JP2001104885A - プランシフターの篩枠交換方法及びその装置 - Google Patents

プランシフターの篩枠交換方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 篩枠交換作業における労力の負担、危険の負
担を軽減し、篩枠の交換作業を容易に行うことのできる
シフターの篩枠取り出し装置を提供する。 【解決手段】 篩分け室9から多数の篩枠2…を取り外
す際、多数の篩枠2…を積み上げたまま一体的に機外に
取り出す篩枠取り出し工程と、篩分け室9に新たな篩枠
2…を収容する際、機外にて予め積み重ねた篩枠2…を
一体的に収容する篩枠収容工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】篩網を緊張させて張設した複
数の篩枠を、篩網の目幅の大きい順に同一機枠内に積層
して、前記機枠を鉛直な回転揺動軸によって水平面に対
し回転揺動させ、粉粒体を粒径ごとに篩い分けるシフタ
ーにおいて、メンテナンス(篩枠の交換)時に、篩枠を
シフター機枠から容易に取り出すことができる、篩枠取
り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】篩網を緊張させて張設した複数の篩枠
を、篩網の目幅の大きい順に同一機枠内に積層して、前
記機枠を鉛直な回転揺動軸によって水平面に対し回転揺
動させ、粉粒体を粒径ごとに篩い分けるシフターは、例
えば、図8で開示したものがある。
【0003】図8は、シフターの外観を示すもので、複
数の篩枠101をシフター機枠102上に積層してあ
り、積層した篩枠101と一体的にボルト103とナッ
ト104で固定したものである。篩枠101の篩網が、
上段から下段にわたり徐々に網目の細かい篩網となるよ
うに積層してあり、最上段から原料の粒状物を投入し下
段になるほど細かい粒子が取り出せるようにしてある。
シフター機枠102はその中心位置に回転揺動する垂直
な回転軸105を備え、回転軸105の回転によってシ
フター機枠102は水平方向に回転揺動される。シフタ
ー機枠が回転揺動すると、機枠内の篩枠101も回転揺
動し、最上段の投入口106から投入される粒状物は、
篩網の回転揺動と篩網目幅によって篩い分けられ、下方
の排出口107から排出される。シフター機枠はその四
隅をグラスファイバーロッド108などによって揺動可
能に支えられている。
【0004】従来のシフターは上記のように構成されて
いるから、篩枠101の交換の際は、まず、シフター機
枠102上に一体的に積層した篩枠101のボルト10
3とナット104を弛(ゆる)め、篩枠101を1枚ず
つシフター機枠102の外に取り出して、篩網の破れ、
張り具合、粉粒体の漏れなどを点検し、不具合があれば
新しい篩枠101に交換する。そして、新しい篩枠10
1は、上記作業と反対に篩枠101を一枚ずつシフター
機枠102内に積み重ね、所定の枚数になるとボルト1
03とナット104で一体的に組み付けるのである。
【0005】以上のような篩枠101の交換作業は、篩
枠の数が多くなればなる程、交換作業が重労働となる。
例えば、1室あたり20〜30段の篩枠101を積層
し、6室の篩分け室を有するシフターの場合、篩枠10
1の交換に要する作業時間は1室あたり約80分かか
り、6室のシフターであれば8時間要することになり、
交換作業に大変長時間を要していた。
【0006】また、20〜30段に積み重ねた篩枠は、
その高さは2〜3mであり、脚立に上っての不安定な交
換作業となり、積み重ねた篩枠の崩壊の危険があった。
さらに、20〜30段に積み重ねた篩枠の全体重量は20
0Kg程度の重量物となり、交換作業自体に危険な作業を
伴っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
かんがみ、篩枠交換作業における労力の負担、危険の負
担を軽減し、篩枠の交換作業を容易に行うことのできる
シフターの篩枠取り出し装置を提供することを技術的課
題とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、目幅の異なる篩網を張設した複数の篩枠を積
み重ね、これを機枠内に設けた篩分け室に収容して固定
し、前記機枠を上方から吊り下げて揺動運動させて粉粒
体の篩分けを行うプランシフターであって、前記複数の
篩枠を機枠外にて予め積み重ねて一体的に保持する篩枠
保持工程と、前記篩分け室に篩枠を収容する際、一体的
篩枠の状態で篩分け室に収容する篩枠収容工程と、収容
された一体的篩枠を篩分け室内に固定する篩枠固定工程
と、前記篩分け室から篩枠を取り出す際、篩枠の固定を
