JP2014516774A - ばら荷を分別する方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ばら荷を分別する方法であって、装置(1)における少なくとも1つの篩に分別のためにばら荷(2)を供給するステップを有し、この場合装置(1)は、篩を収容するための内室(18)を備えた少なくとも1つのハウジング(10)を有する。ハウジング(10)は、ばら荷(2)を供給するための少なくとも1つの入口(13)と、ばら荷(2)の少なくとも1つの分別物を排出するための少なくとも1つの出口(14)とを有する。ハウジング(10)はルーフ(15)及び底部(16)を有し、該ルーフ(15)及び該底部(16)に、少なくとも各1つのフライホイールマス(17)が配置されている。さらに装置(1)は、少なくとも1つの機械式の連結手段を有し、この場合フライホイールマスは、内室の外側に配置された機械式の連結手段(21)を用いて互いに連結されかつ駆動可能である。装置(1)は、機械式の連結手段を駆動するための駆動手段を有する。この方法はさらに、フライホイールマスの駆動によってハウジング(10)を振動運動させるステップを有する。さらなる方法ステップにおいて、ばら荷を、篩を用いて分別し、次いでばら荷の分別物のうちの少なくとも1つを、出口を通してハウジングから排出する。

Description

本発明は、独立請求項の前提部に記載された、ばら荷を分別する方法及び装置、分別する装置の使用、分別する装置を交換及び/又は拡張する方法に関する。
EP0182831に基づいて、穀物又はその他のばら荷から重量物、特に石などを選別除去する装置が公知である。この装置は、互いに上下に位置していて傾斜して配置された2つの振動テーブルを有し、両振動テーブルは、同じ空気によって貫流される。上側振動テーブルは、製品入口と、下側振動テーブルの中央領域に向けられた投下部を有し、この場合下側振動テーブルは、選石テーブルとして、つまり篩として形成されている。両振動テーブルは、1つの共通の駆動装置を有する。上側振動テーブルは、成層テーブルとして形成されていて、その下端部においてのみ、重量物を含んだ層を落下させるための領域を有している。
この公知の従来技術にはしかしながら、装置において分別されるべきばら荷の、今日必要とされる処理量が達成されない、という欠点を有する。さらにこの公知の装置には、運転コストが高いという欠点がある。それというのは、この公知の構成では、装置を振動運動させる必要があり、かつ両振動テーブルを通して空気を供給搬送する必要もあるからである。このことは、装置の構造コストを高騰させ、従って機械の製造及び運転も高コストである。
ゆえに本発明の課題は、公知の装置における欠点を排除すること、特に、ばら荷を高い処理速度(Durchsatz)で装置において分別することができ、装置を僅かな保守作業で運転することができ、さらに装置の製造コストが安価であり、かつ運転に際してのランニングコストが安い、方法及び装置を提供することである。本発明の別の課題は、既存のばら荷を分別する装置を、交換及び/又は拡張する手段を提供することである。
これらの課題は、独立請求項の特徴部に記載された方法及び装置によって解決される。
本発明によるばら荷を分別する方法は、分別のための装置における少なくとも1つの篩に、ばら荷を供給するステップを有する。装置は、少なくとも1つの篩を収容するための内室を備えた少なくとも1つのハウジングを有する。篩は、特に篩スタックである。ハウジングは、ばら荷を供給するための少なくとも1つの入口と、ばら荷の少なくとも1つの分別物を排出するための少なくとも1つの出口とを有する。ハウジングは規定通りの使用時に、ルーフ及び底部を有し、該ルーフに又は該ルーフ内にかつ該底部に又は該底部内に、少なくとも各1つのフライホイールマスが配置されている。さらに装置は、内室の外側に配置された少なくとも1つの機械式の連結手段を有し、この場合フライホイールマスは、機械式の連結手段を用いて互いに連結されかつ駆動可能である。装置は、機械式の連結手段を駆動するための駆動手段を有する。本発明による方法は、さらに、機械式の連結手段の駆動によるフライホイールマスの駆動によって少なくとも1つのハウジングを振動運動させるというステップを有する。ばら荷を供給する方法ステップ及び装置を振動運動させるステップは、任意の順序で実施することができる。さらなる方法ステップにおいて、ばら荷は篩を用いて少なくとも1つの第1の分別物と第2の分別物とに分別される。この方法ステップは、上に述べた方法ステップの実施後に行われる。次いで、出口を通してばら荷の前記分別物のうちの少なくとも1つが、ハウジングから排出される。
ばら荷というのは、本明細書では、例えば穀物、砂又は粒子形状のプラスチックのような流動性の物を意味する。
篩を収容するためのハウジングの内室というのは、本明細書では、ハウジングの内側の囲繞面を意味し、つまり例えば、内室に向けられた、ルーフの面、底部の面及び、ハウジングの外側に位置する側面によって取り囲まれた領域を意味する。例えば、ルーフにおける又はルーフ内におけるフライホイールマスと底部における又は底部内におけるフライホイールマスとを結合し、かつカプセル化されて、ハウジングの外側に位置する側面の間において案内されている機械式の連結手段は、本明細書では内室の内部と見なされる。
