JP2014523687A - プログラマブル・クラスタをもつピクセルのマトリクス - Google Patents

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Abstract

本発明は、行および列に編成されたピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))のマトリクス(10; 20; 30)を含む撮像装置および前記装置を実現する方法に関する。本発明によれば、それぞれの現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))は、以下を含む:
・ 現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))を同一行の後続ピクセル(P(i,j+1); Q(i,j+1); R(i,j+1); X(i,j+1); Y(i,j+1))とグループ化することを可能にする行グループ化スイッチ(B(i,j))
・ 現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))を同一列の後続ピクセル(P(i+1,j); Q(i+1,j); R(i+1,j); X(i+1,j); Y(i+1,j))とグループ化することを可能にする列グループ化スイッチ(A(i,j))、および
・ 2つのグループ化スイッチ(A(i,j), B(i,j))の状態、オンまたはオフを規定することを可能にする格納手段(M(i,j); U(i,j); V(i,j))。

Description

本発明は、撮像装置およびその装置を実現する方法に関する。本発明は、検知装置における撮像のために実現することができる。この種類の装置は、一般的にマトリクスまたはストリップとして配置される非常に多くのピクセルと言われる感知点を含んでいる。
本発明は、可視映像の作成に有用であるが、この分野には限定されない。本発明においては、用語、撮像は、広い意味に理解するべきである。たとえば、圧力または温度のマッピングあるいは化学または電位ポテンシャルの2次元表現さえ作成することが可能であろう。これらのマッピングまたは表現は、物理量の映像を形成する。
検知器では、ピクセルは、検知器の基本的感知素子を表す。各ピクセルは、そのピクセルのさらされた物理的現象を電気信号に変換する。種々のピクセルから得られた電気信号をマトリックス読み取り段階において収集し、次にデジタル化することにより映像形成のための処理および格納を可能にする。これらのピクセルは、物理現象を感知し、電荷の流れを与える領域から形成される。この物理現象は、電磁放射とすることができ、その結果、本発明は、この種類の放射の手段により説明される。また、電荷の流れは、感知領域により受け取られた光子流の関数である。任意の撮像装置への一般化は、容易である。
光感知領域は、一般的に光感知素子または光検知素子を含むが、これらは、たとえば、フォトダイオード、フォトレジスタまたはフォトトランジスタとすることができる。数百万個のピクセルに達し得る大きな寸法の光感知マトリクスも存在する。各ピクセルは、光感知素子および、たとえばスイッチ、コンデンサ、抵抗器からなり、下流にアクチュエータを従える電子回路から構成される。光感知素子および電子回路から構成されるこの組立品は、電荷を発生すること、およびそれらを集めることを可能にする。この電子回路は、一般的に、各ピクセルに集められた電荷を電荷転送後にリセットすることを可能にする。アクチュエータの役割は、回路により読み取り電極中に集められた電荷を転送またはコピーすることである。この転送は、アクチュエータが命令を受け取ったときに行われる。アクチュエータの出力は、ピクセルの出力に対応する。
この種類の検知器では、ピクセルは、2つの段階に従って動作する。すなわち、ピクセルの電子回路が光感知素子により生成された電荷を蓄積する撮像段階、および収集された電荷がアクチュエータにより読み取り電極に転送されるかまたはコピーされる読み取り段階である。
撮像段階中、アクチュエータはパッシブであり、そして、収集された電荷が光感知素子とアクチュエータ間の接続点の電位を変更する。この接続点は、ピクセル電荷収集ノードまたは、より簡単には、ピクセル・ノードと呼ばれる。読み取り段階中、アクチュエータはアクティブとなり、光感知点に蓄積された電荷を解放して転送またはコピー、より詳しくはピクセルのノードの電位をアクチュエータの下流に位置する検知器の読み取り回路にコピーする。
パッシブ・アクチュエータは、読み取り回路と電気的に接触していないアクチュエータと解するべきである。したがって、アクチュエータがパッシブである場合、ピクセルに収集された電荷は、読み取り回路に転送されることもそれにコピーされることもない。
アクチュエータは、クロック信号により制御されるスイッチとすることができる。それは、一般的にトランジスタである。それは、フォロワ回路またはピクセルに収集された電荷を読み取り回路に参照させるかまたは転送することを可能にする任意のその他の装置、たとえば、頭字語CTIA(Capacitive Trans Impedance Amplifier(容量性トランスインピーダンス増幅器))として知られる装置とすることもできる。
