JP2014520716A - エアバッグ、ホーンスイッチモジュール及び該モジュールの組み立て方法 - Google Patents

エアバッグ、ホーンスイッチモジュール及び該モジュールの組み立て方法 Download PDF

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Abstract

車両用エアバッグ及びスイッチモジュールが提供される。車両用エアバッグ及びスイッチモジュールは、乗員に拘束を与えるように構成された膨脹可能エアバッグクッションと、エアバッグクッションを膨張するように構成されたインフレータと、ベースと該ベースから延在する複数の壁を有し、これによりエアバッグクッションを収容するように構成されたキャビティを形成するハウジングとを含む。ハウジングの少なくとも1つの壁は、そこから突出する少なくとも1つのタブを有する。モジュールはまた、電子スイッチ及びアクチュエータを含むスイッチアセンブリと、カバーをハウジングに摺動可能に連結するように、ハウジングのタブを受け入れるように構成された少なくとも1つの開口を備える壁を有するカバーとを含む。ハウジングのタブとカバーの開口とを整列させることによって、カバーは電子スイッチの取り付け前にハウジングに摺動可能に連結するように構成される。カバーが乗員によって押し下げられると、カバーはハウジングに対して摺動するように構成され、これによりカバーは電子スイッチと係合するまでアクチュエータを変位させ、車両のホーンアセンブリを起動する。

Description

関連出願
本出願は、2011年7月12日に出願された米国非仮出願第13/181,095号の利益を主張するものであり、その全文は参照により本開示に含まれる。
本出願は、一般的に、自動車等の車両用であり、車両の乗員に拘束を与えるように構成されたエアバッグモジュールの分野に関する。より詳細には、本出願は、一体化されたスイッチアセンブリ及びカバーを有し、よって運転者等がカバーを押し下げることによりスイッチアセンブリを起動し、車両のホーンを起動するエアバッグモジュールに関する。
開示の実施態様によれば、乗員に拘束を与え、車両のホーンアセンブリの選択的起動を提供するように構成された車両用エアバッグモジュールが提供される。エアバッグモジュールは、格納形態から展開して乗員に拘束を与えるように構成された膨脹可能なエアバッグクッションと、展開時にエアバッグクッションを膨張させるように構成されたインフレータと、ハウジングと、を含む。ハウジングは、ベースとベースから延在する複数の壁とを有し、これによりエアバッグクッションを収容するように構成されたキャビティを形成し、そこに取り付けられたインフレータを有する。ハウジングの少なくとも1つの壁はそこから突出した少なくとも1つのタブを有する。エアバッグモジュールはまた、電子スイッチとアクチュエータとを含むスイッチアセンブリと、ハウジングのタブを受け入れ、よってカバーをハウジングに摺動可能に連結するように構成された少なくとも1つの開口を備える壁を有するカバーを含む。カバーは、スイッチアセンブリの電子スイッチの取り付け前に、ハウジングのタブをカバーの開口と整列させることで、ハウジングと摺動可能に連結するように構成され、これによりハウジングのタブとカバーとの係合長さを長く提供する。カバーはまた、カバーが乗員によって押し下げられると、ハウジングに対して摺動するように構成され、これによりカバーはアクチュエータを電子スイッチと係合するまで変位させて、車両のホーンアセンブリを起動する。
モジュールは、電子スイッチをハウジングに取り付けた後、摺動可能に連結したハウジングに対して、カバーの開口とハウジングのタブとを再整列させるであろう距離をカバーが摺動することができないように構成されてもよく、これによりエアバッグの展開の際等にカバーがハウジングから外れることが防止される。エアバッグモジュールは又はウジングとスイッチアセンブリのアクチュエータとの間に設けられた付勢部材を含んでもよく、かくして乗員がカバーを押し下げることにより引き起こされたハウジングに対するカバー及びアクチュエータの変位が付勢部材を圧縮し、付勢部材にエネルギーを蓄える。乗員がカバーを押し下げる力を解除すると、付勢部材に蓄えられたエネルギーがアクチュエータ及びカバーをハウジング及びスイッチから離すように変位させ、これによって車両のホーンを不起動にする。エアバッグモジュールは、車両の電子スイッチとホーンアセンブリとの間を電気的に連通させるための電気コネクタを有するワイヤハーネスをさらに含んでいてもよい。
ハウジングは、スイッチアセンブリの少なくとも一部を受け入れるように構成されたソケットを含んでいてもよい。例えば、ハウジングのソケットは、スイッチアセンブリのアクチュエータを受け入れ、変位の際にアクチュエータを案内して、電子スイッチを起動させる。ハウジングはまた、スイッチアセンブリの電子スイッチの少なくとも一部を受け入れるように構成された区画を含んでいてもよい。電子スイッチは、ハウジングに電子スイッチを保持するために区画と連結していてもよい。カバーは、エアバッグクッションの展開の際に分離するように構成されたテアシームを含み、膨脹しているクッションがモジュールを越えて乗員に拘束を与える位置まで展開できるようにされていてもよい。モジュールは、ステアリングホイールアセンブリに位置決めされ、車両のステアリングコラムに係合するように構成されていてもよい。車両のステアリングコラムに連結されるステアリングホイールにモジュールを接続するための取付部材をさらに含んでいてもよい。
また、乗員に拘束を与え、車両のホーンアセンブリの起動を提供する車両用エアバッグ及びホーンスイッチモジュールを製造する方法が開示される。本方法は、ハウジングにインフレータを取り付ける第1ステップと、ハウジング内のインフレータに折り畳まれたエアバッグクッションを接続する第2ステップと、ハウジングのソケット内にアクチュエータ及び付勢部材を挿入する第3ステップと、ハウジングにカバーを摺動可能に連結する第4ステップと、を含む。カバーはハウジングに向かって変位され、これによってアクチュエータをハウジングの区画内に変位させ、付勢部材を圧縮することにより付勢部材内にエネルギーを蓄える。カバーは、カバーの壁の開口がハウジングの壁から延在するタブと整列するまで、ハウジングに向かって変位され、これによりハウジングのタブはカバーの開口と係合する。本方法はまた、付勢部材の蓄えられたエネルギーがアクチュエータをハウジングの区画から離すように、カバーをハウジングから変位させる第5ステップと、カバーの開口をハウジングのタブに再整列させるだけの距離をカバーがハウジングに向かって変位することができないようにして、連結されたカバーをハウジングに保持するように、電子スイッチをハウジングの区画へ取り付ける第6ステップと、を含む。方法の第3ステップは、各ソケットが1つのアクチュエータと1つの付勢部材を含むように、ハウジングの複数のソケット内に複数のアクチュエータ及び付勢部材を挿入することを含んでいてもよい。
