JP2014533118A - 臓器取り出しのための臓器取り出しデバイスおよび方法 - Google Patents

臓器取り出しのための臓器取り出しデバイスおよび方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、体腔へのアクセス開口部を有する屠殺され内臓摘出された家禽の体腔の壁から、屠殺体の脊柱に隣接する、脊柱の両側の位置にある1つもしくは複数の臓器またはその一部を取り出すための臓器取り出しデバイスおよび方法に関するものである。デバイスは、家禽支持デバイスと、2つの真空チューブを備える真空チューブアセンブリとを備え、各真空チューブはその端部に少なくとも1つの吸引ノズルを有し、真空チューブアセンブリは2つの掻器をさらに備え、各掻器は体腔の壁の領域に沿って掻き取り、前記壁に固着している臓器を緩めるように配置構成される。本発明により、各々の掻器に、脊柱から離れる、および/または脊柱の方へ向かう、スイーピング運動を行わせるように適合されたスイーピング機構が実現される。

Description

本発明は、体腔へのアクセス開口部を有する屠殺され内臓摘出された家禽(slaughtered eviscerated poultry)の体腔の壁から、屠殺体の脊柱に隣接する、脊柱の両側の位置にある1つもしくは複数の臓器またはその一部を取り出すための臓器取り出しデバイス(organ removal device)に関するものである。
食品に加工するため家禽を屠殺する際に、腎臓および肺などの内臓は屠殺体から完全に取り除かれる必要があり、さもないと、製品が不合格になったり、および/またはその屠殺体の再加工が必要になったりする。家禽の屠殺体の肺および腎臓は、組織薄膜または膜組織で覆われたソケット内の脊柱の両側の壁に面する体腔内に位置している。もちろん、これらの臓器は、内臓摘出処理の際に屠殺体から除去され、取り出されることが重要である。しかし、従来の内臓摘出デバイスによる膜組織で覆われたソケット内に位置している臓器の取り出しには、いくつかの問題点があり、これについて以下で述べることにする。
従来の加工デバイスでは、家禽の屠殺体の体腔から臓器およびはらわたをすくいだすためにスプーンなどの大きな内臓摘出工具を利用することが多い。典型的には、この工具は、屠殺体内のすでに切断されている腹部アクセス開口部を通して、体腔内に挿入され、工具が内臓に圧力を胸部から遠ざかる方向に印加し、脊柱に沿って屠殺体から内臓を引きずり出す。工具は、通常、工具によって容易にアクセス可能な位置で空洞内に比較的露出されている心臓を掴んで引っ張るように設計されている。心臓と肺とを相互接続している血管により、肺が工具によって引っ張られ、心臓とともに空洞から取り出されることが予想される。
このタイプの内臓摘出デバイスは、一般的に、すべての臓器を取り出すわけではない。肺を覆っている膜は、破れない限り、肺の取り出しを妨げることが多い。スプーン様工具では、肺を覆っている膜が効果的に、かつ確実には破られない。心臓と肺とを相互接続している血管に加えられる引っ張り力は、肺がそれぞれのソケットから引き出されるときに膜を破るのに十分な力であり得るけれども、血管は破れる傾向があり、その場合、肺はソケット内に残る。血管が無傷であるとしても、肺は破れる傾向があり、これにより、肺の一部がソケット内に残り得る。
臓器取り出しデバイスは、体腔へのアクセス開口部を有する屠殺され内臓摘出された家禽の体腔壁から、屠殺体の脊柱に隣接する、脊柱の両側の位置にある1つもしくは複数の臓器またはその一部、特に、肺または腎臓を取り出すように特に設計されている。従来の臓器取り出しデバイスは、典型的には、
家禽のアクセス開口部および脊柱を支持し、位置決めするための家禽支持デバイスと、
2つの真空チューブを備える真空チューブアセンブリであって、各真空チューブはその端部に少なくとも1つの吸引ノズルを有し、真空チューブアセンブリは2つの掻器をさらに備え、各掻器は体腔の壁の領域に沿って掻き取り、上記の壁に固着している臓器を緩めるように配置構成され、上記の領域は脊柱の両側に位置し、掻器はノズルに隣接して設けられている、真空チューブアセンブリと、
真空チューブアセンブリを上記のアクセス開口部を通して上記の体腔に出し入れするための真空チューブアセンブリアクチュエータと、
ノズルを介して1つまたは複数の臓器をチューブ内に吸引するため真空チューブと連通する真空圧力源とを備える。
好ましいタイプの真空圧力源は、真空ポンプである。好ましくは、真空圧力は、他の臓器または体部位の不注意による取り出しまたは破損を防ぐように制御される。好ましくは、真空圧力源および取り入れ開口部は、後者が臓器の上に位置するまで相互連通しない。さらに、真空圧力は、屠殺体およびソケットの周りの体部位の取り出しまたは損傷を防ぐため十分に低くなければならない。しかし、いくつかの場合において、真空圧力は、肺を覆う膜を破るには不十分である傾向を有する。
たとえば、米国特許第3802028号および米国特許第4004320号で開示されているように、真空工具は、脊柱の両側で屠殺体を掻き取るための取り入れ開口部に隣接する位置で外向きに突き出ている掻器を備えている。これらの工具は、体腔内で移動する一般的に鉛直方向の経路に沿って往復し、掻器は膜に沿って接触し、掻き取る。したがって、掻器は、肺の取り出しを円滑にするため膜を引き裂くように実現される。
米国特許第3802028号 米国特許第4004320号
しかし、これらの肺取り出しデバイスには、いくつかの問題点もある。特に、掻器は、肺がソケットから丸ごと吸い込まれないように肺を切断する傾向を有し、これにより、肺の断片は体腔内に残ることが多い。掻器はソケットの周りで屠殺体を損傷する傾向も有し、これは見栄えを悪くし、鳥の売却価値を落とす。さらに、屠殺体の後部に沿った掻器の力は、ソケットの近くの骨(すなわち、肋骨)を砕くことも多い。骨折片および骨細片は、消費者にとって危険であり、また見栄えが悪く、鳥の売却価値も落とす。