この種類のピクセルは、放射線映像の検知のために医療分野または工業分野における非破壊検査の分野において、イオン化放射の撮像および特にX線放射またはγ線放射の検知器のために使用することができる。一部の検知器では、光感知素子は、可視または近可視電磁放射の検知を可能にする。これらの素子は、検知されるべき検知器への入射放射を殆どまたはまったく感知しない。そこでシンチレータと呼ばれる放射変換器を使用して入射放射、たとえばX線放射をピクセル中に存在する光感知素子が感知する波長の帯域の放射に変換する。
ますます広く使用されている別の種類の検知器によると、検知器材料は、検知されるべき放射、たとえばX線またはガンマ線を感知する半導体である。検知器における放射の相互作用により、電荷担体が生ずる。相互作用により発生した電荷をピクセル・ノードと呼ばれるターミナルにおいて収集する。
撮像段階中、各光感知素子により受け取られた光子の形態の電磁放射は、電荷(電子/正孔の対)に変換され、そして、各ピクセルは、一般的にこれらの変換を蓄積してピクセルノードの電圧を変えることを可能にするコンデンサを含んでいる。この容量は、光感知素子に固有のものとすることができるが(その場合、それは漂遊容量と呼ばれる)、または光感知要素に並列に接続されるコンデンサの形態で追加することもできる。
一般的に、ピクセルは個別に読み取られる。マトリクスは、たとえば、マトリクスのピクセルの各列に関する読み取り電極を含むことができる。この場合、読み取り命令は、マトリクスの同一の行のすべてのアクチュエータに送られ、そしてこの行のピクセルのそれぞれは、その電気的情報、電荷、電圧、電流、周波数等をそれが関連する読み取り電極に転送することにより読み取られる。
多数のピクセルをまとめて読み取るためにグループ化することが必要になることがある。このグループ化は、マトリクス読み取り速度を上げるために、または読み取られる各素子の信号対雑音比を改善するためにさえ有益たり得る。グループ化されたピクセルは、グループ化されたピクセルからの電気的情報を集約するかまたは平均する動作を行う手段をもつこともできる。これらの手段は、アナログまたはデジタルのいずれとすることもできる。
以下においては、電気的情報がピクセル中のアナログ形態において、同一の値のコンデンサに蓄えられた電荷の数量の形態で利用可能な場合について記述する。自明のことであるが、本発明は、ピクセルのそれぞれにおいて生成された電気的情報の任意の形態について実現できる。
隣接ピクセルを4群または8群にグループ分けするマトリクスがすでに開発されている。平均化動作を行う手段は、隣接ピクセルのコンデンサを接続するグループ化スイッチのみである。これらのスイッチは、マトリクスの行または列の電極により制御され、各スイッチのオン状態またはオフ状態を設定する。電極の個数を限定するために、実現可能なグループは、あらかじめ定められる。1つの電極は、数個のスイッチの状態を設定できる。たとえば、一つおきの行に配置されている一連の電極は、マトリクスのすべてのピクセルの2つ1組のグループ化を可能にする。4つ1組のグループ化を行うためには、2つの隣接対のグループ化を可能にする別のグループ化スイッチ制御電極を追加する必要がある。
可能なグループ化構成を増やしたい場合、ただちに電極数が増加するが、これはマトリクスのルーティングを複雑化し、かつ、光感知素子のために利用できるスペースを低減する。グループ化スイッチあたり1つの電極の設置を必要とする可変グループ化を行うことは、殆ど不可能である。
この種類の実現も一定のピクセルが不良の場合に制約をもたらすが、これは、非常に多くのピクセルを含むマトリクスの場合にしばしば起こり得ることである。それは、たとえば、非常に雑音の多いピクセルまたは電源と短絡しているピクセルである。このピクセルからの誤った情報または情報脱落は、次にその隣接ピクセルからの情報項目の平均により置き換えられる。しかし、この不良ピクセルがピクセルのグループを汚染または破壊した場合、その受け容れはさらに困難となるが、その汚染または破壊がより大きなグループに拡大するならば、なおさら困難である。
本発明は、スイッチのグループ化がプログラム可能なピクセルのマトリクスを提案することにより上述した問題のすべてまたは一部を軽減することを目的とする。
この目的のために、本発明の主題は、行または列に編成されたピクセルのマトリクスを含む撮像装置であり、この装置は、マトリクスのそれぞれの現ピクセルが以下を含むことを特徴とする。
・ 現ピクセルが属する行に次のピクセルが存在する場合に現ピクセルと同一行の次のピクセルのグループ化を可能とする行グループ化スイッチ
・ 現ピクセルが属する列に次のピクセルが存在する場合に現ピクセルと同一列の次のピクセルのグループ化を可能とする列グループ化スイッチ
・ 2つのグループ化スイッチの状態、オンまたはオフを規定することを可能にする格納手段。
例示として与えられる実施形態の詳細記述を読了することにより、本発明の理解は容易となり、また、その他の長所が明らかとなるであろう。この説明は添付図面により図示されているが、その内容は次のとおりである。
本発明によるピクセルのマトリクスの例を示す。このマトリクスでは、ピクセルのそれぞれの読み取りから収集される電気情報は、電圧である。 本発明によるピクセルのマトリクスの別の例を示す。このマトリクスでは、ピクセルのそれぞれの読み取りから収集される電気情報は、電荷である。 図2のマトリクスの種々の列電極を通過する電荷を追加または平均する手段の例を示す。 図2のマトリクスの変形を示す。 本発明によるマトリクスの例を示す。この例では、ピクセルは、シフト・レジスタを含んでいる。 ピクセルがシフト・レジスタを含む本発明によるマトリクスの別の例を示す。 ピクセルのグループ化のいくつかの例を示す。