ルーフに又はルーフ内に及び底部に又は底部内にフライホイールマスが配置されているという記載は、本明細書では、各フライホイールマスは内室の内部に配置されていないということを意味する。例えばルーフ及び/又は底部は、内室とは別個に、内部にフライホイールマスが配置されている中空室として形成されていてよい。
フライホイールマスがハウジングの底部に配置されているという記載は、本明細書では、フライホイールマスがハウジングの底部の外側面に、つまり下面に配置されているということを意味する。すなわちフライホイールマスは、ハウジングの内室内には配置されていない。
この方法には、当該方法が、使用される装置によって安価に実施可能であるという利点がある。それというのは、装置は製造コストが特に安価であり、かつ運転中に装置を単に振動運動させるだけで良く、例えば、高コストの追加的な空気流の供給といった必要がないからである。
本発明による方法の別の利点としては、分別すべきばら荷において得られる高い処理速度が挙げられる。それというのは、機械式の連結手段は内室の外側に配置されていて、これにより内室内における分別作業を妨げないからである。
篩スタックの使用が特に有利であり、これによって篩開口の大きさを、篩スタックにおける各篩のポジションに関連して、適合させることができ、ひいては装置によって分別されるばら荷の処理速度をさらに高めることができる。このことは例えば、ルーフに向かって配置された篩がより大きな篩開口を有し、この篩開口の大きさが底部に向かって小さくなるように選択され得ることによって、達成することができる。方法において使用される装置のこの構成によって、良好な分別作業と共に、同時に処理速度を高めることが可能になる。
本明細書の意味では、篩は、例えば篩織布を張設することができる篩面を有し、この場合篩は篩開口、つまり篩構造体における開口を有し、これらの開口を通して、規定された最大サイズまでの物が落下することができる。
好ましくは方法において、未浄化の、つまり異物の混ざった穀物が分別される。特に第1の分別物は、主として異物を含み、第2の分別物は、主として浄化された穀物を含む。
本明細書において、未浄化の穀物というのは、特に穀物、及び土や泥、砂、異物又は例えば金属部分や任意の混合物等を含む穀物を意味する。異物(Schroll)というのは、本明細書では、未浄化の穀物の、穀物粒ではない粗い部分のことを意味し、つまり言い換えれば、異物というのは、少なくとも90%が、穀物粒よりも大きい平均サイズを有する粗い部分のことを意味する。
特に好適な態様では、ばら荷を、少なくとも2つの分別物に、好ましくは3つの分別物に、特に好ましくは4つの分別物に、かつ極めて特に好ましくは少なくとも5つの分別物に分別する。
このようにすると、次のような利点が得られる。すなわちこの場合、分別すべきばら荷は、複数の分別物に分けられ、ひいてはほとんど異物を含まない浄化された穀物が得られる。それというのは、例えば、穀物粒よりも大きな粒も小さな粒も、例えば異物や砂を、穀物粒から分離することができるからである。
特に好適な態様では、ハウジングにばら荷を、少なくとも50t/hの搬送量で、好ましくは少なくとも75t/hの搬送量で、特に好ましくは少なくとも100t/hの搬送量で、供給しかつ分別する。
本明細書では、搬送量(Foerderrate)というのは、装置内に搬送される、単位時間当たりのばら荷の重量を意味し、これは、処理量もしくは処理速度とも言うことができる。この搬送量は、一般に単位時間当たりの重量で、例えばt/h又はkg/minで表記される。
得ることのできる高い搬送量には、高い搬送量で搬送されるばら荷を分別するために、僅かな数のハウジングしか必要なく、方法を安価に実施することができる、という利点がある。
択一的に、方法において2つのハウジング、好ましくは3つのハウジング、特に好ましくは少なくとも4つのハウジングを、機械式の連結手段及び駆動手段を用いて、振動運動させると、好適である。駆動手段は例えば調整可能なモータである。
このようにすると、ばら荷を種々異なったハウジングに分配することができ、ひいては複数のハウジングにおいて分別を行うことができ、その結果搬送量を高めることができる、という利点が得られる。これによって、その都度の使用に対する要求に関連して、装置を簡単に段階付けすることができる。
択一的に特に好適な態様では、機械式の連結手段は、回転可能な連結軸を有し、該連結軸は、ベルトを用いて、ハウジングのルーフ及び底部に配置された前記フライホイールマスに結合されている。この場合特に、ベルトは連結軸の端部領域に取り付けられている。駆動手段は、回転可能な連結軸を回転させ、これによってベルトを用いてフライホイールマスが駆動される。
特に、連結軸は、ベルトを受容するために少なくとも1つのベルト車を端部領域に有する。
連結軸の端部領域というのは、本明細書では、軸は、軸線に対して平行に軸の各端部において、ベルトが連結軸に結合される各1つの領域を有している、ということを意味する。特に、この領域は、連結軸の各端部から見て、軸の軸線に対して平行にベルトの2倍の幅の長さを有している。
このようにすると、次のような利点が得られる。すなわちこの場合、連結軸及び駆動手段はハウジングの内室の外側に取り付けられていて、ひいてはハウジングの内室全体を分別のために使用することができ、これによって処理速度を高めることができる。さらに、ベルトを備えた回転可能な連結軸として形成された機械式の連結手段は、単純な構造で構成されているので、このような連結手段は安価に製造可能である。
