JP2014528041A - 蠕動ポンプ - Google Patents

蠕動ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2014528041A
JP2014528041A JP2014531251A JP2014531251A JP2014528041A JP 2014528041 A JP2014528041 A JP 2014528041A JP 2014531251 A JP2014531251 A JP 2014531251A JP 2014531251 A JP2014531251 A JP 2014531251A JP 2014528041 A JP2014528041 A JP 2014528041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
peristaltic pump
squeezing
squeezing element
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014531251A
Other languages
English (en)
Inventor
フィリッペ・ヌツィーケ
ミヒャエル・シャーバッハ
オーラフ・ツェッカイ
マイノルフ・ヴェルナー
オーレ・ジモノースキー
Original Assignee
サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2014528041A publication Critical patent/JP2014528041A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/12Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action
    • F04B43/1223Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action the actuating elements, e.g. rollers, moving in a straight line during squeezing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14212Pumping with an aspiration and an expulsion action
    • A61M5/14228Pumping with an aspiration and an expulsion action with linear peristaltic action, i.e. comprising at least three pressurising members or a helical member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/0009Special features
    • F04B43/0054Special features particularities of the flexible members
    • F04B43/0072Special features particularities of the flexible members of tubular flexible members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/12Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action

Abstract

蠕動ポンプ(1)は、輸送方向(4)に物質を輸送するためのチューブ(2)と、輸送方向(4)に沿ったチューブ(2)の連続した圧搾を引き起こすことによって物質の輸送を引き起こすように構成された搬送スクリュ(3)とを備える。

Description

本開示は、蠕動ポンプに関する。蠕動ポンプは、チューブを圧搾することによって、そのチューブ内の物質を輸送するように構成される。
蠕動ポンプは、従来技術から、たとえば特許文献1または特許文献2から、知られている。
DE10246469A1 DE19729612A1
本発明の目的は、改善された性質を示す蠕動ポンプを提供することである。
本開示の一態様によれば、チューブと搬送スクリュとを備える蠕動ポンプが提供される。このチューブは、輸送方向に物質を輸送するように構成される。搬送スクリュは、輸送方向に沿ってチューブの圧搾を行うことによって物質の輸送を引き起こすように構成される。
好ましくは、搬送スクリュは、回転軸の周りで回転させられるとき、輸送方向に沿ったチューブの圧搾を行う。好ましくは、搬送スクリュが回転すると、輸送方向におけるチューブの圧搾された区画の動きが引き起こされる。
蠕動ポンプは、医療用途に適用されることを意図することができる。好ましくは、蠕動ポンプは、医療用流体を輸送するように構成される。好ましくは、蠕動ポンプは、少量の流体を投薬するように構成される。特に、ポンプは、マイクロ流体の分野で使用することができる。好ましい一実施形態では、蠕動ポンプは、非常に敏感な物質を輸送することができる。この物質は、薬剤、たとえばインスリンであってよい。さらなる一例として、ポンプは、血液を輸送するために透析ポンプとして構成することができる。
好ましくは、搬送スクリュはポンプ・ヘッドとして使用される。ポンプ・ヘッドは、その動きによってチューブの圧搾を引き起こすことができる要素であってよい。搬送スクリュは、ねじ山を備えることができる。搬送スクリュは、回転軸の周りで回転可能とすることができ、輸送方向における物質の輸送は、回転軸の周りでのねじ山の回転によって引き起こすことができる。搬送スクリュは、アルキメデスのねじポンプであってよい。好ましくは、スクリュは、回転軸の周りでのスクリュの回転運動のみが可能であるように、ポンプのハウジングに対して固定される。好ましい一実施形態では、搬送スクリュはエンジンによって駆動される。好ましい一実施形態では、搬送スクリュとエンジンは歯車によって連結される。搬送スクリュは、高い精度と低コストで製造することができる。