解除する篩枠固定解除工程と、積み重ねた一体的篩枠の
状態で機枠外に取り出す篩枠取り出し工程と、を備え
る、という技術的手段を講じた。
【0009】これにより、機枠内に設けた複数の篩分け
室から篩枠を取り出す際に、いちいち篩枠を1枚ずつ篩
分け室から機外に取り出して、篩網の破れ、張り具合、
粉粒体の漏れなどを点検し、篩枠を交換する必要がな
く、篩分け室に篩枠を収容する際には、機外にて予め積
み重ねた一体的篩枠の状態で篩分け室に収容することが
できるので、篩枠の数が多くても交換作業が楽に行え
る。また、多数の篩枠を積み重ねたまま一体的に機外に
取り出すことができる。そして、収容された一体的篩枠
を篩分け室内に固定して篩分け作業を行い、前記篩分け
室から篩枠を取り出す際には、篩枠の固定を解除して積
み重ねた一体的篩枠の状態で機外に取り出すことができ
る。例えば、1室あたり20〜30段の篩枠を積層し、
6室の篩分け室を有するシフターの場合、篩枠の交換に
要する作業時間は1室あたり、従来約80分かかってい
たものが、半分の約40分程度で済み、6室の篩分け室
を有するシフターであれば従来の半分の約4時間で済む
ようになった。
【0010】また、請求項2の発明では、目幅の異なる
篩網を張設した複数の篩枠を積み重ね、これを機枠内に
設けた篩分け室に収容して固定し、前記機枠を上方から
吊り下げて揺動運動させて粉粒体の篩分けを行うプラン
シフターの篩枠交換装置であって、前記複数の篩枠を積
み重ねて一体的に保持する篩枠保持手段と、積み重ねた
一体的篩枠を前記篩分け室へ収容又は篩分け室から取り
出すための篩枠運搬手段と、前記篩分け室内に収容され
た篩枠を上方から下方へ垂直に押さえつける篩枠固定手
段と、を備えた篩枠交換装置としたので、篩枠保持手段
により積み重ねた篩枠を一体的に保持することができ、
篩枠運搬手段により機外に運び出すことが簡単に行うこ
とができる。また、篩分け室内に篩枠を固定する際、従
来は積み重ねた篩枠をボルトとナットとにより固定した
のであるが、積み重ねた篩枠を篩枠固定手段により自動
的に固定したり、自動的に固定を解除したりできるの
で、作業労力の負担が減少するようになった。
【0011】請求項3の発明では、前記篩枠運搬手段
は、前記一体的篩枠を前記機枠と接する位置と前記機枠
と異なる所定位置との間で移動させる第1の移動台車
と、該第1の移動台車が前記機枠と接した位置にあると
き、前記一体的篩枠を前記第1の移動台車上と前記篩分
け室内との間で移動させる第2の移動台車とを有し、前
記篩分け室に前記篩枠を収容する際、前記機枠と異なる
所定位置に前記第1の移動台車を移動させ、該第1の移
動台車上に第2の移動台車を介して前記一体的篩枠を載
置し、更に、前記第1の移動台車を前記機枠と接する位
置に移動させ、前記第2の移動台車を前記第1の移動台
車上から前記篩分け室内へ移動させた後、第2の移動台
車を取り出して篩枠を収容し、前記篩分け室から前記篩
枠を取り出す際、前記第1の移動台車を前記機枠と接す
る位置に移動させ、前記一体的篩枠の底部に前記第2の
移動台車を挿入し、該第2の移動台車を前記篩分け室内
から前記第1の移動台車上へ移動させて篩枠を取り出す
構成としたので、例えば、20〜30段に積み重ねた篩
枠が200kg程度の重量物であっても、第1及び第2の
移動台車を使用しているので、交換作業が安全であり、
しかも、篩枠の交換作業が簡単で迅速に行うことができ
る。
【0012】請求項4の発明では、前記篩枠運搬手段
は、前記一体的篩枠を前記機枠と接する位置と前記機枠
と異なる所定位置との間で移動させる第1の移動台車
と、該第1の移動台車が前記機枠と接した位置にあると
き、前記一体的篩枠を前記第1の移動台車上と前記篩分
け室内との間で移動させる第2の移動台車とを備え、前
記篩枠固定手段は、前記篩分け室上方に設けられ、前記
篩分け室内に収容された一体的篩枠を上方から下方へ垂
直に押さえつける篩枠固定装置と、該篩枠固定装置の下
方に設けられ、前記篩分け室内に収容された前記一体的
篩枠を昇降させる篩枠昇降装置とを備えたので、第1の
移動台車により複数の篩枠を機外にて予め積み重ねて待
機しておくことが可能で、第2の移動台車により一体的
篩枠を篩分け室に押し込むなどの簡単な操作で篩枠を交
換することができる。また、篩枠固定装置により一体的
篩枠を固定したり、固定を解除したりすることが容易に
でき、さらに、前記篩分け室内において前記一体的篩枠
から前記第2の移動台車を抜き出す際に、前記篩枠昇降
装置を作動させると、一体的篩枠を上方に浮かせて前記
第2の移動台車を簡単に引っ張り出すことができる。
【0013】請求項5の発明では、前記第2の移動台車
は、前記一体的篩枠が載置される低い床状の台車部と、