択一的に特に好適な態様では、ハウジングは懸吊されているので、該ハウジングは、規定通りの使用時に、ほぼ重力の作用方向に対して垂直な方向に振動運動及び/又は円形運動させられる。
これによってつまりハウジングを、装置のフレームに、又は例えば建物の天井にも懸吊することができる。懸吊のための手段としては、例えば竹の棒、又は例えば金属、合金、ポリエステル、GFK及びエポキシ樹脂又は任意の組合せから成る他のフレキシブルなロッドが適している。フレキシブルなロッドというのは、本明細書では、横方向における変位時に、つまりロッドの長手方向軸線に沿った力伝達時ではない場合に、フレキシブルであるロッドのことを意味する。
特に好適な態様では、分別時における篩分別物(Siebabstoss)の排出を、篩の篩面の平面において、篩の、少なくとも2つの互いに分けられた、特に互いに反対側に位置する縁部部分において行う。この場合篩分別物は特に、第1の分別物である。
篩分別物というのは、本明細書では、篩開口に比べて極めて大きな粒子サイズを有することに基づいて、篩の各篩開口を通って落下及び/又は搬送され得ないばら荷のことを意味する。
さらに本明細書において、篩の、少なくとも2つの互いに分けられた縁部部分というのは、篩の周囲に2つの領域が存在していて、該領域を通って篩分別物を篩から離反搬送させることができ、この場合この両方の領域が互いに接触していない、ということを意味する。この場合例えば方形の篩では、方形の、互いに平行に位置する2つの辺のことである。
互いに反対側に位置する縁部部分というのは、両方が、篩平面の中心点を通して引かれた直線との交点を有する縁部部分のことを意味する。このことは例えば、少なくともそれぞれ両方の辺が縁部部分として機能する場合には、方形の篩において、方形の平行な各辺に対して満たされている。
このようにすると、篩分別物を篩の大きな領域において排出することができるので、処理速度を高めることができる。
本発明の別の観点は、ばら荷を分別する装置に向けられている。この装置は、特に、上に述べた方法を実施するために使用される。この装置は、少なくとも1つの篩を収容するための内室を備えた少なくとも1つのハウジングを有する。特に、内室内には、少なくとも1つの篩スタックが収容されてよい。この装置は、ばら荷を少なくとも1つの第1の分別物と少なくとも1つの第2の分別物とに分別するために使用される。ハウジングは、ばら荷を篩に供給するための少なくとも1つの入口と、ばら荷の少なくとも1つの分別物を排出するための少なくとも1つの出口とを有する。ハウジングは規定通りの使用時に、ルーフ及び底部を有する。ルーフに又は該ルーフ内にかつ底部に又は該底部内に、少なくとも各1つのフライホイールマスが配置されている。装置は、内室の外側に配置された少なくとも1つの機械式の連結手段を有し、フライホイールマスは、少なくとも1つの機械式の連結手段を用いて互いに連結されている。さらにフライホイールマスは、機械式の連結手段を用いて駆動可能である。さらに装置は、少なくとも1つの機械式の連結手段を駆動するための駆動手段を有しており、これによって少なくとも1つのハウジングがフライホイールマスによって振動運動させられるようになっている。
フライホイールマスというのは、本明細書では、アンバランスを有するように形成された質量体のことを意味し、つまりこの質量体の質量は、回転対称的に分配されておらず、これによってフライホイールマスの回転時に、少なくとも1つのハウジングを振動運動させることができる。
本発明による装置は、特に、上に述べた方法を実施するのに使用され、従って上に述べた方法のすべての利点を有する。
特に好適な態様では、ハウジングは懸吊されており、例えば装置のフレーム、又は建物の天井に懸吊されている。特にハウジングは、ほぼハウジングの重心の高さでハウジングに固定されているロッドを用いて、懸吊されている。
このような構成には、装置の設置が簡単かつ安価に可能であるという利点がある。それというのは、例えば、床に設置された装置とは異なり、懸吊のために使用される弾性的に可撓性のロッドに加えて、振動運動を緩衝するための緩衝手段が必要ないからである。ロッドは、長手方向軸線に対する横方向の変位時にそれ自体相応な緩衝特性を有する。
特に好適な態様では、少なくとも1つの入口はルーフに配置され、かつ/又は少なくとも1つの出口は底部に配置されている。
装置のこの構成には、特に、ハウジングのルーフにおける入口の配置及び底部における出口の配置によって、スペースを節約した構造形態が得られるという利点がある。それというのは、入口もしくは出口のために、ハウジングの側部に取り付けられた装置が必要ないからである。これによって例えば複数のハウジングを狭い設置箇所に配置することができ、その結果、単位面積当たりの高い分別処理能を得ることができる。
特に好適には、駆動手段はモータ、特に調整可能なモータである。
この構成には、モータの調整によって振動運動を調整できるという利点がある。
極めて好適な態様では、少なくとも1つの機械式の連結手段は、回転可能な連結軸であり、該連結軸は、該連結軸に配置されたベルトを備えている。この場合特にベルトは、連結軸の端部領域に配置されている。各フライホイールマスは、少なくとも1つのベルトに結合されている。回転可能な連結軸は、フライホイールマスを駆動するために、駆動手段を用いて回転させられる。装置のこのような構成は、既に上において述べた利点を有する。