簡明を記するために、種々の図において、同一の要素には同一の参照番号を付した。
図1は、4行および4列に分布されている16個のピクセルP(i,j)を含むマトリクス10を示す。この図では、行および列は、それらのランク、すなわち、行についてはi、列についてはjにより識別される。ピクセルP(i,j)は、有利なことにすべて同じであり、それは、マトリクスの製造を単純化する。本発明がこの大きさのマトリクスに限定されないことは自明である。より多くのピクセルをもつマトリクスは、しばしば存在するが、本発明はそのようなマトリクスにおいても実施できる。
各ピクセルP(i,j)は、たとえば、電磁放射などの物理現象を感知する素子を含んでいる。この現象は、提示した例において、電荷に変換される。感知素子は、図1において、簡略化された方法により、コンデンサC(i,j)により表されている。それは、物理現象の変換から得られた電荷を蓄積することを可能にする。前述したとおり、数量化される電磁放射の例では、感知素子はフォトダイオードとすることができ、そしてコンデンサC(i,j)はその漂遊容量またはフォトダイオードに並列に接続できる追加容量を表す。これらの容量に放射の変換から得られた電荷が蓄積する。コンデンサC(i,j)の第1電極は、マトリクス10の地気に接続される。コンデンサC(i,j)の第2電極の電位は、蓄積された電荷の関数として変化する。この第2電極は、ピクセルのノードを形成する。上述したように、物理現象は、感知素子によりたとえば電圧、電流または周波数などの他の種類の電気情報に変換することができる。
図1の例では、各ピクセルP(i,j)は、ピクセルの出力においてコンデンサC(i,j)に蓄積された電荷に対応する電圧をコピーすることを可能にする電圧フォロワS(i,j)および読み取り段階中に電圧フォロワS(i,j)により供給された電圧をマトリクス10の列電極Col(j)に転送することを可能にするアクチュエータT(i,j)を含んでいる。アクチュエータT(i,j)は、マトリクス10の行電極Phi−ligne(i)により制御される。フォロワS(i,j)は、その入力においてピクセルP(i,j)のノードに接続されている。
マトリクス10は、マトリクス10の行Phi−ligne(i)中の種々の電極を駆動する行アドレス指定レジスタ11およびアクチュエータT(i,j)がオンになったときに列Col(j)列中の種々の電極に存在する電圧を収集する列読み取りレジスタ12も含んでいる。
各ピクセルP(i,j)は、それと次の列に位置する同一行のピクセルP(i,j+1)のグループ化を可能にする行グループ化スイッチB(i,j)およびそれと次の行に位置する同一列のピクセルP(i+1,j)のグループ化を可能にする行グループ化スイッチA(i,j)を含んでいる。
グループ化スイッチA(i,j)およびB(i,j)は、関係する種々のピクセルP(i,j)のコンデンサC(i,j)をピクセルP(i,j)のそれぞれのノードにおいて接続することを可能にする。
前述したように、有利なことに、ピクセルP(i,j)は、マトリクスを製造するためのマスクの定義を単純化するために、すべて同じである。この前提が与えられるので、最終行のピクセルも行グループ化スイッチB(i,j)を含む。同様に、最終列のピクセルも、列グループ化スイッチA(i,j)を含む。これらのスイッチは不要であり、かつ、次のピクセルが存在しないので、それに接続されない。
各ピクセルP(i,j)は、2つのグループ化スイッチA(i,j)およびB(i,j)の状態オンまたはオフを規定することを可能にする格納手段M(i,j)も含む。より具体的には、格納手段M(i,j)は、2つの2進格納位置をもっており、それらの各位置にスイッチA(i,j)およびB(i,j)の1つの状態が格納される。各格納位置は、たとえば、フリップフロップを含む。グループ化スイッチA(i,j)およびB(i,j)は、たとえば、それらのゲートにより駆動される電界効果トランジスタである。格納位置のそれぞれの出力が関連スイッチのゲートを駆動する。この目的のために、図1において、格納位置のそれぞれに、関連グループ化スイッチA(i,j)またはB(i,j)の識別子が描かれている。
必要な情報を格納するための格納手段M(i,j)へのアクセスは、図1には図の簡素化のために描かれていない。アドレス指定は、アドレス指定されたピクセルP(i,j)を識別することを可能にする行および列の電極の手段により行うことができる。各ピクセルP(i,j)は、それぞれ、行アドレス指定電極および列電極に接続されている2つの入力をもつANDセルを含むことができる。ANDセルの出力は、したがってプログラムされるピクセルを規定する。行または列においてルーティングされ得る追加電極は、格納されるべきデータを格納位置のそれぞれに運ぶことを可能にする。したがって、各格納位置のためであり、かつ、すべてのピクセルP(i,j)に共通のデータ電極が存在する。アドレス指定電極およびデータ電極は、レジスタ11および12により駆動される。
数個の隣接ピクセルP(i,j)のグループ化は、グループ化のピクセル群の種々のコンデンサC(i,j)をそれぞれのノードにおいて接続することにより行われる。この接続は、グループ化されたこれらの種々のピクセル・ノードP(i,j)の電位を平均化する。したがって、グループ化の種々のフォロワS(i,j)の出力において利用可能な電圧は等しく、かつ、マトリクス10の読み取り段階において、グループ化の電圧フォロワS(i,j)のうちの任意の1つを選択して、それを、保持されているピクセルP(i,j)の電圧フォロワS(i,j)に関するアクチュエータT(i,j)の手段により、列電極Col(j)に接続することができる。