該台車部の底面に設けられた車輪とで構成され、前記篩
枠昇降装置は、前記台車部とは別に前記一体的篩枠を昇
降させるエアーシリンダーで構成される。
【0014】請求項6の発明では、前記第2の移動台車
は、前記一体的篩枠が載置される底箱と、該底箱内部に
設けられ、該底箱から出入り可能な車輪とで構成され、
前記篩枠昇降装置は、前記底箱から出入り可能な車輪に
より構成される
【0015】請求項7の発明では、前記第1の移動台車
は、水平調節脚及び移動キャスターを備えた脚部と、該
脚部によって支持されたベース部と、支点を中心に適宜
ジャッキアップすることが可能なジャッキ部と、該ジャ
ッキ部により適宜な高さまで昇降されるリフト台と、更
に、該リフト台上の水平調整部を介して設けられた載置
台とで構成されるので、移動キャスターにより第1の移
動台車を移動することが可能で、また、作業中は該移動
台車を安定させるよう、水平調節脚を固定することが可
能である。また、ジャッキ部により載置台をシフターの
篩分け室の底部とほぼ同高さになるように調節できる。
【0016】さらに、請求項8の発明では、前記一体的
篩枠を前記篩分け室へ収容又は篩分け室から取り出す際
に、前記第1の移動台車と前記篩分け室とを固定する第
1のロック手段と、前記第1の移動台車と前記第2の移
動手段とを固定する第2のロック手段とを設けたので、
一体的篩枠の交換時には、第1及び第2の移動台車の移
動が阻止されるから、例えば、20〜30段に積み重ね
た一体的篩枠が200kg程度の重量物であっても安全な
作業ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明のプランシフター1
の全体を示す斜視図であり、図2はプランシフターの駆
動部を示す概略図である。プランシフター1は篩枠2…
を多数積み重ね、これを機枠4内に収容し、該機枠4を
建家の天井梁からロッド5…によって吊り下げ、アンバ
ランスウェイト7を軸着した軸6を回転させることによ
り、水平面で揺動運動させて篩分けを行うものである。
前記軸6は機枠4内のほぼ中央に立設してあり、該軸6
の機枠4内の部分にアンバランスウェイト7を軸着し
(図2参照)、機枠4下部に固定したモータ8によって
軸6を回転揺動させる構成になっている。符号15はモ
ータ8のモータ軸に軸着したモータプーリであり、符号
16は軸6下部に軸着した駆動プーリであり、符号17
はモータプーリ15と駆動プーリ16とを連絡するベル
トである。
【0018】図1に示すプランシフター1は、機枠4内
に8つの篩分け室9…が形成され、手前側の篩分け室9
A,9Bについてはドア10が外され、作業者11によ
って篩枠の交換が行われている状態が示されている。符
号12は粉粒体を各篩分け室9…に供給するため、機枠
4上部に接続したインレットスリーブであり、篩分け室
1室につき、3個のインレットスリーブ12が接続され
ている。また、符号13は篩網によって粒度別に複数種
類に分級したものを排出するため、機枠4下部に接続し
たアウトレットスリーブである。さらに、符号14はア
ウトレットスリーブ13を集約するアウトレットボック
スである。
【0019】プランシフター1は、前記各篩分け室9…
に複数の篩枠2…を収容して運転が開始され、メンテナ
ンス時には、前記各篩分け室9…から複数の篩枠2…を
取り出し、篩枠2…の交換などメンテナンスを行うので
あるが、篩枠保持手段3及び篩枠運搬手段18を利用す
ると、篩枠2…の交換作業における労力の負担、危険の
負担を軽減し、篩枠の交換作業を容易に行うことができ
る。
【0020】図3はプランシフター1の篩枠保持手段3
と篩枠運搬手段18とを示す概略縦断面図である。篩枠
保持手段3は、複数の篩枠2…の四隅などを支持し、複
数の篩枠2…を縦方向に積層する補強枠19…から構成
される。前記補強枠19…は、例えば、軽量アルミ材な
どの材料で形成され、その下部を外側から縦方向に積み
上げた篩枠2…の内方向へ木ネジ22…などにより取り
外し可能に固定し、補強枠19の上方は最上部の篩枠2
…に引っかけるカギ部23が形成され、全体がずれない
ように支持する。そして、篩分け室9…には、該補強枠
19…とともに篩枠2…を載置する底部20と、各篩枠
2…を上方から押さえつけ、各篩枠2…を密閉して粉粒
体の漏出を防止するための篩枠固定装置21と、前記篩
分け室9底部20に設けて、縦方向に積み上げた多数の
篩枠2…を持ち上げる篩枠昇降装置30が備えられてお
り、補強枠19とともに篩枠2…が篩分け室9…に収容
されると、前記篩枠固定装置21により篩枠2…が押さ
えつけられることになる。
【0021】また、篩枠運搬手段18は、積層された前
記複数の篩枠2…を補強枠19ごと載置し、篩分け室9