また、乗員による車両のホーンアセンブリの選択的起動を提供するエアバッグ及びホーンアセンブリモジュールに用いられる電子スイッチアセンブリであって、エアバッグ及びホーンアセンブリモジュールは又はウジングと、ハウジングに摺動可能に連結されるカバーと、を有する電子スイッチアセンブリが開示される。電子スイッチアセンブリは、ハウジングに連結するように構成され、開位置と閉位置とに作動するように構成された電子スイッチを含む。電子スイッチは通常、車両のホーンアセンブリが不起動になる開位置に設定される。電子スイッチは、接点を含み、接点が所定距離移動すると閉位置に設定されて、車両のホーンアセンブリが起動される。スイッチアセンブリはまた、カバーが乗員によって押し下げられると、電子スイッチの接点を所定距離動かすように構成されるアクチュエータと、電子スイッチとアクチュエータとの間に位置決めされたバネとを含む。バネは、アクチュエータを電子スイッチの接点から離れる方向に付勢し、よって電子スイッチを開位置に設定するように構成される。
アクチュエータは、アクチュエータを電子スイッチの接点と整列させるようにハウジングの一部に隣接して設けられる案内部を含んでいてもよい。案内部は、環状であり、カバーの一部に隣接する底部から延在していてもよい。案内部は、少なくともバネの一部を包囲し、よってバネを保持していてもよい。アクチュエータはまた、電子スイッチの接点と直接接触するように構成された接触部を含んでいてもよい。バネは、アクチュエータの接触部と案内部との間に設けられていてもよい。
乗員拘束及びホーンの選択的起動を提供する一体化したホーンスイッチを有するエアバッグモジュールを含むように構成された自動車の斜視図である。
車両のステアリングホイール及びステアリングコラムに連結されたドライバー側エアバッグモジュールの例示的実施形態の斜視図である。
図2の連結されたドライバー側エアバッグモジュール及びステアリングホイールの斜視図であり、明瞭にするためにカバーとエアバッグクッションを取り除いて示している。
図3Aのドライバー側エアバッグモジュールの斜視図であり、明瞭にするためにステアリングホイールを取り除いて示している。
図2の連結されたドライバー側エアバッグモジュール及びステアリングホイールの側面図である。
図4Aのドライバー側エアバッグモジュールの側面図であり、エアバッグモジュールとステアリングコラムを連結する前の状態で、かつ、明瞭にするためにステアリングホイールを取り除いて示している。
図2のエアバッグモジュールの正面図であり、明瞭にするためにカバー、エアバッグクッション及びインフレータを取り除いて示している。
図5のエアバッグモジュールの背面図である。
図2のエアバッグモジュールの正面図である。
図7の線8−8におけるエアバッグモジュールの断面図である。
図2のエアバッグモジュールの側面図であり、電子スイッチの組み立て前で、かつ、カバーがハウジングに対して取付位置にある状態を図示している。
図9の線10−10におけるエアバッグモジュールの断面図である。
図2のエアバッグモジュールの側面図であり、電子スイッチの組み立て後で、かつ、カバーが開スイッチ位置に相当する自由位置にある状態を図示している。
図2のエアバッグモジュールの側面図であり、電子スイッチの組み立て後で、かつ、カバーが閉スイッチ位置に相当する押下位置にある状態を図示している。
図9のエアバッグモジュールの詳細図であり、電子スイッチの組み立て前で、カバーが該カバーのタブがハウジングの開口に整列した取付位置にある状態を図示している。
図11のエアバッグモジュールの詳細図であり、電子スイッチの取り付け前で、カバーが開スイッチ位置に相当する自由(非押下)位置にある状態を図示している。
図12のエアバッグモジュールの詳細図であり、明瞭にするために電子スイッチが取り除かれた状態で、カバーが閉スイッチ位置に相当する押下位置にある状態を図示している。
図15のエアバッグモジュールの断面図であり、カバーが閉スイッチ位置に相当する押下位置にある状態を図示している。
図16のエアバッグモジュールの断面図であり、カバー及びアクチュエータが押下位置にあり、電子スイッチが閉位置にある状態を示している。
図9のエアバッグモジュールの断面図であり、電子スイッチの組み立て前で、カバーが、ハウジングのタブがカバーの対応する開口に整列した、取付位置にある状態を図示している。
図12のエアバッグモジュールの断面図であり、カバーが閉スイッチ位置に相当する押下位置にあり、ハウジングのタブがカバーの開口に再整列することがなく、かくしてカバーがハウジングに保持されている状態を図示している。
ドライバー側エアバッグ(DAB)モジュール又はアセンブリは、車両の前面衝突等エアバッグが展開する事態の際に車両の運転者を拘束し保護するために車両のステアリングホイールに取り付けられ、ステアリングコラムに接続されうる。DABモジュールは、ホーンスイッチと、所定距離押し下げられるとホーンスイッチを起動し、これにより車両のホーンを起動する(例えば、鳴らす)カバーとを含むように構成されてもよい。
バネ質量を減少させるためにフローティングカバーを用いるDABモジュールを構成することは現在知られている。これにより、低いバネ定数を有するバネを使用することが許容され、カバーを所定距離押し下げ、ホーンスイッチを起動し、ホーンを鳴らすためにフローティングカバーにかけるのに必要とされる力を減少することができる。しかしながら、これらの従来のエアバッグモジュールは、カバーが最後に(すなわち、完成したスイッチアセンブリ及びエアバッグアセンブリが組み立てられた後に)組み立てられるように構成されており、よってエアバッグモジュールのカバーとベース部材間のかみ合わせ長さを制限してしまう。加えて、かみ合わせ長さを長くするためには、これらエアバッグモジュールは1つ以上の連続したバネを含み、逆にホーンスイッチを起動するためにカバーを押し下げるのに必要な力を大きくしてしまう。