択一的に好適な態様では、装置は少なくとも2つのハウジング、好ましくは3つのハウジング、特に好ましくは少なくとも4つのハウジングを、ばら荷を並列的に分別するために有する。
この構成には、その都度の使用における要求に関連して、装置によるばら荷の処理量もしくは処理速度を簡単に段階付けすることができる。
択一的に特に好適な態様では、装置は正確に1つの回転可能な連結軸を有し、該連結軸に配置された少なくとも2つのベルトを備えている。この少なくとも2つのベルトは、ルーフに又は該ルーフ内にかつ底部に又は該底部内にそれぞれ配置された、ハウジングのフライホイールマスに結合されている。ハウジング及び少なくとも第2のハウジングはそれぞれ、ルーフ及び底部にそれぞれ配置された、第2のハウジングのフライホイールマスを駆動するために、別のベルトを用いて結合されている。
言い換えれば、ルーフに又はルーフ内に及び底部に又は底部内に配置された、ハウジングのフライホイールマスは、ベルトを用いて連結軸に結合されている。ルーフに又はルーフ内に及び底部に又は底部内に配置された、第2のハウジングのフライホイールマスは、この場合別のベルトを用いて、ルーフに又はルーフ内に及び底部に又は底部内に配置された、ハウジングの対応するフライホイールマスに結合されている。回転可能な連結軸が回転させられると、この回転はベルトを用いて、ハウジングのフライホイールマスに伝達され、その結果ハウジングのフライホイールマスは、駆動され、かつ特に回転させられる。これによって別のベルトを介して、第2のハウジングのフライホイールマスが駆動、つまり特に回転させられる。
これにより、特に少なくともハウジング及び第2のハウジングが振動させられる。
このような構成には、ただ1つの駆動装置と相応な数のベルトとによって、少なくとも2つのハウジングを、同期的に振動運動させることができる、という利点がある。そしてこれによって、連結手段のこのような構造は、安価であり、かつ振動運動は駆動手段の調整によって簡単に調整可能である。
択一的に特に好適な態様では、少なくとも2つのハウジングは互いに解離可能に結合されている。特にこれらのハウジングは、クリップ結合及び/又はねじ結合によって互いに結合されている。
例えば少なくとも2つのハウジングは、クリップ結合機構を用いて互いに解離可能に結合することができる。
このような構成には、装置によって必要な処理速度を得るために、使用のその都度の要求に相応して、必要な数のハウジングを使用することができる、という利点がある。
特に好適な態様では、篩スタックの篩は個々に交換可能であり、かつ/又は、例えば引出しのようにハウジング内にそれぞれ押し込むことができる挿入体として形成されている。
このような構成には、損傷時に篩が簡単に交換可能、又はクリーニング可能であり、さらに篩スタックをフレキシブルに必要な分別形式に適合させることができる、という利点がある。
本発明の別の観点は、特に上に述べたような方法を実施するための、上に述べた装置のための回転可能な連結軸に向けられている。この回転可能な連結軸は、該回転可能な連結軸を駆動するために前記装置の駆動手段に結合可能である。装置のハウジングのルーフに又は該ルーフ内にかつ底部に又は該底部内に配置された少なくとも各1つのフライホイールマスとの結合のために、回転可能な連結軸に、特に該連結軸の端部領域において、各1つの結合手段、特にベルトが取付け可能である。そしてこの場合結合は、ハウジングがフライホイールマスを用いて振動運動させられるように行われる。
この回転可能な連結軸は、上に述べた連結軸に相当し、ゆえに上に述べたすべての利点を有する。
本発明の別の観点は、1つの連結軸と、少なくとも2つのベルトと、連結軸を駆動するための特に1つの駆動手段とから成るシステムに向けられている。このシステムは、上に述べた装置を構成もしくは製造するために、分別作業のための装置との結合のために使用される。特に、上に述べた方法が実施されることが望まれている。このシステムは、装置のハウジングに結合可能である。ハウジングはそれぞれ、該ハウジングのルーフに又は該ルーフ内に及び底部に又は底部内に配置された少なくとも1つのフライホイールマスを有する。2つのベルトはそれぞれ、連結軸に、特に該連結軸の端部領域において、取付け可能であり、かつフライホイールマスの各1つに結合可能である。この場合結合形態は、連結軸の駆動によってハウジングが、フライホイールマスを用いて振動運動させられるように構成されている。
このシステムは、上に述べた装置を製造するために使用され、かつ特に上に述べた方法を実施するために使用され、従って上に述べた対応する利点を有する。
本発明のさらに別の追加的な観点は、ばら荷を分別する上に述べた方法を実施するための、上に述べた装置の使用に向けられている。特に、セメント、石灰、砂、製粉されていない穀物、ふすまもしくはぬか及び飼料又はそれらの混合物のようなばら荷が、分別される。
ここでは、上に述べたような装置が、上に述べた方法によって使用される。従ってこの使用は、対応するすべての利点を有する。
本発明のさらに別の観点は、ばら荷を分別する装置を交換及び/又は拡張する方法に向けられている。この方法では、上に述べた回転可能な連結軸、又は上に述べたシステムが、上に述べたように装置を製造するために、装置のハウジングに結合される。
この方法には、本発明のようには構成されていない、分別作業のための既に述べた装置を、この方法を用いて交換及び/又は拡張することができる、という利点があり、これによって、上に述べた相応な利点を有する装置を既に述べたように製造することができる。