例として、4つの隣接ピクセルをグループ化して2つの行2iおよび2i+1ならびに2つの列2jおよび2j+1の上に広がる方形のパターンを形成する場合を取り上げる。iおよびjの現在の任意の値について、格納手段M(i,j)をプログラムして次の座標のピクセルをグループ化する:(2i,2j)、(2i+1,2j)、(2i+1,2j)および(2i+1,2j+1)。読み取り段階において、行アドレス指定レジスタ11が行Phi−ligne(2i)中の電極に関するアクチュエータを駆動し、また、列読み取りレジスタ12が列Col(2j)中の電極を駆動する。したがって、ピクセルP(2i,2j)は、それらの属するグループを表す。
(2i,2j)以外の座標のピクセルが不良であると仮定する。グループ化スイッチA(i,j)およびB(i,j)は、それがいずれのグループにも属さないようにプログラムされる。したがって、それは読み取られず、かつ、グループ化が系統的であった場合にそれが属したであろうグループを汚染しない。これにより、単に、4つの代わりに3つのピクセルからなるグループが存在する。
他方、座標(2i,2j)のピクセルが不良である場合、前述と同様に、グループ化スイッチは、それがどのグループにも属さないようにプログラムされる。しかし、このグループの他のピクセルを読み取るために、この場合には、列読み取りレジスタ12のプログラミングを変更して、行電極Phi−ligne(2i)がアドレス指定されたときに、列電極Col(2j)をアドレス指定する代わりに、列電極Col(2j+1)をアドレス指定する必要もある。
数個のピクセルが不良になることがある。座標(2i,2j)および(2i,2j+1)の2つのピクセルが不良になったと仮定する。グループ化スイッチA(i,j)およびB(i,j)は、不良ピクセルがいずれのグループにも属さないようにプログラムされるので、グループ化が計画的であった場合にそれらが属したであろうグループは汚染されない。このグループの他のピクセルを読み取るために、この場合、行アドレス指定レジスタ11のプログラミングを変更して、行電極Phi−ligne(2i)の代わりに、行電極Phi−ligne(2i+1)をアドレス指定することも大切である。
しかし、行の対、2i、2i+1において、座標(2i,2j)、(2i,2j+1)の不良ピクセルの対と座標(2i+1,2k)、(2i+1,2k+1)の不良ピクセルの対の両方が存在する場合、前節の解決方法は、もはや、機能しない。この場合、不良対をもつ2つのグループを読み取るためには、行2iおよび2i+1を連続してアドレス指定しなければならない。
より一般的には、すべてのピクセルが良好である場合、読み取り段階において、アドレス指定は、行2i経由で行われる。
数個のまばらなピクセルが不良の場合、アドレス指定は、これを考慮して、不良ピクセルの属する行または列から1ランクだけシフトすることができる。
不良ピクセルの対の個数が増えた場合、場合によっては、グループに属する2つの行または2つの列を読まなければならない。この場合、したがって読み取り速度が低下する。しかし、読み取られる電圧の信号対雑音比を改善することにより利益は維持される。
不良ピクセルの対の数がさらに増大した場合、行の全部および列の全部をアドレス指定する方向に向かうことになる。読み取り速度に関するグループ化の利益は、完全に消滅する。しかし、信号対雑音比に関する利益は、維持される。しかし、このようなことは、工業的に製造された撮像装置ではありそうもないことである。
図2は、前図と同様に、4行および4列に分布された16個のピクセルQ(i,j)を含むマトリクス20を示している。各ピクセルQ(i,j)中に、物理現象の変換から由来する電荷を蓄積するコンデンサC(i,j)、アクチュエータT(i,j)、グループ化スイッチA(i,j)とB(i,j)およびグループ化スイッチA(i,j)とB(i,j)に関する格納手段M(i,j)が存在する。マトリクス20中に、列Col(j)中および行Phi−ligne(i)中の電極、行アドレス指定レジスタ11および列読み取りレジスタ12が存在する。
マトリクス10と異なり、マトリクス20はフォロワを含まず、ピクセルQ(i,j)のノードは、アクチュエータT(i,j)経由で列電極Col(j)に直接接続することができる。
読み取り段階において、各ピクセルQ(i,j)のノードに蓄積された電荷は、ピクセルQ(i,j)が行電極Phi−ligne(i)によりアドレス指定されたときに、アクチュエータT(i,j)経由で列Col(j)中の電極に転送される。ここで注意すべきは、マトリクス20において、ピクセルQ(i,j)の情報の読み取りが情報を破壊することである。換言すると、ピクセルQ(i,j)のノードから関連列電極Col(j)への電荷の転送後、この電荷は、ピクセルQ(i,j)のノード上ではもはや利用できない。