これらの問題に対処するために、本発明の目的は、家禽の屠殺体の体腔内の膜組織で覆われたソケットから臓器を効果的に、かつ確実に取り出すための改善された臓器取り出しデバイスを実現することである。好ましくは、このデバイスは、高速機械化家禽加工システム内に設けられる。特に、このデバイスは、ソケットの周りの体部位を損傷したりまたは壊したりせず、したがって臓器を取り出す処理工程は鳥の外観または売却価値に悪影響を及ぼさないことが好ましい。
本発明により、この目的は、各々の掻器に、脊柱から離れる、および/または脊柱の方へ向かう、場合によっては繰り返される、スイーピング運動を行わせるように適合されたスイーピング機構が実現されるという点で達成される。
そのため、掻器は、肋骨に垂直な、脊柱の方向に掻き出さないが、一般的に肋骨に平行である、脊柱から離れ、脊柱へ向かう方向に掻き取る。肋骨の方向に掻き取ることによって、肋骨および屠殺体の隣接部位の損傷ならびに肺の切除が防止される。掻器と、取り外された臓器を真空チューブ内に導く隣接するノズルとの組み合わせのこのスイーピング運動は、臓器を効果的に取り除き、取り出す。好ましくは、スイーピング運動は、脊柱から側部の方へ、またはその逆の方向で、脊柱に本質的に垂直である。
本発明による臓器取り出しデバイスは、肺および腎臓などの残っている臓器を取り出すだけでなく、依然として存在している心臓、肺、素嚢、腸、砂嚢などの臓器の一部、さらには体液をも取り出すことに留意されたい。
本発明による臓器取り出しデバイスは、好ましくは、搬送経路に隣接する位置に置かれ、この経路に沿って屠殺された鳥が移動する。臓器取り出しデバイスに先立って、家禽は死なされ、羽毛をむしり取られている。好ましくは、首が取り外されている。さらに、体腔の入口となるようにアクセス開口部(通気開口部)が設けられていなければならず、この開口部を通して内臓摘出が行われている。したがって、体腔は、本質的に空にされているが、肺および腎臓などの臓器の残り部分は、体腔の壁に隣接して、また固着して存在している可能性が高い。本発明による臓器取り出しデバイスは、屠殺体の脊柱に隣接し、脊柱の両側に位置する1つまたは複数の臓器を取り出すのに適している。さらに搬送経路に沿って、家禽は中も外も水で洗浄され得る。
本発明による臓器取り出しデバイスは、脊柱の両側で真空チューブおよび掻器を正確に位置決めできるように家禽のアクセス開口部および脊柱を支持し、位置決めするための家禽支持デバイスを備える。好ましくは、鳥は、その脚で吊って搬送されている。次いで、家禽支持デバイスは、好ましくは、肩の下の肩支持部、および動物の脚を広げるスプレッダーデバイス(spreader device)を備えることができる。場合によっては、肩支持部およびスプレッダーの相対的位置は調整可能である。
本発明によれば、真空チューブ、吸引ノズル、および掻器を備える真空チューブアセンブリが実現される。1つまたは複数の吸引ノズルを備える真空チューブは、従来技術から知られている。
本発明による吸引ノズルは、開口部として、一般的にはチューブの一端の側部に沿って形成された卵形の開口部または真空ポートとして形成することができ、これを通して真空源が1つまたは複数の臓器に吸引力を印加することができる。開口部は、端部の近くの、チューブの壁に形成され得る。好ましくは、吸引ノズルは、斜めに切断されている、真空チューブのヘッド端として形成される。
掻器は、ノズルに隣接して設けられて、体腔の壁の領域に沿って掻き取り、前記壁に固着している臓器を緩める。前記領域は、脊柱の両側に位置している。好ましくは、掻器は取り外された臓器を真空チューブ内に導く。真空チューブの端部に容器が設けられ、これにより、本発明の臓器取り出しデバイスを使用して取り出された1つまたは複数の臓器または部分を回収する。掻器を、たとえば、掻器を真空チューブに移動可能に取り付けることによって、ノズルの前に設けることが可能である。あるいは、掻器は、ノズルを画成するチューブ部分に隣接して設けられる。場合によっては、掻器は、掻器がチューブおよびノズルと一緒に移動可能なように、関連する真空チューブに関して固定されて設けられる、たとえば、ノズルを画成するチューブ部分に取り付けられるか、または一体形成される。吸引ノズルが、斜めに切断されている、真空チューブのヘッド端として形成されている場合、掻器は、好ましくは、ノズルを形成する真空チューブの端部に設けられた突起部によって形成される。
本発明により、各々の掻器に、脊柱から離れる、および/または脊柱の方へ向かう、場合によっては繰り返される、スイーピング運動を行わせるように適合されたスイーピング機構が実現される。スイーピングは、好ましくは、掻器が胸骨の方向に脊柱から両方の掻器に対して好ましくは90°から180°の範囲で体腔の後壁を掻き取ることを可能にする。
スイーピング機構は、個別の駆動機構または真空チューブアクチュエータと結合された駆動機構を備える。好ましくは、吸引力を印加する同じ真空圧力源を使用する真空作動式駆動機構が実現される。たとえば、代替的駆動機構は、掻器のスイーピング運動を空気圧によって行わせる空気圧システムである。さらなる代替的スイーピング駆動機構は、掻器のスイーピング運動を行わせる、ガイドで誘導される突起部を備える。
掻器のスイーピング運動は、好ましくは、脊柱に本質的に平行な回転軸に沿って掻器を回転させることによって達成される。あるいは、スイーピング運動は、並進運動である。掻器は反対方向にスイープすることが好ましい。しかし、あまり好ましくないけれども、掻器を同じ方向に回転させることも可能である。
好ましい一実施形態において、スイーピング機構は、掻器が体腔に入るときに掻き取らないように配置される進入モードと、スイーピング機構が各々の掻器にスイーピング運動を行わせることができる、前記体腔内に掻器が入れられた後の操作モードとの間で移動可能である。これは、進入時に掻器によって後壁の臓器および肋骨が損傷するのを防ぐことができる。