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は図示の実施形態に制限されるものではない。
本発明によるばら荷を分別する装置を示す斜視図である。 図1に示した本発明によるばら荷を分別する装置を示す側面図である。 図1に示した本発明による装置のルーフを示す平面図である。 図1に示した本発明による装置を示す正面図である。 図1に示した本発明による装置のルーフを示す図である。 図1に示した本発明による装置の底部を示す図である。 3つのハウジングを備えた択一的な本発明による装置を示す斜視図である。 図7に示した本発明による装置を示す正面図である。 図7に示した本発明による装置を示す平面図である。 図7に示した本発明による装置を示す側面図である。 図7に示した本発明による装置のルーフを示す図である。 図7に示した本発明による装置の底部を示す図である。
図1には、ばら荷を分別する装置1が斜視図で示されている。この装置1は、ロッド25を用いてフレーム9に懸吊されたハウジング10を有する。
ハウジング10は、扉8を有し、この扉8は、ハウジングの内室へのアクセスを可能にするために開放することができ、この内室には、ばら荷を分別するために図示されていない篩もしくは篩スタックを収容することができる。ハウジング10は、2つの入口13を有し、両入口13を通して、ばら荷をハウジング10内に搬送することができ、ばら荷は、ハウジング10内において図示されていない篩又は篩スタックを用いて分別される。ハウジング10には、モータ6として形成された駆動手段が取り付けられていて、かつ連結軸21として形成された連結手段が取り付けられている。
運転時に装置1は、モータ6を用いた連結軸21の駆動によって、振動運動させられる。これは、図示されていないフライホイールマスの駆動によって行われ、このフライホイールマスは、ハウジング10の蓋もしくは底部に位置していて、図示されていないベルトを介して連結軸21に結合されていて、これにより回転させられるようになっている。弾性的に屈曲可能であるロッド25におけるハウジングの懸吊に関連した、フライホイールマスの上記のような回転によって、ハウジング10だけを振動運動させることができる。
図2には、図1に示した本発明による装置が、図1に示した扉8によって確定された平面に対して平行に見た側面図で示されている。同じ参照符号は、以下の説明及び図面において同じ特徴を示すものであり、ゆえに必要な場合以外は説明を省く。
装置1は、扉8を備えたハウジング10を有し、この場合ハウジングはロッド25を用いてフレーム9に懸吊されている。ハウジング9には、ハウジング10を振動運動させるためにモータ6及び連結軸21が取り付けられている。
ばら荷を分別する装置1は、3.1mの高さhを有する。
図3には、図1に示した装置1が、図1に示した入口開口13によって確定された平面に対して垂直に見た平面図で示されている。
装置1は1.8mの奥行きtと2.1mの幅bとを有する。装置1は、ばら荷を供給するための2つの入口13を備えたハウジング10を有する。このハウジング10は、図示されていないロッドを用いてフレーム9に懸吊されている。ハウジング10は、蓋26を有し、この蓋26の下には、フライホイールマスが位置しており、しかしながらこのフライホイールマスは、ハウジングの内室内には配置されていない。ハウジング10の内室は、供給されたばら荷を分別及び排出する篩もしくは篩スタックを収容するために働く。
図4には、図1に示した装置1が、図1に示した扉8によって確定された平面に対して垂直な方向から見た正面図で示されている。
扉8を備えたハウジング10は、上に述べたようにロッド25を用いてフレーム9に懸吊されていて、入口13を有し、この入口13を通してばら荷2は、分別のためにハウジング10内に搬入される。
図5には、図1に示した装置1のルーフ15が略示されている。
装置1のハウジング10は、分別のために装置内にばら荷を供給するための2つの入口13を有する。装置1は、ハウジング10に取り付けられたモータ6を有し、このモータ6は連結軸21に結合されていて、この連結軸21を回転させるようになっている。連結軸21の端部領域には、ベルト24が取り付けられており、このベルト24は、ルーフ15に配置されたフライホイールマス17に結合されていて、このフライホイールマス17を回転させるようになっている。フライホイールマス17はアンバランス体であり、これによってフライホイールマス17の駆動時もしくは回転時に、ハウジング10は振動運動させられる。
両方の入口13は、直径300mmの円形の開口を有する。
図6には、図1に示した装置1のハウジング10の底部16が示されている。
底部16は3つの開口14を有し、この場合互いに隣接した2つの開口14は、異物及び砂を排出するために働き、それぞれ300mmの直径を有する。前記2つの出口開口14からフライホイールマス17を挟んで間隔をおいて位置する別の出口14は、ばら荷のフラクションもしくは分別物(Fraktion)を排出するために働き、この分別物は、例えば精製された穀物のようにさらに処理することが望まれている。