…へ収容又は篩分け室9…から移動させる転がり台車2
4と、更に、積層された前記複数の篩枠2…を転がり台
車24ごと載置し、積層された篩枠2…をプランシフタ
ー1から離れた作業のしやすい広い場所に移動可能とす
る移動台車25とにより構成される。
【0022】図4は前記転がり台車24と移動台車25
を示す概略拡大図であり、転がり台車24は、篩枠2…
が載置される低い床状の台車部26と、該台車部26の
底面に設けられて方向性をもたず任意方向に回転可能な
複数個のコロ27…と、前記台車部26の前・後部に設
けられ、フォークリフトの爪を挿入することが可能な一
対のフォーク孔28,28と、前記台車部26の後部2
6Aに設けられ、転がり台車24を前記移動台車25又
は篩分け室9…の底部20に固定するためのロックピン
29とから主要部が構成される。また、篩分け室9…の
底部には、収容された篩枠2…の全体を上昇させる篩枠
昇降装置となるエアシリンダ30が設けられ、このエア
シリンダ30のロッド31が伸長したとき台車部26と
の干渉を回避するため、転がり台車24は、中央(図4
にあらわれない奥行き方向)で二股に分かれている。こ
れにより、ロッド31が伸長したとき、転がり台車24
を篩分け室9…から取り出すことができる。
【0023】篩分け室9…の底部20中央に設けたエア
シリンダ30は、そのロッド31が符号31A へと移
動して篩枠2…を持ち上げる作用をする。また、底部2
0の前端20Aは、前記転がり台車24のロックピン2
9が嵌合するピン孔32が穿設してあり、該ピン孔32
の下方には、移動台車25が篩分け室9…から離れない
よう、底部20の前端20Aと移動台車25の先端25
Aとを接続するヒッチ33が設けられている。符号13
は前述と同様のアウトレットスリーブであり、符号4
は、前記軸6及びアンバランスウェイト7など駆動部を
収容した機枠である。
【0024】次に、移動台車25について説明する。移
動台車25は、市販のリフターを改造したもので、水平
調節脚34及び移動キャスター35を備えた脚部36…
と、該脚部36…によって支持されたベース部37と、
支点38を中心にネジや油圧などで適宜ジャッキアップ
することが可能なジャッキ部39,39と、該ジャッキ
部39,39により適宜な高さまで昇降されるリフト台
40と、更に、該リフト台40上に設けた水平調整部4
1,41を介して設けられた載置台42とにより主要部
が構成される。符号43は移動台車25が前記篩分け室
9…から離れないように設けたヒッチ33に嵌合するヒ
ッチ孔であり、符号44は転がり台車24を載置したと
きに前記ロックピン29が嵌合するピン孔であり、符号
45は移動台車25のハンドルである。
【0025】図5は篩分け室9に設けられた篩枠固定装
置21の詳細を示す縦断面図である。篩枠固定装置21
は、機枠4の上部に設けられ、機枠4上部に固定したベ
ース部46,46,47と、該ベース部46,46と連
設する少なくとも2個のガイド48,48と、各ガイド
48,48により上方から下方へ垂直に挿通されるガイ
ドシャフト49,49と、ベース部47の中心部に固定
されるエアーシリンダー50などの押さえつけ手段と、
前記ガイドシャフト49,49の下端49A,49Aと
エアーシリンダー50のアクチュエータ51下端51A
にボルトなどで取り付けられ、篩分け室9に収容された
篩枠2…を上方から下方に押圧する篩枠押さえ部52と
により構成される。該篩枠押さえ部52は、2つのガイ
ドシャフト49,49と1つのエアーシリンダー50と
により篩枠2…を上方から下方へ垂直に押さえつけるこ
とが可能となる。
【0026】次に、上記構成における作用を説明する。
【0027】まず、プランシフター1の各篩分け室9…
に複数の篩枠2…を収容する際の作用を説明する。図3
には、前段取りとして予め必要な篩枠2…を複数個積層
した様子を示してある。この作業としては、作業し易い
広い場所に移動台車25を移動し、該移動台車25を安
定させるよう、水平調節脚34,34を固定して、ベー
ス部37を水平に保持する。次に、載置台42を篩分け
室9の底部20とほぼ同高さになるようにジャッキ部3
9を調節する。そして、載置台42に転がり台車24を
載せ、該転がり台車24をロックさせるためロックピン
29をピン孔44に嵌合させ、転がり台車24の上に順
次、複数の篩枠2…を積み上げていく。篩枠2…は、例
えば、上段から下段にわたり徐々に網目の細かい篩網と
なるように積層していき、最上段から粒状物を投入し下
段になるほど細かい粒子が取り出せるように積み上げる
とよい。そして、この篩枠2…は、所定段数、例えば、
30段積み上げられ、最後に補強枠19のカギ部23を
