JP2014511744A - 次世代ウッドラケット - Google Patents

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Abstract

本発明は、
コードでストリングを張る面の範囲を定め、そしてスクリーン(2)を形成するフレーム(1)と、
前記スクリーン(2)の外側に向けて、前記フレームから延びるスリーブ(3)と、
を含み、
前記フレーム(1)は、少なくとも周縁領域内において、一緒に接着された異なる材料の、少なくとも二層(6−9)を含む曲がった積層を構成すること、
前記フレーム(1)の中立軸に垂直なものとして考えられる前記周縁領域閉鎖断面(T)において、前記断面(T)の質量中心(M)が、前記断面(T)の幅の少なくとも5%の値で、前記断面の面積的重心(S)に対して前記スクリーン(2)方向にオフセットされるように、前記積層が形成されること、
を特徴とし、
前記幅は、前記断面(T)と前記スクリーン(2)との平面との交差により定義されるものとする、テニスラケットに関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、スポーツや各種の球技用ラケットの分野に関する。便宜上、用語「テニスラケット」は、本発明の主要な、非限定的な例示として以下に使用される。また、本発明は、例えば、スカッシュラケットや剛性フレームで区切られたメッシュを持つ他のラケットのような、他のタイプのラケットに使用することができる。
テニスラケットは、時間の経過とともに、数多くの技術開発が行われた。ラケットの初期世代では、木材から作られ、そして、自然にテニスの前身であるジュ・ド・ポームから派生した。1930年代において、新しい木材接着剤により、木材(トネリコ、クルミ、ブナ、カエデ)のいくつかのタイプで接着積層ラケットを製造することが可能となった。これらは、より大きな応力に耐えることができ、そして、パワーとボールコントロール間のより良いバランスを提供することができた。
新素材は、ラケットの世界に革命があるであろう前に、現れなければならなかった。徐々に、金属(鉄、アルミニウムなど)が、1970年代に登場した。しかし、金属ラケットは限られた成功のみを収めた。1980年代以降、合成繊維(カーボン、グラスファイバーブレンドなど)を使用することで、軽く、そして力強いラケットを製造することができるようになった。これらの新しい材料は、その構造や組成の理由から、新材料の性能に匹敵することができなかった木製ラケットに取って代わった。木製のラケットは、1980年代に、ほぼ完全に姿を消した。
しかし、利用者に非常によく知覚されているエコ設計手法と完全に適合し、そして、正しい木材構造又は組成が、ラケットフレームを製造するために見出されるという条件で、合成又は加工材料に匹敵することのできる非常に優れた技術的特性を有する自然な材料である木材は、これらの技術的進歩により、途中で見捨てられた。
本発明の目的は、現在、市場全体又はほぼ全体の市場を占有する合成材料から作られたラケットに匹敵する性能を提供しながら、大部分に自然で再生可能な材料を使用している木材から作られる、新しいラケットを提案することである。
この目的のために、本発明は、
メッシュを形成し、ストリングを張る面の範囲を定めるフレームと、
前記メッシュの外側に向けて前記フレームから延びるハンドルと、
を含み、
前記フレームは、相互に隣接して配置された異なる材料の、少なくとも二層の曲がった積層から、少なくとも周縁領域において形成されること、
前記フレームの中立軸に垂直なものとして考えられる前記周縁領域閉鎖断面において、前記断面の質量中心(centre of masse)が、前記断面の幅の少なくとも5%の値で、前記断面の面積的重心(centre of gravite surfacique)に対して、メッシュ方向にオフセットされるように、前記積層が形成されること、
を特徴とし、
前記幅は、前記断面とメッシュの平面との交差により定義されるものとする、球技用、特にテニス用のラケットに関する。
このように形成されたテニスラケットは、ハンドリング、重量、取り扱い、機械的強度、大きな変形からフレームを一定に保つ能力、及び微小振動をフィルタリングする能力の点で優れた性能を提供する。剛体である層、すなわち前述の安定化及びフィルタリング効果を有する1つ又はそれ以上の材料の層を載置することができる構造材料が、メッシュに向かって配置されている。中心層は、例えば、フレームの大きな振動を安定化することを意図し、メッシュから離れて位置する外層は、微振動をフィルタリングすることが可能である。高密度であり、その結果としてのより重い層(断面の領域の単位により)は、メッシュの最も近くに位置し、このことがラケットの縦軸に対して慣性効果を制限するか、又はラケットのグリッピングハンドルに対して同一平面上に位置する。逆に、低密度であり、その結果としてのより軽い層(断面の領域の単位により)は、メッシュから最も遠い側であるフレームの周縁部の外側に位置している。好ましくは、これらの層は、フレームの良好な圧縮強度、大きな変形の安定化、及び微小振動のフィルタリングを提供することを意図している。
