JP2014531248A - 自動外科用結紮クリップアプライヤ - Google Patents

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Abstract

結紮クリップ(2000)のためのアプライヤ(2040)を提供する。アプライヤは、装着ボス(2062、2064)を有する外側管(2048)と、装着ボスにピボット式に接続され、作動突起(2070)を有する1対のジョー(2042)と、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成され、作動突起が配置された作動スロット(2082)を有する給送管(2076)と、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成されたクリップロックアーム(2072)と、外側管に配置され、外側管内で軸線方向に移動するように構成され、可撓性挟持器をその一端に有するクリップ前進アーム(2084)とを含む。結紮クリップを適用する方法も開示する。【選択図】図117

Description

〔関連出願への相互参照〕
本出願は、出願番号第61/535,166号を有する2011年9月15日出願の「自動外科用結紮クリップアプライヤ」という名称の現在特許出願中の米国特許仮出願に対する優先権を主張するものであり、その開示は、これによりその全内容が引用により組み込まれる。
本発明は、医療デバイス、特に、血管又は組織の結紮のための外科用クリップを適用するためのデバイスに関する。
多くの外科的処置は、例えば、人体の静脈又は動脈のような血管又は他の流体ダクト又は組織導管及び構造を外科処置中に結紮することを必要とする。例えば、多くの外科的処置は、血管を切断する必要があり、これらの血管は、出血を抑制するために結紮を必要とする場合がある。一部の事例では、外科医は、外科的処置中に手術部位への血流を低減させるために一時的に血管を結紮することを望む場合がある。他の事例では、外科医は、恒久的に血管を結紮することを望む場合がある。血管又は他の組織の結紮は、結紮クリップで血管を閉じることにより、又は手術糸で血管を縫合することにより行うことができる。結紮のための手術糸の使用は、血管を固定するのに必要な結節を形成するために針及び縫合材料の複雑な操作を必要とする。このような複雑な操作は、特に、限定された空間及び視界によって特徴付けられる内視鏡外科的処置において時間を消費し、かつ実施するのが困難である。それに反して、結紮クリップは、比較的容易かつ適用するのに迅速である。従って、内視鏡、並びに観血的外科処置における結紮クリップの使用は、劇的に成長を遂げている。
様々なタイプの止血クリップ及び動脈瘤クリップが、血管又は他の組織を結紮するための手術において血液の流れを停止するために使用される。このようなクリップはまた、特に不妊処置のような手術においてダクト及び血管を遮断又は閉塞するために使用されてきた。典型的には、クリップは、外科用クリップアプライヤ、結紮クリップアプライヤ、又は止血クリップアプライヤと一般的に呼ばれる専用医療器具を使用することによって血管又は他の組織に適用される。一般的に、クリップは、組織への適用後に止血又は閉塞が起こるまで所定位置に残される。
結紮クリップは、それらの幾何学的構成(例えば、対称クリップ又は非対称クリップ)に従って、かつそれらを製造する材料(例えば、金属クリップ又はポリマークリップ)に従って分類することができる。対称クリップは、ほぼ「U」又は「V」字形であり、従って、クリップの脚の間を延びる中心長手方向軸線の周りで実質的に対称である。対称クリップは、通常は、ステンレス鋼、チタン、タンタル、又はこれらの合金のような金属から構成される。しかし、コンピュータ断層撮影(CATSCAN)及び磁気共鳴撮像(MRI)を使用するハイテク診断技術の出現により、金属クリップは、撮像技術を妨害することが見出されている。このような妨害制限を克服するために、外科用クリップに対して生体適合性ポリマーが益々使用されている。
一部の公知のポリマークリップは、米国特許第4,834,096号明細書及び米国特許第5,062,846号明細書に開示されている。これらのプラスチッククリップは、一般的に、一体化ヒンジ又はヒールを用いてこれらの近位端で接合された1対の湾曲脚と、これらの遠位端での閉鎖又はロッキング機構とを含む。生体適合性クリップの別の例は、クリップの遠位に延びる脚を収束させるためにクリップの近位端上で作動される機構を含む米国特許第4,671,281号明細書に示されている。しかし、このクリップは、(i)構成が初歩的であり、(ii)適度なクリップ閉鎖又はクランプ強度を与えず、(iii)適度にクリップを閉じた位置に保持するいずれの複合幾何学形状も欠如し、かつ(iv)血管に安全に適用するために閉じる時に不安定過ぎる。金属止血クリップの例は、米国特許第3,326,216号明細書及び米国特許第5,908,430号明細書に示されている。
米国特許第4,834,096号明細書 米国特許第5,062,846号明細書 米国特許第4,671,281号明細書 米国特許第3,326,216号明細書 米国特許第5,908,430号明細書
しかし、公知の結紮クリップの全てにおいて、血管及び周囲組織への損傷を最小にしながら血管の周りでクランプする有効性を改善する必要性が残っている。内視鏡外科的処置に対しては、管状内視鏡のシャフトのようなできるだけ最小かつ最狭のプロフィールを有するツール及び器具を使用することが重要である。従来技術のポリマー及び金属クリップは、例えば、〜5mm内視鏡のような小さな直径の器具を通した配備には適さない。公知の従来技術のクリップは、特に閉鎖及び結紮前の開いた位置にある時に非常に広いプロフィールである可能性があり、すなわち、手術に使用するのにより大きくてより広い内視鏡器具及びアプライヤを必要とする。従って、できるだけ最狭のプロフィールを有する外科用結紮クリップを提供することが望ましい。金属止血クリップのような公知の外科用クリップでは特に問題である初期閉鎖後にクリップを再び開くことを考慮することが同じく望ましい場合がある。更に、従来技術のポリマークリップは、結紮されている血管又は構造上でクランプするために互いにこれらの脚の遠位端をロックすることを伴う。遠位端にロッキング部分を有するクリップのこのような閉鎖は、一般的に、クリップのロッキング特徴部を一体にさせるために、及び/又は遠位クリップ端部を取り囲むか又はそれに対して適用されたアプライヤツールの作動に起因して、付加的な周囲組織の切開、除去、又は清掃を引き起こすか又は要求し、外科的処置中の付加的な時間及び組織への損傷をもたらす。他の場合では、ユーザは、ロッキング特徴部のための経路を準備しないことを選択し、ロッキング特徴部が組織を通って貫通することに頼る場合がある。これらの場合には、ロッキング特徴部は、組織に貫通することが困難な場合があり、又はそれが組織を貫通した後にロックすることが困難な場合がある。この技術はまた、組織又は血管の意図しない貫通をもたらす場合がある。
従って、クリップと、適用中にこのような組織の切開を最小にするクリップを適用する方法及び/又はデバイスとを提供することが望ましい。閉鎖時のクリップが結紮された血管の周囲で安定であるように、適正で十分に較正された信頼できるクランプ力を与えるクリップを提供することが更に望ましい。
従って、改良された外科用結紮クリップとクリップを適用する方法及び/又はデバイスとを提供する必要性が存在し、クリップは、組織への損傷を最小レベルにして血管に堅牢に取り付けたままに留まりながら、クリップによって係合された組織又は血管を確実に固定するように機能する。
本発明は、1つ又はそれよりも多くの実施形態において、外科用結紮クリップと、クリップを血管又は組織に適用するデバイス及び/又は方法とを提供する。デバイスは、複数のクリップを含むことができ、かつ第1のクリップを血管又は組織に適用し、アプライヤに含まれた第2のクリップを適用位置に進めることができる。
本発明の別の態様において、外科用結紮クリップを適用する方法は、内側解剖学的身体血管に近接する開いた位置にクリップを位置決めする段階を含み、クリップは、クリップの長手方向軸線に沿って各々が延びる第1及び第2の脚を有し、かつ長手方向軸線に対する近位及び遠位端部分を有し、クリップヒンジ手段が、第1及び第2の脚をこれらのそれぞれの近位端部分上の点で接合し、第1及び第2の脚の各々は、クリップヒンジと第1及び第2の脚の遠位端部分との間に内側クランプ面手段を有し、クランプ面手段は、クリップが完全に閉じた位置にある時に並置され、閉じた脚を付勢するためのロッキング手段が、クリップヒンジ手段の近くに延びる。外力が、ロッキング手段の一部分を形成する脚の一方の近位端部分に実質的に長手方向軸線に沿って印加されてロッキング手段の第1の部分として形成された本体を第1の位置から第2の位置に移動し、本体の湾曲平面セグメント当接部分と第1の脚上に配置されたロッキング手段の第2の部分上に形成された湾曲面との間に当接力を与えてクリップを閉じた位置に付勢する。本方法は、クリップを血管の近くに位置決めする前に器具を通してクリップを移動する段階を更に含むことができ、また、器具の一部分が、閉じた位置から開いた位置までクリップを開くことを更に含むことができる。
アプライヤは、複数の近位ロッキングポリマー結紮クリップを配備するのに使用する器具であり、アプライヤ内のクリップの数は、アプライヤの遠位端の長さ及びクリップの長さに比例する。自動アプライヤは、手術部位から移動することなく適用を複数回繰り返す機能によって一度に1つのクリップを適用する。アプライヤは、腹腔鏡手術用途に使用するのに適切な内視鏡器具である。
アプライヤのジョーは、装填されたクリップを妨げることなく作動することができることになる。これは、必要に応じてジョーを結紮されている血管の周囲の組織の切開及び把持に使用することを可能にする。
本発明の一実施形態において、アプライヤのジョーは、血管を上からクランプして、結紮すべき部分を平坦にすることになる。クリップは、1組の楔によってアプライヤ内で内部に開かれる。クリップは、次に、血管の上に位置決めされ、その後、楔と最終プッシャ機構との作動によって閉じられる。次に、クリップは、楔と第1のクリップに対して近位の第2のクリップとによって閉じられ、第1のクリップ上のロッキング特徴部と係合し、かつクリップをロックしてクリップのクランプ圧力を維持する。次に、ジョーは開いて、結紮血管及びクリップがアプライヤジョーをクリアすることを可能にする。アプライヤの内部構成要素は、それらの開始位置に戻り、第2のクリップは、第1のクリップになる。これは、アプライヤにクリップがなくなるまで繰り返される。最終クリップは、アプライヤの内部に留まる偽クリップによりロックされる。全てのクリップが送出された時に、偽クリップは、ハンドルロックアウトを助け、これは、ユーザがアプライヤの結紮部分を使用できないようにする。ジョーは、作動し続ける。
本発明の一実施形態において、アプライヤのジョーは、血管を上からクランプして、結紮すべき部分を平坦にすることになる。クリップは、チャネルを通り、かつクリップを開く下側の特徴部を有する1組のドアの中に押し込まれる。次に、クリップは、チャネル及びクリップ前進器の前方移動によって血管の上に部分的に位置決めされる。移動が停止し、クリップは、クリップ前進器によって血管の上を十分に進み、この時点で、クリップは、ドアから押し出される。ドアは一緒に回り、クリップをラッチするのに使用する面になる。ドアが閉じられると、チャネルは、前進し続け、クリップをラッチする。次に、ジョーは開いて、結紮血管及びクリップがアプライヤジョーをクリアすることを可能にする。アプライヤの内部構成要素は、それらの開始位置に戻り、第2のクリップは、第1のクリップになる。これは、アプライヤにクリップがなくなるまで繰り返される。
遠位端作動の各々は、近位ハンドルの使用を通して達成される。ハンドルは、ハウジングと、遠位端の360°連続回転、ジョー作動及びクリップ機能のための別々のトリガ、及び有効クリップ送出のために適正なシーケンスで遠位端を作動させる多段トランスミッションを考慮する回転ノブとで製造される。
一実施形態において、アプライヤは、少なくとも2つの入力を有するトランスミッションを有する。入力は、ジョー作動トリガ及びクリップ機能又は結紮トリガによって操作される。トランスミッションは、クリップ前進器及びアプライヤのジョーに接続され、かつトリガ位置をジョー及び/又はクリップ前進器の連接部に変換する。
一実施形態において、クリップを血管又は組織に取りつけるアプライヤを通してクリップを移動する方法を提供する。
実施形態において、結紮クリップのためのアプライヤを提供する。アプライヤは、装着ボスを有する外側管と、装着ボスにピボット式に接続され、作動突起を有する1対のジョーと、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成され、作動突起が配置された作動スロットを有する給送管と、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成されたクリップロックアームと、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成され、可撓性挟持器をその一端に有するクリップ前進アームとを含む。
実施形態において、結紮クリップを適用する方法は、給送管を前方に摺動させ、それによってジョー上の突起にカムを作用させてジョーを開いた位置に移動する段階と、クリップアームを前方に摺動させ、それによってクリップをジョーの中に押し込む段階と、給送管を後方に摺動させ、それによってジョー上の突起にカムを作用させてジョーを閉じた位置に移動する段階と、クリップアームを前方位置に進ませ、クリップ上のバットレスをバットレスロッキング空隙の中に押し込み、それによってクリップ及び閉じた位置をロックする段階とを含む。
実施形態において、結紮クリップのためのアプライヤは、装着ボスを有する外側管と、装着ボスにピボット式に接続され、作動突起を有するクランプする手段と、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成され、作動突起が配置された作動スロットを有するための手段を開閉するための手段と、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成された閉じた位置にクリップをロックするための手段と、外側管に配置され、かつ外側管内で軸線方向に移動するように構成されたクリップを前進させるための手段とを含むことができる。
本明細書の本発明の詳細説明をより良く理解することができるように、かつ当業技術への本発明の寄与がより良く認められるように、本発明のある一定の実施形態をかなり幅広くこのように概説した。以下に説明する本発明の付加的な実施形態及び特徴が存在する。
この点に関して、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、以下の説明に示し又は図面に例示する構成の詳細及び構成要素の配置にその適用を制限するものではないことは理解されるものとする。本発明は、説明するものに加えた実施形態が可能であり、様々な方法で実行及び実施することが可能である。また、本明細書に使用する文言及び用語、並びに要約は、説明目的のためであり、限定と考えるべきではないことは理解されるものとする。