搬送スクリュのねじ山のピッチは、比較的低速度のポンピングを達成することができるように構成することができる。したがって、この種類の構造は、少量の流体のポンピングに適することができる。好ましくは、低速度のポンピングによって、チューブ内で輸送される物質の緩やかな処理が可能となることができる。
好ましくは、搬送スクリュの回転軸はチューブと平行に延びる。搬送スクリュは、チューブに対してある距離を持つように配置することができる。
好ましくは、搬送スクリュは、一定の駆動速度で動作する。それによって、高い投与精度を達成することができる。さらに、駆動速度が一定であるため、一定の、ほぼ衝撃のないポンピングを達成することができる。また、この駆動速度が一定であることによって、ポンピング量の高い再現性をもたらすこともできる。
好ましくは、チューブは、軸に沿って線形形態で配置される。好ましい一実施形態では、チューブには、曲線区間がない。特に、チューブは、任意のU字型区間を示さないように構成することができる。それによって、チューブの取扱いおよび位置決めがより容易になることができるので、チューブの交換中の蠕動ポンプにおけるチューブの調整は、より容易かつ再現可能になることができる。それによって、チューブの位置合わせ不良のリスクを低下させることができる。これは、用量精度の向上をもたらし、蠕動ポンプを取扱うときの安全性を高めることができる。
好ましくは、本開示の蠕動ポンプは少なくとも1つの圧搾要素を備える。この圧搾要素は、チューブを圧搾するように構成することができる。圧搾要素がチューブを圧搾するとき、圧搾要素は、搬送スクリュとチューブの間に配置されてもよい。圧搾要素は、チューブおよび搬送スクリュと接触することができる。好ましくは、蠕動ポンプは複数の圧搾要素を備える。
好ましくは、圧搾要素は、チューブを圧搾し、それによってチューブを閉じることができるように構成される。好ましい一実施形態では、圧搾要素は、チューブを圧搾することによって、チューブ内で輸送される物質を、圧搾されている区画から変位させるように構成される。圧搾要素は、低摩擦力が発生するように構成することができる。
好ましい一実施形態では、圧搾要素は、チューブ上で転がり落ちるように構成された部材を備える。したがって、圧搾要素によるチューブの軸方向の変形を少なく保つことができる。
好ましい一実施形態では、この部材はボールとして構成することができる。
さらに、圧搾要素は、ばねなどの弾性部材を備えることができる。好ましくは、このばねはチューブ上で転がり落ちるように構成された部材をチューブ上に押し付けるように構成され、したがって、部材がチューブを圧搾し、それによってチューブを閉じる。好ましくは、このばねのばね力は、チューブが圧搾されて閉鎖するが、過負荷ではないようなものである。
好ましくは、圧搾要素はキャリア要素を備える。このキャリア要素は、圧搾要素をチューブに沿って動かすとき、搬送スクリュと接触することができる。好ましい一実施形態では、圧搾要素は、搬送スクリュのねじ山と接触することができる。好ましい一実施形態では、圧搾要素は、力を搬送スクリュのねじ山から部材に、たとえばボールに伝達するように構成することができる。
好ましい一実施形態では、蠕動ポンプは、輸送方向における圧搾要素の動きが搬送スクリュの回転によって引き起こされるように構成される。
好ましくは、搬送スクリュが回転すると、チューブに沿った圧搾要素の動きが引き起こされる。好ましくは、チューブに沿った圧搾要素の動きがチューブの圧搾を引き起こし、その結果、チューブの圧搾された区画が輸送方向に動かされる。それによって、輸送方向における物質の輸送が達成される。好ましい一実施形態では、少なくとも1つの圧搾要素が特定の時間にチューブを圧搾する。それによって、この圧搾要素は、物質の逆流を阻害するために、弁として働くことができる。
特に、搬送スクリュのねじ山は、力を圧搾要素に加えることによって圧搾要素をチューブに沿って輸送方向に動かすように構成することができる。キャリア要素は、圧搾要素が搬送スクリュのねじ山に連結することができるように構成することができる。
さらなる実施形態では、蠕動ポンプは、圧搾要素を案内するための案内部材を備えることができる。好ましくは、この案内部材は循環システムを備える。
循環システムは、循環溝を備えることができる。この溝は、この溝を開始位置からたどることによって開始位置に再び到達することができるように構成することができる。好ましくは、圧搾要素は、案内部材の循環システムの中に案内される。
好ましくは、圧搾要素は、循環システム内に開始位置と終了位置とを有する。好ましくは、ポンプは、ポンプの動作中に圧搾要素が開始位置から終了位置まで輸送され、終了位置から開始位置まで戻るように構成される。
開始位置は、循環システムにおいて、圧搾要素が搬送スクリュのねじ山に連結される場所とすることができる。終了位置は、循環システムにおいて、圧搾要素が搬送スクリュのねじ山から解放される場所とすることができる。好ましくは、開始位置は、チューブにおいて圧搾要素がチューブと接触する場所である。終了位置は、チューブにおいて圧搾要素がチューブを出ることが可能な場所とすることができる。
好ましくは、チューブは、循環システム内で圧搾要素を輸送するための輸送機構を備える。好ましくは、圧搾要素は、搬送スクリュの回転によって開始位置から終了位置まで輸送される。好ましくは、圧搾要素は、戻し輸送機構(back−transport mechanism)によって終了位置から開始位置まで戻される。好ましくは、圧搾要素は、チューブと接触しないように終了位置から開始位置まで戻される。
戻し輸送機構はレバーを備えることができる。このレバーは、搬送スクリュのねじ山から圧搾要素を解放するように構成することができる。
さらに、輸送機構はレバーばねを備えることができる。好ましい一実施形態では、レバーは、このレバーばねによって予め力を加える(pre−tensioned)ように構成される。特に、レバーには、圧搾要素がその終了位置にあるとき、レバーばねによって予め力を加えることができる。レバーには、搬送スクリュのねじ山から圧搾要素を解放するためにレバーの動きが容易になるようにレバーばねによって予め力を加えることができる。
