、クロック発生器から受信され得るたび、D−入力における論理値が、フリップフロップのQ−出力に転送され得る、フリップフロップと、キャパシタを充電および放電するために、フリップフロップのQ−出力と電圧コンパレータの第1の入力との間に結合される、フィードバックレジスタと、電圧コンパレータの第1の入力と電源コモンとの間に結合される、電流測定レジスタと、電圧コンパレータの第1の入力にかかる電圧が、電圧基準からの電圧を上回り得るとき、電圧コンパレータの出力は、論理低であり得、キャパシタは、放電され得、電圧コンパレータの第1の入力にかかる電圧が、電圧基準からの電圧未満であり得るとき、電圧コンパレータの出力は、論理高であり得、キャパシタは、充電され得、フリップフロップのQ−出力が、ある時間周期の間、論理高であり得るとき、クロック発生器からの第1の数のクロックパルスをカウントするための第1のカウンタと、ある時間周期の間、クロック発生器からの第2の数のクロックパルスを判定するための第2のカウンタとを備え、第1のスイッチが、第1の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第1の電極は、デジタルドライバに結合されてもよく、第1のスイッチが、第2の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第1の電極は、電圧コンパレータの第1の入力に結合されてもよく、第2のスイッチが、第1の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第2の電極は、デジタルドライバに結合されてもよく、第2のスイッチが、第2の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第2の電極は、電圧コンパレータの第1の入力に結合されてもよい、集積回路とを備えてもよい。
さらなる実施形態によると、集積回路は、デジタルプロセッサおよびメモリを有する、マイクロコントローラであってもよい。さらなる実施形態によると、マイクロコントローラのデジタルプロセッサおよびメモリは、第1および第2のカウンタによってカウントしている間、低電力スリープモードに入ってもよい。さらなる実施形態によると、集積回路は、アラームドライバを備えてもよい。さらなる実施形態によると、可聴/可視アラームが、アラームドライバに結合されてもよい。さらなる実施形態によると、保護リングが、イオンチャンバの周囲にあってもよく、保護リングは、キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電されてもよい。さらなる実施形態によると、第2のキャパシタが、キャパシタに結合されてもよい。
別の実施形態によると、煙を検出するための装置は、放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放され得る、イオンチャンバと、マイクロコントローラであって、イオンチャンバの第1の電極に結合される、第1のスイッチと、イオンチャンバの第2の電極に結合される、第2のスイッチと、第1および第2のスイッチの第1の位置に結合される出力を有する、デジタルドライバと、第1および第2のスイッチの第2の位置に結合される、キャパシタと、キャパシタと電源コモンとの間に結合される、第3のスイッチであって、キャパシタを放電するために適合される、第3のスイッチと、キャパシタに結合される、第1の入力と、電圧基準に結合される、第2の入力とを有する、電圧コンパレータと、デジタルドライバの入力に結合される、パルス発生器と、パルス発生器に結合される、パルスカウンタであって、パルス発生器からのパルスの数をカウントする、パルスカウンタと、デジタルプロセッサおよびメモリであって、デジタルプロセッサは、第1、第2、および第3のスイッチ、パルス発生器、およびカウンタパルスに結合され、それらを制御し得る、デジタルプロセッサおよびメモリとを備えてもよく、第1のスイッチが、第1の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第1の電極は、デジタルドライバに結合されてもよく、第1のスイッチが、第2の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第1の電極は、キャパシタに結合されてもよく、第2のスイッチが、第1の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第2の電極は、デジタルドライバに結合されてもよく、第2のスイッチが、第2の位置にあり得るとき、イオンチャンバの第2の電極は、キャパシタに結合されてもよく、第3のスイッチが、閉鎖され得るとき、キャパシタは、実質的に、ゼロ(0)ボルトであってもよい、マイクロコントローラとを備えてもよい。
さらなる実施形態によると、マイクロコントローラのデジタルプロセッサおよびメモリは、パルスカウンタによるパルスカウントの間、低電力スリープモードに入ってもよい。さらなる実施形態によると、マイクロコントローラはさらに、アラームドライバを備えてもよい。さらなる実施形態によると、可聴/可視アラームが、アラームドライバに結合されてもよい。さらなる実施形態によると、保護リングは、イオンチャンバの周囲に位置してもよく、保護リングは、キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電されてもよい。さらなる実施形態によると、第2のキャパシタは、キャパシタに結合されてもよい。
別の実施形態によると、煙を検出するための装置は、放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放され得る、イオンチャンバと、イオンチャンバの第1の電極に結合されるパルス発生器であって、その出力は、実質的ゼロボルトから実質的電圧までの電圧遷移を備え得る、パルス発生器と、イオンチャンバの第2の電極に結合される、キャパシタと、予充電電圧基準と、予充電電圧基準とキャパシタとの間に結合される、予充電スイッチであって、最初は、キャパシタを第1の電圧に充電するために、予充電電圧基準をキャパシタに結合する、予充電スイッチと、キャパシタに結合される、電圧判定回路と、パルス発生器に結合され、そこからのパルスの数をカウントする、パルスカウンタであって、キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される、パルス発生器からのパルスの数をカウントする、パルスカウンタとを備えてもよい。
さらなる実施形態によると、パルス発生器は、プログラム可能時間周期を有する、パルス幅変調(PWM)発生器であってもよい。さらなる実施形態によると、第1の電圧は、該電圧の約半分であってもよい。さらなる実施形態によると、電圧判定回路は、電圧コンパレータを備えてもよい。さらなる実施形態によると、電圧判定回路は、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)を備えてもよい。
さらなる実施形態によると、パルス発生器、キャパシタ、予充電電圧基準、予充電スイッチ、電圧判定回路、およびパルスカウンタは、マイクロコントローラ内に提供されてもよい。さらなる実施形態によると、マイクロコントローラはさらに、アラームドライバを備えてもよい。さらなる実施形態によると、可聴/可視アラームが、アラームドライバに結合されてもよい。さらなる実施形態によると、保護リングは、イオンチャンバの周囲にあってもよく、保護リングは、キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電されてもよい。さらなる実施形態によると、第2のキャパシタは、キャパシタに結合されてもよい。
本開示のより完全な理解は、付随の図面と関連して検討される以下の説明を参照することによって得られ得る。
図1は、放射源を有し、そこへの異なる極性電圧接続のために、それを通る電流を示す、イオンチャンバの概略図を図示する。 図2は、一定電流源から充電されている、キャパシタの時間−電圧グラフを図示する。 図3は、本開示の教示による、マイクロコントローラの入力および出力インターフェースに結合される、電流源の概略ブロック図を図示する。 図4は、本開示の教示による、図3に示される周辺機器機能の動作のための概略タイミング図を図示する。 図5は、本開示の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図6は、本開示の別の具体的例示的実施形態による、2チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図7は、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、差動デルタシグマアナログ/デジタルコンバータ(ADC)を使用する、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図8は、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図9は、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図10は、本開示の別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図11は、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図12は、具体的例示的実施形態および本開示の教示による、本明細書に開示および説明される実施形態と組み合わせて使用され得る、単一チャンバイオン煙検出器のフロントエンド部分の概略ブロック図を図示する。 図13は、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、外部充電キャパシタを使用する、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図を図示する。 図14は、接地された伝導面に近接近して、容量プレートを囲繞する静電場線と、容量プレートと接地された伝導面との間に保護リングを伴う、容量プレートを囲繞する静電場線との略図を図示する。 図15、16、17、および18は、本開示の教示および実施形態による、動作の概略プロセス流れ図を図示する。 図15、16、17、および18は、本開示の教示および実施形態による、動作の概略プロセス流れ図を図示する。 図15、16、17、および18は、本開示の教示および実施形態による、動作の概略プロセス流れ図を図示する。 図15、16、17、および18は、本開示の教示および実施形態による、動作の概略プロセス流れ図を図示する。
本開示は、種々の修正および代替形態を被り得るが、その具体的例示的実施形態が、図面に図示され、本明細書に詳細に説明されている。しかしながら、具体的例示的実施形態の本明細書における説明は、本開示を本明細書に開示される特定の形態に限定することを意図するものではなく、対照的に、本開示は、添付の請求項によって定義される、あらゆる修正および均等物を網羅することを理解されたい。
本明細書で論じられる本開示の実施形態によると、特に、小電流が、電流出力を有するセンサ、例えば、煙検出イオンチャンバ以外の外部構成要素を伴わずに、直接、マイクロコントローラによって、直接測定されることを可能にするであろう。イオンチャンバは、イオンチャンバ内のガスのイオン化に応じて、それを通る電流漏出または変動高抵抗を有する、キャパシタとして、モデル化され得る。ガスのイオン化は、煙検出イオンチャンバ内のイオン源によって生じられる。望ましくない漏れ電流もまた、煙検出イオンチャンバが結合される、印刷回路基板(PCB)上に存在する。