本発明の外科用結紮クリップの第1の実施形態の図である。 図1に示すクリップの側面図である。 図1に示すクリップの平面図である。 図1に示すクリップの底面図である。 第1の側面からの図1に示すクリップの斜視図である。 第1の側面からの図1に示すクリップの斜視図である。 図3及び図4に示すものと反対側からの図1に示すクリップの斜視図である。 図1に示すクリップの別の側面図である。 図6の領域「A1」に示されるクリップの一部分の拡大詳細図である。 図6に示される方向での断面B−Bに沿った図6に示されるクリップの断面図である。 図6に示すものと反対側からの図1に示すクリップの別の側面図である。 図7の領域「A2」に示されるクリップの一部分の拡大詳細図である。 図7に示す方向の断面C−Cに沿った図7に示すクリップの断面図である。 図1に示すクリップの開いた位置での側面図である。 図1に示すクリップの開いた位置での平面図である。 図1に示すクリップの開いた位置での底面図である。 図8aに示すクリップの開いた位置での底面からの斜視図である。 図8aに示すクリップの開いた位置での上からの斜視側面図である。 ロッキング位置にあるロッキング構成要素を有する図1に示すクリップの側面図である。 ロッキング位置にあるロッキング構成要素を有する図1に示すクリップの平面図である。 ロッキング位置にあるロッキング構成要素を有する図1に示すクリップの底面図である。 図11aに示すクリップの平面からの斜視図である。 図11aに示すクリップの側面図である。 図13の領域「A3」に示されるクリップの部分の拡大詳細図である。 図13に示すものと反対側からの図11aに示すクリップの側面図である。 図14の領域「A4」に示されるクリップの部分の拡大詳細図である。 図1に示すクリップの図である。 図15の領域「A5」に示されるクリップの部分の拡大詳細図である。 アプライヤの側面図である。 血管上にラッチされたクリップの等角投影図である。 血管上にラッチされたクリップを示す図である。 血管へのアプライヤ接近を示す図である。 血管を上からクランプしたアプライヤを示す図である。 給送レールを示す図である。 楔を示す図である。 1次プッシャを示す図である。 最終プッシャを示す図である。 内側管を示す図である。 外側管を示す図である。 ジョー/内側管カムを示す図である。 ジョー/内側管カム点を示す図である。 ジョーを示す図である。 ジョーを示す図である。 ジョーを示す図である。 遠位端の内部を見るように内側及び外側管の切り欠きを示す図である。 クリップ及び楔を見るように上部給送レール切り欠きを示す図である。 1次プッシャを示すように最終プッシャ切り欠きを示す図である。 血管を上からクランプしたジョーを示す図である。 楔、1次及び最終プッシャが移動し始める結紮の開始を示す図である。 血管の上でジョーの中に進めた開いたクリップを示す図である。 血管上でクリップ脚を閉じるために前進する楔を示す図である。 第2のクリップが第1のクリップの中に進み、バットレスを回転させて第1のクリップをロックする図である。 楔が後退し始め、給送機レールが一緒に第2のものを後退しないようにしている図である。 楔が後退し続け、1次プッシャ及び第2のクリップが後退する図である。 第2のクリップが給送機レール上の切り欠きに停止し、楔及び1次プッシャが後退し続け、最終プッシャが後退し始める図である。 全ての移動部品が開始位置に戻り、血管上の第1のクリップがジョーを開いた時に解除されることを示す図である。 スタック内の最終クリップが偽クリップでロックされるのを示す図である。 偽クリップを示す図である。 二重トリガハンドルを示す図である。 ハンドルの等角投影図である。 作動機構を示すように分解したシェル及びノブを有するハンドルを示す図である。 内部ハンドル構成要素を示す図である。 トリガ及び機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 つめ機構を示す図である。 トランスミッション部品を示す図である。 多段トランスミッションを示す図である。 トランスミッションの外側シェルが取り外された図である。 ジョー作動リンクが取り外された図である。 裏面外側シェルが取り外された図である。 最終プッシャラッチ及びドエルが取り外された図である。 1次プッシャラッチが取り外された図である。 中心スピンドルが取り外されて遠位端接続点を示す図である。 ジョーが開いた図である。 血管を上からクランプしたジョーの図である。 クリップ前進の開始を示す図である。 最終プッシャによって血管の上で進む第1のクリップを示し、1次プッシャによって進む楔が第2のクリップを進める図である。 楔が第1のクリップを閉じるために前進する図である。 第1のクリップをロックするために1次プッシャが第2のクリップを進めるクリップラッチの図である。 楔が後退し始めるのを示す図である。 1次プッシャが後退し、楔が後退し続けるのを示す図である。 最終プッシャが後退し、他の部品が後退し続けるのを示す図である。 第2のクリップがこの時点で第1のクリップである全てが開始位置に戻る図である。 移動ビームを示す図である。 移動ビームを示す図である。 移動ビームを示す図である。 移動ビームプッシャを示す図である。 移動ビームプッシャを示す図である。 パンチリングを示す図である。 パンチドアを示す図である。 ドア楔を示す図である。 クリップ前進器を示す図である。 開始位置を示す図である。 クリップ前進器がドアを通して第1のクリップを押すのを示す図である。 移動ビーム及びクリップ前進器が前進してジョー内で血管の上で部分的にクリップを進めるのを示し、移動ビームプッシャが静止したままである図である。 移動ビームが停止し、クリップ前進器がクリップを最終距離を押すのを示す図である。 パンチリングに対して完全に閉じられたパンチドアを示す図である。 ドアが閉じると移動ビームが再び進み、クリップをラッチするのを示す図である。 移動ビーム及びクリップ前進器がそれらの開始位置に戻るのを示す図である。 クリップ前進及びラッチの開始を示す図である。 パンチドアによって押されたクリップを示す図である。 パンチドア上の楔によって開かれたクリップを示す図である。 楔/パンチドアから押し出されたクリップを示す図である。 ラッチされたクリップを示す図である。 パンチドアが開いた断面端面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 アプライヤの側面図である。 別の実施形態によるクリップの側面図である。 図109に示すクリップの上面図である。 図109に示すクリップの等角投影図である。 血管と係合するクリップの等角投影図である。 血管と係合するクリップの側面図である。 本発明の実施形態のアプライヤ記録の等角投影図である。 アプライヤの遠位端の部分等角投影図である。 血管と係合するアプライヤ上のジョーの部分等角投影図である。 アプライヤの遠位端の等角部分分解組立図である。 アプライヤの中間部分の断面図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 アプライヤの遠位端の等角切取内部図である。 クリップスティックプッシャの等角投影図である。 クリップスタックプッシャの側面図である。 クリップスティックプッシャの前側図である。 クリップスティックプッシャの後側図である。 アプライヤの部分切り欠き遠位図である。 カムフィンガアセンブリの遠位端の部分斜視図である。 カムフィンガアセンブリの部分分解組立図である。 アプライヤの遠位端の部分切り欠き等角投影図である。 アプライヤの遠位端の部分切り欠き等角投影図である。 アプライヤの遠位端の部分切り欠き等角投影図である。 アプライヤの遠位端の部分切り欠き等角投影図である。 アプライヤの遠位端の部分切り欠き等角投影図である。 アプライヤの遠位端の部分切り欠き等角投影図である。 アプライヤのハンドル部分の分解組立図である。 アプライヤのハンドル部分の部分切取内部図である。 アプライヤのハンドル部分の部分切取内部図である。 アプライヤのハンドル部分の部分切取内部図である。 アプライヤのハンドル部分の部分切取内部図である。 アプライヤのハンドル部分の部分切取内部図である。 アプライヤのハンドル部分の部分切取内部図である。 本発明により使用することができる別のクリップの側面図である。 図146に示すクリップ及び閉じた位置の側面図である。 図146に示すクリップの等角投影図である。
ここで、全体を通して同様の部分が同様の参照番号で示される図面を参照して本発明を説明する。本発明の一部の実施形態により使用することができるクリップは、Philip Schmidt他による2010年3月9日出願の米国特許仮出願第61/312,156号明細書及び2011年3月8日出願の米国特許非仮出願第13/042,864号明細書に開示されており、これらの特許出願の開示は、両方とも引用によりそれらの全体が本願に組み込まれる。
図1は、本発明による外科用結紮クリップ100の第1の実施形態の図である。クリップ100は、その最長寸法に沿って長手方向軸線「L」を定め、長手方向軸線Lに沿って延び、この長手方向軸線に対して近位111、112及び遠位121、122端部分を有する第1の脚101及び第2の脚102各々を含む。本明細書に使用される場合に、「近位」という用語は、開かれるクリップの先端から離れている本明細書で参照するクリップの部分を意味し、「遠位」は、開かれる先端でのクリップの部分を意味し、これは、遠位が、一般的に、ユーザ又は外科用クリップのアプライヤから離れる方向を意味し、近位が、遠位と反対の方向を意味するように、結紮される解剖学上の体に向けて器具を通して最初に遠位先端にクリップが挿入されるという慣例に従ったものである。
クリップ100において、クリップヒンジ130は、これらのそれぞれの近位端部分111、112上の点において第1及び第2の脚101、102を接合し、第1及び第2の脚各々は、クリップヒンジ130と第1及び第2の脚の遠位端123、124との間にそれぞれの内側クランプ面131、132を有し、クリップが完全に閉じた位置にある時にクランプ面が並置される。本明細書に使用される場合に、内側クランプ面131、132に関連して使用する時に「並置される」という用語は、互いの近くにいるか又はほぼ接触することを意味し、より完全に本明細書に示すようにかつ図面を参照して、これらの間の幾分小さな間隔又はクランプ面の凹面の曲率の半径を考慮し、従って、クリップで留めた血管がこのように並置された面の間にあることを考慮する。クリップヒンジ130は、クリップが開いた位置から閉じた位置に移動すると、逆も同じであるが、脚101及び102がピボット回転する横方向ピボット軸「P」(図2b及び図2cに示す)を定める棒又は円筒形をした本体又は管を含むことができる。第1の脚101上の第1のジョー構造141は、図1に示すように、全てがクリップヒンジ130を中心とする点「X」で交差する長手方向軸線L及び横方向ピボット軸Pの両方に垂直な横断方向軸「T」の近位に延びる。本明細書を通して使用される場合に、「横方向」という用語は、図に示すように、方向に関して長手方向軸線L及び横断方向軸Tの方向の両方に対して直角であり、かつピボット軸Pに対して平行であることを意味する。第1のジョー構造141は、図1に示すように、クリップヒンジ130から延びる第1の湾曲内面143を含み、第1の湾曲内面143は、長手方向軸線Lに対して角度を変化させて向けるが、ほぼ長手方向軸線Lの方向に向いている複雑な面を有する。湾曲内面143は、従って、長手方向軸線(又は長手方向軸線及びピボット軸を跨ぐ平面)から見た時に実質的に凹面である。本明細書に使用される場合に「実質的に凹面」という用語は、全体の曲率が凹面であるが、それに嵌合するために切り欠き面又は凹部のような凸面のセグメント又は突起を有することができる1つ又はそれよりも多くの構成要素区域を含むことができる面を意味する。第2のジョー142は、横断方向軸Tの近位に延びる第2の脚102上にあり、クリップヒンジ130から延びる第2の湾曲内面144を有する。本明細書に使用される場合に「湾曲内面」という用語は、互いにほぼ湾曲面全体を形成する単一の円滑湾曲面セグメント、又は一連の接続された湾曲又は直線の平面セグメントのいずれかを含むことができる。本明細書に使用される場合に、本発明の外科用クリップは、ジョー141及び142が各々実質的に横断方向軸T及び横方向ピボット軸Pを通って延びる横断平面の近位、従って、クリップヒンジ130の背後にあり、それによってクリップ脚101及び102を作動し、閉じた位置にクリップ及びその嵌合面131、132を付勢又はロックするための手段を提供し、互いに対して遠位端123、124をロックするか又はこれらの遠位端123、124に対して作用するクリップアプライヤツールを使用する必要なく、クリップ100の近位端部分に対してのみ作用することにより、付勢又はロッキング手段を作動及び/又は適用することができ、それによって既に公知の外科用結紮クリップのようにクリップの遠位端の周囲の組織を切開する必要性をなくすものである。
図1に示すように、閉じたクリップを付勢又はロックするための手段は、上述の第2のジョー構造142の近位端で第1のリビングヒンジ160によって第2のジョー構造142から延びてこれに接続された楔又はバットレス本体150を含み、バットレス本体150は、その近位第1端部部分に外面151を有し、近位第1端部部分は、クリップ100全体の近位端として近似的に同じく配置される。第1及び第2のジョー構造141、142は、長手方向軸線Lの両側に離間し、これらの間にロッキング空間170を定める。楔又はバットレス本体150は、バットレス本体150の近位第1端部部分の外面151が、第1のジョー構造141の湾曲内面143の近位部分145に対して当接し、閉じた位置(図11a及び図12〜図14に最も良く示すように)のクリップを付勢するように、リビングヒンジ160の周りでピボット回転可能であってロッキング空間170に移る。クリップ100は、閉じた位置で図1に示されているが、これは、図1、図2a、及び図3〜図7に示すように、「ロックしていない」位置で第1及び第2のジョー141、142、並びにバットレス本体150のロッキング手段を用いたものである。バットレス本体が図11a及び図12〜図14に示すように「ロックした」位置にある状態で、第1及び第2のジョー141、142は、湾曲内面143、144の各部分に対して作用する楔/バットレス本体150の面の作用によって押圧され又は広がって離れ(図13a及び図14aに矢印「J1」及び「J2」によって例として示す)、これらはクリップヒンジ130及び横方向ピボット軸Pの周りでモーメントとして作用し、脚101、102及びその内側クランプ面131、132を押圧して互いにより密接に並置させ、それによってクリップを適用する血管にわたって付加的なクランプ力及び閉鎖力を提供する。
様々な手段を使用して、図1のロックしていない位置から図11a、図12〜図14に示すロックした位置まで楔又はバットレス本体150を作動させることができる。図1に示すように、例えば、図1の矢印「F」として示す外力は、ピボット回転バットレス本体150の近位端に適用することができ、この例では、外力Fは、実質的に長手方向軸線Lに位置合せされる。代替的に、印加された外力は、例えば、図1に示す矢印「F*」によって示す力のように長手方向軸線Lに対して小さな角度のものとすることができる。いずれの場合にも、印加した外力は、リビングヒンジ160の周りにモーメントを生成し、バットレス本体150をロッキング空間170の中にピボット回転させることになる。アプライヤ器具の作動ロッド又は他の構造的手段により、外力を印加することができ、又はマルチクリップアプライヤを通るような別のクリップとすることができる。一例として、クリップ100を受け入れるためのボア又はチャネルを有する器具を通してクリップ100を挿入することができ、その器具を通してクリップ100は、外科的処置中に血管の近くに位置決めするために遠位に移動することができる。脚の閉じた位置にクリップを挿入することができるが、近位ロッキング手段は、開いているロックしていない位置にバットレス本体150を含む。クリップ100は、このような様式で閉鎖形態の中に挿入することができ、従って、クリップは、狭いプロフィールを形成し、より小さなサイズにした手術器具に適合することができ、それによって手術中のより小さな切開部及び組織切開又は損傷を可能にする。クリップを挿入する器具上で並進するか又は移動することができるロッド又は他の機構、又は所定位置にクリップを挿入及び位置決めするために使用する器具と共に使用する第2の器具又は第2のクリップを使用して、上述したように、クリップの近位端部分に対する外力の印加によってクリップをロックすることができる。