エアバッグ展開の際にカバーがエアバッグモジュールから分離する可能性を減らすため、カバーとベース部材間のタブ(又は、フック)のかみ合わせ長さは出来るだけ長いことが望まれる。ここで述べられたエアバッグモジュールは、改良された構造と組み立て方法を有することにより、バネ定数(及びホーンスイッチを起動する力)を増加させる必要なくして、かみ合わせ長さを改善するものである。
エアバッグモジュールは、車両のエアバッグが展開する事態において乗員を負傷から守るために車両に一般的に配置される。一般的に、エアバッグモジュールは、車両に設置されたセンサーに接続され、センサーを介して受信、監視された情報に基づいてエアバッグの展開が開始される。エアバッグモジュールはしばしば、少なくとも1つの膨脹可能エアバッグクッションを含み、該エアバッグクッションは概してインフレータによって生成された高圧ガスにより展開及び膨脹する。インフレータは、爆薬(例えば、パイロテクニック装置)を含む、又は、膨張ガスを迅速に生成するいずれかの他の装置を含んでもよい。そのように生成されたガスは、高い体積流量でエアバッグクッションに流入し、エアバッグクッションのチャンバー内圧を増加することによりエアバッグクッションを膨張させる。
DABモジュールは、一般的には、車両のステアリングホイール内に格納され、ステアリングホイールから展開し、また一般的には、ステアリングホイール内に適合し、その格納容積を最小にするためにエアバッグクッションをコンパクトにするように折り、巻き、又は折りと巻きとを組み合わせたプロセスによって梱包される。車両の動的衝突時において、DABモジュールは、起動して、ステアリングホイール内の格納位置から車両の運転者に向かう実質的後方にステアリングコラムと運転者との間の位置にエアバッグクッションを展開し、運転者、例えば運転者の胸部や頭部等を拘束する。
図1は、自動車10の例示的実施形態を図示する。車両10は、車両10の乗員に座席を提供する乗員室11と、運転者の操作によって車両の走行方向を制御するためのステアリングホイール12と、車両の衝突時等に運転者を拘束するDABモジュール20とを含む。車両10は一般的なセダンが図示されているが、ここで開示するエアバッグモジュールは、前方エアバッグの形態で着座乗員に乗員保護を提供するいかなるタイプの乗用車(例えば、SUVやトラック等)、さらには他の移動車両(例えば、軍事車両や公共交通機関)内に用いられてもよい。
図2ないし4Bに示されるように、DABモジュール20は、車両のステアリングホイール12に連結されてよく、ステアリングホイール12とDABモジュール20の集合体がステアリングコラム13に連結されてもよい。ステアリングコラム13は、車両に連結されるように構成されてよい。DABモジュール20は、いずれかの適切な方法でステアリングホイール12に連結される。例えば、従来の締結金具(例えば、ボルトやスタッド等)がDABモジュール20をステアリングホイール12に接続してよい。DABモジュール20及び/又はステアリングホイール12は連結されたDABモジュール20とステアリングホイール12をステアリングコラム13に接続するために複数の取付部材25を含んでもよい。図4Bは、取付部材25を図示するためにステアリングコラム13に取り付ける前のDABモジュール20を示す。ステアリングホイール12の取付部材25は、フック型に形成され、ステアリングコラム13の受け部材(図示せず)と係合するように構成されてよい。連結されたDABモジュール20とステアリングホイール12はまた、DABモジュールの内側の構成部品をカバーすることで美観を高めるため等、1つ以上のカバーパネル14を含んでもよい。
DABモジュール20とステアリングホイール12の集合体は、1つ以上の電気コネクタ(図示せず)を含み、テアリングホイール12の各電気コネクタは、エアバッグモジュール20に電力を供給するようにエアバッグモジュール20の電気コネクタ27に電気的に接続するように構成される。例示的実施形態によれば、電気コネクタ27は複数のピンを有するピンとソケットのコネクタであり、各ピンは対応するソケット内に設けられる。ピンとソケットのコネクタ27は、同様の形状を有するはめ合わせコネクタと係合するように構成されてよい。なお、ピンとソケットの数は所望の回路の数に寄るもので、つまり異なるカスタマーの要望に合うように調整されてもよい。また、電気コネクタ27は、送電や通信を電気的に行うための適切な機器を用いるように構成されたものであればよく、ここで開示するコネクタは限定を意味するものではないことを述べておく。ステアリングホイール12及び/又はDABモジュール20は、車両からステアリングホイール12(及びそこに設けられたDABモジュール20)へ電力を供給するために、ステアリングコラム13内のはめ合わせ電気コネクタに接続するように構成された追加の電気コネクタを含んでよい。
図3ないし8は、車両10のステアリングホイール12に連結されるように構成されたエアバッグモジュール20の例示的実施形態を図示する。エアバッグモジュール20は、膨脹可能なエアバッグクッション24と、エアバッグクッション24を膨張させるように膨張ガスを供給するインフレータ21と、ハウジング30と、カバー(又は、カバー部材)50と、スイッチアセンブリ70とを含む。インフレータ21はハウジング30に連結され、エアバッグクッション24は、エアバッグモジュール20からクッションが展開して、乗員に拘束を提供できるようにインフレータ21及び/又はハウジング30に連結されてよい。カバー50は、エアバッグクッション24を(クッションの展開まで)包囲するようにハウジング30と摺動可能に連結し、よってカバー50は例えば乗員によって押し下げられた際にハウジング30に対して摺動(又は、変位もしくは移動)しスイッチアセンブリ70を起動する。
インフレータ21は、起動によりエアバッグクッション24を膨張及び展開するように構成される。インフレータ21は、パイロテクニック装置等により、ほぼ即座に生成される膨脹ガスを作り出し、これにより膨脹ガスはエアバッグクッション24に流入し、これによりまずエアバッグモジュール(例えば、カバー)を破るようにクッションが膨らみ、その後、乗員に拘束を提供するように膨張する。インフレータ21は、1つの締結金具(例えば、リベット)23又は複数の締結金具によってインフレータ21をハウジング30に連結するように構成されたフランジ22を含んでもよい。インフレータ21は車両の制御モジュール等の装置に電気的に接続され、車両に配置されたセンサー等からの入力データを受け取り、その入力データに基づいて車両がエアバッグ展開を要する事態になりつつあることを判断し、これにより制御モジュールがインフレータ21を起動してもよい。例えば、インフレータ21は、ピンとソケットのコネクタとして構成された電気コネクタ28に電気的に接続し、エアバッグモジュール20を車両10に電気的に接続するように構成された別の電気コネクタ27に配線ハーネス26を介して電気的に接続してもよい。なお、エアバッグモジュール内に構成されるインフレータは既知又は今後開発されるものでもよく、ここで開示されるインフレータは限定を意味するものではないことを述べておく。
