JP2014532135A - ターボ機械のロータを第1の位置から第2の位置に回動させるための装置 - Google Patents

ターボ機械のロータを第1の位置から第2の位置に回動させるための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、概略的に、第1の位置−好ましくは水平姿勢(10a)−から第2の位置−好ましくは垂直姿勢(10c)−に至るまでターボ機械のロータ(10)を回動させるための装置(12)であって、ロータ(10)が、少なくとも1つのタイロッドによって互いに固定されている複数のロータディスクを備えており、互いに対して平行に配置されている2つの側壁要素(24)と、これら側壁要素(24)を互いに接続しているブリッジ要素(28)と、立ち上げるべきロータ(10)のアキシアル方向セクションを締まり嵌めで受容するための分割可能な回転式リング(30)と、回転式リング(30)を水平面に対して平行とされる回動軸線(31)の周りに回動させるために、回転式リング(30)と同一平面上に配置されていると共に側壁要素(24)に回転可能に取り付けられている2つのピン(32)とを備えている、装置(12)に関する。垂直方向に立ち上げられたロータ(10)を特に堅固に固定することを確実にするために、ディスク(42)がブリッジ要素(28)に取り付けられており、ディスク(42)は、装置(12)に保持された垂直方向に立ち上げられたロータ(10)に対してフランジ状の態様で螺合されるために、水平面(18)に対して垂直に移動可能とされる。

Description

本発明は、ターボ機械のロータを例えば水平姿勢である第1の位置から例えば垂直姿勢である第2の位置に回動させるための装置であって、ロータが、少なくとも1つのタイロッドを介して互いに対して固定されている複数のロータディスクを備えている、装置に関する。
このタイプの装置は、例えば特許文献1から知られている。回転式ブロックと呼称される当該装置は、2つのさらなる支持ブロックと同一平面上に直線に沿って配置されている。ガスタービンのロータは、2つの支持ブロックに配設されており、ロータのフランジは、圧縮機側端部に配置されており、回転式ブロックに接続可能とされる。このために、回転式ブロックは、その先端に継手を有しており、継手の回転軸線は、水平面に対して平行に延在している。同時に、継手は、回転可能なターンテーブルのための転がり軸受が取り付けられた受容器を備えている。フランジをターンテーブルに固定した後に、タービン側端部がクレーンを利用して持ち上げられる。一方、ロータは、継手の回転軸線の周りに回動されるので、水平姿勢から垂直姿勢に移動される。また、このことは、ロータの立ち上げと呼称される。その後に、ロータは、足場として構成されている固定装置によって転倒しないように固定される。ここで、ロータは、継手の回転軸線の遥か上方である比較的高い高さにおいて転倒しないように固定されている。
従来技術から知られている構成は、比較的大きいサイズであるので、製造及び輸送の観点において比較的高いコストが発生する。
さらに、ガスタービンのロータのための回転式装置は特許文献2から知られている。既知の回転式装置の場合には、2つの横方向サポート内に水平な回動軸線の周りに取り付けられた保持リングが設けられており、保持リングは立ち上げるべきロータのセクションの周りに係合している。しかしながら、この回転式装置は、比較的大きい又は比較的重いロータに適合しておらず、発生し得る特別な負荷の場合に十分な固定力を発揮させることができない。
国際公開第2008/125507号 独国特許出願公開2426231号明細書
従って、本発明の目的は、ターボ機械のロータを立ち上げるための、特に小さくコンパクトに構成されている装置を提供することである。さらに、装置は、耐振性を有しており、開かれた地形でも利用可能とされる。このために、装置は、風による力及び負荷に起因してロータに作用する力を確実に吸収するように適合されている必要がある。
本発明の基礎となる目的は、請求項1の特徴部分に基づく装置によって達成される。
本発明では、装置が、互いに対して平行に配置されている2つの側壁要素と、立ち上げるべきロータのアキシアル方向セクションを締まり嵌めで受容するための分割可能な回転式リングと、回転式リングに互いに対して反対側に配置されている2つのピンであって、水平面に対して平行とされる回動軸線の周りに回転式リングを回動させるために側壁要素に回転可能に取り付けられている2つのピンと、を備えており、ブリッジ要素が、側壁要素同士を接続しており、ブリッジ要素内に取り付けられているディスクが、水平面に対して垂直に移動可能とされ、装置によって保持された垂直方向に立ち上げられたロータに対するフランジ状のネジ接続部として形成されている。