従って、本発明の実施形態により血管に外科用結紮クリップを適用する方法は、例えばクリップ100のようなクリップを血管に近い開いた位置に位置決めする段階を含み、クリップは、クリップの長手方向軸線に沿って延びる第1及び第2の脚各々を有し、この長手方向軸線に対して近位及び遠位端部分を有し、クリップヒンジ手段は、これらのそれぞれの近位端部分上の点において第1及び第2の脚を接合し、第1及び第2の脚各々は、クリップヒンジと第1及び第2の脚の遠位端部分との間に内側クランプ面手段を有し、クランプ面手段は、クリップが完全に閉じた位置にある時に並置される。閉じた脚を付勢するためのロッキング手段は、クリップヒンジを中心とする点で交差する長手方向軸線に垂直な横断方向軸の近位に延びることができる。本方法は、ロッキング手段の一部分を形成し、ロッキング手段の第1の部分として形成された本体を第1の位置から第2の位置に移動し、閉じた位置でクリップを付勢するために本体とロッキング手段の第2の部分上に形成された面の間に当接力を与える外力をクリップ又は脚の一方の近位端部分に印加する段階を含む。このようにして、血管の近くにクリップを位置決めする前に器具を通してクリップを移動する上で器具を使用することができ、クリップの脚が血管の周囲でクリップの設置のために開くように、器具の一部分は、閉じた位置から開いた位置までクリップを開く。次に、ロッキング手段をクリップの近位端部分に適用して、閉じた脚を移動及び付勢させ、より完全に血管にわたってクリップをクランプすることができる。
図1において、クランプ面は、クリップの閉じた位置で、長手方向軸線L及び横方向ピボット軸Pを通って延びる平面に平行に実質的に又は非常に近く向けられて実質的に互いに平行に現れる。しかし、本発明の実施形態において、ジョー141、142に対して作用するバットレス本体150のロッキング機構の作用によってクランプ力を印加する時に、面が長手方向軸線Lから離れるように撓んで僅かに真っ直ぐになるように、内側クランプ面131、132は、上述の面に面する時に僅かに湾曲した凹面になる場合がある。これは、クリップ100を適用する血管の把持及び閉塞の強化を可能にし、クランプ力は、クランプ面にわたってより均等に広がる。
楔又はバットレス本体150を第2のジョー142に接続するリビングヒンジ160は、横断方向軸Tに対して近位の第2の脚102のクリップ本体が、第2のジョー142及び楔又はバットレス本体150全体を含む単一単体構造として延びるように、第2のジョー142に一体化することができる。従って、楔又はバットレス本体150において、横方向ビーム又は湾曲本体152は、リビングヒンジ160をバットレス本体150の残りに接続し、ビーム152は、リビングヒンジ160(これは、長手方向軸線Lから何らかの距離だけ離される)から長手方向軸線Lの方向に湾曲する。図1に示すように、バットレス本体150の楔の部分は、長手方向軸線Lの両側に向けることができる。リビングヒンジ160のピボット軸は、主クリップヒンジ130の横方向ピボット軸Pを横方向平行に延ばす。
本発明は、様々な実施形態において、クリップのバットレス本体150と別の部分の間で協働するロッキング機構を提供する。図1に示すクリップ100において、図11a、図12、及び図14に最も良く示すように、第1のジョー構造141の湾曲内面143の近位端部分145は、湾曲内面143から凹部を構成する切り欠き147を定め、バットレス本体150は、バットレス本体150がロッキング空間170の中に置かれて閉じた位置のクリップを付勢する時に、その外面上に形成された切り欠き147と嵌合する戻り止め157を定める。
図2a、図2b、及び図2cは、図1に示すクリップのそれぞれ側面図、平面図、及び底面図である。図2bに示すように、楔又はバットレス本体150は、各々図示のように長手方向軸線Lの反対側に2つの横方向区画又は部分150a及び150bに分けることができ、中間に可能な空間又は小さなチャネルを有するバットレス本体150のほぼ横方向半分を形成することができる。バットレス本体150の横方向部分150bは、ロッキング空間170によって形成された相補的幅を超えるのに十分な横断方向軸及び長手方向軸線を跨ぐ平面の幅を有し、第1のジョー構造141の湾曲内面143の近位端部分145とバットレス本体150に対して近位の第1の端部部分外面151上の外面151a、151bとの間に締まり嵌めを生成し、閉じた位置のクリップを付勢することができる。上述の横方向部分150bの横断方向幅の例は、図7aの距離「TW1」として示されており、相補的幅「TW2」は、ロッキング空間170によって形成され、締まり嵌めを生成するために、TW1はTW2よりも僅かに大きいことが理解される。図1、図2b、及び図7aに示すような実施形態において、バットレス本体の横方向部分150bは、横方向部分150b上に戻り止め157はなく、バットレス本体150の部分横方向幅によって形成される。従って、図2bに示すように、切り欠き147及び戻り止め157は、それぞれバットレス本体150及び第1のジョー構造141の対応する部分横方向区画又はスライス上に形成され、バットレス本体150のこの横方向区画150aは、横方向区画150bに対してその反対側にある。このようにして、図12に示すように所定位置にロックされる時に、切り欠き147及び戻り止め157インターロックは、横方向に部分的にクリップにわたって延びるに過ぎないので、バットレス本体150は、横方向に左右に移動することが防止され、戻り止め157は、図9に示すように、第1のジョー構造141の中に横方向に切り欠き147の終端によって形成された肩部187により横方向移動が制限される。図8bに示すように、バットレス本体150の横方向スライスは、戻り止め157を含む横方向幅LW1に対して延びるに過ぎず、クリップの他方の側面上のバットレス本体150の横方向スライスLW2は、戻り止め157を含まない。このようにして、クリップ100の近位ロッキング機構は、横方向により安定であり、これはまた、リビングヒンジ160が壊れる可能性がある場合にクリップの全ての部品を互いにまとめるのに有益である。
図5に最も良く示すように、クリップ100の近位端上のバットレス本体150に対して近位の第1の端部部分上の外面151は、湾曲平面セグメント当接部分を形成する1つ又はそれよりも多くの面を定め、この当接部分は、図示の実施形態において、湾曲平面セグメント当接部分151a及び151bを含む。本明細書に使用される場合に、面によって形成された「湾曲平面セグメント当接部分」は、ほぼ湾曲面全体を形成する互いに接続された単一の湾曲面セグメント又は一連の湾曲又は真っ直ぐな平面セグメントを含むことができ、面セグメントの各々は、少なくとも横方向に面として延びる。図5に示す実施形態において、湾曲平面セグメント当接部分151aは、切り欠き157によって形成された平面及び湾曲面セグメントを含み、クリップ100の横方向幅の約2分の1に対して横方向に延び、湾曲平面セグメント当接部分151bは、同様にクリップ100の横方向幅の約2分の1に対して横方向に延びる平面及び湾曲面セグメントを含む。外面151上の湾曲平面セグメント当接部分151a及び151bは、ジョー141の相補的湾曲内面を押す実質的な当接面を形成し、クリップ100のためのより強くかつより安定なロッキング機構を提供する。これは、少なくとも部分的に、比較的大きくかつより広い面積、横方向スパン、及びインターロックを有するセグメント化面によって与えられ、互いに対して当接して既に公知又は外科用結紮クリップの分野に実施されているものを超えて強度及び安定性の保持を高める。
図6Aに最も良く示すように、第2のジョー構造142上の第2の湾曲内面144は、クリップヒンジ130から分離されて第1の横方向に跨ぐ凹溝146と、この凹溝146に対して近位の第1の横方向に跨ぐボール形又は丸い突出面148とを形成し、バットレス本体150に対して遠位の第2の端部部分は、第2の横方向に跨ぐ凹溝158と、この第2の凹溝に対して遠位の第2の横方向に跨ぐボール形又は丸い突出面156とを形成し、これらは、バットレス本体150がロッキング空間170の中に置かれて閉じた位置のクリップを更に安定化して付勢するように、それぞれ第1の丸い面148及び第1の凹溝146に相補的に成形される。第1の凹溝146、第1の丸い面148、第2の凹溝158、及び第2の丸い面156は、バットレス本体150の横方向幅にわたって遙かに横方向に延びることができ、結果的に、第1の丸い面148及び第2の丸い面156は、球状に成形されず、むしろ第1の凹溝146及び第2の凹溝158によって形成された対応する半円筒形の溝に嵌合することができる拡張された横方向に跨ぐ丸い半円筒形の面を形成するようになる。
図6aに示すように、バットレス本体150は、バットレス本体150に対して近位の第1の端部部分150cと遠位の第2の端部部分150dとの間に横方向に延びる第2のリビングヒンジ162を更に形成することができ、外面151を含む近位の第1の端部部分150cは、バットレス本体150がロッキング空間170に移る時に第2のリビングヒンジ162の周りで更にピボット回転し、第1のジョー構造141の湾曲内面143に対して当接する前に、バットレス本体に対して近位の第1の端部部分150cの外面151が長手方向軸線Lの方向に屈曲することを可能にする。
図5及び図12に最も良く示すように、バットレス本体150の近位端の外面又はクリップ100自体は、クリップ100の近位端上にV字形又はL字形の横方向に跨ぐ切り欠き150xを形成し、湾曲平面セグメント当接部分151a及び151bに隣接する切り欠き150xから延びる横方向に跨ぐフランジ150yを更に定める。切り欠き150x及びフランジ150yの各々は、これらがバットレス本体150の横方向区画の半分150a及び150b上に配置される時に、これらの間の小さな空間又はチャネルによって分けられた2つの横方向部分又は構成要素に分けることができる。切り欠き150xは、ロッキング空間170の中へのバットレス本体150のより安定な作動がクリップ100をロックすることを可能にするために、器具、プッシュロッド又は作動ロッド、又は別のクリップの先端に対する受け入れ空間をもたらす。フランジ150yは、ロッキング位置の内側空間170の中に完全に挿入される時にバットレス本体150の移動を制限するように作用することができ、また、クリップ100に対してロッキング機構を更に安定化させる。
図1〜図15に示す実施形態において、バットレス本体は、それが閉じた位置の脚101、102を付勢するようにクリップロッキング位置に移る時に、ロッキング空間170によって定める大部分の容積を占めることができる。ロッキング空間によって定める容積は、ヒンジ130、並びにジョー141及び142の近くのクリップ脚101、102の横方向幅によって制限される。図13aに示すように、ジョー141及び142の間の残りのロッキング空間170’は、クリップがバットレス本体150の移動によって空間170の中にロックされる時に、図6aに示すようにロッキング空間170の容積の半分未満になる。クリップ100がロッキング位置にある時に、近位に延びるジョー141及び142の間の大部分の容積又は空間を占めるバットレス本体150のような嵩張る本体の存在により、クリップのロッキングに対してより大きい強度及び安定性を更に提供する。
図1〜図15に示しかつ図6aに示すような実施形態において、バットレス本体150は、長手方向軸線及び横断方向軸を跨ぐ横断方向平面において、台形の側面TP1、TP2、TP3、TP4から延びる丸い湾曲側面を有するほぼ台形状を跨ぐ断面を有するある意味ではコア質量を有することを特徴とすることができる。側面TP1は、最長側面及び台形平行側面のうちの一方を定めるが、側面TP2は、より短い平行側面を定める。側面TP3は、より長くかつより遠位の非平行側面を定めるが、側面TP4は、より短くかつより近位の非平行側面を定める。従って、側面TP1は、側面TP3及びTP4に接続される。クリップが図6aに示すようにロックしていない位置にあり、バットレス本体150が最も近位の位置でクリップヒンジ130から離れるように完全に延びている時に、側面TP1及びTP4の頂点TPX1は、ほぼ長手方向軸線L上又はその近くにあり、側面TP1は、近位ジョー142の方向に長手方向軸線よりも小さい角度αを成し、このような角度αは、一実施形態では約30度である。図6aに示すように、丸い横方向に跨ぐ隆起156は、実質的に側面TP3から延びる。
クリップヒンジ130はまた、付加的な付勢力を提供して閉じた位置の方向に脚の内側クランプ面131、132を維持する弾性ヒンジとすることができる。クリップヒンジ130からそのそれぞれの遠位先端123、124まで延びる各脚のスパンは、本発明の一実施形態において、クリップの長さ全体の少なくとも75%〜80%とすることができる。図2b及び図2cに示すように、クリップヒンジ130は、クリップ幅よりも大きいボス幅又はスパンを定めるクリップ脚の側面から横方向に延びる横方向ボスを定めることができる。
図1〜図15に示す実施形態において、クリップヒンジ130は、第1及び第2の脚101、102と一体的に形成された横方向に延びる棒130xとして形成され、各脚は、棒の第1及び第2の横断方向側面に弾力的に結合され、棒130xは、それぞれ棒の縦方向遠位及び近位面上に横方向に跨ぐ溝130a及び130bを更に定める。これらの溝130a及び130bは、ヒンジ130の横方向軸の周りでピボット回転する時に、更にクリップ100が屈曲することを可能にし、ヒンジの周りで弾性ピボット回転モーメント又は力を更に提供する。
更に、図1〜図15に示す実施形態において、フランジ191及び192は、各それぞれの脚の内側クランプ面131、132の反対側にある第1及び第2の脚101、102の各々のそれぞれの外面にわたって縦方向に延び、第1の脚101のフランジ191は、第1の脚101の第1のジョー構造141から遠位端部分121まで延び、第2の脚102のフランジ192は、第2の脚102の第2のジョー構造142から遠位端部分122まで延びる。フランジ191、192の各々は、脚101、102の遠位端部分121、122に近い横断方向窪み191a、192aを定める。フランジ191及び192は、脚が容易に曲がらないように、それぞれ脚101及び102に剛性をもたらす。横断方向窪み191a及び192aは、クリップアプライヤが、脚101、102をより良く作動させるか又は把持するための手段を提供する。