最上段の篩枠2に引っかけ、全体を木ネジ22により固
定する。そして、移動台車25の脚部36からから移動
キャスター35を出して、積層した篩枠2…を移動台車
25ごと移動可能な状態にする。
【0028】次に、移動台車25をプランシフター1の
所定の篩分け室9の前まで移動し、積層された篩枠2…
を一度に交換するのである。篩分け室9に篩枠2…が収
容されていないときは(図1、図3参照)、交換前の篩
枠2…を取り出す必要がなく、作業者11によって篩分
け室9…のドア10を外し、篩分け室9…にそのまま収
容するとよい。
【0029】さらに、図4及び図6を参照して説明す
る。移動台車25を篩分け室9の前まで移動させると、
移動台車25の脚部36を移動キャスター35,35か
ら水平調節脚34,34に代えて固定するとともに、移
動台車25が篩分け室9…から離れないよう、ヒッチ3
3により底部20の前端20Aと移動台車25の先端2
5Aとを接続する。そして、移動台車 25のジャッキ
部39,39を微調整し、移動台車25の載置台42の
高さを、篩分け室9…の底部20と同じ高さとなるよう
調節する。そして、移動台車25のピン孔44からロッ
クピン29を外し、篩枠2…を転がり台車24ごと篩分
け室9に押し込む。
【0030】図4では、篩分け室9の底部20に転がり
台車25が載っている状態であるから、転がり台車24
を篩分け室9から引っ張り出す必要がある。図6は転が
り台車24を篩分け室9から引き出す様子を示す概略縦
断面図である。篩枠2…が篩分け室9に収容されると、
まず、エアーシリンダー30が駆動されて、ロッドが伸
長する。そして、篩枠2…全体が図6上の矢印A方向に
浮き上がり、篩枠2…最下部と転がり台車24との間に
若干の隙間Dが生じ、この隙間Dにより、転がり台車2
4は篩枠2…の荷重を受けていないので、転がり台車2
4を矢印B方向に引っ張り出すことができる。そして、
転がり台車24を篩分け室9から完全に引き出すと、エ
アーシリンダー30のロッド31を元の位置まで下げて
篩枠2…を底部20に載置し、前記篩枠固定装置21に
より篩枠2…の全体を固定する。
【0031】篩枠固定装置21は、エアーシリンダー5
0が作動されると、篩枠押さえ部52が、2つのガイド
シャフト49,49と1つのエアーシリンダー50のア
クチュエータ51とにより篩枠2…を上方から下方へ垂
直に押さえつけることが可能となる。以上のように、篩
枠2…の交換作業における労力は、転がり台車24及び
移動台車25を使用することによって負担が大幅減少す
る。また、篩枠2…の交換作業は、移動台車25に設け
た水平調節脚34,34により移動キャスター35によ
る不安定さを軽減したり、ロックピン29より移動台車
25と転がり台車24とを確実に固定し、また、ヒッチ
33により移動台車25と篩分け室9とを確実に固定
し、交換作業の危険の負担を軽減し、篩枠の交換作業を
容易に行うことができる。
【0032】さらに、従来のプランシフターと本発明の
プランシフターとの篩枠の交換作業時間を比較すると以
下の表のようになる。
【表1】
【0033】従来のプランシフターのように、篩枠2…
を1枚ずつ機枠4の外に取り出して、篩網の破れ、張り
具合、粉粒体の漏れなどを点検し、不具合があれば新し
い篩枠2…に交換するものに比べ、予め篩枠2…を複数
個積層した新しい篩枠2…を交換するだけでよいので、
作業が簡単であり、作業時間も上記表のように大幅に削
減される。
【0034】図7は本発明の別の実施形態を示す転がり
台車24と移動台車25を示す概略拡大図であり、この
構成では、前述のように篩分け室9の底部20に載置し
た転がり台車24を篩分け室9から引っ張り出す必要が
なく、上述の構成よりも更に作業時間を短縮できるもの
である。
【0035】図7に示す転がり台車24は、篩枠2…が
載置されるボトムボックス53と、該ボトムボックス5
3内部に横架したネジ軸54と、該ネジ軸54に螺合す
る複数のナット筒55,55と、一端を該ナット筒5
5,55と接続し、他端を移動キャスター56,56と
接続して支点57,57を中心としてボトムボックス5
3から移動キャスター56,56を出入りさせるジャッ
キ部58,58と、前記ボトムボックス53上に載置さ
れる篩枠台59とにより構成される。符号60はネジ軸
を左又は右に回転させるハンドルであり、該ハンドル6
0を回転することで移動キャスター56,56がボトム
ボックス53から出入り自在になる。
【0036】上記構成による作用を説明する。前段取り
としては上記同様に、作業し易い広い場所に移動台車2
5を移動し、移動台車25上に転がり台車24を載せ、
該転がり台車24の上に順次、複数の篩枠2…を積み上
げていく。篩枠2…は、例えば、上段から下段にわたり