煙の検出のための使用されるイオンチャンバは、イオンチャンバ内に、チャンバ内のガス(例えば、空気)分子の一部をイオン化させる、放射源を備える。これは、通常より多い数の電気的に極性化(イオン化)されたガス分子のため、通常より高い誘電率のガスをもたらす。したがって、電圧が、イオンチャンバ電極の2つに横断してかけられると(図1参照)、小電流が、本イオン化されたガスを通して流動するであろう。煙が、イオンチャンバに流入すると、煙は、イオン化されたガス分子と反応し、それによって、その誘電率εを変化させ、イオン化されたガス分子の数を減少させる。これは、イオンチャンバを通して、より少ない漏れ電流をもたらす。イオンチャンバ電流漏出は、温度、相対湿度、および電圧変動に伴って変動するであろう。しかし、これらの変動は、変化が非常にゆっくりである。しかしながら、煙は、イオンチャンバ漏れ電流に突然の変化を生じさせる(イオン電流を低減させる)。
イオンチャンバを横断して、電圧電位を第1の極性で印加し、イオンチャンバを通る総電流およびPCB漏れ電流を測定し、次いで、イオンチャンバを横断して、電圧電位を第2(反対)の極性で印加し、PCB漏れ電流のみを測定することによって、同相双極PCB漏れ電流が、単極イオン電流から単離され、それによって、イオンチャンバ内の煙検出の感度を増加させることができる。加えて、コストがかかる物理的漏出補償技法は、必要とされなくなる。
アナログ/デジタルコンバータ(ADC)と併用される、サンプリングキャパシタは、ある制約を有する。しかしながら、これらの制約は、既知である。外部解決策は、機器印刷回路基板(PCB)の寄生効果および他の環境条件に対処するための付加的増幅ステップを要求する。必要回路部分をマイクロコントローラおよびADC内に移動させることによって、これらの寄生効果は、容易に既知となり、制御され、回路解決策は、よりコンパクトかつセンサ入力に高感度となる。
そのような電流/電圧インターフェースは、有利には、イオンチャンバ煙検出器と併用されることができ、イオンチャンバ煙センサとインターフェースをとるためのコストを有意に削減するであろう。種々の実施形態によると、イオンチャンバ等の外部デバイスからの電流は、ADCの入力に接続される。ADCの内部サンプリングキャパシタは、電流充電を受容し、ある時間周期にわたって、電圧を生成する。時間周期が経過後、S/Hキャパシタにかかる電圧は、ADCによって、アナログからデジタルかへの変換を始動することによって、測定されてもよい。代替として、ある電圧(電圧ターゲット)が、S/Hキャパシタ上で到達されると、S/Hキャパシタをある電圧に充電するために要求される時間が、判定されてもよい。いずれかの方法によって、イオンチャンバ煙センサを通るイオン電流が、判定されてもよく、イオン電流の変化は、イオンチャンバ内の煙を示す。
本電流は、第1の極性電圧が、イオンチャンバ電極に印加されると、イオンチャンバを通るガスイオン化電流および印刷回路基板漏れ電流を表す。第2の極性電圧(第1の極性電圧と反対)が、イオンチャンバ電極に印加されると、充電電流は、印刷回路基板漏れ電流のみとなるであろう。第2の極性電圧を使用して判定される電流を第1の極性電圧を使用して判定される電流から減算することによって、ガスイオン化電流が、判定されてもよい。
充電時間測定ユニット(CTMU)の一部は、S/Hキャパシタ上の充電電圧値を判定する際に使用されてもよい。CTMUは、www.microchip.comから利用可能なMicrochipのアプリケーションノートAN1250、AN1375等ならびに米国特許第7,460,441B2号および第7,764,213B2号により完全に説明されており、全て、あらゆる目的のために、参照することによって本明細書に組み込まれる。CTMU充電電圧測定精度は、既知の時間周期にわたって、電流源から既知の値のキャパシタを充電し、次いで、充電されたキャパシタ上で生じる電圧をサンプリングすることによって達成される。本サンプリングされた電圧は、次いで、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)によって、デジタル値に変換され、随意に、ルックアップテーブル、またはサンプリングされた電圧のデジタル値を基準値に対する比較のための値に変換するための他の手段が、使用されてもよい。サンプリングされた電圧値は、アラーム条件、例えば、煙検出におけるように、基準値と有意に異なる場合、アラームが、発報されてもよい。サンプリングされた電圧値が、所望の値内である場合、アラーム条件は、存在しない。
本明細書に説明される種々の実施形態は、電流出力を有するセンサを使用して、用途のためのコスト効果的解決策を生成する能力を提供する。したがって、高価な演算増幅器および関連付けられた回路の必要性は、除去される。種々の実施形態による、インターフェースは、有利には、煙検出器イオンチャンバと組み合わせて使用され、高速で発生する煙炎を検出し得る。
次に、図面を参照すると、具体的例示的実施形態の詳細が、図式的に図示される。図面中の同一要素は、同一番号で表され、類似要素は、異なる小文字添え字を伴う、同一番号によって表されるであろう。
図1を参照すると、描写されるのは、放射源を有し、そこへの異なる極性電圧接続のために、それを通して流動する電流を示す、イオンチャンバの概略図である。イオンチャンバ102は、2つの電極、例えば、電極104および106が、その間にいくつかのイオン化されたガス(例えば、空気)分子を有するものとして特徴付けられ得る。ガス分子は、放射源108によって、イオン化される。電圧電位112が、第1の極性(電極106に対して正および電極104に対して負)で2つの電極104と106との間に印加されると、正にバイアスされたイオン化電子電流116が、イオン化されたガスを通して流動するであろう。電圧電位112が、第2の極性(電極104に対して正および電極106に対して負)で2つの電極104と106との間に印加されると、現時点では、電極104は、イオン化されたガス電子を反発するであろうため、実質的に、負にバイアスされたイオン化電子電流116aは、イオン化されたガスを通して流動しないであろう。しかしながら、漏れ電流114、例えば、印刷回路基板汚染物質、潤滑油、埃等は、電圧電位112の接続された極性に関係なく、流動するであろう。
したがって、電圧電位112が、チャンバ102の電極104および106を横断して、第1の極性で接続されると、電流計110を通る総電流は、イオン化された電子電流116に漏れ電流114を加えたものとなる。また、電圧電位112が、チャンバ102の電極104および106を横断して、第2の極性で接続されると、電流計110を通る総電流は、実質的に、イオン化された電子電流116aに漏れ電流114を加えたものではなく、実質的に、漏れ電流114のみをもたらす。したがって、漏れ電流114を総電流から減算することによって、実際のイオン化された電子電流116が、判定され得る。これは、イオン化された電子電流116におけるいかなる変化も、より高い感度で測定を可能にし、これらの変化は、望ましくない漏れ電流114によって分からなくなることはない。イオン源108によってイオン化され得る、任意の流体、例えば、ガスまたは液体は、本明細書に前述されるように機能するであろうことが想定され、これは、本開示の範囲内である。
図2を参照すると、描写されるのは、一定電流源から充電されているキャパシタの時間−電圧グラフである。キャパシタ220が、一定電流源222を通して充電されると、キャパシタ220を横断する電圧Vは、式(1):I=C*dV/dTに従って、時間に伴って、線形に増加し、式中、Cは、キャパシタ220のキャパシタンス値であって、Iは、一定電流源222からの電流であって、Vは、時間Tにおける、キャパシタ220にかかる電圧である。電流I、時間T、および電圧Vのうちの任意の2つの値が、既知であるとき、他の未知の値は、2つの既知の値から計算されてもよい。例えば、キャパシタ220のキャパシタンスおよび時間T=T−Tが、既知であって、キャパシタ220にかかる電圧Vが、測定される場合、電流充電が、判定され得る。これは、充電電圧(例えば、キャパシタ220にかかる電圧)を測定されたプロセス変数、例えば、イオン化された電子電流116に漏れ電流114を加えたものおよび実質的漏れ電流114(電流116a+電流114)への変換を可能にする。単純電圧対プロセス変数値のルックアップテーブルもまた提供され、デジタルプロセッサ326(図3)のメモリ内に記憶されてもよい。
図3を参照すると、描写されるのは、本開示の教示による、マイクロコントローラの入力および出力インターフェースに結合される、電流源の概略ブロック図である。マイクロコントローラ324は、関連付けられたサンプルホールド(S/H)キャパシタ220を有する、内部アナログ/デジタルコンバータ(ADC)328を備える。さらに、サンプルホールドスイッチ336および放電スイッチ332が、提供される。放電スイッチ332は、S/Hキャパシタ220を実質的にゼロ(0)ボルトに放電させる。ADCスイッチ334は、アナログ/デジタル変換サイクルの間、ADC328をS/Hキャパシタ220に結合するように提供される。
タイマ330は、サンプルホールドスイッチ336を精密に制御するために使用されてもよい。マイクロコントローラ324内のデジタルプロセッサおよびメモリ326は、放電スイッチ332およびADCスイッチ334を制御し(または、ADC328周辺機器が、スイッチ334を制御してもよい)、タイマ330を始動させるために使用されてもよく、または独立制御ユニット(図示せず)が、マイクロコントローラ324内のデジタルプロセッサ326から別個に提供され、独立して、S/Hキャパシタ220の充電およびサンプリングの動作を制御してもよい。他の実施形態によると、本制御ユニット(図示せず)は、例えば、限定ではないが、マイクロコントローラ324内のプログラム可能状態機械または任意の他の好適な順次制御ユニットであってもよい。
電流源222は、電流出力を有する、センサ、例えば、イオン煙チャンバ102(図1参照)であってもよい。出力ドライバ327は、電流源222を駆動させ、周期的に、電力の節約のために、動作電圧112(図1)を電流源222に供給し、例えば、バッテリ寿命を増加させるために使用されてもよい。イオン煙チャンバ102はまた、変数レジスタが、その中への煙の導入に伴って変化(増加)する超高抵抗を有するものとして特徴付けられ得る。S/Hキャパシタ220にかかる結果として生じる充電電圧は、イオン煙チャンバ102の等価抵抗およびS/Hキャパシタ220キャパシタンスのRC時間定数の結果である。好ましくは、出力ドライバ327は、S/Hキャパシタ220をADC328による最良電圧分解能を可能にするであろう電圧に充電する時間周期にわたって、供給動作電圧112を印加し得る。さらに、時間周期は、例えば、静止サンプリング条件の間、供給電圧の半分等、S/Hキャパシタ220にかかる充電電圧を最適化するための動作条件を変動させるために変更されてもよい。それによって、静止電圧サンプリング条件からの充電電圧の上昇または減少における測定可能変化の範囲分解能を最大限にする。
図4を参照すると、描写されるのは、本開示の教示による、図3に示される周辺機器機能の動作のための概略タイミング図である。スイッチ332は、閉鎖し、S/Hキャパシタ220にかかるいかなる電力も実質的にゼロボルトに除去する。次いで、タイマ330は、既知の固定時間周期T=T−Tの間、サンプルホールドスイッチ336を閉鎖する。次いで、時間T後、サンプルホールドスイッチ336は、開放する。これは、出力ドライバ327によって駆動された電流源222によって判定された率でサンプルホールドキャパシタ220を充電させる。時間周期Tが経過した後、ADCスイッチ334は、閉鎖し、ADC328は、S/Hキャパシタ220にかかる充電電圧をそのデジタル表現に変換する。デジタルプロセッサ326は、その後、さらなる処理、例えば、煙検出およびそのアラーム通知のために、本デジタル表現を読み取ってもよい。スイッチ336は、タイマ330の出力によって、ドライバ327を駆動させることによって排除されてもよく、ドライバ327の出力は、双方向性電流ダイオード329と直列であって、論理低出力条件にあるとき、ドライバ327へのS/Hキャパシタの逆放電を防止してもよい。ドライバ327の出力はまた、S/Hキャパシタ220へのパルスが終了すると、高インピーダンス状態に置かれてもよい。