クリップ100は、図6b及び図7b、及び図9、図10、並びに図15aに示すように、それぞれ内側クランプ面131及び132上に鋸歯状の縁部、隆起、又は歯181、182を更に含む。歯又は隆起181、182は、付加的な把持手段を提供し、閉じている時に血管の上にクリップ100をより良く取り付けてクランプする。歯又は隆起181、182は、それぞれクランプ面131及び132上に相補的に配置された溝183及び184に嵌合するように配置される。歯181、182は、組織をより良く把持するように近位に延びる傾斜した向きを有することができる。図6〜図6a及び図7〜図7aに最も良く示すように、1対の遠位フック要素194及び195は、それぞれ脚101及び102の絶対遠位先端上に配置することができ、各フック194及び195は、互いに対して横方向にオフセットしてはさみのような構成を形成し、結果的に、各フック194及び195は、それぞれ脚102及び101の遠位先端上のそれぞれ対応する凹部195a及び194aの中に嵌合するようになる。この機構は、図19及び図20に示すように、クリップ100を身体血管に適用する時に、組織を更に把持し、かつクランプ面131、132の間に空間を用いてそれを収容するための手段を提供する。
クリップ100は、様々なサイズにすることができる。図15に示すように、クリップ100の全長「S1」は、約0.50インチとすることができ、クリップヒンジ130に中心がある横断方向軸T及び長手方向軸線Lの交差位置とクリップの遠位先端との間の長さ「S2」は、約0.40インチとすることができ、脚101、102の内側嵌合又はクランプ面131、132の曲率半径は、約3.0インチとすることができる。このようなサイズ及び寸法は、一例として与えられ、本発明の1つ又はそれよりも多くの実施形態において、クリップは、縦方向長さ全体が約0.15インチ〜0.80インチ、及び横方向幅が約0.03インチ〜0.15インチに及ぶサイズで変えることができることは理解される。本発明の一実施形態として、図15のクリップ100の例示は、実サイズの縮尺倍率として示されており、互いに実際の割合でクリップ100の全ての部品を示している。
本明細書に説明するクリップを装着するのに使用する器具は、一度に1つのクリップを適用することができる手動装填デバイス、又は自動給送マルチクリップアプライヤを含むことができる。両アプライヤは、腹腔鏡手術用途に使用するのに適切な内視鏡器具とすることができる。いずれの場合にも、アプライヤは、血管を上からクランプして、結紮される部分を平坦にすることになる。次に、クリップを開き、血管の上に位置決めして閉じることになる。閉じた状態で、ある機構が、本明細書に開示するクリップの近位端上のロッキング特徴部と係合し、それに対してクリップのクランプ圧力を維持することになる。手動アプライヤは、一度に1つのクリップを装填/適用することになる。自動アプライヤは、手術部位から器具を取り外すことが必要になる前に複数のクリップを装填/適用することができるようになる。クリップ適用のシーケンスは、以下の通りである。
1.クリップを部分的に閉じた状態で提示する。
2.1組のアプライヤジョーのようなデバイスが、結紮又はクランプされる血管又は組織をクランプする。アプライヤジョーが、中心の下にチャネルを有し、それは、チャネルにクリップが嵌合することを可能にするのにちょうど十分な大きさである。
3.近位脚を軽く互いに押圧することにより、クリップを開く。
4.アプライヤのジョー内でクランプされた血管又は組織の上でクリップを進める(クリップは、アプライヤジョーのチャネル領域の中を進む)。
5.完全に進んだ状態で、近位脚を解除し、クリップは、部分的に閉じた位置まで跳ね返る。
6.本明細書に開示するクリップの実施形態について説明する近位ロッキング機構を作動又は押圧し、クリップの脚又は「クランプ区画」を血管又は組織上で緊密に閉じさせる。
本明細書に開示するクリップの様々な実施形態は、従って、成形したままの状態で開始することができ、より良く血管を封入するように更に開くことができ、次に、更に閉じることができる(第3の状態に)。クリップを開く及び閉じるこの処理は、ロックする前に必要に応じて繰り返すことができる。閉じる及びロックする時に、クリップは、血管を押し潰す可能性もある能動クランプ力を与え、これは、血管が時間と共に壊死し及び/又は収縮する場合に有益である。
本発明の外科用クリップの様々な実施形態は、例えば、アセチルホモポリマーのような1つ又はそれよりも多くのポリマー材料で作られることが好ましいが、1つ又はそれよりも多くの材料又は金属、及びポリマー又はプラスチックの組合せを含む様々な他の材料で作ることができる。使用する材料を選択するのに、クリップの放射線不透過性を望ましいレベルまで「調節」することができ、又は放射線不透過性になるように調節することができる。
本発明の外科用クリップの様々な実施形態には、公知のポリマーの外科用結紮クリップ、並びに標準金属クリップに優る改善がある。本明細書に開示するような本発明の外科用クリップの得られる利点の中には、より小さな内視鏡器具を通してより大きいクリップを送出する機能と、血管の周囲の追加の切開又は洗浄の必要なく、クリップが血管を滑り落ちる危険を軽減する金属クリップよりも大きい保持力を有して、従来技術の展性がありかつ変形可能な金属クリップのように血管上にクリップを設置する機能とがある。より大きいクリップのロッキング安定性及びクリップ保持力は、展性のある金属クリップの塑性変形によって作り出される受動クランプ作用に対して、上述したような能動付勢又はクランプ力を印加するロッキング特徴部によって達成される。
以下のいくつかの段落は、一部の実施形態の簡単な説明を提供し、かつ図を参照する。その後、以下に掘り下げた説明を提供し、図のみでなく特定の参照文字も参照する。
「自動結紮クリップ」アプライヤは、説明のために3つの主部分に分けることができる。これらは、遠位端又はシャフト、多段トランスミッション、及びハンドルである。
アプライヤの遠位部分の一実施形態は、12の部品から構成される。2つの給送機レールは、図21を参照し、2つの楔は、図22を参照し、2つの1次プッシャは、図23を参照し、2つの最終プッシャは、図24を参照し、内側及び外側管は、図25及び図26を参照し、2つのジョーは、図31を参照されたい。組み立てられた時に、内側及び外側管は同心状であり、両方ともジョーに取りつけられる。外側管は、ジョーが嵌合してその周りで回転する孔を備えたタブを有する。内側管は、ジョーを開閉するためのカム面を提供するポケットのジョーに接続し、これは、図27及び図28を参照されたい。内側管は、プッシュプルリンクとして作用してジョーを作動させるが、これは、図19及び図20を参照されたい。2つの給送機レールは、これらがポケットを作ってクリップを保持するように組み立てられ、保持すべきクリップの数は、アプライヤの全長とクリップのサイズとの比率によって判断される。レールは、互いにバネ付勢され、クリップ上のボスが次のポケットまで通過する時にバラバラに広がる。「1次プッシャ」は、給送機レールの側面上に乗り、1次プッシャは、等距離を離間して給送レールのポケットに適合するバネフィンガを有する。進む時に、これらは、クリップのスタック全体を給送レールの次のポケットに推し進める。これらはまた、第2のクリップが第1のクリップをロックすることを可能にする押しを提供する。最終プッシャは、1次プッシャの外側に乗り、かつアプライヤのジョーの血管の上で第1のクリップを進めるものである。最終プッシャはまた、楔が後退する間に、所定位置に第1のクリップを保持する。楔は、給送機レールのちょうど内側にあり、端部において互いにバネ付勢され、第1のクリップをそれが前進する時に開く。楔はまた、ジョーの中に前方に移動し、クリップの脚にそれが完全に進んだ後に閉じるようにカム式に作用する。楔のためのバネ荷重は、楔を押し下げる外側管のバネタブによってもたらされる。2つの目的を有する偽クリップもあり、第1のクリップは、最終クリップをロックするためのものであり、第2のクリップは、低クリップインジケータ及び最終クリップロックアウトをトリガするケーブルを引き寄せるためのものである。偽クリップは、クリップのスタックが進むのと同じ方法でアプライヤの遠位部分を下って進む。これらの部品及びクリップ前進/ロックの作動については、図32〜図44を参照されたい。
アプライヤの近位端又はアプライヤハンドルは、アプライヤのユーザインタフェース部分を提供する多くの部品から構成される。ハンドルは、内部作動構成要素を段階に分けるツーピースの外側シェルを有し、かつ多段トランスミッションが遠位端の360°連続回転を可能にするための軸受面を提供する。遠位端の360°連続回転を容易にするような形状にされた多段トランスミッションの遠位部分上にクランプされたツーピース回転ノブがあり、これは、図46〜図48を参照されたい。
ハンドルの一実施形態では、2つのトリガがあり、両トリガは、同じ中心点の周囲で回転し、これは、図35を参照されたい。下側トリガは、ジョーを作動させ、上側トリガは、クリップ送出シーケンスを作動させる。下側トリガは、ジョーを閉じた時にトリガがロックすることを可能にする特徴を有する2つのミラード・リンケージを通して多段トランスミッションに取り付けられる。この特徴は、オーバーセンターカムである。リンケージはまた、360°連続回転を可能にしながらジョーを作動させる多段トランスミッションの部分をこれらが駆動することを可能にする内側プロフィールを有する。下側トリガの戻り行程は、トリガの前側に巻きつくケーブルに取り付けられてハンドルの近位にあるピンに基づいて伸縮バネによって達成される。下側トリガを押し、ロックダウンしてクリップを早期に送出しないことを保証するまで上側トリガをロックする上側トリガ上のインターロックがある。上側トリガは、クリップ送出機構を作動する多段トランスミッションの部分を駆動し、また360°連続回転を可能にする内側プロフィールを有するリンケージにより多段トランスミッションに取り付けられる。上側トリガの戻り行程は、トリガの背面に取り付けられてハンドルの近位にあるピンに基づいて伸縮バネによって達成される。作動及び戻り行程の両方に対して、全行程が終了するまで上側トリガの方向を制限する1つの一方向つめがある。偽クリップがシャフトを下って移動する時に作動される低クリップ指標/最終クリップロックアウトもある。クリップが低くなると、ケーブルは、ドラムから抜き出る。ケーブルの端部において、ロックアウトレバーを移動し始めるロックアウトラッチを引っ張り始める圧着ボールがある。ロックアウトレバーの上部は、1つの色で低クリップ、次に、別の色で残されたクリップがないことをハンドル外側シェルの窓を通して示すインジケータを有する。残されたクリップがない時に、ロックアウトレバーは、結紮トリガと係合し、所定位置にトリガをロックする。ジョートリガは、依然として機能し、これは、トリガ及び作動構成要素に対する図36を参照されたい。
ハンドルの第2の実施形態において、上側トリガがジョーを作動させ、下側トリガがクリップ送出機構を作動させるようにトリガ機能を反転する。
アプライヤの遠位部分は、多段トランスミッションを通してハンドルに接続され、これは、図49及び50を参照されたい。トランスミッションの一実施形態は、軸受として作用して遠位端の回転を可能にするツーピース外側シェルから構成される。シェルの内部は、アプライヤの作動シーケンス中に内部構成要素を案内する特徴がある。遠位端の内側管に接続され、下側トリガ結合の内側特徴に対してグローブを提供する2つのジョーリンクがある。ジョーリンクは、互いにスナップ結合し、トランスミッションシェルの内面に乗る。ジョーリンクの間の領域を開いて、付加的なトランスミッション部品を考慮する。互いにスナップ結合して楔に取りつけられる2つの中心スピンドルがあり、外面は、「最終」プッシャラッチ及び「1次プッシャ」ラッチのためのガイドを提供する。最終プッシャラッチ及び1次プッシャラッチは、中心スピンドルの上を移動し、トランスミッションの外側シェル上のスロットに案内される。小さなピンが、ツーピース及び外側シェルのグローブに出入りして、シャフトのクリップ送出機構のための適切なタイミングを達成し、これは、トランスミッションアセンブリに対する図59〜図66及び作動シーケンスに対するて図67〜図76を参照されたい。
アプライヤの遠位部分の別の実施形態は、10の部品から構成される。1つの外側管、1つの内側管、2つのジョー、1つの移動ビームは、図77〜図79を参照し、1つの移動ビームプッシャは、図80及び図81を参照し、1つのパンチリングは、図82を参照し、ドア楔を有する2つのパンチドアは、図83及び図84を参照し、2つのクリップ前進器は、図85を参照されたい。組み立てられた時に、内側及び外側管は同心状であり、両方ともジョーに取りつけられる。外側管は、ジョーが適合してその周りで回転する孔を備えたタブを有する。内側管は、ジョーを開閉するためのカム面を提供するポケットのジョーに接続する。内側管は、プッシュプルリンクとして作用してジョーを作動させる。組み立てられた時に、移動ビームプッシャは、移動ビーム上の溝に乗る。パンチリングは、移動ビームの遠位端に恒久的に固定され、パンチドアのための取付点を提供する。パンチドアは、ドアを回転させるようにするリベット又はタブを通じてパンチリングに取りつけられる。ドアは捩りバネによって強制的に閉じられ、又はドアを閉じられたままにするバネ状の特性を有するプラスチック部品とすることができる。パンチドアの下部には、ドアによってクリップを押す時に開くようにクリップを押圧する楔がある。クリップは、移動ビーム及び移動ビームプッシャの外側に乗っている1対のクリップ前進器によって前進する。部品及びクリップ前進/ロックの作動は、図86〜図97を参照されたい。遠位端の断面は、アセンブリを参照するために図98に示されている。
アプライヤの遠位部分は、適正なシーケンスを達成して結紮クリップを確実に適用する構成要素を備えた近位側ハンドルに取りつけられると考えられる。以下の説明は、図及び特定の参照文字を参照する。
図16は、本発明の実施形態によるアプライヤ1000を示している。アプライヤ1000は、血管又は組織1002をクランプする直前を示している。アプライヤ1000は、ジョー1004、シャフト1003、及びクラムシェルトランスミッションハウジング1007を含む。アプライヤ1000はまた、クラムシェルハウジング1009、ハンドル1011、結紮トリガ1013、及びジョー作動トリガ1015を含む。
図17及び図18は、クリップ100がアプライヤ1000を通じて血管又は組織1002をクランプした後のクリップ100を示している。図18に示すように、クリップ100は、血管又は組織1002の上のクランプ位置にロックされた第1の脚101及び第2の脚102を有する。クリップ100上のバットレス本体150は、前進して、切り欠き147への戻り止め157のインターロックにより脚101及び102をロックしている。
図19は、血管又は組織1002をクランプする直前のアプライヤ1000を示している。上側ジョー1006及び下側ジョー1008が、血管又は組織1002の上に重なるように位置決めされる。図20は、閉じたアプライヤ1000のジョー1004を示し、それによってジョー1004で血管又は組織1002をクランプする。
図21〜図31は、アプライヤ1000の様々な部品を示している。図21は、給送レール1010を示している。給送レール1010は、端部突起1014及び切り欠きスロット1012を有する。切り欠きスロット1012は、後でより詳細に説明するスロットを形成する。図22は、楔1016を示している。図22には唯1つ示されているが、アプライヤ1000には2つの楔1016があり、これらは、互いに同一又は鏡像である。楔1016は、より厚い部分1018、傾斜面1020を含み、U字形チャネルを定める。