たとえば、進入モードにおいて、掻器が突起部、たとえば剛毛を備える一実施形態では、突起部を遮蔽するために遮蔽手段が備えられる。あるいは、掻器は、スイーピング機構により掻器が突き出ない進入位置に掻器が配置されたとき、たとえば、進入時に掻器が互いに向かい合うときに、進入することが可能なように形成され得る。体腔内に進入した後、スイーピング機構は操作モードに移行し、これにより掻器は脊柱から離れて、および/または脊柱の方へスイープすることができる。
好ましい一実施形態において、掻器は、関連する真空チューブに関して固定されて設けられ、掻器は、真空チューブのノズルから離れて突き出る突起部を備える。そのようなものとして、操作モードでは、スイーピング機構は真空チューブを回転させて掻器をスイープするように適合される。この実施形態では、進入モードにおいて、真空チューブの掻器は体腔への進入時に互いに向かい合い、これにより掻器が進入時に掻き取らないようにできる。そのようなものとして、真空ノズルの位置決めに先立つ肋骨および臓器の損傷は防止される。
可能な一実施形態において、掻器は、関連する真空チューブに関して固定されて設けられ、スイーピング機構は、真空チューブをその長手方向軸の周りに回転させて掻器をスイープするように適合される。これにより、臓器取り出しデバイスの配置構成が比較的簡単に行える。
可能な一実施形態において、真空チューブは、その長さにわたって湾曲している。この実施形態では、真空チューブは、脊柱に隣接する回転軸の周りでスイーピング機構とともに回転され得る。そのようなものとして、掻器は、体腔の壁に沿って動かすことができる。
代替的一実施形態では、掻器は、真空チューブに移動可能に、好ましくは回転可能に取り付けられ、スイーピング機構が掻器を駆動する。チューブに移動可能に取り付けられている回転可能な掻器を備える一実施形態では、掻器の回転軸は、掻き取り手段の端部が体腔の壁に接触するような掻器の寸法に対応する距離だけ脊柱から隔てて並ぶ。掻器は、たとえば、剛毛を有するブラシを備えることができる。そこで、掻器の回転軸と脊柱との間の距離は、好ましくは剛毛の長さに対応する。
好ましくは、掻器は、鳥の肋骨の間の距離と本質的に同じ距離のところに突起部を備え、家禽の肋骨が突起部の間の谷に揃えられ得る。この距離は、好ましくは2mm〜6mmの範囲内であり、なおいっそう好ましくは3mm〜4mmの範囲内である。そのため、家禽は、そのような位置合わせが可能なようにわずかな範囲内で移動させることができる。そのようなものとして、肋骨の損傷はさらにもっと防がれ、臓器取り出しはさらに最適化される。突起部は、比較的鋭利であるか、または丸みがある(blunt)か、あるいは剛毛を備えるものとしてよい。なおいっそう好ましくは、突起部は同じ方向に延在する。
一実施形態において、突起部は同じ方向に延在する。掻器が、異なる方向に延在する複数の突起部を備える場合、異なる突起部が肋骨の異なる部分を掻き取るので、スイープをより小さな角度にわたって延ばせる場合がある。すべての臓器が取り除かれる前に複数のスイープが実行されることが企図され得る。スイープする掻器は、取り除かれた臓器を真空チューブのノズル内に導き、臓器をチューブ内に吸引する。
一実施形態において、真空源は、性能を最適化するようにチューブとの連通を交互に行う。
好ましい一実施形態において、真空チューブアセンブリは、真空チューブに本質的に平行に、また隣接して延在するブラケットをさらに備え、ブラケットの先端部はブラケットの先端部が最初にアクセス開口部に入るように吸引ノズルを越えて延在し、ブラケットおよび真空チューブは真空チューブアセンブリが体腔内に進入した後真空チューブがブラケットと脊柱との間に位置するように配置構成される。このブラケットの利点は、ブラケットの先端部がアクセス開口部のところにたくさんある肉を移動させて吸引チューブがそのような肉で詰まるのを防ぐという点である。さらに、真空チューブアセンブリの進入を円滑にすることができる。さらに、ブラケットは、吸引チューブの背後に開放領域を画成し、これにより、真空で臓器および空気が除去された体腔の内側の領域にある程度の空気を確実に供給することができる。
本発明は、先行する請求項の1つまたは複数による臓器取り出しデバイスを使用して体腔へのアクセス開口部を有する屠殺され内臓摘出された家禽の体腔の壁から、屠殺体の脊柱に隣接する、脊柱の両側の位置にある1つもしくは複数の臓器またはその一部を取り出すための方法にさらに関係し、
家禽のアクセス開口部および脊柱は家禽支持デバイスによって位置決めされ、
端部に少なくとも1つの吸引ノズルを有する少なくとも1つの真空チューブおよび少なくとも2つの掻器を備える真空チューブアセンブリは、前記アクセス開口部を通して体腔にアクセスすることができ、掻器は脊柱の両側に配置され、
ノズルを介して1つまたは複数の臓器に吸引力が印加され、場合によっては繰り返される、脊柱から離れる、および/または脊柱の方に向かう、スイーピング運動が各々の掻器に加えられ、掻器は体腔の壁の領域に沿って掻き取り、前記壁に固着している臓器を緩め、前記領域は脊柱の両側に位置し、
真空チューブは体腔から出すことができる。
好ましくは、掻器は肋骨の間の距離と本質的に同じ距離のところに突起部を備え、家禽の肋骨は突起部の間の谷と揃えられる。
好ましくは、掻器は、体腔に進入するときに掻き取らない突起部を備え、その突起部は掻器が前記体腔内に入れられた後に体腔の壁に沿ってスイープする。
好ましくは、2つの真空チューブが設けられ、真空源は、性能を最適化するようにチューブとの連通を交互に行う。
本発明は、図面に関してさらに説明される。