レバーは、回転軸の周りで回転可能とすることができる。レバーの回転軸は、搬送スクリュの回転軸に垂直であってよい。レバーは、たとえばボルトによって、案内部材に固定することができる。第1の回転方向におけるレバーの回転は、圧搾要素の動きによって引き起こすことができる。好ましくは、レバーは、レバーばねに負荷がかかるように回転させられる。好ましい一実施形態では、レバーばねには、特に圧搾要素がその終了位置に到達したとき、圧搾要素の動きによって負荷をかけることができる。
好ましくは、圧搾要素が終了位置に到達すると、圧搾要素は、チューブを出ることができるようになることができる。特に、案内部材は、チューブから遠ざかる圧搾要素の動きを可能にすることができるように構成することができる。一例として、循環システムは、圧搾要素をチューブから遠ざける曲線を備えることができる。好ましくは、圧搾要素が終了位置に到達すると、レバーばねは弛緩することができるようになることができる。好ましくは、レバーばねの弛緩はレバーの回転を引き起こす。好ましい一実施形態では、レバーは、圧搾要素をチューブから遠ざける。
好ましくは、複数の圧搾要素が循環システムの中に案内される。圧搾要素のうちの1つがチューブから遠ざけられると、その圧縮要素は、循環システム内の別の圧搾要素に当接することができる。好ましくは、それによって、他の圧搾要素が開始位置の方に押される。好ましくは、圧搾要素のうちの1つが開始位置に到達すると、その圧搾要素は、搬送スクリュのねじ山に連結され、輸送方向に沿って動くことができる。
蠕動ポンプは、第1の圧搾要素と、第2の圧搾要素とを備えることができる。第1の圧搾要素および第2の圧搾要素は、複数の圧搾要素の代表である。しかし、圧搾要素の数は限定されていない。
好ましくは、第1の圧搾要素が搬送スクリュのねじ山に連結され、チューブに沿って輸送方向に動かされるとき、チューブを区画内で圧搾することができる。好ましくは、圧搾される区画は、搬送スクリュの回転によってチューブに沿って輸送方向に動くことができる。好ましくは、第1の圧搾要素がチューブの終了位置に到達する前に、第2の圧搾要素が、搬送スクリュのねじ山に連結され、第1の圧搾要素と同じようにチューブに沿って動かされてもよい。したがって、いかなるときでも、少なくとも1つの圧搾要素がチューブを閉じ、それによって、輸送方向と反対の方向における物質の逆流を阻害することができる。
圧搾要素をチューブに沿って動かすとき、その圧搾要素は、チューブのある区画においてチューブを圧搾することができる。チューブの圧搾は、圧搾されている区画からの、チューブ内の物質の変位を行うことができる。それによって、圧搾要素の前で、または圧搾されている区画の前で、圧力の増加が発生し、したがって、チューブ内の物質が輸送方向に沿って前方に動かされる。圧搾要素はチューブに沿って移動するので、チューブは、圧搾要素の後ろで、または圧搾されている区画の後ろで、その元の圧搾されない直径まで拡張することができる。チューブが拡張することによって、チューブ内での吸い込み圧力の低下を引き起こすことができる。
蠕動ポンプは、レセプタクルを備えることができる。吸い込み圧力が低下するため、このレセプタクルからチューブ内へと物質を引き込むことができる。このレセプタクルは、輸送するべき物質、たとえば液体物質、特に液体薬剤を含むことができる。
好ましい一実施形態では、蠕動ポンプは、主本体と、この主本体に取り付け可能であるように構成された交換部材とを備える。
好ましくは、主本体は、ハウジングと、搬送スクリュとを備える。好ましい一実施形態では、主本体は、少なくとも1つの圧搾要素と、案内部材と、レバーと、レバーばねとを備える。レセプタクルは、主本体内に設置することができる。
蠕動ポンプが医療用途のために構成される場合、蠕動ポンプを再使用する前に、蠕動ポンプの特定の要素を使用後に交換しなければならないことがある。好ましくは、交換部材は、このプロセスを、使用者にとって簡単かつすばやいものにする。
交換部材は、好ましくは、主本体に取り付けられ、これから取り外すように設計される。交換部材は、いくつかの部材、たとえばチューブと1つまたはそれ以上の針とを含むことができる。交換部材は、主本体上にロックすることができる。好ましくは、交換部材は、簡単な方法で主本体に取り付けられ、これから取り外すように構成される。交換部材を適切に位置合わせするために主本体に位置決め要素があってもよいし、挿入中に交換部材を固定するための安全要素、たとえばスナップ・アームがあってもよい。交換部材は、定期的に交換しなければならない蠕動ポンプの要素を運搬するように構成することができる。好ましくは、交換部材によって運搬される要素は、交換部材において、予め組み立てられる。これにより、交換部材の交換を、使用者にとって非常に簡単なものとすることができる。好ましくは、交換部材は、ポンプの主本体から取り外されて新しい未使用の要素によって置き換えられるように構成された使い捨て要素であるように構成される。
一実施形態では、交換部材の要素、たとえば1つの針またはチューブを個別に交換し、交換部材の残りの要素を再使用することが可能な場合がある。
好ましくは、交換部材は、チューブを案内するためのチューブ案内具を備える。
チューブ案内具は、それに沿ってまたはその中でチューブが延びることができる案内具とすることができる。チューブは、チューブ案内具に取り付けることができる。好ましくは、チューブ案内具は長手方向の溝を備え、この溝の中をチューブが延びることができる。好ましくは、チューブ案内具によって、ポンプ内でのチューブの位置が決定される。好ましくは、チューブ案内具は、チューブの正確な挿入および調整が簡単かつ迅速であることを可能にする。好ましい一実施形態では、チューブは、チューブ案内具と圧搾要素の間に位置する。さらなる実施形態では、チューブは、チューブ案内具と搬送スクリュの間に位置することができる。
好ましくは、交換部材を主本体から取り外すと、チューブが交換部材と共に蠕動ポンプから除去される。好ましくは、チューブは、交換部材を主本体に取り付けたときにチューブが搬送スクリュに対して適切に位置するように、交換部材内に設置される。この目的のため、主本体は、交換部材を適切に位置合わせすることができるように、位置決め要素を備えてもよい。