エアバッグクッション24は1枚のパネル又は複数枚のパネルから作られ、各パネルは適切な形状を有する適切な材料(例えば、ナイロンの織布)から作られてよい。パネルは、適切な形状を有するエアバッグクッション24を形成するように、縫合等によって接続されてよく、形状はカスタマーの要望に合うように調整されてよい。エアバッグクッション24は、エアバッグクッション24がハウジング30に適合するようにエアバッグクッションが占める梱包体積を小さくするように、折り、巻き、又は折りと巻きとの組み合わせを伴うプロセスによって格納形状に仕向けられてよい。エアバッグクッション24は、大気圧よりも低い格納内圧を有する密封されたエアバッグクッションを提供するように真空包装されてもよい。なお、エアバッグクッションは、既知又は今後開発される形態を用いて作られてもよく、ここで開示するエアバッグクッションは限定を意味するものではないことを述べておく。
例示的実施形態によれば、ハウジング30は、薄肉のベース31と、ベース31から角度(実質的には90度、70度等)を持って延在する複数の薄壁32とを含み、格納されるエアバッグクッション24を受け入れるように構成されたキャビティ33を形成する。ハウジング30は、エアバッグ展開の際にインフレータとエアバッグクッションによって生み出される力に打ち勝てる強さの高分子化合物、複合材料又は適切な材料から作られてよく、射出成形や適切な製造方法によって作られてよい。ハウジング30は、エアバッグモジュール20をステアリングコラム13に接続するために複数の取付部材25を含んでよい。取付部材25は、ハウジング30、例えばベース31と一体に形成されても、別々に形成されて後でハウジング30に接続されてもよい。
ハウジング30は、1つの開口34又は複数の開口34を含み、複数の開口34は同じ寸法及び/又は形状でも、違う寸法及び/又は形状でもよい。例えば、ベース31は、インフレータ21を受け入れるように構成された第1の大きな円形の開口34を含み、さらに締結金具23を受け入れてインフレータ21をハウジング30のベース31に連結するように構成された4つの小さな円形の開口34を含む。
ハウジング30はさらに、ハウジング30に対するカバー50の摺動を許容し、かつ、エアバッグ展開の際等にハウジング30から離脱しないようにカバー50を保持するように、カバー50と係合するように構成された複数のタブ(又は、フック)35を有してよい。例示的実施形態によれば、タブ35は各壁32の外面に設けられ、(図18に示されるように)L字型断面を有するように構成される。L字型断面は、壁の外面から実質的に垂直に延在する第1の部分35aと、第1の部分35aから実質的に垂直に延在する第2の部分35bとを含み、これにより第2の部分35bとハウジング30の壁32との間に、カバー50の位置によるが、カバー50の一部を受け入れる通路が形成される。タブ35の第2の部分35bの長さは、カバー50がタブ35を越えて組み立てられ、カバー50をハウジング30に摺動可能に連結し、かつ、カバー50がハウジング30から離脱しないように、カバー50の対応する開口の寸法に調整されてよい。タブ35の第1の部分35aの長さは、通路に入るように構成されたカバー50の部分の厚みを収容するように構成されてよい。この際、高い摩擦(従って、ハウジングに対するカバーの押し下げによりホーンを起動するために過大な努力)を生じないようにカバー50とハウジング30との間に十分な隙間を要する。
ハウジング30はさらに、スイッチアセンブリ70の少なくとも一部を収容するように構成されたソケット37を含んでよい。例示的実施形態によれば、ハウジング30は、少なくとも1つのスイッチアセンブリ70の一部を受け入れるように各々構成された3つのソケット37を含む。例示的実施形態によれば、ソケット37は、ハウジング30の壁32の外壁から延在する半円形壁38と、底部39とを含む。円形壁38と底部39は協働して、スイッチアセンブリ70の一部分(例えば、アクチュエータ、バネ)を収容するように構成された第1の区画41を形成する。ソケット37の底部39は、スイッチアセンブリ70の一部(例えば、アクチュエータ)がそこを通過できるように構成された開口40を含んでよい。ハウジング30はさらに、ベース31から延在する延出部42を含んでよい。延出部42は、ソケット37の底部39からある距離ずらされ、これによりスイッチアセンブリ70の少なくとも一部(例えば、電子スイッチ)を収容するように構成された第2の区画43を形成してもよい。
例示的実施形態によれば、カバー50は、ハウジング30のキャビティ33の内側にエアバッグクッション24を包囲するようにハウジング30に摺動可能に連結するように構成され、よってカバー50は第1の位置(自由位置)と第2の位置(起動位置)の間でハウジング30に対して摺動(又は、変位もしくは移動)するように構成される。カバー50は、例えば車両の運転者によって加えられた力によって、押し下げられた際に摺動するように構成され、これによりカバー50は、ハウジング30とそこに設けられたエアバッグクッション24に向かう方向に摺動する。カバー50は、所定距離のカバーの変位により、第2の位置に移動し、これによりカバー50はスイッチアセンブリ70を起動し、かくしてスイッチアセンブリ70に電気的に接続された機器、例えばホーン、を起動する。運転者がカバー50を押し下げることにより加えられた力が解除された時、カバー50は、付勢部材(例えば、バネ)により第1の位置に戻るように構成されてよい。