家禽が位置決めされているときの本発明による臓器取り出しデバイスの一部を表す概略図である。 家禽が位置決めされているときの本発明による臓器取り出しデバイスの一部を表す概略図である。 真空チューブを備える本発明による臓器取り出しデバイスの一部を表す概略図である。 真空チューブを備える本発明による臓器取り出しデバイスの一部を表す概略図である。 真空チューブが体腔内に進入したときの本発明による臓器取り出しデバイスの一部を表す概略図である。 真空チューブが体腔内に進入したときの本発明による臓器取り出しデバイスの一部を表す概略図である。 真空チューブおよび臓器取り出しデバイスの代替的構成を示す図である。 真空チューブおよび臓器取り出しデバイスの代替的構成を示す図である。 真空チューブおよび臓器取り出しデバイスの代替的構成を示す図である。 真空チューブのさらに代替となる構成を示す図である。 真空チューブのさらに代替となる構成を示す図である。 真空チューブのさらに代替となる構成を示す図である。 真空チューブのさらに代替となる構成を示す図である。 真空チューブのさらに代替となる構成を示す図である。 本発明による臓器取り出しデバイスの一部のさらに代替となる構成を示す図である。 本発明による臓器取り出しデバイスの一部のさらに代替となる構成を示す図である。 本発明による臓器取りだしデバイスのさらなる代替的構成を示す図である。 異なる視点からの拡大図による図8aの詳細を示す図である。 異なる視点からの拡大図による図8aの詳細を示す図である。 異なる配置構成で図8のデバイスを示す図である。 異なる配置構成で図8のデバイスの詳細を示す図である。 ブラケットなしの図10aの同じ詳細を示す図である。 図8の臓器取り出しデバイスのスイーピング機構の詳細を示す図である。 図8の臓器取り出しデバイスのスイーピング機構の詳細を示す図である。 本発明によるスイーピング運動の一例を示す概略図である。 本発明によるスイーピング運動の一例を示す概略図である。 本発明によるスイーピング運動の一例を示す概略図である。 本発明によるスイーピング運動の一例を示す概略図である。 本発明による臓器取り出しデバイスのさらなる代替的構成を示す図である。
図1〜図3において、本発明による臓器取り出しデバイス10は、臓器取り出しの後続段階で示されている。屠殺され内臓摘出された家禽1は、その脚1aで従来の脚フック(leg hook)2に吊り下げられる。家禽は、その体腔へのアクセス開口部3を有する。体腔において、取り出される1つまたは複数の臓器は、屠殺体の脊柱5に隣接して、脊柱の両側に位置する。図1b、図2b、図3bにおいて、脊柱5および、体腔内の脊柱5の反対側に配置されている胸骨1dは概略が示されている。
臓器取り出しデバイス10は、家禽のアクセス開口部および脊柱5を支持し、位置決めするための家禽支持デバイスを備える。図示されている実施形態では、家禽支持デバイスは、家禽の脚1aを広げ、アクセス開口部の領域から邪魔なものをなくすための脚スプレッダー(leg spreader)11と、吊られている家禽の翼1bに隣接する肩を誘導するための肩ガイド12とを備える。吊られている家禽の首1cの一部は、肩ガイド12の間に見えている。脚スプレッダー11と肩ガイド12との組み合わせで、吊られている家禽の脊柱およびアクセス開口部の位置決めを正確に行える。図1aに示されているように、家禽は、点線で示されている位置から実線で示されている位置まで、方向Aに臓器取り出しデバイス10を進入させることができる。
代替的(図示せず)家禽支持デバイスも、たとえば、家禽がその脚で吊り下げられていないが、支持されているときに、または肩ガイドなしで、たとえば、翼および肩が臓器取り出しデバイスに先立って取り除かれているときに、企図され得る。
脚スプレッダー11および肩ガイド12は、臓器取り出しデバイスの支持体13によって支持される。図示されている実施形態では、脚スプレッダー11に関して肩ガイド12の位置を調整するための調整機構12aが設けられており、異なるサイズの家禽の臓器を取り出すべきときに有利である。たとえば、デバイスは、ニワトリ、メンドリ、およびシチメンチョウの臓器を取り出すのに適している。
図2aおよび図2bには、臓器取り出しデバイス10の2つの真空チューブ20が見えている。両方の真空チューブ20が、端部にノズル21(図2bでは1つのみ見えている)を備えている。さらに、両方の真空チューブ20は、掻器22を備えるが、ここではノズルを画成するチューブ部分に設けられている(このため、1つの掻器しか見えない)。このため、掻器22は、真空チューブ20に関して固定されて設けられている。掻器は、脊柱の両側に配置されるように相隔てて並び、体腔の壁から1つまたは複数の臓器を掻き取り、取り除かれた臓器を真空チューブ内に導くのに適している。掻器の歯22aは、家禽の肋骨の間の距離にほぼ等しい距離で相隔てて並ぶ。そのようなものとして、肋骨の損傷はさらにもっと防がれ、臓器取り出しはさらに最適化される。
図示されている実施形態では、突起部は、脊柱の方向で家禽の背部に面する。進入時に掻器が後壁の臓器および肋骨を損傷する恐れがあるため、これはあまり好ましくない。掻器を備える真空チューブは、アクセス開口部を通しての体腔へのアクセス時に互いに向かい合うのが好ましく、突起部を備える真空チューブは、掻器が上記の体腔内に入れられた後に体腔の壁に沿ってスイープする。ノズルが体腔内に入るときに互いに向かい合う場合、掻器が進入時に掻き取りをすることが防止され、これにより真空ノズルの位置決めに先立つ肋骨および臓器が損傷することを防ぐ。
図示されている実施形態では、真空チューブ20に隣接して保護ブラケット25が脊柱から離れて真空チューブの側に設けられ、このブラケットは、真空チューブアセンブリの一部である。保護ブラケット25は、真空チューブに本質的に平行に、また隣接して延在し、保護ブラケットの先端部25aはブラケットの先端部が最初にアクセス開口部に入るように吸引ノズルを越えて延在する。これにより、真空チューブアセンブリの体腔内への進入が円滑になされる。保護ブラケット25の先端部は、アクセス開口部の前の物質を押しのけることができ、このため、真空チューブが、脊柱に隣接する位置に到達する前に詰まるのを防ぐ。ブラケットおよび真空チューブは真空チューブアセンブリが体腔内に進入した後真空チューブがブラケットと脊柱との間に位置するように配置構成される。そのようなものとして、保護ブラケット25は、掻器が回転するときに、掻器が脊柱から反対にある、体腔の反対側の壁と接触するのを防ぐ。そのようなものとして、保護ブラケット25は、掻器が胸骨の付近の体腔の壁を掻き取るのを防ぐ。最後に、保護ブラケット25は、体腔内で真空チューブアセンブリを正確に位置決めするのに役立ち得る。