グループ化スイッチA(i,j)および/またはB(i,j)の手段により、ピクセルをグループ化する選択がなされたとき、接続された種々のノードの電位は平均化され、そして電荷は足し合わされる。1つのグループが読み取られるとき、アクチュエータT(i,j)を駆動して、同一グループ中の単一のアクチュエータT(i,j)を閉結することができる。選択されたアクチュエータT(i,j)により足し合わされた電荷が、これにより回復される。しかし、これは、アクチュエータT(i,j)が個別に駆動されることを必要とし、したがって行および列のアクチュエータT(i,j)をアドレス指定するシステムを必要とする。これは、マトリクス20のルーティングを大幅に増やす。行Phi−ligne(i)中の電極の手段により行ごとにアクチュエータT(i,j)を駆動する方が容易である。この場合、グループが連続数列にわたっている場合、このグループの電荷は、数個のアクチュエータT(i,j)経由で列電極に、したがって列Col(j)中の数個の電極に同時に待避することができる。したがって、マトリクス20が読み取り手段を含み、同一グループ化に関連する種々の列電極経由で通過する電荷を足し合わせるかまたは平均化することは有益である。
かかる手段の例が図2において列電極の端部に配置されているブロックB1およびB2により示されている。これらのブロックのそれぞれは、列Col(j)中の2つの電極により運ばれる電気信号の平均を計算することを可能にする。これらのブロックの1つのさらなる詳細図を図3に示す。
このブロックでは、列Col(1)およびCol(2)中の2つの電極は、それぞれ、2つの積分増幅器Ai(1)およびAi(2)の反転入力に接続されている。2つの積分増幅器Ai(1)およびAi(2)の非反転入力は、マトリクス20の地気に接続されている。コンデンサ、それぞれ、C(1)およびC(2)、ならびにスイッチ、それぞれ、Ii(1)およびIi(2)は、積分増幅器Ai(1)およびAi(2)のそれぞれの反転入力と出力の間に並列に接続されている。
列Col(1)およびCol(2)中の電極上で受け取られた電荷は、コンデンサC(1)およびC(2)のそれぞれの上で電圧に変換される。スイッチIi(1)およびIi(2)が駆動されてコンデンサC(1)およびC(2)の電極間の電位差をゼロにリセットする。
コンデンサ、それぞれ、Cmem(1)およびCmem(2)は、各積分増幅器Ai(1)およびAi(2)の出力とマトリクス20の地気の間にスイッチIech(1)およびIech(2)経由で接続される。これらの増幅器の出力電圧は、コンデンサ、それぞれ、Cmem(1)およびCmem(2)上に蓄えられる。
混合スイッチImelangeは、2つのコンデンサCmem(1)およびCmem(2)の活性電極(地気に接続されていない)を接続することを可能にする。スイッチImelangeは、それが閉じられたとき、2つのコンデンサCmem(1)およびCmem(2)のそれぞれに存在する電圧を平均することを可能にする。
コンデンサCmem(1)およびCmem(2)のそれぞれの端子に存在する電圧(スイッチImelが閉じられたときに平均化されるであろう)は、次にフォロワ増幅器、それぞれ、As(1)およびAs(2)の手段により読み取られる。
図3に示されているブロックB1は、列Col(1)およびCol(2)中の2つの電極上で利用できる電気情報を平均化することを可能にする。列Col(i)中のすべての連続電極間の混合スイッチを一般化できることは、自明である。これらの混合スイッチは、マトリクス20のピクセル・グループ化Q(i,j)の定義に従って動作する。
図4は、マトリクス20の変形実施形態を形成するマトリクス30を示す。このマトリクスでは、アクチュエータT(i,j)は、アドレス指定専用の電極の手段による個別アドレス指定をまったく必要とせずに個別に駆動され得る。
図4は、前述と同様に、4行および4列に分布されている16個のピクセルR(i,j)を含むマトリクス30を示している。各ピクセルR(i,j)中に、物理現象の変換から由来する電荷を蓄積することを可能にするコンデンサC(i,j)、アクチュエータT(i,j)およびグループ化スイッチA(i,j)とB(i,j)が存在する。マトリクス30中に、列Col(j)中および行Phi−ligne(i)中の電極、行アドレス指定レジスタ11および列読み取りレジスタ12が存在する。ピクセルR(i,j)のノードは、フォロワなしにアクチュエータT(i,j)に直接接続される。
ピクセルR(i,j)のそれぞれは、グループ化スイッチA(i,j)とB(i,j)に関連する格納手段M(i,j)も含んでいる。マトリクス10および20と異なり、マトリクス30の格納手段M(i,j)は、アクチュエータT(i,j)の閉結を許可することも可能にする。より具体的には、格納手段M(i,j)は、アクチュエータT(i,j)の閉結の許可を格納する追加2進格納位置を含んでいる。
アクチュエータT(i,j)を閉結する許可は、ピクセルR(i,j)を読み取るコマンドに関連して行われる。より具体的には、アクチュエータT(i,j)は、やはり行電極Phi−ligne(i)の手段により制御される。このコマンドは、格納手段M(i,j)の追加位置に格納されるデータに従って無効にされ得る。実際には、ピクセルR(i,j)は、行電極Phi−ligne(i)に接続される第1入力および追加位置(そのデータはD(i,j)と名付けられる)に接続される第2入力をもつANDセルを含むことができる。このANDセルの出力は、アクチュエータT(i,j)のゲート・コマンドを形成する。
前述したとおり、格納位置のプログラミングは、格納位置のそれぞれに専用される電極を設けてピクセルのアドレス指定のために必要な電極を補完することにより行うことができる。したがって格納位置の個数の増加は、追加電極のルーティングを強いることによりマトリクス30の製造を複雑化する。