カバー50は、車両の運転時等車両の運転者が車両の機器(例えば、ラジオ、クルーズコントロール等)を制御するために操作するボタン等ユーティリティ機能53を含む誂えられた美的外観を提供するように構成された外面(外側面)51を有してよい。カバー50の形状は、一様でなくてよく、車両(例えば、ステアリングホイール)の顧客の設計要求に応じて誂えられてよい。カバー50はまた、カバーの一部が裂けるか、カバー50が少なくとも2つの部分に分離するかして、展開するエアバッグクッション24がカバー50を通ってエアバッグモジュール20を障害や遅れなく突破できるように構成されたテアシーム等分離機能54を有してよく、これによってエアバッグクッション24は乗員を拘束する位置に膨脹することができる。例えば、図8に示されたように、カバー50は、カバー50の内面(内側面)52に沿って実質的に縦方向に延在するように構成されたテアシーム54を含み、よってエアバッグ展開の際に、膨張するクッションが車両の運転者とステアリングコラム13との間に提供された位置に展開するためのカバー50の開口部を形成するように、膨脹するエアバッグクッションの力がテアシーム54の分離を引き起こさせる。テアシーム54はカバー50の全長(又は、全幅)に延在するか、カバーの全長より短い長さに延在するように構成されてもよい。
カバー50は、ハウジングにカバーを組み付ける際に、カバーの内面52からハウジング30に向かって延在するように構成された脚又は壁56を含んでよい。例示的実施形態によれば、カバー50は、カバー50がハウジング30に摺動可能に連結された際、カバー50の壁56はハウジング30の壁32と隣接するようにハウジング30の4つの壁32と同様の形状に構成された4つの壁56を含む。カバー50の壁56は、タブ35を受け入れるように構成された開口(又は、穴)57を含んでよい。図18に示されるように、カバー50の壁56の開口57の寸法は、タブ35(例えば、第2の部分35b)が開口57を通過するようにハウジング30のタブ35の第2の部分35bの寸法に対応するように調整されてよく、これによりカバーとハウジングを摺動可能に連結する。開口(及び対応するタブ)の位置及び/又は寸法は、組立の際にハウジングに対するカバーの正確な整列を確保するために変更されてもよい。
図10に示されるように、カバー50はまた、スイッチアセンブリ70の少なくとも一部(例えば、アクチュエータ)に接するように構成された延出部59を含んでよく、運転者によるカバーの押し下げによって生じた運動等、カバー50の摺動(又は、移動)がスイッチアセンブリ70のこの接した部分を動かし、以下にさらに詳細を記載するが、これにより、電子スイッチを起動する。例示的実施形態によれば、カバー50は3つの延出部59を含み、各延出部59は、少なくとも1つのスイッチアセンブリの一部と係合するように構成される。
例示的実施形態によれば、電子スイッチが起動つまり閉状態の時、スイッチアセンブリ70は車両のホーン機構(又は、アセンブリ)を起動するように構成される。スイッチアセンブリ70は、ホーンが鳴る閉位置(又は、起動位置)とホーンが鳴らない開位置(又は、不起動もしくは不作動位置)を有するように構成されてよい。図17に示された例示的実施形態によれば、スイッチアセンブリ70は電子スイッチ71と、アクチュエータ75と、付勢部材81とを含む。アクチュエータ75は、選択的に電子スイッチ71(したがって電気回路も)と係合して閉状態にし、車両のホーン機構を鳴らす電子スイッチ71及びスイッチアセンブリ70を起動するために変位(又は、移動)するように構成されてよい。運転者は、カバー50を押し下げることで、電子スイッチ71と係合するようにアクチュエータ75を変位つまり移動させる力を生じ、これによってスイッチアセンブリ70を閉じてホーンメカニズムを鳴らす。運転者がカバー50にかかる力を解除した場合、付勢部材81は、電子スイッチ71との係合からアクチュエータ75を離す反力(すなわち、運転者によって加えられた力と反対の方向のベクトルを有する力)を提供し、これによって電子スイッチ71を不起動にし、スイッチアセンブリ70を開く(及びホーン機構を不起動にする)。なお、ここで開示したようなスイッチアセンブリ及び電子スイッチを含むエアバッグモジュールは、車両の他の電子機器を起動するように構成されてよく、開示された例示的実施形態がホーン機構に関するものであっても、これが限定を意味するものではない。
電子スイッチ71は、ハウジングに連結するように構成されてよい。例示的実施形態によれば、電子スイッチ71は、電子スイッチ71がハウジング30の第2の区画43に設けられるように、スナップフィット機能によってハウジング30に連結するように構成される。例えば、電子スイッチ71は、ハウジング30の延出部42に連結する(例えば、パチンとはまる)ように構成されてもよい。電子スイッチ71は、例えば、機械的締結金具や接着剤等、他の方法を用いてハウジング30に連結してよい。
電子スイッチ71は、アクチュエータ75の移動又は変位によって引き起こされる電子スイッチ71の入り切りを行うように構成された接点72を含んでよい。例示的実施形態によれば、電子スイッチ71の接点72は、アクチュエータ75からの力等の力が接点72の面に加えられた際に移動するように構成される。接点72の所定距離の移動は、例えばスイッチ及び回路を閉じることにより、電子スイッチ71を起動し、かくして電気的に接続された機器(例えば、ホーン機構)を起動する。電子スイッチ71は、接点72にかかる力の解除により、自由位置(又は、不起動もしくは不作動位置)に接点72を移動又は変位させ、かくしてスイッチアセンブリ70及び電気回路を開ける内部付勢部材(例えば、バネ)を含んでもよい。別の例示的実施形態によれば、接点72は、両接触点を含む別の機器によって接触(又は、隣接)されると起動され、電気接続及び電気回路が完成するように構成されてもよい。したがって、アクチュエータ75は、スイッチの接点72との接触により、電気接続が閉じられ、ホーン(又は、他の電気的に接続された機器)が起動される、接点を有するように構成されてよい。なお、他の既知の方法又は今後開発される方法を用いて構成されてもよく、ここで開示されたそれらは限定を意味するものではない。