装置1のハウジング10にはモータ6が取り付けられており、このモータ6は連結軸21に結合されていて、これによりこの連結軸21を回転させることができる。連結軸21の端部領域にはベルト24が取り付けられている。このベルト24は、底部16に取り付けられたフライホイールマス17に結合されている。これによって、アンバランス体であるフライホイールマス17は駆動可能となり、これによってフライホイールマス17は回転させられる。モータ6は図5に示したのと同じモータであり、つまり装置1は単に1つのモータ6を駆動手段として有する。
モータ6、連結手段21、ベルト24及びフライホイールマス17から成る上に述べた構成は、図5について述べたのと同じ目的を有する。
図7には、ばら荷を分別する装置1の本発明による択一的な実施形態が示されている。この装置1は、第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12を、ばら荷の並列的な分別作業のために有する。第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12は、分別のためにハウジング10,11,12内にばら荷を搬入するための各1つの入口13を有する。
ハウジング10,11,12は、図示されていないクリップ結合機構を用いて、互いに解離可能に結合されている。第1のハウジング10及び第3のハウジング12は、ロッド25を用いてフレーム9に懸吊されている。ハウジング10,11,12はそれぞれ扉8を有し、これらの扉8を介して、各ハウジング10,11,12のそれぞれの内室は接近可能である。各ハウジング10,11,12の各内室内には、ばら荷を分別するために、篩もしくは篩スタック(図示せず)が収容可能である。
装置1は、ハウジング10に取り付けられたモータ6を有し、このモータ6は連結軸21に結合されており、これによって連結軸21を回転させることができる。モータ6、連結軸21、図示されていないベルト及びフライホイールマスから成る構成が、第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12のルーフ及び底部に設けられていることによって、ハウジング10,11,12は、図1について述べた機能形態と同様に、振動運動させることができる。しかしながらこの場合装置1は3つのハウジング10,11,12を有するが、これら3つのハウジング10,11,12を振動運動させるのに単に1つのモータ6及び1つの連結軸21しか有しない。
図8には、図7に示した装置1の扉8によって確定された平面に対して垂直な方向から見た正面図が示されている。
装置1は、第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12を有し、これらのハウジング10,11,12は、それぞれ1つの扉8を有する。これら3つのハウジング10,11,12は、ロッド25を用いてフレーム9に懸吊されており、この場合単に第1のハウジング10及び第3のハウジング12だけがロッド25に結合されている。第1のハウジング10は第2のハウジング11に、クリップ結合機構を用いて解離可能に結合され、第3のハウジング12は同様に第2のハウジング11に、別のクリップ結合機構を用いて解離可能に結合されている。
図9には、図7に示した装置1の入口13によって確定された平面に対して垂直な方向から見た平面図が示されている。
装置1は、第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12を有し、これらのハウジング10,11,12はそれぞれ、ハウジングのルーフ15に各1つの入口13を有する。これら3つのハウジング10,11,12は、既に述べたようにフレーム9に懸吊されている。装置1は2mの幅bと3.8mの奥行きtとを有する。
図10には、図7に示した装置1の扉8によって確定された平面に対して平行な方向から見た側面図が示されている。
この図面には、ロッド25を用いてフレーム9に懸吊されている、装置1のハウジング10が見える。扉8を有するハウジング10には、ばら荷を分別のためにハウジング10を振動運動させるために、モータ6及び連結軸21が取り付けられている。
装置1は3.1mの高さhを有する。
図11には、図7に示した装置1のルーフ15が略示されている。図7の実施形態とは異なり、この場合装置1は6つの入口13を有し、つまり第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12はそれぞれ2つの入口13を有する。
第1のハウジング10には、モータ6及び連結軸21が取り付けられており、この場合モータ6と連結軸21とは、連結軸21が回転させられるように互いに結合されている。ハウジング10,11,12のルーフ15には、フライホイールマス17が配置されており、この場合各ハウジング10,11,12はルーフ15にそれぞれ1つのフライホイールマス17を有する。
第1のハウジング10のフライホイールマス17は、ベルト24を用いて連結軸21に結合されている。第2のハウジング11のルーフ15におけるフライホイールマス17は、別のベルト24を用いて第1のフライホイールマス17に結合されていて、第3のハウジング12のフライホイールマス17は、別のベルト24を用いて、第2のハウジング11のルーフ15におけるフライホイールマス17に結合されている。これによって、ハウジング10,11,12のルーフ15における3つのすべてのフライホイールマス17は、1つの連結軸21を用いて駆動可能である。連結軸21がモータ6によって回転させられると、ハウジング10におけるフライホイールマス17がベルト24を用いて駆動されて回転させられる。これにより、第1のハウジング10におけるフライホイールマス17と第2のハウジング11におけるフライホイールマス17との間における別のベルト24によって、第2のハウジング11における第2のフライホイールマス17も駆動され、これによりこの第2のフライホイールマス17も同様に回転させられる。そして同じ原理に基づいて、第3のハウジング12における第3のフライホイールマス17もまた、回転させられる。