図23は、1次プッシャ1024を示している。図23には唯1つの1次プッシャ1024が示されているが、アプライヤ1000には互いに同一又は鏡像である2つの1次プッシャ1024がある。1次プッシャ1024は、平坦部分1026、2つのレール1028、及びいくつかのフォーク形係合器1030を含む。フォーク形係合器1030は、係合器コネクタ1032を通じて平坦部分1026に接続する。フォーク形係合器1030の数は、シャフト1003(図16参照)の長さ及びいくつのクリップ100をアプライヤ1000に装填するかによって異なる場合がある。フォーク形係合器1030を使用してクリップを前方に移動し、これは、以下で更に説明する。
図24は、最終プッシャ1036を示している。最終プッシャ1036は、プッシャバッキング1037、2組のプッシャレール1038、プッシャ係合器コネクタ1040、及び最終プッシャフォーク形係合器1042を含む。最終プッシャフォーク形係合器1042は、後に説明するようにクリップ100(図24には示さず)と係合してこれを押すことになる。
図25は、内側管1044を示している。内側管1044は、T字形接続構造10465、U字形チャネル1048、上部スロット1050、及び上部スロット1050中のガイド1052を有する。図26は、外側管1054を示している。外側管1054は、シャフト1003のための外側ハウジングを提供する。外側管1054は、孔1058を定めるアイブラケット1056を有する。外側管1054はまた、板バネリム1060を有する。板バネリム1060は、外側管1054の中に延びる。
図27は、内側管1044に接続されたジョー1004を示している。ジョー1004は、T字形構造孔1064を有する。内側管1044のT字形接続構造1046は、ジョー1004のT字形構造孔1064に嵌合し、ジョー1004がT字形構造1046上でピボット回転することを可能にする。ジョー1004は、血管又は組織1002とジョー1004との係合を補助するためのジョー溝1062を有する。ジョー1004はまた、押圧面1072を有する。物体が押圧面1072を押す時に、ジョー1004は、開いた位置までT字形構造1046上でピボット回転することになる。図28は、ジョー1004及び内側管1044の拡大部分図である。上側ジョー1006は、下側ジョー1008を有する圧縮点1070を有する。ジョー1006上のカム面1068と同様に、内側管1044上のカム面1066が見られる。物体が圧縮面1072を押圧する時に、カム面1066及び1068は、ジョー1004が開く時に互いに押圧する。カム面1066及び1068はまた、ジョー1004が閉じる時に互いに押圧する。
図29〜図31は、上側ジョー1006の様々な図である。上側ジョー1006は、下側ジョー1008と同じか又はこの鏡像である。上側ジョー1006は、T字形構造孔1064、ジョーヒンジピン1074、及びヒンジピンキャップ1076を有する。ヒンジピンキャップ1076は、明確にするためにジョーヒンジピン1074のうちの1つから取り外されており、一般的に、各ヒンジピン1074上にヒンジピンキャップ1076がある。上側ジョー1006の上部1078及び下部1080を示している。
図32は、アプライヤ1000の一部の側面等角投影図である。内側管1044及び外側管1054は、内部部品をより良く示すように切り欠かれている。ジョー1004は、血管又は組織1002上でクランプされる。クリップ100は、クリップ100が血管又は組織1002をクランプすることができるように、ジョー1004の中にまだ前進していない。給送レール1010の端部突起1014が目に見える。スロット切り欠き1012は、ジョーヒンジピン1074が存在するための空間を作っている。図32に示す位置で、最終プッシャフォーク形係合器1042は、クリップ100上のヒンジピン1074から離間する。最終プッシャ係合器コネクタ1040は、最終プッシャフォーク形係合器1042を最終プッシャバック1037に接続する。クリップ100は、幾分開いた位置にあり、板バネリム1060は、クリップ100と係合していない。楔1016も見ることができる。
図33は、図32に類似しているが、上部給送レール1010切り欠きを示している。クリップ100及び上部楔106は、最終プッシャ1036と共に見ることができる。図34において、アプライヤ1000の類似の図を示すが、最終プッシャ1036の上部は切り欠かれている。クリップ100を見ることができる。第2のクリップ1252は、第1のクリップ100の裏側の位置に見ることができる。1次プッシャ1024を見ることができる。第1のクリップ100を適用すると、後に説明するように第2のクリップ1084は前進し、第1のクリップ100になる(位置の観点から)。
図35〜図44は、アプライヤ1000内のクリップ100、1084の適用シーケンス及び前方移動を断面図に示している。ジョー1004は、血管又は組織1002上でクランプされる。端部突起1014は、クリップ100の前方で目に見える。上部楔1016も目に見える。明確にするために、最終プッシャ1036を半分に切断している。第2のクリップ1084も、第2のクリップ1084の裏側の1次プッシャ1024と共に見ることができる。図35は、ジョー1004が血管又は組織1002上で最初にクランプされる時のアプライヤ1000の様々な部品の初期条件を示している。
図36は、結紮の開始を示している。楔1016、1次プッシャ1024、及び最終プッシャ1036が移動し始める。給送レール1010は、広がって離れ、クリップ100上のボス1082が通過することを可能にする。1次プッシャ1024は、第2のクリップ1084と係合する。図37において、楔1016は、楔のより厚い部分とクリップ100の間のカム作用によってクリップ100を開く。最終プッシャ1036は、開いたクリップ100をジョー1004の中にかつ血管又は組織1002の上に前進させる。1次プッシャ1024は、第2のクリップ1084(及び初期クリップ100の裏側に位置することができるいずれかの他のクリップ)を前進させる。図38は、1次プッシャ1024の作用によって進む楔1084を示している。楔1016は、クリップ100を血管又は組織1002の上で閉じるように前進する。
図39に示すように、第2のクリップ1084は、1次プッシャ1024の作用によって第1のクリップ100(一部の事例では、初期クリップ100と呼ばれる)のバットレス150の中に前進する。戻り止め157が切り欠き147に嵌合し、それによって第1のクリップ100を血管又は組織1002の上にロックする点まで第2のクリップ1084によってバットレス150は移動する。図40において、楔1016は後退するが、給送レール1010(図40では部分的に切り欠かれ、図35により良く示されている)は、一緒に留まり、従って、第2のクリップ1084が後退しないようにする。最終プッシャ1036は、所定位置に留まって初期クリップ100を前方位置に保つ。図41において、楔1016、1次プッシャ1024、及び第2のクリップ1084(及び初期クリップの裏側のいずれかの他のクリップ)は後退する。
図42に示すように、第2のクリップ1084は、給送レール1010のスロット1012(図32において最も良く示す)において停止する。楔1016、1次プッシャ1024、及び最終プッシャ1036は後退し始める。図43は、初期又は開始状態に戻った部品を示している。楔1016のより厚い部分1018は、第2のクリップ1084の上部101及び下部102脚を開く。ジョー1004を開いた時に、第1のクリップ100は解除され、アプライヤ1000を出る。第2のクリップ1084は、ここで第1のクリップ100になり、サイクルは繰り返される。
図44は、どのようにして最終クリップ1086を適用するかを示している。サイクルは、クリップ100を適用するために上述のものと実質的に同じであるが、偽クリップ1088が、最終クリップ1086をロックする機能を実施する。図45は、偽クリップ1088を示している。偽クリップ1088は、縦方向隆起1090、当接面1092、ボス1094を含む。これらの特徴は、実際のクリップ100に見出される類似の特徴と類似の機能を実施する。偽クリップ1088はまた、孔1096を有する。
図46〜図58は、どのようにしてアプライヤがユーザからの入力を受け入れ、これらの入力をトランスミッション1098に提供するかを図示して説明している。トランスミッション1098は、入力を受け入れ、これらをクリップ100、1084、1086に作用する部品に対する運動に変換する。図46及び図47は、シャフト1003、トランスミッションハウジング1007、クラムシェルハウジング1009、及びハンドル1011、結紮トリガ1013、及びジョートリガ1015を有するアプライヤ1000の部品を示している。クラムシェルハウジングを本明細書に説明するが、他のタイプのハウジングも使用することができる。
図48は、アプライヤの部品及び内部機構の一部を示す分解組立図である。クラムシェルハウジング1009、ハンドル1011、トランスミッションハウジング1007、シャフト1003、及びトランスミッション1098、並びにより詳細に以下に説明する他の部品を見ることができる。図49及び図50は、より詳細に内部構成要素の多くを示している。トランスミッション1098は、ジョーリンク入力溝1112を有するジョーリンク入力1110、中心スピンドル1114、及び第2の入力溝1116を有する第2の入力1116を有する。上側把持器レバーピン1102は、ジョーリンク入力溝1112に嵌合し、入力をトランスミッション1098に提供するように移動する。上側把持器レバーピン1102はまた、把持器レバー孔1106に嵌合し、かつ把持器レバー1100によって制御される。把持器レバー1108は、下側把持器レバーピン1104がそれに乗る把持器レバースロット1108を有する。本発明の一部の実施形態において、下側把持器レバーピン1104は、ジョートリガ1015上のジョートリガピン孔1154に嵌合する。把持器レバー1100及び従って入力1110は、把持器/ジョートリガ1015によって制御される。
結紮レバー1120は、ラチェット板ピン1160がある結紮レバースロット1122を有する。ラチェット板ピン1160はまた、ラチェット板1158上のラチェット板ピン孔1162に適合する。従って、結紮レバー1120は、ラチェット板1158によって制御される。結紮レバー1120は、第2の入力1116の第2の入力溝1118に嵌合する結紮レバートラニオン1124を有する。従って、結紮レバー1120は、第2の入力1116を制御する。ラチェット板1158は、前向きつめ1126及び後向きつめ1128と相互作用するラチェット歯1166及び係合解除カム1168を有する。つめ1126、1128は、バネアンカー1134に接続されたつめバネ1132によって接続されたつめシャフト1130に乗る。入力1110及び1116は円形であり、入力を制御する特徴部(すなわち、ピン)は、ユーザが、トランスミッション1098及びジョー1004に対して回転位置からトリガ1013及び1015を操作することができるように、入力1110及び1116の周りを360°回転することができることに注意されたい。図51〜図58は、つめ機構を示し、その付随の説明は、どのようにつめ機構が作用するかを以下に説明する。
バネ1146及び1148を使用して、トリガ1013及び1015をハンドル1011に対する位置に付勢する。トリガ1013及び1015、並びにラチェット板1158の全ては、同じ孔1156の周りでピボット回転する。ピボットピンを設けることができ、又はハウジング1009上のトラニオンが、ピボットを与えることができる。一部の実施形態において、バネ延長部1150を使用して、バネ1148及び1146のいずれか又は両方を望ましい特徴部に接続することができる。一部の実施形態において、バネ延長部1150は、ラチェット板1158の孔1164に適合することができるピン1152に取りつけることができる。低クリップインジケータバネ1136は、低クリップインジケータアンカー1138の周囲に適合することができる。低クリップインジケータ1136は、低クリップインジケータ1140に接続され、これは、次に、最終クリップロックアウト1142及びグロメット1144に接続される。低クリップインジケータ1140は、アプライヤのクリップの量が低いことをユーザが知るのを助けることができる。最終クリップロックアウト1142は、アプライヤ1000にこれ以上クリップがない時に、ユーザがアプライヤ1000を使用することを防止することができる。図50は、トリガロック1170を示している。トリガロック1170は、トリガロック溝1172を有する。トリガ解除器1178が、トリガロック溝1172に嵌合する戻り止め1174を有する。トリガロックバネ1176は、トリガ解除器1178をトリガ1013に向けて押圧する。
図51は、トリガ1013及び1015(図51では見えにくい)がハンドル1011(図16参照)に対する位置にある初期条件を示している。トリガ1013及び1015、並びにラチェット板1158は、図示して説明するように移動することになる。ラチェット板1158上の歯1166は、前向きつめ1126又は後向きつめ1128のいずれにも係合していない。つめアンカーは、ハウジング1009(前部ハウジング部分は取り外されており、つめ機構を見ることができる)に取りつけられる。係合解除カムは、歯1166から後向きつめ1128を外している。図52は、後向きつめ1128が、歯1166から外され、前向きつめ1126が、結紮トリガ1013を引く間に歯1166と係合することを示している。図53において、前向きつめ1126は、歯1166と係合し、後向きつめは、外される。図54において、係合解除カム1168は、つめ1126を外し、つめ1128を歯1166と係合させる。図55は、係合解除カム1168によって外されたつめ1126及び係合するカム1168を引き続き示している。図56は、トリガが戻っている間に、後向きつめ1128が、歯1166と係合したままであり、前向きカムが、ラチェット板1158上の歯1166から外れたままであることを示している。図57は、トリガ1013及び1015がハンドル1011に対して近位の最初の位置に戻るので図51に類似している。図58は、図51及び図57に示す位置のつめ1126及びラチェット板1158の側面図である。
図59〜図66は、トランスミッション1089の部品及び部品のレイアウトを示し、様々な部品が、内部部品を示すために図から取り外されている。図59は、トランスミッション1080、1182の分解組立図である。図59は、トランスミッションの外側回転ハウジング1180、1182を示している。外側回転ハウジング1180、1182は、クラムシェルハウジングとすることができる。ジョーリンクアクチュエータ1184及び1186は、ジョーリンク入力1110及びジョーリンク入力溝1112を定める。ジョーリンクアクチュエータ1184及び1186は、後に説明する部品に取りつけるための取りつけ構造1188を有する。ジョーリンクアクチュエータ1184、1186内には、最終プッシャラッチ1190、1192がある。最終プッシャラッチ1190、1192も、後に説明するように他の部品に取りつけるための取りつけ構造1194を有する。
1次プッシャラッチ1202(又は複数のラッチ、多くの部品を単数形又はツーピースで作ることができるので複数形で呼ぶが、複数部分は必須ではない)は、後に説明するように他の部品に取りつけるための取りつけ構造1200を有することができる。1次プッシャラッチ1202は、ピン1196を取りつけるための取りつけピン溝1198を含むことができる。中心スピンドル1114は、第2の入力溝1118を定める第2の入力1116に取りつけられる。中心スピンドル1114は、ピン溝1218を有する。