蠕動ポンプは、少なくとも1つの針を備えることができる。一例として、交換部材は、少なくとも1つの針を運搬するように構成することができる。
特に、針は、物質、たとえば液体を組織に投薬するように構成することができる。針は、物質がチューブから針に流れ込むことができるように設置してよい。針は、レセプタクルから離れるように向けられた交換部材の端部に位置することができる。
さらに、またはあるいは、蠕動ポンプは、チューブに新しい物質を提供する少なくとも1つの針を備えることができる。好ましくは、この針は、交換部材に取り付けることができる。この針は、レセプタクルの方に向けられた交換部材の端部に位置することができる。この針は、レセプタクルに挿入されるように構成することができる。好ましくは、針は、物質がレセプタクルからチューブに流れ込むことができるようにチューブと連結されてよい。
好ましい一実施形態では、蠕動ポンプは、第1の針と、第2の針とを備えることができる。一例として、交換部材は、第1の針および第2の針を運搬するように構成することができる。第1の針は、物質を投薬するように構成することができ、第2の針は、チューブに新しい物質を提供するように構成することができる。
さらなる実施形態では、交換部材は、交換可能な針を取り付けたり取り外したりするための少なくとも1つのねじ山を備えることができる。この場合、針のうちの少なくとも1つは、個別に交換することができる。
一実施形態では、ポンプは、交換部材の取り外しを可能にするために最初にレセプタクルを主本体から除去しなければならないように構成することができる。その後、交換部材を主本体から取り外すことを可能にすることができる。レセプタクルは、チューブと平行な方向に除去することができる。レセプタクルを除去すると、交換部材を、チューブに垂直な方向に除去することができる。あるいは、交換部材は、チューブと平行な方向に除去することができる。
交換部材を交換した後、新しいレセプタクルをポンプに挿入することができる。このレセプタクルの挿入中に、針をレセプタクル内に穿孔することができる。
さらなる実施形態では、ポンプは、交換部材の取り外しを可能にするためにレセプタクルを除去しなくてもよいように構成することができる。この実施形態では、交換部材に取り付けられた針をレセプタクル内に穿孔し、交換部材を交換する間に、この針をそれぞれレセプタクルから引き出すことができる。この実施形態では、両方の構成要素、すなわち交換部材およびレセプタクルは、これらを主本体から取り外す間の移動方向が互いと平行であるように設計することができる。この場合、交換部材とレセプタクルは互いとは無関係に除去することができるので、レセプタクルおよび交換部材の交換の順序は重要でないことがある。
新しい交換部材が主本体に取り付けられると、交換部材は、挿入中にレセプタクルの長手方向軸と平行にレセプタクルに近づくことができ、したがって、交換部材の針は、レセプタクルの投薬端に近づくことができる。特に、交換部材の取り付け中に、針は、レセプタクル内に穿孔することができる。交換部材が主本体に取り付けられた状態でレセプタクルを交換する場合、交換中に、このレセプタクルは、レセプタクルが針と当たることができるように長手方向軸と平行に交換部材に近づくことができる。それによって、針は、レセプタクル内に穿孔することができる。
好ましくは、本明細書で使用する用語「医療用流体」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、たとえば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、たとえば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、たとえば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびкで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖кまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、たとえば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、たとえば、アルカリまたはアルカリ土類金属、たとえば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、たとえば、水和物である。
さらなる特徴、改良点、および好都合な点(expediency)は、例示的な実施形態の以下の説明および図面から、明らかになるであろう。
蠕動ポンプの例示的な一実施形態の側面図である。 図1の蠕動ポンプの部材の分解組立図である。 図3Aは、図1の蠕動ポンプの例示的な一実施形態の断側面図であり、図3Bは、圧搾要素の詳細な断面図である。 図1の蠕動ポンプ内の案内部材および圧搾要素の底面図である。 図1のポンプの部材の斜視図である。
類似の要素、同じ種類の要素、および同様に作用する要素は、図面において同じ参照番号により提供される。
図1は、チューブ2と、搬送スクリュ3とを備える蠕動ポンプ1を示す。わかりやすくするため、この図では、ポンプ1のハウジング25の部材は切り取られている。蠕動ポンプ1は、物質を輸送するように構成される。輸送するべき物質は、チューブ2内で輸送方向4に沿って動かされる。物質は、たとえばインスリンであってよい。好ましくは、物質は医療用流体である。蠕動ポンプ1は、マイクロ流体の用途に特に適している。特に、蠕動ポンプ1は、少量の流体を投薬するように構成することができる。
搬送スクリュ3は、輸送方向4に沿ってチューブ2の圧搾を引き起こすことによって物質の輸送を引き起こすように構成される。特に、搬送スクリュ3は、回転軸21の周りで回転することによってチューブ2の圧搾を行うことができる。圧搾要素5は、搬送スクリュ3とチューブ2の間に配置され、搬送スクリュ3によってチューブ2に沿って輸送され、チューブ2を圧搾するように構成することができる。
チューブ2は、弾性材料から作製することができる。チューブ2は、線形形態で配置される。チューブ2は、搬送スクリュ3の回転軸21と平行な軸31に沿って延びる。特に、チューブ2は、曲線区間もU字型区間も示さない。チューブ2はチューブ案内具14の中を線形的に延びることができ、チューブ案内具14は交換部材13と一体化される。