図5を参照すると、描写されるのは、本開示の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。マイクロコントローラ524は、関連付けられたサンプルホールド(S/H)キャパシタ220を有する、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)328と、タイマ330と、デジタルプロセッサおよびメモリ326と、放電スイッチ332と、ADCサンプルスイッチ334と、デジタル出力ドライバ536と、外部GPIO接続538に結合される汎用入力/出力(GPIO)スイッチ540および542を備える。放電スイッチ332は、S/Hキャパシタ220を実質的にゼロ(0)ボルトに放電させる。ADCサンプルスイッチ334は、アナログ/デジタル変換サイクルの間、ADC328をS/Hキャパシタ220に結合する。マイクロコントローラ524はさらに、可聴/可視アラート550、例えば、警笛、サイレン等に結合される、アラームドライバ548を備えてもよい。煙検出イオンチャンバ102は、GPIO接続538に結合される。外部キャパシタ220aは、イオンチャンバ102が充電する総キャパシタンスを増加させるために、入力−出力(I/O)接続544に追加されてもよい。本外部キャパシタ220aおよびI/O接続544は、本明細書に開示される実施形態のいずれかに追加されてもよい。
タイマ330は、イオンチャンバ102への電圧パルスを制御するために使用されてもよい。デジタルプロセッサ326は、放電スイッチ332、ADCサンプルスイッチ334を制御し、タイマ330を始動させるために使用されてもよく、代替として、ADC328の周辺機器が、ADCサンプルスイッチ334を制御し、また、タイマ330を始動させてもよく、または代替として、独立制御ユニット(図示せず)が、デジタルプロセッサ326から別個に提供され、独立して、これらの構成要素の動作を制御してもよい。他の実施形態によると、本制御ユニット(図示せず)は、例えば、限定ではないが、プログラム可能状態機械またはマイクロコントローラ524内の任意の他の好適な順次制御ユニットであってもよい。出力ドライバ536は、タイマ330によって判定される持続時間のパルス幅を有する電圧(112)を印加し、静止動作条件の間、出力ドライバ536から供給される電圧の約半分までキャパシタ220を充電し得る、パルス持続時間を有してもよい。周期的に、パルスを発生させることは、電力、例えば、バッテリ電力を節約するであろう。周期的パルスの間、マイクロコントローラ524は、低電力スリープモードに入ってもよい。
GPIOスイッチ540および542は、電極104および106が、代替として、ドライバ536およびキャパシタ220の出力に接続されることを可能にする。GPIOスイッチ540が、位置aにあるとき、電極104は、GPIO接続538aを通して、ドライバ536の出力に結合される。GPIOスイッチ542が、位置bにあるとき、電極106は、GPIO接続538bを通して、キャパシタ220に結合される。本構成では、正にバイアスされたイオン化電子電流116が、電極104と106との間を流動するであろう。GPIOスイッチ540が、位置bにあるとき、電極104は、GPIO接続538aを通して、キャパシタ220に結合される。GPIOスイッチ542が、位置aにあるとき、電極106は、GPIO接続538bを通して、ドライバ536の出力に結合される。本構成では、負にバイアスされたイオン化電子電流116aは、電極104と106との間を流動せず、接続538間の電流のみ、漏れ電流114に起因するであろう。
ドライバ536からの電圧パルスが、終了された後、ADCスイッチ334は、閉鎖し、ADC328は、キャパシタ220にかかる充電電圧をそのデジタル表現に変換する。本デジタル表現は、さらなる処理のために、デジタルプロセッサ326のメモリ内に記憶されてもよい。代替として、正にバイアスされたイオン化電子電流116が流動しており、したがって、負にバイアスされたイオン化電子電流116aが流動していないときのキャパシタ220からの充電電圧の変換および記憶は、より小さい充電電圧(漏れ電流114のみによって生成される)をより大きい充電電圧(正にバイアスされたイオン化電子電流116および漏れ電流114によって生成される)から減算することによって、煙検出器チャンバ102を通るイオン化された電子電流のみ判定することを可能にするであろう。
測定された充電電圧に、煙の存在条件を表す、変化が存在すると、デジタルプロセッサ326は、可聴/可視アラート550をオンに、煙の存在を示す、アラームドライバ548をイネーブルにすることができる。本変化は、ある時間周期内で測定されてもよい。高速充電電圧変化率もまた、煙の存在を示すために使用されてもよく、低速充電電圧変化は、空気中および/または印刷回路基板上の環境条件の変化、例えば、温度、相対湿度、汚染物質等によって生じ得る。
図6を参照すると、描写されるのは、本開示の別の具体的例示的実施形態による、2チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。2チャンバイオン煙検出器は、図5に示され、本明細書に前述される煙検出器と実質的に同一の方法で作用し、清浄な空気基準チャンバ102b、第3のGPIO接続538c、および関連付けられたGPIOスイッチ544の追加を伴う。充電電圧サンプルが、本明細書に前述されるように、代替として、煙チャンバ102aおよび清浄な空気チャンバ102bに対して採取され得、次いで、清浄な空気および煙チャンバ電圧サンプルは、任意の同相漏れ電流を除去するように処理され、次いで、比較される。差異が、十分に大きい場合、煙検出が、判定され、可聴/可視アラート550が、作動されてもよい。
図7を参照すると、描写されるのは、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、差動デルタシグマアナログ/デジタルコンバータ(ADC)を使用する、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。本例示的実施形態による、煙検出器は、煙検出センサイオンチャンバ102と、デジタルプロセッサおよびメモリ326と、アラームドライバ548と、可聴/可視アラート550と、クロック発生器726と、第1のカウンタ732と、第2のカウンタ728と、電圧コンパレータ736と、Dフリップフロップ734と、フィードバックレジスタ738と、内部キャパシタ740と、電圧基準742と、電流測定レジスタ744とを備えてもよい。前述の要素は全て、イオンチャンバ102および可聴/可視アラート550以外、集積回路マイクロコントローラ724内に提供されてもよい。デジタルプロセッサ326が、煙が存在すると判定すると、アラームドライバ548は、可聴/可視アラート550、例えば、警笛、サイレン等を作動させてもよい。
イオンチャンバ102電極104および106は、それぞれ、GPIO接続538aおよび538bに結合される。GPIO接続538aおよび538bは、それぞれ、GPIOスイッチ540および542に結合される。GPIOスイッチ540および542は、電極104および106が、代替として、ドライバ536およびキャパシタ220の出力に接続されることを可能にする。GPIOスイッチ540が、位置aにあるとき、電極104は、GPIO接続538aを通して、ドライバ536の出力に結合される。GPIOスイッチ542が、位置bにあるとき、電極106は、GPIO接続538bを通して、キャパシタ220に結合される。本構成では、正にバイアスされたイオン化電子電流116が、電極104と106との間を流動するであろう。GPIOスイッチ540が、位置bにあるとき、電極104は、GPIO接続538aを通して、キャパシタ220に結合される。GPIOスイッチ542が、位置aにあるとき、電極106は、GPIO接続538bを通して、ドライバ536の出力に結合される。本構成では、負にバイアスされたイオン化電子電流116aは、電極104と106との間を流動せず、接続538間の電流のみ、漏れ電流114に起因するであろう。
コンパレータ736は、高インピーダンス差動入力および低インピーダンス出力を有し、論理低「0」および論理高「1」レベルを提供する。コンパレータ736の正の入力は、約VDD/2の基準電圧を提供し得る、電圧基準742に結合されてもよい。他の基準電圧も、電圧基準742によって提供されてもよく、あらゆる目的のために、本明細書で想定される。キャパシタ740は、コンパレータ736の負の入力と正の入力との間に結合される。電流測定レジスタ744は、コンパレータ736の正の入力に、イオンチャンバ102からの電流に比例する電圧を提供する。コンパレータ736の正の入力における電圧は、GPIOスイッチ540が、位置aにあるときと、GPIOスイッチ542が、位置bにあるときのイオンチャンバ102のイオン化電流116および漏れ電流114によって判定される、第1の電圧にあるであろう。その後、GPIOスイッチ540が、位置bにあるときと、GPIOスイッチ542が、位置aにあるときの漏れ電流114のみによって判定される第2の電圧となるであろう。
コンパレータ736の負の入力における電圧が、コンパレータ336の正の入力における電圧を上回る(または、それに等しい)とき、その出力は、論理「0」、例えば、実質的に、VSSとなるであろう。コンパレータ336の負の入力における電圧が、コンパレータ736の正の入力における電圧未満であるとき、その出力は、論理「1」、例えば、実質的に、VDDとなるであろう。
コンパレータ736の出力は、フリップフロップ734のD−入力に結合され、クロック726からのクロック信号が、フリップフロップ734のクロック入力で受信されるたびに、D−入力における論理レベルが、フリップフロップ734のQ−出力に、例えば、実質的に、VDDまたはVSSを転送するであろう。フィードバックレジスタ738は、フリップフロップ734のQ−出力と、同様に、キャパシタ740の上部に結合される、コンパレータ736の負の入力との間に結合される。フリップフロップ734のQ−出力が、論理「1」であるとき、キャパシタ740は、より高い電圧に充電し、フリップフロップ734のQ−出力が、論理「0」であるとき、キャパシタ740は、より低い電圧に放電するであろう。静止平衡は、コンパレータの負のおよび正の入力が、実質的に同一の電圧であるときに到達されるであろう。煙が検出されない間の静止平衡、VDD/2を産生するように選択されたレジスタ744の抵抗、および実質的にVDD/2における電圧基準742に対して、フリップフロップ734の論理1/0出力は、実質的に、50%デューティサイクルとなるであろう。電圧基準742出力が、VDD/2未満である場合、静止デューティサイクルは、50%未満となり、電圧基準742出力が、VDD/2を上回る場合、静止デューティサイクルは、50%を上回るであろう。コンパレータ736、フリップフロップ734、フィードバックレジスタ738、およびキャパシタ740は、シグマデルタ変調器を形成する。
第1および第2のカウンタ732および728のクロック入力は、クロック発生器726に結合され、イネーブルにされるときのみインクリメントするであろう、第1のカウンタ732を除き、クロック信号が受信されるたびにインクリメントする。第1のカウンタ732のイネーブル入力は、フリップフロップ734のQ−出力に結合され、そのカウントは、それによって、Q−出力が、1または他の論理レベル、例えば、論理「1」にあるときのみ、カウントするように制御される。第1および第2のカウンタ732および728の最大カウント値は、必要な大きさ、例えば、16ビットであってもよい。第1および第2のカウンタ732および728はまた、連結されてもよく、例えば、複数の第1および第2のカウンタ732および728であってもよい。カウント値が大きいほど、分解能が高くなるが、また、アナログ/デジタル変換のために要求される時間も増加する。適切なクロック速度ならびにフィードバックレジスタ738、電流測定レジスタ744、およびキャパシタ740のための適切な値を適用することによって、超高分解能が、取得され得、デジタルプロセッサが、煙検出イオンチャンバ102内に煙検出事象が生じるときを容易に判別することを可能にするであろう。