徐々に網目の細かい篩網となるように積層していき、最
上段から粒状物を投入し下段になるほど細かい粒子が取
り出せるように積み上げるとよい。そして、この篩枠2
…は、所定段数、例えば、30段積み上げられ固定す
る。このとき、転がり台車24が移動しないよう、ハン
ドル60を回転させて移動キャスター56,56がボト
ムボックス53へ隠れるようにする。
【0037】次に、移動台車25をプランシフター1の
所定の篩分け室9の前まで移動し、積層された篩枠2…
を一度に交換するのである。このとき、転がり台車24
を移動させるよう、ハンドル60を回転させて移動キャ
スター56,56がボトムボックス53から出没させる
ようにする。そして、移動台車25が篩分け室9…から
離れないよう、ヒッチ33により底部20の前端20A
と移動台車25の先端25Aとを接続し、篩枠2…を転
がり台車24ごと篩分け室9に押し込む。その後、転が
り台車24が移動しないよう、ハンドル60を回転させ
て移動キャスター56,56がボトムボックス53へ隠
れるようにする。なお、移動キャスター56,56を設
けたボトムボックス53は前述の低い床状の台車部26
とは異なり、密閉状となっているので、前記篩枠固定装
置21により篩枠2…とともに固定しても粉粒体が漏出
することがない。つまり、前述の台車部26のように篩
分け室9からボトムボックス53を引っ張り出す必要が
なく、さらに、篩枠2…の全体を上昇させるエアシリン
ダ30を篩分け室9の底部20に設ける必要もなくな
る。篩枠2…を篩分け室9から移動させるときは、ハン
ドル60を回転させて移動キャスター56,56がボト
ムボックス53から出没させるようにして、引っ張り出
せばよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前記複数
の篩枠を機外にて予め積み重ねて一体的に保持する篩枠
保持工程と、前記篩分け室に篩枠を収容する際、一体的
篩枠の状態で篩分け室に収容する篩枠収容工程と、収容
された一体的篩枠を篩分け室内に固定する篩枠固定工程
と、前記篩分け室から篩枠を取り出す際、篩枠の固定を
解除する篩枠固定解除工程と、積み重ねた一体的篩枠の
状態で機外に取り出す篩枠取り出し工程と、を備える、
というプランシフターの篩枠交換方法としたので、いち
いち篩枠を1枚ずつ篩分け室から機外に取り出して、篩
網の破れ、張り具合、粉粒体の漏れなどを点検し、篩枠
を交換する必要がなく、多数の篩枠を積み上げたまま一
体的に機外に取り出すことができ、また、篩分け室に新
たな篩枠を収容する際には、機外にて予め積み上げた篩
枠を一体的に収容することができるので、篩枠の数が多
くても交換作業が楽に行える。例えば、1室あたり20
〜30段の篩枠を積層し、6室の篩分け室を有するシフ
ターの場合、篩枠の交換に要する作業時間は1室あた
り、従来約80分かかっていたものが、半分の約40分
程度で済み、6室の篩分け室を有するシフターであれば
従来の半分の約4時間で済むようになった。
【0039】また、前記複数の篩枠を積み重ねて一体的
に保持する篩枠保持手段と、積み重ねた一体的篩枠を前
記篩分け室へ収容又は篩分け室から取り出すための篩枠
運搬手段と、前記篩分け室内に収容された篩枠を上方か
ら下方へ垂直に押さえつける篩枠固定手段と、を備えた
篩枠交換装置としたので、篩枠保持手段により積み重ね
た篩枠を一体的に保持することができ、篩枠運搬手段に
より機外に運び出すことが簡単に行うことができる。ま
た、篩分け室内に篩枠を固定する際、従来は積み重ねた
篩枠をボルトとナットとにより固定したのであるが、積
み重ねた篩枠を篩枠固定手段により自動的に固定した
り、自動的に固定を解除したりできるので、作業労力の
負担が減少するようになった。
【0040】前記篩枠運搬手段は、前記一体的篩枠を前
記機枠と接する位置と前記機枠と異なる所定位置との間
で移動させる第1の移動台車と、該第1の移動台車が前
記機枠と接した位置にあるとき、前記一体的篩枠を前記
第1の移動台車上と前記篩分け室内との間で移動させる
第2の移動台車とを有し、前記篩分け室に前記篩枠を収
容する際、前記機枠と異なる所定位置に前記第1の移動
台車を移動させ、該第1の移動台車上に第2の移動台車
を介して前記一体的篩枠を載置し、更に、前記第1の移
動台車を前記機枠と接する位置に移動させ、前記第2の
移動台車を前記第1の移動台車上から前記篩分け室内へ
移動させた後、第2の移動台車を取り出して篩枠を収容
し、前記篩分け室から前記篩枠を取り出す際、前記第1
の移動台車を前記機枠と接する位置に移動させ、前記一
体的篩枠の底部に前記第2の移動台車を挿入し、該第2
の移動台車を前記篩分け室内から前記第1の移動台車上