図60は、所定位置に外側回転ハウジング1180を有するトランスミッション1098及びハウジング1182から延びる中心スピンドル1114を示している。図61において、ハウジング部材1182のうちの1つは、取り外されている。ハウジング1180は、依然として存在している。ジョーリンクアクチュエータ1184、1186が目に見える。図62は、ジョーリンクアクチュエータ1184、1186が取り外されたトランスミッション1098を示している。最終プッシャラッチ1190、1192及び1次プッシャラッチ1202は、取りつけピン1196と共に目に見える。図63は、ハウジング1180を取り外している。最終プッシャラッチ1190、1192及び1次プッシャラッチ1202は、取りつけピン溝1198の取りつけピン1196と共に目に見える。図64は、最終プッシャラッチ1202及びピン1196を取り外したトランスミッション1098を示している。1次プッシャラッチ1202が目に見える。図65に示すトランスミッション1098において、最終プッシャラッチ1202は取り外されている。
図66は、中心スピンドル1114を取り外したトランスミッション1098を示している。楔1016は、楔1016が中心スピンドル1114を通じてトランスミッション1098に接続する楔接続ブラケット1204と共に示されている。1次プッシャ1024がトランスミッション1098に接続する接続点1206がある。トランスミッション1098をそれぞれ最終プッシャ1036、内側管1044、及び給送レール1010に接続するための接続点1208、1210、及び1212が示されている。外側管1054も示すことができる。トランスミッション1098と様々な要素との間の接続は、示されているものに限定されない。いずれかの好ましい手段を使用することができる。当業者は、本発明の開示を精査した後に、これらの特徴部をトランスミッション1098に接続する様々な方法を考え出す。
図67〜図76は、様々な位置でのトランスミッション1098の断面図である。トランスミッション構成要素の移動により、これらを接続する構成要素は、クリップ100(これらの図には示さず)をアプライヤ1000内の様々な位置及び/又は向きに移動する。トランスミッションが操作している構成要素は、一般的に図67〜図76には示されていないが、これらは、他の図に対しては図示して説明している。図67において、トランスミッション1098は、ジョー1004を開いた位置にあるようにさせる位置にある。第2の入力1116は、トランスミッション1098から離れるように延長される。ジョーリンク入力1110は、トランスミッション1098の外側ハウジング1180から離れるように離間する。最終プッシャラッチ1190及び1次プッシャラッチ1202を見ることができる。図68において、ジョーリンク入力1110は、ハウジング1180に向けて移動しており、かつこれと接続する。ジョー1004は、クランプ位置にある。中心スピンドル1114及び第2の入力1116は、依然として延長される。図69において、クリップ100は、進み始めている。第2の入力1116は、僅かにジョーリンク入力1110に向けて移動している。
図70において、第1のクリップ100は、最終プッシャ1036及び楔1016の前進により血管又は組織1002の上にあるように前進する。第2のクリップ1084は、1次プッシャ1024によって前進する。最終プッシャラッチ1190は、取りつけピン1196が外側ハウジング1180のピン切り欠き1214に位置合せするように移動している。取りつけピン1196は、中心スピンドル1114(図59参照)のピン溝1218から抜け出してピン切り欠き1218に移り、従って、中心スピンドル1114によって最終プッシャラッチ1202をアンロックすることができる。同様に、1次プッシャラッチ1202は、取りつけピン1196が外側ハウジング1180のピンスロット1216に位置合せするように移動している。その結果、ピン1196は、中心スピンドル1114のピン溝1218から抜け出してピンスロット1216に移り、従って、中心スピンドル1114から1次プッシャラッチ1202をアンロックすることができる。1次プッシャラッチは、中心スピンドルに沿ってピンスロット1216の長さを移動することができる。
図71において、トランスミッション1098は、楔が進んで第1のクリップ100を閉じるところに示されている。第2の入力1116は、内向きに移動して、中心スピンドル1114を内向きに移動する。ピン1196は、ハウジング1180のピン切り欠き1214及びピンスロット1216に移動する。図72において、クリップ100はラッチされる。1次プッシャ1036は、第2のクリップ1084(又は偽クリップ1088)を進めて、第1のクリップ100をロックする。これは、第2の入力1116/中心スピンドル1114を更にトランスミッション1098の中に移動することによって達成される。ピン1196は、ピン切り欠き1214及びピンスロット1216に留まる。図73において、トランスミッション1098は、楔1016が後退し始めるところに示されている。中心スピンドル114は、トランスミッション1098から抜け出す。ピン1196は、依然としてピン切り欠き1214及びピンスロット1216にある。最終プッシャラッチ1190及び1次プッシャラッチ1202は、図72から変わっていない。図74において、中心スピンドル1114は、引き続きトランスミッション1098から抜け出す。ピン1196は、依然としてピン切り欠き1214及びスロット1216にある。最終プッシャラッチ1190は、図72から変わっていないが、1次プッシャラッチ1202は、移動して戻っている。
図75において、トランスミッション1098の位置は、最終プッシャ1036が後退し、他の部品も後退するところに示されている。ピン1196は、この場合も同じくピン溝1218に位置合せされ、最終プッシャラッチ1190及び1次プッシャラッチ1202は、移動して戻ってピン切り欠き1214及びピンスロット1216とのアラインメントからピン1196を外す。
図76は、開始位置に戻ったトランスミッション1098を示している。最終プッシャラッチ1190及び1次プッシャラッチ1202は、移動して戻り、中心スピンドル1114は、完全に取り出されている。図76に示すトランスミッション1098は、図67に示すトランスミッション1098に類似している。
第2の実施形態は、図77〜図98に示されており、この実施形態は、上述のアプライヤ1000に類似しているが、アプライヤ1000は、僅かに異なるシステムを使用してクリップ100、1084を前に進める。第2の実施形態に関する説明がない場合には、特定の部品に関して、第2の実施形態は、説明していない特徴に対して第1の実施形態に類似していると仮定することができる。
図77〜図85は、個々の要素を示している。これらの要素が互いに適合し、かつ作動する方法は、図86〜図98に対して図示して説明している。図77〜図79は、移動ビーム1220を示している。移動ビーム1220は、移動ビーム1220の側面1224に装着されたプッシャアーム1222を含む。移動ビーム1220はまた、一方の側に装着されたブラケット1226を有する。図80〜図81は、プッシャアーム1230を含む移動ビームプッシャ1228を示している。
図82は、パンチリング1231を示している。パンチリング1231は、U字形突起1232及び接続孔1234を含む。図83は、パンチリング1231に装着されたパンチドア1236を示している。パンチドア1236は、アイブラケット1238、アイブラケット1238中の孔1240、及びスロット1242を含む。図84は、ドア楔1244を示している。図85は、押し出し部材1248を有するクリップ前進器1246を示している。
図86は、外側管1054に適合する第2の実施形態の要素を示している。要素の位置は、初期又は開始位置である。ジョー1004は、第1の実施形態に関して上述したものと類似の方式で外側管の上に適合している。ドアピン1250は、パンチドア1236をパンチリング1231に接続して示されている。クリップ100は、パンチドア1236の裏側に示されている。
図87は、パンチリング1231及びパンチドア1236を通して第1のクリップ100を押すクリップ前進器1246を示している。クリップは、楔1244と楔1244のそばを通るクリップ100との間のカム作用によって開く。図88は、移動ビーム1220と、ジョー1004に向けて前進して、部分的に血管又は組織1002(図87には示さず)の上でクリップ100を進めるプ前進器1246とを示している。図89において、移動ビーム1229は停止している。クリップ前進器1246は、クリップ100をジョー1004の中に最終距離を押し込む。クリップ100は、パンチドア1236及び楔1244を通して押される。このようにするために、これらはバネ付勢されているので、パンチドア1236は閉じる。図90において、クリップ100は、完全にジョー1004にあり、パンチドア1236は、クリップ100の裏側で閉じられている。図91において、移動ビーム1220が進んでクリップ100をロックする。移動ビーム1220は、前進し、クリップ100のバットレス本体150に対してパンチドア1236を押圧し、戻り止め157を切り欠き147に嵌合させてその中にロックさせる。図92において、移動ビーム1220、クリップ前進器1246は、開始位置に戻っている。第2のクリップ1084及びいずれかの他のクリップは、静止移動ビームプッシャ1228によって1つの位置を進んでいる。クリップ100は、ジョー1004を開く時に解除することができる。
図93〜図97は、明確にするように構成要素の一部を取り外して上述した過程を示している。図93において、クリップ100は、第2のクリップ1084を押す移動ビームプッシャ1228のプッシャアーム1230によって進み始める。移動ビーム1220上のブラケット1226が示されている。ブラケット1226は、移動ビームプッシャ1228を摺動可能に移動ビーム1220に接続することを可能にする。パンチリング1231は目に見えており、パンチドア1236は、パンチリング1231上に示されている。本発明の一部の実施形態において、パンチドア1236は、パンチリング1231の孔1234とパンチドア1236上のアイブラケット1238の孔1240とのヒンジピン1250によってパンチリング1231に接続する。
図94は、パンチドア1236を部分的に貫通して延びるクリップ100を示している。移動ビームプッシャ1228のプッシャアーム1230は、クリップ100を進めている。図95において、クリップ100は、クリップ100がドア1236を通過する時に楔1244によって開かれる。プッシャアーム1230は、パンチリング1231のU字形突起1232を通過する。図96において、クリップ100は、パンチドア1236を通って延びている。パンチアーム1230は、パンチリング1231のU字形突起1232を通過する。図97において、移動ビーム1220は前進するが、移動ビームプッシャ1228は、静止したままである。移動ビーム1220の前進により、パンチドア1236がバットレス本体150を押圧することを可能にし、バットレス本体150を回転させて、戻り止め157が切り欠き147と連結する時にロックすることを可能にする。従って、クリップ100は、閉じた位置にロックされる。
図98は、パンチドア1236が開かれたアプライヤ1000の端面図である。外側管1054を見ることができる。ドア楔1244は、パンチリング1231に示されている。U字形突起1232も目に見える。移動ビームプッシャ1228を保持する移動ビーム1220上のブラケット1226も目に見える。
図99〜図108は、アプライヤ1000が様々な段階を実施している間に起こる場合がある様々なトリガ1013及び1015位置を示している。バネ又はトリガ解除器のようなハンドル1011から突き出たいずれの特徴部も図99〜図108では無視することができる。
別の実施形態において、異なるクリップ2000及びアダプタ2040を使用する。このクリップ2000及びアダプタ2040は、図109〜図113に図示して説明している。図109は、クリップ2000の側面図である。クリップ2000は、上側脚2002及び下側脚2004を含む。両脚2002及び2004は、歯2006及び溝2007を含む。上側脚2002は、上側前端2008を含み、下側脚2004は、下側前端2010を含む。上側前端2008は、上側傾斜縁部2012を含み、下側前端2010は、下側傾斜縁部2014を含む。上側脚2002及び下側脚2004は、本体部分2018の一部であるヒンジ部分2016の周りでピボット回転する。
本体部分2018は、ロッキング空隙2020を含む。クリップ2000は、バットレス2022をロッキング空隙2020の中に移動することによってロックされる。バットレス2022は、バットレス空隙2024を含む。本体部分2018は、ロッキングウィング2026を含む。ロッキングウィング2026は、クリップ2000がロッキング位置にある時にバットレス2022をロッキング空隙2020の中に保持するのを補助する。バットレス空隙2024は、ロッキング内部面2030を含む。バットレス2022は、ロッキング外部面2032を含む。バットレス2022がバットレス空隙2024にある時に、ロッキング内部面2030及びロッキング外部面2032は、互いに接触状態になる。
バットレス2022は、本体部分2018及びコネクタ2034に取りつけられる。コネクタ2034は弾力的であり、かつ屈曲して本体部分2018に対するバットレス2022の移動を可能にする。コネクタ2034には突起2036が設けられる。突起2036は、クリップ2000が数珠つなぎ様式で自動アプライヤに配置される時に有用である。このような場合には、第1のクリップ2000の裏側のクリップ2000の上側前端2008及び下側前端2010は、前側でクリップ2000の突起2036と係合することになる。
図110は、クリップ2000の上面図である。上側脚2002及び上側前端2008が目に見える。バットレス2022を接続し、かつ突起2036を有するコネクタ2034も図110に示している。
図111は、クリップ2000の等角投影図である。上側脚2002、下側脚2004、溝2007、及び歯2006が目に見える。下側傾斜縁部2014も見ることができる。図111に示す等角投影図において、ヒンジ部分2016、バットレス空隙2024、及びバットレス2022も目に見える。
図112及び図113は、血管2038上でクランプするクリップ2000を示している。溝及び歯は示されず、かつ図112及び図113では明確にするために取り除かれている。血管2038は、上側脚2002と下側脚2004の間にクランプされる。バットレス2022は、バットレス空隙2024の中に移動されており、ロッキング内部面2030及びロッキング外部面2032を互いに接触状態にさせる。バットレス空隙2024の中へのバットレス2022の移動は、上側脚2002及び下側脚2004を閉じた位置にロックさせる。クリップ2000の閉鎖は、ヒンジ部分2016を回転させ、それによってバットレス空隙2024を拡大し、バットレス2022をバットレス空隙2024の中に押し込み又は移動し、それによってクリップ2000を閉じた位置にロックすることがわかる。クリップ2000が閉じた位置にある状態で、血管2028はクランプされる。