図12には、図11に示した装置1の底部16が示されている。この装置1は、第1のハウジング10、第2のハウジング11及び第3のハウジング12を有し、この場合各ハウジング10,11,12はそれぞれ2つの出口14を有する。
図11に対する記載と同様に、装置1は、第1のハウジング10に取り付けられたモータ6及び連結軸21を有し、この場合連結軸21は、ベルト24を用いて第1のハウジング10のフライホイールマス17に結合されている。第1のハウジング10のフライホイールマス17は、別のベルト24を用いて第2のハウジング11のフライホイールマス17に結合され、第3のハウジング12のフライホイールマス17は、さらに別のベルト24を用いて第2のハウジング11のフライホイールマス17に結合されている。
これによって装置1は、装置1の底部16に3つのフライホイールマス17を有し、かつ別の3つのフライホイールマス17を装置1のルーフに有する。これらのフライホイールマス17を、モータ6を用いてかつ連結軸21を介して駆動することによって、ハウジング10,11,12は既に図11について述べたように、振動運動させられる。

Claims (15)

  1. ばら荷(2)を分別する方法であって、下記のステップ、すなわち、
    分別のための装置(1)の少なくとも1つの篩に前記ばら荷(2)を供給し、この場合前記装置(1)は、前記少なくとも1つの篩、特に少なくとも1つの篩スタックを収容するための内室(18)を備えた少なくとも1つのハウジング(10)を有し、該ハウジング(10)は、前記ばら荷(2)を供給するための少なくとも1つの入口(13)と、前記ばら荷(2)の少なくとも1つの分別物を排出するための少なくとも1つの出口(14)とを有し、前記ハウジング(10)は規定通りの使用時に、ルーフ(15)及び底部(16)を有し、該ルーフ(15)に又は該ルーフ(15)内にかつ該底部(16)に又は該底部(16)内に、少なくとも各1つのフライホイールマス(17)が配置されており、前記装置(1)は、前記内室(18)の外側に配置された少なくとも1つの機械式の連結手段を有し、前記フライホイールマス(17)は、前記機械式の連結手段を用いて互いに連結されかつ駆動可能であり、前記装置(1)は、前記機械式の連結手段を駆動するための駆動手段を有し、
    前記フライホイールマス(17)の駆動によって前記少なくとも1つのハウジング(10)を振動運動させ、
    前記ばら荷(2)を、篩を用いて少なくとも1つの第1の分別物と少なくとも1つの第2の分別物とに分別し、
    前記ばら荷(2)の前記分別物のうちの少なくとも1つを、前記出口(14)を通して前記ハウジング(10)から排出する、
    というステップを特徴とする、ばら荷を分別する方法。
  2. 前記ばら荷(2)を、少なくとも2つの分別物に、好ましくは3つの分別物に、特に好ましくは4つの分別物に、極めて特に好ましくは少なくとも5つの分別物に分別する、請求項1記載の方法。
  3. 前記ハウジング(10)にばら荷(2)を、少なくとも50t/hの搬送量で、好ましくは少なくとも75t/hの搬送量で、特に好ましくは少なくとも100t/hの搬送量で、供給しかつ分別する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 2つのハウジング、好ましくは3つのハウジング、特に好ましくは少なくとも4つのハウジングを、機械式の連結手段及び駆動手段を用いて、振動運動させる、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 前記機械式の連結手段は、回転可能な連結軸(21)を有し、該連結軸(21)は、特に前記回転可能な連結軸(21)の端部領域において、ベルト(24)を用いて、前記ハウジング(10)のルーフ(15)及び底部(16)に配置された前記フライホイールマス(17)に結合されており、この場合前記駆動手段は、前記回転可能な連結軸(21)を回転させ、かつ前記ベルト(24)を用いて前記フライホイールマス(17)を駆動させる、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記ハウジング(10)は懸吊されていて、該ハウジング(10)を、規定通りの使用時に、ほぼ重力の作用方向に対して垂直な方向に振動運動及び/又は円形運動させる、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 分別時における篩分別物の排出、特に第1の分別物(3)の排出を、前記篩の篩面の平面において、前記篩の、少なくとも2つの互いに分けられた、特に互いに反対側に位置する縁部部分において行う、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. ばら荷(2)を分別する装置(1)、特に請求項1から7までのいずれか1項記載の方法を実施する装置(1)であって、前記ばら荷(2)を少なくとも1つの第1の分別物と少なくとも1つの第2の分別物とに分別するための少なくとも1つの篩、特に少なくとも1つの篩スタックを、収容するための内室(18)を備えた少なくとも1つのハウジング(10)を有し、該ハウジング(10)は、前記ばら荷(2)を前記篩に供給するための少なくとも1つの入口(13)と、前記ばら荷(2)の少なくとも1つの分別物を排出するための少なくとも1つの出口(14)とを有し、前記ハウジング(10)は規定通りの使用時に、ルーフ(15)及び底部(16)を有する、装置(1)において、