へ移動させて篩枠を取り出す構成としたので、例えば、
20〜30段に積み重ねた篩枠が200kg程度の重量物
であっても、第1及び第2の移動台車を使用しているの
で、交換作業が安全であり、しかも、篩枠の交換作業が
簡単で迅速に行うことができる。
【0041】前記篩枠運搬手段は、前記一体的篩枠を前
記機枠と接する位置と前記機枠と異なる所定位置との間
で移動させる第1の移動台車と、該第1の移動台車が前
記機枠と接した位置にあるとき、前記一体的篩枠を前記
第1の移動台車上と前記篩分け室内との間で移動させる
第2の移動台車とを備え、前記篩枠固定手段は、前記篩
分け室上方に設けられ、前記篩分け室内に収容された一
体的篩枠を上方から下方へ垂直に押さえつける篩枠固定
装置と、該篩枠固定装置の下方に設けられ、前記篩分け
室内に収容された前記一体的篩枠を昇降させる篩枠昇降
装置とを備えたので、第1の移動台車により複数の篩枠
を機外にて予め積み重ねて待機しておくことが可能で、
第2の移動台車により一体的篩枠を篩分け室に押し込む
などの簡単な操作で篩枠を交換することができる。ま
た、篩枠固定装置により一体的篩枠を固定したり、固定
を解除したりすることが容易にでき、さらに、前記篩分
け室内において前記一体的篩枠から前記第2の移動台車
を抜き出す際に、前記篩枠昇降装置を作動させると、一
体的篩枠を上方に浮かせて前記第2の移動台車を簡単に
引っ張り出すことができる。
【0042】また、前記第1の移動台車は、水平調節脚
及び移動キャスターを備えた脚部と、該脚部によって支
持されたベース部と、支点を中心に適宜ジャッキアップ
することが可能なジャッキ部と、該ジャッキ部により適
宜な高さまで昇降されるリフト台と、更に、該リフト台
上の水平調整部を介して設けられた載置台とで構成され
るので、移動キャスターにより第1の移動台車を移動す
ることが可能で、また、作業中は該移動台車を安定させ
るよう、水平調節脚を固定することが可能である。ま
た、ジャッキ部により載置台をシフターの篩分け室の底
部とほぼ同高さになるように調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプランシフターの全体を示す斜視図で
ある。
【図2】プランシフターの駆動部を示す概略図である。
【図3】プランシフターの篩枠保持手段と篩枠運搬手段
とを示す概略縦断面図である。
【図4】転がり台車と移動台車を示す概略拡大図であ
る。
【図5】篩分け室に設けられた篩枠固定装置の詳細を示
す縦断面図である。
【図6】転がり台車と移動台車の作用を示す概略拡大図
である。
【図7】本発明の別の実施形態を示す転がり台車と移動
台車を示す概略拡大図である。
【図8】従来のシフターを示す外観図である。
【符号の説明】
1 プランシフター 2 篩枠 3 篩枠保持手段 4 機枠 5 ロッド 6 軸 7 アンバランスウェイト 8 モータ 9 篩分け室 10 ドア 11 作業者 12 インレットスリーブ 13 アウトレットスリーブ 14 アウトレットボックス 15 モータプーリ 16 駆動プーリ 17 ベルト 18 篩枠運搬手段 19 補強枠 20 底部 21 篩枠固定装置 22 木ネジ 23 カギ部 24 転がり台車 25 移動台車 26 台車部 27 コロ 28 フォーク孔 29 ロックピン 30 エアシリンダ 31 ロッド 32 ピン孔 33 ヒッチ 34 水平調節脚 35 移動キャスター 36 脚部 37 ベース部 38 支点 39 ジャッキ部 40 リフト台 41 水平調整部 42 載置台 43 ヒッチ孔 44 ピン孔 45 ハンドル 46 ベース部 47 ベース部 48 ガイド 49 ガイドシャフト 50 エアシリンダー 51 アクチュエータ 52 篩枠押さえ部 53 ボトムボックス 54 ネジ軸 55 ナット筒 56 移動キャスター 57 支点 58 ジャッキ部 59 篩枠台 60 ハンドル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目幅の異なる篩網を張設した複数の篩枠
    を積み重ね、これを機枠内に設けた篩分け室に収容して
    固定し、前記機枠を上方から吊り下げて揺動運動させて
    粉粒体の篩分けを行うプランシフターであって、前記複
    数の篩枠を機枠外にて予め積み重ねて一体的に保持する
    篩枠保持工程と、前記篩分け室に篩枠を収容する際、一
    体的篩枠の状態で篩分け室に収容する篩枠収容工程と、
    収容された一体的篩枠を篩分け室内に固定する篩枠固定
    工程と、前記篩分け室から篩枠を取り出す際、篩枠の固
    定を解除する篩枠固定解除工程と、積み重ねた一体的篩