モーターユニット31を備える真空チューブアクチュエータ30は、真空チューブを矢印Bの方向で下方に移動し、ノズルがアクセス開口部3を通して体腔に進入するのを可能にするが、これは図2a、図2b、図3a、および図3bに示されているとおりである。真空チューブアクチュエータ30は、その後、真空チューブを図3aに示されている方向Dに体腔から出すことができる。
真空圧力源(図示せず)は、真空チューブが体腔内に進入してノズルを介して1つまたは複数の臓器に吸引力を印加したときに、真空チューブと連通させられることができる。
本発明によれば、掻器を、脊柱から離れる方へ、および/または脊柱の方へスイープするためのスイーピング機構35が設けられる。図示されている実施形態では、スイーピング機構35は、矢印Cで示される回転運動を掻器が設けられている真空チューブに行わせるモーターユニット36を備える。このため、真空チューブ20の長手方向軸に対応する回転軸の周りに真空チューブを回転させることによって、ノズル21と掻器22の両方を脊柱に本質的に垂直な方向に回転させることができ、これにより、掻器を家禽の肋骨に沿って動かすことができる。
図4a〜図4cにおいて、2つの真空チューブ50の代替的実施形態が示されている。図1〜図3の実施形態と同様に、各々の真空チューブは、端部のところにノズル51を、またここではノズルを画成するチューブ部分に設けられている、掻器52を備える。掻器は、脊柱の両側に配置されるように相隔てて並び、体腔の壁から1つまたは複数の臓器を掻き取り、方向Eに取り除かれた臓器を真空チューブ内に導くのに適している。掻器の歯52aは、家禽の肋骨の間の距離にほぼ等しい距離で相隔てて並ぶ。
真空チューブは、図4bに示されている方向Kで体腔に進入し、体腔から出ることができる。
図1〜図3の実施形態と異なり、真空チューブ50は、肋骨に隣接する臓器に到達するのに有利である、その長さにわたって曲がっている湾曲端部分50aを備える。この実施形態では、掻器52は、真空チューブ50に関して固定されて設けられており、スイーピング機構は、掻器が上記の体腔内に入れられた後に体腔の壁から臓器の少なくとも一部を取り除くために、脊柱から離れる方向に、および/または脊柱の方向に掻器52とともに真空チューブ50を回転させるために備えられている。湾曲端部分50aを備えたこの実施形態は、真空チューブの曲がっていない部分の長手方向軸と異なる真空チューブ50の回転軸を必要とする。好ましくは、スイーピング機構の回転軸は、掻器が体腔の壁に沿って動くように脊柱に隣接する。これは、図4bに概略として示され、回転は文字Lで示され、回転軸は点線59で示されている。
好ましくは、掻器52を備えるノズル51は体腔の進入時に互いに向かい合い、真空チューブアセンブリが体腔内に完全に入ったときのみ図4bに示されている位置まで回転する。図4bの位置は、開始位置と見なすことができ、開始した後、ノズル51および掻器52は、反対の外向きの方向に回転させることができ、各々のノズルおよび取り付けられている掻器は、脊柱から、胸骨の方向に、最大180°までの範囲の角度で、より好ましくはそれより小さく、たとえば、100°移動する。
図5aおよび図5bに、真空チューブ60、70の代替的実施形態が図示されており、これらは図1〜図3に示されている装置において使用するのに適している。図1〜図4の実施形態と同様に、図5aの実施形態では、2つの真空チューブ60が設けられており、これは端部のところのノズル61および真空チューブ60に取り付けられている突起部62aを備える掻器62を具備し、したがって、真空チューブ60に関して固定されて設けられている。本発明により、スイーピング機構は、掻器62をスイープするために真空チューブを回転させる。
スイーピング機構は、掻器が上記の体腔内に入れられた後に体腔の壁から臓器の少なくとも一部を取り除くために、脊柱から側部の方へ、脊柱に本質的に垂直な、反対方向OおよびO’に掻器62の突起部62aをスイープする。スイーピング機構は、掻器62の突起部62aが互いに向かい合い、体腔内に進入するときに掻き取ることができないように体腔の進入前に真空チューブを回転させてあることが好ましい。
図5bの実施形態において、真空チューブ70は、ノズル71および掻器72を備え、掻器72は反対方向に延在する突起部72aを備える。
図6a〜図6cに、本発明による真空チューブのさらなる代替的実施形態が図示されており、これらは図1〜図3に示されている装置において使用するのにも適している。
図6a〜図6cの実施形態の各々において、2つの真空チューブ80が設けられ、各々の真空チューブはノズル85およびノズルの前の掻器84a、84b、84cを備える。
すべての掻器84a〜84cは、掻器が上記の体腔内に入れられた後に体腔の壁に沿ってスイープする突起部を備える。掻器は突起部を備え体腔に進入するときに掻き取らないのが好ましい。これは、掻器84bを互いに向かい合うように、または掻器84cをノズルに本質的に平行になるように配置することによって達成され得る。掻器84aは、これらの掻器の剛毛を覆う遮蔽(図示せず)によって遮蔽され得る。
図6aおよび図6bの実施形態において、各々の掻器は、ノズルに隣接して位置するように、接続手段81を介して真空チューブに回転可能に取り付けられる。図6cの実施形態において、掻器は両方とも、真空チューブアセンブリのフレーム部分83に取り付けられている、フレーム82に回転可能に取り付けられる。そのようなものとして、真空チューブに関して掻器を両方とも回転させることが可能であるが、掻器84cとは無関係に真空チューブ80を固定または回転させることも可能である。
