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高温絶縁テープ及びそれに覆われた電線又はケーブル
本発明は、掘削又は採掘、商業又は軍事、航空宇宙及び航海用途、並びに自動車、電車及び運輸等の厳しく過酷な条件で使用する、耐火性も有する高性能の耐高温電線及びケーブルに関する。このようなケーブルは、腐食物質、気圧又は火や、極端な温度にさらされる。高性能電線は、導電体や光ファイバ等の機能性芯と、1層以上の絶縁・保護コーティングとからなるのが一般的である。多くの場合、電線は小径であることが要求されるので、これらのコーティングは可撓性を有するべきであるが嵩張ってはならない。このような小径の高性能電線は、薄い単一層又は多層のテープの巻回、押出し成形、又はこれらの技術の組合せで形成される。
ポリ四フッ化エチレン(PTFE)及びポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の多様なタイプのポリマを電線及びケーブルのシースに使用することが知られている。PTFEは、高い軟化点、低摩擦係数、良好な電気絶縁特性を有し、極めて頑丈で化学的に不活性であるという利点を有する。
PEEKは、良好な難燃性、煙があまり出ない自己消火性を有するので、電線及びケーブルのシースでの使用が増大している。PEEKはまた、良好な伸び、膜等の薄い部分での良好な可撓性、並びにカットスルー及び摩耗に対する良好な機械抵抗特性を有する。しかし、アークトラッキングや、アセトン、強酸の影響を受け易い。
欧州特許出願公開第572177号明細書は、多孔質PTFE及びPEEKの絶縁積層を開示する。この目的は、高い機械的強度、耐熱性、耐化学薬品性、低い誘電定数を有する軽量の、機体電線絶縁用の可撓性絶縁材料を提供することである。
耐超高温性と共に耐火性を有する、電線及びケーブル用の絶縁物に対する需要がある。このような難燃性を与える一つの方法は、ポリママトリクス内に分散した、典型的な血小板状の雲母粒子を具備するコーティングを塗布することである。例えば、特開2003−100149号公報には、耐火ケーブルをコーティングするために、シリコーン樹脂内での雲母微粉末及びガラス原料の分散を使用することが開示されている。
しかし、雲母はコスト高となるので、ケーブルシースの雲母含有量を低減する必要がある。例えば、特開2006−120456号公報は、引張強度及び寸法的安定性を与えるためのガラステープと、耐熱性、電気特性及び接着性を与えるためのシリコーンテープとを組み合わせることにより、雲母の使用を回避しようとしている。
特開2000−11772号公報は、水酸化アルミニウム及び雲母粉末で混合された架橋シリコーンゴム製の耐火コーティングを開示する。
また、厚さが薄いシースを用いることにより達成可能な、小径の電線及びケーブルに対する要求事項もある。
英国特許出願公開第2460686号明細書は、機能性芯及びシースを有する電線を開示する。シースは、シリコーン等のポリママトリクス内に分散された雲母粒子と、巻回されたPEEK膜と、PEEK又は別のポリマの外部コーティングとを具備する内部難燃性層を有する。このようにして、必要とされる温度及び難燃性は、好適には100μmを超えない厚さを有する、3層の内の1層に閉じ込められた雲母で得られる。
国際公開第89/00757号パンフレットは、良好な電気的及び機械的特性を有する電線を開示する。この電線は、導体を取り囲む無機アーク制御層、このアーク制御層を取り囲む芳香族ポリマを具備する絶縁層、及びこの絶縁層を取り囲む第2トラッキング制御層を有する。電線は、ドライアーキング及びウエットトラッキングに対して良好な抵抗を示す。
しかし、良好な絶縁性及び高い耐熱性に加えて、特に高温での機械的特性が向上した電線及びケーブルに対するニーズが残っている。
本発明の第1態様によれば、好適には高い耐熱性を有すると共に難燃性をも有し、雲母粒子が分散されたポリママトリクスの絶縁第1層と、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を含む第2構造層との積層又は共押出し成形物を具備する複合絶縁テープが提供される。ここで、これらの層の少なくとも一方の層の表面であって、他方の層とは反対側の層の表面は、フルオロポリマ膜でコーティングされている。
フルオロポリマのコーティングは、第1層の反対側の第2層の表面や、第2層の反対側の第1層の表面に付けられてもよい。フルオロポリマ層は、例えばPTFE、PFE又はFEPベースであり、コーティングとしての用途を含む多様な手段で付けることができる。