従って、ロータを転倒させる可能性があるロータの重量に起因する力及び横方向の力が、2つの独立した構成によって確実に散逸されるという点において、本発明は従来技術と相違する。本発明では、ロータの重量に起因する力が、回転式リンクによってピンを介して、互いに平行に配置されている2つの側壁要素に導入され、且つ、ブリッジ要素内に取り付けられていると共に水平面に対して垂直に移動可能とされるディスクによって、回転式リンク上方ではなく下方において、すなわち回転式リングと基礎との間においてロータが転倒しないように固定された場合に、ロータを転倒しないように保持及び固定するためのコンパクトなひいては小型の装置が実現可能とされる。
結論として、クレーンを利用することによってロータを垂直姿勢に立ち上げた後に、ブリッジ要素内に設けられたディスクが、ロータの圧縮機側端部に当接するまで下側の停止位置から移動される。その後に、ディスクが、ロータの圧縮機側端部に配置されているフランジに螺合されるので、ロータが、転倒しないように固定される。言うまでもなく、重量に起因する力の大部分が、回転式リング及びピンを介して側壁要素及び基礎の内部で散逸されるばかりでなく、可動式ディスク及び2つの側壁要素を互いに接続させるブリッジ要素を介して散逸される。上述の装置によって、ロータの製造及び輸送が可能となる一方、その構成が小さいので、コストを要しない。さらに、選定された構成の結果として、例えば風邪による負荷や地震による負荷のような特別な負荷が確実に散逸される。
本発明のさらなる優位な改善点は、従属請求項それぞれにおいて特定されている。特に明記しない限り、様々な従属請求項の特徴は、所望の態様で任意に互いに組み合わせることができる。
第1の優位な改善点では、ディスクが移動方向の周りに回動可能とされる。これにより、圧縮機側フランジに設けられている開口部に対して、ディスク内に配置されているネジ部を単一方向に方向づけることができる。その結果として、ディスクのネジ部とガスタービンのロータのフランジの開口部とを特に単純な方法で互いに重ねることができるので、ディスクをロータに比較的急速に螺合するためには、簡便な手段を利用すれば良い。
ディスクを液圧で昇降させることは、特に優位な改善点である。その結果として、ディスクは、所定の力でロータの圧縮機側フランジに押圧されるので、ロータと耐荷重接触する。
さらに好ましくは、回転式リングがカバーを有している。このカバーによって、ロータのアキシアル方向セクションに配置されているシャフトカラーを回転式リング内に締まり嵌めした状態で固定することができるので、その結果として、ロータが、回転式リンク内においてアキシアル方向のいずれの向きにも移動しないように固定される。従って、立ち上げ作業中において、偶発的且つ突発的な移動を確実に防止することができる。
さらに優位な発展形態では、ロックが、側壁要素それぞれに連接しており、他の側壁要素それぞれにロック又は螺合される。2つのロックによって、ブリッジ要素を介して互いに結合されている側壁要素は、再び互いに接続されるので、その結果として、装置は、ロックが閉じた状態において全体に高剛性化される。剛性が高くなるに従って、風による負荷及び地震による負荷に対する防御性も高められる。
ロータのフランジを締め付けるためのクランプシューがロックそれぞれに設けられている場合には、優位には、上述の改善点が発展可能とされる。この手段によって、ロータは、さらなる地点において転倒しないように固定されるので、その結果として、装置自体が、ロータを転倒しないように固定する。この手段は、地震に対する保護及び風による負荷の対する抵抗を高める。
確実に固定可能とされる特に単純な装置を特定するために、2つの側壁要素は、金属製ベースプレートを介して耐震性を有している基礎に固定状態で螺合される。
本発明のさらなる利点及び特徴については、典型的な実施例を用いて詳述する。典型的な実施例は添付図面に図示されている。
ロータを立ち上げるための装置によって水平姿勢から垂直姿勢にターボ機械のロータを立ち上げる手順を表わす概略図である。 概略的に図示された装置の斜視図である。 図2に表わす装置の部分的に断面化された側面図である。 ロックが開かれた状態における装置の側面図である。