    枠の状態で機外に取り出す篩枠取り出し工程と、を備え
    たことを特徴とするプランシフターの篩枠交換方法。
  2. 【請求項2】 目幅の異なる篩網を張設した複数の篩枠
    を積み重ね、これを機枠内に設けた篩分け室に収容して
    固定し、前記機枠を上方から吊り下げて揺動運動させて
    粉粒体の篩分けを行うプランシフターであって、前記複
    数の篩枠を積み重ねて一体的に保持する篩枠保持手段
    と、積み重ねた一体的篩枠を前記篩分け室へ収容又は篩
    分け室から取り出すための篩枠運搬手段と、前記篩分け
    室内に収容された篩枠を上方から下方へ垂直に押さえつ
    ける篩枠固定手段と、を備えたことを特徴とするプラン
    シフターの篩枠交換装置。
  3. 【請求項3】 前記篩枠運搬手段は、前記一体的篩枠を
    前記機枠と接する位置と前記機枠と異なる所定位置との
    間で移動させる第1の移動台車と、該第1の移動台車が
    前記機枠と接した位置にあるとき、前記一体的篩枠を前
    記第1の移動台車上と前記篩分け室内との間で移動させ
    る第2の移動台車とを有し、前記篩分け室に前記篩枠を
    収容する際、前記機枠と異なる所定位置に前記第1の移
    動台車を移動させ、該第1の移動台車上に第2の移動台
    車を介して前記一体的篩枠を載置し、更に、前記第1の
    移動台車を前記機枠と接する位置に移動させ、前記第2
    の移動台車を前記第1の移動台車上から前記篩分け室内
    へ移動させた後、第2の移動台車を取り出して篩枠を収
    容し、前記篩分け室から前記篩枠を取り出す際、前記第
    1の移動台車を前記機枠と接する位置に移動させ、前記
    一体的篩枠の底部に前記第2の移動台車を挿入し、該第
    2の移動台車を前記篩分け室内から前記第1の移動台車
    上へ移動させて篩枠を取り出してなる請求項2記載のプ
    ランシフターの篩枠交換装置。
  4. 【請求項4】 前記篩枠運搬手段は、前記一体的篩枠を
    前記機枠と接する位置と前記機枠と異なる所定位置との
    間で移動させる第1の移動台車と、該第1の移動台車が
    前記機枠と接した位置にあるとき、前記一体的篩枠を前
    記第1の移動台車上と前記篩分け室内との間で移動させ
    る第2の移動台車とを備え、前記篩枠固定手段は、前記
    篩分け室上方に設けられ、前記篩分け室内に収容された
    一体的篩枠を上方から下方へ垂直に押さえつける篩枠固
    定装置と、該篩枠固定装置の下方に設けられ、前記篩分
    け室内に収容された前記一体的篩枠を昇降させる篩枠昇
    降装置とを備えてなる請求項2記載のプランシフターの
    篩枠交換装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の移動台車は、前記一体的篩枠
    が載置される低い床状の台車部と、該台車部の底面に設
    けられた車輪とで構成され、前記篩枠昇降装置は、前記
    台車部とは別に前記一体的篩枠を昇降させるエアーシリ
    ンダーで構成される請求項4記載のプランシフターの篩
    枠交換装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の移動台車は、前記一体的篩枠
    が載置される底箱と、該底箱内部に設けられ、該底箱か
    ら出入り可能な車輪とで構成され、前記篩枠昇降装置
    は、前記底箱から出入り可能な車輪により構成される請
    求項4記載のプランシフターの篩枠交換装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の移動台車は、水平調節脚及び
    移動キャスターを備えた脚部と、該脚部によって支持さ
    れたベース部と、支点を中心に適宜ジャッキアップする
    ことが可能なジャッキ部と、該ジャッキ部により適宜な
    高さまで昇降されるリフト台と、更に、該リフト台上の
    水平調整部を介して設けられた載置台とを備えた請求項
    3から6のいずれかに記載のプランシフターの篩枠交換
    装置。
  8. 【請求項8】 前記一体的篩枠を前記篩分け室へ収容又
    は篩分け室から取り出す際に、前記第1の移動台車と前
    記篩分け室とを固定する第1のロック手段と、前記第1
    の移動台車と前記第2の移動手段とを固定する第2のロ
    ック手段とを設けてなる請求項3から7のいずれかに記
    載のプランシフターの篩枠交換装置。
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