本発明に係るテープは、絶縁シースとして電線又はケーブルに巻回することにより、取り付けることができる。このため、本発明の別の態様によれば、芯及び以下のポリマ製シースを具備する電線又はケーブルが提供される。すなわち、
(a)芯により近い第1層で芯の周囲に巻回された上述した複合絶縁テープと、
(b)フルオロポリマの巻回された又は押出し成形された外層とを具備するシースである。
絶縁第1層は、ポリマシロキサン等のポリママトリクス内に分散された雲母を具備する。
特に複合テープが巻回テープの第2層上にフルオロポリマコーティングを有する場合、押出し成形されたフルオロポリマ外層の取付けの前に、接着タイ層を付けると有利である。タイ層に適した材料は、エポキシ、又はマレイン機能化されたフッ化エラストマ、より好適にはPFA又はPTFE等の機能化されたフルオロポリマである。接着タイ層は、押出し成形や、ディップコーティング等の他のコーティング法により塗布することができる。さらに或いは代わりに、巻回された複合テープの第1層及び第2層を溶融させるために、フルオロポリマ外層の取付けの前に、加熱工程又は焼結工程が実行される。
テープが電線に取り付けられる際に内層や外層を形成するフルオロポリマコーティングの利点は、絶縁性の増大及び電線接続のための絶縁体の剥取り性の向上である。
テープが巻回される導体付近に内層を形成する、雲母含有の第1層に付けられたコーティングの別の利点は、優れた電気特性、特に絶縁性の増大及びドライ又はウエットアークトラッキングに対する抵抗性である。
PEEK層上にこのようなコーティングを有する巻回テープで絶縁された電線の外部上のフルオロポリマコーティングの場合、フルオロポリマ層は、溶融し均一層を形成するよう加熱することができる。
シースを被った電線又はケーブルに付けられたフルオロポリマ外層(b)は、付加的強度、耐化学薬品性、可撓性や難燃性を与える。また、主に巻回された電線に典型的な表面の凹凸を無くすことにより、耐摩耗性を向上させることができる。この外層は、例えばポリ四フッ化エチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリエチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、ポリフルオロアルコキシ(PFA)、或いはこれらの共重合体、混合物からなる。この外層は、好適には350〜420℃の温度で固定され、溶融され又は焼結される。
テープの第2構造層は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、或いは少なくとも50%、好適には65%のPEEKを含む混合物からなる。PEEKは、他のポリアリールエーテルケトンと混合されてもよい。これらは、酸素原子又はカルボニル基によりいくつかが架橋された芳香環の鎖を具備する。これらの多くは、PEEKより高い融点及びガラス転移点を有する。
PEEK混合物層の一部を形成可能なPEEKの例は、以下の表1に列記される。ここで、Eはエーテルを表し、Kはケトンを表し、Φはベンゼン環を示す結果、例えばPEKKはポリエーテルケトンケトンであるというように、ポリマは省略された名前で識別される。融点(Tm)及びガラス転移点(Tg)も示される。混合するのに好適なポリマは、ケトンの連鎖及び他の連鎖の割合が1:1以上であるポリマであり、これらの化合物はより高いTm及びTgを有する。
Figure 2014525846
PEEKと混合される他のポリマには、五員環と縮合した六員環を含有する複素環単位、例えばポリイミド、ポリベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ポリベンゾチアゾール、及びこれらの共重合体からなるポリマがある。
PEEK第2層は、25〜100μmの厚さ、より好適には25〜75μmの厚さを有する。いくつかの実施形態において、テープ(a)及びフルオロポリマ層(b)の各巻回は25〜50μmの厚さを有する。
高度の難燃性を有する厚い層を要する電線及びケーブルに関しては、特に雲母含有ポリマが必要とされるであろう。内側及び外側のフルオロポリマコーティングは、使用時に、好適には2〜25μmの厚さを有する。