図5は、この問題を軽減することができるマトリクス40の4個の同一ピクセルX(i,j)を示す。その軽減の手段は、ピクセルX(I,j)のそれぞれに内蔵され、種々の格納位置を形成するセルをもつシフト・レジスタU(i,j)である。前述したように、本発明は、ピクセルのこの個数に限定されない。各ピクセルX(i,j)は、3つの電子スイッチ、T1(i,j)、T2(i,j)およびT3(i,j)を含んでいる。スイッチT1(i,j)は、ここではフォトダイオードK(i,j)により示されているピクセルの感知素子の電位をリセットすることを可能にする。スイッチT1(i,j)は、ピクセルX(i,j)の積分のサイクルの開始時にはオンである。このサイクルの開始後、スイッチT1(i,j)はオフとなる。次にピクセルX(i,j)のノードN(i,j)の電位Vは、法則ΔV=Q/Cに従って照明の関数として変化する。ここで、ΔVは、ノードN(i,j)における電圧変化であり、Qは収集された光電荷であり(すなわち、検知器中の光子相互作用により収集された電荷である)、Cは積分ノードN(i,j)に存在する容量(一般的に、基本的にフォトダイオードK(i,j)の漂遊容量による)である。積分サイクルの終了時において、スイッチT3(i,j)は、制御電極Phi−ligne(i)によりオンにされる。次に、スイッチT2(i,j)および列電極Col(j)の脚部に配置されている電源Ipol(j)から構成されるアセンブリがフォロワ状態を形成する。したがって、列電極Col(j)の脚部のノードN(i,j)の電位の映像である電位が得られ、そして回路S(j)により使用され、たとえば、この電位をデジタル化することを可能にする。
各ピクセルX(i,j)は、ピクセルX(i,j)の利得を変更することを可能にするコンデンサC(i,j)も含んでいる。スイッチG(i,j)は、コンデンサC(i,j)をノードN(i,j)に接続することを可能にし、それにより積分ノードN(i,j)に存在する静電容量の値を増大する。
本発明によれば、グループ化スイッチA(i,j)とB(i,j)および格納手段は、ここでも再び、それぞれ、スイッチA(i,j)、B(i,j)およびG(i,j)の1つを制御することを可能にする3つのセルをもつシフト・レジスタU(i,j)により形成される。
シフト・レジスタU(i,j)は、クロック入力H(i,j)およびデータ入力E(i,j)を含んでいる。このデータ入力には、シフト・レジスタU(i,j)の種々のセルに格納されるデータが順次もたらされる。データ入力E(i,j)は、マトリクス40のすべてのピクセルX(i,j)に共通とすることができるデータ電極E−progに接続されている。これがデータ電極E−progに識別子(i,j)が割り当てられていない理由である。図5において、電極E−progは、マトリクス40の行i上でルーティングされる。このルーティングを列により、またはグリッドにより行うことも可能である。
プログラムされるピクセルX(i,j)は、そのクロック入力H(i,j)の手段により選択され、データは、データ入力E(i,j)に順次与えられる。
クロック入力H(i,j)は、行バスPhi−ligne(i)に接続される第1入力およびプログラム化されるピクセルX(i,j)の列を選択することを可能にする列電極H−Col(j)に接続される第2入力をもつANDセルの出力により形成される。特定のピクセルX(i,j)は、関連する行電極Phi−ligne(i)をアクティブにすることにより選択される。シフト・レジスタU(i,j)の3つのセルの実際のプログラミングは、データ入力E(i,j)に順次もたらされる3つのプログラミング値に従って列電極H−Col(j)により運ばれるコマンドを3回起動することにより行われる。
映像の取得後、列電極H−Col(j)により運ばれたすべてのコマンドは無効にされ、かつ、シフト・レジスタU(i,j)中でプログラムされた値を乱すことなく行電極Phi−ligne(i)により種々のピクセルX(i,j)が選択され得る。
この例では、行電極Phi−ligne(i)が、プログラムされるピクセルX(i,j)を選択する電極として再使用された。代案として、行電極Phi−ligne(i)とは独立であり、種々のシフト・レジスタU(i,j)のプログラミングに専用される制御電極を実装することも可能である。
変形として、マトリクスの各行に固有の電極E−progを設けることも可能である。この場合、プログラミング・モードにおいて、行電極Phi−ligne(i)により運ばれるすべてのコマンドを起動すること、および同一列のすべてのピクセルX(i,j)を同時にプログラムすることができる。これは、マトリクス40の種々のシフト・レジスタU(i,j)のプログラミングの速度を上げることを可能にする。
ピクセルの種々の格納位置のプログラミングは、2つの特定の電極のみ必要とする。すなわち、格納位置の個数に関係なく、クロック電極H−Col(j)およびデータ電極固有E−progである。これらの2つの電極は、種々のピクセルX(i,j)のすべてのシフト・レジスタU(i,j)に接続されている。したがって、マトリクス40のバスの本数に追加することなく、ピクセルX(i,j)の他の必要のための格納位置の個数を増やすことが可能である。
格納位置のプログラミングは、撮像段階に先立つ特定の段階において行われる。プログラミングのためにピクセルをアドレス指定する電極および読み取りのための電極は、部分的または全面的に混合することができる。