さらに、本発明に係るラケットフレームの層は、有利なことには、(層のうちの1つの周りに任意に配置された補強シースを除いて)木材から作られる。このようにして形成された本発明のフレームは、75%以上が自然で再生可能な材料を使用しており、前記材料は特に強く、技術的であり、エコロジカルであり、そして商業的である前提を構成する。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、フレームは、異なる材料の少なくとも二層を含む積層から形成され、第一層は、フレームの内側に位置し、フレームの外側に位置する第二層より高い密度を有する。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層は、少なくとも2つの異なる材料の少なくとも三層から形成される。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層は、少なくとも3つの異なる材料の少なくとも四層から形成される。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層は、異なる木材のタイプの数種の層を含み、前記木材のタイプは、アカシア、バルサ、及びクルミから選択される。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層は、フレームの内側に位置し、さらに、メッシュの範囲を定めている少なくとも一層のアカシア層を含む。アカシアは、優れた機械的特性を有する木材である。それは非常に即応的であり、そして弾力的である木材である。メッシュの周縁部の内側に配置され、それは、メッシュとは反対側に位置する複数の層のうちの一層に対する優れたサポートを形成し、そして、他の層に対するその密度のために、メッシュの中心に向かって断面の質量中心を移動させることができる。任意の変形として、前記少なくとも一層のアカシア層は、二層のアカシア層で形成されることができる。前記二層は、それらの繊維が同じ方向に向くことができるように配置することができる。又は、逆に、本発明の別の任意の変形において、それぞれの繊維が互いに反対方向に向くことができるように配置することができる。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層は、フレームの外側に配置された少なくとも一層のクルミ層を含む。クルミは板目の低密度木材であり、微振動を効果的にフィルタリングする機能を提供する。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層は、少なくとも一層のバルサ層を含む。この材料は、その顕著な軽さのために高く評価されている。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、前記少なくとも一層のアカシア層と前記少なくとも一層のクルミ層との間に、前記少なくとも一層のバルサ層が挿入される。バルサ芯が顕著な圧縮強度を有し、大きな変形に対して優れたスタビライザーを形成する。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、少なくとも一層のバルサ層が、ガラス繊維、又は炭素、又は両者の混合物から作られたシース(gaine)内に収容される。前記シースは、隣接する層の全ての剛性と結合に貢献している。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、ガラス繊維のシースは、炭素糸(fils de carbone)又は玄武岩の糸(fils de basalte)から選択される強化材を含む。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、層は、合成樹脂の重合により接合される。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、積層木材の層は、断面の幅が実質的に下記の割合:
アカシア20〜40%、
バルサ30〜50%、
クルミ20〜40%
を示す。
本発明のさらなる有利な特徴によれば、ラケットは、テニスラケットである。
本発明は、添付図面を参照しながら本発明の非限定的な実施態様の以下の説明を読めば、より明確に理解されるであろう。すなわち
− 図1は、平らにおかれたテニスラケットの部分図であり、
− 図2及び図3は、線A−Aに沿った図1のラケットのフレームの断面の斜視及び断面の平面に垂直なそれぞれの図であり、
− 図4は、バルサ層及びその複合シースの一部の長手方向の斜視図である。
図1は、そのハンドルのないテニスラケットのフレームを表示する。従来は、フレーム(1)は、メッシュ(2)を形成するストリングを張る面の範囲を定める。添付の図では、ラケットは、ストリングなしで示されている。示すように、ハンドル(3)は、2つの連結アーム(4、5)によってフレームに接続されている。変形した例では(図示せず)、ハンドル(3)は、単一の中央アームによってフレーム(1)に接続されることができる。