上述したテープは、多数の異なるタイプの芯、特に導電性の電線又はケーブル、例えばニッケルコート、錫コート又は銀めっきされた銅、アルミニウム、典型的には銅クラッドアルミニウム、銀又は鉄に付けることができる。他の目的については、カーボン繊維製芯、ポリマ製芯又はセラミック製芯等の非金属製芯が使用可能である。ケーブルは、単芯でも多芯でもよいし、ツイストペアの電線、多数の撚り線の芯又は編組であってもよい。これらの芯のいずれも、銅、ニッケル、錫又は銀でコーティングされてもよい。
本発明に係る絶縁電線が、PEEK及び他のポリマを含有する複合テープを巻回することでどのように作成できるかを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る多層コーティングされた電線を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコーティングされた電線を示す断面図である。 本発明の別の実施形態に係る複合テープの拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
最初に図1を参照すると、例えばニッケル、銀、錫又はアルミニウムでコーティングされている又はされていない銅、銅クラッド、鉄、或いはカーボン繊維又はセラミック繊維等の非金属ケーブルであってもよい撚り線導体10は、巻回及び押出し成形により取り付けられた3層のシースを有する。複合テープ20は、巻回コーティング16を形成するよう芯に螺旋状に巻回される。
複合テープは、内部に血小板状雲母が分布する例えばシリコーン製の第1層24を具備する。芯10に最も近い表面は、PTFE等のフルオロポリマ製のコーティング25を有する。
第1層24の反対側には、PEEK、或いはPEEKの混合物である第2層26が積層されている。
最後に、例えば押出し成形又はテープの巻回によりフルオロポリマの外層28が取り付けられる。図1において、この層は押出し成形されているものとして図示されているが、第1層24及び第2層26を有する複合膜として巻回されてもよい。
第1層24及び第2層26は、好適には芯の周囲を40〜70%、好適には48〜58%重なり合った状態で螺旋状に巻回される。
図2は、例えば図1に関して説明したように、3層シースが導体10の周囲に取り付けられたケーブルの断面図である。導体を直に取り囲む第1層24は、絶縁性及び可能であれば難燃性を与える雲母含有シースである。この層は、例えば雲母含有シリコーンであってもよい。この層は、導体に隣接する内面にフルオロポリマのコーティング25を有する。
第2層26は、25〜100μmの厚さを有するPEEKからなる。このPEEKは、単体で、或いは他のポリマとの混合物として使用される。混合物は、PEEKを少なくとも50%、より好適には65%含有すべきである。
外層28は、第1層及び第2層を有する複合テープの一部として押出し成形されるか、巻回されることができる。この層は、封入層を提供してケーブルに対する追加保護層を形成する。この層として上述した任意のポリマ、ポリマ混合物を用いることができる。例えば、PTFEを焼結し、航空宇宙市場で要求される並外れた耐化学薬品性を提供してもよい。
本実施形態における雲母含有ポリマ及びPEEKの相乗作用のある組合せにより、潜在的な軽量及び小さな全径を有しながら耐熱性が高く耐火性のある電線を提供することができる。雲母は、1000℃までの耐火性及び絶縁性を提供することができ、PEEKとの組み合わせにより、高温における耐カットスルー性、不燃特性、及び低い煙排出を含む向上した機械的特性を提供する。高温焼結を含む製造工程は、PEEK構造層における半結晶化を支持しなければならない。
2つの層24,26は、図1にあるように、図1に示されたテープからの予め形成された単一の複合巻回層として取り付けられる。雲母層は、コーティング内層25と共に、シリコーン又はポリマシロキサン等のポリママトリクス内に分散された雲母粒子を具備する。フルオロポリマ外層28については、内容量の範囲が上述した実施形態のものと同じであってもよい。繰り返すが、外層は焼結されてもよい。
図3に示されるように、巻回された複合膜36は、多様な電線又はケーブルの構造用に構造層として用いることができる。これは、別のポリマ絶縁体を有する導体、カテゴリ7ケーブル等の1対のツイストペア又は4つ1組のツイストペア等の編組付き又は編組無しの完全なケーブル構造を含む。図3に示された実施形態において、本発明のコーティングは、シリカ等のマトリクス内の雲母粒子の難燃性すなわち耐火性の絶縁内層32、PEEKポリマ又はポリマ混合物の中間層34、及びPEEK層上のフルオロポリマ外膜37を具備する本発明に係る巻回されたテープで3芯ケーブル30の周囲に形成される。シースは保護外層38により完成する。これは、押出し成形又は巻回により付けられ、上述した実施形態の保護層と同じ範囲から選択された組成を有することができる。