すべての図面において、同一の構成部品には同一の参照符号が付されている。
図1は、ターボ機械のロータ10を水平姿勢から垂直姿勢に立ち上げる様子を概略的に表わす。当該実施例では、ロータ10は、所望の態様に構成されている。しかしながら、好ましくは、ロータ10は、アキシアル方向において隣り合っている複数のロータディスクを備えている、いわゆるディスクロータとして構成されており、さらなる詳述はしないが、ロータディスクは、少なくとも1つのタイロッドを介して互いに対して固定されている。図1は、3つの異なる位置におけるロータ10を表わす。第1の位置では、ロータ10が水平姿勢10aに位置している。当該実施例では、ロータ10の圧縮機側端部11が、回転式ブロックとも呼称される装置12の上に載置されている。ロータ10の圧縮機側端部11は、装置12内に回動可能に配置されている。ロータ10のタービン側端部13は、単純な構造を有するローラブロック14の上に配設されている。ナット15は、ロータ10のタービン側端部13に螺合されている。クレーンのフック16は、ナット15に固定されている。ロータ10をクレーンを介して揚重することによって、ロータ10は、第1の位置10aから中間位置10bを介して水平面に対して垂直な第2の位置10cに至るまで立ち上げられる。一方、ロータ10は、水平面18に対して平行とされる回動軸線31の周りに回動する。図2以降の図面において一層詳細に説明するが、ロータ10が立ち上げられた後に、ロータ10は転倒しないように装置12内に固定される。その後に、フック16は、タイロッドに螺合されているナット15から取り外し可能となるので、ロータ10のタービン側端部13が、ロータ10の自由端と共に上方に突出する。第2の位置10cでは、ロータ10について点検作業を実施することができる。例えば、ロータ10は、構成部品それぞれに分解可能とされる。言うまでもなく、当該方法及び装置12も、ロータ10のタイロッドのみを水平姿勢10aから垂直姿勢10cに至るまで立ち上げるために設けられているので、その後に、ロータディスクをロータ10に取り付けることができる。
図2〜図4は、装置12の構成部品それぞれの詳細を表わす。装置12は、互いに対向する2つの側壁要素24を備えている。側壁要素24は、互いに対して平行に配置されており、側面から見ると、実質的に逆T字状の外形を有している。2つの側壁要素24は、共通するベースプレート26に堅固に固定されている。ベースプレート26は、基礎27に固定可能とされ(図3参照)、基礎27は、特に大きい力を吸収し、地中に分散させることができる。2つの側壁要素24は、ブリッジ要素28を介して、互いに対して固定状態で接続されている。ブリッジ要素28に設けられた2つのT字状のプレートは、平行に配置されており、2つの側壁要素24に溶接されている。回転式リング30は、2つの側壁要素24の間に配置されている。2つのピン32は、回転式リング30の互いに対して反対側に位置する位置に固定されており、2つの側壁要素24それぞれの回動軸線31の周りに回転可能に取り付けられている。回動軸線31は、水平面18に対して略平行に配置されている。回転式リング30は、回転式リング30が分割可能とされるように構成されており、このために、開口部36を具備する第1の要素34(図4参照)を備えており、開口部36は、回動させるべきロータ10を受容及び挿入するためにU字状の外形を有している。ヨーク40は、ネジ38を介して第1の要素34に螺合されており、開口部36の開いた側面を閉じるので、その結果として、ロータ10を開口部36内に堅固に保持することができる。
ディスク42は、水平面18に対して垂直に移動可能とされ、ブリッジ要素28に配置されている。このために、シリンドリカルなピン44が、ディスク42に挿入されており(図3参照)、ディスク42内に溶接されている。ピン44は、ブリッジ要素28の対応するガイド内において、水平面18に対して垂直に延在している垂直軸線47に沿って移動可能とされる。液圧式シリンダ48のピストンロッド46は、ピン44の下側端部に固定されている。液圧式シリンダ48は、ベースプレート26に支持されている。図4に表わすピストンロッド46の位置では、ディスク42が、(水平面18に対して)一層下側の位置に配置されている。