デジタルプロセッサ326は、それぞれ、第1および第2のカウンタ732および728の第1および第2のカウント値を読み取り、次いで、それらをリセットし、再び、カウントを始める。読み取られた第1および第2のカウント値から、デジタルプロセッサ326は、煙事象が発生したときを判定することができる。デジタルプロセッサ326はまた、これらのカウント値のデシメーション、平均化等を行なってもよい。デジタルプロセッサ326はまた、漏れ電流114を総電流(イオンチャンバ電流116に漏れ電流114を加えたもの)から減算し、同相漏れ電流114を所望のイオンチャンバ電流116から除去してもよい。
加えて、デジタルプロセッサ326は、平滑化、時間平均化、雑音抑制、オーバーサンプリング、デシメーション、および/またはデジタル信号処理を行い、漏れ電流変化検出感度を向上させ、および/または雑音傍受を低減させてもよい。また、より信頼性のある煙検出に対するさらなる向上は、漏れ電流の変化が、温度、相対湿度、および/または供給電圧(例えば、バッテリ(図示せず))の変動による、低速測定電流変化を拒否するように、ある時間周期以下で生じることを要求することである。
デジタルプロセッサおよびメモリ326は、第1および第2のカウンタ732および728が、カウントしている間、低電力スリープモードに入り、カウント値をそこから読み取るためにのみウェークアップし、イオンチャンバ102内に煙が存在するかどうか判定する際、適切な計算を行なってもよいことが想定され、これは、本開示の範囲内である。本明細書に前述される全ての他の機能および回路は、アクティブモードのままであるが、全て、超低電力である。また、第2のカウンタ728は、マイクロコントローラ内の低電力スタンバイスリープモード機能に固有のウェークアップタイマであってもよい。本スリープモードはさらに、煙検出器のバッテリ寿命を増加させ得る。デジタルプロセッサ326は、シグマデルタ変調器が、レジスタ744を横断する電圧を変換させているとき、ドライバ536を論理高「1」に、およびシグマデルタ変調器が、電力を節約するために、スタンバイモードにあるとき、論理低「0」に駆動させてもよい。煙検出器イオンチャンバ102のサンプルは、電力消費のさらなる低減のために、周期的に採取されてもよい。
図8を参照すると、描写されるのは、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。マイクロコントローラ824は、パルス発生器850と、パルスカウンタ852と、キャパシタ220と、電圧コンパレータ860と、電圧基準856と、デジタルプロセッサおよびメモリ326と、放電スイッチ858と、外部GPIO接続538に結合される、汎用入力/出力(GPIO)マルチプレクサ(スイッチ)840および842とを備える。放電スイッチ858は、キャパシタ220を実質的に、ゼロ(0)ボルトに放電する。マイクロコントローラ824はさらに、可聴/可視アラート550、例えば、警笛、サイレン等に結合される、アラームドライバ548を備えてもよい。煙検出イオンチャンバ102は、GPIO接続538に結合される。電圧基準856は、プログラム可能であってもよく、例えば、デジタル/アナログコンバータ(DAC)は、デジタルプロセッサ326によって制御される。
随意に、VDDの代わりに、マルチプレクサ840に結合される出力を有する、デジタルドライバ536は、キャパシタ220が、VDDに充電するためにより長くかかるように、一定の正電圧、例えば、VDDの代わりに、パルス発生器850からイオンチャンバ102に、短持続時間パルスを供給してもよい。これは、マイクロコントローラ824のタイミングにおいて、より柔軟性を可能にし得る。
デジタルプロセッサ326は、放電スイッチ858を制御し、パルスカウンタ852をリセットするために使用されてもよく、代替として、周辺機器は、スイッチ858を制御し、パルスカウンタ852をリセットしてもよく、または代替として、独立制御ユニット(図示せず)が、デジタルプロセッサ326から別個に提供され、独立して、これらの構成要素の動作を制御してもよい。他の実施形態によると、本制御ユニット(図示せず)は、例えば、マイクロコントローラ824内のプログラム可能状態機械または任意の他の好適な順次制御ユニットであってもよい。出力ドライバ536は、パルス発生器850によって判定される持続時間のパルス幅を有する、電圧パルス(112)を印加してもよい。
イオンチャンバ102への電圧(パルス)は、キャパシタ220を充電するであろう。キャパシタ220にかかる充電が、電圧基準856からの基準電圧、例えば、VDD/2より大きいとき、コンパレータ860の出力は、論理「0」となり、パルス発生器850をディスエーブルにするであろう(論理「1」は、パルス発生器850をイネーブルにする)。パルスカウンタ852は、キャパシタをある電圧、例えば、VDD/2に充電するために必要なパルス発生器850からのパルスの数をカウントする。イオンチャンバ102は、可変電流源として作用し、より短い時間(より少ない数のパルス)が、キャパシタをVDD/2に充電するために要求されるとき、イオンチャンバ102を通る電流は、より高く(電流116+電流114)、より長い時間(より多い数のパルス)が、キャパシタをVDD/2に充電するために要求されるとき、イオンチャンバ102を通る電流は、より低くなる(電流114のみ)。イオンチャンバ102は、煙の存在下、煙がその中に存在しないときよりそれを通る電流が少ない(イオン化されたガス分子が少ない)。
したがって、キャパシタ220がある電圧、例えば、VDD/2に充電されるために要求されるパルスの数を比較することによって、イオンチャンバ102内に煙が存在するかどうか判定することができる。デジタルプロセッサ326は、カウント値をパルスカウンタ852から読み取り、それをそのメモリ内に記憶し、次いで、スイッチ858を閉鎖し、キャパシタ220を放電させる。サイクルは、GPIOマルチプレクサ(スイッチ)840および842が、以下により完全に説明されるように、デジタルプロセッサ326によって変更されると、繰り返し反復される。周期的に、複数のパルスを発生させることは、電力、例えば、バッテリ電力を節約するであろう。周期的複数のパルス間において、マイクロコントローラ824は、低電力スリープモードに入ってもよい。
GPIOマルチプレクサ(スイッチ)840および842は、電極104および106が、代替として、VDD、または代替として、ドライバ536の出力およびキャパシタ220に接続されることを可能にする。GPIOマルチプレクサ440が、位置0にあるとき、電極104は、GPIO接続538aを通して、VDD、または、代替として、ドライバ536の出力に結合される。GPIOマルチプレクサ842が、位置1にあるとき、電極106は、GPIO接続538bを通して、キャパシタ220に結合される。本構成では、正にバイアスされたイオン化電子電流116は、電極104と106との間を流動するであろう。GPIOマルチプレクサ840が、位置1にあるとき、電極104は、GPIO接続538aを通して、キャパシタ220に結合される。GPIOマルチプレクサ842が、位置0にあるとき、電極106は、GPIO接続538bを通して、VDD、または代替として、ドライバ536の出力に結合される。本構成では、負にバイアスされたイオン化電子電流116aは、電極104と106との間を流動せず、GPIO接続538間の電流のみ、漏れ電流114に起因するであろう。デジタルプロセッサ326は、パルスカウンタ852を読み取り、リセットしてもよく、バッテリ電力節約のために、パルス発生器850を開始および停止し、マルチプレクサ(スイッチ)858、840、および842を制御してもよい。
カウントされるパルスの数は、正にバイアスされたイオン化電子電流116および漏れ電流114が流動しているとき、負にバイアスされたイオン化電子電流116aが流動せず、漏れ電流114のみ、キャパシタ20を充電するときより少ないであろう。イオンチャンバ102を通る電流が少ないとき、キャパシタ220をVDD/2に充電するためにより多くのパルスがかかる。これは、より少ない数のパルス(正にバイアスされたイオン化電子電流116および漏れ電流114を表す)をより多い数のパルス(漏れ電流114のみを表す)から減算することによって、煙検出器チャンバ102を通るイオン化された電子電流116の判定を可能にする。得られた差異パルスカウントは、イオン化された電子電流116を表す。
得られた差異パルスカウントに、煙存在条件を表すために十分な変化が存在するとき、デジタルプロセッサ326は、アラームドライバ548をイネーブルにし、可聴/可視アラート550をオンにし、煙の存在を示してもよい。本カウント変化は、ある時間周期内で測定されてもよい。カウントの高速変化はまた、煙の存在を示すために使用されてもよい一方、カウントの低速変化は、空気中および/または印刷回路基板上の環境条件、例えば、温度、相対湿度、汚染物質等の変化を示すだけであってもよい。
図9を参照すると、描写されるのは、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。図9に示される実施形態は、図8に示され、本明細書に前述される実施形態と実質的に同一の方法で作用し、アナログ/デジタルコンバータ328およびサンプルスイッチ334は、コンパレータ860および電圧基準856で代用される。また、パルスカウンタ852aは、あるパルスカウンタが最初から組み込まれており、パルス発生器850からパルスを受信するたびに、ゼロまでカウントダウンするであろう。パルスカウンタ852aが、ゼロカウントに到達すると、パルス発生器850を停止させるであろう。ADC328によって、キャパシタ220にかかる電圧の最良分解能のための適切なカウント値を選択することによって、キャパシタ220にかかる電圧の超高感度分解能が、カウンタ数に変換されてもよい。イオンチャンバ電流116および漏れ電流114のために判定されるカウント数は、それによって、逆極性漏れ電流114のみのために判定されるカウント数と比較されてもよい。
図10を参照すると、描写されるのは、本開示の別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。マイクロコントローラ1024は、パルス幅変調(PWM)発生器1050と、パルスカウンタ852と、キャパシタ220と、電圧コンパレータ860と、第1の電圧基準856と、第2の電圧基準857と、デジタルプロセッサおよびメモリ326と、予充電スイッチ859と、デジタル出力ドライバ536とを備える。予充電スイッチ859は、第2の電圧基準857から、キャパシタ220を公称上正の第2の基準電圧、例えば、VDD/2に充電する。マイクロコントローラ1024はさらに、可聴/可視アラート550、例えば、警笛、サイレン等に結合される、アラームドライバ548を備えてもよい。煙検出イオンチャンバ102は、GPIO接続538に結合される。第1および第2の電圧基準856および857は、それぞれ、プログラム可能であってもよく、例えば、デジタル/アナログコンバータ(DAC)は、デジタルプロセッサ326によって、制御される、または出力電圧値に固定されてもよい。第1の電圧基準856からの第1の基準電圧出力は、第2の電圧基準857からの第2の基準電圧出力を上回る。
PWM発生器1050は、例えば、限定ではないが、実質的に、50%デューティサイクルパルスで、または以下により完全に説明される、デューティサイクルの任意の%組み合わせで、ドライバ536を通して、イオンチャンバ102に提供してもよい。デジタルプロセッサ326は、予充電スイッチ859を制御し、PWM発生器1050を始動させるために使用されてもよく、代替として、周辺機器が、予充電スイッチ859を制御し、また、PWM発生器1050を始動させてもよく、または代替として、独立制御ユニット(図示せず)が、デジタルプロセッサ326から別個に提供され、独立して、これらの構成要素の動作を制御してもよい。他の実施形態によると、本制御ユニット(図示せず)は、例えば、マイクロコントローラ824内のプログラム可能状態機械または任意の他の好適な順次制御ユニットであってもよい。出力ドライバ536は、選択可能(プログラム可能)デューティサイクルにおいて、高および低論理レベル、例えば、VDDおよびVSS電圧電位をイオンチャンバ102の電極104に印加する。他の電極106は、予充電スイッチ859を通して、例えば、限定ではないが、VDD/2において、第2の基準電圧に予充電されたキャパシタ220に結合される。