例示的実施形態によれば、アクチュエータ75は、底部79と、底部79から延在する案内部76と、同様に底部79から延在する接点78とを含む。アクチュエータ75は、ハウジング30により形成された第1の区画41で用いられる(例えば、その内で摺動する)ように構成されてよい。案内部76は、ハウジング30の一部がアクチュエータ75の摺動方向に影響を及ぼす(又は、案内する)ように少なくともハウジング30の一部に隣接して(又は、接して)摺動するように構成された環状外壁であってもよい。案内部76は、底部79とは反対側の端部近くに戻り止め77を含み、戻り止め77は、電子スイッチ71から離れる方向等、アクチュエータ75の直線移動を制限してよい。戻り止め77は、ハウジング30の第1の区画41へのアクチュエータ75の比較的容易な挿入を許容するが、アクチュエータ75がハウジング30の第1の区画41から摺動しながら外れることがないようにし、アクチュエータ75の移動を制限する傾斜した膨出部として構成されてよい。接点78は、環状の案内部76内を底部79から所定距離延在する。この所定距離は、案内部76の長さと同程度でも、案内部76の長さよりも短くても、案内部76の長さより長くてもよい。接点78は円筒状に形成され、案内部76からずれており、よって接点78及び案内部76との間に環状の隙間(又は、空間)が形成されてよい。接点78は、スイッチ71の接点72に選択的に接触し、電子スイッチ71及びスイッチアセンブリ70を閉じる、つまり、起動するように構成されてよい。
例示的実施形態によれば、付勢部材81は、アクチュエータ75の接点78と案内部76との間の環状の隙間を占めるように構成された引張コイルバネであり、バネ81の一端はアクチュエータ75の底部79に接するように構成され、バネ81の他端はハウジング30(又は、電子スイッチ71)に接するように構成される。これにより、バネ81は、アクチュエータ75とハウジング30(又は、電子スイッチ71)との間にアクチュエータ75を電子スイッチ71から離れるように押し出す力を提供する。運転者等によりエアバッグモジュール20のカバー50が押し下げられると、カバー50はアクチュエータ75が電子スイッチ71を閉める(又は、起動する)までバネ81を圧縮しながらアクチュエータ75を移動させ、電子スイッチ71に電気的に接続された装置(例えば、ホーン機構)を起動する。運転者がカバー50にかけた力を解除すると、バネ81に蓄えられたエネルギーがアクチュエータ75を移動させて電子スイッチ71との係合から離し、カバー50は不作動つまり自由位置に戻される。上述したように、戻り止め77等により、案内76は、ハウジング30との接触を介してハウジング30の第1の区画41内にアクチュエータ75とバネ81とを維持するようにアクチュエータ75の移動を制限する。
図9ないし19に示されるように、エアバッグモジュール20は、改善され、簡素化され、比較的安いコストのモジュール組み立て方法を可能にする改善された構成を有する。本書で開示された改善されたエアバッグモジュールの構成は、ハウジング30のタブ35のカバー50に対する係合の長さをより長くでき、エアバッグ展開の際等にカバー50のハウジング30に対する改善された保持力を提供する。本書で開示された、改善されたエアバッグ構成はまた、各スイッチアセンブリ70と単一のコイル(又は、圧縮)バネ81を有することにより、構成部品の数を減らした簡素化された設計と、同様に改善された組み立てプロセスを可能にする。これによって、比較的小さいホーン起動力(すなわち、スイッチ及びホーン機構を起動するためにカバーを押し下げるに要される力)が可能になる。ここで用いられるフローティングカバーの設計は、相対的なバネ定数を許容するバネ質量を減少する。加えて、エアバッグモジュールは、熱かしめの替りに機械的留め金を利用して組み立てることも可能である。
例示的実施形態によれば、エアバッグモジュール20は6つのステッププロセスを用いて組み立てられる。第1ステップは、インフレータ21をハウジング30に連結することを含む。第2ステップは、エアバッグクッション24をハウジング30のキャビティ33内のインフレータ21に接続することを含む。第3ステップは、アクチュエータ75及びバネ81をハウジング30のソケット37の第1の区画内に組み付ける(又は、挿入する)ことを含む。第4ステップは、カバー50をハウジング30に摺動可能に連結することを含む。図9、10及び18に示されたように、カバー50は、タブ35がカバー50の開口57に隣り合って整列するようにハウジング30に向かう方向に(ハウジング30に対して)十分摺動し、よってタブ35が開口57を通過し係合してよい。カバー50がハウジング30に向かって摺動すると、延出部59を介してカバー50がアクチュエータ75に接し、かくしてカバー50のハウジング30に対する変位が結果としてアクチュエータ75の実質的に同様の変位をもたらす(これがバネ81を圧縮し、バネ81に蓄えられるエネルギーを増幅させる)。図9及び10に示されるように、ハウジング30の第2の区画43が開いており(すなわち、スイッチ71がまだ搭載されておらず)、第2の区画43へのアクチュエータ75(例えば、アクチュエータ75の接点78)の挿入が可能であるので、カバー50はタブ35が各開口57に隣接するようにハウジング30に向かう方向に十分に摺動可能にされている。第5ステップは、ハウジングからカバーを移動することを含む。バネ81の蓄えられたエネルギーは、その後ハウジング30から離れる方向にアクチュエータ75及びカバー50を駆動(又は、変位)させ、ハウジング30の第2の区画43から接点78を離す。第6のステップは、ハウジング30の第2の区画43各々に電子スイッチ71を設置することが含まれる。電子スイッチ71はスナップ接続によりハウジング30に連結してもよい。
図11、12、16及び19に示されるように、電子スイッチ71がハウジング30の第2の区画43に設けられると、アクチュエータ75は電子スイッチ71と接触してスイッチを起動するので、電子スイッチ71は、電子スイッチ71に向かう方向のアクチュエータ75の変位(又は、移動)を制限する。アクチュエータ75の制限された変位は、同様に、カバー50の変位を制限し、ハウジング30のタブ35がカバー50の開口57と隣り合って再整列することがないようにする等によって、カバー50がハウジング30から離脱するのを許容するに至るまでカバー50がハウジング30に向かって十分に移動できないようにする。図12及び19に示されるように、アクチュエータ75の接点78は電子スイッチ71の接点72と接する(を起動する)時、これがハウジング30に向かうカバー50の最大許容変位範囲となり、ハウジング30のタブ35はカバー50の壁56を保持し続け、よってカバーとハウジングの分離を防止する。
エアバッグモジュール20は、乗員(例えば、運転者)がカバー50を押し下げ、これが電子スイッチ71に向かってアクチュエータ75を変位させるように構成されてよく、所定の変位後、アクチュエータ75の接点78が電子スイッチ71の接点72に接し、これにより電子スイッチ71を閉じ(又は、起動し)、ホーン機構が鳴る。運転者がカバー50にかけている力を解放すると、アクチュエータ75とハウジング30(又は、電子スイッチ71)との間で圧縮されたバネ81がカバー50及びアクチュエータ75をハウジング30から離し、これによって電子スイッチ71を開け(又は、不作動にし)、ホーン機構を静かにする(すなわち、鳴動を止める)。