本発明の本質的な態様により、そして図1〜3を参照し、フレーム(1)は、相互に隣接して配置された異なる材料の、少なくとも二層(6〜10)の曲がった積層から、少なくとも周縁領域において形成され、前記フレーム(1)の中立軸に垂直なものとして考えられる前記周縁領域閉鎖断面(T)において、前記断面(T)の質量中心(M)が、前記断面(T)の幅(L)の少なくとも5%の値で、前記断面(T)の面積的重心(S)に対して、メッシュ(2)方向にオフセットされるように、前記積層が形成され、前記幅は、前記断面(T)とメッシュ(2)の水平面との交差により定義されるものとする。
断面は、フレーム(1)の直径方向両側のものではなく、フレーム(1)の片方の線A−Aに沿ったものとのみ考えられるという意味で、「閉鎖(fermee)」であると言われる。質量中心は、断面の重さの中心(centre de poids)又は重心(barycentre)として定義される。前記質量中心は、断面積や断面の領域における密度の違い又はより正確な相対的な質量を考慮に入れる。面積的重心は、均一、例えば、全ての領域において、断面全体が全く同じ材料により作製され、全く同じ密度又は単位面積質量であると仮定した場合の、質量中心に対応する幾何学的な概念である。
本発明の特定の実施態様では、このオフセットは、10%ないし20%又はさらに多い割合であることができる。
同じ大きさのオフセットは、断面(T)の質量中心(M)とフレーム(1)の中立軸の間に設けられるということにもまた留意しなければならない。前記中立軸は、フレームの曲がりにも関わらず引っ張り又は圧縮力が理論上ゼロとなる仮想の線を形成するものと、従来通りに定義される。
図1〜3に示される本発明の特定の実施態様では、周縁領域がどのようなものでも、フレーム(1)が均一に形成される。断面は、このようにフレーム(1)の周縁上の任意の点で同じように形成される。隣接する層(6−9)は、従って、フレーム(1)の一般的な形状に対応する実質的に環状の形状を有している。
本発明の上記の定義によれば、換言すれば、その質量又は重量がメッシュに向かう、例えば、フレーム(1)の外側に向かうよりもむしろ内側に向かって、実質的に集中することができるように、フレームは、構成されると理解されよう。図1〜3に示された実施例においては、フレームは、質量又は重量の前記集中が、その周縁の全てに渡って均等に設けられるように構成される。
フレーム(1)は、このように異なる材料の少なくとも二層(6−9)を含む積層から形成され、第一層はフレームの内側に位置し、第二層よりも大きい密度であり、第二層はフレームの外側に位置する。
示された実施例においては、フレーム(1)は3つの異なる材料の4層の積層(6−9)から形成される。前記材料は、有利には木材である。木材のタイプは、アカシア、バルサ、クルミから選択される。前記木材のタイプは、木製のラケットにおける当業者に公知の従来の方法で接合され、屈曲される。特に、木材の層は、合成樹脂の重合によって一緒にオーブンで接合される。
示された実施態様では、2つの層(6、7)はフレーム(1)の内側に、例えば、メッシュ(2)に隣接して位置し、好ましくはアカシアである。アカシアは極めて即応的で弾力がある木材であるので、メッシュ(2)の内側にそれを配置し、他の2層(8、9)のための支持又は軸受要素へと変化させる。前記2層(8、9)はメッシュ(2)から外側に隣接して位置する。アカシアは相対的に高密度であるので、メッシュ(2)の内側に配列することで、メッシュ(2)の中心からの質量の距離のために、極慣性を減少させることができる。
それぞれの繊維が互いに逆向きであるように、アカシアの二層が配置されている。前記層は、このように頭から先まで配置されている。この配置により、その変形を制限する二層のアカシアの剛性を向上させる。
積層フレーム(1)はまた、少なくともアカシア層(6、7)に対して外側に、フレームの外側に配置されたクルミ層(9)を含む。クルミは、低密度木材であり、効果的に微振動をフィルタリングする機能を提供する。
ラケットフレーム(1)もまた、バルサ層(8)を備える。これは、二層のアカシア層(6、7)及びクルミ層(9)との間に挿入される。バルサ芯が顕著な圧縮強度を有し、そして大きな変形に対して優れたスタビライザーを形成することを特徴とする。
同様に有利な方法で、バルサ層(8)は、図2〜4に見られるガラス繊維のシース(10)内に収容されている。前記シースは、隣接する全ての層の剛性と結合に貢献している。シース(10)は、補強された中央層を形成するような方法でバルサ層(8)の周囲に配置される。アカシア層(6、7)及びクルミ層(9)は、屈曲及び接合に先立って、前記強化中央バルサ層(8、10)の前記のいずれかの側に配置される。
必要に応じてかつ限定的にではなく、ファイバーグラス(10)は、炭素糸又は玄武岩糸から選択される強化材を含む。
次のように断面(T)の幅(L)に対するそれぞれの木材層(6−9)の厚みを考慮すると、本発明によるラケットフレーム(1)は比例的に、次のように:
幅(L)の20〜40%はアカシアである(結合された全ての層)、
幅の30〜50%はバルサである、
幅の20〜40%はクルミである、
定義される。
図2に示すように、フレームは、丸みを帯びたエッジを有する長方形の一般的な形状を有する断面(T)を有する。層(6−9)は、長方形の長辺に平行に配向されている。こ
のように、フレーム(1)は、長方形の短辺に該当する、反対側の平行面上の異なる層(6−9)のエッジを目に見えるように残す。また、長方形は、内側、すなわち、メッシュ(2)の側に、変形する/ドーム形になることに留意されたい。二層のアカシア層(6、7)は、したがって、異なる厚さ及び形状とすることができる。
もちろん、本発明は、上述した実施態様に限定されるものではなく、全ての技術的均等物を含むものである。
例えば、本発明の変形の実施態様は、フレーム(1)の内側にアカシア単層を含むことができる。フレーム(1)の外側に、少なくとも二層のバルサ層又は少なくとも二層のクルミ層を備えることもできる。

Claims (15)

  1. 球技用、特にテニス用のラケットであって、
    メッシュ(2)を形成し、ストリングを張る面の範囲を定めるフレーム(1)と、
    前記メッシュ(2)の外側に向けて前記フレームから延びるハンドル(3)と、
    を含み、
    前記フレーム(1)は、相互に隣接して配置された異なる材料の、少なくとも二層の曲がった積層(6−9)から、少なくとも周縁領域において形成されること、
    前記フレーム(1)の中立軸に垂直なものとして考えられる前記周縁領域閉鎖断面(T)において、前記断面(T)の質量中心(M)が、前記断面(T)の幅の少なくとも5%の値で、前記断面(T)の面積的重心(S)に対して、メッシュ(2)方向にオフセットされるように、前記積層が形成されること、
    を特徴とし、
    前記幅は、前記断面(T)とメッシュ(2)の平面との交差により定義されるものとする、前記ラケット。
  2. フレーム(1)が、異なる材料の少なくとも二層を含む積層(6−9)から形成され、第一層は、フレーム(1)の内側に位置し、フレーム(1)の外側に位置する第二層より高い密度を有することを特徴とする、請求項1に記載のラケット。
  3. 積層が、少なくとも2つの異なる材料の少なくとも三層(6−9)から形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のラケット。
  4. 積層が、少なくとも3つの異なる材料の少なくとも四層(6−9)から形成されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のラケット。
  5. 積層が、異なる木材のタイプの複数の層を含み、前記木材のタイプは、アカシア、バルサ、及びクルミから選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のラケット。
  6. フレーム(1)の内側に位置し、さらにメッシュの範囲を定めている少なくとも一層のアカシア層(6、7)を、積層が含むことを特徴とする、請求項5に記載のラケット。
  7. 少なくとも一層のアカシア層(6、7)が、二層のアカシア層で形成され、前記二層のアカシア層の各繊維が、互いに反対方向を向くことができるようにそれぞれ配置されることを特徴とする、請求項5に記載のラケット。
  8. 積層が、フレームの外側に配置された少なくとも一層のクルミ層(9)を含むことを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載のラケット。
  9. 積層が、少なくとも一層のバルサ層(8)を含むことを特徴とする、請求項5〜8のいずれか一項に記載のラケット。
  10. 少なくとも一層のバルサ層(8)が、少なくとも一層のアカシア層(6、7)と少なくとも一層のクルミ層(9)との間に挿入されることを特徴とする、請求項9に記載のラケット。
  11. 少なくとも一層のバルサ層(8)が、ガラス繊維から作られたシース(10)内に収容されていることを特徴とする、請求項9又は10に記載のラケット。
  12. ガラス繊維のシース(10)が、炭素糸又は玄武岩の糸から選択される強化材を含むことを特徴とする、請求項11に記載のラケット。
  13. 層(6−9)が、合成樹脂の重合により一緒に接合されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のラケット。
  14. 積層の木材の層(6−9)が、実質的に下記:
    アカシア20〜40%、
    バルサ30〜50%、
    クルミ20〜40%
    の割合の断面の幅を示すことを特徴とする、請求項5〜13のいずれか一項に記載のラケット。
  15. ラケットが、テニスラケットであることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のラケット。
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