イオンチャンバ102の電極104への電圧パルスが、論理高(VDD)にあるとき、電極104は、第2の基準電圧、例えば、限定ではないが、VDD/2において、キャパシタ220に結合される電極106に対して、正の電位となるであろう。イオン化電流116および漏れ電流114の組み合わせは、それによって、キャパシタ220をより多い正の電圧に充電するであろう。イオンチャンバ102の電極104への電圧パルスが、論理低(VSS)にあるとき、電極104は、第2の基準電圧、例えば、限定ではないが、VDD/2において、キャパシタ220に結合される電極106に対して、負の電位となるであろう。したがって、漏れ電流114のみ、キャパシタ220をより少ない正の電圧に放電するであろう。ドライバ536からの電圧パルスは、例えば、限定ではないが、約50%デューティサイクルを有し得るため、パルスの論理高部分は、パルスの論理低部分がキャパシタ220を放電するより正にキャパシタ220を充電し続けるであろう。最終的に、キャパシタにかかる充電電圧220は、イオンチャンバ102を通る論理高電流(電流116+電流114)が、反対方向に流動する(図1参照)、イオンチャンバ102を通る論理低電流(電流114のみ)を上回るため、VDDに近似する正の電位に到達するであろう。イオンチャンバ102内に煙が存在しないと、イオン化電流116は、その最大値となり、キャパシタ220は、イオン化電流116が、それによって、低減されるであろう(より少ないイオン化されたガス分子)ため、イオンチャンバ102内に煙が存在するときより少ないカウントにおいて、VDDに近似する正の電位に充電するであろう。ある時間周期またはキャパシタ220をVDDに近似する正の電位に充電するために要求される時間(タイマ(図示せず))内において、キャパシタ220をVDDに近似する正の電位に充電するために要求されるパルスの数を判定することによって、イオンチャンバ102内の煙の検出は、確実に達成され得る。煙の存在の超高感度検出は、キャパシタ220をVDDに近似する正の電圧電位に充電する際の要因からの同相漏れ電流114の除去によって達成される
デジタルプロセッサ326は、カウント値をパルスカウンタ852から読み取り、それをそのメモリ内に記憶し、次いで、スイッチ859を閉鎖し、キャパシタ220を予充電する。サイクルは、繰り返し反復される。周期的に、複数のパルスを発生させることは、電力、例えば、バッテリ電力を節約するであろう。周期的複数のパルスの間、マイクロコントローラ1024は、低電力スリープモードに入ってもよい。
図11を参照すると、描写されるのは、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。図11に示される実施形態は、図10に示され、本明細書に前述される実施形態と実質的に同一の方法で作用し、アナログ/デジタルコンバータ328およびサンプルスイッチ334が、コンパレータ860および電圧基準856と代用される。また、パルスカウンタ852aは、あるパルスカウントが最初から組み込まれており、PWM発生器1050から論理高パルスが受信されるたびに、ゼロまでカウントダウンするであろう。パルスカウンタ852aが、ゼロカウントに到達すると、PWM発生器1050を停止させるであろう。ADC328によって、キャパシタ220にかかるVDDに近似する正の電位の最良分解のための適切なカウント値と、随意に、DAC857からの予充電電圧を選択することによって、カウント数におけるいかなる変化の超高感度分解能も、イオンチャンバ内の煙を示すであろう。煙の存在の超高感度検出は、それによって、キャパシタ220をVDDに近似する正の電位の充電する際の要因からの同相漏れ電流114の除去によって達成される。
PWM発生器1050からのパルス列のデューティサイクルは、キャパシタにかかる充電電圧220に比例して変化し得ることが想定され、これは、本開示の範囲内である。例えば、キャパシタにかかる充電電圧が、VDD(VDD/2)の50%であるとき、パルス列のデューティサイクルは、50%で最適化され得る。キャパシタにかかる充電電圧220が、VDD(VDD/2)の50%を上回るとき、パルス列の正の部分もまた、したがって、50%を上回り得、ゼロ(Vss)部分は、キャパシタにかかる充電電圧220とVDDとの間の電圧差異が、キャパシタにかかる充電電圧220とVssとの間の電圧差異より少なく、したがって、VDDにおけるより長いパルス周期が、比例して、より小さい電圧差において、キャパシタを充電するであろうため、50%未満となり得る。このように、予充電電圧は、任意の電圧値(より高い分解能精度のために)およびキャパシタにかかる充電電圧220が、VDDに増加するにつれて比例して調節される、パルスストリームデューティサイクルに選択されることができる。キャパシタ220にかかる充電電圧の時間変化率(サンプル時間周期あたりのパルス)は、チャンバ内の煙検出を判定する際に使用されてもよい。
外部充電キャパシタ220aが、GPIO接続538bに追加され、キャパシタンス220のキャパシタンス値を増加させてもよい。これは、キャパシタ220をVDDに近似する正の電圧に充電するために要求される時間を増加させ、それによって、煙がイオンチャンバ102に流入したかどうかを判定する際に使用され得る、パルスカウントの数を増加させるであろう。
図12を参照すると、描写されるのは、本開示の具体的例示的実施形態および教示による、本開示および本明細書に説明される実施形態と組み合わせて使用され得る、単一チャンバイオン煙検出器のフロントエンド部分の概略ブロック図である。図12(a)を参照すると、イオンチャンバ102は、キャパシタ220と直列に結合され、正の電圧、例えば、VDDは、電極104に結合され、共通の、例えば、VSSは、イオンチャンバ102の電極106に結合されないキャパシタ220の側に結合される。本構成では、両イオン化電子電流116および漏れ電流114が、イオンチャンバ102の電極106に結合される、「+」によって表される、キャパシタ220の側において、キャパシタ220を正の電圧に充電する。
図12(b)を参照すると、イオンチャンバ102は、キャパシタ220と直列に結合され、共通の、例えば、VSSは、電極104に結合され、正の電圧、例えば、VDDは、イオンチャンバ102の電極106に結合されないキャパシタ220の側に結合される。本構成では、漏れ電流114のみ、キャパシタ220をより少ない正の電圧に放電する。実際、直列に結合されたイオンチャンバ102およびキャパシタ220に結合される電圧の極性は、図12(a)および12(b)に示される構成間で逆にされる。したがって、キャパシタ220およびイオンチャンバ102が、図12(a)に示されるように構成されるとき、キャパシタ220は、キャパシタ220が、より低い漏れ電流114で放電される、図12(b)に示されるように構成されるときより高い電流(イオン電流116+漏れ電流114)で充電される。キャパシタ220にかかる結果として生じる充電は、漏れ電流114が、ある時間周期にわたって、キャパシタ220を交互に充電および放電させることによって、効果的に排除されているため、実質的に、イオン電流116のみから生じる。
正の電圧は、持続的電圧、例えば、VDDであってもよく、あるいは固定または可変持続時間、例えば、パルス幅を有する、パルスであってもよい。正の電圧のために、短持続時間を有するパルスの使用は、例えば、スイッチ332によって放電される必要がある前に、キャパシタ220を充電するために、より長い時間を要求するであろう。可変持続時間パルス、例えば、パルス幅変調(PWM)はさらに、キャパシタ220の充電/放電率を線形にするために使用されてもよい。充電電圧が、1/2VDD未満であるとき、より長いパルス持続時間が、キャパシタ220を放電するために使用されてもよく、より短いパルス持続時間が、電圧変化のある時間率に対して、キャパシタを充電するために使用されてもよい。充電電圧が、約1/2VDDであるとき、実質的に、等しいパルス持続時間が、ほぼ同一の電圧変化の充電および放電時間率を産生するであろう。充電電圧が、1/2VDDを上回るとき、より短いパルス持続時間が、キャパシタ220を放電させるために使用されてもよく、より長いパルス持続時間が、キャパシタ220を充電するために使用されてもよい。
図12(c)に示される回路は、直列に結合されたイオンチャンバ102およびキャパシタ220を横断する前述の電圧極性反転を実装する、回路実施形態である。本回路は、本開示の教示による、図5−11に示される実施形態のいずれかと併用されてもよい。加えて、イオン電流116および漏れ電流114の充電率で採取された第1の充電電圧サンプル、および漏れ電流114のみの充電率で採取された第2の充電電圧サンプルから生じる、充電電圧のメモリ記憶は、必要とされず、したがって、デジタル論理オーバーヘッドの有意な節約となる。図12(c)に示される回路は、デジタル出力ドライバ536から1つおきのパルスにおいて、漏れ電流114の同相除去を行なう。
マルチプレクサ1270および1272は、直列に結合されたイオンチャンバ102およびキャパシタ220に印加される電圧極性を制御する。フリップフロップ1278のQ出力が、論理「0」であるとき、イオンチャンバ102およびキャパシタ220は、図12(a)に示されるように、第1の電圧極性に結合される。フリップフロップ1278のQ出力が、論理「1」にあるとき、イオンチャンバ102およびキャパシタ220は、図12(b)に示されるように、第2の電圧極性に結合される。フリップフロップ1278のQ出力は、ドライバ536からのパルスの各負に移行する遷移において変化する。したがって、図12(a)に示される構成は、キャパシタ220をイオン化電流116および漏れ電流114で充電する、1パルスを受信し、図12(b)に示される構成は、キャパシタ220を漏れ電流114で放電する、1パルスを受信する。
キャパシタ220の本充電/放電は、キャパシタ220が、ある正の電圧に到達するまで、複数のパルスの間、継続し、そのサンプルが、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)1228によって採取されてもよく、次いで、キャパシタ220は、その後、例えば、スイッチ332によって、放電されてもよい。電圧サンプルは、周期的に、採取されてもよく(例えば、図5、6、9、および11を参照)、パルスのパルス幅(PWM)は、適宜、調節されてもよい。一定電圧VDDは、ドライバ536からダイオード329を通るパルスで代用されてもよい。ダイオード329は、パルスが、論理低「0」、例えば、同相電圧であるとき、キャパシタ220の逆放電を防止するために使用されてもよい。保護リング844およびアナログドライバ842が、図12(c)に示される回路実施形態に追加されてもよいことが想定され、これは、本開示の範囲内である。
図13を参照すると、描写されるのは、本開示のさらに別の具体的例示的実施形態による、外部充電キャパシタを使用する、単一チャンバイオン煙検出器の概略ブロック図である。図13に示される回路は、イオンチャンバ102と組み合わせて、外部キャパシタ220bに結合される、非常に単純であって、大部分がデジタルである、マイクロコントローラ1324である。電極106と直列に結合された電極104およびキャパシタ220b上の電圧極性は、デジタル出力ドライバ536および1354によって確立され、ドライバ536からの論理レベル出力は、ドライバ1354からの論理レベル出力と反対である。したがって、ドライバ536からGPIO接続538aに論理高が存在するとき、電極104は、正の電圧、例えば、VDDであって、GPIO接続538bに結合されるキャパシタ220bの端部は、実質的に、ゼロ(0)ボルト、例えば、VSSである(図12(a)参照)。インバータ1356は、デジタル出力ドライバ1354をデジタル出力ドライバ536と反対の論理レベルに駆動させる。