エアバッグの展開を引き起こす車両の動的事故の際等、エアバッグモジュール20の展開の起動によって、格納されたエアバッグクッション24はインフレータ21により生成された膨脹ガスによって膨張し、展開するエアバッグクッション24は、分離機能54を割いて、そこに形成された開口を通る等により、カバー50を破り、エアバッグクッション24がカバー50及びモジュールを越えてさらに展開することを許容する。エアバッグモジュール20のエアバッグクッション24は、運転者と車両のステアリングコラム13(エアバッグモジュール20を含む)との間に提供された位置に展開し続け、車両事故の際に運転者に拘束を与え、運転者が負傷する可能性を減少させる。膨脹したエアバッグクッション24は、既知の又は今後開発される形状を形成してよい。加えて、エアバッグクッション24の膨脹形状は、様々な顧客及び/又は車両の要求に適応するように誂えられてよい。
ここで使用される用語「ほぼ」、「約」、「実質的に」及び同様の用語は、この開示の主題が属する技術分野の当業者にとって共通の及び一般に認められる表現に即して広い意味を持つもの指す。なお、これら用語は、説明され特許請求された特定の特徴の記述を、これらの特徴の範囲を提供された正確な数値範囲に限定することなく、可能にするものであることは、この開示を検討する当業者に理解されるはずである。したがって、これらの用語は、説明され特許請求されている主題の実体のない又は重要でない変更又は修正が、添付の請求の範囲に挙げた本発明の範囲内にあるとみなされることを示唆していると、解されるべきである。
なお、様々な実施形態を説明するため、ここで用いられる用語「例示的」は、そのような実施形態が、考えうる実施態様の考えうる具体例、表現及び/又は説明であることを示すように意図されたものである(そのような用語は、そのような実施形態が必ずしも特別又は最良の具体例であることを暗示するように意図されたものでない)ことは言うまでもない。
用語「連結された」、「接続された」及びここで使用される類似の用語は、2つの部材を直接的又は間接的に互いに結合することを意味する。このような結合は、固定的(例えば、永続的)又は可動可能(例えば、取り外し可能又は解放可能)であってもよい。このような結合は、互いに単一の単体物体に一体的に形成される2つの部材又は2つの部材と任意の中間部材によりなされてもよく、又は、互いに取り付けられる2つの部材又は2つの部材と任意の中間部材によりなされてもよい。
本開示における要素の位置への言及(例えば、「頂部」、「底部」、「上方に」、「下方に」等)は、単に、図面における様々な要素の方向を説明するために用いられる。なお、様々な要素の方向は、他の例示的実施形態によって異なり、このような変更は本開示に包括されるように意図されるものであることは言うまでもない。
重要なことは、様々な例示的実施形態に示されたエアバッグシステムの構造及び構成は説明的なものであるに過ぎない点に留意することである。本開示では数少ない実施形態を詳細に説明してきたが、ここに記載された主題の新規な教示及び利点から著しく逸脱することなく多くの改変が可能(例えば、様々な要素の寸法、大きさ、構造、形状及び比率、パラメータ値、取り付け構成、材料の使用、色、方向等における変化)であることは、本開示を検討する当業者であれば容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されるように示された要素は、複数の部品又は要素から構成されてもよく、要素の位置は、逆にしたり、それ以外の変更をしたりしてもよく、個別の要素又は位置の特質や数は変更又は変化されてもよい。いずれかのプロセスや方法ステップの順番や順序は、別の実施形態にしたがって変更又は組み直されてもよい。様々な例示的実施形態の設計、操作条件及び配置における、その他の置換、改変、変更及び省略もまた、本発明の範囲から逸脱することなく、可能である。


Claims (20)

  1. 乗員に拘束を与え、車両のホーンアセンブリの選択的起動を提供する車両用エアバッグ及びホーンスイッチモジュールであって、
    格納形態から展開して乗員に拘束を与えるように構成された膨脹可能エアバッグクッションと、
    展開時にエアバッグクッションを膨張させるように構成されたインフレータと、
    ベースと該ベースから延在する複数の壁とを有することにより、エアバッグクッションを収容するように構成されたキャビティを形成し、前記インフレータが取り付けられ、前記壁の少なくとも1つが突出した少なくとも1つのタブを有するハウジングと、
    電子スイッチとアクチュエータとを含むスイッチアセンブリと、
    前記ハウジングの前記タブを受け入れ、前記ハウジングに摺動可能に連結するように構成された少なくとも1つの開口を備えた壁を有するカバーと、を備え、
    前記カバーは、前記スイッチアセンブリの前記電子スイッチの取り付け前に、前記ハウジングの前記タブを前記カバーの前記開口と整列させることで、前記ハウジングと摺動可能に連結するように構成されるとともに、前記ハウジングの前記タブと前記カバーとの係合長さを長く提供し、
    前記カバーが乗員によって押し下げられると、前記ハウジングに対して前記カバーが摺動するように構成されるとともに、前記カバーを前記アクチュエータが前記電子スイッチと係合するまで変位させることにより前記車両の前記ホーンアセンブリを起動する、
    ことを特徴とするモジュール。
  2. さらに前記ハウジングと前記スイッチアセンブリの前記アクチュエータとの間に付勢部材が設けられ、乗員の前記カバーの押し下げによる前記ハウジングに対する前記カバー及び前記アクチュエータの変位が前記付勢部材を圧縮して前記付勢部材にエネルギーを蓄える、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  3. 乗員が前記カバーを押し下げる力を解除すると、前記付勢部材に蓄えられたエネルギーが前記アクチュエータ及び前記カバーを前記ハウジング及び前記スイッチから離すように変位させることによって前記車両の前記ホーンを不起動にする、ことを特徴とする請求項2に記載のモジュール。