さらに、L字状のロック50が、側壁要素24それぞれに連接されている。2つのロック50それぞれが、水平面に対して垂直とされる軸線52の周りに回動可能とされる。さらに、ロータ10を締め付けるためのクランプシュー54が、ロック50の長い脚部の内側に且つ中央に設けられている。図4は、開位置におけるロック50を表わす。閉位置では、ロック50の突出している自由端56が、他方の側壁要素24それぞれにロックされているか、又は螺合されている(図2及び図3参照)。
複数の雌ネジがディスク42内に配置されており、雌ネジ部によって、ロータ10の圧縮機側端部11に配置されているフランジ58(図1参照)が、ディスク42に螺合可能とされる。
ロータ10を装置12内に格納させるためには、回転式リング30を図4に表わす位置に向かって回動させる必要がある。この場合には、回転式リング30のヨーク40は、ネジ38を緩めることによって取り外す必要があり、その結果として、開口部36が横方向においてアクセス可能となる。その後に、クレーンによって、ロータ10が開口部36の内部に格納され、図1に表わすローラブロック14の上に載置される。当該実施例では、図1に表わすように、ロータ10は、ロータ10の圧縮機側端部11に配置されているフランジ58が突出しているように格納されている。その後に、ネジ38によってヨーク40が第1の要素34に堅固に固定されるので、開口部36は横方向において閉じられる。そして、図1に表わすように、クレーンによって、ロータ10は水平姿勢10aから垂直姿勢10cに至るまで立ち上げられる。その後に、ロック50は、開位置から閉位置(図2及び図3参照)に至るまで回動される。その結果として、自由端56が、他方の側壁要素24それぞれに固定状態で接続される。その後に、ロック50の中央に配置されているクランプシュー54は、互いに反対側に位置する2つの箇所においてロータ10のフランジ58を締め付けるので、ロータ10の転倒を防止することができる。
その後に、液圧式シリンダ48とピストンロッド46とピン44とによって、液圧式シリンダ48とピストンロッド46とピン44との上に配置されているディスク42は、フランジ58に至るまで上昇される。その結果として、ディスク42のネジ部を具備する開口部がフランジ58に配置されている開口部60と位置合わせされるまで、ディスク42は垂直軸線47の周りに回転される。従って、フランジ58は上方からディスク42と共に螺合可能とされる(図3参照)。
図3に表わす回転式リング30の断面図から理解されるように、回転式リング30は、より具体的には回転式リング30の開口部36は、肩部61を備えている。この場合には、ロータ10に配設されている軸カラー62は、開口部36の内側に且つ肩部61に密接した状態で当接している。一方、軸カラー62は、回転式リング30に螺合されているカバープレート64によって移動しないように阻害されている。その結果として、ロータ10が開口部36内においてロータ軸線66に沿って移動することが防止される。
ロータ10の重量による力が、回転式リング30及びそのピン32を介して側壁要素24の内部に、さらにはベースプレート26を介して基礎27の内部に消散される。ロータ10の脱落を防止するための力が、2つの固定手段によって、−水平面18に関して−回転式リング30の下方に作用される。第1の固定手段は、側壁要素24それぞれに連接されているロック50と、ロック50に配置されているクランプシュー54とを備えている。他方の固定要素は、フランジ58に螺合されていると共にブリッジ要素28及び側壁要素24と共にピン24を介して横方向の力を吸収可能とされるディスク42を備えている。ロータ10は、脱落しないように二重に固定されているので、装置12は、特に大きい負荷であっても基礎27及び地面に消散させるように適合されている。当該実施例では、ハリケーン嵐の際に又は地震の際に開位置において立ち上げられているロータ10に作用し得る、このような大きい力が消散可能とされる。
当該実施例では、ロータ10を立ち上げた場合に、ロック50を備えている第1の固定手段又はディスク42を備えている第2の固定手段のいずれが最初に動作するのかは重要ではない。