保護シースをより頑丈にすると共に耐化学薬品性を向上させるために、本発明の電線又はケーブルの周囲のシースは、好適には高温で、好適には不活性雰囲気内で、電子ビーム放射により架橋してもよい。
最後に、シースは、170〜300℃で好適には24時間を上限とする少なくとも12時間、アニーリング工程にさらされてもよい。
次に、図4を参照して、本発明の別の一実施形態に係る複合ケーブルを説明する。ここで、第1層及び第2層は、それぞれ44及び46の番号が付与される。これらは、図1ないし図3の実施形態の対応する層と同じ組成を有する。
本実施形態において、フッ化炭素コーティング45は、導体の周囲にテープを巻回することにより形成されるコーティングの内側にある第2層とは反対側の第1層の面に付けられる。第2フッ化炭素コーティング47は、第1コーティング44とは反対側の第2コーティング46に付けられる。このため、これは巻回された膜の外層に連続し、その上にはフルオロポリマの別の保護外層が巻回又は押出し成形により付けられる。
本発明の複合テープは、好適にはモジュラーの形状である。雲母層は、電気絶縁性に加えて難燃性特性の増大を比例して与えるよう厚さを増大させることができる。この層の好適な厚さは多くの目的では50μmを超えないが、電線全径を最小に保つために、難燃性が必要な場合には、この層の厚さは50μm以上の例えば50〜100μmの範囲であってもよい。この層の厚さ又は他の層も、個々の要求事項に適合するよう調整されてもよい。
10 芯
16 巻回コーティング(ポリマ製シース)
20 複合絶縁テープ
24 第1層
25 コーティング
26 第2層
28 外層(ポリマ製シース)
44 第1層
46 第2層
47 第2フッ化炭素コーティング(層)

Claims (12)

  1. 雲母粒子が分散されたポリママトリクスの絶縁第1層(24)と、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、又はPEEKを少なくとも50%含有する混合物からなる第2層(26)との積層又は共押出し成形物を具備する複合絶縁テープ(20)であって、
    前記第1層の表面は、フルオロポリマ製のコーティング(25)を有し、
    前記第1層とは反対側の前記第2層の表面はフルオロポリマの外層(28)を有することを特徴とする複合絶縁テープ。
  2. 前記第2層は、PEEKを少なくとも65重量%含有する混合物を具備することを特徴とする請求項1記載の複合絶縁テープ。
  3. 前記第2層のPEEKは、別のポリアリールエーテルケトンと、又は五員環と縮合した六員環を含有する複素環単位のポリマと混合されていることを特徴とする請求項2記載の複合絶縁テープ。
  4. 芯(10)及びポリマ製シース(28)を具備する電線又はケーブルであって、
    前記シースは、
    前記芯により近い前記第1層を有する、前記芯の周囲に巻回された請求項1ないしのうちいずれか1項記載の複合絶縁テープ(20)を具備することを特徴とする電線又はケーブル。
  5. 前記外層は焼結されていることを特徴とする請求項記載の電線又はケーブル。
  6. 前記シース全体が焼結されていることを特徴とする請求項4又は5記載の電線又はケーブル。
  7. 積層された複合絶縁テープ(20)が40〜70%重なり合った状態で芯上に螺旋状に巻回されていることを特徴とする請求項ないしのうちいずれか1項記載の電線又はケーブル。
  8. 重なり合いは48〜58%であることを特徴とする請求項記載の電線又はケーブル。
  9. 前記外層は、前記複合絶縁テープの一層として前記芯の周囲に巻回されていることを特徴とする請求項ないしのうちいずれか1項記載の電線又はケーブル。
  10. 前記外層は押出し成形により形成されてことを特徴とする請求項ないしのうちいずれか1項記載の電線又はケーブル。
  11. 前記第1層、前記第2層及び前記外層の各々は25〜100μmの厚さを有することを特徴とする請求項ないし10のうちいずれか1項記載の電線又はケーブル。
  12. 前記第1層、前記第2層及び前記外層の各々は25〜50μmの厚さを有することを特徴とする請求項ないし10のうちいずれか1項記載の電線又はケーブル。
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