  4. 前記車両の前記電子スイッチと前記ホーンアセンブリとの間を電気的に連通させるための電気コネクタを有するワイヤハーネスをさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  5. 前記ハウジングは、前記スイッチアセンブリの少なくとも一部を受け入れるように構成されたソケットを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  6. 前記ハウジングの前記ソケットは、前記スイッチアセンブリの前記アクチュエータを受け入れ、変位の際に前記アクチュエータを案内して前記電子スイッチを起動させる、ことを特徴とする請求項5に記載のモジュール。
  7. 前記ハウジングは、前記スイッチアセンブリの前記電子スイッチの少なくとも一部を受け入れるように構成された区画を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  8. 前記電子スイッチは、前記ハウジングに前記電子スイッチを保持するために前記区画と連結する、ことを特徴とする請求項7に記載のモジュール。
  9. 前記カバーは、前記エアバッグクッションの展開の際に分離するように構成されたテアシームを含み、膨脹しているクッションが前記モジュールを越えて乗員に拘束を与える位置まで展開できるようにする、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  10. 前記モジュールは、前記車両のステアリングホイールアセンブリに位置決めされ、前記車両のステアリングコラムに係合するように構成される、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  11. 前記車両の前記ステアリングコラムに前記モジュールを接続するための取付部材をさらに備える、ことを特徴とする請求項10に記載のモジュール。
  12. 前記電子スイッチを前記ハウジングに取り付けた後、摺動可能に連結された前記ハウジングに対して前記カバーの前記開口と前記ハウジングの前記タブとが再整列するであろう距離を前記カバーは摺動できず、よってエアバッグ展開等の際に、前記カバーが前記ハウジングから外れないようになっている、ことを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  13. 乗員に拘束を与え、車両のホーンアセンブリの起動を提供する車両用エアバッグ及びホーンスイッチモジュールを製造する方法であって、
    ハウジングにインフレータを取り付ける第1ステップと、
    前記ハウジング内の前記インフレータに折り畳まれたエアバッグクッションを接続する第2ステップと、
    前記ハウジングのソケット内にアクチュエータ及び付勢部材を挿入する第3ステップと、
    前記カバーを前記ハウジングに向かって変位させることにより、前記アクチュエータを前記ハウジングの区画内で変位させ、前記付勢部材を圧縮することにより前記付勢部材内にエネルギーを蓄えるとともに、前記カバーを前記カバーの壁の開口が前記ハウジングの壁から延在するタブと整列するまで前記ハウジングに向かって変位させることにより、前記ハウジングの前記タブを前記カバーの前記開口と係合させることによって、前記カバーを前記ハウジングに摺動可能に連結する第4ステップと、
    前記付勢部材の蓄えられたエネルギーによって前記アクチュエータを前記ハウジングの前記区画から離すように前記カバーを前記ハウジングから変位させる第5ステップと、
    前記カバーの前記開口を前記ハウジングの前記タブに再整列させるだけの距離を前記カバーが前記ハウジングに向かって変位することができないようにして、連結された前記カバーを前記ハウジングに保持するように、電子スイッチを前記ハウジングの前記区画へ取り付ける第6ステップと、
    を備えている、ことを特徴とするモジュール製造方法。
  14. 前記第3ステップは、各ソケットが1つの前記アクチュエータと1つの前記付勢部材を含むように、前記ハウジングの複数の前記ソケット内に複数の前記アクチュエータ及び前記付勢部材を挿入することを含む、ことを特徴とする請求項13のモジュール製造方法。
  15. 乗員による車両のホーンアセンブリの選択的起動を提供するエアバッグ及びホーンアセンブリモジュールに用いられる電子スイッチアセンブリであって、
    前記エアバッグ及びホーンアセンブリモジュールは、ハウジングと、前記ハウジングに摺動可能に連結されるカバーと、を有し、
    前記電子スイッチアセンブリは、
    前記ハウジングに連結するように構成され、開位置と閉位置とに作動するように構成された電子スイッチであり、
    前記電子スイッチは、通常、前記車両の前記ホーンアセンブリが不起動になる開位置に設定され、前記電子スイッチは、接点を含み、接点が所定距離移動すると閉位置に設定されて前記車両の前記ホーンアセンブリが起動されるように構成されたスイッチと、
    前記カバーが乗員によって押し下げられると、前記電子スイッチの前記接点を所定距離動かすように構成されるアクチュエータと、
    前記電子スイッチと前記アクチュエータとの間に位置決めされ、前記アクチュエータを前記電子スイッチの前記接点から離れる方向に付勢し、前記電子スイッチを開位置に設定するように構成されたバネと、
    を備えている、ことを特徴とする電子スイッチアセンブリ。
  16. 前記アクチュエータは、前記アクチュエータを前記電子スイッチの前記接点と整列させるように前記ハウジングの一部に隣接して設けられる案内部を含む、ことを特徴とする請求項15に記載の電子スイッチアセンブリ。
  17. 前記案内部は、環状であり、前記カバーの一部に隣接する底部から延在する、ことを特徴とする請求項16に記載の電子スイッチアセンブリ。
  18. 前記案内部は、少なくとも前記バネの一部を包囲して保持する、ことを特徴とする請求項16に記載の電子スイッチアセンブリ。
  19. 前記アクチュエータはまた、前記電子スイッチの前記接点と直接接触するように構成された接触部を含む、ことを特徴とする請求項18に記載の電子スイッチアセンブリ。
  20. 前記バネは、前記アクチュエータの前記接触部と前記案内部との間に設けられる、ことを特徴とする請求項19に記載の電子スイッチアセンブリ。




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