本発明は、概略的に、第1の位置−好ましくは水平姿勢10a−から第2の位置−好ましくは垂直姿勢10c−に至るまでターボ機械のロータ10を回動させるための装置12であって、ロータ10が、少なくとも1つのタイロッドによって互いに固定されている複数のロータディスクを備えており、互いに対して平行に配置されている2つの側壁要素24と、これら側壁要素24を互いに接続しているブリッジ要素28と、立ち上げるべきロータ10のアキシアル方向セクションを締まり嵌めで受容するための分割可能な回転式リング30と、回転式リング30を水平面に対して平行とされる回動軸線31の周りに回動させるために、回転式リング30と同一平面上に配置されていると共に側壁要素24に回転可能に取り付けられている2つのピン32とを備えている、装置12に関する。垂直方向に立ち上げられたロータ10を特に堅固に固定することを確実にすることによって、ロータ10が、比較的小さい地震に対する耐振性を有していると共に、開位置において立ち上げ可能とし、起こり得るハリケーン嵐に耐えることができるようにするために、ディスク42がブリッジ要素28に取り付けられており、ディスク42は、水平面18に対して垂直に移動可能とされ、装置12によって保持された垂直方向に立ち上げられたロータ10に対するフランジ状のネジ接続部として形成されている。
10 ロータ
10a 第1の位置(水平姿勢)
10b 中間位置
10c 第2の位置(垂直姿勢)
11 圧縮機側端部
12 装置
13 タービン側端部
14 ローラブロック
15 ナット
16 クレーンのフック
18 水平面
24 側壁要素
26 ベースプレート
27 基礎
28 ブリッジ要素
30 回転式リング
31 回動軸線
32 ピン
34 第1の要素
36 開口部
38 ネジ
40 ヨーク
42 ディスク
44 ピン
46 ピストンロッド
47 垂直軸線
48 液圧式シリンダ
50 ロック
52 軸線
54 クランプシュー
56 自由端
58 フランジ
60 開口部
61 肩部
62 軸カラー
64 カバープレート
66 ロータ軸線

Claims (7)

  1. ターボ機械のロータ(10)を第1の位置(10a又は10c)から第2の位置(10c又は10a)に至るまで回動させるための装置(12)であって、前記ロータ(10)が、少なくとも1つのタイロッドを介して互いに固定されている複数のロータディスクを備えている、前記装置(12)において、
    前記装置(12)が、
    − 互いに対して平行に配置されている2つの側壁要素(24)と、
    − 立ち上げるべき前記ロータ(10)のアキシアル方向セクションを締まり嵌めで受容するための分割可能な回転式リング(30)と、
    − 前記回転式リング(30)に互いに対して反対側に配置されている2つのピン(32)であって、水平面(18)に対して平行とされる回動軸線(31)の周りに前記回転式リング(30)を回動させるために前記側壁要素(24)に回転可能に取り付けられている2つの前記ピン(32)と、
    を備えており、
    ブリッジ要素(28)が、前記側壁要素(24)同士を接続しており、
    前記ブリッジ要素(28)内に取り付けられているディスク(42)が、前記水平面(18)に対して垂直に移動可能とされ、前記装置(12)によって保持された垂直方向に立ち上げられた前記ロータ(10)に対するフランジ状のネジ接続部として形成されていることを特徴とする装置(12)。
  2. 前記ディスク(42)が、移動方向の周りに回動可能とされることを特徴とする請求項1に記載の装置(12)。
  3. 前記ディスク(42)が、液圧で動作可能とされることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置(12)。
  4. 前記回転式リング(30)が、カバープレート(64)を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置(12)。
  5. ロック(50)が、前記側壁要素(24)それぞれに連接されており、他の前記側壁要素(24)それぞれにロック可能とされることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置(12)。
  6. 前記ロータ(10)を締め付けるためのクランプシュー(54)が、前記ロック(50)それぞれに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の装置(12)。
  7. 前記側壁要素(24)が、基礎に直接的に、又は金属製ベースプレート(26)を介して間接的に固定された状態で螺合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置(12)。
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