パルス発生器1050、例えば、パルス幅変調(PWM)発生器は、定義されたパルス幅を有するパルスをGPIO接続538aおよび538bに提供する。PWM発生器1050の使用は、キャパシタ220bにかかる充電電圧の値に従って、高および低パルス幅(デューティサイクル)を変動させることを可能にする。前述でより完全に説明されたように、PWM発生器1050からのパルス列のデューティサイクルは、キャパシタ220bにかかる充電電圧の変化に比例して変化し得る。
デジタル出力ドライバ1352は、サンプルスイッチ334が閉鎖されると、ADC328が、キャパシタ220bにかかる充電電圧をサンプリングすることができるように、キャパシタ220bを放電させ、次いで、高インピーダンス出力状態、例えば、トライステートに入るために使用されてもよい。ADC328およびスイッチ334は、周期的に、キャパシタ220bにかかる変化する充電電圧をサンプリングし、これらの電圧サンプルをそのデジタル表現に変換してもよい。デジタルプロセッサ326は、これらのデジタル表現を読み取り、本明細書により完全に説明されるように、煙がイオンチャンバ102に流入したかどうかを判定する際に、それらを使用してもよい。デジタルプロセッサ326はまた、PWM発生器を制御し、サンプリングされた充電電圧値に基づいて、パルス幅デューティサイクルを変動させてもよい。
図14を参照すると、描写されるのは、接地された伝導面に近接近して、容量プレートを囲繞する静電場線(図14(a))と、容量プレートと接地された伝導面との間に保護リングを伴う、容量プレートを囲繞する静電場線(図14(b))の略図である。異なる電圧電位における、電極106と囲繞導体との間の静電場の略図は、図14(a)に示される。電極106と囲繞金属および/または導体、例えば、接地面846との間の強静電場線に留意されたい。本寄生キャパシタンスは、チャンバ102内への煙流入の間に生じる、電極106のキャパシタンス値の変化の検出分解能を制限する。寄生キャパシタンスは、同様に、電極106とマイクロコントローラ1024または1124との間の接続に影響を及ぼす。また、イオンチャンバ煙検出器内で採用され得る、雑音遮蔽の量を制限する。
保護リング844は、イオンチャンバ102の電極106の周囲に導入されてもよい。電極106にかかる電圧と実質的に同一である、保護リング844にかかる電圧を維持することによって、寄生キャパシタンスは、有意に低減され得る。それによって、その中への煙流入の間に生じる、イオンチャンバ102の漏出キャパシタンス値の変化の検出分解能を増加させる。加えて、保護リング844は、電極106およびイオンチャンバ102の雑音遮蔽を向上させ得る。
図14(b)は、電極106、保護リング844、および接地面846(存在する場合)間の静電場の略図を示し、電極106および保護リング844は、実質的に同一の電圧電位である。電極106と接地面846との間のはるかに弱い静電場線(より長い線)に留意されたい。両方とも、実質的に同一の電圧電位であるため、実質的に、寄生キャパシタンスは、電極106と保護リング844との間に存在しない。図10および11に戻って参照すると、アナログドライバ842は、同様に、GPIO接続538bおよびキャパシタ220に結合される、アナログバス846に結合されてもよい。保護リング844は、同様に、アナログドライバ842に結合され得る、GPIO接続840に結合されてもよい。アナログドライバ842は、保護リング844を、電極106にかかる電圧と実質的に同一の電圧であり得る、キャパシタ220にかかる充電電圧に駆動させ、それによって、電極106と囲繞接地金属との間の静電場を低減させてもよい。
図15を参照すると、描写されるのは、本開示の教示および実施形態による、概略動作プロセス流れ図である。ステップ1506では、煙検出器イオンチャンバ102の第1および第2の電極は、第1の極性で電圧に結合される。ステップ1508では、第1の極性電圧のイオンチャンバ102への印加から生じる第1の電流が、判定される。ステップ1510では、第1の電流は、その第1のデジタル表現に変換される。ステップ1512では、第1のデジタル表現は、さらなる処理のために、メモリ内に記憶される。ステップ1518では、煙検出器イオンチャンバ102の第1および第2の電極は、第2の極性で電圧に結合される。ステップ1520では、第2の極性電圧の印加から生じる第2の電流が、判定される。ステップ1522では、第2の電流は、その第2のデジタル表現に変換される。ステップ1524では、第2のデジタル表現は、さらなる処理のために、メモリ内に記憶される。
ステップ1526では、第1および第2のデジタル表現の間の差異の絶対値、すなわち、正の値が、メモリ内に記憶される。本差異値は、同相漏れ電流114がそこから除去された、イオンチャンバ102を通るイオン電流116を表す。ステップ1528では、煙検出アラーム条件が存在するかどうかが、差異値から判定される。本判定は、差異値を基準値と比較する、以前の差異値をプリセット差異値と比較する、および/または複数の差異値の変化率によって、行なわれてもよい。アラーム条件が存在するとき、アラームは、ステップ1530において発生されてもよい。
図16を参照すると、描写されるのは、本開示の教示および実施形態による、概略動作プロセス流れ図である。ステップ1602では、キャパシタ220は、開始電圧、例えば、ゼロ(0)ボルト、例えば、VSSに設定され、または供給電圧、例えば、VDDに結合される。ステップ1604では、煙検出イオンチャンバ102の第1の電極104は、供給電圧112に接続される。ステップ1606では、煙検出イオンチャンバ102の第2の電極106は、キャパシタ220に接続される。ステップ1608では、キャパシタ220は、第1の時間周期の間、イオンチャンバ102を通るイオン電流116および漏れ電流114によって充電される。ステップ1610では、キャパシタ220にかかる結果として生じる充電電圧は、その第1のデジタル表現に変換される。ステップ1612では、第1のデジタル表現は、さらなる処理のために、メモリ内に記憶される。
ステップ1614では、キャパシタ220は、開始電圧に設定される。ステップ1616では、煙検出イオンチャンバ102の第2の電極106は、供給電圧112に接続される。ステップ1618では、煙検出イオンチャンバ102の第1の電極104は、キャパシタ220に接続される。ステップ1620では、キャパシタ220は、第2の時間周期の間、漏れ電流114のみによって充電される。ステップ1622では、キャパシタ220にかかる結果として生じる充電電圧は、その第2のデジタル表現に変換される。ステップ1624では、第2のデジタル表現は、さらなる処理のために、メモリ内に記憶される。
ステップ1626では、第1および第2のデジタル表現の間の差異の絶対値、すなわち、正の値が、メモリ内に記憶される。本差異値は、同相漏れ電流114がそこから除去された、イオンチャンバ102を通るイオン電流116を表す。ステップ1628では、煙検出アラーム条件が存在するかどうかが、差異値から判定される。本判定は、差異値を基準値と比較する、以前の差異値をプリセット差異値と比較する、および/または複数の差異値の変化率によって、行なわれてもよい。アラーム条件が存在するとき、アラームが、ステップ1630において発生されてもよい。
図17を参照すると、描写されるのは、本開示の教示および実施形態による、概略動作プロセス流れ図である。ステップ1702では、キャパシタ220は、第1の電圧に設定される。ステップ1704では、煙検出イオンチャンバ102の第1の電極104は、パルス発生器1050からの定義された時間周期を有する複数の電圧遷移に接続される。ステップ1706では、煙検出イオンチャンバ102の第2の電極106は、キャパシタ220に接続される。ステップ1708では、第1の時間周期の間の実質的ゼロボルトから、第2の時間周期の間の供給電圧までの複数の電圧遷移は、煙検出イオンチャンバ102の第1の電極104に印加される。その場合、電圧遷移が、供給電圧にあるとき、キャパシタ220は、イオンチャンバ102を通るイオン電流116に漏れ電流114を加えたもので充電され、電圧遷移が実質的にゼロボルトであるとき、キャパシタ220は、漏れ電流114で放電される。ステップ1710は、キャパシタを第2の電圧に充電するために要求されるいくつかの電圧遷移を判定する。ステップ1728では、煙検出アラーム条件が存在するかどうかが、電圧遷移の数から判定される。その場合、アラーム条件が存在するとき、アラームが、ステップ1730において発生されてもよい。電圧遷移の数は、アラーム条件および/またはある時間周期内のその電圧遷移の数を判定する際に使用されてもよい。
第1および第2の時間周期は、実質的に、等しくてもよく、またはキャパシタ220にかかる充電電圧の値に従って調節されてもよく、充電電圧が、供給電圧の半分未満であるとき、第1の時間周期は、第2の時間周期を上回ってもよく、充電電圧が、供給電圧の半分を上回るとき、第1の時間周期は、第2の時間周期未満であってもよく。本特徴は、そこにかかる充電電圧が、供給電圧の半分未満からそれを上回るにつれて、キャパシタ220をより線形に充電および放電するために使用されてもよい。キャパシタにかかる充電電圧220が、供給電圧の約半分であるとき、第1および第2の時間周期は、実質的に同一であってもよい。パルス幅変調(PWM)発生器1050は、これらの可変デューティサイクルパルスを発生させ、キャパシタ220を充電および放電するために使用されてもよい。
図18を参照すると、描写されるのは、本開示の教示および実施形態による、概略動作プロセス流れ図である。ステップ1802では、キャパシタ220は、開始電圧、例えば、ゼロ(0)ボルト、例えば、VSSに設定される、または供給電圧、例えば、VDDに結合される。ステップ1804では、煙検出イオンチャンバ102およびキャパシタ220は、第1の極性で供給電圧に直列に結合される。ステップ1806では、キャパシタ220は、第1の時間周期の間、イオンチャンバ102を通るイオン化電流および漏れ電流によって充電される。
ステップ1808では、煙検出イオンチャンバ102およびキャパシタ220は、第2の極性で供給電圧に直列に結合され、第2の極性は、第1の極性と反対であってもよい。ステップ1810では、キャパシタ220は、第2の時間周期の間、漏れ電流によって放電される。ステップ1812では、キャパシタ220にかかる充電電圧が、検出時間周期後、測定される。
ステップ1814では、煙検出アラーム条件が存在するかどうかが、測定された充電電圧から判定される。本判定は、測定された電圧を基準値と比較する、以前に測定された電圧をプリセット測定電圧と比較する、および/または経時的に測定された電圧の複数の差異の変化率によって、行なわれてもよい。アラーム条件が存在するとき、アラームは、ステップ1816において、発生されてもよい。
キャパシタ220は、実質的に、ゼロ(0)ボルトに放電される代わりに、最初に、ある電圧に完全に充電され、次いで、イオンチャンバは、イオン電子電流116および漏れ電流114が、キャパシタ220を放電させ、漏れ電流114のみ、キャパシタ220を充電するであろうように、キャパシタ220に結合されてもよいことが想定され、これは、本開示の範囲内である。イオン電子電流116および漏れ電流114の組み合わせは、漏れ電流114単独のみを上回るため、キャパシタは、最終的に、約ゼロ(0)ボルトに放電するであろう。
本開示の実施形態が、描写され、説明され、本開示の例示的実施形態を参照することによって定義されるが、そのような参照は、本開示の限定を含意するものではなく、そのような限定が、推測されるべきではない。開示される主題は、当業者および本開示の利益を有するものに想起されるであろうように、形態および機能における多数の修正、改変、ならびに均等物が可能である。本開示の描写および説明される実施形態は、実施例にすぎず、本開示の範囲の包括ではない。

Claims (60)

  1. イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法であって、
    イオンチャンバの第1および第2の電極を第1の極性で電圧に結合するステップと、
    前記第1の極性で前記電圧によって生じた前記イオンチャンバの前記第1および第2の電極の間の第1の電流を判定するステップと、