有利なことに、格納手段は多数のピクセル・グループ化構成を格納するよう構成され、かつ、この装置は格納された構成から選択する手段を含む。図6は、ピクセルY(i,j)の例を示している。この例では、格納手段は、ピクセルY(i,j)の種々のスイッチの2つの別々の制御構成(すなわち、ピクセルあたり3つのスイッチの2つの構成)を格納することを可能にする6つのセルを含むシフト・レジスタV(i,j)により形成される。より一般的には、シフト・レジスタV(i,j)は数個のセルを含み、かつ、セルの個数は、格納位置の個数に、格納される別々の構成の個数を乗じた数に等しい。
示した例では、シフト・レジスタV(i,j)は、追加制御電極Circのおかげで円形ループ・バック・モードで動作する。ピクセルY(i,j)は、3つのスイッチT1(i,j)、T2(i,j)およびT3(i,j)ならびに制御電極Circにより駆動され、データ入力E(i,j)を電極E−progにまたはシフト・レジスタV(i,j)の最後のセルに接続することを可能にする追加スイッチT4(i,j)を含んでいる。2つのプログラミング構成は、それぞれ、シフト・レジスタV(i,j)の最初の3つのセルおよび最後の3つのセルに格納することができる。シフト・レジスタV(i,j)のプログラミングは、スイッチT4(i,j)を駆動することにより、クロック入力H(i,j)に加えられる6つのパルスに従ってデータ入力E(i,j)を電極E−progに接続して行う。1つの構成から他の構成への移行は、スイッチT4(i,j)を駆動することにより、クロック入力H(i,j)に加えられる3つのパルスに従ってデータ入力E(i,j)をシフト・レジスタV(i,j)の最後のセルに接続して行う。これらのクロック・パルスは、行電極Phi−ligne(i)上に存在するコマンドを起動すること、および電極H−Col(j)に存在するコマンドを起動することにより得られる。
自明のことであるが、シフト・レジスタU(i,j)およびV(i,j)は、前述したマトリクス10、20および30のような任意の種類のマトリクスについて実現できる。
格納位置のプログラミングは、任意の種類のグループ化を規定することを可能にする:2×2、3×3、4×4、…n×n、n×m、複雑な形態のグループ化でも、マトリクス全体にわたり同じでないグループ化、たとえばマトリクスの縁端よりも中心において小さいグループをもつグループ化でも、小さいグループと大きいグループの交代するグループ化でも可能である。このプログラミングは、グループから不良ピクセルを取り除くことを可能にする。
複雑な形態の例として、図7は、8つのピクセルの十字形状グループ化の形態の規則的なグループ化を示している。ピクセルの外形は点線により、グループ化の外形は実線により示されている。図8は、シェブロン形に編成された3つのピクセルの規則的なグループ化を示している。図9は、種々の大きさのグループ化を示している。その他の形態のグループ化も明らかに可能である。
1つのグループ化構成から他の構成へ迅速に移行できることは、興味深いであろう。格納位置のプログラミングは、2つの映像間または映像の連続シーケンス間でグループを迅速に再規定することを可能にする。
たとえば、ピクセルがダイナミック撮像シーケエンス中に2×2にグループ化された場合に、1つの映像から次の映像へ、まず1ピクセル右へ、次に上へ、次に左へ、最後に下へこれらのグループ化を移動することにより、4映像からなる1サイクルの後に、これらのグループのすべての位置が実現されているようにすることは、興味深いであろう。これにより、映像の信号対雑音比を改善しつつ、グループ化なしの場合に得られたであろう空間分解能に近い空間分解能が回復される。
放射能撮像の分野では、ピクセルのグループ化の再構成も利益をもたらす。たとえば、蛍光透視法では、低線量蛍光透視モードおよび高線量シーケンスを交互に用いることが可能である。蛍光透視モードでは、目的は迅速に読み取ることであり、空間分解能は追求されない。したがって、2×2グループ化、より大きなグループ化さえ望ましい。高線量シーケンスでは、映像レートは低減できるが、しかし空間解像度が追求され、グループ化の大きさは低減される。どのピクセルもグループ化せず、ピクセルをすべて個別に読むことさえ可能である。
マトリクス10、20および30においてこれまでに記述した構造の場合、グループ化スイッチA(i,j)およびB(i,j)経由で関連格納位置を完全に再プログラムすることおよびマトリクスのすべてのピクセルについてそれを行うことが必要である。プログラミング時間は、かなり長くなり得る。
有利なことに、プログラミング時間を低減するために、格納手段M(i,j)は、数個のピクセルグループ化構成を格納するように構成される。したがって、この装置は、格納された構成から選択する手段を含んでいる。
シフト・レジスタが設けられる場合、セルの個数に、格納される別々の構成の個数を乗ずることが可能である。たとえば、図1および図2において示したマトリクス10および20では、目的が2つのピクセル・グループ化構成を格納することである場合、4つのセルを含むシフト・レジスタを設ける。また、マトリクス30中の場合には6つのセル。
マトリクス10および20で2つの構成の場合、第1段階、プログラミング段階において、4つのセルは、レジスタのシリアル入力から満たされ、最初の2つのセルは第1の構成に対応し、最後の2つのセルは第2の構成に対応する。これは、マトリクスのすべてのピクセルについて当てはまる。
次に、すべてのピクセルのシフト・レジスタをループ・モードで動作するように再構成する。
1つのグループ化構成から他の構成へ切り換える要望がある場合、2つのクロック・パルスを同時にマトリクスのすべてのレジスタに送るだけでよい。これは、非常に迅速に行うことができる。