交換部材13は主本体12に取り付けられている。交換部材13は、主本体12に容易に取り付け、これから取り外すことができるように構成される。主本体12は、ハウジング25と、搬送スクリュ3とを備える。レセプタクル17が主本体12内に設置される。レセプタクル17は、輸送するべき物質を含む。
交換部材13は針15を運搬するように構成され、針15は物質を蠕動ポンプ1から投薬するように構成される。別の針16(図2を参照されたい)は、レセプタクル17に挿入されるように設けることができる。
レセプタクル17は、ピストンを備えることができる。このピストンは、レセプタクル17内で軸方向に可動であってよい。ばね29がピストンに力を及ぼして、ピストンの動きを容易にすることができる。それによって、物質がレセプタクル17からチューブ2内に吸い込まれたとき、レセプタクル17内に空気ポケットが発生しないことが可能である。
交換部材13は、蠕動ポンプ1の使用前に滅菌するべき蠕動ポンプ1の要素、すなわち、針15、16およびチューブ2を交換するための簡単かつ迅速な方法を提供する。
フラップによって交換部材13を主本体14にロックすることができる。このフラップは、交換部材13を主本体14から取り外すために開かなければならないことがある。このフラップは、塵または他の混入物がポンプ1に侵入し得ることを阻害するために、主本体12を閉じることができる。
図2は、図1の蠕動ポンプ1の分解組立図を示す。搬送スクリュ3は、2つの支承部20によって支持されている。搬送スクリュ3は、エンジン18によって駆動される。歯車19は、エンジン18と搬送スクリュ3の間の中間要素として設けられる。案内部材7が交換部材13と搬送スクリュ3の間に配置される。案内部材7はチューブ2のための切り取られた部分を備え、したがって、チューブ2は案内部材7を通って延びることができる。案内部材7は、圧搾要素5(図1を参照されたい)の動きを案内するように構成される。案内部材7は循環システム26を備える。循環システム26は、循環溝として構成することができる。圧搾要素5(図1を参照されたい)は、循環システム26内に案内することができる。
図3Aは、図1の蠕動ポンプ1の断側面図を示す。図3Aは搬送スクリュ3を示し、搬送スクリュ3は両側で支承部20によって支持され、回転軸21の周りで回転することが可能である。さらに、蠕動ポンプ1は少なくとも1つの圧搾要素5を備える。圧搾要素5は、案内部材7の循環システム26内に案内される。
搬送スクリュ3が回転すると、輸送方向4においてチューブ2に沿った圧搾要素5の動きを引き起こすことができる。搬送スクリュ3は、搬送スクリュ3の回転中にチューブに沿って輸送方向4に圧搾要素5を動かすように構成されたねじ山28を備える。チューブ2に沿って圧搾要素5が動く間、圧搾要素5は、区画においてチューブ2を圧搾する。圧搾要素5が輸送方向4に沿って動くにつれて、圧搾される区画も輸送方向4に動く。
好ましくは、圧搾要素5がチューブ2を圧搾するとき、圧搾要素5は搬送スクリュ3とチューブ2の間に設置される。圧搾要素5はキャリア要素6を備え、キャリア要素6は、圧搾要素5がチューブ2に沿って動かされるとき、搬送スクリュ3のねじ山28と接触する。好ましい一実施形態では、ポンプ1は複数の圧搾要素5を備える。
圧搾要素5がチューブ2に沿って動かされるとき、圧搾要素5は、チューブ2の1つの区画においてチューブ2を閉じるようにチューブ2を圧搾することができる。物質は、チューブ2の圧搾された区画から変位することができる。それによって、圧搾要素5の前に超過圧力が発生することがある。それによって、物質を輸送方向4に沿って前方に動かすことができる。圧搾要素5がチューブ2に沿って移動するとき、チューブ2は、もはや圧搾要素5の背面で圧搾されなくなる。圧搾要素5の背面とは、レセプタクル17の方に向けられる側面である。したがって、チューブ2は、圧搾要素5の背面において、元の圧搾されない直径まで拡張することができる。チューブ2が広がることによって、チューブ2内で吸い込み圧力を引き起こすことができる。それによって、新しい物質をレセプタクル17からチューブ2に引き込むことができる。
好ましくは、少なくとも1つの圧搾要素5は、常に、チューブ2を閉じるようにチューブ2を圧搾しており、したがって、輸送方向4と反対の方向における物質の逆流が阻害される。好ましくは、少なくとも2つの圧搾要素5が特定の時間にチューブ2に沿って輸送される。圧搾要素5は、弁として働くことができる。
図3Bは、圧搾要素5の詳細図を示す。圧搾要素5は、チューブ2上で転がり落ちるように構成された部材5aと、ばね5bとを備える。部材5aはボールであってよい。ばね5bは、ボールの圧力はチューブ2が閉じるまでチューブ2を圧搾するのに十分な大きさであるように、ボールをチューブ2に押し付けることができる。ボールは、チューブ2上で転がり落ちるように構成される。
図4は、少なくとも1つの圧搾要素5を案内するように構成された案内部材7の底面図である。案内部材7は、圧搾要素5が開始位置10から終了位置11まで進んで開始位置10に戻るように循環することができる循環システム26を備える。圧搾要素5は、チューブ2に沿って開始位置10から終了位置11まで搬送スクリュ3によって、具体的には搬送スクリュ3のねじ山28によって、輸送することができる。開始位置10は、循環システム26において、圧搾要素5が搬送スクリュ3のねじ山28によって持ち上げられる場所とすることができる。例示的な一実施形態では、開始位置10は、圧搾要素5がチューブ2と接触する、チューブ2の区画にあってよい。圧搾要素5は、終了位置11に到達するまでチューブ2に沿って動かされる。終了位置11は、圧搾要素5がチューブ2を出る、チューブ2の区画とすることができる。圧搾要素5が終了位置11に到達すると、圧搾要素5は、搬送スクリュ3のねじ山28から解放することができる。
具体的には、圧搾要素5が終了位置11に到達すると、圧搾要素5は、案内部材7の循環システム26内の開始位置10に戻される。終了位置11から開始位置10への圧搾要素5の輸送を容易にするために、戻し輸送機構27が設けられる。