    前記イオンチャンバの前記第1および第2の電極を第2の極性で前記電圧に結合するステップと、
    前記第2の極性で前記電圧によって生じた前記イオンチャンバの前記第1および第2の電極の間の第2の電流を判定するステップと、
    前記第1および第2の電流の間の差異を判定するステップであって、前記差異は、前記イオンチャンバを通るイオン電流である、ステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第2の極性は、前記第1の極性と反対である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記電圧は、直流(DC)電圧である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記イオンチャンバは、その中のガス分子をイオン化するための放射源を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記イオンチャンバは、煙粒子を検出するために使用される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1および第2の電流の間の差異を判定するステップは、
    前記第1および第2の電流測定値をメモリ内に記憶するステップと、
    一方の電流測定値を前記他方の電流測定値から減算するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記電圧は、複数の電圧パルスである、請求項1に記載の方法。
  8. イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法であって、
    キャパシタを開始電圧に設定するステップと、
    イオンチャンバの第1の電極を供給電圧に結合するステップと、
    前記イオンチャンバの第2の電極を前記キャパシタに結合するステップと、
    第1の時間周期の間、前記キャパシタを充電するステップと、
    前記キャパシタにかかる第1の充電電圧をその第1のデジタル表現に変換するステップと、
    前記第1のデジタル表現をメモリ内に記憶するステップと、
    前記キャパシタを前記開始電圧に設定するステップと、
    前記イオンチャンバの前記第2の電極を前記供給電圧に結合するステップと、
    前記イオンチャンバの前記第1の電極を前記キャパシタに結合するステップと、
    第2の時間周期の間、前記キャパシタを充電するステップと、
    前記キャパシタにかかる第2の充電電圧をその第2のデジタル表現に変換するステップと、
    前記第2のデジタル表現を前記メモリ内に記憶するステップと、
    前記第1および第2のデジタル表現の間の差異を判定するステップであって、前記差異は、前記イオンチャンバ内のイオン電流のデジタル表現である、ステップと
    を含む、方法。
  9. 前記開始電圧は、実質的に、ゼロ(0)ボルトである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記開始電圧は、実質的に、前記供給電圧である、請求項8に記載の方法。
  11. 前記差異が、アラーム条件範囲内にあるかどうかを判定するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記差異が、前記アラーム条件範囲内にあるとき、アラームを作動させるステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記電圧は、複数の出力電圧パルスを備える、パルス発生器である、請求項8に記載の方法。
  14. 前記イオンチャンバの周囲の保護リングを前記キャパシタにかかる電圧に充電するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  15. イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法であって、
    キャパシタを開始電圧に設定するステップと、
    イオンチャンバの第1の電極をパルス源に結合するステップと、
    前記イオンチャンバの第2の電極を前記キャパシタに結合するステップと、
    第1の時間周期の間、前記パルス源からの複数のパルスによって、前記キャパシタを充電するステップと、
    前記キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される第1の数の前記複数のパルスをカウントするステップと、
    前記第1の数をメモリ内に記憶するステップと、
    前記キャパシタを前記供給電圧に設定するステップと、
    前記イオンチャンバの前記第2の電極を前記パルス源に結合するステップと、
    前記イオンチャンバの前記第1の電極を前記キャパシタに結合するステップと、
    第2の時間周期の間、前記パルス源からの複数のパルスによって、前記キャパシタを充電するステップと、
    前記キャパシタを前記第2の電圧に充電するために要求される、第2の数の前記複数のパルスをカウントするステップと、
    前記第2の数をメモリ内に記憶するステップと、
    前記第1および第2の数の間の差異を判定するステップであって、前記差異は、前記イオンチャンバ内のイオン電流のデジタル表現である、ステップと
    を含む、方法。
  16. 前記開始電圧は、実質的に、ゼロ(0)ボルトである、請求項15に記載の方法。
  17. 前記開始電圧は、実質的に、前記供給電圧である、請求項15に記載の方法。
  18. 前記差異が、アラーム条件範囲内にあるかどうかを判定するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記差異が、前記アラーム条件範囲内にあるとき、アラームを作動させるステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記イオンチャンバの周囲の保護リングを前記キャパシタにかかる電圧に充電するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  21. イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法であって、
    キャパシタを第1の電圧に設定するステップと、
    イオンチャンバの第1の電極を時間周期および実質的ゼロボルトから実質的電圧までの電圧振幅を有する、複数の電圧遷移に結合するステップと、
    前記イオンチャンバの第2の電極を前記キャパシタに結合するステップと、
    前記定義された時間周期を有する前記複数の電圧遷移によって、前記キャパシタを充電および放電するステップと、
    前記キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される前記複数の電圧遷移の遷移の数をカウントするステップと
    を含む、方法。
  22. 前記遷移の数が、アラーム条件範囲を表すかどうかを判定するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記キャパシタにかかる充電電圧を測定するステップと、
    実質的ゼロボルトおよび実質的電圧にあるときの前記複数の電圧遷移の間の時間周期を調節するステップと
    をさらに含み、
    前記キャパシタにかかる充電電圧が、前記電圧の半分未満であるとき、前記ゼロボルト振幅であるときの前記複数の電圧遷移の時間周期は、前記電圧振幅であるときの前記複数の電圧遷移の時間周期を上回り、
    前記キャパシタにかかる充電電圧が、実質的に、前記電圧の半分であるとき、前記複数の電圧遷移の前記ゼロボルトおよび電圧振幅の時間周期は、実質的に同一であり、
    前記キャパシタにかかる充電電圧が、前記電圧の半分を上回るとき、前記ゼロボルト振幅であるときの前記複数の電圧遷移の時間周期は、前記電圧振幅であるときの前記複数の電圧遷移の時間周期未満である、
    請求項21に記載の方法。
  24. 前記イオンチャンバの周囲の保護リングを、実質的に、前記キャパシタにかかる充電電圧に充電するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  25. イオンチャンバ内のイオン電流を判定するための方法であって、
    キャパシタを開始電圧に設定するステップと、
    第1の極性でイオンチャンバおよびキャパシタを直列に供給電圧に結合するステップと、
    第1の時間周期の間、前記キャパシタを充電するステップと、
    第2の極性で前記イオンチャンバおよび前記キャパシタを直列に前記供給電圧に結合するステップと、
    第2の時間周期の間、前記キャパシタを放電するステップと、
    検出時間周期後、前記キャパシタにかかる充電電圧を測定するステップと
    を含む、方法。
  26. 前記開始電圧は、実質的に、ゼロ(0)ボルトである、請求項25に記載の方法。
  27. 前記開始電圧は、実質的に、前記供給電圧である、請求項25に記載の方法。
  28. 前記測定された充電電圧が、アラーム条件範囲内にあるかどうかを判定するステップをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  29. 前記測定された充電電圧が、アラーム条件範囲内にあるとき、アラームを作動させるステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記供給電圧は、複数の電圧パルスを備える出力を有する、パルス発生器である、請求項25に記載の方法。
  31. 前記イオンチャンバの周囲の保護リングを、実質的に、前記キャパシタにかかる充電電圧に充電するステップをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  32. 煙を検出するための装置であって、
    放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放される、イオンチャンバと、
    マイクロコントローラと
    を備え、前記マイクロコントローラは、
    前記イオンチャンバの前記第1の電極に結合される、第1のスイッチと、
    前記イオンチャンバの前記第2の電極に結合される、第2のスイッチと、
    前記第1および第2のスイッチの第1の位置に結合される出力を有する、デジタルドライバと、
    前記第1および第2のスイッチの第2の位置に結合される、キャパシタと、
    前記キャパシタと電源コモンとの間に結合される、第3のスイッチであって、前記キャパシタを放電するために適合される、第3のスイッチと、
    前記デジタルドライバの入力に結合される、タイマであって、ある時間周期を有するパルを発生させる、タイマと、
    アナログ/デジタルコンバータ(ADC)と、
    前記キャパシタと前記ADCとの間に結合される、第4のスイッチと、
    デジタルプロセッサおよびメモリであって、前記デジタルプロセッサは、前記第1、第2、第3および第4のスイッチに結合され、それらを制御する、デジタルプロセッサおよびメモリと
    を備え、
    前記ADCおよびタイマは、前記デジタルプロセッサに結合され、
    前記第1のスイッチが、前記第1の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第1の電極は、前記デジタルドライバに結合され、
    前記第1のスイッチが、前記第2の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第1の電極は、前記キャパシタに結合され、
    前記第2のスイッチが、前記第1の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第2の電極は、前記デジタルドライバに結合され、