Claims (10)

  1. 行および列に編成されたピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))のマトリクス(10; 20; 30)を含む撮像装置であって、前記マトリクス(10; 20; 30; 40)のそれぞれの現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))が以下を含むことを特徴とする撮像装置:
    ・ 前記現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))を前記現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))が属する行中の同一行の後続ピクセル(P(i,j+1); Q(i,j+1); R(i,j+1); X(i,j+1); Y(i,j+1))とグループ化することを可能にする(前記後続ピクセルが存在する場合に)行グループ化スイッチ(B(i,j))
    ・ 前記現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))を前記現ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))が属する列中の同一列の後続ピクセル(P(i+1,j); Q(i+1,j); R(i+1,j); X(i+1,j); Y(i+1,j))とグループ化することを可能にする(前記後続ピクセルが存在する場合に)列グループ化スイッチ(A(i,j))、および
    ・ 2つの前記グループ化スイッチ(A(i,j), B(i,j))の状態、オンまたはオフを規定することを可能にする格納手段(M(i,j); U(i,j); V(i,j))。
  2. 前記ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))がすべて同じであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記格納手段(M(i,j))がそれぞれ、前記スイッチA(i,j)およびB(i,j)の1つの状態を格納する2つの2進格納位置を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 各現ピクセル(R(i,j))が前記現ピクセル(R(i,j))を読み取るためのアクチュエータ(T(i,j))も含むことと、前記現ピクセル(R(i,j))の前記格納手段(M(i,j))が前記現ピクセル(R(i,j))を読み取る前記アクチュエータ(T(i,j))の閉結を許可する(D(i,j))ことを、前記現ピクセル(R(i,j))を読み取るコマンド(Phi−ligne(i))とともに、可能にすることとを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項の記載の装置。
  5. 前記格納手段(M(i,j))が前記アクチュエータT(i,j)を閉結する許可を格納する追加2進格納位置(D(i,j))を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記格納位置がアドレス指定された前記ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j))を識別することを可能にする行電極および列電極の手段によりアドレス指定されることと、各格納位置のためであり、かつ、すべての前記ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j))に共通であるデータ電極を前記装置が含むこととを特徴とする請求項3または5のいずれか一項の記載の装置。
  7. 前記格納位置がアドレス指定された前記ピクセル(X(i,j); Y(i,j))を識別することを可能にする行電極および列電極の手段によりアドレス指定されることと、各ピクセル(X(i,j); Y(i,j))が前記格納手段を形成するシフト・レジスタ(U(i,j); Y(i,j))を含むことと、前記装置がクロック電極(H(i,j))および種々の前記ピクセル(X(i,j); Y(i,j))のすべての前記シフト・レジスタ(U(i,j); Y(i,j))に接続されているデータ電極(E−prog)を含むこととを特徴とする請求項3または5に記載の装置。
  8. 前記格納手段(V(i,j))がピクセル(Y(i,j))の多数のグループ化構成を格納するように構成されることと、格納された前記構成から選択する手段(T4(i,j))を前記装置が含むこととを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項の記載の装置。
  9. 前記シフト・レジスタ(V(i,j))が多数のセルを含むことと、セルの個数が格納位置の個数に、格納される別々の構成の個数を乗じた数に等しいこととを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の撮像装置を実現する方法であって、撮像段階を含み、かつ、撮像段階より前に、前記ピクセル(P(i,j); Q(i,j); R(i,j); X(i,j); Y(i,j))の前記格納手段をプログラムする段階を実行することからなることを特徴とする方法。
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