図114は、自動アプライヤ2040を示している。自動アプライヤ2040は、ジョー2042を含む。ジョー2042は、上側ジョー2044及び下側ジョー2046を含み、外側管アセンブリ2048は、ジョー2042とハンドルアセンブリ2050の間に位置する。ハンドルアセンブリ2050は、ハンドル2052及びアクチュエータ2054を含む。アクチュエータ2054は、トリガと同様に機能かつ作用し、かつハンドルアセンブリ2050にピボット式に接続される。ハンドルアセンブリ2050はまた、本体2056及び回転子2058を含む。回転子2058は、ユーザが回転子2058を回転させることができ、それによって外側管アセンブリ2048及びジョー2042を回転させることになるように構成される。従って、ジョー2042は、ユーザが望むいずれの向きにも向きるか又は360°回転することができる。自動アプライヤ2040は、ジョー2042を含む遠位端2060と、ハンドルアセンブリ2050を含む近位端2061とを含む。
図115は、遠位端2060の一部分を示している。外側管アセンブリ2048は、ボス2062を含む。ボス2062は、孔2064を定める。ジョー突起2066は、孔2064を通して外向きにジョー2044及び2046から延びる。ジョー2044及び2046は、ジョー2044及び2046を外側管アセンブリ2048にピボット式に接続するジョー突起2066の周りでピボット回転する。ジョー2042は、開いた状態で示されており、かつクリップ2000を収容する。ジョー2042は、皮膚又は血管2038に近づいているが、まだそれに接触していない。
図116は、遠位端2060を示し、かつ皮膚又は血管2038上にクランプされたジョー2042、2044、2046を示している。クリップ2000の一部分は、ジョー2042内に見ることができる。ジョー2042を閉じることは、クリップ2000も閉じることを可能にする。
図117は、遠位端2060の分解等角投影図である。外側管アセンブリ2048は、上側ジョー2044及び下側ジョー2046と共に示されている。ジョー2042の両方は、同一の部品であり、かつ本発明の一部の実施形態である。他の実施形態において、これらは、互いに僅かに異なるか又は鏡像とすることができる。各ジョー2044及び2046は、ジョー2044及び2046から外向きにかつそれから離れるように延びるジョー突起2066を含む。ジョー突起2066は、ボス2062及び外側管アセンブリ2048によって定められた孔2064の中に延びる。ジョー2044及び2046はまた、ジョーアーム2068を含む。ジョーアーム2068は、内向きに突き出た突起2070を形成する。突起2070は、給送管2076上に見出される作動スロット2082に嵌合する内向き突出する突起2070である。遠位又は近位方向に給送管2076を移動することにより、ジョー2046及び2044上の内向き突起2070は、スロット2082内でピボット回転して運動の方向を変え、ジョー2042を開閉する。
給送管2076は、スロット2078を更に収容し、バネフィンガ2080は、スロット2078に嵌合する。バネフィンガ2080は、クリップ2000(図117には示さず)が望ましくない時に近位方向に移動するのを防止するのに有用である。給送管2076は、以下で更に説明するクリップ2000のスタックを収容する。クリップロックアーム2072は、クリップ係合部分2074を含む。クリップ係合部分2074は、給送管2076のスロット2078のうちの1つを通過する。クリップ係合部分2074は、クリップ係合部分2074が、以下で更に説明するようにクリップ2000と係合しかつこれをロックするように、軸線方向に移動するように構成される。
クリップ前進アーム2084には、挟持器2086が備えられる。クリップ前進アームはまた、軸線方向に移動するように構成され、いくつかの機能を実施する。例えば、クリップ前進アームは、クリップ2000をジョー2042の中に前進させ、かつ同じく脚2002、2004(クリップ2000を閉じるために)又はクリアランス2000を開くためのロッキングウィング2026及び/又はコネクタ2034のいずれかに作用する挟持器2086の作用によってクリップ2000を開閉する。組み立てられた時に、給送管2076、クリップロックアーム2072、及びクリップ前進アーム2084は、全て外側管アセンブリ2048に適合する。
図118は、外側管アセンブリ2048とクリップ2000のスタックを収容する給送管2076との部分切取内部図である。各クリップ2000は、前にあるクリップ2000の突起2036を押圧するその上側及び下側脚2002、2004を有する。クリップスタックプッシャ2088は、クリップスタックの最終クリップ2000の突起2036を押圧する。クリップスタックプッシャ2088はバネ付勢され、バネ2092によって取り囲まれたクリップ前進ロッド2090を有する。バネは、遠位方向にクリップスタックプッシャ2088を押圧し、従って、遠位方向にもクリップ2000を押圧する。バネ2092は、本発明の開示を見た後で当業者が認めることができるように、ハンドルアセンブリ2050の内側部分を押圧することができる。
図119は、上側ジョー2044及び下側ジョー2046を含む遠位部分2060を示している。ジョー2044及び2046は、組織又は血管2038にわたって開いて、かつ閉じる直前である。クリップ2000は、ジョー2044及び2046にあるように示されており、解除位置にもある。クリップ前進アーム2084の挟持器2086は前進しており、クリップ2000のロッキングウィング2026及びコネクタ2034と接触している。コネクタ2034上に設けられた締めつけ圧力は、ジョー2044及び2046を付勢して開く。外側管アセンブリ2048は、部分的に切り欠かれ、内部構成要素を露出している。外側管アセンブリ2048に収容されたクリップ2000も示している。
図120において、遠位部分2060は、更に切取内部図で示されている。ジョー2044及び2046は、ここで組織又は血管2038をクランプする閉じた位置にある。ジョー2044及び2046が閉じるために、給送管2076は、近接位置に移動する。しかし、給送管2076は、図120には示されていない。クリップ2000はまた、クランプのコネクタ2034がクリップ前進アーム2084の挟持器26を屈曲しているクランプ位置にある。挟持器2086上の屈曲マーク2096は、これを示している。挟持器26の点線領域2094も、この干渉の結果としてクリップ2000と挟持器2086の間の干渉を示し、クリップ2000及び挟持器2086は屈曲することになる。
図121は、近位位置まで移動して戻って第2のクリップ2000と係合する前進アーム2084を示している。ここでもまた、点線領域2094は、クリップ2000とクリップ前進アーム2084の挟持器2086との間の締まり嵌めを表している。クリップ2000及び挟持器2086の両方は、屈曲してその干渉を受け入れることになる。第2のクリップ2000は、給送管2076上のバネフィンガ2080(図117に最も良く示す)による挟持器2086の後方移動により、近位方向に移動して戻らないようにされる。クリップロックアーム2072は、ジョー2042のクリップ2000に向けて進み始め、クリップ2000及びジョー2042は、血管2038の上にクランプされるが、クリップ2000は、まだクランプした又は閉じた位置にロックされていない。
図122は、遠位端2060の切取内部図である。クリップ前進アーム2084は、完全に戻っており、又は完全近位位置に移動しており、かつこの時点でコネクタ2034及び/又はロッキングウィング2026を締めつけ、それによってクリップ2002を押圧して開いた位置に移動する。挟持器2086上の点線領域2094は、挟持器2086とクリップ200の間の締まり嵌めを示し、挟持器2086の屈曲部分2096はまた、開くように挟持器2086にかかる応力を示している。従って、挟持器2086及びクリップ2000は、屈曲してこの締まり嵌めを受け入れることになる。クリップロックアーム72は、遠位に前進し、バットレス2022と係合してこれを移動し、バットレス2022をロッキング空隙2020の中に押し込んでクリップ2000を血管2038上にロックしている。
図123は、切取内部図で遠位部分2060を示している。給送管2076は前進し、又はそれによってジョー2042、2044、2046を開いてロッククリップ2000及び血管2038を解除する。クリップロックアーム2072は、その初期位置に戻る。クリップ前進アーム2084は、その引き戻した又は近位位置に残る。第2のクリップ2000の挟持器2086及びロッキングウィング2026は、点線部分2094によって示すように締まり嵌め状態にある。従って、クリップ20及び挟持器2086は、屈曲してこの締まり嵌めを受け入れることになる。バットレス2022は、依然としてロッキング空隙2020にあり、この時点でジョー2042を出るクリップ2000を血管2038上でロックされたままにする。
図124は、切取内部図で遠位部分2060を示している。クリップ2000及び血管2038は、この時点でジョー2042をクリアしており、従って、図124には示されていない。クリップ前進アーム2084は、この時点で次のクリップ2000をジョー2042の中に近位に又は前方に押し込む。ジョー2044に取りつけられた作動突起2070を収容する給送管2076及び作動スロット2082の部品と同様に、ジョー2046のジョー突起2066が示されている。
図125は、切取内部図で遠位部分2060を示している。クリップ前進アーム2084は前進するか又は遠位に移動し、クリップ2000をジョー2042の中に押し込む。同時に、挟持器2086は、力をロッキングウィング2026及びコネクタ2034に印加し、クリップ2000がジョー2042に入る時にクリップ2000を開かせる。クリップ前進アーム2084が前進するか又は遠位に移動すると、クリップ2000及びクリップスタックは、クリップスタックプッシャ2088からのバネ張力の下で前進する(図118に最も良く示す)。
図126は、切取内部図で遠位部分2060を示している。第2のクリップ2000は、クリップ前進アーム2084の挟持器2086によってジョー2042の中に完全に前進する。コネクタ2034は、クリップ2000を開いた位置にあるようにさせる挟持器2086からの挟持圧力の下にある。クリップ2000の上側傾斜縁部2012は、少なくとも部分的に上側ジョー2044の傾斜縁部2098によって定められた空隙又はポケットに嵌合している。同様に、クリップ2000の下側傾斜縁部2014は、少なくとも部分的に下側ジョー2046の傾斜縁部2098によって定められた空隙又はポケットに嵌合している。このようにしてクリップ2000を保持することにより、クリップ2000は、望ましくない時にジョー2042から現れることなく操作することができる。
図127は、本発明の実施形態によるクリッププッシャ2100の等角投影図であり、図128は側面図であり、図129A及び図129Bは前面図及び後面図である。図127〜図138は、上述の様々な実施形態を示している。図127〜図138に示す実施形態は、上述の実施形態に非常に類似しており、かつ以下に説明するように幾何学形状及び作動が異なっている。特徴を説明していない場合には、実施形態は、図がそうでないことを示さなければ、上述のものに類似する方式で作動すると仮定することができる。
クリッププッシャ2100は、給送管2076を通してクリッププッシャ2100を移動する上で役に立つことができるバネアーム2102及び突起2104を含む。突起2104は、押圧面2106を含むことができ、押圧面2106は、クリップ2000を推し進めるように構成することができる。クリッププッシャ2100は、突起2110で終端するバネフィンガ2108を含む。本発明の一部の実施形態において、突起2110は、クリッププッシャ2100が静止したままであることが望ましい時にクリッププッシャ2100の移動を制限するのに役に立つ。本発明の一部の実施形態において、ある一定の時間に、突起2110は、クリッププッシャ2100を移動することが望ましい時にバネフィンガ2108を屈曲することによって前進することになる。一部の実施形態において、本体2112、突起2110、バネフィンガ2108、突起2104、及びバネアーム2102は、単一材料で作り、かつ統合することができる。他の実施形態において、これらは、別々の部品で作ることができる。図129Bは、クリップ前進ロッド2090を受け入れるための本体2112に位置する孔2114を示している(図118に最も良く示している)。
図130は、別の実施形態による遠位端2060の等角切取内部図である。給送管2076は、スロット2078を有するように示されている。バネフィンガ2108上の突起2110は、クリッププッシャ2100が遠位に又は前方に更に移動するのを止めている。従って、給送管2076にクリップ2000がない時に、クリッププッシャ2100は、部分的にジョー2042の中に移動することになるが、突起2110(両面に1つ)によって停止することになる。クリップ前進ロッド2090は、クリッププッシャ2100に取りつけられているのを見ることができる。バネは、過密な図を回避するために示されていない。ジョーボス2116は、突起2118が作動スロット2082を通して移動する時にジョー2042にカム突起を提供するジョーボス2116のジョー突起2118と共に示されている。
図131は、カムフィンガアセンブリ2122の斜視図である。カムフィンガアセンブリ2122は、カムフィンガ2124及びカム面2126を含む。カム面は、クリップ2000と接触してクリップ2000を推し進める。
図132は、カムフィンガアセンブリ2122の等角分解組立図である。カムフィンガアセンブリ2122は、カムフィンガ2126及び統合部分2128を含む。統合部分2128は、ファスナ2134を受け入れる孔2129を有する。カムフィンガ基部2130は、統合部分2128に取りつけられ、かつクリップ前進アーム2136と接触する。クリップ前進アーム2136は、カムフィンガ基部2130と連動するための切り欠き2138を有する。カムフィンガ基部2130は、より大きい直径部分2133を含むスロット2132を有する。ファスナ2134は、カムフィンガ基部2130を統合部分2128に取りつけ、一方、依然としてスロット2132内で摺動することができる。より大きい直径部分2133は、統合部分2128の孔2129に位置合せすることができる。カムフィンガシム2140も示している。
図133は、開いた位置にジョー2042を示している。カムフィンガ2124は前進しており、ヒンジ部分2016のすぐ裏側及びコネクタ2034の前側でクリップ2000と係合し、クリップ2000を付勢して開いた位置にすると考えられる。しかし、クリップ2000自体の大部分は、図133に示す図では見ることはできない。図134は、ジョー2042及び閉じた位置を示している。カムフィンガ基部2130は、ジョー2042が閉じる時に戻るか又は近位に移動し、クリップ2000からカムフィンガ2124を解除し、それによってジョー2042内でクリップ2000を解除する。
図135は、閉じた位置にジョー2042を示している。カムフィンガ基部2130は、移動して戻り、外側管2048のちょうど内側でクリップ2000の上でカムフィンガ2124を引いており、外側管2048内でタブ2142の中に収まる。図136は、カムフィンガ基部2130が前進し、カムフィンガ2124の運動の方向を変えて開いているクリップ2000を締めつける時に、ちょうど開き始めるジョー2042を示している。カムフィンガ2124は、クリップ2000が完全に挟持されるまで外側管アセンブリ2048のタブ2142によって所定位置に保持される。