    前記ルーフ(15)に又は該ルーフ(15)内にかつ前記底部(16)に又は該底部(16)内に、少なくとも各1つのフライホイールマス(17)が配置されており、前記装置(1)は、前記内室(18)の外側に配置された少なくとも1つの機械式の連結手段を有し、前記フライホイールマス(17)は、前記少なくとも1つの機械式の連結手段を用いて互いに連結されかつ駆動可能であり、前記装置(1)は、前記少なくとも1つの機械式の連結手段を駆動するための駆動手段を有していて、前記少なくとも1つのハウジング(10)が前記フライホイールマス(17)によって振動運動させられるようになっていることを特徴とする、ばら荷(2)を分別する装置(1)。
  9. 前記ハウジング(10)は懸吊されている、請求項8記載の装置(1)。
  10. 前記少なくとも1つの機械式の連結手段は、回転可能な連結軸(21)であり、該連結軸(21)は、ベルト(24)、特に該連結軸(21)の端部領域に配置されたベルト(21)を備え、各フライホイールマス(17)は、少なくとも1つのベルト(24)に結合されており、前記回転可能な連結軸(21)は、前記フライホイールマス(17)を駆動するために、前記駆動手段を用いて回転させられる、請求項8又は9記載の装置(1)。
  11. 前記装置(1)は少なくとも2つのハウジング、好ましくは3つのハウジング、特に好ましくは少なくとも4つのハウジングを、前記ばら荷(2)を並列的に分別するために有する、請求項8から10までのいずれか1項記載の装置(1)。
  12. 前記装置(1)は正確に1つの回転可能な連結軸(21)を有し、該連結軸(21)は、該連結軸(21)に配置された少なくとも2つのベルト(24)を備え、該少なくとも2つのベルト(24)は、前記ルーフ(15)に又は該ルーフ(15)内にかつ前記底部(16)に又は該底部(16)内にそれぞれ配置された、前記ハウジング(10)のフライホイールマス(17)に結合されており、前記ルーフ(15)及び前記底部(16)にそれぞれ配置された、第2のハウジング(11)のフライホイールマス(17)を駆動するために、前記ハウジング(10)と少なくとも第2のハウジング(11)とは、別のベルト(24)を用いて結合されている、請求項11記載の装置(1)。
  13. 特に請求項1から7までのいずれか1項記載の方法を実施する、請求項8から12までのいずれか1項記載の装置(1)のための回転可能な連結軸(21)であって、
    該回転可能な連結軸(21)は、該回転可能な連結軸(21)を駆動するために前記装置(1)の駆動手段に結合可能であり、前記装置(1)のハウジング(10)の前記ルーフ(15)に又は該ルーフ(15)内にかつ前記底部(16)に又は該底部(16)内に配置された少なくとも各1つのフライホイールマス(17)との結合のために、前記回転可能な連結軸(21)に、特に端部領域において、結合手段、特にベルト(24)が取付け可能であり、前記ハウジング(10)が前記フライホイールマス(17)を用いて振動運動させられることを特徴とする、回転可能な連結軸(21)。
  14. 特に請求項1から7までのいずれか1項記載の方法を実施する、請求項8から12までのいずれか1項記載の装置(1)を構成するために、分別作業のための装置(1)に結合されるシステム(7)であって、1つの連結軸(21)と、少なくとも2つのベルト(24)と、前記連結軸(21)を駆動するための特に1つの駆動手段とから成るシステム(7)において、
    該システム(7)は、前記装置(1)のハウジング(10)に結合可能であり、該ハウジング(10)はそれぞれ、該ハウジング(10)のルーフ(15)及び底部(16)に配置された少なくとも1つのフライホイールマス(17)を有し、前記少なくとも2つのベルト(24)の各1つが、前記回転可能な連結軸(21)に、特に各1つの端部領域において、取付け可能であり、かつ前記フライホイールマス(17)の各1つに結合可能であり、前記連結軸(21)の駆動によって前記ハウジング(10)は、前記フライホイールマス(17)を用いて振動運動させられることを特徴とする、システム(7)。
  15. ばら荷(2)を分別する装置を交換及び/又は拡張する方法であって、請求項13記載の回転可能な連結軸(21)と、ハウジング(10)及び駆動手段を有する前記装置(1)とを結合するステップ、又は請求項14記載のシステムと、請求項8から12までのいずれか1項記載の装置(1)を構成するための、前記装置(1)のハウジング(10)とを結合するステップを特徴とする、ばら荷(2)を分別する装置を交換及び/又は拡張する方法。
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