戻し輸送機構27はレバー8を備える。圧搾要素5がその終了位置11にあるとき、レバー8には、レバーばね9によって予め力を加えることができる。レバーは、たとえばボルト22上で、枢動取り付けされてもよい。たとえばレバーばね9の圧縮によって張力をかけることは、圧搾要素5によって引き起こすことができる。開始位置10から終了位置11への圧搾要素5の輸送中、特に圧搾要素5がその終了位置11に到達したとき、レバー8は、レバーばね9が圧縮されるようにボルト22の周囲で回転することができる。特に、圧搾要素5はレバー8を動かすことができ、それによって、レバー8がレバーばね9を圧縮することができる。循環システム26は、チューブ2から遠ざかる曲線30を備えるので、圧搾要素5が終了位置11に到達すると、圧搾要素5がチューブ2を出ることができるようにすることができる。圧搾要素5がチューブ2を出ることができるとき、レバーばね9が弛緩することができるようにすることができ、したがって、レバーばね9がレバー8の動きを引き起こす。レバー8の動きは、レバー8が圧搾要素5をチューブ2から遠ざけるようなものである。
レバー8は、循環システム26の循環方向23における圧搾要素5の動きを引き起こすことができる。圧搾要素5は、循環システム26内の開始位置10の方へ戻される。好ましくは、開始位置10に戻る圧搾要素5の輸送中、圧搾要素5はチューブ2と接触しない。
好ましくは、案内部材7は、複数の圧搾要素5を終了位置11から開始位置10まで案内することができるように構成される。1つの圧搾要素5がレバー8によって終了位置11から遠ざけられるとき、この圧搾要素5は別の圧搾要素5に当接することができ、したがって、1つの圧搾要素5は別の圧搾要素5を循環方向23に押す。1つの圧搾要素5が開始位置10に到達すると、この圧搾要素5は搬送スクリュ3のねじ山28によって持ち上げられる。
図5は、図1の蠕動ポンプ1の部材の斜視図を示す。搬送スクリュ3は、回転軸21の周囲で方向24に回転させられる。それによって、チューブ2に沿った、圧搾要素5のうちの少なくとも1つの動きが引き起こされ、したがって、チューブ2は輸送方向4に沿って圧搾される。
1 蠕動ポンプ
2 チューブ
3 搬送スクリュ
4 輸送方向
5 圧搾要素
5a 部材
5b ばね
6 キャリア要素
7 案内部材
8 レバー
9 レバーばね
10 開始位置
11 終了位置
12 主本体
13 交換部材
14 チューブ案内具
15 針
16 針
17 レセプタクル
18 エンジン
19 歯車
20 搬送スクリュの支承部
21 搬送スクリュの回転軸
22 ボルト
23 圧搾要素の循環方向
24 搬送スクリュの回転
25 ハウジング
26 循環システム
27 戻し輸送機構
28 搬送スクリュのねじ山
29 ばね
30 曲線
31 チューブの軸

Claims (14)

  1. 輸送方向(4)に物質を輸送するためのチューブ(2)と、
    輸送方向に沿った該チューブ(2)の圧搾を行うことによって物質の輸送を引き起こすように構成された搬送スクリュ(3)と、
    圧搾要素(5)がチューブ(2)を圧搾しているときに、搬送スクリュ(3)とチューブ(2)の間に配置されたチューブ(2)を圧搾するための、該圧搾要素(5)の輸送方向における動きが搬送スクリュの回転によって引き起こされる、少なくとも1つの該圧搾要素(5)と
    を備える、蠕動ポンプ(1)。
  2. 圧搾要素(5)は、チューブ上で転がり落ちるように構成された部材(5a)を備える、請求項1に記載の蠕動ポンプ。
  3. 圧搾要素(5)は、圧搾要素(5)がチューブ(2)を圧搾するときに搬送スクリュ(3)と接触するキャリア要素(6)を備える、請求項1又は2に記載の蠕動ポンプ。
  4. 輸送方向(4)における圧搾要素(5)の動きが搬送スクリュ(3)の回転によって引き起こされるように構成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  5. 搬送スクリュ(3)は、力を圧搾要素(5)に加えることによって圧搾要素(5)をチューブ(2)に沿って輸送方向(4)に動かすように構成されたねじ山(28)を備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  6. 循環システム(26)を備えた、圧搾要素(5)を案内するための案内部材(7)を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  7. 圧搾要素(5)は、循環システム(26)内に開始位置(10)と終了位置(11)とを有し、ポンプ(1)は、ポンプ(1)の動作中に圧搾要素(5)が開始位置(10)から終了位置(11)まで輸送され、終了位置(11)から開始位置(10)まで戻るように構成される、請求項6に記載の蠕動ポンプ。
  8. 圧搾要素(5)は、搬送スクリュ(3)の回転によって開始位置(10)から終了位置(11)まで輸送可能であり、戻し輸送機構(27)によって終了位置(11)から開始位置(10)まで戻る、請求項7に記載の蠕動ポンプ。
  9. 戻し輸送機構(27)はレバー(8)を備える、請求項8に記載の蠕動ポンプ。
  10. レバー(8)は、圧搾要素(5)が終了位置(11)にあるときに搬送スクリュ(3)のねじ山(28)から圧搾要素(5)を解放するためにレバーばね(9)によって予め力を加えられるように構成される、請求項9に記載の蠕動ポンプ。
  11. 主本体(12)と、該主本体(12)に取り付け可能であるように構成された交換部材(13)とを備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  12. 交換部材(13)は、チューブ(2)を案内するためのチューブ案内具(14)を備える、請求項11に記載の蠕動ポンプ。
  13. 少なくとも1つの針(15)を備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  14. 医療用流体を輸送するように構成される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