本発明によるスイーピング機構は、文字XおよびYで示されている反対方向に掻器を回転させることができ、したがって、掻器が上記の体腔内に入れられた後に体腔の壁から臓器の少なくとも一部を取り除くために、脊柱から離れる方向に、および/または脊柱の方にスイープする。したがって、真空チューブは、スイーピング機構の影響を受けない。
図7aおよび図7bにおいて、本発明による臓器取り出しデバイス100の代替的実施形態が図示されており、特に、真空チューブアセンブリは2つの真空チューブ101、102を備え、各真空チューブはその端部においてそれぞれ吸引ノズル103、104を備えることが示されている。真空チューブアセンブリは2つの掻器105、106をさらに備え、これらは各々体腔の壁の領域に沿って掻き取り、上記の壁に固着している臓器を緩めるように配置構成される。上記の領域は、脊柱の両側に位置する。掻器105、106は、それぞれ、ノズル103、104に隣接して設けられる。掻器105、106は、図8bに見えている、平行四辺形108を用いて図示されている実施形態において、真空チューブアセンブリの一部である掻器キャリア107によって支持される。
スイーピング機構109は、各々の掻器に、脊柱から離れる、および/または脊柱の方へ向かう並進スイーピング運動を行わせることができる。図示されている実施形態では、スイーピング機構は、真空ポート111および戻しバネ110を備える真空作動式シリンダー109を具備する。
真空チューブアセンブリは、真空チューブの先端部および掻器を越えて延在する、保護ブラケット25に類似している、保護ブラケット115をさらに備える。保護ブラケット25の目的は、体腔内に真空チューブアセンブリを進入しやすくすることにある。保護ブラケット25は、アクセス開口部の前の物質を押しのけることができる。さらに、保護ブラケット25は、掻器が回転するときに、掻器が脊柱から反対にある、体腔の反対側の壁と接触するのを防ぐ。このため、保護ブラケット25は、掻器が胸骨の付近の体腔の壁を掻き取るのを防ぐ。最後に、保護ブラケット25は、体腔内で真空チューブアセンブリを正確に位置決めするのに役立ち得る。
図8〜図12において、本発明による臓器取り出しデバイス200が図示されている。対応する部分は、同じ参照番号で示されている。図示されている実施形態では、臓器取り出しデバイス200は、屠殺され内臓摘出された家禽の体腔へのアクセス開口部を支持し、位置決めするためのスプレッダー210が固定されるフレーム205を備える。スプレッダーは、家禽支持デバイスの一部であり、これは好ましくは、ただし図示されていないが、吊られている家禽の翼に隣接する肩を誘導するための肩ガイドをさらに備える。
臓器取り出しデバイス200は、2つの真空チューブ221、222を備える真空チューブアセンブリ220をさらに備え、各真空チューブはその端部に吸引ノズル221a、222aを有する。本発明によれば、真空チューブアセンブリ220は2つの掻器をさらに備え、各掻器は体腔の壁の領域に沿って掻き取り、上記の壁に固着している臓器を緩めるように配置構成され、上記の領域は脊柱の両側に位置する。図示されている実施形態では、掻器221bおよび222bは、真空チューブ221、222の一部として形成され、掻器はこれによりノズル221a、222aの一部を画成する。
好ましいことだが、図示されている実施形態の真空チューブアセンブリ220は、真空チューブ221、222に本質的に平行に、また真空チューブ221、222に隣接して延在するブラケット223をさらに備え、ブラケット223aの先端部はブラケットの先端部が最初にアクセス開口部に入るように吸引ノズル221a、222aを越えて延在し、ブラケット223および真空チューブ221、222は真空チューブアセンブリ220が体腔内に進入した後真空チューブがブラケットと脊柱との間に位置するように配置構成される。これにより、空気の供給が確実になされ、真空吸引時に除去された空気を埋め合わせることができる。
真空チューブアセンブリ220は、臓器取り出しデバイス200のフレーム205に移動可能に取り付けられる。
臓器取り出しデバイス200は、フレーム205に沿って、上記のアクセス開口部を通して、またスプレッダー210を通して、真空チューブアセンブリ220を体腔に出し入れするための真空チューブアセンブリアクチュエータ230を備える。図8に示されているように、真空チューブアクチュエータ230は、臓器取り出しデバイスのガイド(図示せず)によって誘導され得る突起部231を備える。そのようなものとして、真空チューブアセンブリ220の移動が制御される。代替的アクチュエータも企図され得る。
真空チューブと連通している真空圧力源は、この実施形態では図示されていない。
本発明によれば、各々の掻器に、脊柱から離れる、および/または脊柱の方へ向かう、スイーピング運動を行わせるためのスイーピング機構240が設けられる。図示されている実施形態では、特に図11、図12を参照すると、スイーピング機構240は、突起部241a、241bを備え、これらはそれぞれ吸引チューブ221、222のところに設けられている。これらの突起部は、ガイド部材242の陥凹部242a内で摺動し得る。真空チューブアクチュエータ230に類似する、ガイド部材242は、臓器取り出しデバイス200のフレーム205に移動可能に取り付けられる。ガイド部材242は、臓器取り出しデバイスのガイド(図示せず)によって誘導され得る突起部243を備える。そのようなものとして、ガイド部材242と真空チューブアセンブリ220との間の距離は増大されることが可能であり、その結果、突起部241a、241bはガイド部材242内で摺動し、その結果、真空チューブが回転し、したがって掻器も回転する。
垂直軸の周りに両方の吸引チューブを回転させることによって、ノズルおよび掻器は回転し、その結果、掻器はこの実施形態では脊柱から離れる方へスイープされる。そのようなものとして、肋骨の方向に掻き取り運動が伝えられ、その結果、体腔からの肺の取り出しなどの、臓器取り出しが円滑に行われる。