ジョー2042は、図137に示す開いた位置にある。ジョー2042が開いた状態で、カムフィンガアセンブリ2122は前進する。カムフィンガ2124は、クリップ2000を前方又は遠位に推し進める。同時に、クリップ2000は、ジョー2042の中に押し込まれ、それがジョー2042の中に進んで外側管アセンブリ2048から出る時に開く。
図138に示すように、クリップ2000は、カムフィンガアセンブリ2122のカムフィンガ2124の前方又は遠位移動によってジョー2042の中に完全に前進する。
図139〜図144は、本発明の一部の実施形態により使用することができるハンドルアセンブリ2050を示している。ハンドルアセンブリ2050は、単に例示であり、決して限定するものではない。アプライヤ2040の遠位端2060は、本明細書に示すものに限定されない様々な異なるハンドルアセンブリと共に使用することができる。更に、本発明の開示を精査した後に、遠位端2060の移動を操作する多くの他の方法があることが当業者にはわかる。例えば、手動作動式ハンドルを使用することができるが、電気/機械式作動ハンドル、ロボット制御インタフェース、及び他の適切なインタフェースを使用することができる。使用することができる機械式ハンドルは、本明細書に説明する様々な実施形態で例示して説明する様々な機械式ハンドルを含むだけでなく、他の機械式ハンドルを使用することもできる。遠位端2060の様々な特徴部におけるハンドルアセンブリ2050間の特定のアタッチメントは、図139〜図145に説明する実施形態に対しては示されていないが、これらのタイプの接続は、本明細書に説明する他の実施形態に対しては示されている。更に、他のタイプのこれらの接続は、当業技術で公知であり、本発明の一部の実施形態により使用することができる。本明細書で行った開示を精査した後に、どのようにして図139〜図145のハンドルアセンブリ2050をアプライヤ2040の様々な遠位特徴部と作動可能に接続するかを当業者は理解できる。図139〜図145は、より良く内部部品を示すためにクラムシェルハウジング2144のうちの1つを取り外したハンドルアセンブリ2050を示している。
図139は、ハンドルアセンブリ2050の分解組立図である。ハンドルアセンブリ2050は、ハンドルクラムシェル2144を含む。唯一のハンドルクラムシェル2144を示しているが、全ての2つのハンドルクラムシェルが使用され、かつ実質的に互いに鏡像であり、2つのハンドルシェル2144を互いに取りつけるのを容易にし、又はハンドルシェル2144に収容された内部部品に適合させるのに僅かな変動があることを見ることができる。ハンドルアセンブリ2050はまた、ピボット式トリガ2146を含む。ピボット式トリガ2146は、ピボット孔2166及び接続耳部2164を含むことができる。ハンドルアセンブリ2050はまた、ジョーリンク2148及びトリガリンク2150を含むことができる。ハンドルアセンブリ2050はまた、クリップロックアームコネクタ2152及び前進アームコネクタ2154を含むことができる。前進アームコネクタ2154は、アームキャップ2156と、アームシャフト2158と、コネクタアームハウジング2160とを含むいくつかの部品で作ることができる。アームキャップ2156は、ジョーリンク2148が適合することができるスロット2157を含むことができる。アームシャフト2158は、コネクタアームハウジング2160に嵌合し、両方ともアームキャップ2156で覆うことができる。ハンドルアセンブリ2050はまた、つめ2162を含むことができる。
図140は、ハンドルアセンブリ2050の構成要素の開始又は初期位置を示している。回転子2058は、ユーザが外側管アセンブリ2048を回転させ、それによってジョーが単に回転子2058を捩ることによって望ましい角度回転になるようにする。トリガ2146は、そのピボット点2168と共に示されている。トリガ2146には、クリップロックアーム2072(図140には示さず)と作動可能に接続されたクリップロックアームコネクタ2152に接続する接続耳部2164が備えられる。トリガ2146は、第2のピボット点2170を有する。第2のピボット点2170は、トリガ2146を付勢するためのバネ2172トリガリンク2150とに接続される。トリガリンク2150は、前進アームコネクタ2154内のジョーリンク2148に接続される。前進アームコネクタ2154は、給送管2076(図140には示さず)と作動可能に接続される。前進アームコネクタ2154は、アームキャップ2156によって覆われる。バネ2172は、一端でハンドルシェル2144、及び他端で前進アームコネクタ2154及びクリップロックアームコネクタ2152を押圧する。バネ2174は、一端で給送管2076及び他端でジョーリンク2148を押圧する。バネ2174及び2176は、図140に示す位置までハンドルアセンブリ2054の構成要素を付勢する。つめ2162は、係合解除位置に示している。
図141は、トリガ2146が矢印Bによって示す方向に僅かに移動したハンドルアセンブリを示している。トリガ2146の移動は、ジョー2042(図141には示さず)を閉じさせる。ジョーリンク2148は、矢印Aによって示す方向に移動して戻り、クリップ前進アームコネクタ2152を前進させている。ジョーリンク2148は、バネを通して給送管(図141には示さず)を引き戻す。
図142に示すように、矢印Bの方向のトリガ2146の連続移動により、クリップ前進アームコネクタ2154は、矢印Aに向けてつめ2162の上を移動する。トリガリンク2150は、クリップロックアームコネクタ2152を前方に押し、クリップロックアーム2072(図142には示さず)を前進させてジョー2042に収容されたクリップ2000はロックさせる。矢印方向のトリガ2146の連続移動は、ジョーリンク2148を前進アームコネクタ2154内に入れてバネ2174を更に圧縮することを可能にし、それによってジョー2042をクランプする力の量を制限する。換言すれば、バネ2174は、ジョー2042が及ぼすことができる、閉じる又はクランプする力の量を制限するオーバードライブの一部である。従って、トリガ2146が特定の位置に達した状態で、矢印Bに向けて移動し続けるためのトリガ2146にかかるいずれの付加的な力も、ジョーにかかるクランプ力の増加を引き起こしておらず、むしろ単にバネ2174を圧縮することになる。
図143は、その初期位置に矢印Dに向けて戻るトリガ2146を示している。トリガ2146は、バネ2172からの付勢の結果として戻る。図143は、係止するためのバネ2172の下端を示していないが、当業者は、第2のクラムシェルハウジング2244が設置された時に、図144及び図145に示すものと同様にバネ2172を係止することになることは理解する。トリガ2146の戻り移動は、接続する耳部2164が矢印Aに向けてクリップロックアーム2152を移動することを引き起こす。クリップ前進アーム2154は、つめ2162によって所定位置にロックされる。ジョーリンク2148及びトリガリンク2150は、コネクタハウジング2160のスロット2178を通して矢印Bに向けて移動する。
トリガ2146が、その初期条件まで矢印Dに向けて移動し続けると、ジョー2042(図144には示さず)は開き、つめ2162が外され、前進アーム2154は、矢印Bによって示すように前進する。
図145は、構成要素をそれらの初期条件下で示している。トリガ2146は、その完全前方位置にあり、クリップ2000は、ジョー2042(図145には示さず)の中に装填され、前進アームコネクタ2154は、トリガリンク2150と共にその初期条件にある。
図146〜図148は、本発明の一部の実施形態に使用することができる別のクリップ2000を示している。図146〜図148に示すクリップ2000は、図108〜図113に示すクリップに類似している。図146〜図148に示すクリップ2000間の差は、異なる外部幾何学形状を有するバットレス2022を含む。バットレス2022は、コネクタ2034に接続され、コネクタ2034は、次に、クリップ2000のロッキングウィング2026に接続される。ロッキングウィング2026は、以前の図に示すクリップ2000と僅かに異なる幾何学形状を有するが、バットレス2022の外部幾何学形状に対応するような形状にされる。バットレス2022の異なる外部幾何学形状は、ロッキング空隙2020へのバットレス2022の挿入又はそこからの取り外しを容易にするための望ましいロック及びアンロック特性を提供する。クリップ2000はまた、上側脚2002及び後部下部脚2004上に装着されたバルジ2180を有する。一部の実施形態において、バルジ2180は、アプライヤ2040のジョー2042のクリップ2000の保持及び取り外しを補助する。本発明の他の実施形態において、アプライヤ2040は、様々な成形クリップと共に使用することができ、本明細書に説明する様々なクリップに限定されるものではない。例えば、他のクリップは、2012年9月14日出願の「狭いプロフィールの外科用結紮クリップ」という名称の出願に図示して説明されており、かつ引用により本明細書にその全体が組み込まれる米国特許出願第13/616,120号明細書として特定されている。
本発明の多くの特徴及び利点は、この詳細な明細書から明らかであり、従って、添付の特許請求の範囲が、本発明の真の精神及び範囲に含まれる本発明のこのような特徴及び利点を含むように意図されている。更に、当業者には多くの修正及び変形が容易に想起され、図示して説明した構成及び作動通りに本発明を限定することは望ましくなく、従って、全ての適切な修正及び均等物は、本発明の範囲に含まれるということに訴えることができる。本明細書に示す全ての範囲は、示した範囲内の全ての値及び部分範囲を具体的に組み込むものである。

Claims (19)

  1. 装着ボスを有する外側管と、
    前記装着ボスにピボット式に接続され、作動突起を有する1対のジョーと、
    前記外側管内に配置され、かつ該外側管内で軸線方向に移動するように構成され、前記作動突起が配置された作動スロットを有する給送管と、
    前記外側管内に配置され、かつ該外側管内で軸線方向に移動するように構成されたクリップロックアームと、
    前記外側管内に配置され、かつ該外側管内で軸線方向に移動するように構成され、可撓性挟持器をその一端に有するクリップ前進アームと、を備えている、
    ことを特徴とする結紮クリップのためのアプライヤ。
  2. 前記作動スロットは、前記給送管が前記ジョーに向う方向に移動されたときに該ジョーを開き、かつ該給送管が該ジョーから離れる方向に移動されたときに該ジョーを閉じるように構成されている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  3. 前記クリップ前進アームが前記ジョーから離れるように移動している時にアプライヤ内のクリップが該ジョーから離れるように移動するのを防止するように構成された前記給送管上のバネフィンガを更に備えている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  4. 前記給送管内のスロットを更に備え、
    前記クリップロックアームの一部分が、前記給送管内の前記スロットを通って延びる、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  5. 前記可撓性挟持器は、アプライヤ内に配置されたクリップの脚の上を移動し、かつ該脚を閉じた位置に動かすように構成されている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  6. 前記可撓性挟持器は、クリップ上の脚の反対側の後部分を押圧して脚を開いた位置に動かすように構成されている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  7. 前記可撓性挟持器は、前記クリップが前記ジョーの中に移動したときに該クリップの前記脚の反対側の前記後部分を開いた位置まで押圧する、
    請求項6に記載のアプライヤ。
  8. アプライヤ内のクリップのスタックを前記ジョーに向う方向に押圧するように構成されたバネ付勢クリップスタックプッシャを更に備えている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  9. 前記スタックプッシャは、前記アプライヤにクリップがない時に前記ジョーの中に延びるように構成されることを特徴とする請求項8に記載のアプライヤ。
  10. 前記クリップロックアームは、前方に移動される時に、前記ジョー内に配置されたクリップのバットレスと接触し、かつ該バットレスを前方にロッキング空隙の中に移動し、それによって該クリップを閉じた位置にロックするような寸法にされ、かつそのように構成されている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  11. 前記クリップロックアーム、前記給送管、及び前記クリップ前進アームと作動可能に接続されたピボット式レバーを有し、該レバーをピボット回転することによって該クリップロックアーム、該給送管、及び該クリップ前進アームを前記外側管内で軸線方向に移動するハンドルを更に備えている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  12. 前記レバーを第1の位置に付勢するバネを更に備えている、
    請求項11に記載のアプライヤ。
  13. 前記ハンドルは、前記給送管と前記レバーとに作動的に接続されたジョーリンクを更に備え、該レバーの作動が、該ジョーリンクをして該給送管を近位位置に移動させ、該レバーの更に別の作動が、該ジョーリンクをして該給送管の移動を停止させ、代わりにバネを収縮させる、
    請求項11に記載のアプライヤ。
  14. クリップの端部を捕捉して該クリップを前記ジョーに保持するように構成された、該ジョーの遠位端に設けられた凹部を更に備えている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  15. 少なくとも部分的に前記凹部を形成し、かつクリップの前記脚上の傾斜面と連通して該クリップを前記ジョーに保持するように構成された傾斜面を更に備えている、
    請求項14に記載のアプライヤ。
  16. 前記クリップ前進アームを保持するように構成された前記外側管内のタブを更に備えている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  17. 前記給送管は、クリップのスタックを閉鎖又は半閉鎖状態で格納するような寸法にされている、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  18. 前記外側管は、約5mmの直径を有する、
    請求項1に記載のアプライヤ。
  19. 装着ボスを有する外側管と、
    前記装着ボスにピボット式に接続され、作動突起を有するクランプ手段と、
    前記外側管内に配置され、かつ該外側管内で軸線方向に移動するように構成され、前記作動突起が配置された作動スロットを有する前記クランプ手段を開閉するための手段と、
    前記外側管内に配置され、かつ該外側管内で軸線方向に移動するように構成されたクリップを閉じた位置にロックするための手段と、
    前記外側管内に配置され、かつ該外側管内で軸線方向に移動するように構成されたクリップを前進させるための手段と、を備えている、
    クリップのためのアプライヤ。
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