JP2014531251A 2011-09-21 2012-09-21 蠕動ポンプ Pending JP2014528041A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11182226.8 2011-09-21
EP11182226 2011-09-21
PCT/EP2012/068694 WO2013041701A1 (en) 2011-09-21 2012-09-21 Peristaltic pump

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017128326A Division JP2017214927A (ja) 2011-09-21 2017-06-30 蠕動ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014528041A true JP2014528041A (ja) 2014-10-23

Family

ID=46934566

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014531251A Pending JP2014528041A (ja) 2011-09-21 2012-09-21 蠕動ポンプ
JP2017128326A Pending JP2017214927A (ja) 2011-09-21 2017-06-30 蠕動ポンプ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017128326A Pending JP2017214927A (ja) 2011-09-21 2017-06-30 蠕動ポンプ

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9695813B2 (ja)
EP (1) EP2764247B1 (ja)
JP (2) JP2014528041A (ja)
CA (1) CA2845248A1 (ja)
DK (1) DK2764247T3 (ja)
WO (1) WO2013041701A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103912480B (zh) * 2014-03-14 2016-08-17 东莞市知力自动化设备有限公司 蠕动泵的高精度输出控制方法及装置
US9987416B2 (en) 2015-01-09 2018-06-05 BioQuiddity Inc. Sterile assembled liquid medicament dosage control and delivery device
WO2016133912A2 (en) * 2015-02-16 2016-08-25 The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate Pump with external controlled compression and methods of pumping with external controlled compression
US10994116B2 (en) 2018-06-30 2021-05-04 Bioq Pharma Incorporated Drug cartridge-based infusion pump
US11338082B2 (en) 2019-09-04 2022-05-24 BloQ Pharma, Inc. Variable rate dispenser with aseptic spike connector assembly
CN110566443A (zh) * 2019-10-12 2019-12-13 卡川尔流体科技(上海)有限公司 一种螺旋式蠕动泵
IT202100015332A1 (it) * 2021-06-11 2022-12-11 Corequest Sagl Dispositivo di pompaggio peristaltico e apparecchiatura medicale, in particolare per dialisi, che lo incorpora

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145681U (ja) * 1989-05-16 1990-12-11

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US533575A (en) 1895-02-05 wilkens
GB369037A (en) 1931-04-22 1932-03-17 Yoshinobu Wada Improvements in or relating to a pumping apparatus for medical treatments
US2483924A (en) * 1946-06-10 1949-10-04 Moulinier Edmond Jean Pump
US3582234A (en) * 1969-07-14 1971-06-01 Technicon Corp Method and apparatus for the calibration of tubing to provide for a desired flow rate therethrough
JPH068371Y2 (ja) * 1986-12-01 1994-03-02 株式会社エステック 流体制御弁
JPH02145681A (ja) 1988-11-25 1990-06-05 Sanraizu Meisei Kk 湿気硬化型ウレタンシーリング材
US5226895A (en) 1989-06-05 1993-07-13 Eli Lilly And Company Multiple dose injection pen
GB9007113D0 (en) 1990-03-29 1990-05-30 Sams Bernard Dispensing device
ATE121953T1 (de) 1991-07-24 1995-05-15 Medico Dev Investment Co Injektor.