図8aに、臓器取り出しデバイス200が示されており、スイーピング機構240は進入モードに入っている。このモードでは、スイーピング機構は、掻器221b、222bを、体腔内に進入するときに掻き取らないように配置させている。掻器の歯は、ノズル221a、222aが互いの方へ回転すると互いに向かい合う。これは、図8bおよび図8cに2つの異なる視点から拡大図で示されている。
図9では、図8の臓器取り出しデバイス200は、真空チューブアセンブリがスプレッダー210を通して家禽(図示せず)の体腔内に進入した状況に対応する構成のものである。掻器221b、222bは、依然として図8の進入位置に留まる。真空チューブアセンブリは、吸引チューブが体腔内の肺の位置に揃えられるまで体腔内に進入することができる。この位置は、吊られている家禽の翼に隣接する肩を誘導する肩ガイド(図示せず)の助けを借りて正確に決定され得る。
真空チューブアセンブリ220が体腔内に完全に入った後、掻器は、スイーピング機構が各々の掻器にスイーピング運動を行わせる動作モードまで回転される。これは、図10aに示されており、また図10bにはさらによく示されており、ブラケット223はわかりやすくするため省略されている。ノズルおよび掻器は、胸骨の方向に脊柱から外向きに回転し、これにより、掻器は脊柱に近い肋骨に沿って取り出される臓器内に移動される。掻き取りの際に、真空圧力源が作動し、掻き取られた臓器を取り出す。真空は両方のチューブに、同時にまたは交互に与えられ得る。
スイーピング運動は、掻器の単一のスイープであるか、あるいは、繰り返されるスイーピング運動であるものとしてよい。
臓器を取り出した後、真空チューブアセンブリは、家禽の体腔から外へ移動される。
図11および図12において、真空チューブ221、222は、突起部241a、242bがそれぞれガイド242a、242bの端部に到達するまで回転される。掻器は、この実施形態で可能になる程度に脊柱から遠ざかるように回転しており、そのようなものとして、体腔から肺、および場合によっては他の臓器も掻き出している。
図13a〜図13dでは、本発明によるスイーピング運動の一例が概略として示されている。屠殺され内臓摘出された家禽の体腔301は、断面で図示されている。肋骨306が見えており、また脊柱305も見えている。体腔301内に、肺303を含む、2つの肺腔304がある。
2つの真空チューブ302、307が見えており、各々掻器312、317をそれぞれ備える。真空チューブ302、307は、それぞれ方向X、Yで互いの方へ回転可能である。そのようなものとして、真空チューブの回転の結果、脊柱305の方への、また脊柱305から離れる掻器のスイーピング運動が生じる。そこで、この実施形態における本発明によるスイーピング機構は、真空チューブ302、307の回転に対応する。
図13Aにおいて、掻器312、317は、進入モードで示されており、掻器は、体腔内に進入するときに掻き取らないように配置される。掻器312、317は互いに向かい合い、真空チューブのフットプリント(footprint)を越えて延在しない。
図13Bにおいて、掻器は脊柱305の方へ回転しており、肺腔304に今まさに進入するところである。掻器は、損傷を防ぐため、脊柱に接触しない。掻き取りが生じないこの進入モードは、好ましくは、首に隣接する一番下側部分(家禽は上下逆さに吊されている)において掻器およびノズルが完全に体腔内に進入してしまうまで維持される。
図13cおよび図13dにおいて、掻器の操作モードが図示されており、スイーピング機構は、各々の掻器に、肋骨の方向に、脊柱から離れるスイーピング運動を行わせ、それにより図13cおよび図13dに示されているように肋骨から肺を掻き取る。
図13dにおいて、スイーピング運動の終わりが図示されており、掻器は、(この実施形態では)最大範囲まで外向きに移動しており、また肺腔から肺303を取り出している。参照番号315により、真空チューブの吸引ノズルの概略が表されている。真空が図13dに示されている状況において吸引ノズル315に印加された後、肺は、体腔から取り出されることになる。
図14において、本発明による真空チューブアセンブリ401のさらなる代替的構成およびスイーピング機構410が図示されている。真空チューブアセンブリ401は、2つの真空チューブ402、403を備え、各真空チューブは一端に吸引ノズル402a、403aを有する。掻器は、見えていない。家禽支持デバイスも図示されていない。各々の掻器に、脊柱から離れる、および/または脊柱の方へ向かう、スイーピング運動を行わせるように適合されたスイーピング機構410は、この実施形態では空気圧機構である。
1 屠殺され内臓摘出された家禽
2 脚フック
3 アクセス開口部
5、305 脊柱
1a 脚
1b 翼
1c 首
1d 胸骨
10、100、200 臓器取り出しデバイス
11 脚スプレッダー
12 肩ガイド
13 支持体
20、50、60、70、80、101、102、221、222、302、307、402、403 真空チューブ
21、51、61、71、85 ノズル
22、52、62、72、84a、84b、84c、105、106、312、317、221b、222b 掻器
25、115 保護ブラケット
30 真空チューブアクチュエータ
31、36 モーターユニット
35、240、410 スイーピング機構
59 点線
81 接続手段
82、205 フレーム
83 フレーム部分
12a 調整機構
22a、52a 歯
25a 保護ブラケットの先端部
50a 湾曲端部分
62a、72a、231、243、241a、241b 突起部
103、104、221a、222a、402a、403a 吸引ノズル
107 掻器キャリア
108 平行四辺形
109 真空作動式シリンダー
110 戻しバネ
111 真空ポート
210 スプレッダー
220、401 真空チューブアセンブリ
223、223a ブラケット
230 真空チューブアセンブリアクチュエータ
242 ガイド部材
301 体腔
303 肺
304 肺腔
306 肋骨