    前記第2のスイッチが、前記第2の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第2の電極は、前記キャパシタに結合され、
    前記第3のスイッチが、閉鎖されるとき、前記キャパシタは、実質的に、ゼロ(0)ボルトであり、
    前記第4のスイッチが、閉鎖されるとき、前記キャパシタは、前記ADCに結合される、装置。
  33. 前記イオンチャンバは、
    第3の電極によって分離される、2つのチャンバであって、一方は、煙侵入に対して開放され、他方は、煙侵入に対して閉鎖される、2つのチャンバと、
    前記第3の電極に結合される、第5のスイッチと
    を備え、
    前記第1および第5のスイッチは、3つの位置を有し、第3の位置は、開放され、
    前記デジタルドライバは、前記第5のスイッチの第1の位置に結合され、
    前記キャパシタは、前記第5のスイッチの第2の位置に結合される、
    請求項32に記載の煙を検出するための装置。
  34. 前記マイクロコントローラはさらに、アラームドライバを備える、請求項32に記載の煙を検出するための装置。
  35. 前記アラームドライバに結合される、可聴/可視アラームをさらに備える、請求項34に記載の煙を検出するための装置。
  36. 前記イオンチャンバの周囲に保護リングをさらに備え、前記保護リングは、前記キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電される、請求項32に記載の煙を検出するための装置。
  37. 前記キャパシタに結合される、第2のキャパシタをさらに備える、請求項32に記載の煙を検出するための装置。
  38. 煙を検出するための装置であって、
    放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放される、イオンチャンバと、
    集積回路と
    を備え、前記集積回路は、
    前記イオンチャンバの前記第1の電極に結合される、第1のスイッチと、
    前記イオンチャンバの前記第2の電極に結合される、第2のスイッチと、
    前記第1および第2のスイッチの第1の位置に結合される出力を有する、デジタルドライバと、
    前記第1および第2のスイッチの第2の位置に結合される、第1の入力と、電圧基準に結合される、第2の入力とを有する、電圧コンパレータと、
    前記電圧コンパレータの前記第1および第2の入力の間に結合される、キャパシタと、
    前記電圧コンパレータの出力に結合される、D−入力と、クロック発生器に結合される、クロック入力とを有する、フリップフロップであって、クロック信号が、前記クロック発生器から受信されるたびに、前記D−入力における論理値は、前記フリップフロップのQ−出力に転送される、フリップフロップと、
    前記キャパシタを充電および放電するために、前記フリップフロップのQ−出力と前記電圧コンパレータの第1の入力との間に結合される、フィードバックレジスタと、
    前記電圧コンパレータの第1の入力と電源コモンとの間に結合される、電流測定レジスタであって、
    前記電圧コンパレータの第1の入力にかかる電圧が、前記電圧基準からの電圧を上回るとき、前記電圧コンパレータの出力は、論理低にあり、前記キャパシタは、放電され、前記電圧コンパレータの第1の入力にかかる電圧が、前記電圧基準からの電圧未満であるとき、前記電圧コンパレータの出力は、論理高にあり、前記キャパシタは、充電される、電流測定レジスタと、
    ある時間周期の間、前記フリップフロップのQ−出力が、論理高にあるとき、前記クロック発生器からの第1の数のクロックパルスをカウントするための第1のカウンタと、
    ある時間周期の間、前記クロック発生器からの第2の数のクロックパルスをカウントするための第2のカウンタと
    を備え、
    前記第1のスイッチが、前記第1の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第1の電極は、前記デジタルドライバに結合され、
    前記第1のスイッチが、前記第2の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第1の電極は、前記電圧コンパレータの第1の入力に結合され、
    前記第2のスイッチが、前記第1の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第2の電極は、前記デジタルドライバに結合され、
    前記第2のスイッチが、前記第2の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第2の電極は、前記電圧コンパレータの第1の入力に結合される、装置。
  39. 前記集積回路は、デジタルプロセッサおよびメモリを有する、マイクロコントローラである、請求項38に記載の煙を検出するための装置。
  40. 前記マイクロコントローラのデジタルプロセッサおよびメモリは、前記第1および第2のカウンタによってカウントしている間、低電力スリープモードに入る、請求項39に記載の煙を検出するための装置。
  41. 前記集積回路はさらに、アラームドライバを備える、請求項38に記載の煙を検出するための装置。
  42. 前記アラームドライバに結合される、可聴/可視アラームをさらに備える、請求項41に記載の煙を検出するための装置。
  43. 前記イオンチャンバの周囲に保護リングをさらに備え、前記保護リングは、前記キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電される、請求項38に記載の煙を検出するための装置。
  44. 前記キャパシタに結合される、第2のキャパシタをさらに備える、請求項38に記載の煙を検出するための装置。
  45. 煙を検出するための装置であって、
    放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放される、イオンチャンバと、
    マイクロコントローラと
    を備え、前記マイクロコントローラは、
    前記イオンチャンバの前記第1の電極に結合される、第1のスイッチと、
    前記イオンチャンバの前記第2の電極に結合される、第2のスイッチと、
    前記第1および第2のスイッチの第1の位置に結合される出力を有する、デジタルドライバと、
    前記第1および第2のスイッチの第2の位置に結合される、キャパシタと、
    前記キャパシタと電源コモンとの間に結合される、第3のスイッチであって、前記キャパシタを放電するために適合される、第3のスイッチと、
    前記キャパシタに結合される、第1の入力と、電圧基準に結合される、第2の入力とを有する、電圧コンパレータと、
    前記デジタルドライバの入力に結合される、パルス発生器と、
    前記パルス発生器に結合される、パルスカウンタであって、前記パルス発生器からのパルスの数をカウントする、パルスカウンタと、
    デジタルプロセッサおよびメモリであって、前記デジタルプロセッサは、前記第1、第2、および第3のスイッチ、前記パルス発生器、および前記カウンタパルスに結合され、それらを制御する、デジタルプロセッサおよびメモリと
    を備え、
    前記第1のスイッチが、前記第1の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第1の電極は、前記デジタルドライバに結合され、
    前記第1のスイッチが、前記第2の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第1の電極は、前記キャパシタに結合され、
    前記第2のスイッチが、前記第1の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第2の電極は、前記デジタルドライバに結合され、
    前記第2のスイッチが、前記第2の位置にあるとき、前記イオンチャンバの前記第2の電極は、前記キャパシタに結合され、
    前記第3のスイッチが、閉鎖されるとき、前記キャパシタは、実質的に、ゼロ(0)ボルトである、装置。
  46. 前記マイクロコントローラのデジタルプロセッサおよびメモリは、前記パルスカウンタによるパルスカウントの間、低電力スリープモードに入る、請求項45に記載の煙を検出するための装置。
  47. 前記マイクロコントローラはさらに、アラームドライバを備える、請求項45に記載の煙を検出するための装置。
  48. 前記アラームドライバに結合される、可聴/可視アラームをさらに備える、請求項47に記載の煙を検出するための装置。
  49. 前記イオンチャンバの周囲に保護リングをさらに備え、前記保護リングは、前記キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電される、請求項45に記載の煙を検出するための装置。
  50. 前記キャパシタに結合される、第2のキャパシタをさらに備える、請求項45に記載の煙を検出するための装置。
  51. 煙を検出するための装置であって、
    放射源を有し、第1および第2の電極を備える、イオンチャンバであって、煙侵入に対して開放される、イオンチャンバと、
    前記イオンチャンバの前記第1の電極に結合される、パルス発生器であって、そのパルス発生器出力は、実質的ゼロボルトから実質的電圧までの電圧遷移を備える、パルス発生器と、
    前記イオンチャンバの前記第2の電極に結合される、キャパシタと、
    予充電電圧基準と、
    前記予充電電圧基準と前記キャパシタとの間に結合される、予充電スイッチであって、最初は、前記キャパシタを第1の電圧に充電するために、前記予充電電圧基準を前記キャパシタに結合する、予充電スイッチと、
    前記キャパシタに結合される、電圧判定回路と、
    前記パルス発生器に結合され、いくつかのそこからのパルスの数をカウントする、パルスカウンタであって、前記パルスカウンタは、前記キャパシタを第2の電圧に充電するために要求される、前記パルス発生器からのパルスの数をカウントする、パルスカウンタと
    を備える、装置。
  52. 前記パルス発生器は、プログラム可能時間周期を有する、パルス幅変調(PWM)発生器である、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
  53. 前記第1の電圧は、前記電圧の約半分である、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
  54. 前記電圧判定回路は、電圧コンパレータを備える、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
  55. 前記電圧判定回路は、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)を備える、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
  56. 前記パルス発生器、前記キャパシタ、前記予充電電圧基準、前記予充電スイッチ、前記電圧判定回路、および前記パルスカウンタは、マイクロコントローラ内に提供される、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
  57. 前記マイクロコントローラはさらに、アラームドライバを備える、請求項56に記載の煙を検出するための装置。
  58. 前記アラームドライバに結合される、可聴/可視アラームをさらに備える、請求項57に記載の煙を検出するための装置。
  59. 前記イオンチャンバの周囲に保護リングをさらに備え、前記保護リングは、前記キャパシタにかかる充電電圧と実質的に同一である、保護リング電圧に充電される、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
  60. 前記キャパシタに結合される、第2のキャパシタをさらに備える、請求項51に記載の煙を検出するための装置。
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