DK175491D0 (da) 1991-10-18 1991-10-18 Novo Nordisk As Apparat
US5279585A (en) 1992-02-04 1994-01-18 Becton, Dickinson And Company Medication delivery pen having improved dose delivery features
US5370510A (en) * 1992-06-12 1994-12-06 Bee Chemical Company Liquid metering system
US5320609A (en) 1992-12-07 1994-06-14 Habley Medical Technology Corporation Automatic pharmaceutical dispensing syringe
US5383865A (en) 1993-03-15 1995-01-24 Eli Lilly And Company Medication dispensing device
ZA941881B (en) 1993-04-02 1995-09-18 Lilly Co Eli Manifold medication injection apparatus and method
US5582598A (en) 1994-09-19 1996-12-10 Becton Dickinson And Company Medication delivery pen with variable increment dose scale
WO1996027400A1 (en) 1995-03-07 1996-09-12 Eli Lilly And Company Recyclable medication dispensing device
US5688251A (en) 1995-09-19 1997-11-18 Becton Dickinson And Company Cartridge loading and priming mechanism for a pen injector
US5674204A (en) 1995-09-19 1997-10-07 Becton Dickinson And Company Medication delivery pen cap actuated dose delivery clutch
DE19729612C2 (de) 1997-07-10 2001-05-17 Doering Gmbh Peristaltikpumpe
DE19730999C1 (de) 1997-07-18 1998-12-10 Disetronic Licensing Ag Dosierknopfsicherung an einer Vorrichtung zur dosierten Verabreichung eines injizierbaren Produkts
US5957896A (en) 1997-08-11 1999-09-28 Becton, Dickinson And Company Medication delivery pen
PL191327B1 (pl) 1998-01-30 2006-04-28 Novo Nordisk As Strzykawka do podawania ustalonych dawek lekarstwa z naboju
US6221053B1 (en) 1998-02-20 2001-04-24 Becton, Dickinson And Company Multi-featured medication delivery pen
US6096010A (en) 1998-02-20 2000-08-01 Becton, Dickinson And Company Repeat-dose medication delivery pen
US6248095B1 (en) 1998-02-23 2001-06-19 Becton, Dickinson And Company Low-cost medication delivery pen
WO2001010484A1 (en) 1999-08-05 2001-02-15 Becton, Dickinson And Company Medication delivery pen
GB0007071D0 (en) 2000-03-24 2000-05-17 Sams Bernard One-way clutch mechanisms and injector devices
US6663602B2 (en) 2000-06-16 2003-12-16 Novo Nordisk A/S Injection device
US6899699B2 (en) 2001-01-05 2005-05-31 Novo Nordisk A/S Automatic injection device with reset feature
EP2258424B1 (en) 2001-05-16 2013-01-30 Eli Lilly and Company Medication injector apparatus
DE10246469A1 (de) 2002-10-04 2004-04-15 Applica Gmbh Pumpvorrichtung
GB0304823D0 (en) 2003-03-03 2003-04-09 Dca Internat Ltd Improvements in and relating to a pen-type injector
US20050271531A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-08 Brown William R Jr Oral care device
DE102004063645A1 (de) 2004-12-31 2006-07-20 Tecpharma Licensing Ag Vorrichtung zur dosierten Verabreichung eines fluiden Produkts mit Entkopplung für einen Behältniswechsel
JP2007138786A (ja) 2005-11-16 2007-06-07 Ebara Corp マイクロポンプ
US8647309B2 (en) 2008-05-02 2014-02-11 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Medication delivery device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145681U (ja) * 1989-05-16 1990-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
US20140241923A1 (en) 2014-08-28
US20170096994A1 (en) 2017-04-06
US9695813B2 (en) 2017-07-04
EP2764247A1 (en) 2014-08-13
WO2013041701A1 (en) 2013-03-28
JP2017214927A (ja) 2017-12-07
DK2764247T3 (en) 2017-07-10
US10309387B2 (en) 2019-06-04
CA2845248A1 (en) 2013-03-28
EP2764247B1 (en) 2017-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017214927A (ja) 蠕動ポンプ
US20150290389A1 (en) Medical pump and method of operating the same
JP6584582B2 (ja) 薬物送達デバイスのピストンロッド本体用支承部、ピストンロッド配置、およびピストンロッド本体
JP6434521B2 (ja) 針挿入装置用の駆動機構
JP2017223234A (ja) 蠕動ポンプ
JP6298047B2 (ja) 薬物送達デバイス
JP2017196465A (ja) 蠕動ポンプおよび蠕動ポンプを用いて物質を輸送する方法
JP2016525404A (ja) 薬物送達デバイスの駆動ユニット
JP6556152B2 (ja) 流体を投与するための針
JP6635919B2 (ja) 医療デバイス用のプライミング構成(priming configuration)およびプライミング構成を含む薬物送達デバイス
JP2015521510A (ja) 薬物容器および薬物送達デバイス
JP6412939B2 (ja) 薬物送達デバイス
JP2015511157A (ja) 薬物送達デバイス用のばねアセンブリ(springassembly)
JP6496316B2 (ja) 薬物送達デバイスのハウジング
JP2018527109A (ja) 薬物送達デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170228