242a、242b ガイド
242a 陥凹部

Claims (15)

  1. 体腔へのアクセス開口部を有する屠殺され内臓摘出された家禽の前記体腔の壁から、屠殺体の脊柱に隣接する、前記脊柱の両側の位置にある1つもしくは複数の臓器またはその一部を取り出すための臓器取り出しデバイスであって、
    前記家禽の前記アクセス開口部および前記脊柱を支持し、位置決めするための家禽支持デバイスと、
    2つの真空チューブを備える真空チューブアセンブリであって、各真空チューブはその端部に少なくとも1つの吸引ノズルを有し、前記真空チューブアセンブリは2つの掻器をさらに備え、各掻器は前記体腔の前記壁の領域に沿って掻き取り、前記壁に固着している臓器を緩めるように配置構成され、前記領域は前記脊柱の両側に位置し、前記掻器は前記吸引ノズルに隣接して設けられている、真空チューブアセンブリと、
    前記真空チューブアセンブリを前記アクセス開口部を通して前記体腔に出し入れするための真空チューブアセンブリアクチュエータと、
    前記吸引ノズルを介して前記1つまたは複数の臓器を前記真空チューブ内に吸引するため前記真空チューブと連通する真空圧力源と、を備えた、臓器取り出しデバイスにおいて、
    各々の掻器に、前記脊柱から離れる、および/または前記脊柱の方へ向かう、スイーピング運動を行わせるように適合されたスイーピング機構が実現されることを特徴とする臓器取り出しデバイス。
  2. 前記スイーピング機構は、前記掻器が前記体腔に入るときに掻き取らないように配置される進入モードと、前記スイーピング機構が各々の掻器にスイーピング運動を行わせることができる、前記体腔内に前記掻器が入れられた後の操作モードとの間で移動可能である、請求項1に記載のデバイス。
  3. 各々の掻器は、関連する真空チューブに関して固定されて設けられ、前記スイーピング機構は、前記真空チューブを回転させて前記掻器をスイープするように適合される、請求項1および2の何れか一項に記載のデバイス。
  4. 前記真空チューブは、その長さにわたって湾曲し、前記スイーピング機構の回転軸は、前記脊柱に隣接する、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記掻器は、前記真空チューブに移動可能に取り付けられ、前記スイーピング機構が前記掻器を駆動する、請求項1から4の何れか一項に記載のデバイス。
  6. 前記掻器は、肋骨の間の距離と本質的に同じ距離に突起部を備え、前記家禽の前記肋骨が前記突起部の間の谷に揃えられることができる、請求項1から5の何れか一項に記載のデバイス。
  7. 前記真空チューブは、前記体腔の進入時に互いに向かい合う、請求項2または6に記載のデバイス。
  8. 前記スイーピング機構は、前記掻器に、並進運動を行わせる、請求項1および4から7の何れか一項に記載のデバイス。
  9. 前記真空圧力源は、前記真空チューブとの連通を交互に行う、請求項1から8の何れか一項に記載のデバイス。
  10. 前記真空チューブアセンブリは、前記真空チューブに本質的に平行に、また隣接して延在するブラケットをさらに備え、前記ブラケットの先端部は前記ブラケットの前記先端部が最初に前記アクセス開口部に入るように前記吸引ノズルを越えて延在し、前記ブラケットおよび前記真空チューブは前記真空チューブアセンブリが前記体腔内に進入した後前記真空チューブが前記ブラケットと前記脊柱との間に位置するように配置構成される、請求項1から9の何れか一項に記載のデバイス。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載の臓器取り出しデバイスを使用して前記体腔へのアクセス開口部を有する屠殺され内臓摘出された家禽の体腔の前記壁から前記屠殺体の前記脊柱に隣接する、前記脊柱の両側の位置にある1つもしくは複数の臓器またはその一部を取り出すための方法であって、
    前記家禽の前記アクセス開口部および前記脊柱は前記家禽支持デバイスによって位置決めされ、
    端部に少なくとも1つの吸引ノズルを各々有する2つの真空チューブおよび少なくとも2つの掻器をさらに備える前記真空チューブアセンブリは、前記アクセス開口部を通して前記体腔にアクセスすることができ、前記掻器は前記脊柱の両側に配置され、
    前記吸引ノズルを介して1つまたは複数の臓器に吸引力が印加され、場合によっては繰り返される、前記脊柱から離れる、および/または前記脊柱の方に向かう、スイーピング運動が各々の掻器に加えられ、前記掻器は前記体腔の前記壁の領域に沿って掻き取り、前記壁に固着している臓器を緩め、前記領域は前記脊柱の両側に位置し、
    前記真空チューブは前記体腔から出すことができる、方法。
  12. 前記掻器は、肋骨の間の距離と本質的に同じ距離のところに突起部を備え、前記家禽の前記肋骨は前記突起部の間の谷と揃えられる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記掻器は、前記体腔に進入するときに掻き取らない突起部を備え、前記突起部は前記掻器が前記体腔内に入れられた後に前記体腔の前記壁に沿ってスイープする、請求項11または12に記載の方法。
  14. 各々の掻器は、関連する真空チューブに関して静止するように設けられ、前記スイーピング機構は、前記真空チューブを回転させて前記掻器をスイープするように適合され、前記真空チューブは、前記アクセス開口部を通しての前記体腔へのアクセス時に互いに向かい合い、前記突起部を備える前記真空チューブは、前記掻器が前記体腔内に入れられた後に前記体腔の前記壁に沿ってスイープする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記真空圧力源は、性能を最適化するために前記チューブとの前記連通を交互に行う、請求項9から14の何れか一項に記載の方法。
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